2016-17シーズン現地観戦記~(4)鬱屈と情熱のアンフィールド~リヴァプールVSアーセナル

現在、イギリス滞在中の本ブログ特派員が送るプレミアリーグ現地観戦記。FAカップのリンカーン戦に続く第2弾は、プレミアリーグ27節のリヴァプールVSアーセナル、お伝えしたいのは「アンフィールドの今」であります。赤いユニフォームの選手たちだけでなく、ライバルクラブの選手、監督、サポーターの多くが、「あそこの雰囲気は最高」と畏怖と敬意を込めて語る聖地には、どんな空気が漂っているのでしょうか。さっそく、レポートしていただきましょう。では、どうぞ!


リヴァプールの本拠地アンフィールドといえば、イングランドでいちばんチケットが取りづらいスタジアムといっても過言ではないかもしれません。聞くところによると、地元のサポーターも、シーズンチケットを手に入れるまで25年待ったという話もあるというほど。25年……四半世紀にもわたり変わらぬ愛と情熱を持ち続けることができるサポーターの集団と思えば、テレビカメラ越しにさえ伝わってくる熱気にも納得がいくというものです。今回、幸運にもそんなアンフィールドに乗り込む機会を得て、(もちろんアウェイサポーターとして)行ってまいりました。

実は、アンフィールド自体には、今までにも2度訪れたことがあります。2度ともお隣のグディソンバークでの試合を観に行った機会に立ち寄ったもので、立て込んだ住宅地の中にドンとそびえる様子には威厳を感じたものの、古さや天気、町の雰囲気もあって若干荒涼としたムードも感じたものでした。しかし、今回初めてマッチデーに訪ねてみてそのイメージは一変。「やはりスタジアムは人が集まってこそ」なのか、あるいはそこがリヴァプールだからなのか、とにかく、人々の活気とどこかポジティブなムードは非常に印象的です。我らがヴェンゲル監督をはじめ、他チーム関係者までが「プレミアリーグNo.1のスタジアムはアンフィールド」とうっかり評してしまう、そんな魅力がスタジアムの外にまで溢れています。

まずはスタジアム周りをぐるりと1周してみます。公園に面した裏門側にはファンゾーン。フィッシュ・アンド・チップスやバーガーなどを売るストールが並ぶほか、子ども用と思しきミニサッカーコーナーがあり、ボールを蹴る子供たちをお父さん連中が見守っています。ファンゾーンの入口隣には、アンフィールド名物の露店、"Everpool"。隣り合う2つのクラブ、エヴァートンとリヴァプールを足して2で割った店名(カラーリングも青と赤)と思われますが、お隣同士としては最も友好的と言われる両クラブならではの存在といえるでしょう。

その向かい側にある門が、"You will never walk alone"の文字が掲げられた「シャンクリーゲート」です。

住宅地に隣接した道を回り込んで正面側に出てみると、さすがにものすごい人です!露店も、公式グッズを売っているような店からゴミ箱の上で店開きしているピンバッジ屋(しかもけっこう流行っている)まで数も豊富。行列ができているパブも、スタジアムの外周だけでざっと4、5軒はあるでしょうか。プレミアリーグのマッチデーの雰囲気を凝縮したような光景が広がっています。

正面ゲートは公式ショップのある側。ショップ内も覗いてみましたが、グッズの種類も量も豊富で、ファンならずともお土産の買い物が楽しそう。ジョークをプリントしたTシャツはちょっとしたイギリス名物(?)ですが、そんなデザインのTシャツも公式ショップで扱われています。

さらにぐるっと回り込むと、今シーズン増設された噂のスタンドが出現します。ここまではどこか雑然として、それが魅力でもあったのですが、このスタンドについてはさすがにモダンで美しく立派そのもの。スタンドの一画には、ヒルズボロの悲劇で亡くなった方の慰霊碑もあり、多くのサポーターが入れ替わり立ち代わり足を運んでいます。ただ、詳しい方の話によると、増設された席の多くは、値段の高い、いわゆる「クラブレベル」に類する席なのだそうで、庶民的なKOP(リヴァプールサポーターの愛称)のみなさんのことを思うと残念な気も……そんな思いで見ると真新しいスタンドもモダンすぎてちょっと味気ない感じもしますが、今後歴史を重ねていく中で、これも素晴らしいアンフィールドの一部となっていくことを祈りましょう。

