【Wolves×MAN.UTD】ポグバPK失敗…マンチェスター・ユナイテッドは痛恨のドロー!

プレミアリーグ開幕戦は、チェルシーに4‐0快勝。ウルヴスとのアウェイゲームに勝てば、たった2試合ながら首位に立つことになります。マグワイア、ワン=ビサカ、ダニエル・ジェームズといった新戦力が、緒戦から結果を出してくれたマンチェスター・ユナイテッドは、マンデーナイトのモリニューでもベストメンバーを揃えることができました。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、MFマクトミネイ、ポグバ、リンガード、前線にマルシアル、ラシュフォード、ダニエル・ジェームズという布陣です。キックオフから、マンチェスター・ユナイテッドのポゼッションで5分が経過。3バックとWBがゴール前に引いて対応するウルヴスは、虎視眈々とカウンターのチャンスを窺っています。

両者とも、最初のCKは味方に合いません。マン・ユナイテッドはウルヴスの守備網を崩せず、シュートがないまま15分が過ぎました。18分、ポグバのロングフィードが左に流れたラシュフォードに届くと、プレミアリーグ開幕節で2ゴールのストライカーはフェイントを入れてきわどいクロスをファーに送ります。飛び込んだマルシアルはうまく触れず、ボールは右にアウト。サイドを崩せずにボールをまわしていたマン・ユナイテッドは、27分に最初のチャンスを活かしました。マクトミネイ、ルーク・ショー、リンガードと左サイドでつながり、ラシュフォードがボックス左に柔らかい縦パスを通すと、斜めに入ってきたマルシアルが左足で強烈なダイレクトショット。ルイ・パトリシアのニアを抜いたボールがネットに刺さり、モリニューが初めて大歓声に包まれました。

36分、ラシュフォードの速い縦パスが最前線のマルシアルに届きますが、CBを背負ったウインガーは厳しくチェックされてシュートに持ち込めません。46分にバックパスを奪ったマルシアルはルイ・パトリシオの前でボールを踏んでしまい、追加点のチャンスを逸してしまいました。前半は0‐1、シュート数は1対2。パーフェクトな守備を見せたマン・ユナイテッドに対して、ヌーノ・エスピーリト・サント監督はドハーティをアダマトラオレにスイッチして状況を変えようとしています。

後半の立ち上がりは互角の展開。49分、ダニエル・ジェームズのパスを受けたワン=ビサカがニアのリンガードにクロスを通すと、フリーの14番はハーフボレーをミスしてしまいます。54分、ジョアン・モウティーニョが右から蹴ったFKがラウル・ヒメネスに届き、左隅に飛んだヘディングシュートがポストにヒット。直後のショートコーナーからモウティーニョがボックス手前のルベン・ネヴェスにグラウンダーを通すと、ルーク・ショーのチェックをかいくぐった鋭いミドルがバーの下を叩いてネットを揺らしました

63分、左サイドからのFKをラシュフォードが直接狙うも、明らかにミスキック。67分にポグバがドリブルで攻め上がり、マルシアルをポストに使ってボックスに入ると、コーディが足を引っかける格好となりジャッジはPK。ポグバが自ら蹴ったボールが真ん中に飛ぶと、ルイ・パトリシオが足を残してストップしました。79分、アダマ・トラオレが敵陣でのインターセプトから右サイドを突破すると、グラウンダーは中に合わず。スールシャール監督は80分にリンガードを下げ、ファン・マタにチャンスメイクを託します。直後、アダマ・トラオレのハイクロスがファーでフリーのホナタン・カストロに通りますが、ヘディングシュートはデ・ヘアの正面です。

89分、スールシャール監督の交代策は、ダニエル・ジェームズとラシュフォードをグリーンウッドとアンドレアス・ペレイラ。途中出場のマタが冴えず、追加タイムにミスパスを連発して時間を進めてしまいました。マンチェスター・ユナイテッド、痛恨の1‐1ドロー。マクトミネイやリンガードが出足のいい守備で相手の攻撃の起点を抑え、やっかいなアダマ・トラオレのクロスにも冷静に対応していたのですが、セットピースが続いた失点の時間帯の混乱とポグバのPK失敗が悔やまれます。

