直近26戦3勝&観客減少はさすがにきつい…WBAの「残留請負人」トニー・ピューリスがついに解任!

プレミアリーグ開幕から連勝スタートながら、その後の9試合で1回も勝っていないのは知っていましたが、ニュースを見るまでは彼は大丈夫とどこかで高をくくっていました。しかし、あらためてここまでの足跡を見れば、クラブのこの判断はやむなしです。WBAのトニー・ピューリス、ついに解任。2014年12月29日、WBAはこのシーズンに初めてプレミアリーグで指揮を執ったアラン・アーヴァイン監督を解任し、ウェールズ出身の残留請負人を招聘しました。ニューイヤーズデイにやってきたピューリス監督が立て直しに着手したとき、チームは4勝5分10敗で現在と同じ17位でした。戦う姿勢と一体感をチームにインストールし、シンプルな戦術を徹底させるのがうまい指揮官は、残りのシーズンを7勝6分5敗と巻き返し、13位にジャンプアップ。2016-17シーズンを14位で終えると、昨季プレミアリーグでは12勝9分17敗でTOP10フィニッシュを達成しました。ダレン・フレッチャーこそチームを去ったものの、代役としてギャレス・バリーを獲得し、ギブス、ジェイ・ロドリゲス、クリホヴィアクといった実力者を加えたWBAは、今季も上位クラブにとってやっかいな存在であり続けるだろうと思われました。しかし…。

10位という昨季の最終順位と開幕2連勝に目を奪われてしまいましたが、凋落への道は3月から続いていたのでしょう。2016-17シーズンの26節まで11勝7分8敗と勝ち越していたWBAは、突然ゴール欠乏症に陥り、最後の12試合を1勝2分9敗と失速。最終ラインのドーソン、マコーリー、ジョニー・エヴァンス、ニョムはスタメン固定で、前線にはサロモン・ロンドンとロブソン=カヌしかいなかったチームは、主力に25歳以下がゼロ。30代が6人おり、ベテランの経験値を活かして春まではがんばったものの、プレミアリーグで4番めに走るサッカーを続けているうちに疲労が抜けなくなったのではないでしょうか。今季プレミアリーグにおける2勝4分6敗は勝率16.7%ですが、2015年の就任から昨季終了までは29勝27分38敗で勝率30.9%。ピューリス監督の勝率が最も低かったのは1992年~94年のボーンマス時代の29%で、これよりもはるかに悪い数字となれば、「簡単にはしない決断(ジョン・ウィリアムズチェアマン)」に走ったクラブを責められないでしょう。

それでも、クラブを降格させたことがない監督を切ることに対して、異議のある方もいらっしゃるでしょう。「残留が目標のクラブにとって、彼ほど実績を残した監督はなかなかいない」という主張に対しては、WBAの経営陣はこちらの数字をプレゼンしたほうがいいと思われます。「BBC」によると、ピューリス監督が就任した2014-15シーズンは平均観客数が25064人だった本拠地ホーソンズは、昨季は23876人に減少しています。ポゼッション率40.6%はプレミアリーグ最下位、1試合あたりのシュート数8.6は下から2番め。盛り上がるシーンが少ないチームはサポーターの不興を買っており、「利益のため」と語ったチェアマンの言葉からはマッチデイ収入の減少を看過しないという意志が感じられます。ここまでお伝えしてきたことが解任の理由であることは、次のメッセージからも明白です。

We are in a results business and over the back end of last season and this season to date, ours have been very disappointing.(われわれは結果のビジネスであり、昨シーズンのバックエンドと今季のここまでの日々に大きな失望があった)/ジョン・ウィリアムズチェアマン)」

フランク・デブール、クレイグ・シェイクスピア、ロナルド・クーマン、スラヴェン・ビリッチ、そしてトニー・ピューリス。今季プレミアリーグで解任の憂き目に遭った5人のうち、戦績を見て非情という言葉が浮かぶのは、負けた4試合がアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールだったレスターの監督ぐらいです。プレミアリーグの直近26試合を3勝6分15敗では、「クラブもそれなりに我慢した」という言葉にうなずかざるをえません。直近10年で、年間の監督交代(シーズン終了後も含む)が最も少なかったのは、2010-11シーズンと2014-15シーズンの9人。このペースなら、年明けまでに職を失う監督がもう1~2人は出るのではないでしょうか。下位5クラブを見ると、解任されていない指揮官がひとりだけいます。スウォンジーのポール・クレメント監督は、アブラハム以外で点が取れないチームを早期に改善しなければなりません。


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

【WBA×Chelsea】圧巻アザール!3-5-2がはまりつつあるチェルシーがプレミアリーグ4連勝!

