エメリ監督とは2度めのタッグ…アーセナルの新SD候補にローマのモンチ氏が浮上⁉

オーバメヤン、ルーカス・トレイラ、グエンドゥジ、ベルント・レノをプレミアリーグに連れてきたスヴェン・ミスリンタートさんが、2月8日付で退団決定。新しいテクニカルディレクターを招聘するといわれていたアーセナルは、ローマのやり手SDに白羽の矢を立てたようです。ラモン・ロドリゲス・ベルデホ、通称モンチ。1990年代にセヴィージャのGKとして85試合に出場した50歳のスペイン人は、現役を引退して1年後の2000年に、32歳の若さでクラブのスポーツディレクターに就任しました。当時は2部に所属していたセヴィージャは、2001-02シーズンにラ・リーガ復帰を果たすと、2005-06シーズンには5位フィニッシュ。育てた選手を高く売るシステムを築いたモンチSDが、セルヒオ・ラモスをスペインの10代選手史上最高額でレアル・マドリードに売った直後のシーズンでした。

レジェス、ヘスス・ナバス、ダニエウ・アウヴェス、イヴァン・ラキティッチ、アレイクス・ビダル、カルロス・バッカ、アルベルト・モレノ…。モンチSDが高値で売りさばいた面々のなかには、プレミアリーグでおなじみの名前もあります。欧州の常連となったセヴィージャに、ウナイ・エメリが招聘されたのは2013年1月。9位に沈んでいたクラブは、2013-14シーズンにELに復帰し、史上初の3連覇という快挙を成し遂げました。2016年にエメリが去り、翌年の3月にはモンチSDも退団。原石発掘の手腕を高く評価されたディレクターは、2017年4月にローマで仕事をすると宣言しました。

セヴィージャで築いた素晴らしいSDという評価は、ローマで多少色褪せてしまったかもしれません。4シーズンのうち2位が3回あったイタリアの強豪は、国内のビッグクラブや海外の資金力があるクラブの草刈り場と化してしまいました。2017年の夏にはサラーとリュディガーをプレミアリーグに持っていかれ、昨夏はアリソン、ストロートマン、ナインゴランを放出したローマは、2018-19シーズンは5位に順位を落としています。財政的に苦しかったクラブで主力の放出という苦渋の決断を強いられたモンチSDは、ウンデル・シック、ペッレグリーニ、サッスオーロ、シック、ジャスティン・クライファートといった若手を獲得しておりますが、スペイン時代のような鮮やかなチームづくりには至っていません。

アーセナルが招聘を画策しているという報に触れたモンチSDは、「その話は知ってるけど、今はローマでの仕事に集中している。アーセナルのようなクラブと噂になるのは光栄だね。こういうことは初めてではない」とコメント。シーズン中に動くことはなさそうですが、夏には新たなポロジェクトについて検討するかもしれません。テクニカルディレクター職を導入しているマンチェスター・ユナイテッドなど、プレミアリーグをはじめとする海外クラブから声がかかりそうなやり手ディレクターが、どのクラブに魅力を感じているのかはまったくわかりません。

各国リーグにアナリストを派遣し、有望な選手の情報をキャッチアップしたうえでサラリー、技術、戦術、人物の4項目を精査するモンチスタイルは、ミスリンタートの後釜としては魅力的です。懸念があるとすれば、ローマでは未だ結果が出ていないこと。すぐに結果を出さなければならない強豪クラブでは、得意の売買戦略が機能しない可能性があります。セヴィージャ時代に「バイーアからダニエウ・アウヴェスを獲得して成長させたやり口は、マドリードでは不可能だ。簡単だと思わないでほしい」と語っていたSDは、サウサンプトン、エヴァートン、ウェストハムのような「資金がある中堅クラブ」のほうが活躍できるのかもしれません。エメリ監督と2度めのタッグとなるアーセナル入りは、おもしろい話ではあるのですが、果たして…⁉


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指揮官が「サインまで数時間」と明言!ゴンサロ・イグアインがチェルシー移籍間近!