さて、スタジアム内です。入ってすぐ、ゴール裏に網が張られていることに愕然としたのですが(本来、こういう障害物がないことがプレミアリーグのスタジアムの大きな魅力です)、聞けばウォーミングアップ中にボールがスタンドに飛び込んでくるのを防ぐためのものとのことで、確かに、ウォーミングアップが終わるや否や迅速に片づけられました。逆に、ゴールラインと最前列が非常に近いクラシックなプレミアリーグのスタジアムならではの対策といえるのかもしれません。ちなみにこの試合、アーセナルのアレクシス・サンチェスがスタメンに入らず、試合後にはその理由についてさまざまな報道が飛び交いましたが(サンチェスのわがままぶりが目に余るのでスタメンを外されたとかなんとか)、あらためて見てみるとアップ時のサンチェスの表情は明るく、そんな理由ではなかったんじゃないかな?と思わずにはいられません。

ホーム側のスタンドに目を向けてみると、アップ中から大旗やら何やら非常ににぎやか。アーセナル戦というビッグマッチだからなのか、それともいつもこうなのか、さすがに聞いていた通りの情熱的なスタンドです。そして試合開始時刻の"You will never walk alone"の大合唱。マスコットの"Mighty Red"も見守るなか、スタンドはまさに揺れんばかり。ロンドン在住のアーセナルサポーターの友人がよく、「全員で歌える歌があるのは本当にうらやましい」と言うのですが、実際にアンフィールドでこの大合唱を聞いてその意味を実感しました。「歌がある」というだけなら他のクラブにもあるのですが、やはりこの歌は、歌詞も含めてその美しさも大きいと思います。ヒルズボロの悲劇のような苦難の歴史、おそらくは恵まれているとはいえない地方都市の暮らし(現に、口の悪いアーセナルサポーターなどは、"You will never get a job"なんていう替え歌で彼らを揶揄します)……そんなビハインドを背負っているからこそ、この歌が力を持つということもあるのでしょう。

試合内容については、もはや多くを語りますまい。この日のビッグマッチで敗戦したアーセナルが、このあとのバイエルン戦も含めて絶不調のどん底にあるのは皆さんご存じの通りです。アウェイスタンドの雰囲気もそれを映し出すようなフラストレーションに満ちたもの。私のすぐ近くだけでも、スチュワードの再三にわたる注意を無視して警察に連れていかれた人がひとり、隣のサポーターに殴りかかってやはり警察につまみ出された人がひとり。2点目を失ったときには、"Where is our manager♪(オレらの監督はどこにいるんだ?)"と、オペラ『リゴレット』のアリア、「風の中の~羽のように~」のメロディーで歌うチャントも飛び出して、アウェイ席は何とも言えないやさぐれた雰囲気に包まれていました。そんなアウェイサポーターに向かって、遠慮なく勝ち誇るチャントを浴びせてくるリヴァプールサポーター。それも腹立たしいというよりはむしろ「アッパレ」という感じ。いよいよアーセナル愛を試される局面ではありますが、これもまたサポーター道というものです。

ということでこの日のレポートは終わりにして、最後に、リヴァプールで現地観戦をしたい人向けの情報を。一般席の売り出し方が特殊で、とにかく非常に取りにくいアンフィールドでは、「ホスピタリティ・パッケージ」がおすすめです。観戦チケットとスタジアム内外のレストランでの食事がセットになったパッケージで、一般の席と比べると割高ではありますがその分完売しにくく、比較的試合間近に買える場合があるのです。公式サイトから簡単に買うことができ、クラブのメンバーシップに加入していなくても買えるという点も「一度行ってみたい」というライトなファンにはメリットでしょう。割高といっても、ロンドンなどと比べると場所柄もあってか超お手頃で、価格はだいたい100ポンド~200ポンドの間。比較するためにアーセナルのマンチェスター・シティ戦のホスピタリティ・パッケージを見てみたら、最低価格でも960ポンド。え?マジですか!? スタジアム内でのレストランでのディナーと特別席での観戦がセットになっているとはいえ……そりゃみんな現状の成績に文句をいいたくなるワケだよね…(と最後は無駄に凹んだ特派員なのでありました)。


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候補はチェルシーから3人、ストライカーを2人…「スカイスポーツ」がPFA最優秀選手を大胆予想!