マルシアルのゴールとポグバのPK以外にオンターゲットがなかった試合の結果として、ドローは妥当ともいえるのですが、6番が決めてくれていればリードをキープしたまま試合を畳めたはずです。いや、今日のような単調なアタックではプレミアリーグのTOP4フィニッシュは望めないと戒めるいい機会なのかもしれません。ベンチに目を向けると、ゴールの匂いがするオプションが17歳のグリーンウッドしかないことに気づかされるスールシャール監督のチームは、どんな戦術で接戦をものにしようとしているのでしょうか。ひと筋の希望はアレクシス・サンチェス…⁉ 1勝1分は悪くないスタートですが、前途多難の4文字が脳裏をよぎる息苦しい一戦でした。


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クロップは自虐ボケ、ペップはVAR批判…プレミアリーグ2強のマネージャー最新語録!

Yes: ”You finally arrived, welcome!”Ali did the same. Obviously it’s a goalie thing at Liverpool, no problem with that as long as we win the games. All good.(そうだね。”ついに来たね、ようこそ!”アリソンも同じことをやらかした。これは明らかに、リヴァプールのGKに起こることのようだね。勝ち続けている間は問題ないよ。すべてよしだ)」。プレミアリーグ2節のサウサンプトン戦で、ゴールキックをダニー・イングスにカットされて決められたアドリアンについて、クロップ監督は自虐ボケをかましながらフォローしました。一昨年のCL決勝でロリス・カリウスがキックをベンゼマに当てて失点を喫し、昨季プレミアリーグ4節のレスター戦では、アリソンがイヘアナチョにフェイントを仕掛けて失敗。奪われたボールをゴールに叩き込まれ、プレミアリーグ初失点を記録しています。

3人のGKは、サディオ・マネに感謝しなければなりません。勝負強い10番は、すべての試合でゴールを決めてミスの意味を軽くしてくれています。アドリアンがサポーターを呆然とさせるミスを犯したセインツ戦は、奇しくもアリソンのレスター戦とまったく同じ展開でした。マネが先制、フィルミーノが追加点を決めた後、GKが試合をおもしろくして2‐1フィニッシュ。クロップ監督は、冒頭の発言の後、「アドリアンは足が腫れていたにも関わらず、あまりにも多くのボールを処理した。彼のセーブ、プレイすべてに満足している。他のプレーヤーがビルドアップに関する責任を引き受けなければならなかった。鎮痛剤がもてばと願っていたよ」と、GKの厳しい状態について力説しました。

「木曜日、フライトしたときの彼の足首を見ていたら、ゴールを与えたパスでさえ”思っていたよりもよかった”というはずだよ」

ボケ、大げさ…クロップ節が炸裂したのは、後半の戦いぶりに自信を深めていたからでしょう。自分たちのスタイルでゲームをコントロールできたと語った指揮官は、前線の選手たちを激賞。「チェンバレンはブリリアント。群を抜いていた」はまだしも、ファンタステックなゴールだったとほめたマネを「the best moment at least of the first half, in the last second pretty much(少なくとも前半は最高の時間で、最終盤もとても美しかった)」とは、「どれだけ持ち上げるんだ⁉」とツッコミを入れたくなります。ロングボールとセットピースを活かして追いすがってきたセインツに1点差に迫られたときは、「また攻めなきゃいけないのか?」と思ったそうですが、実際にはスコアをキープすることに腐心し、狙い通りに3ポイントを手に入れたと自画自賛しています。

連勝スタートとなったリヴァプールに対して、プレミアリーグ王者は攻めまくったホームゲームを勝ち切ることができませんでした。以前から「VARを支持する」といい続けてきたペップも、立て続けにゴール取り消しを喰らい、黙っていられなくなったようです。「昨シーズンのCLのトッテナム戦でもこんなシチュエーションがあった。率直にいえば、2回めはさすがに堪える。でもこれが現実なんだ」。ガブリエウ・ジェズスのゴールシーンは、その前にボールに触ったラポルテが手に当てたように見えましたが、マン・シティの指揮官はロドリがラメラに潰されたシーンのジャッジも問題にしています。