サロモン・ロンドン。ジェイ・ロドリゲス、クリホヴィアク、リヴァモア、ギャレス・バリー、ギブス、ジョニー・エヴァンス。各国の代表経験者を揃えたWBAのスタメンを見ると、たった2勝でプレミアリーグ16位という戦績が信じられません。12節のチェルシー戦では、マット・フィリップスが先発復帰。開始早々から右サイドで脅威となっていた10番は、5分にサロモン・ロンドンの頭にぴたりと合わせ、オフサイドの旗が上がらなければ先制ゴールという惜しいシーンを演出しました。10分まではWBAのペースでしたが、14分にオーバーラップしたバカヨコがセスクの縦パスを呼び込んできわどいシュートを放ってからは、エンジンがかかったチェルシーがゲームを支配します。

ケーヒル、アスピリクエタ、クリステンセンの3バック。コンテ監督との確執が報じられたダヴィド・ルイスは今日もベンチです。WBにザッパコスタとマルコス・アロンソ。セスク、カンテ、バカヨコの3センターに、アザールとモラタの2トップ。チェルシーの最初の2点は、秀逸な2トップの個人力でもぎ取ったゴールでした。17分、中央で仕掛けてきたアザールにギャレス・バリーが簡単に抜かれてしまい、左足のアウトにかかった強烈なシュートを許します。GKフォスターは手に当てるのが精一杯、しかしボールが転がった先にはモラタがいました。ダイレクトで打った左足のシュートが無人のゴールに刺さり、0-1。モラタはこれがプレミアリーグ8ゴールめです。31分、今度はモラタがアシスト役にまわります。セスクの縦パスをヒールで流したラストパスはエクセレント。最終ラインの裏に出たアザールがフォスターを抜き去り、左足でゴールに流し込みました。

完全に意気消沈したWBAは、37分の左からのFKで3点めを決められてしまいます。セスクのキックがゴールを横切り、ファーポストのそばに落ちるとマルコス・アロンソが完全にノーマーク。コースだけ間違えないように丁寧に合わせたボレーがネットの天井に刺さり、前半で勝負が決まりました。昨シーズンは、セットプレーからのゴール数がプレミアリーグNo.1だったWBAは見事にお株を奪われ、絶望的な45分に突入することになりました。

後半が始まってすぐの50分、カンテがドリブルでカウンターを仕掛けて右のアザールに預けると、リヴァモアとギブスが10番に簡単にかわされ、右足のシュートはフォスターが足でブロック。こぼれ球を競ったセスクはなぜ、0-3と大きくリードしているゲームでシミュレーションを取られるようなことをするのでしょうか。チェルシーのセントラルMFが不要なカードをもらった4分後には、サロモン・ロンドンがダイブを咎められます。56分、カンテが攻め上がり、右のモラタにパスを通すと、ニアを狙ったシュートはフォスターがセーブ。WBAの最大の問題は、セントラルMFが中央のスペースを埋められないことです。ピューリス監督は、ハーフタイムにクリホヴィアクをヤコブに代えるという「止血」を施したのですが、問題は解決したようには見えません。

62分、4点めはまたもアザール。セスクのロングフィードをボックス手前やや左で受けた10番は、集中力が切れ気味だったヘガシーを切り返しでかわしてガラ空きのゴールに悠々と右足で蹴り込みました。モラタとアザールのコンビネーションが向上し、コンテ監督の3-5-2は昨季の3-4-3に負けないクオリティに近づきつつあります。縦への推進力があるバカヨコとキラーパスを持つセスクが安心して前に出られるのが、カンテをアンカーに置いた3センターの効果です。67分からセスク、アザール、カンテが次々と下がったのは、チャンピオンズリーグをにらみつつドリンクウォーター、ペドロ、ウィリアンのガス抜きという意図でしょう。84分にアスピリクエタがボールの処理に手間取ったところをマクリーンが奪い、クルトワと1対1になったのがプレミアリーグ16位チームの唯一の決定機でした。左足のシュートがポストの右に外れ、WBAは0-4という無惨なスコアでホームゲームを落としました。

チェルシーはこれでプレミアリーグ4連勝。負傷で出遅れていたアザールが、ようやく真価を発揮し始めました。水曜日にカラバフに勝てば決勝トーナメント進出が決まるチャンピオンズリーグは問題ないと思われますが、できればローマをかわして首位通過といきたいものです。プレミアリーグのライバルたちが全チーム首位でグループステージを終えると、ラウンド16の相手は2/3の確率でバルサかパリとなります。アゼルバイジャン遠征の直後にアンフィールドでリヴァプールという息が抜けないスケジュールですが、きわどいゲームを采配によって勝ち点3にしてきたコンテ監督の腕の見せどころでしょう。来週末のクロップレッズとのシックスポインターもまた、楽しみな一戦です。


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

【Leicester×MAN.CITY】レスターは失敗でしたが…「マン・シティを止める方法」はおそらくコレ!

