TOPはアリソン、昨季王者のデ・ヘアは…プレミアリーグのGKセーブ率ランキングに異変あり!

1位はリヴァプールのアリソン・ベッカーで、83.3%。2位はスパーズの主将ウーゴ・ロリスの81.1%で、3位は79.2%のエデルソン。今季プレミアリーグのセーブ率TOP3は、やはり上位クラブの守護神が占めています。「NBC Sports」の集計で70%を超えているGKを挙げると、77.1%のペトル・チェフ、76.0%で5位に入ったウルヴスのポルトガル代表GKルイ・パトリシオ、ハマーズでもシュートを打たれまくっているルカス・ファビアンスキが74.2%、ワトフォードのベン・フォスターとエヴァートンのジョーダン・ピックフォードが同率で70%。チェルシーで8失点に抑えているケパは69.7%と意外に低く、全体の9位というポジションです。

このランキングにおける最大の違和感は、昨季プレミアリーグでNo.1だったダヴィド・デ・ヘアの名前がないことです。2017-18シーズンではオンターゲット144本のうち115本をストップし、79.9%でぶっちぎりのTOPだったマンチェスター・ユナイテッドの守護神は、63本のうち42しか止めておらず、66.7%で12位に沈んでいます。セーブ率もさることながら、63本もシュートを浴びているという事実に愕然とします。最も少ないエデルソンは24、アリソンが30、ケパは33で、ロリスは37。セインツのマッカーシーや、クリスタル・パレスのヘネシーよりもデ・ヘアのほうが多く、昨季のゴールデングローブはクリーンシートが1回しかありません

「テレグラフ」がデ・ヘアの契約延長交渉が難航していると伝え、「Goal.com」は「彼は退団するかもしれない」という元コーチのコメントを紹介しています。マンチェスター・ユナイテッドの絶対的エースがクラブを離れることを検討しているのは、週給27万5000ポンド(約4000万円)というオファーの問題ではないでしょう。2011年の夏にマンチェスター・ユナイテッドに入団したデ・ヘアは、2年めにプレミアリーグ制覇を果たしたものの、その後の5シーズンは欧州も国内もビッグタイトル獲得のチャンスはなし。FAカップとリーグカップを制しただけに留まっており、2016-17シーズンのヨーロッパリーグ制覇はロメロのプレイを見守っていただけでした。

ペップ降臨後のマンチェスター・シティとの実力差は歴然としており、プレミアリーグ12節終了時点の勝ち点差を見ると、2016-17シーズンは8差、昨季も8、今シーズンは12とギャップは開くばかり。クリスマス前に目標をTOP4に切り替えるシーズンが続いているチームに、ビッグイヤーは望むべくもありません。既に28歳。ビッグセーブを連発しても、21発もノーチャンスのシュートを決められるクラブの将来を悲観するのは当然です。テア・シュテーゲン、クルトワ、オブラクが君臨するスペイン勢に加わるのは難しいとしても、パリやユーヴェならレギュラーポジション。マンチェスター・ユナイテッドが新たな契約を締結したければ、チャンピオンズリーグで上位に進出するか、来季に期待感を抱かせるしかありません。

ブラジル代表でレギュラーを争うアリソンとエデルソンは、クリーンシート7回で並んでおり、ボックスを出てクリアした回数はエデルソンが7回で3位、アリソンが6回で4位。キャッチしたボールを蹴らずにスローアウトした回数も、エデルソンが66回で2位、アリソンは60回で3位と上位に入っています(1位はとにかくつなぐボーンマスのベゴヴィッチ!)。ちなみにデ・ヘアは、ボックスを出てスイープしたのは1回のみで20位、スロー42回は9位。チーム戦術もGKに求められるスキルも新時代に突入しつつあるなかで、「稀代のショットストッパー」デ・ヘアはどんなキャリアを積み上げるのでしょうか。まずは今季、めざすはCL上位進出とプレミアリーグTOP4死守。できれば次のシーズンも、わがクラブのゴールマウスにいてほしいのですが…。


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途中出場の選手が7ゴール5アシスト!ウナイ・エメリの交代策的中シーンをプレーバック!

