「退任発表のタイミングは私の決定ではない」…ちょっとしゃべりすぎなヴェンゲル監督、最新語録!

私にとって、アーセン・ヴェンゲル監督の魅力のひとつは、常に率直であることです。プレミアリーグ22年めの退任について、「今は目の前の試合に集中している。話をするのは、シーズンが終わった後になるだろう」といっていたにも関わらず、現地の記者に聞かれたことにはまっすぐ答えるため、大事な話が小出しに漏れています。昨日、「BBC」「スカイスポーツ」が報じたのは、「退任発表のタイミングは、自らの決定ではなかった」というご本人のコメントです。アトレティコ・マドリードと戦うヨーロッパリーグ準決勝直前のプレス・カンファレンスにて、ドイツ人ジャーナリストに「なぜ、ビッグマッチの前に発表したのか」と問われたボスは、「was not really my decision」とまっすぐ返しました。

「私の旅立ちについて合意に至った後、クラブがいつアナウンスするかを決められたのは喜ばしいことだと思う。そのタイミングが正しかったことを明確にしたい」(アーセン・ヴェンゲル)

シーズン後に発表すれば、選手の動揺というリスクを回避できるメリットはあるものの、去就を巡る雑音とつき合い続けなければならず、新監督招聘の交渉も完全なシークレットで進めることを強いられます。ヨーロッパリーグ準決勝直前というタイミングであれば、選手たちにとっては勝利に向かうモチベーションとなり、次に向けての準備にドライブをかけられるといった思惑があったのでしょう。そしてもうひとつ、早く発表するメリットとして「シーズンチケットの販売促進」も考えられていたのではないでしょうか。最近のプレミアリーグでは、空席が目立つエミレーツ。これ以上停滞が続けば、世界一高額といわれるシーズンチケットを手離すサポーターが続出する可能性が高まります。

「このクラブは世界じゅうで尊敬されるべきで、ファンには団結してほしかったが、実際にはそうなっていなかった。われわれが与えている印象は、クラブにふさわしいものではなく、私が望むものでもなかった。それは辛いことだった」。ヴェンゲル監督にとって、退任の決断も早期発表への同意も、サポーターの状況や経営的な問題によるところが大きかったのではないかと思います。

私は以前より、「アーセナルは、ヴェンゲル監督を代えるかどうかを議論するのではなく、次の監督とコンセプトを先に決めたほうがいいのではないか」と申し上げてきました。同じく長期政権だったサー・アレックス・ファーガソンが勇退した際のマンチェスター・ユナイテッドが、後継者選びで後手にまわり、プレミアリーグ7位に沈むのを見てきたからです。しかし、アーセナルが実際に選んだ道は、「マネージャーがチームに関するすべてをジャッジするという体制自体の変革」でした。渉外担当のラウル・サンレイ氏や、スカウト部門の責任者スヴェン・ミスリンタート氏がボードに加わり、ガジディスCEOとともにチームづくりを進めていく組織です。

今季からの体制刷新は、ヴェンゲル監督がクラブを離れる理由のひとつになったのかもしれません。しかし、これを見た私は、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドのような失敗をしないと思うようになりました。今となっては、率直すぎるボスの天然なひとことも、笑ってネタにできます。

「次のマネージャー選びに影響は与えたくないが、もちろんルイス・エンリケはいいと思うよ」

ヴェンゲル監督、それをいうなら「ルイス・エンリケはいい監督だけど、決めるのはクラブだから」のほうがいいのでは!?…ツッコミを入れながら、押し寄せてくる寂しさを抑えられません。いよいよ明日は決戦です。ヴェンゲル監督のアーセナルを観られるのは、プレミアリーグ4試合、ヨーロッパリーグが最大3試合。最後のマンチェスター・ユナイテッド戦は今週末、最後のエミレーツは10日後…!22年の長い旅路は、3週間後に終わりを告げることになります。そのとき、アーセナルは何を手に入れているでしょうか。貴重な日々を、しっかりかみしめながら過ごしていこうと心に誓う今日この頃です。私はしがないプレミアリーグファンであり、グーナーではありませんが。


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真のガナーズサポーターになるために…

いつも楽しく読ませて頂いています。

さて、ヴェンゲルさんは相変わらずお茶目ですね。
最近、ヴェンゲルさんに対して批判的な暗いニュースばかりで、記事も見るのが嫌でしたが、この記事見て「やっと解放された。お疲れ様でした。」と…

さてさて、私はベルカンプ加入からのガナーズサポーターですが、「ヴェンゲル=アーセナル」でしたから、新生アーセナルがどんなサッカーをするのか?自分がこのままアーセナルサポーターでいられるのか?非常に興味深いです。

そんな中、ふと疑問が。
ファーガソンさん勇退、チームの低迷(表現が適切で無いかもしれませんが…)などを見てて、ユナイテッドサポーターの管理人さんの心境はどうだったのか?と…
  • にし
  • 2018/04/26(Thu)08:40:16
  • 編集

無題

更新ご苦労様です。

ベンゲル退任発表のタイミングに関してはベンゲルがクラブ側の判断に任せると言ったと私は思います。最後までベンゲルはベンゲルらしく・・・ですかね。

来季のアーセナルに目を向ける前に来季のアーセナルの立ち位置が決まる戦いが迫っています。選手には今季最高のパフォーマンスを期待します。そうでないとアトレティコには勝てませんから。彼等が優勝の大本命であることは紛れもない事実ですしアーセナルは挑戦者です。それでも・・・勝たなくてはいけません。
何としても勝たなくてはいけません。

最後に悲願のヨーロッパのタイトルを誇らしげに掲げるベンゲルを見たいです。
  • tomo
  • 2018/04/26(Thu)12:48:04
  • 編集

無題

更新お疲れ様です。
ようやく、ベンゲルさんに茶目っ気が戻ってきたようで何よりです。

改革者の時代
インビジブルの時代
ヤングガナーズの時代
ブリティッシュコアの時代
エジル&サンチェスの時代
ベンゲルアウトの時代

と分類してみても、最後の二つあたりは、ベンゲル監督のマジメさが際立ち、ユーモアが少なかったような気がします。ユナイテッド戦で敗戦間際に退場になったベンゲルさん。スタンドで手を広げて、場の空気を変えたのなんて、もう、一昔前です。

  • だしまる
  • 2018/04/26(Thu)13:02:24
  • 編集

あなたは?番め



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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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