プレミアリーグ11戦10勝1分、38ゴール7失点。最近、マンチェスター・シティの試合を観ながらぼんやり考えるのは「どうしたらこのチームに勝てるか」です。デブライネ、ダヴィド・シルヴァ、フェルナンジーニョと守護神エデルソンはここまでプレミアリーグ全試合先発出場。長期離脱のバンジャマン・メンディの穴はファビアン・デルフが埋め、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、オタメンディが構える最終ラインは鉄壁です。前線は、左右のスターリングとレロイ・サネが絶好調。アグエロとガブリエウ・ジェズスを含むローテーションは、ここまで絶妙にうまくいっています。

12節のレスター戦は、出場停止のオタメンディの代役として9試合ぶりのヴァンサン・コンパニ、最前線にはガブリエウ・ジェズスが起用されていました。ロングカウンターという明確な武器があるレスターは、マンチェスター・シティに対する刺客になりえるのではないかと期待していたのですが、ピュエル監督の不可解な戦術が可能性を下げてしまったように思います。今季プレミアリーグでノーゴールのオルブライトンのインサイドMF起用は、どういう意図だったのでしょうか。前線に突破力を加えるなら素直にマフレズを中央に据え、ゴール前の厚みや高さならイスラム・スリマニでいいでしょう。守備を気にしたのなら、岡崎慎司を外す必要はないと思います。プレミアリーグ最強チーム相手に、選手の適性を度外視した変化を加えたために、戦い方をより難しくしてしまったのではないかと思います。

2分にコンパニが斜め後ろからジェイミー・ヴァーディを引っかけた瞬間、キングパワーは騒然。黄色いカードが掲げられると、ホームサポーターは色が違うと大ブーイングです。ピュエル監督もピッチの脇で抗議していましたが、当然判定は覆らず。決定機阻止と取られかねないシーンだったのは事実で、マン・シティのキャプテンは助かりました。ペップのチームは、いつも通り縦に速いサッカーを展開。デブライネからスターリング、ダヴィド・シルヴァからサネに鋭い縦パスが通り、ボックス脇のスペースを突いてきます。

21分、デブライネが左サイドのサネに展開すると、ダイレクトのグラウンダーをボックスに走り込んだダヴィド・シルヴァがボレー。既に何度も危険なボールを処理していたシュマイケルが上に弾き出しましたが、これだけ縦パスを簡単に入れさせていては、90分は持たないでしょう。23分にも、フェルナンジーニョ、デブライネ、ダヴィド・シルヴァ、左のサネとあっという間に縦に3本通り、速いクロスがゴール前へ。ガブリエウ・ジェズスの頭に合わず、レスターは命拾いしますが、ここまではオルブライトンを自陣深くに引かせた4-5-1は効果的とはいえません。

31分、マンチェスター・シティにアクシデント発生。ジョン・ストーンズがハムストリングを痛め、マンガラとの交代を余儀なくされます。レスターにとっては、今季の出番が少ないCBが並ぶ相手の布陣はチャンスですが、鋭いカウンターを仕掛けているのはマン・シティのほうです。ダヴィド・シルヴァが右足でロングボールをフィードすると、デブライネが一気にドリブルでボックスに侵入。右足のアウトにかけたラストパスは必死のブロックで止まりましたが、レスターの中盤はダヴィド・シルヴァに入る縦パスもサイドに展開されるボールも防げません。14分にマフレズが右サイドを崩してからチャンスは創れず、失点は時間の問題でしょう。せめてハーフタイムまではゼロでいきたかったホームチームですが、45分についにゴールを許してしまいます。

立役者は、デブライネの短いパスを受けてラインの裏にスルーパスを通したスターリング。一瞬で2対ゼロの形になり、シュマイケルと向き合ったダヴィド・シルヴァは脇にいたガブリエウ・ジェズスにイージーなシュートを打たせるだけでした。0-0ならともかく、0-1とビハインドを背負ったハーフタイムにピュエル監督は動くべきだったと思います。エンディディと同じ位置まで下がっていたオルブライトンはスペースを埋めているだけで、ダヴィド・シルヴァやフェルナンジーニョにプレッシャーをかけることも、彼らのパスコースを切ることもできていません。まずは岡崎慎司を投入してパスの出どころをチェックさせ、攻めに転じる局面になれば中央を1枚外してイヘアナチョという順番でしょう。しかし指揮官は動かず、レスターが決定的な2点めを喰らったのは後半が始まって4分でした。