これはもう、決まりでしょう。「スカイスポーツ」によると、チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督が「イグアインと彼の代理人がクラブと交渉を行っており、数時間後に完了する」と明言したとのこと。プレミアリーグのビッグクラブが軒並み静かで、盛り上がりを欠くマーケットにようやく大型移籍のニュースが駆け巡ることになりそうです。

ゴンサロ・イグアインが何者であるかを説明する必要はないでしょう。レアル・マドリードで7シーズンを過ごした後、2013年にナポリへ。2015-16シーズンにサッリ監督と出会い、セリエA35試合36ゴールという史上最多ゴール記録を残したことが、今回のプレミアリーグ参入につながっています。2016年にユヴェントスに移籍すると、2シーズンで公式戦105試合55ゴール。今季は戦力外となってミランにレンタルされ、古豪復権のキーマンとして活躍が期待されましたが、セリエA15試合6ゴールというもの足りない数字に留まっています。

ミランは既にジェノアのクシシュトフ・ピオンテクを押さえており、移籍金3500万ユーロ(約43億5000万円)プラスオプションのディールが成立寸前と報じられています。「フットボールイタリア」は、イグアインのチェルシー入りが発表されれば、モラタのアトレティコ・マドリード移籍もほどなく決まるといっています。2017年の夏にスタンフォード・ブリッジにやってきたスペイン人ストライカーは、プレミアリーグ47試合16ゴールという微妙なスタッツを残して母国に帰ることになりそうです。11月4日のクリスタル・パレス戦で2発ゲットした後は、リーグ戦6試合ノーゴール。ポゼッションサッカーのなかでポストプレーヤーとして機能することはできず、カウンターで決定力の高さを誇示することもなかった29番は、エースと呼べる存在ではありませんでした。

さて、イグアインです。プレミアリーグ6位の40ゴールしか決めていないチームは、ワールドクラスのストライカーによって変わるのでしょうか。最終ラインとの駆け引きに長けたベテランがナポリで見せた決定力を発揮すれば、直近のプレミアリーグで6試合5ゴールという貧攻は改善しますが、気になるのは31歳という年齢とコンディションです。ミラン移籍後、開幕からの7試合で5ゴールを決めたイグアインは、その後のセリエA8試合でたったの1ゴールという不振に陥っています。ゴール欠乏症の原因はメンタルの問題か体調か、あるいは嗅覚の衰えか。フィットするのに時間がかかる選手が少なくないプレミアリーグでイグアインが沈黙を続ければ、サッリ監督の初年度はEL出場権獲得という結果になりかねません。

チェルシーの課題は、ストライカーだけではないでしょう。中盤の押し上げが弱くなり、個人の打開力に依存するアタックになりがちなのも改善すべきポイントです。ジョルジーニョ封じを仕掛けてくるチームが増えているなかで、カンテとコヴァチッチがつなぎ役として機能するしかない試合が多く、モラタだけでなくジルーも消えてしまう時間帯が目立っています。イグアインを孤立させないためには、4-2-3-1にシフトするという選択肢もあるのではないでしょうか。

カンテとジョルジーニョの2センター、カラム・ハドソン=オドイ、アザール、ウィリアンが2列め。イグアインの後ろにアザールがいれば、中盤と最前線が遠いために縦パスが入らないといった課題も解決しやすくなるのではないかと思います。サッリ監督は、イグアインの量産体制を築くことができるでしょうか。週末のFAカップ4回戦は、スタンフォード・ブリッジにシェフィールド・ウェンズデイを迎える一戦。アルゼンチン人ストライカーのデビューにうってつけのゲームです。(ゴンサロ・イグアイン 写真著作者/Кирилл Венедиктов)


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現地の評論家が一斉に「NG」…波紋を呼んだサッリ監督のチーム批判!