タイトルが、カッコイイですね。「What happened next? Eight Unai Emery substitutions that made an impact for Arsenal(その後、何が起こった?アーセナルにインパクトをもたらしたウナイ・エメリの切り札8人)」。若干、意訳ですが、日本語のほうも勇ましくしてみました。現地メディア「Squawka」の記事ですが、グーナーのみなさんは、これを読むとテンションが上がるのではないでしょうか。後半から登場する選手たちの活躍は、今季プレミアリーグにおける新生ガナーズの大きな変化のひとつです。「エメリについて、すぐに明らかになったのは、物事が計画通りにいかなければ変化を恐れないということである」。歴史小説のような表現で一気に本題に踏み込むレポートは、プレミアリーグの勝負どころで、のべ8人の交代選手たちが記録した7ゴール5アシストをプレーバックしています。

最初の1発はプレミアリーグ3節のウェストハム戦、92分のダニー・ウェルベック。アルナウトヴィッチに先制されたエメリ監督のチームは、モンレアルの同点弾とオウンゴールで逆転すると、75分に俊足の23番が登場。ベジェリンのグラウンダーをワントラップで蹴り込み、クラブの今季初勝利を決めました。2つめのゴールシーンは、4節のカーディフとのアウェイゲームです。開幕当初はフィットしていなかったルーカス・トレイラが、グエンドゥジに代わって70分にピッチに入ると、81分にラカゼットに速い縦パスを通して決勝ゴールを演出。多くのグーナーが待ち焦がれた本物のアンカーが、守備だけの選手ではないことを証明した瞬間でした。

8節のフラム戦は、エメリ監督の交代策が大ブレイクした一戦です。敵地クレイブン・コテージで1‐2とリードすると、とどめを刺したいスペイン人監督は、62分にオーバメヤン、67分にラムジーを投入。代わった直後に右サイドからカウンターを仕掛けたウェールズ代表MFは、オーバメヤンのラストパスをおしゃれなヒールキックでゴールに転がしました。79分にベジェリンのクロスを受けたオーバメヤンは、ル・マルシャンのチェックをものともせず反転して左足でフィニッシュ。90分にはラムジーのスルーパスでオーバメヤンが抜け出し、左隅に完璧なシュートを叩き込みます。ラムジーは1ゴール1アシスト、オーバメヤンは2ゴール1アシストの荒稼ぎ。「Squawka」は、ラムジーについて「今季のメインの役割は、サブの選手の力をマッチさせることではないか」と表現し、周囲に対する影響力をリスペクトしています。

フラム戦の後半から登場して2ゴールを決めたオーバメヤンは、次のレスター戦でも途中出場で2発をゲットしています。61分に登場したストライカーは、入って2分後にエジルの鋭いスルーパスで抜け出したベジェリンの折り返しを受け、ノーマークで最初のゴール。さらに3分後には、背筋がぞくぞくするエジルの筋書きで創られた決定機に、GKを釣り出した10番の横に入り込んで無人のゴールに流し込みました。「正しいタイミングで正しい代役を入れるゲームチェンジャー」。メディアが絶賛しているのは、交代策を的中させた指揮官のほうです。

リヴァプールとのシックスポインターでも、エメリ采配が貴重な同点ゴールを生み出しました。残り8分、ボックス左に流れたラカゼットに縦パスを通したのは、14分前にムヒタリアンと代わったイオビでした。コラシナツをウェルベックにスイッチし、イオビをSBに配するスクランブルで戦った指揮官の攻めの姿勢は、若いナイジェリア代表MFに伝わっていました。ユルゲン・クロップを「ストライカーを全員出してきた。ベルカンプやファン・ペルシも出てくるかと思った」と唸らせた超攻撃的仕様には、ヴェンゲル時代には味わえなかった爽快感がありました。

最後のゴール&アシストは、4日前のプレミアリーグ12節。エミレーツでウルヴスに0-1と敗戦寸前に追い込まれていた指揮官は、75分にエジルとコラシナツを下げ、ミキとラムジーで勝負しました。ラスト4分、ジャカのショートコーナーをラムジーがミキにつなぐと、右足でカーブをかけたクロスがゴール前を横切り、ファーサイドのネットに突き刺さりました。いや、素晴らしい。オールバックにポマードというインテリヤクザ風のいでたちは、見かけ倒しではありません。こういう試合が続くと、選手もサポーターも諦めなくなるんですよね。サー・アレックス・ファーガソンの攻めダルマの系譜を継ぐのは、ウナイ・エメリなのではないかという気がする今日この頃であります。交代選手のゴール&アシストでもぎ取った勝ち点は6。これらがなければ、アーセナルは勝ち点18でプレミアリーグ9位です。凄い…!


