間違えなかったアーセナル。イヴァン・ガジディスCEO退任に際して思うこと。

アーセナルのイヴァン・ガジディスCEOが、10月末に退任してACミランに加わると発表されました。以前から噂になっていた引き抜きについて、「Behind the scenes at Arsenal: Why is chief exec Ivan Gazidis to leave the Emirates for AC Milan?(アーセナルの舞台裏:イヴァン・ガジディスCEOは、なぜエミレーツを離れてACミランに向かうのか?)」と題した記事を掲載した「ESPN」は、イタリアのクラブにおけるミッションがよりチャレンジャブルだったためと主張しております。

実際のところはわかりませんが、「ヴェンゲルを立ち去らせて最後に残ったガジディスが、今になって移籍を選択したという事実は皮肉なものだ」という見方は、いささか穿ちすぎなのではないかと思います。デヴィッド・ギルの退任決定の後にサー・アレックス・ファーガソンが勇退を発表し、混乱の時を過ごしたマンチェスター・ユナイテッドサポーターからすれば、経営の責任者が新体制の構築と安定化に尽力してから後任に委ねるという流れは適切に映ります。将棋をやる方は、歩と角を打つ順番を間違えると、とんでもないことになるのをご存じでしょう。2013年の夏のマン・ユナイテッドを振り返り、今回のアーセナルと比較してみたいと思います。

2012-13シーズン、赤い悪魔が最後のプレミアリーグ制覇。サー・アレックス・ファーガソンは、このときのチームが急速に衰えるのをわかっていたでしょう。ファーディナンド、エヴラ、ヴィディッチ、フレッチャー、ギグスは既にピークを過ぎており、スコールズはこのシーズン限りで引退。長期政権後のクラブに強さと伝統を継承させるなら、選手の目利きができていた前監督によるサポート、経営ボード自体の人材強化、一流のスカウトのアサイン、クラブを説得できる実績と迫力がある新監督の招聘という4つの打ち手がありました。このタイミングでジョゼ・モウリーニョを呼べれば、その後の5シーズンで1~2回は優勝できていたかもしれません。輝かしい実績を誇示してワールドクラスを引き入れ、ハードマネジメントでモチベートするのが得意な「スペシャル・ワン」は、衰えた選手に見切りをつけて早期にチームを創り直すなら、うってつけのキャラクターだったと思います。

しかし、実際に就任したのはエヴァートンを率いていたデヴィッド・モイーズでした。ビッグクラブを率いた経験がない監督ゆえに、ワールドクラスを補強するプランはなく、ギル氏を失ったばかりのフロントが主導した移籍交渉はことごとく空振りに終わりました。唯一の即戦力は、マルアン・フェライニ。当時のプレミアリーグを知らないグーナーのみなさんは、そうですね…ヴェンゲルさんの後釜にバーンリーのショーン・ダイクさんあたりが選ばれて、前任のチームの主力だったからという理由でグズムンドソンだけ連れて来られたと想像してみてください。さすがに、しんどいでしょう⁉ 

主力が衰えていたマン・ユナイテッドは、先に飛車や角を打ち込まなければならなかったのです。前述の4つの策が講じられることはなく、経営陣は手なりで、スコットランド人監督と心中するしかありませんでした。古株の選手を仕切れずに揉めてしまった指揮官が迷走の末に解任となり、ファン・ハール監督は若手を抜擢して「と金」をいくつか作りましたが、FAカップ制覇が精一杯。遅れてやってきたモウリーニョさんのサッカーは、以前と比べると相対的にアドバンテージを失っており、ワールドクラスを獲るだけでは追いつけない状況が出来上がっていました。現在のプレミアリーグをリードするのは、ペップ・グアルディオラやユルゲン・クロップ、マウリツィオ・サッリがタクトを揮う「強力なウイングを擁して前線からプレスをかけ、サイドアタックとショートカウンターを織り交ぜた機動力の高いフットボール」です。