ヴィクター・モーゼス、ケーヒル、エメルソン、ザッパコスタ、クリステンセン、ドリンクウォーター、アンパドゥ。この錚々たる顔ぶれが、プレミアリーグ出場2試合以下に留まっているのが、現在のチェルシーです。GKケパと、アスピリクエタ、リュディガー、ダヴィド・ルイス、マルコス・アロンソの4バックはスタメン完全固定。アンカーのジョルジーニョ、右のカンテ、前線のアザールとウィリアンもアンタッチャブルです。ターンオーバーがあるのは、モラタ、ジルー、ペドロのいずれかが選ばれる3トップと、コヴァチッチとロス・バークリーの左インサイドのみ。出場機会を求めたセスクはモナコに移籍し、プレミアリーグで途中出場3回のカラム・ハドソン=オドイも残留を望んでいないと報じられています。18歳の天才ウインガーにはバイエルンから4度のオファーがあり、いずれチェルシーも容認しなければならない時期が来るかもしれません。

メンバーを固定すれば戦術の熟成度が上がるといわれますが、今のチェルシーは行き詰まっているように見えます。プレミアリーグ23節のビッグロンドンダービーは、ラムジーに封じられたジョルジーニョが効果的な配球ができず、2-0完敗。チームの戦いぶりに激怒したサッリ監督は、明確にいいたいからイタリア語で話させてもらうと前置きし、「メンタル面でわれわれより自信があるチームと戦った。受け入れられない。トッテナム戦もそうだった」「失点したのは戦術や技術の問題ではなく、勝利への思いが足りなかったからだ」と選手たちを非難しました。この発言に、現地の評論家たちが一斉に反応。チーム全体に対するネガティブなアプローチはマイナスしかないと懸念を示しています。「スカイスポーツ」より、3人の声を拾ってみましょう。

「彼は何かを失ったかもしれない。トッテナムを率いていたとき、私もスタンフォード・ブリッジで同じことをやってしまった。その後の結果は悪くなかったが、フラストレーションを解消したにすぎなかった。個々のプレーヤーから最高のものを引き出す方向にいかないと、よくはならない」(ティム・シャーウッド)
「全体を批判してもドレッシングルームは反応しない。そのうち、マネージメントしたくても動かせなくなってしまう。彼はそうやってきたのかもしれないが、別な方法を考えないと」(ジョレオン・レスコット)

モウリーニョとコンテという2人の名将が、プレミアリーグ制覇と混乱を繰り返してきた歴史を指摘したガリー・ネビルさんは、「タップのようにオンとオフを繰り返せるドレッシングルーム。サッリは経験豊富な男なんだろうけど、締め出されたかもしれないね」と語っています。監督が選手を名指しで批難し続けるとどうなるかは、マンチェスター・ユナイテッドが示してくれましたが、チーム全体に対する抽象的な批判をプレスにぶちまけるのも、いい方向には進まないというわけです。「問題は戦術ではなく勝ちたい気持ちの不足」といってしまったために、サッリ監督は戦術変更がしづらくなりました。4-2-3-1は時期尚早と語った指揮官は、今まで通りに戦うことしか考えていないのかもしれませんが…。

打開策があるとすれば、カンテとジョルジーニョを並べるなどの戦術変更、燻っていた選手たちの抜擢による競争環境の構築、うまくいっていない選手との個別コミュニケーションによるモチベーション向上などではないでしょうか。選手たちを変えたいなら、プレスルームではなくドレッシングルームやコブハムの練習場で直接話したほうがいいでしょう。思い出すのは、11月のプレミアリーグ。サッリ監督と同様にアーセナルの気迫に押されまくり、何とかドローで切り抜けたユルゲン・クロップは、プレスの前ではジョークをかますのみでした。

「アーセナルはすべてのストライカーを使ってきた。ファン・ペルシとベルカンプも出てくるんじゃないかと思ったね」

そう、この試合の前にエメリ監督が、レッズの指揮官についてこんなことをいっていました。「クロップは毎日、笑ってるよね。私も、彼のように笑いたい。われわれは笑顔で取り組む必要がある。そうすれば、物事をより楽しめるようになり、うまくいく。勝った時に笑うのは簡単だけど、そうでないときも笑顔が必要だ」。スールシャールのスマイルを見続けているサポーターとして、あらためて深くうなずきたくなる言葉です。13節のスパーズ戦で初の敗戦を喫してから、公式戦16試合を9勝2分5敗とペースダウンしているチェルシーは、プレミアリーグ12戦無敗だった頃の自信とクオリティを取り戻せるでしょうか。イグアインの去就よりも、サッリ監督の采配や振る舞いのほうがより気になる今日この頃であります。


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エメリガナーズの礎を築いた敏腕スカウト、スヴェン・ミスリンタートが志半ばで退団!