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今季プレミアリーグ解任第1号は、フラムのスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ…後任はラニエリ!

うわ、これはびっくり!インターナショナルマッチウィーク、別名「sacking season」が突如幕開けとなりました。今季プレミアリーグの解任第1号は、フラムのスラヴィシャ・ヨカノヴィッチ監督。チャンピオンシップで降格寸前だったクラブを、2年でプレミアリーグ復帰に導いた功労者ゆえ、もうしばらく猶予があるものと思っていました。何とまあ、間が悪い。昨日、「クラブは時間が必要と腹をくくっているのではないか」と書いたばかりです。「後任はクラウディオ・ラニエリ」と同時に発表されているのを見ると、クラブが必要としていた時間は、前任者がチームを立て直すためではなく、ベストな後釜と交渉するためのものだったようです。

レスターでプレミアリーグ制覇を果たした67歳の名将が、最近になって各地のスタジアムで観戦しているのをよくお見かけしておりました。その姿を確認するたびに「就活?偵察?」と邪推していたのですが、こんなシナリオが進んでいたとは全く想像できませんでした。シャイード・カーン会長は、「正しい判断と後任のプランなくして、変更を加えるというチョイスはなかった」とコメント。ご子息のトニー・カーン副会長兼FDと一緒に、この1週間で多数の候補と会ったと語っていることから、カーディフ、ボーンマス、ハダースフィールドと小さなクラブに3連敗したことが決定打とみるのが妥当でしょう。

9月29日にエヴァートンに敗れてから、プレミアリーグ6連敗。解任の報に触れた今、あらためてチームのスタッツを見れば、やむなしとしかいいようがありません。今季プレミアリーグワーストの31失点で、クリーンシートはゼロ。ベッティネッリをレギュラーで起用していたGKは直近の3試合でリコに代わり、最終ラインのオドイとル・マルシャン以外は試行錯誤が続きました。フォス=メンサー、チャンバース、モーソンら5人の新しいDFを預かった指揮官は、ベストチョイスを見つけられずに敗戦を重ねてしまいました。先発出場10試合以上のDFがゼロという数字は、セルビア人監督の迷いの跡です。

守備に難を抱えたチームに、レスターで堅守を築いたラニエリさんは適任でしょう。2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝は、開幕から8試合でデリート&シュラップの攻撃的なSBコンビに見切りをつけ、シンプソンとフクスを抜擢したのが最大のポイントでした。最終ラインさえ整備できれば、タレント揃いの攻撃陣も活性化するでしょう。最前線にプレミアリーグ5ゴールのミトロヴィッチ、左右には4発決めているシュールレと18歳の怪物セセニョン。23歳のカマラをサイドで起用し、シュールレをトップ下にまわすのもおもしろそうです。中盤センターは、セリとアンギッサの元リーグアンコンビ。最終ラインは、チャンバース、オドイ、モーソン、ル・マルシャンがベストだと思うのですが、正解はイタリア人の新監督に教えていただきましょう。

あのシーズンのように、シンプルな戦術を用いて徹底度を上げられれば、さすがラニエリ。チェルシー時代やレスターの2年めのように、3バック、4バックと布陣を変えまくってコケれば、やっぱりティンカーマン(こねくりまわし屋)と揶揄されるでしょう。過去10年で、秋に最下位チームを引き継いだ監督は4人。成功したのは、2008-09シーズンにファン・デ・ラモスからスパーズを預かって8位にジャンプアップさせたハリー・レドナップのみで、他の3例はいずれも最下位フィニッシュ。2015-16シーズンのアストン・ヴィラで、ティム・シャーウッドからバトンを受けたレミ・ガルデは、シーズン中に解任されるという最悪の結果に終わっています。

クラウディオ・ラニエリは、新戦力獲得に1億ポンド以上を投じたクラブをプレミアリーグに残すことができるでしょうか。選手のポテンシャルは、12位のブライトンや15位のバーンリーに引けを取らないと思われるのですが…。


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サラーとの共存OK!シェルダン・シャキリがリヴァプールの公式サイトをジャックしている理由。