早いものです。「PFA Player of the Year: N’Golo Kante is favourite but who will win?(PFAの年間最優秀選手:エンゴロ・カンテは気に入られているが、勝つのは誰?)」という「スカイスポーツ」の見出しを目にして、今季のプレミアリーグも、もう終わるのだなとあらためて感じました。プレミアリーグ名物のPFA年間最優秀選手(The Professional Footballers' Association Players' Player of the Year)は、「選手が投票するMVP」として有名で、2004-05シーズンの受賞者ジョン・テリーは「週末戦っているライバルから選ばれるのは光栄」と、この賞がいかに名誉であるかを力説しています。過去5シーズンの受賞者は、ファン・ペルシ、ガレス・ベイル、スアレス、アザール、マフレズ。5人中3人が優勝チーム以外から選出されていることからも、プレミアリーグの選手たちがチーム力に捉われずに個人をリスペクトしているのがわかります。「スカイスポーツ」は、今季の候補として、5人の選手をチョイス。チェルシーの3人に加えて、チームを牽引する2人のストライカーを挙げています。

コンテ監督の3-4-3の軸となったエンゴロ・カンテ、完全復活を遂げた一昨年のMVPエデン・アザール、勝負強さが光るジエゴ・コスタ。現在プレミアリーグ得点王のロメウ・ルカクと、印象に残るゴールでチームに変化をもたらしたズラタン・イブラヒモヴィッチも候補としています。大本命は、「地球上の71%は水で覆われている。残りの29%はエンゴロ・カンテがカバーしている」と、クラブOBのデザイーさんが絶賛するセントラルMFです。異なるクラブで2年連続のプレミアリーグ制覇となれば、リーズとマンチェスター・ユナイテッドで勝ったエリック・カントナ、チェルシーからレスターとカンテの逆コースで達成した「幸運なサブGK」シュウォーツァーに続く3人めの快挙。タックル数が100を超えるのは、プレミアリーグNo.1の106回を数えるエヴァートンのイドリサ・グイェとカンテだけです。口数の少ないチームプレー志向のMFは、自分に対する称賛よりもチェルシーの優勝が大事と強調しています。

「今季の自分の出来には満足している。多くのリスペクトをもらえるのは光栄だけど、謙虚な姿勢を失いたくない。大事なのは、最終的に素晴らしい結果を残すことだからね。チェルシーに移籍したのはいい判断だったと思う」(エンゴロ・カンテ)

昨シーズンはプレミアリーグ31試合出場ながら、4月末からの消化試合のような4試合で4ゴールを決めただけと失意のシーズンを送ったエデン・アザール。コンテ監督と出会った今季は、26試合11ゴールと復調し、2回めのMVPを視野に捉えています。ドリブル成功119回はリーグTOP。マンチェスター勢やアーセナルなど、強豪の心を折る素晴らしいゴールを決めているのも印象的です。「コンテのフォーメーションでは、左に(マルコス・)アロンソがいるから自分はより中に入る。サッカーは足元にボールを置くだけじゃないとわかってきたよ。ボールを奪取したら敵陣深くまで走らないといけないし、ときにはゴールに向かう必要もある」。プレイの幅は、モウリーニョ監督の下で優勝したシーズンより確実に広がっており、戦った選手たちの票が彼に集中する可能性は低くないと思われます。

前半戦を18試合出場14ゴールで折り返したジエゴ・コスタは、2016年はMVP候補の筆頭でしたが、年が明けてからは3ゴールとペースダウン。アトレティコ・マドリードに復帰したいと懇願したため、シーズン当初はコンテ監督との関係がよくなかったと語るストライカーは、結果を出すことで新指揮官の信頼を勝ち取りました。決勝ゴールや同点ゴールが多い彼の活躍が、28試合22勝というチェルシーの驚異的な勝率を支えているのだと思われますが、インパクトが強いアザールとコンスタントなカンテには勝てないかもしれません。マンチェスター勢と当たる4月に優勝を決定づける素晴らしいゴールを決めることが、選ばれるための必須条件のような気がします。