2017年12月にアーセナルに加わり、たった13ヵ月。ヴェンゲルからエメリへと体制が変わる重要な時期に、チームの基盤づくりを担った敏腕スカウトが、2月8日にクラブを去ることになりました。オーバメヤン、ムヒタリアン、ルーカス・トレイラをプレミアリーグに連れてきたスヴェン・ミスリンタート。チェフ、ジャカ、ムスタフィ、ラカゼットと、ヴェンゲル時代の末期には年に1~2人の大物獲得に留まっていたクラブは、ドルトムントから来たリクルーティング責任者によって確実に変わろうとしていました。

2018年にサインした8人は、即戦力から原石までさまざま。次世代を担う守護神ベルント・レノ、最終ラインで闘うパパスタソプーロス、中盤の守備を落ち着かせる若きMFルーカス・トレイラ&グエンドゥジは、既に主力として活躍しています。入団から1年でプレミアリーグ24ゴールを決めているオーバメヤンは、もちろん大ヒット。エメリガナーズはどんなチームに成長していくのかと、期待が膨らんでいた矢先の残念なニュースでした。

昨季のエヴァートンで大型補強に失敗し、サム・アラダイスとともにクラブを追われたスティーヴ・ウォルシュFDのように責任を問われたならいざしらず、経営トップ交代の犠牲者となった今回の退団劇には悔しさがこみ上げてきます。イヴァン・ガジディス、ラウル・サンレヒ、スヴェン・ミスリンタートの3人体制でエメリ監督の船出を支えたガナーズは、ガジディスCEOがミランに去ったことでバランスを失いました。バルサから来たサンレヒは、自らのネットワークを活かしてチームづくりを推進しようとしており、データ分析によるターゲティングを得意とするミスリンタートとは方針が合わなかったようです。ドルトムントでトーマス・トゥヘル監督と衝突し、退団を余儀なくされたスカウトは、アーセナルでも未来を奪われてしまいました。

「Thank you Sven」。アーセナルの公式サイトが掲載した短い記事は、盛大に別れを惜しむような退団ではなかったことを行間ににじませています。「大きな変革の時期でした。アーセナルのような偉大なクラブで働けたのは、素晴らしい経験でした。クラブの未来にエキサイトしてると同時に、自分自身の新しい挑戦も楽しみにしています」。香川真司を発掘するなど、若手の才能を見る眼の確かさを「ダイヤモンドアイ」と称賛されたスカウトには、バイエルン・ミュンヘンから声がかかっているといわれています。ブンデスリーガ出身の選手が増えていたクラブは、サンレヒ&エメリによってスペインにシフトしていくのでしょうか。クロップとともにドルトムントを強化した風雲児が紡ぐアーセナルの未来図を、楽しみにしていたのですが…。

いや、「退団=ネガティブ」と捉えるのはやめましょう。プレミアリーグ4位以内奪回をめざすクラブに、過去を惜しむ時間はありません。グーナーのみなさんにとって大事なのは、クラブが強くなること。「BBC」は、アーセナルが新しいテクニカルディレクターを呼び込もうとしていると報じており、重要なポジションにどんな人物が招かれるのかにフォーカスしたいと思います。ルーカス・トレイラやグエンドゥジ、レノの活躍でガナーズがビッグタイトルを手にしたとき、私は彼のはにかむような笑顔を思い出すのでしょう。「Sven,you did it!」。


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ロンドン滞在中のグーナーがレポート!2018-19シーズン現地観戦記~アーセナルVSチェルシー

みなさま、本ブログにときどき登場する熱きグーナーをご存じでしょうか。彼女は今、仕事をすべてロンドンに持ち込み、ガナーズを目いっぱい応援しつつ原稿の締め切りと戦うエキサイティングな日々を過ごしています。現地観戦記第1弾は、チェルシーとのビッグロンドンダービー。会心の勝利のインサイドレポートをお楽しみください。