さて、アーセナルです。ヴェンゲル監督は、2016-17シーズンにプレミアリーグ4位以内を外しており、昨季は「終わりの始まり」でした。ミスリンタート、サンレヒ、ヴェンカテシャムの3氏に要所をまかせ、経営ボードの刷新とスカウティング強化から着手したのは大正解。戦術家として定評があり、パリでカバーニやネイマールをマネジメントした経験もあるウナイ・エメリ監督という人選も、納得感があります。新体制が無事に船出を済ませたこのタイミングでのガジディス退任は、出るほうも残るほうもオッケーでしょう。ノースロンドンは、5年前のマンチェスターとは違う妥当な順番で駒を進めました。エメリ監督が角か銀か香車という問題は残りますが、これはどんなクラブでも失敗の可能性がある話であり、経営陣がしっかりしていれば長期的に沈むことにはならないでしょう。

近年のヴェンゲル監督のチームづくりに疑問を持っていた方のなかには、ELで戦っている現状をみて「もう1年早く退任だったらよかったのに」という向きもあるかもしれませんが、そのタイミングでは、ヴェンゲル頼みだったチーム運営手法をリニューアルするための人材と体制がなかったのでしょうね。クラブが苦しい時期に経営責任者として奮闘したガジディスさんの後ろ姿に、静かに拍手を送るとともに、エメリ監督によるヨーロッパリ…いや、プレミアリーグ制覇を祈念させていただきます。今季はペップ、レッズ、ブルーズのいずれかで決まりそうな雲行きですが。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

カウンター狙いのニューカッスルを押し切り、アーセナルが4発圧勝と予想します!

「彼がやろうとしていることを実現させるためには、少なくとももう1週間は必要だろうね。でも、彼はいいマネージャーだし、何かを起こそうとしている。違う国で物事を変えるのは、簡単なことではない」。ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督は、本日のプレミアリーグで対戦する同郷の若き指揮官ウナイ・エメリを気遣うコメントを残しました。最初の4試合を終えて2勝2敗、得点も失点も8。グーナーのみなさんは、プレミアリーグに復帰したばかりのカーディフに2失点を喫した守備が、より気になっていることでしょう。1試合あたりの被シュート数17本はリーグ4位の多さで、平均タックル数15回は下から5番め。パパスタソプーロスとムスタフィという新しいCBコンビの周辺に、シュートを打てるスペースが空いているシーンが多いのは、スタッツをチェックすると一目瞭然です。

トッテナム、チェルシー、マンチェスター・シティに敗れ、1分3敗という厳しいスタートとなったニューカッスルですが、ビッグ6との対戦はすべて1-2の善戦でした。アーセナル戦もまた、最終ラインに5枚並べてカウンターに活路を見出す戦い方を選ぶのではないでしょうか。やっかいなのは、マット・リッチーとジョンジョ・シェルヴィの復帰です。長いボールをサイドアタッカーに通し、ホセルの高さを活かしたチェルシー戦の同点ゴールや、イェドリンが自陣からスプリントして決めたマン・シティ戦のカウンターのような形は、アーセナル戦でも狙い目でしょう。ベジェリンとモンレアルの裏のスペースが、勝負を決める最重要ポイントになるのではないかと思います。

さて、敵将にねぎらいの言葉をかけられたエメリ監督は、どんな戦い方をチョイスするでしょうか。失点が嫌なら、アンカーのグエンドゥジの両脇にルーカス・トレイラとジャカあるいはラムジーを置き、サイドのケアをさせるというプランもありますが、見たいのはストロングポイントを活かした攻撃的なフットボール。グエンドゥジとルーカス・トレイラの前にエジルを配し、オーバメヤン、ラカゼット、ミキを前線に並べた4-2-1-3などが盛り上がります。

注目は、エジルをどう活かすか。「メストとはとても良好な関係だ。プロフェッショナルとして、さらに成長できるよう求めている」と確執を否定したエメリ監督は、「彼のベストを引き出したい。決定的なパスを出し、よりゴールに近づき、ボックス内で決めてほしい」とコメント。「10番として、右サイドにそのクオリティーを持ち込んだ」ともいっており、エジル、ラカゼット、オーバメヤンの3枚で試合を始めるつもりなのかもしれません。