「先週はウルヴスにも起こった。水曜日にはチェルシーもね。アドリアンはペナルティシュートアウトでゴールラインを踏んでなかった。今日の前半も驚いた。VAR said it wasn't and then at the end they did(あのシーンでVARはそうじゃないといい、最後にはそうだといった)」

…お気持ち、お察しします。プレミアリーグ開幕節のハマーズ戦でもガブリエウ・ジェズスのゴールが1度は認められながらもオフサイドとされており、2戦連続の逆転敗訴。とりわけ今回は「決勝ゴール取り消し」というわかりやすい結末だったこともあり、新システムの被害者ムードが漂っていますが、シーズンを通じてVARに阻まれる機会が最も多いのはペップのチームなのではないかと思います。何しろチャンスメイク数はリーグNo.1。オフサイドぎりぎりのタイミングで繰り出すパスを決め手にするチームは、おのずとVARに待たされる機会も多くなるでしょう。ペップも、そんなことは重々承知なのだと思われます。ひとしきり嘆いた後、「より多くのチャンスを得るためにハードワークを重ねる必要がある」と語っているのですから。

ロドリの転倒がスルーされ、後半のキックオフからのラッシュも実らず、172cmのルーカス・モウラに同点にされるという展開に、ペップのメーターは上がりっぱなしだったのでしょう。2‐2とされた瞬間、「何やってるんだ」といいたげに両手を挙げたアグエロを代えたとき、ペップとエースはピッチサイドで激しくいい合い、ミケル・アルテタに仲裁されました。このシーンについて事情を聞かれたペップのコメントも紹介しましょう。

「ゴールを決められた瞬間の彼に苛立っていたのを、わかっていたと思う。そんな感情もゲームの一部だ。ちゃんと後で話たよ。彼の気持ちはわかるし、とても愛しているよ」

とにかく明るいユルゲン・クロップと、時に激昂しながらも最後はフェアなペップ・グアルディオラ。VAR導入の新時代の幕開けに、彼らがどんなコメントを残してくれるのか、引き続き注目していきたいと思います。クロップは「クレイジー」、ペップは「タフ」を連発するのでしょうね。微妙なジャッジの積み上げではなく、誰もが納得する展開でプレミアリーグ王者が決まることを祈りつつ。


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【Chelsea×Leicester】レスター、カウンター連発!チェルシーはホームで敗戦寸前のドロー!

プレミアリーグ2019‐20シーズンはまだ2節とはいえ、敗れればまさかの最下位。緒戦でマンチェスター・ユナイテッドに4‐0で敗れたフランク・ランパード監督は、本拠地スタンフォード・ブリッジで負けるわけにはいきません。2戦めの相手は、ブレンダン・ロジャース率いる難敵レスター。ヴァーディー、ティーレマンス、アヨゼ・ペレス、ジェームズ・マディソンが揃うチームは、プレミアリーグ屈指の鋭いカウンターの使い手です。さっそくブルーズのメンバーをチェックしましょう。GKケパ、DFアスピリクエタ、クリステンセン、ズマ、エメルソン、MFカンテ、ジョルジーニョ、メイソン・マウント、FWペドロ、プリシッチ、ジルー。ミッドウィークにリヴァプールと争ったUEFAスーパーカップから、コヴァチッチがメイソン・マウントにスイッチしただけの布陣です。

開始1分、いきなりチェルシーに決定機。ジョルジーニョが右のアスピリクエタに展開し、アーリークロスがゴール前のジルーへ。プレミアリーグを代表するポストプレーヤーが胸で落とすと、ペドロのボレーは外からサイドネットに刺さりました。2分後、ジョルジーニョが縦に入れたボールをジルーが中央に流し、走り込んだメイソン・マウントが左足でボレー。シュマイケルが左に飛んで弾き出すビッグセーブを見せてビハインドを免れたものの、レスターは7分に自らのミスでゴールを許します。