今回の渡英では、プレミアリーグ23節のチェルシー戦(1月19日)、FAカップのマンチェスター・ユナイテッド戦(1月25日)、プレミアリーグ24節のカーディフ戦(1月19日)とホーム3連戦を観戦。2週間ロンドンのみの滞在で、これだけまとめてアーセナルの試合が観られるというのも珍しい好日程です。過去数回、必ず何らかの遠征に出ていた(バルセロナとかマドリードとか)筆者としてはむしろ物足りないのと、全部ナイトゲームになってしまったのは難点(きれいな写真が撮れず、夜は超絶寒い!)ですが、コストパフォーマンスは最高。日のある時間が短くとにかく寒い1月は、観光的にはオフシーズンである分飛行機や宿も安く、一方プレミアリーグは絶賛過密日程中ということで、ファンにはお勧めの時期と言えるかもしれません。

とはいえアーセナルVSチェルシーといえばプレミアリーグの中でも屈指の好カード。「そんな試合で簡単にチケットが取れるのか?」という問題ですが、今回のチェルシー戦については、アッパー(上階)席を中心にチケットエクスチェンジ(シーズンチケットホルダーが自分が行けない・行かない試合のチケットを売りに出す仕組み。ただしアーセナルの場合、利用にはレッドメンバーなど有料会員資格が必要)による販売がある程度出ていました。強かった時代には考えられなかったことだと思うと複雑ですが、今ならトライしてみる価値は十分にありそうです。ちなみに筆者は3日前まで粘ってロウワー(1階席)をゲットしました。

そのチェルシー戦、いやいや(アーセナルにとっては)いい試合でした!選手、スタジアムともに最高の雰囲気で、シーズン屈指のナイスゲームに立ち会うことができた幸せを感じています。ノースバンク(テレビ画面の左側)ゴール裏からの観戦だったため、目の前でゴールシーンを見ることはできませんでしたが、前半の緊張感の高い守備は感動モノ。改めてキャプテン・コシェルニーの頼もしさを実感するとともに、おそらく多くのアーセナルサポさんが思ったのと同様に、「ウエストハム戦は何だったのか⁉」と思わずにはいられません。

客観的な試合の詳細はブログ主の記事に譲るとして、今回は、アーセナルの各選手について気づいたことを中心に語ってみたいと思います。


エメリ体制での初の現地観戦でやっぱり気になるのは今年の新戦力。まずパパスタソプーロスは、本当によく手を使う…というか接近戦の守備ではほぼ格闘技という印象で、こりゃカードももらうわなと苦笑。揃って先発したトレイラ君、グエンドウジ君の若手2人については、トレイラ君は映像で見る以上に小さくてすばしこく、グエンドウジ君は大柄でストライドが大きいのが目につきました。

そういえばトレイラのチャントに彼の身長に言及した"He is only 5 foot 5"という一節がありますが(5 foot 5とは5フィート5インチ=約165cm)、現地サポさんの話によると「そんなにない!」とのこと。チャントも"5 foot 5"ではなく"5 foot 2"だ、いや"5 foot high"(身長150cm)だと諸説あるようで、少なくとも、"He is 5 foot 4"と歌われたアルシャビンよりは小さいということで間違いないようです。

その他の選手に目を向けると、印象的だったのがコラシナツ。前半は、左サイドにいるコラシナツの背中を見る位置にいたこともあり、左サイドの誰かがボールを持つと即、猛ダッシュする彼の背中を何回も見ました。今季、コラシナツが左サイドの深い位置に走りこんでチャンスを作る様子はアーセナルのお決まりの光景になっていますが、トライの回数はそれ以上。ものすごく意識してやっているのだなと感じます。また上でも少し触れましたがコシェルニーの頼もしさは別格。以前と比べると少し体格がガッチリしたようにも見え、年齢が上がった分円熟味のようなものが感じられて、こういうセンターバック、こういうキャプテンっていいもんだなと改めて思いました。