シャキリ、シャキリ、シャキリ…。リヴァプールの公式サイトは、シャキリ祭りでも開催しているのでしょうか。13日までの5日間で、実に6本の記事がスイス代表MFのネタです。「ここに来られて満足。ユルゲンの下で多くのことを学んでいる」「他のチームの結果を気にしてはいけない。自分たちが最高のレベルであり続けることが重要」「プレミアリーグではまだ無敗だ。いいパフォーマンスだった。少し幸運だったが、ゴールを許さなかった。続けていこう」「素晴らしいファンがいる。またKopの前でゴールを決められた。いい感触だった。ロボ(ロバートソン)の絶品クロスとナイスフィニッシュ。とてもうれしいよ」。ご本人のコメントが大量に配信されているばかりでなく、「彼は期待に応えているか」と問われたクロップ監督の言葉も紹介されています。

「もちろん。これ以上何をいえる?」「決定的な瞬間のための男だ。それがどんなことなのか、続くのかを確かめないといけないね。またも素晴らしいパフォーマンスとファンタスティックなゴール、マジでクールだ!」

最下位のフラム戦でゴールを決めただけなのに…と捉えると、シャキリの素晴らしさを見誤ります。直近の6試合で2ゴール3アシスト。10分しか出ていないアーセナル戦を除くすべてのゲームで、記録に残る仕事をしており、インサイドMFとしてサラーと共存できることも証明しました。ターニングポイントとなったのは、移籍後のプレミアリーグ初先発となったセインツ戦でしょう。10分に左サイドで切り返しを入れ、思い切りよく放った右足のシュートが、シェーン・ロングとウェズレイ・フートに次々と当たってゴールイン。幸運な先制点の主役となったシャキリは、前半終了間際に右に鋭く曲がる見事なFKをバーに当て、サラーのゴールを生み出しました。この試合はハーフタイムで交代となりましたが、レッズでやれる手応えをつかんだ濃密な45分が、次戦からの躍動につながります。

スタンフォード・ブリッジのチェルシー戦で66分に登場したプレーメイカーは、89分に前が空いていたスタリッジにパスを通し、スーパーゴールをお膳立て。9節のハダースフィールド戦では、完璧なタイミングでサラーを走らせる縦パスを入れ、決勝アシストと移籍後初のフル出場を記録しています。直後に行われたCLのツルヴェナ・ズベズダ戦でも先発すると、45分にワイナルドゥムの縦パスをダイレクトでサラーに落とし、出場した3試合で3連続アシスト。サラーとのコンビネーションに磨きをかけたシャキリは、カーディフ戦では11番の縦パスを巧みに操り、左隅に流し込んで今季プレミアリーグ初ゴールをゲットしました。

フラム戦のゴールは、ご本人が述懐している通り、ロバートソンの超絶クロスが8割。多彩なキックが持ち味のレフティにとっては、左のサイドネットにボレーで流し込むのは難しい仕事ではなかったでしょう。開幕前はサラーの代役と目されていたシャキリですが、5つのゴール&アシストのうち、エースと入れ替わってピッチに立ったのはチェルシー戦のみ。他の4本は一緒にプレイしており、今やサラーを最もうまく使えるMFといっても過言ではありません。

2014-15シーズンにバイエルンで出番を失い、インテルでもパッとせずにストークに流れてきた司令塔が、欧州の頂点を争うトップクラブに返り咲きました。「バイエルンでロッベンやリベリーとやっていたので、新しいことは何もない。素晴らしい才能がある選手というのがどんなものなのかは既にわかっている。われわれはいいチーム、若いチームだ。とても良好なプロセスを辿っており、このチームにいることを誇りに思う。いいパフォーマンスで、ファンとコーチに恩返しするよ」。短い時間でも決定的なシーンを創れる27歳が、レッズにタイトルをもたらす重要な役割を演じるのを楽しみにしています!


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プレミアリーグに異変⁉「なぜ、今季は監督解任がゼロなのか?」を考察!

秋のインターナショナルマッチウィークは、プレミアリーグの監督にとって憂鬱な季節です。別名「sacking season」。降格ゾーンに転落したクラブが、新監督に準備する時間をあげられるこのタイミングを狙って、指揮官の解任を発表をするのを何度見てきたことか。昨季プレミアリーグでは、11月のブレイクまでに1/4のチームが監督交代に踏み切っています。就任から4戦4敗、ゴールセレブレーションを1度も見ずにクリスタル・パレスを追われたフランク・デブール。降格ゾーンにタッチした瞬間にシャッターが降りたのは、レスターのクレイグ・シェイクスピアとエヴァートンのロナルド・クーマン。解任の噂が絶えなかったスラヴェン・ビリッチは11月上旬にXデーを迎え、インターナショナルマッチウィークにはWBAのトニー・ピューリスが不振の責任を取らされました。