「今季の(マンチェスター・)ユナイテッドにおける真のリーダー」(イブラヒモヴィッチ)、「ゴール前のエキスパート。24歳になる前にプレミアリーグで80ゴールを決めた4人めの選手」(ルカク)と、「スカイスポーツ」が称賛するストライカー対決なら、ダンカン・ファーガソンが持っていたエヴァートンのクラブ記録である60ゴールを更新したベルギー代表FWに軍配が上がるのではないでしょうか。プレミアリーグTOPの枠内シュート43本で並ぶ2人は、シュート数No.1のズラタンがしばしばチャンスを逃すのに対して、シグルズソンやポグバよりも打った本数が少ないルカクは、他のストライカーなら決められない場面でもあっさり射抜いてしまう印象があります。

イギリスメディアの予想は、カンテ、アザール、ズラタンの順で、ジエゴ・コスタとルカクがその次です。私の本命はアザール。「スカイスポーツ」が挙げていない選手では、デル・アリとマネを候補に入れたくなります。みなさんは、誰が選ばれると思いますか?


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おつかれさまポドルスキ!得意の強烈ミドルが突き刺さり、ドイツがイングランドに1-0勝利!

2017年3月22日、ドルトムントの本拠地シグナル・イドゥナ・パークで開催された国際フレンドリーマッチ、ドイツVSイングランド。しばらく前までは、プレミアリーグで活躍する選手たちがどんなプレイを見せてくれるかという漠然とした興味しかなかったのですが、キックオフが近づくにつれ、「何が観たいのか」が明確になってきました。ルカス・ポドルスキの代表引退試合、しかも初めてのキャプテン!イングランド代表が3バック!これは見逃せません。ポドルスキといえば、思い出すのは2013年7月のアーセナルのアジアツアー。浦和レッズとのゲームを控えた彼らを見てみようと、公開練習とファンミーティングに潜入したのですが(当時のレポートはこちらです)、コシールニーやファビアンスキがファンの質問に答えるトークショーの最後に、ちょんまげのヅラをかぶって登場したポドルスキの姿が忘れられません。明るくて率直なドイツ人は、最後の舞台を控えて、少し感傷的になっていたようです。

「(ドイツ代表として)13年以上もの長い間、僕は素晴らしい時を過ごせた。今は不思議な感覚だ。さようならをいう機会を作ってくれたことに感謝している」「2006年に母国で開催されたワールドカップは貴重な体験だった。選んでできることじゃないからね」「最後のゲームにキャプテンとして出場できるなんて最高だね。感謝しかないよ」

メモリアルな試合という雰囲気を漂わせていたドイツに対して、イングランドのほうは新しいフォーメーションと選手を試す場として、この一戦を捉えていました。マイケル・キーン、ケーヒル、スモーリングの3枚を最終ラインに据えたサウスゲート監督のフォーメーションは、チェルシーの3-4-3というよりトッテナムの3-4-2-1に近い形です。WBにカイル・ウォーカーとバートランド。セントラルには4年7ヵ月ぶりに代表に復帰したリヴァモアと、このシステムには慣れているエリック・ダイアー。プレミアリーグで好調のララナと今や中心選手のデル・アリが2列めに並び、最前線にはジェイミー・ヴァーディです。

ポドルスキ、トニ・クロース、ヴェルナー、ブラント、サネがスタメンに並び、シュールレ、エムレ・ジャン、ムスタフィとプレミアリーグファンにはなじみ深い名前がベンチに控えるドイツに対して、イングランドは6分に決定機をつかみます。デル・アリの素晴らしい縦パスで抜け出したジェイミー・ヴァーディが、GKシュテーゲンをかわそうとして転倒しますがノーホイッスル。直後のCKを叩いたマイケル・キーンのハーフボレーは、惜しくもバーの上を越えていきます。イングランドは、リヴァプールとトッテナムを足して2で割ったようなシンプルなサッカーを展開。ただ縦にいくだけでなく、ボックス脇に入った選手に巧みなパスを通すなど引き出しが多いカイル・ウォーカーは、SBでもWBでもプレミアリーグNo.1ではないでしょうか。31分のララナの突破は、ドルトムントの地にクロップスタイルを逆輸出したかのような見事なカウンター。タッチの長さもコースも間違えずにシュテーゲンとの1対1に持ち込んだララナは、満を持して左足のシュートをクロスに放ちますが、ポストに弾かれてしまい先制点はお預けです。