ラカ・オーバのお調子者ツートップは、それでもプレーは思った以上に献身的。結構な深さまで下がって守備をし、ボールの出し手側としても働いているのがよくわかります(それがアカンのじゃという話もあるけど)。笑っちゃったのが、序盤、左サイドの深い位置にいたオーバメヤンが、ラムジーに向けて縦に出したパスが通らず「マジか!」というような大リアクションをしたとき。とにかく感情表現が大きく、それが相手を責めるようなものではない。彼の明るさには本当に救われる思いがします。

最近、Mundialのロングインタビューで「人生はサッカーだけじゃない」というようなことを言っていたベジェリンも、ピッチの上に立てば熱い男。後半20分ごろだったか、ゴール前で右から出したグラウンダーが相手にカットされたときの悔しがり方はたいそうなもので、プレーが切れたところで場内ビジョンのリプレイを見上げてもう一度悔しがっていたのも印象的でした。あくまでもベジェリン本人のプレーなので、あれは自分に対する怒りだったはず。彼がただのオシャレ番長ではないことは、改めて強調しておきたいと思います。そんなベジェリンだけに、直後のケガは本当に心配かつ残念。担架で運ばれるときにはスタンドからも、「エクトルベレリン、ベレリン、エークトルベレリン」というチャント(昔のナスリのチャントと同じメロディ)が贈られていました。

客席の反応でお伝えしておきたいことのひとつは、エジルについて。今回も、ベンチ入りしたものの出場機会はなく(おそらくベジェリン負傷の影響もあるでしょう)、遠くで見ているとどうしてもヤキモキしてしまいますが、メンバー発表の際、どのスタメン選手よりも大きな歓声を集めていたのがエジルでした。現地のファンは、「彼自身にも問題がある(要はサボっている)」とか「高額な週給が」とかそんなことよりも、純粋に彼に期待し、温かくサポートしているのがよくわかります。私自身、「エメリがエジルに出ていくほうがよいと言った」などというのは全く信じていませんが(そのあたりは今号の『footballista』でも書かせていただきました)、改めて彼については、きっと何かの事情があることと理解し、あまり深読みしすぎることなく期待して待ちたいと思います。

もうひとつ、お知らせしておきたいのがラカゼットが下がるときの客席のブーイング!これは明らかに、「ラカゼットをもっと使ってほしい!」という意思表示ですね。ラカゼット本人がベンチに下げられたことに対して不満をあらわにしていた試合もありましたが、それを支持するような客席の雰囲気で、そこには「エメリ、なんだよー!」という不満もかわいく含まれている感じがしました(ベンゲル末期ほどの険悪な雰囲気はありません)。ちなみに、以前ラカゼットが下がりラムジーが入るというような交替があったとき、同じようにブーイングが聞こえたことがありますが、これも、チームを出るラムジーに向けてのものではなく、ラカゼットを下げることへの反応だったとのことです。

最後に、もうひとりの「ガナーズ」にも触れておかなければなりません。サブメンバーだったジルーがウォームアップに現れると、ウォームアップゾーンに近いメインスタンドとノースバンクの間から、アーセナル時代と変わらず「Na,Na,Na~」というチャントが響きます。そして後半、彼がピッチに入ったときにはスタジアム全体が大歓声の渦に。このときは歓迎のようにもブーイングのようにも聞こえたのですが、試合終了後、アーセナルファンのいるスタンドに挨拶に来たジルーに送られた温かい拍手を思えば、あれはやはり歓迎の声だったのでしょう。彼がどれだけアーセナルファンに愛されていたか、彼の不在をどれだけ惜しんでいるかを強く感じる出来事もまた、この試合のハイライトでした。

ただねジルー君。スタンドのアーセナルサポに向かって胸のクレストをたたくのはちょっと違うと思うのよ!今あなたの胸にあるのはチェルシーのクレストなんだから…(笑)。彼本人は何となくアーセナルへの愛を表明したくてやったジェスチャーなのだとみんながわかっているけれど、ちょっとズッコケずにはいられない。そんなおっちょこちょい加減も含めて、本当に愛おしいジルー。対アーセナルの試合ではお手柔らかに、でも、あなた自身がよりよいフットボール人生を歩めることを、心から祈っています


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makoto
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職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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