佳境のチャンピオンズリーグ!チェルシー、他力で勝ち抜け決定。アーセナル完勝で視界良好!

プレミアリーグ勢のゲームを観ることは決めていたのですが、アーセナルにするかチェルシーにするか、試合開始直前どころか始まっても悩んでいたのです。ホームでアウトサイダーのマルセイユと戦うアーセナルは、気持ちよく勝利で終わってくれそうです。片や、敵地バーゼルのザンクト・ヤコブ・シュタディオンに乗り込んだチェルシーは、初戦、ホームで敗れたバーゼルとの戦いにグループリーグ突破を賭けます。勝負のおもしろさを取るならこちらでしょう。

うーん、悩ましい。チャンピオンズリーグは、ロシアなど時差がある東ヨーロッパでのゲーム以外は同時刻開催です。うまく時間をずらしてもらえれば、両方余裕で観られるのに…とうらめしく思いながら考えていると、さっさとPCでアーセナルのゲームを観始めたグーナーの相方が「先制した!ウィルシャーが決めた!」と興奮しています。よし。であれば、チェルシーを観よう。アーセナル戦は相方からの報告があるからいいじゃないか。やっぱりサッカーは、勝ち負けのおもしろさだ。と、チェルシー戦に完全シフトしたのですが…。

一見、論理的で正しくみえる判断は、疑いの目を以て検証したほうがいい、ということですね。バーゼルVSチェルシーは、なかなかお目にかかれない寒い試合でした。一方、アーセナルは2-0で完勝。エジルのPK失敗と、カソルラ、ウォルコットらの決定機逃しがなければ4-0、5-0でもおかしくなかったでしょう。試合前は「サッカーは勝ち負け」とうそぶいていた私ですが、ゲームが終わった瞬間、「サッカーはシュートとゴールシーンがないと」と宗旨替えしていたのでした。

チェルシーは、0-3で勝利した土曜日のプレミアリーグとほとんど同じメンバーです。変わったのは、アザールを下げ、ウィリアンを先発にしただけ。中2日というきつめの日程で、マタやデブライネ、シュールレが控えているのに、なぜ入れなかったのだろうと不思議に思いました。おそらくアウェイということで、先日見事に成功した「守ってのカウンター」を狙ったのでしょうが、モウリーニョ監督の目論見は外れ、覇気のないサッカーに終始します。

エミレーツでは、アーセナルが明るく先制した後もラムジーが惜しいシュートを放つなど、アーセナルが主導権を握りますが、バーゼルではFKやシンプルなドリブルからのシュートでゴールを脅かすのは常にホームチーム。モハメド・サラーとセレイ・ディエが元気です。チェルシーは、15分にイヴァノヴィッチからのクロスに、ゴール前でエトーが体をいっぱいに伸ばして触りにいったのが唯一のチャンス。バーゼルの小気味のいいサッカーに対して受けにまわるばかりで、チャンスらしいチャンスが創れません。やっかいだったのはサラー。彼は前半だけで3発、チェフをあわてさせるシュートを放ち、24分のボレーは決まっていてもおかしくありませんでした。

ラムジーがDFヌクルに倒されてPKを獲得し、エジルがストップされたほぼ同じ時間に、チェルシーはエトーが後ろからのチャージを受けてピッチに倒れ込み、起き上がってきません。本人が手で交代の合図をしているということは、ただの打撲ではないでしょう。このアクシデントで、モウリーニョ監督は病み上がりのF.トーレスの投入を余儀なくされます。気がつけば、チェルシーはシュートを一本も打っていません。

後半も、ロンドンではアーセナルがゲームを支配し、スイスではチェルシーがバーゼルに押されるという構図は変わりません。65分にラムジーとエジルのコンビネーションからウィルシャーがこの日2点めを決め、アーセナルの勝利が確定的になったとき、チェルシーはゴール前に迫ることすらできておらず、ただ時間だけが過ぎていきます。

引き分ければグループリーグ突破が決まるチェルシーでしたが、アザールとデブライネを投入したモウリーニョ監督は、まったく攻撃できないままスコアレスドロー、という不甲斐ない結果を受け入れるつもりなどなく、本気で勝ちにいっていたでしょう。しかし終盤になっても、攻めているのはバーゼルでした。83分にセレイ・ディエがゴール左にわずかにそれる右足ミドルを放つと、その直後、ついにチェルシーの守備が決壊します。87分、最終ラインでボールをキープしたバーゼルDFから左サイドにロングパス1本。これに対して、なぜかSBイヴァノヴィッチはサラーから完全に目を離しており、ドリブルでの独走を許してしまいます。サラーは簡単にチェフとの1対1に持ち込み、左足で右隅にシュート。バーゼル、先制!しかし1点のビハインドを背負っても、この日のチェルシーには逆襲の気配すらありません。エミレーツで、アーセナルが完勝しスタジアムが湧いた同じ時刻に、モウリーニョ監督は表情を変えることなく足早にピッチを後にします。シュート数15対1の完敗。プレミアリーグの優勝候補は、伏兵バーゼルにあっさりダブルを許してしまいました。