シュマイケルがジョニー・エヴァンスにビルドアップを託し、中央のエンディディに渡ると、狙っていたメイソン・マウントがインターセプトから迷わずフィニッシュ。シュマイケルの脇を抜けた瞬間、20歳のアタッカーはプレミアリーグ初ゴールに喜びを爆発させました。10分が過ぎ、レスターはようやくゲームを落ち着かせましたが、チェルシーのプレスに手を焼き、前線に楔のパスが入りません。リカルド・ぺレスが中央に持ち込んだチャンスはラストパスが通らず。21分、チェルシーが久々に速攻を仕掛け、ペドロのパスを受けたアスピリクエタが低いクロスを通しますが、フリーだったメイソン・マウントのヘッドはシュマイケルの正面です。

26分、プリシッチが外のエメルソンを走らせ、ニアに入ったボールをジルーがヒールで中に転がすと、走り込んできたカンテのボレーは左のポストの外。31分にケパがヴァーディーに突っかけられたピンチは、こぼれ球をズマが拾って事なきを得ました。38分にジェームズ・マディソンが右から蹴ったFKは、飛び込んだエンディディが惜しくも触れず。最後の15分は攻め続けていたレスターは、オンターゲットゼロで前半を終えました。

後半も、キックオフからレスターが攻勢。50分にはアヨゼ・ぺレスのパスからジェームズ・マディソンがドリブルで突破を図り、カンテ、クリステンセンに続いてケパまでかわしてゴールラインへ。左から折り返したボールをクリアされてしまいましたが、スタンフォード・ブリッジがどよめきに包まれた決定機でした。57分、CKのクリアからボックス手前でもらったチョードリーは、力のないミドルしか打てず、直後にゴール左でクリステンセンを翻弄したジェームズ・マディソンがクロスに放つと、速いボールは右に逸れてしまいます。61分、ジルーに代わってタミー・アブラハム。押されているチェルシーは、カウンターに活路を見出したいところです。

66分、レスターがついに追いつきました。右からのCKをヘディングで叩き込んだのは、前半にミスをして失点を献上したエンディディ。劣勢のランパード監督は、71分にジョルジーニョとプリシッチを下げ、ウィリアンとコヴァチッチで中盤の強化を図ります。ロジャース監督は、73分にチョードリーに代えて新戦力のプラートを投入。インターセプトに成功したフクスのグラウンダーで、アヨゼ・ぺレスとスイッチしたジェームズ・マディソンがフリーになりますが、力んだシュートはケパの頭上を越えてしまいました。残り時間は15分。押しているのはやはりレスターです。

77分、ジェームズ・マディソンの縦パスでボックスにフリーで入ったヴァーディーの一撃は、ファーポストすれすれをアウト。意思の疎通を欠くシーンが目立ったアヨゼ・ペレスは、80分にオルブライトンに後を譲ります。89分、ジェームズ・マディソンが右のオルブライトンを走らせたカウンターは、ニアでもらったティーレマンスの鋭いシュートをケパがセーブ。追加タイムの速攻合戦もレスターが優勢で、タイムアップの瞬間にピッチに崩れ落ちたピンクのシャツは、決勝戦で敗れたかのようでした。1‐1のドローという結果に、安堵のため息をついたのはランパード監督のほうでしょう。

チェルシーの中盤は時間が経つにつれてバランスを失い、CBの前のスペースを自由に使われてしまいました。ランパード監督は、交代策を誤ったのではないでしょうか。最初に代えるべきは存在感が弱まっていたメイソン・マウントとペドロで、ウィリアンに加えて、パスワークもミドルも頼りになるロス・バークリー投入が効果的だったのではないかと思います。レスターのカウンターに対して手を講じられずにセットピースが増え、必然といいたくなる同点ゴールを喫してしまいました。

一方、アウェイで昨季プレミアリーグ3位を追い詰めたレスターには、心から拍手を送りたいと思います。ヴァーディーやジェームズ・マディソンが決定機を活かしていれば、ゲームプラン通りの会心の勝利と胸を張れたでしょう。疲れ知らずのカウンター連発は、強豪クラブを苦しめ続けるのではないかと期待しています。プレミアリーグ15位に留まったチェルシーの次節は、プッキのハットトリックでシーズン初勝利を挙げたノリッジ。連続ドローのレスターは、1勝1分と好スタートを切ったシェフィールド・ユナイテッドと当たります。