新監督として迎えられたマルコ・シウヴァ、フランク・デブール、マウリシオ・ぺジェグリーノが、全員1年持たなかった2017-18シーズンは、のべ13人の監督が解任されています。全日程を終了した後に解任となったデヴィッド・モイーズ、アントニオ・コンテとサム・アラダイス、22年の長い歴史にピリオドを打ったアーセン・ヴェンゲルまで入れれば17人。最も長く続いている監督はボーンマスで6年1ヵ月のエディ・ハウで、過去10シーズンで指揮官交代が10人未満だったのは2009-10シーズンのみというという激動激務です。ところが…。

2018-19シーズンは、12節を終えた時点で上位3チームが無敗、2勝以下が7チームもある格差社会が形成されています。いつもなら、4~5人のクビが飛んでもおかしくない状況ですが、任を解かれた指揮官はここまでゼロ!ジョゼ・モウリーニョを筆頭に、解任ゴシップの賑やかさは例年通りながら、実際にボタンを押したクラブはひとつもありません。「BBC」は、この珍現象(?)について、「Premier League: Is it unusual that no manager has been sacked yet?(プレミアリーグ:監督が未だ解任されていないのは普通じゃない?)」と題した記事を掲載しています。過去5年間で、最終順位が17位の「ぎりぎりセーフ」が挙げた1試合あたりの平均ポイントは0.94だったとのこと。14位ニューカッスル以下は全員アウトですが、このペースで最後までいけば、勝ち点25がボーダーラインという未曽有のシーズンになるそうです。

こんな記事を読むと、2つの疑問が浮かびます。「sack or stay、どちらがいいのか?」「今季はなぜ、どのクラブも動かないのか?」。前者は「BBC」が事例を紹介しているのですが、これがまたおもしろい!過去10年で、10月~11月に監督解任となった14のケースは「9勝4分1敗」。9つのクラブが順位を上げて降格を免れ、変わらなかったのは4クラブ。唯一順位を下げたのは、トニー・ピューリスをアラン・パーデューに代えて17位から最下位に落ちた昨季のWBAです。順位が変わらなかった4つのうち、3つまでが「最下位ステイ」で、残るひとつは「3位なのにディ・マッテオがクビを斬られ、ベニテスが後を継いだ2012-13シーズンのチェルシー」という特殊事例。最下位以外のクラブが秋に監督を代えれば8勝1敗で、「残留させた場合の結果は定かではないが、少なくとも劇薬は効果あり」という結論です。

解任がない理由については「BBC」の考察がないので、私の見立てを紹介させていただきます。「勝ち点4差のなかに7クラブというダンゴレースなので、どのクラブもまだいけると考えており、危機感が薄い」「現在の下位クラブは実績豊富なベテラン監督揃いで、残留・昇格の功労者が多い」。ラファエル・ベニテスはマグパイズのサポーターのヒーロー、バーンリーのショーン・ダイクはクラブをEL予選に導いたベストマネージャー。クリスタル・パレスのロイ・ホジソンはフランク・デブールの失敗をフォローしており、ハダースフィールドのデヴィッド・ワグナーはクラブからの信望が厚い監督です。

緊縮財政でろくに補強していないカーディフは、ニール・ワーノックを代えても大きく変わるとは思えず、最下位フラムのスラヴィシャ・ヨカノヴィッチはクラブ改革の功労者。セリ、モーソンなど11人の獲得に1億ポンド以上を投じたクラブは、チーム内の交通整理に時間が必要と腹をくくっているのではないでしょうか。最も危ういのは、監督に対する評価が厳しいセインツを17位に停滞させているマーク・ヒューズで、8戦連続勝利なしのチームを降格ゾーンに落とした瞬間、今季最初のブザーが鳴るのではないかと思われます。果たして、クリスマスまで全員持つのか?ブックメーカー「ウイリアム・ヒル」のオッズは、ヨカノヴィッチが1.50倍、マーク・ヒューズが3.25倍。マドリード行きの噂があったマウリシオ・ポチェッティーノが11倍で続いており、ジョゼ・モウリーニョは13倍、「シーズン中の解任なし」はユルゲン・クロップ解任と同率の101倍ですが…!


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HN:
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男性
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ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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