レスターが初めて決定機を創ったのは、48分にイボーラがもらった左サイドのFKからでした。マフレズがファーに長いボールを通すと、オルブライトンが浮かしたボールをヴァーディがヘッドで落とします。これに反応したエデルソンのパンチは小さく、拾ったマグワイアのボレーはポスト直撃!リバウンドはマン・シティに渡り、ハーフライン付近にいたデブライネにロングフィードが通ると、ベルギー代表は左のサネに展開しました。サネが突破を諦め、デブライネに戻すと、利き足でない左に持ち替えたプレミアリーグ屈指のプレーメイカーが強烈なミドルシュート!両足を自在に使えるとはいえ、あれだけ強い一撃を左で蹴られると絶句するしかありません。勝負に対する興味は、これで潰えました。

ここからの展開についてひとことで表現するなら、「シュマイケルの奮闘がなければ0-5もあった」。再三決定機を創られていたにも関わらず、ピュエル監督の対応は遅く、オルブライトンをイヘアナチョに代えたのは68分でした。結果的には追加点は奪われなかったのですが、早めにアンディ・キングを投入して「止血」し、その後イヘアナチョと岡崎慎司、あるいはイスラム・スリマニで勝負に出るべきではなかったかと思います。中盤を3枚にしてダブルプレーメイカーをケアするという思想は、マティ・ジェームズやアマーティが使えるならよかったのですが、オルブライトンとアンディ・キングしかいなければ別なアプローチを考えたほうがベターでしょう。この日のピュエル監督は、理想のフォーメーションに強引に選手をはめて失敗する典型例に陥ってしまったように感じられました。

マンチェスター・シティの縦に速い攻撃を殺すには、3-5-1-1などのフォーメーションで中盤を厚くして楔のパスにプレッシャーをかけ、カウンターで対抗するのが適切なのではないでしょうか。模範解答は、プレミアリーグ7節のスタンフォード・ブリッジで惜敗したコンテ監督の戦術です。最前線にチェイシングできるアレクシス・サンチェスを据え、イオビを下がりめに配したヴェンゲル監督も、ムスタフィが使えればもっときわどい勝負に持ち込めたかもしれません。12月に首位とシックスポインターを戦うポティッテイーノ監督とモウリーニョ監督は、おそらくわかっているでしょう。スパーズならハリー・ウィンクス、デンベレ、シソコ。赤いチームはポグバ、フェライニ、マティッチ。中盤に厚みを築くことができ、カウンターも得意な両者が、デブライネとダヴィド・シルヴァをどう止めるのかに注目したいと思います。


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

【Liverpool×Saints】CBの不安は攻め切って解決!?サラーの2発でリヴァプールが完勝!

やはり、勝負を決めたのは絶好調の快足アタッカーでした。プレミアリーグ12節、リヴァプールVSサウサンプトン。ここまで5勝4分2敗と今ひとつのレッズにとっては、本拠地アンフィールドで開催される落とせない一戦。ユルゲン・クロップ監督は、考えうる限り最も攻撃的な布陣でセインツの堅守をこじ開けようとしました。GKミニョレ、SBにアレクサンダー・アーノルドとアルベルト。モレノ。マティプ不在のCBにはデヤン・ロブレンとクラヴァンを配しています。3センターはワイナルドゥム、コウチーニョ、ヘンダーソンで、3トップはサラー、フィルミーノ、マネ。守備に不安を抱えるホームチームとしては何としても先制したかったゲームで、前半のうちに美しいゴールを2本揃えたモウ・サラーがチームを楽にしてくれました。

プレミアリーグ11試合11失点と、TOP6以外ではバーンリー、ニューカッスルに次いで失点が少なかったセインツが相手だけに、レッズは先にゴールを奪われるとやっかいです。マティプのいない先発メンバーを見たときは、厳しい試合になるのではないかと思いましたが、中盤から前の6人は明らかにコンディションがよさそうです。

8分、中央から打ったコウチーニョのミドルがブロックされると、アーノルドが強引なドリブルで中央に入り、右のワイナルドゥムに短いパス。オランダ代表MFのシュートもフートにヒットしますが、こぼれ球に反応したアーノルドがゴール前に突進してGKフォースターのファンブルを誘い、最後はサラーが左足でシュート。セドリク・ソアレスが左足に当ててCKに逃れた瞬間、アクシデントがない限りは今日のレッズは大丈夫だと頭を切り替えました。このチームがシュートを打てているのは好調の証拠です。マネのクロスに合わせたサラーのボレーは右にアウト。吉田麻也をベンチスタートとしたセインツは、対応が後手にまわるシーンが多いのが不安です。