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【MAN.CITY×Tottenham】シュート数30対3…マンチェスター・シティが勝てなかった理由。

ウェストハムとのアウェイゲームで0‐5圧勝のプレミアリーグ王者が、本拠地エティハドの開幕ゲームでいきなりトッテナムと激突。ペップの11人はいつもの顔ぶれです。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、オタメンディ、ラポルテ、ジンチェンコ、MFロドリ、デブライネ、ギュンドアン、3トップはベルナルド・シウヴァ、アグエロ、スターリング。昨季プレミアリーグで4位のスパーズといえども、相当押し込まれるのではないでしょうか。ポチェッティーノ監督のスタメンには、エリクセンが戻ってきています。ロリス、カイル・ウォーカー=ピータース、アルデルヴァイレルト、ダヴィンソン・サンチェス、ダニー・ローズ、エンドンベレ、シソコ、ハリー・ウィンクス、エリクセン、ラメラ、ハリー・ケイン。キックオフから5分が過ぎても、マン・シティの猛攻が続いています。

7分、カイル・ウォーカーが快足を飛ばして右サイドを突破すると、ファーで待っていたスターリングのボレーはカイル・ウォーカー=ピータースがブロック。中に持ち込んだデブライネの左足ミドルは、力が入らずロリスが正面でキャッチします。昨季プレミアリーグで、2試合とも10分以内に失点を喫したスパーズは、最初の10分を耐えました。スパーズは前線に楔を打てず、15分のカウンターも、右からのクロスに合わせたラメラのヘッドが枠に届きません。

20分、右サイドのベルナルド・シウヴァが脇にいたデブライネに落とすと、完璧なクロスがファーサイドを襲います。走り込んだスターリングが、ヘディングシュートを右のサイドネットに落として1‐0。引いて我慢していたスパーズは、3分後に最初のシュートで同点に追いつきました。エンドンベレが前線に出したパスをラメラが収め、ラポルテの外を巻く左足ミドルにエデルソンは触れず。プレミアリーグ王者が完全に中盤を支配しているものの、スパーズのMFたちがボックス手前まで下がってスペースを消し、速攻のチャンスを窺っています。

36分、ベルナルド・シウヴァが斜めのパスでデブライネをボックス脇に走らせると、高速グラウンダーが炸裂。ニアで合わせたアグエロは、今季プレミアリーグ2ゴールめです。43分、ベルナルド・シウヴァが今度はデブライネを外に走らせ、3度めのスーパーパスがボックス中央にいたギョンドアンの足元へ。ロリスが1歩も動けなかったボレーは、右ポストをかすめて外に転がっていきました。スパーズのシュートは、ラメラが決めた1本のみ。戦慄のハーフコートマッチは、2‐1で後半に突入します。

スパーズの布陣は4‐4‐2。8人がコンパクトにまとまったブロックを構成し、ハリー・ケインとラメラが前から追う役割を担います。48分、ジンチェンコの豪快なミドルがDFに当たってゴールを襲うと、ロリスがプレミアリーグ屈指の瞬発力を披露して右にセーブ。セーフティリードを築きたいマン・シティは、無理めの突破が目立つようになっています。51分、スターリングの縦パスをアグエロがダイレクトで落とすと、デブライネの左足シュートはファーポストの外。2分後、スターリングが右に展開したパスをエンドンベレが触ってボックスに流れ、先着したベルナルド・シウヴァがダイレクトで合わせるも、ロリスがいるところに打ってしまいました。プレミアリーグの中堅クラブとチャンピオンシップのクラブが戦っても、これほどのワンサイドゲームにはならないでしょう。

56分、スパーズがCKをもらったタイミングで、ハリー・ウィンクスに代わってルーカス・モウラ。ピッチに入って3秒、最初のタッチが同点ヘッドとは…!昨季CL準々決勝のセカンドレグを見ているような錯覚に陥る緊張感の高い攻防。マン・シティは勝ち点3をめざし、スパーズはとにかく失点回避です。61分のロドリのミドルはロリスがパンチ。CKをオタメンディが競り、落下点にいたベルナルド・シウヴァが左足で浮かすと、バーを叩いたボールは守護神の懐に収まりました。66分にガブリエウ・ジェズスに代えられたアグエロは、ペップと口論をした後、ベンチで頭を抱えています。

