試合に出られずとも若手の手本となった2年め…シュヴァインシュタイガーがMLS移籍決定!

これは、寝耳に水でした。バスティアン・シュヴァインシュタイガー、MLS移籍。2015-16シーズンはファン・ハール監督の下でプレミアリーグ18試合に出場した32歳のベテランMFは、モウリーニョ監督のチームでは構想外となり、プレミアリーグ出場はゼロ。ヨーロッパリーグ、EFLカップ、FAカップで4試合のみの出場に留まりました。ウィガンと対戦したFAカップ4回戦で1ゴール1アシストを決め、4-0完勝に貢献したのがイングランド最後のシーズンにおける唯一の目に見える成果です。10月までファーストチームの練習に参加できず、若手と一緒に汗を流していた31番は、「プロフェッショナルとして練習に取り組んでいる」と指揮官に認められ、11月にようやく合流。試合に出場するチャンスを得たものの、チームに必要な選手という評価までは得られませんでした。

バスティが赴く新しいチームは、シカゴ・ファイアー。かの地ではデシグネイテッド・プレーヤー(特定選手)という枠があり、年俸450万ドル(約5億1000万円)は、大きな期待を背負う選手だけが得られる待遇のようです。「マンチェスター・ユナイテッドで出会ったたくさんの友人と別れるのは寂しいけど、シカゴで挑戦することを認めてくれたクラブに感謝している」「監督、選手、スタッフ…みんなと楽しく過ごしてきた。でも、僕の特別な感謝の気持ちは、ユナイテッドのサポーターに伝えたい。彼らのサポートは、マンチェスターにおける僕の時間を素晴らしいものにしてくれたから」。関係者やサポーターに謝意を表したセントラルMFは、メディカルチェックを終え、ビザが取れたら来週の半ばには現地に飛ぶと伝えられています。

「ワールドカップのファイナルでマン・オブ・ザ・マッチに輝いた者として語れる選手は、そんなに多くはいない」と、ドイツ代表の元キャプテンの偉業を称えたマンチェスター・ユナイテッドは、公式サイトで「SCHWEINSTEIGER'S OLD TRAFFORD LEGACY(シュヴァインシュタイガーがオールド・トラフォードに残した遺産)」と題した特集を掲載。若手選手に対するメッセージを伝えています。

「ジェシー(リンガード)、マーカス(ラシュフォード)、ティム(フォス・メンサー)やアクセル(トゥアンゼベ)のような若い選手たちには、こちらから話しかけてサポートするようにしていた。できるだけ早く成長してくれるように、ただし彼ら自身のキャラクターを失わせないように」「それは大事なことなんだ。個性とメンタリティをキープし続けること。これだけは変えてはいけない」

この2年をキャリントンで過ごした若手選手たちにとって、それは貴重な時間だったのではないかと思います。ワールドカップを勝ち取ったセントラルMFと、4つのリーグを制覇した稀代のストライカーから、プロフェッショナルとして必要なことを吸収する機会を得られたのですから。「ラシュフォードやリンガード、トゥアンゼベがイングランド代表としてメジャーな大会のファイナルでプレイできるかどうかは、時が告げてくれるだろう。もしそれが実現したら、シュヴァインシュタイガーの言葉を思い出すのが賢明だ」。マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトの言葉より、ワールドクラスの選手となったラシュフォードが決勝の舞台でトロフィーを掲げ、ともに戦った先輩の名を口にするシーンを想像します。

バスティがマンチェスターで過ごした1年8ヵ月は、ご本人にとってはあまり幸せな時期ではなかったかもしれませんが、2015-16シーズンのプレミアリーグ開幕戦、トッテナムとのゲームの後半に姿を現したときの期待感や、レスター戦の泥くさいゴールは今も鮮明に覚えています。おそらく、シカゴがプレイヤーとしての終の棲家になるでしょう。ありがとうございました。次々に芽吹き始めた若い選手たちが主力となり、プレミアリーグやチャンピオンズリーグを制覇するときがきたら、われわれはバスティアン・シュヴァインシュタイガーがクラブの苦しい時期にいてくれたことを思い出すでしょう。ルイ・ファン・ハールの名前とともに。


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かなりビミョーなイングランド代表メンバー…将来が楽しみな「U-25」でチームを創ってみました!