36分にサネのパスを受けたポドルスキは、強烈なミドルをバーの上に浮かします。ヴェルナーの突進をとっさのフェイントでかわし、左サイドに悠々とつないだジョー・ハートの足技を、ペップは評価するでしょうか。40分、エリック・ダイアーのFKはうまく落ちず、シュテーゲンは余裕をもって見送ります。直後、イングランドに3度めのチャンス。左サイドでプレスをかけてボールを引っかけたララナは、さすがクロップサッカーの申し子。ヴァーディが右でフリーだったデル・アリに冷静につなぐと、前にGKしかいなかったデル・アリは、プレミアリーグ14ゴールのアタッカーらしからぬ正直すぎるシュートをシュテーゲンにぶつけてしまいます。

0-0で折り返した後半、最初のチャンスは47分のドイツのCK。ジョー・ハートとマイケル・キーンが重なってしまい、パンチが弱くなったところをブラントが左足ボレーで狙いますが、ボールは左のポストの脇を抜けていきます。53分、イングランドのカウンターは、今度はレスターの香り。自陣で奪ったリヴァモアが右に流れたヴァーディに長いボールを通すと、クロスにファーから突っ込んだデル・アリは、左足のシュートが当たり損ねとなってしまいます。53分にラインの裏に飛び出したポドルスキは、浮き球をうまくミートできず。55分に右サイドからデル・アリが仕掛けた速攻は、中央でパスを受けたエリック・ダイアーが右にまわって速いクロスを入れるも、シュテーゲンに弾かれて味方に通りません。

58分のCKは、ケーヒルがヘッドでコースを変えると、左にいたデル・アリのダイレクトショットはヘクターがブロック。この後、本日の主役が見事な先制点をゲットします。トニ・クロースが途中出場のシュールレをポストに使うと、落としをもらったポドルスキが左足一閃、ジョー・ハートは触れず!これだけ鮮やかなミドルシュートを毎週見せられれば、ヴィッセル神戸のサポーターは大喜びでしょう。73分にマイケル・キーンのクリアを体に当ててそのまま持ち込んだサネの左足シュートは、ジョー・ハートがファインセーブ。ポドルスキは85分にルディに後を譲り、長かったドイツ代表生活にピリオドを打ちました。2点めを狙って最後まで攻めたドイツはシュートコースに入られて枠に飛ばせず、そのままタイムアップ。「概ね明るく少しだけ感傷的なポドルスキ劇場」という舞台装置に遠慮したかのようにイングランドは決められず、1-0で世界王者に敗れました。

3バックの間に入られるととたんにマークが緩くなるなど、連携は今ひとつだったイングランドですが、フィニッシュまでのボールの運び方はよかったと思います。ああ、それにしてもポドルスキ。「素晴らしい映画のようだった」と振り返った決勝ゴールと、ピッチを去る際のサポーターの大歓声に心が震えました。おつかれさまでした。その類まれなシュート力で、これからは日本のサッカーファンを魅了してください。あの余興から3年8ヵ月、プレミアリーグを去ってトルコに渡ったアタッカーが、31歳になっても昔と変わらず情熱的に戦っているのを見て、安堵のような余韻を感じた一戦でした。次につながるサッカーを見せてくれたイングランド代表については、3月26日にウェンブリーで行われるリトアニア戦で、前のめりに堪能させていただこうと思っております。今日は、ただただポルディで。


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プレミアリーグ2016-17も残り10試合…「スカイスポーツ」がTOP7の対戦相手をチェック!