気がかりなのは、スカイスポーツ名物のポール・マーソンさんの予想が「1-2でアーセナル勝利」となっていること。外すんですよね、マーソンさん。「3度あることは4度ある」は、果たして実現するのでしょうか。私はもう一段、強気の予想でいきたいと思います。2-4でアーセナル。スタメンは、チェフ、ベジェリン、ムスタフィ、パパスタソプーロス、モンレアル、グエンドゥジ、ルーカス・トレイラ、ジャカ、エジル、ラカゼット、オーバメヤン。願望を離れて予想モードに切り替えたら、堅実な中盤になってしまいました。ルーカス・トレイラの先発出場、エジルの活躍、今季プレミアリーグで最初のオーバメヤンの爆発に期待します。キックオフは、日本時間で15日23時。同じ時間に開催されるチェルシーVSカーディフとマン・シティVSフラムは、強者の快勝を後で確認するとして、この時間はセント・ジェームズ・パークをライブで愉しみたいと思っております。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

そろそろ出番か⁉ ルーカス・トレイラとベルント・レノにクラブOBがアドバイス!

プレミアリーグ初参戦のウナイ・エメリ監督が、理想的なチームで戦えるようになるまでには、もうしばらく時間がかかりそうです。即戦力補強と目された選手のなかで、レギュラーポジションを獲得したのはドルトムントから来たパパスタソプーロスのみ。アンカーで起用されている19歳のグエンドゥジは、未来への投資と見られていた選手です。グーナーが焦れているのは、ルーカス・トレイラがスターターに選ばれないことでしょう。セリエAのサンプドリアから2600万ポンド(約38億円)で獲得した22歳のセントラルMFは、プレミアリーグ4試合出場ながら、すべて後半からの登場です。「Goal.com」のインタビューに応じたアーセナルOBのジウベルト・シウヴァ氏は、ウルグアイ代表のMFはエンゴロ・カンテのレベルをめざせる逸材と絶賛しています。

「ワールドカップで彼のプレイを見たけど、とてもいい仕事をしていたね。シンプルにプレイでき、さまざまなことを簡単にやれる。DFの前でプロテクションし、前にいる選手をサポートすることもできる。危険を察知する力もあるね。彼が来る前は、このポジションがいなかった。簡単な役割ではなく、誰もがやりたい仕事でもない」

今季プレミアリーグで119分しかプレイしていないにも関わらず、タックル5本は既にラムジーと並んでおり、インターセプト4本はグエンドゥジ、ベジェリンに続くチーム3位です。カーディフ戦の81分、ラカゼットに通した速い縦パスは完璧なタイミング。プレミアリーグ初アシストは、昇格クラブを振り切る貴重な勝ち点3につながりました。ジウベルト・シウヴァ氏は、「プレミアリーグは簡単ではない。ハードワークに徹し、挑戦し続け、適応しなければならない」とアドバイスしておりましたが、そろそろ11番を頭から起用してもいいのではないでしょうか。4試合8失点のクラブに、センスあふれるアンカーを投入するメリットはあっても、リスクはないといい切っていいでしょう。

もうひとりの即戦力、ベルント・レノはペトル・チェフという高い壁に阻まれています。プレミアリーグ経験が豊富という安心感を買っているのか、ドイツ人GKに足りないものがあるのか。今季プレミアリーグにおけるチェフのパス本数は、1試合あたり35本でリーグ最多ですが、後ろからつなぐことにこだわるエメリ監督は、しばしばキックミスからピンチを招く36歳のGKに満足しているわけではないでしょう。レノを試してみてもいいのではないかと思いつつ、簡単に代えにくいポジションであるのもわかります。「デイリー・ミラー」にコメントを残したデヴィッド・シーマン氏は、チェフがスタメンに選ばれるべきと考えているようです。

「レノを獲得するために多額のお金を費やすことになったが、それは簡単にチームに入れることを意味するわけではない。彼には辛抱が必要だ。チェフは、間違ったことをしていない。ボックスの外でボールを扱う状況にも対処している」