3月22日にドイツ代表とフレンドリーマッチ。26日にはワールドカップロシア大会の欧州予選で対リトアニア。ドイツとの一戦は、暫定監督から11月に正式にイングランド代表監督となったガレス・サウスゲートさんにとって、初めての代表戦となります。しかし…。守護神ジョー・ハートを除いて全員プレミアリーグ勢となった今回のメンバーは、ひいき目に見ても世界王者に勝てる顔ぶれではありません。

プレミアリーグ得点王を争うハリー・ケインと満足に試合に出ていないダニエル・スタリッジ、リヴァプールを支えてきたジョーダン・ヘンダーソンは負傷欠場。不振のウェイン・ルーニーに加えてセオ・ウォルコットも外れ、ふくらはぎを痛めたウェストハムのマイケル・アントニオは直前でリタイアとなりました。従来の主力を欠くなか、代わって選ばれたのは3年4ヵ月ぶりとなるジャーメイン・デフォー、4年7ヵ月ぶりのジェイク・リヴァモアなど本大会では選ばれない可能性が高い選手たちです。サンダーランドで14ゴールを挙げてひとり気を吐くデフォーも、WBAの躍進に貢献するリヴァモアも、クラブレベルで見ればいい選手ですが、国際大会ではどうでしょうか。以下に今回の代表選手を掲載させていただきました。セインツのネイサン・レドモンドとウォード=プラウズ、バーンリーのマイケル・キーンといった初選出組には期待するものの、「将来が楽しみ」と胸が躍るチームではありません。


【2017年3月6日選出 イングランド代表メンバー】
GK/フォースター(サウサンプトン)、ジョー・ハート(トリノ)、ヒートン(バーンリー)
DF/バートランド(サウサンプトン)、ケーヒル(チェルシー)、ナサニエル・クライン(リバプール)、フィル・ジョーンズ(マンチェスター・ユナイテッド)、マイケル・キーン(バーンリー)、ルーク・ショー、スモーリング(マンチェスター・ユナイテッド)、ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)、カイル・ウォーカー(トッテナム)
MF/デル・アリ(トッテナム)、ロス・バークリー(エヴァートン)、エリック・ダイアー(トッテナム)、ララナ(リヴァプール)、リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)、リヴァモア(WBA)、チェンバレン(アーセナル)、レドモンド(サウサンプトン)、スターリング(マンチェスター・シティ)、ウォード=プラウズ(サウサンプトン)
FW/デフォー(サンダーランド)、ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、ジェイミー・ヴァーディ(レスター)


なるほど。いえ、わかります。プレミアリーグファンとはいえ、他国の代表に対して遠慮なくモノ申すことに対して、いかがなものかという声もあるでしょう。しかし、プレミアリーグ勢が欧州で勝てなくなると、ワールドクラスの選手がスペインやドイツ、あるいは中国に流れ、いずれおもしろくなくなってしまうのではないかという不安を抱く者にとっては、イングランドは強くあってほしいのです。ここからは、半分ささやかな提案、半分は遊びです。「2022年のカタールをターゲットとして、今からイングランド代表を25歳以下で固める」というのはいかがでしょうか。というのも、現在の20代後半の世代は、「暗黒の世代」だからです。

2000年代に入ってから、プレミアリーグに外国人選手が増え続け、イングランド人選手がポジションを奪われるようになりました。ベッカム、ランパード、ジェラードなどスケールの大きい選手がキャリアの下り坂を迎えても、後継者は出てきませんでした。サッカーの母国の弱体化は大きな課題となり、2010-11シーズンよりホームグロウンルールが施行されることになりました。このルールは、イングランド人のみを対象としたわけではなく、「3季あるいは36か月以上、イングランドかウェールズのチームに所属した選手」を8人以上登録しなければならないと定めたものなのですが、これによってトップクラブは育成に投資するようになり、FAも若手選手育成のインフラ整備に注力し始めました。現在、25歳の選手は2010年には18歳で、これからトップクラブで活躍できる選手をめざそうというタイミングです。一方、「ルーニー未満、26歳以上」の選手たちは、プレミアリーグの上位でベンチ生活が長かったか、下位クラブでプレイしていた選手が多く、代表選手でも「小粒」「遅咲き」が多いのです。