21分、ドリブルでボックス右に入ったマネが後ろに落とすと、ワイナルドゥムがダイレクトでシュート。左に曲がる一撃はフォースターが大きく弾き出しますが、インサイドMFが積極的に打ってくるとなると、セインツの守備陣はむやみに下がれません。コウチーニョがドリブルで仕掛けたカウンターは、そのまま打ったほうが確度が高いとみた10番が右足でミドルシュート。ボールは左に切れてしまい、枠に収まりませんでした。ゲームを支配していたレッズは、31分に相手のミスを突いて先制します。ドリブルで左サイドに出て、ロングフィードを送ろうとしたタディッチの判断はあまりにも無謀でした。フィルミーノがインターセプトし、クラヴァン、ワイナルドゥムとつながったボールが右のモウ・サラーへ。トラップしたサラーが軽く中に持って左足を振り抜くと、完璧な弾道のコントロールショットはサイドネットに吸い込まれました。

先制したレッズは、さしたるピンチなきまま41分に2点めをゲットします。このゴールは、フートの裏に斜めに走り込んだサラーを、コウチーニョがよく見ていました。縦に速いボールが出て、GKの前にフリーで躍り出たサラーは、ダイレクトのシュートで飛び出してきたフォースターの脇を抜きました。44分にバートランドがカーブをかけて狙ったFKが枠にいっていれば、1点差に戻したセインツが元気になっていたかもしれません。

後半に入って間もない48分、左サイドにいたブファルがタディッチの落としを受けて思い切りよくシュートを放ちますが、ミニョレが伸ばした手の上を抜けていきます。52分、ドリブルで中央に上がったアーノルドが見事なスルーパスをラインの裏に通し、フィルミーノがフォースターと1対1になるも、コースを切られてフィニッシュはGKの右足にヒット。ヘンダーソン、サラー、コウチーニョとテンポよくつながった63分の中央突破は、右隅を狙ったコウチーニョのシュートがポストぎりぎりに外れます。

67分からの波状攻撃は圧巻でした。クロスのこぼれ球を拾ったクラヴァンがワイナルドゥムに流すと、5番の左足シュートはファン・ダイクがカット。クリアをマイボールにしたヘンダーソンがフィルミーノにつなぎ、右サイドに出たマネがパスを受けて中に斬り込むと、縦パスでフリーになったフィルミーノが右から強烈なシュート。フォースターの左肩に当たって中央にこぼれたボールに走り込んだコウチーニョがダイレクトで蹴り込み、長かったアタックにピリオドを打ちました。直後、コウチーニョはエムレ・ジャンに後を譲り、74分にマネをチェンバレン、80分にサラーが下がってミルナー。主力をセヴィージャとの大一番に備えさせたクロップ監督は、最後まで安心して見ていられたでしょう。終わってみれば、セインツの枠内シュートはゼロ。21本のシュートを放ち、3-0で完勝したレッズは前線の選手が全員好調で、CBの不安は杞憂に終わりました。

MVPは、この日の2発でトータル9ゴールとしてプレミアリーグ得点王争いのトップに立ったサラーと、1ゴール1アシストのコウチーニョを素直に推すのがいいでしょう。ゴールは決められなかったものの、相変わらず神出鬼没のポジショニングで2つのゴールに貢献したフィルミーノ、ボックス周辺に頻繁に顔を出して攻撃に厚みをもたらしたワイナルドゥムも素晴らしかったと思います。セインツは、どうしたのでしょうか。昨季プレミアリーグで7発決めたレドモンドは、未だノーゴール。ボールを見てしまうシーンが目立つフートより、先の展開を読んでポジションを取れる吉田麻也のほうが、最終ラインを安定させられるでしょう。

火曜日のCLでセヴィージャに勝てばラウンド16進出が決まるレッズは、心身ともにいい状態でエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファンに乗り込めるのではないでしょうか。来週末のプレミアリーグで激突するチェルシーは、水曜日にアゼルバイジャン遠征です。ここは連勝を決めて、プレミアリーグ優勝とチャンピオンズリーグの上位進出に望みをつなぎたいところです。次戦も、攻めて攻めて押し切るリヴァプールらしいサッカーを期待したいと思います。決めちゃってください!


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

グーバーウォーク

謎の生物”グーバー”たちが、ブログの中身に合わせて変化!
グーバーを押すと、「ブログの成分分析」もできちゃいます!

blogramで人気ブログを分析

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