ペップの誤算のひとつは、交代策が機能しなかったことでしょう。78分にロドリをダヴィド・シルヴァ、80分にベルナルド・シウヴァをマフレズにスイッチしたものの、ベンチで戦況を見つめていた選手たちはうまくゲームに入れませんでした。ラスト20分はシュート5本、オンターゲットゼロ。ゴール前で余裕がなかったガブリエウ・ジェズスは、92分にCKが流れてきたところを中に持ち込んで右隅に蹴り込みましたが、VARが直前にコースを変えたラポルテのハンドを見ていました。プレミアリーグデビューとなるロ・チェルソと18歳のオリヴァー・スキップで中盤を落ち着かせたポチェッティーノ監督が、望み通りの勝ち点1をゲットしました。

シュート数は30対3、オンターゲットは10対2。どう見ても、2‐2で引き分けたゲームのスタッツではありません。圧倒的に優位だったプレミアリーグ王者は、なぜ勝てなかったのでしょうか。「いくつかの決定機を逃したから」「後半のアタックが強引だったから」「2つの失点シーンで最終ラインの集中力が切れたから」。これらは、部分的には妥当な解なのかもしれません。最初の失点では、中盤のギュンドアンも後ろのラポルテもラメラへのチェックが曖昧になってしまい、CKからの2点めもルーカス・モウラへのチェックが後手に回りました。デブライネのスーパーアシストで2発決めるまではよかったのですが、後半は無理な体勢からシュートを放つシーンが目立ち、フィニッシュの精度も落ちてしまいました。

ハーフコートマッチで何度も繰り返されてきたそれらの理由よりも、私が強く感じたのは、「トッテナムが、あのときのチェルシーのように戦えたから」です。2011‐12シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのバルサ戦と、ファイナルのバイエルン戦。2‐2のドローに持ち込んで最強バルサを屠った一戦ではシュート4本で枠内3本、1‐1でPK戦に持ち込んで初優勝を遂げたドイツの名門との激戦では3本中3本。4バックとフラットに並んだ4枚のMFでスペースを消していたチェルシーと、昨日のスパーズは同じ守り方でした。

圧倒的な強者に対するときの4‐4‐2のよさは、シンプルゆえにミスが起こりにくいことです。8人がカバーすべきエリアが決まっており、横にいる仲間との距離が近いため、崩されそうなエリアを容易にカバーすることもできます。ポチェッティーノ監督は確実に守れる戦術を選び、望外のゴールを2つも得ることができた。ペップのチームは2回も追いつかれてしまったために、1歩及ばなかった。明らかに力の差があったプレミアリーグのビッグ6対決は、そんな一戦だったのではないでしょうか。デル・アリやソン・フンミンを欠いたアウェイゲームで勝ち点をゲットしたチームを、あらためてリスペクトしたいと思います。


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【Saints×Liverpool】またもマネ&フィルミーノ!納得のゲームプランでリヴァプール連勝!

プレミアリーグ開幕節のノリッジ戦でアリソン・ベッカーが負傷。UEFAスーパーカップのチェルシー戦で、タミー・アブラハムのPKをストップして一躍ヒーローになったアドリアンも、試合後にピッチに乱入したファンと接触して足首を痛めてしまいました。守護神受難の欧州王者は、サウサンプトンの本拠地セント・メアリーズで勝ち点3をゲットすることができるでしょうか。GKは…おお、アドリアンが間に合ったようです。DFアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤にはワイナルドゥム、ミルナー、チェンバレン、前線はサラー、フィルミーノ、マネとフィールドの10人はベストといっても差し支えない顔ぶれです。