ルーマニアで、シャルケ04がステアウア・ブクレシュティとドローに終わり、勝ち点を積めなかったため、チェルシーのグループリーグ勝ち抜けが決まりました。アーセナルのほうは、DFのスタメンがケガで全員不在という手負いのドルトムントがナポリに勝ってしまい、決勝トーナメント進出はお預けです。とはいえ最終戦、アウェイではありますが、ナポリに2点差以内の負けならOKという条件なので、アーセナルもほぼ決まりでしょう。バイエルンやドルトムントを倒すほどのアウェイ巧者が、ナポリで1点も獲れない姿も3発喰らうシーンも想像できません。いやいや、そんなことを軽々しくいっちゃいけませんね。チェルシーがバーゼルでシュート1本で負ける姿など、誰も想像しなかったはずです。サッカーは、タイムアップの笛を聞くまで何が起こるかわかりません。しかし、どうしたんでしょうね、チェルシー。ここまでひどいとは…。コンディションなのかモチベーションなのか…まったく要因がわからず、お手上げです。


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無題

安定感がないので毎試合一喜一憂して疲れますね(^^;
まあそれはそれで楽しいのでいいんですがw


言いたいことはたくさんありますが一つだけ
なぜ中2日で前節から1人しか変更しなかったんでしょうか…
ニューカッスル、WBA戦と同様で中2、3日の日程だと前線の動きが少なく攻撃が停滞しがちになるのは目に見えていたはず。

モウリーニョのことは好きですが今日のメンバー選考には納得いきません。
何のためにマタ達質の高い選手をたくさん抱えてるのかって話ですね(^^;

まあ一応突破は決まったので次のステアウア・ブカレストに負けることは多分ないでしょうし、首位で突破してくれるならOKとしましょう。
  • チェルシー
  • 2013/11/27(Wed)09:23:09
  • 編集

コメントありがとうございます。

チェルシーさん>
そうなんです。起用は不可解です。今までなら少なくともランパードは出していなかったし、マタを使うには絶好の機会だったんですが。今日ばかりは敗因もこれといったものが見当たらず。いろいろ不思議な試合でした。
  • makoto
  • 2013/11/27(Wed)10:21:58
  • 編集

無題

>今までなら少なくともランパードは出していなかった
僕は逆で「またランパード酷使してんのか」と思いました。
一番初めの違和感はプレミア開幕第一週です。チェルシーは8日でハル、ビラ、ユナイテッドとの3連戦を迎えて、頭2戦でランパードは180分出場しました。その状況でのユナイテッド戦は誰もがターンオーバーを予想しましたが、まさかのランパードスタメンフル出場です。その後もモウリは週2ペースでランパードを起用してます。

僕も今季のこういうモウリーニョの選手起用は不可解だと思います。でも同時に一貫しているとも思うのです。
勝ったチームは中二日だろうとほとんどいじらない。そしてベテラン重用。この二点は一貫してますよね。理由としては、疲労によるマイナスを士気・継続によるプラスが上回ると考えているのか、あるいは勝ち点落としてでも主力の連携アップを図りたいと思ってるのか、といったところでしょうか。
モウリは頑固ですし、この傾向は今後も大きくは変わらないんじゃないでしょうかね。
  • トーレス下さい。あ、赤い方ね
  • 2013/11/27(Wed)12:22:26
  • 編集

コメントありがとうございます。

トーレス下さい。あ、赤い方ね さん>
なるほど。開幕当初は、新監督でもあるので疲れを考慮するよりも、早くチームとして熟成させようと使い続けるのは理解します。まだエンジンがかかりきっておらず、むしろ「多少日程がタイトでも実戦の時間が多いほうがいい」時期です。キャリックやリオ、ヴィディッチもそうでしたし。ある程度、疲れがたまってきたタイミングでどうするか、ですね…。直前のプレミアリーグとCL両方で90分出場、となると、精彩を欠く頻度が上がるのではないかと危惧しています。
  • makoto
  • 2013/11/28(Thu)15:01:01
  • 編集

あなたは?番め



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makoto
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職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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