ルーカス・トレイラは、早期にスタメンでプレイするチャンスが巡ってきそうですが、レノが実力をアピールする場は、カラバオカップかヨーロッパリーグになるかもしれません。レヴァークーゼンで7シーズンにわたってゴールマウスに君臨した26歳は、ベンチで過ごす日々にストレスを溜めていることでしょう。「フットボールでは、我慢しなければならない時期がある。私も経験したから、気持ちはわかる。レノは、自分の時間が来るのを待たないといけない」。GKならではの苦しみを知るレジェンドらしい、重い言葉です。

週末のニューカッスル戦のスタメンに、ルーカス・トレイラの名前はあるでしょうか。11番とグエンドゥジあるいはジャカが中盤に配され、エジル、ミキ、ラカゼット、オーバメヤンが前にいる布陣となれば盛り上がります。プレミアリーグ再開まで、あと3日ですか。いつもながら、インターナショナルマッチウィークは長いですね…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

どうする、ルーカス・トレイラ、ベルント・レノ⁉ エメリガナーズのベストチョイスを考える。

「長期政権の終焉の後」という言葉を使えば、サー・アレックス・ファーガソンが勇退した直後のマンチェスター・ユナイテッドと、今のアーセナルを対比するのは妥当に感じられます。しかし、両者の状況は大きく異なるのではないでしょうか。プレミアリーグを制覇し、子飼いの選手たちの衰えを見ずにクラブを去ったマン・ユナイテッドのレジェンドに対して、ヴェンゲル監督は燃え尽きてから後任にバトンを渡しました

キーラン・ギブス、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、テオ・ウォルコット、ジャック・ウィルシャー…ついぞ実らなかったブリティッシュ・コア。アレクシス・サンチェスはプレミアリーグ制覇とCLを求めて移籍し、ガブリエウ、コクラン、ジルーもいなくなりました。カソルラは復活せず、メルテザッカーはスパイクを脱ぎ、コシールニーは慢性的な痛みに悩まされています。アーセナルが比較の対象にするのは、最後の優勝を経験したメンバーが次々と去った後、すなわちファン・ハールが辞任したときのマン・ユナイテッドのほうがふさわしいのかもしれません。

2018年の夏にアーセナルが置かれていた状況は、ジョゼ・モウリーニョのマンチェスター・ユナイテッドなら、1億5000万ポンドを超える大型補強を仕掛けていたでしょう。しかし、ノースロンドンのクラブは、その半分に満たない予算しか用意しませんでした。ルーカス・トレイラ、パパスタソプーロス、レノ、グエンドゥジ、リヒトシュタイナーの獲得に投じたのは7000万ポンド。1月にオーバメヤンとムヒタリアンが加わっており、全然足りないとまではいわずとも、エメリ監督にプレミアリーグ4位以内必達とオーダーするのは酷だとも思います。「スカイスポーツ」でトニー・アダムス氏が主張しているとおり、新指揮官には時間が必要です。今季プレミアリーグの序盤戦は、エメリ監督が自らのコンセプトを浸透させ、選手の力を見極めるために費やされる時間になるでしょう。多少、勝ち点を落とすことも覚悟しなければなりません。

ただし、直近のアーセナルを見ていると、エメリ監督に聞いてみたいことがいくつか湧いてきます。最後方からつなぐスタイルに、チェフが適任なのか。CBは、ムスタフィとソクラティスでいいのか。グエンドゥジをチームの中心選手に育てようとしているのか。カバーリングやインターセプトに長けたルーカス・トレイラはアンカーのファーストチョイスではないのか。エジルをどう活かそうとしているのか。ラカゼットとオーバメヤンの共存は、どちらかをサイドにまわすしか選択肢がないのか…。今の戦い方と人選が、エメリ監督の理想とする形につながっていくとは思えなくなるときがあるのです。

後方をレノやマヴロパノスにまかせ、ルーカス・トレイラをアンカーに固定し、攻めたいときはエジルとジャカがインサイド、失点をケアしたいならラムジーとグエンドゥジを両脇に配するのがいいのではないでしょうか。ペップが時折アグエロとガブリエウ・ジェズスを並べ、サラーやアレクシス・サンチェスが前線に残るシーンがあるように、オーバメヤンとラカゼットをトップに据えて、その後ろにエジルを置く形をBプランとして確立させるのもおもしろいと思います。