キックオフから攻勢のリヴァプール。3分、ボックス手前に上がったミルナーが右足を振り抜きますが、DFに当たってGKガンの懐に収まります。6分に吉田麻也がミスパスをサラーに拾われ、右から上がったチェンバレンがクロスを入れるも味方に届かず。9分にレドモンドのフィードで前線に飛び出したチェ・アダムスは、ファン・ダイクに体を寄せられシュートを打てませんでした。12分、マティプの縦パスでサラーがボックス脇に上がり、落としを受けたチェンバレンのシュートは左にアウト。18分のセインツのCKは、吉田麻也が競った後のこぼれ球を叩いたチェ・アダムスのボレーが枠にいきません。

20分、CKを叩いた吉田麻也のヘッドは決定的でしたが、目の前で打たれたアドリアンが素晴らしい反応を見せて左に弾き出します。27分からセインツが仕掛けた波状攻撃は、危険なクロスをアドリアンがセーブ。ホームチームは欧州王者を慌てさせるところまではいくものの、フィニッシュの手前でつぶされています。33分、左に流れたサラーにロングフィードが届くと、ニアを狙って左足を振り抜いたシュートはクロスバーの上。38分にロメウが右から放り込んだアーリークロスは、フリーだったチェ・アダムスがヘッドを打ち上げてしまいました。

スコアレスで終わるかと思われた46分、ボックス左でミルナーのパスを受けたマネが、ホイビュルクをかわして右足のシュートをゴール右隅に突き刺しました。優勢だったセインツにとっては、まさかのビハインド。後半の立ち上がりは、レッズが主導権を握っています。49分のサラーのFKは壁にヒット。レドモンドのドリブルから、よりいい位置にいたホイビュルクがミドルシュートを放つと、ファン・ダイクがコースに入ってボールはバーを越えていきました。55分にミルナーのシュートをマティプがヒールで触ると、右のポストすれすれにアウト。直後、ラインの裏に抜けてドリブルで突進したサラーは、ガンとの1対1でフィニッシュを足で止められてしまいます。

レッズの速いプレスに芽を摘まれ、防戦一方となったセインツ。アーノルドとロバートソンのクロスを中央で跳ね返すだけの時間が続きます。ハーゼンヒュットル監督は、64分にロメウを下げてダニー・イングスを投入。1分後、ワイナルドゥムのスルーパスでマネが左から抜け出し、ラストパスがフリーのフィルミーノに届きますが、決定的だった右足のボレーはポストの右を抜けてしまいました。68分、チェ・アダムスが下がってアームストロング。勝負が決したのは71分でした。敵陣深くでマネがベドナレクから奪い、脇にいたフィルミーノに預けると、前が空くタイミングを計ったストライカーは文句なしの一撃を左のサイドネットに叩き込みました。

74分、アーノルドのFKをマネが頭で合わせると、ガンが右に飛んでセーブ。ミルナーに代えてファビーニョを入れたクロップ監督の目的は、クリーンシートでプレミアリーグ2連勝でしょう。右からのサイドチェンジを頭でマネに落としたロバートソンは、リターンを直接叩いた強烈なボレーをコントロールしきれません。79分、サラーが下がってオリギ。83分、アドリアンの軽率なキックをダニー・イングスが足に当てて枠に収め、セインツは1点差に迫りました。86分、ヴァレリの完璧なグラウンダーをダニー・イングスが空振り。クロップ監督の最後のカードは、89分にチェンバレンをヘンダーソンです。

数年前のレッズなら追いつかれていたかもしれませんが、昨季プレミアリーグで勝ち点97のチームは攻めに転じて追加タイムを終わらせました。前半は苦しい展開でしたが、前線からのプレスを強めた後半は長短のカウンターから何度も決定機を創出。最初のチャンスを決め損なったフィルミーノが、2度めは冷静にものにしました。120分を戦った直後、中2日のアウェイゲームとしては納得のゲームプラン。アドリアンには静かに反省していただくとして、後半から中盤の主導権を奪ったチェンバレン、ワイナルドゥム、ミルナーは拍手で迎えるべきパフォーマンスだったと思います。プレミアリーグ開幕から連勝スタートを決めたレッズは、試行錯誤のアーセナルには負けないのではないでしょうか。次節のシックスポインターが、今から楽しみです。


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プロフィール

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makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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