であればいっそ、「ホームグロウン以降」、つまりそれまでの世代よりも若いうちからチャンスを与えられた選手たちに経験を積ませて、ひとつ先のワールドカップで大きな花を咲かせることをめざしてみては?というお話です。さっそくチョイスしてみると、なかなかおもしろいチームになりました。基本フォーメーションは、今季プレミアリーグでチェルシー、トッテナムなどが採用し始めた3-4-3です。


【イングランド代表「U-25」メンバー】
■GK
ジャック・バトランド(ストーク)24歳/0試合
ピックフォード(サンダーランド)23歳/19試合
アンガス・ガン(マン・シティ)21歳/0試合
■DF
ジョン・ストーンズ(マン・シティ)22歳/19試合0ゴール
マイケル・キーン(バーンリー)24歳/28試合2ゴール
エリック・ダイアー(トッテナム)23歳/23試合0ゴール
ギブソン(ミドルズブラ)24歳/27試合1ゴール
モーソン(スウォンジー)23歳/18試合4ゴール
■WB・MF
ナサニエル・クライン(リヴァプール)25歳/27試合0ゴール
チェンバレン(アーセナル)23歳/23試合2ゴール
ハリー・ウィンクス(トッテナム)21歳/19試合1ゴール
トム・デイヴィス(エヴァートン)18歳/15試合1ゴール
デル・アリ(トッテナム)20歳/26試合13ゴール
ウォード=プラウズ(サウサンプトン)22歳/20試合2ゴール
ウィルシャー(ボーンマス)25歳/23試合0ゴール
ベイカー(フィテッセ)21歳/25試合9ゴール
ルーク・ショー(マン・ユナイテッド)21歳/8試合0ゴール
■FW
ハリー・ケイン(トッテナム)23歳/22試合19ゴール
スターリング(マン・シティ)22歳/23試合6ゴール
ザハ(クリスタル・パレス)24歳/25試合5ゴール
ラシュフォード(マン・ユナイテッド)21歳/21試合3ゴール
レドモンド(サウサンプトン)23歳/23試合5ゴール
アブラハム(ブリストル)20歳/33試合20ゴール
(数字は所属クラブでの今季成績、青字は先発メンバー)


「プレミアリーグ(あるいは他国トップリーグ)での活躍度重視」「アタッカーは得点力重視」で選んでみました。いやいや、23人に絞るのは結構大変でして、泣く泣く落とした選手だけで、もう1チーム作れます。CBはセインツで年明けから頭角を現したスティーブンスや、エヴァートンのホルゲート。SBにめぼしい選手が少なかったので3バックにしたのですが、レスターのチルヴェルは後ろ髪を引かれたひとりです。アタッカーでは、同じレスターのデマライ・グレイ、エヴァートンのルックマン、ボーンマスのカラム・ウィルソン。チャンピオンシップの選手ではありますが、ダービーで37試合12ゴールのトム・インスも悩みました。

真ん中のポジションでは、いちばん化けそうなのはロフタス=チーク。元スパーズでは、ライアン・メイソンよりはスウォンジーでレギュラーに定着したトム・キャロルのほうがおもしろいと思いつつ、彼らより若いハリー・ウィンクスの大胆なプレイをさらに上と見ました。スターリング、ザハ、チェンバレン、レドモンドがいるサイドに、セルティックのパトリック・ロバーツまでは押し込めませんでした。

サウスゲート監督にいささか気を遣うのは、今回代表に選ばれたマンチェスター・ユナイテッドのリンガードと、エヴァートンのロス・バークリーを外したことです。前者は、先日のボロ戦でやっと今季プレミアリーグ初ゴールという決定力不足を嫌い、後者は私の期待が膨らみ過ぎていたため、伸び悩み感が気になって他の選手を優先してしまいました。いかがでしょうか、U-25。20代後半世代で残したくなるのは、ヒートン、ララナ、ヘンダーソン、カイル・ウォーカーぐらいです。監督はサウスゲートさんでいいのですが、もうひとつ下の世代のエディ・ハウさん抜擢もおもしろそうです。「プレミアリーグ勢が欧州で勝てなくなったのは、ホームグロウンのせいだ」という声もありますが、長い目で見ると、欧州最強ユースのチェルシーをはじめ各クラブから若いタレントが出てきており、5年~10年先にはイングランドの復活があるかもしれません。そう、チェルシーといえば、ドミニク・ソランケも入れたかった…。


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ヴェンゲル監督は続投か、退任か…厳しい状況に追い込まれたアーセナル、2016-17シーズン苦闘の足跡。