いくつかの布陣を試しつつ、軸を固めるプロセスを進めるなら、9月末からのロンドン5連戦は絶好の機会。リヴァプールとのシックスポインターの前に、背骨となる中央のポジションの適材を確定させたいところです。グーナーのみなさんは、どんな顔ぶれがベストと考えているのでしょうか。オーバメヤン、ミキ、ルーカス・トレイラ、レノ、ソクラティスを軸に据え、フォーメーションの狙いによってエジルやラムジーの活かし方を変えていくのがいいと思うのですが…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

現地メディアが決定力にフォーカス!ミキやエジルと合えば爆発必至のオーバメヤンに期待!

エミレーツで開催されたプレミアリーグ開幕戦は、マンチェスター・シティに0-2完敗。スタンフォード・ブリッジのチェルシー戦は、2点のビハインドを埋めたのですが、最後はアザールを止められずに3-2で競り負けました。今週の現地メディアは、モウリーニョネタとエメリ監督の戦い方の話で盛り上がっています。ビッグロンドンダービーで1ゴール1アシストのムヒタリアンは、「このリーグに簡単な相手はいない。2つの試合を失ってしまったが、われわれは正しい方向に進んでいる。なぜこんなに批判されるのかわからない」とコメント。「エジルとムヒタリアンはウナイ・エメリのシステムにフィットしていない」と語ったポール・マーソン氏をはじめとする評論家たちの論調に反発しています。

エジルの不振は気になるところではありますが、今シーズンのガナーズの主役はミキとオーバメヤンではないでしょうか。とりわけオーバメヤンは、昨季プレミアリーグ後半戦の数字が出色で、2年めの大爆発が期待できるのではないかと思います。「スカイスポーツ」が、「Premier League forwards Romelu Lukaku, Harry Kane, Mohamed Salah and more compared(プレミアリーグFWロメウ・ルカク、ハリー・ケイン、モハメド・サラーとその他を比較)」と題したストライカー特集を掲載しているのですが、これを見るとオーバメヤンの決定力がいかに素晴らしいかがわかります。

昨季プレミアリーグで13試合10ゴール、右足で7発、左で3発。90分あたりのゴール数は0.85で、これを上回るのはサラー、ハリー・ケイン、アグエロの3人しかいません。ブロックされたシュートを除いて、最も多くのシュートをゴールに届けたのは136本のハリー・ケインですが、オンターゲットは76本で55.9%。サラーは66.3%、アグエロは56.8%、ルカクが63.2%と6割前後の選手が多いなかで、24本中19本を枠に収めたオーバメヤンは79.1%!先日のチェルシー戦では、2つのビッグチャンスで珍しくミスを犯してしまいましたが、ボレーの精度はプレミアリーグNo.1を争う選手です。

ショットコンバージョン、すなわち打ったシュートのうち何本が決まったかを見ても、31本放って10ゴールのオーバメヤンは32.2%でTOPです。71本のうち20本を決めたジェイミー・ヴァーディーが28.1%で2位に入り、39本中10本のクリス・ウッドが25.7%で3位です。サラーは22.2%、ハリー・ケインは16.3%。オーバメヤンにトッテナムのストライカーと同等のシュートチャンスがあれば、60…いや、とてつもないゴール数を残していた計算になります。

昨季後半戦のヴェンゲル監督も、エメリ監督も、オーバメヤンに決めさせる形を確立していたとはいえず、ワールドクラスのストライカーが消えてしまう時間帯が目立ちました。彼の動き方を把握しているミキにボールが集まり、エジルの精密なパスがピッチに戻ってくれば、ガボン代表は得点王争いに顔を出すでしょう。プレスとハイラインのチームが繰り出すショートカウンターが冴えまくり、決定力の高いストライカーが軽々とゴールを量産する新生アーセナルのサッカーが観られるのを楽しみにしています。(ピエール・エメリク・オーバメヤン 写真著作者/Chensiyuan)


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

グーバーウォーク

謎の生物”グーバー”たちが、ブログの中身に合わせて変化!
グーバーを押すと、「ブログの成分分析」もできちゃいます!

blogramで人気ブログを分析

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