プレミアリーグ優勝は、2位トッテナムに勝ち点10差をつけたチェルシーで決まりのようですが、スパーズの下を見渡すと、勝ち点9の間に6クラブがひしめく大混戦。イギリスメディア「スカイスポーツ」は、「Who will finish in top four in Premier League? Who has the best run-in?(どのチームがプレミアリーグをTOP4で終えるのか?最高の追い込みを見せるのは?)」と題し、エヴァートンまで含めたTOP7について残り試合の相手関係をチェックしています。

記事同様、首位のチェルシーから見ていきましょう。コンテ監督のチームが残している上位対決は、マンチェスター勢とエヴァートン。マンチェスター・ユナイテッドにはスタンフォード・ブリッジのプレミアリーグとFAカップで今季2連勝。エヴァートンも苦にしないチェルシーが、ここから大崩れするとは考えられません。やっかいなのは、負けなくなったマンチェスター・シティと、アウェイのWBA戦でしょう。「スカイスポーツ」は、次のクリスタル・パレス戦でふくらはぎを痛めているエデン・アザールを欠くことを懸念材料として挙げていましたが、ウィリアンとペドロが好調なチームが下位に取りこぼすことはないと思われます。興味は「チェルシーが優勝するか」ではなく、「チェルシーが4位争いにどんな影響を及ぼすか」ではないでしょうか。

■チェルシーの対戦相手(青字は対TOP7)
クリスタル・パレス(H)、マンチェスター・シティ(H)、ボーンマス(A)、マンチェスター・ユナイテッド(A)、サウサンプトン(H)、エヴァートン(A)、ミドルズブラ(H)、WBA(A)、サンダーランド(H)、ワトフォード(H・日程未定)


2位のトッテナムは、プレミアリーグ創設以来初めて仇敵アーセナルの上で追われるかもしれません。ホワイト・ハート・レーンのノースロンドンダービーは必勝。もうひとつ残している上位対決のマンチェスター・ユナイテッド戦も無敗のホームで戦えます。気になるのは、ハリー・ケインの負傷と、元気を取り戻したチームとのアウェイゲームが多いことです。ホームで9勝2分3敗と滅法強いバーンリー、監督交代後に巻き返しモードに入ったスワンズ、クリスタル・パレス、レスターは、いずれも気が抜けません。昨季のような最後の停滞がなければ、ポチェッティーノ監督のチームは2年連続でチャンピオンズリーグ本大会にストレートインです。

■トッテナムの対戦相手
バーンリー(A)、スウォンジー(A)、ワトフォード(H)、ボーンマス(H)、クリスタル・パレス(A)、アーセナル(H)、ウェストハム(A)、マンチェスター・ユナイテッド(H)、ハル・シティ(A)、レスター(A・日程未定)


現在3位のマンチェスター・シティは、次戦からアーセナル、チェルシーと続く「ロンドン詣で」が最大の関門。連勝なら3位以内キープに大きく近づく一方で、アーセナル戦に敗れるだけで6位までのクラブがすぐ後ろに迫ってきます。プレミアリーグ7試合連続無敗を続けているペップのチームの懸念は、TOP7の直接対決で負け越していること。既に2戦消化したエヴァートン、トッテナム、リヴァプールから勝利を挙げられず、2勝3分4敗。厳しいプレスを仕掛けてできるだけ前でボールを奪い、少ない手数でゴールを陥れようとする速攻型のチームに苦戦しています。ペップにとって、チェルシーは最もやりにくいチームなのではないでしょうか。マンチェスターダービーを含む3つの上位対決で勝ち越すことが、チャンピオンズリーグの出場権を得るための至上命題です。

■マンチェスター・シティの対戦相手
アーセナル(A)、チェルシー(A)、ハル・シティ(H)、サウサンプトン(A)、マンチェスター・ユナイテッド(H)、ミドルズブラ(A)、クリスタル・パレス(H)、レスター(H)、ワトフォード(A)、WBA(H・日程未定)