「自分の将来はわかっている。みなさんには近いうちにお知らせする」。プレミアリーグ20年めの指揮官の言葉を聞いて、「辞任」を連想した方が多いのではないでしょうか。直近のプレミアリーグ5戦で1勝4敗。これほど厳しい状況に追い込まれたのは、開幕3戦めにマンチェスター・ユナイテッドに8-2で敗れ、2勝1分4敗と出遅れた2011-12シーズン以来です。ヴェンゲル監督が続投意欲を失ったとすれば、サポーターの声と戦績が主な理由でしょう。「自分の存在がアーセナルのためにならない」と思えば、クラブ愛が強い名将は去るという結論を選ぶはずです。WBAに3-1で完敗した直後も、ヴェンゲル監督はこう語っていました。「われわれは今、この20年で1度も経験していない困難な時期を迎えている。私の去就より、敗戦が続いていることの方が重要。巻き返すのは大変だが、試合に集中しなければならない。しっかり回復させて、いい準備をしたい」。おっしゃるとおり、ここからの4位確保は、過去最高に難しいミッションとなりそうです。

昨季までのアーセナルは、ゴールという終着駅までの路線が、大きく2つありました。ひとつは、「エジル経由ジルー本線」。そして今ひとつは、「アレクシス本線」。ジルーがプレミアリーグ16ゴール、アレクシス・サンチェスが13ゴール、エジルが19アシストを積み重ねた攻撃陣は、優勝したレスターから7ゴールを奪って唯一のダブルを記録。2人のワールドクラスと勝負強いストライカーが、それぞれの持ち味を発揮することで攻撃の幅が生まれていました。年明けから2ヵ月の3勝3分3敗という停滞が響き、悲願のプレミアリーグ優勝には届かなかったものの、最後は10戦無敗でスパーズをかわして2位でシーズンを終えています。

今季はジルーが出遅れたものの、アレクシス・サンチェスを中央に置くゼロトップという新機軸が当たり、エジルとウォルコットがゴールを積み上げていた12月上旬までは、チェルシーと3差の2位をキープ。当時のチームを「プレミアリーグ最強クラブのひとつ」と表現しても、違和感はないでしょう。私は、今季こそヴェンゲル監督のチームはビッグタイトルに手が届くかもしれないと思っていました。エジル最後のゴールは15節のストーク戦、ウォルコットは17節のマン・シティ戦。フィニッシュのバリエーションを失ったチームは、それでもジルーが公式戦5戦連発と当たり始めた年末年始は持ちこたえておりましたが、ストライカーが負傷がちになり、プレーメイカーが体調を崩した1月末以降、エジル路線は運転休止。ゴールへのチケットを買えるのは「アレクシス経由あるいはアレクシス本線」のみと7番への依存度が急速に高まります。

エジル、ジルーと自身の3つの軸が均衡を保ち、相互に機能していたときはポジティブだったアレクシス・サンチェスは、周囲が思うように動かないことに不満を露わにするようになり、チームは完全に失速しました。FAカップでは3戦5ゴールと絶好調のウォルコットは、なぜかプレミアリーグでは不発。年明けに復帰したウェルベックは、未だ完調とはいえません。ジャカの出場停止、ラムジーやエルネニーの負傷などが重なったアーセナルは、攻守とも不安を抱えたままバイエルン戦に突入。2戦とも後半にコシールニーがいなくなり、終盤に集中力を切らして1-5、1-5で敗退しました。サポーターがヴェンゲル退任を求めるプラカードを掲げ始めてからは、ノンリーグのサットンとリンカーンにしか勝っておりません。

アーセナルが勝てなくなった理由として、主力の不振・不在以外で見逃せないのは、「ゲームプランの崩壊」です。ワトフォード戦は20分にラムジーが消え、チェルシー戦は17分にベジェリン。バイエルン戦はコシールニー、コシールニー、リヴァプール戦の前半はアレクシス・サンチェスを使わず、WBA戦はチェフとアレクシス。元々、選手交代で課題解決するのが得意とはいえないヴェンゲル監督は、トラブルで戦術変更を余儀なくされる試合を続けています。シーズン後半戦でプレミアリーグ6位に留まっているのも、これだけのアクシデントがこの時期に集中するのも、初めてではないでしょうか。次戦、プレミアリーグ30節のマンチェスター・シティ戦にエミレーツで敗れれば、3位の背中は見えなくなります。

ここまで、今季のアーセナルの足跡を辿ってまいりましたが、ヴェンゲル監督はどんな将来を明言するのでしょうか。「ユーヴェのアッレグリ監督と合意」「ドルトムントのトゥヘル監督に就任要請」という話が出ている一方で、「ザ・サン」は「土曜日に対戦したWBAのピューリス監督が、本人から続投と聞いたとコメントした」と報じています。続投発表ならサポーターの抗議は過熱必至。一方、シーズン中に監督が辞任発表したり、その噂が流れたりすると、ペジェグリーニさんやレドナップさんのチームのように調子を落とすケースが多いのも事実です。去るも地獄、残るも地獄。アーセナルが今季もプレミアリーグ4位をキープすると予想できる根拠はなかなか見つかりません。あるとすれば、「EL重視のマンチェスター・ユナイテッドがアウェイの上位対決を3つ残している」「リヴァプールが”苦手の”下位との対戦だけになった」、そしてもうひとつは「それでも勝ってきたのがアーセン・ヴェンゲル」…3つめが、いちばん説得力が高い気もします。

せめて気持ちだけは負けない、続投でもひとたび決まったらエミレーツが応援モード一色となる…来季もチャンピオンズリーグに出場するためには、戦術戦力云々もさることながら、選手とサポーターがポジティブな気持ちで戦うことが最も重要なのではないでしょうか。私は、「アッレグリなど適切な後任を招聘できると決まったうえでなら、ヴェンゲル退任がベター。ただし心情的には、ボスはプレミアリーグかチャンピオンズリーグを勝って勇退してほしい」と考えており、「心折れて辞任」「CLを逃して退任」という結末だけは見ないですむよう祈っております。20年、素晴らしいサッカーを披露し続け、他クラブがうらやむアーセナルのカラーを創ってきた指揮官の最後として、あまりにも悲しい結末だけは。


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【Tottenham×Saints】後半は素晴らしかった吉田麻也。健闘セインツはスパーズに惜敗!

ハリー・ケインのいないトッテナムと、吉田麻也がいるサウサンプトン。ホワイト・ハート・レーンで行われるプレミアリーグ29節における私の最大の興味を端的にいえば、この2つです。ポチェッティーノ監督は、最近のメインである3-4-3をチョイス。エリック・ダイアー、アルデルヴァイレルト、フェルトンゲンを後方に配し、中盤にはカイル・ウォーカー、デンベレ、ワニャマ、ベン・デイヴィスが並んでいます。デル・アリとエリクセンの前には、ソン・フンミン。セインツの脅威は、何といっても2月のプレミアリーグデビュー以来3戦4発、リーグカップを入れれば4戦6発のガッビアディーニです。レドモンド、タディッチ、ウォード=プラウズは、シュートを打てるスペースを見つけるのがうまいストライカーにラストパスを集めてくるでしょう。プレミアリーグ得点王を負傷で欠く2位チームは、勝ち点3を積んでチェルシー逆転の望みをつなげるでしょうか。

3分、いきなりスパーズに決定機。エリクセンの縦パスで吉田麻也の裏を取ったソン・フンミンがフォースターと1対1になりますが、コースを消した守護神が左に弾き、先制はならず。8分にタディッチがガッビアディーニに送った浮き球はオフサイドでしたが、トッテナムは裏を狙う20番と駆けっこになるのは避けたいところです。14分、攻勢に出ていたスパーズが、あっさり先制点を奪いました。デンベレのパスを受けたエリクセンが中に持ち込むと、バートランドは追いつけず、吉田麻也は外に流れるソン・フンミンに付かざるをえません。左足のコントロールショットが左隅を襲うと、フォースターのグローブは及びませんでした。

1-0となった直後、オーバーラップしたフェルトンゲンが打つと見せかけて真ん中にいたデル・アリに速いパス。下がり過ぎていたスティーブンスが振り向く暇を与えてしまったシュートは、フォースターの正面で助かりました。17分、ロメウの素晴らしいミドルシュートは、白いシャツの選手に当たって右に切れていきます。23分に、アルデルヴァイレルトのロングフィードをデル・アリが頭で落とし、フリーのエリクセンがボックスの外から狙ったシーンも危険でした。このCKをエリクセンが蹴ると、アルデルヴァイレルトが叩きつけたヘディングシュートは、フォースターが左手で救い上げるビッグセーブで阻みます。28分、今度はセインツのショートカウンター。ガッビアディーニが左のタディッチに流し、リターンをボレーで狙うと、ボールはポストをかすめて外からサイドネットを揺らします。このとき、ガッビアディーニは内転筋を痛めてしまったようです。代役は昨季プレミアリーグで10ゴールを挙げているシェーン・ロングですが、彼がピッチに入るまで10人となったセインツは、守備の混乱から2点めを失ってしまいます。