暫定で4位ながら、ライバルより1~2試合多く消化しているリヴァプールは、取りこぼしという悪癖を抑えられなければヨーロッパリーグにまわることになります。TOP7との対戦では6勝5分と無敗で勝ち点23を挙げているのに対して、下から6チームとなると10試合で勝ち点19。次戦のマージ―サイドダービーで上位対決を終えてしまうのは、彼らにとっていいことではないのかもしれません。いちばんのウイークポイントは、攻撃陣の層の薄さ。ダニー・イングスとスタリッジを欠くクロップ監督は、リードされたときに使えるカードがオリギしかなく、負傷者が出れば一気に苦しくなります。後半戦に入って3勝4分3敗と停滞気味のチームは、プレミアリーグ11戦無敗を記録した秋の勢いを取り戻すことができるでしょうか。追ってくるマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、エヴァートンがそれぞれとの直接対決を残しているのは希望ではあるのですが…。

■リヴァプールの対戦相手
エヴァートン(H)、ボーンマス(H)、WBA(A)、クリスタル・パレス(H)、ワトフォード(A)、サウサンプトン(H)、ウェストハム(A)、ミドルズブラ(H)


アーセナルをかわして5位に浮上したマンチェスター・ユナイテッドは、今後の対戦相手が最も厳しいチームです。マンチェスター・シティ、アーセナル、トッテナムとのアウェイ3戦を含む5つのシックスポインターをうまくさばけるかどうかで、2位に食い込むか7位まで落ちるかが決まります。ヨーロッパリーグを戦いながらの終盤戦となることと、ここにきての負傷者続出が2大ネック。「スカイスポーツ」は、内弁慶バーンリーと敵地ターフ・ムーアで戦わなくてはならないことも、このチームのリスクとして指摘しています。

■マンチェスター・ユナイテッドの対戦相手
WBA(H)、エヴァートン(H)、サンダーランド(A)、チェルシー(H)、バーンリー(A)、マンチェスター・シティ(A)、スウォンジー(H)、アーセナル(A)、トッテナム(A)、クリスタル・パレス(H)、サウサンプトン(A・日程未定)


この時期、アーセナルが6位に沈んでいることだけでも、既に事件です。「アーセナルが1995‐96シーズン以来初めてTOP4を逃す年になるだろうか?」と、現地メディアが落ちる可能性のほうを強調している通り、現在のこのチームに明るい材料が少ないのも事実。マンチェスター勢とトッテナムに負けようものなら、5位に残るのも厳しくなるでしょう。チェフが戦線離脱することが決まった今、メスト・エジルの復調とジルーやウェルベックの固め獲りに期待したいところ。来季監督問題の鎮静化も、チームが試合に集中するための良薬になるかもしれません。

■アーセナルの対戦相手
マンチェスター・シティ(H)、ウェストハム(H)、クリスタル・パレス(A)、ミドルズブラ(A)、レスター(H)、トッテナム(A)、マンチェスター・ユナイテッド(H)、ストーク(A)、エヴァートン(H)、サンダーランド(H・日程未定)、サウサンプトン(A・日程未定)


2試合少ないアーセナルと勝ち点で並んでいる7位エヴァートンは、既に29試合を消化しており、2004-05シーズン以来12年ぶりのTOP4は難しい状況。彼らの現実的な目標は、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルを直接つぶしての5位フィニッシュでしょう。マンチェスター・ユナイテッドがEFLカップで優勝し、FAカップの4強がTOP6のみとなったため、7位をキープできればヨーロッパリーグ出場権に手が届きます。2年連続で順位テーブルの真ん中より下に低迷したチームを預かったクーマン監督にとっては、悪くない初年度となりそうです。

■エヴァートンの対戦相手
リヴァプール(A)、マンチェスター・ユナイテッド(A)、レスター(H)、バーンリー(H)、ウェストハム(A)、チェルシー(H)、スウォンジー(A)、ワトフォード(H)、アーセナル(A)


チェルシーの優勝は確実、トッテナムのTOP4フィニッシュは有望、マンチェスター・シティはロンドン2連戦次第、上位と5試合を残しているマンチェスター・ユナイテッドは苦しげ、取りこぼしが多いリヴァプールと不振のアーセナルは自らとの戦い…といった見通しです。4つの椅子を巡る争いは、例年以上に多くのクラブに可能性が残っており、最後まで盛り上がりそうです。4位以内を予想しろといわれれば、チェルシー、マンチェスター・シティ、この後が難しいんですよね…。


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プロフィール

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makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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