フェルトンゲンが縦に浮かしたボールを胸で落としたのはソン・フンミン。セドリク・ソアレスのクリアが味方に当たり、吉田麻也も大きく出せなかったボールがデル・アリに渡ると、スティ-ブン・デイヴィスが足を引っかけてしまいました。デル・アリのPKは、左に飛んだフォースターの逆。セインツは苦しくなりました。42分、エリクセンのスルーパスでソン・フンミンがバートランドと入れ替わるも、球足が速く触れませんでした。プレミアリーグ最少失点のスパーズにしてみれば、ガッビアディーニが去ったチームにハーフタイムで2点差なら勝ちパターンでしょう。
後半開始から攻めに出たセインツは、中盤でパスミスが多く、たびたびスパーズの速攻を喰らいます。48分、ソン・フンミンが前線で楔となり、右に展開したボールをカイル・ウォーカーがエリクセンに落とすと、フリーで放ったミドルはクロスバーの上。ところが51分、セインツがワンチャンスを活かして1点差に迫ります。左サイドのバートランドが中に入れたクロスはアルデルヴァイレルトがクリアできず、ファーサイドに走ってきたウォード=プラウズの足元に届きます。ゴール前からの左足のシュートは、名手ロリスはノーチャンスです。すかさず反撃に転じたトッテナム。フェルトンゲンの浮き球が吉田麻也にクリアされた後、拾ったエリクセンの速いパスがゴール前で空いていたソン・フンミンに通りますが、スティーブンスがシュートを打たせません。55分を過ぎるとセインツが速攻を仕掛けられるようになり、勝負はどう転ぶかわかりません。

中盤でのせめぎ合いが続いた69分、ピュエル監督はタディッチを下げてブファルを投入。ポチェッティーノ監督はソン・フンミンに代えてハリー・ウインクスを入れ、支配され始めた中盤を補強します。78分、軽いケガを抱えているカイル・ウォーカーがアウト。トリッピアーはそのまま右サイドに入ります。レドモンドをジェイ・ロドリゲスにスイッチしたピュエル監督は、シェーン・ロングと2トップを組ませるのでしょう。残り時間は10分。勢いが感じられるのはセインツです。89分、エリクセンの後を託されたフィンセント・ヤンセンがひとりかわして放ったシュートは、枠にいきませんでした。91分のブファルの左足はわずかに右にアウト。ガッビアディーニとシェーン・ロングの2トップならスパーズはもっと苦労したはずですが、セインツはシュートを打てず、セットプレーももらえないまま5分の追加タイムを終えました。スパーズが2-1で逃げ切り、ホームでの戦績を13勝2分として無敗キープ。10月にレスターと引き分けた後、10連勝です。

ハリー・ケインの代役ソン・フンミンはチャンスを活かせなかったものの、エリクセンが早い時間にゴールを決めてくれたことで、落ち着いて戦えた一戦でした。エースなきチームの懸念は、4勝しかしていないアウェイゲームでしょう。勝った4つのゲームで、ハリー・ケインが4ゴールを決めており、押される展開をどうはね返すのかがポチェッティーノ監督の課題です。吉田麻也は、とにかく後半が素晴らしかった!前半は裏を取られたり、クリアを慌てたりしていましたが、セカンドハーフになると前で相手をつぶすシーンが増え、広範囲のカバーリングで味方を安心して上がらせていました。FAカップ3回戦のノリッジ戦や、プレミアリーグ22節のレスター戦でキャプテンマークを巻いた選手らしく、的確なポジショニングで最終ラインを統率していたと思います。敗れはしたものの、2位を追いつめたナイスゲーム。来季のヨーロッパリーグ行きは難しくなりましたが、持てる力を最後まで出し切っていただいて、次につながるシーズンにしていただければと思います。



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サッカー観戦
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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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