【CL決勝速報】巧かったバルサ。一気に逆転を狙ったユヴェントスは背番号10のカウンターに屈す!

1982年、中学生の頃、私のアイドルはミシェル・プラティニとブライアン・ロブソンでした。当時はプレミアリーグではなくイングランドリーグでしたが、ロブソンとホワイトサイドのマンチェスター・ユナイテッドを応援しつつ、欧州屈指のスター軍団だったユヴェントスのサッカーにも胸をときめかせていたものです。1984-85シーズン、ヘイゼルを包む悲しみのなかで、プラティニが歓喜なきPKを決めてチャンピオンズカップで初優勝を遂げると、1995-96シーズンにはリッピ監督の下でデルピエロ、デシャン、ラヴァネッリらが2度めの戴冠。ここから3季連続でファイナル進出を果たしたユーヴェは、2006年に発覚した八百長事件もあって欧州のトップ集団から後れをとり、今回のベルリンは12年ぶりの決勝戦です。心情的にはユヴェントスに勝ってほしいのですが、絶好調バルセロナが優勢でしょう。メッシ、ネイマール、スアレスは止められるのか、モラタやテベスがシュテーゲンのゴールにボールを流し込むシーンは訪れるのか。2014-15シーズン、チャンピオンズリーグ最後のゲームがいよいよ始まります。

開始早々から前線でプレスを効かせていたユーヴェは、最終ラインが引いて受ける時間を極力減らしたいという意図だったと思われます。しかし4分、先制点をやらずにゲームを進めたかったユーヴェの思惑は、一発のサイドチェンジからあっさり破られます。左サイドでロングボールを受けたジョルディ・アルバがネイマールにダイレクトパス。相手を振り切ってペナルティエリアに侵入してきたイニエスタに対するネイマールのパスは完璧でした。イニエスタがすぐ横にいたラキティッチに落とすと、イージーな左足ボレーがゴール中央に突き刺さります。

この失点は、痛い。ユヴェントスは、自陣に空くスペースに多少は目をつぶって、リスクをとって攻め込むことを強いられます。7分、右サイドをモラタが疾走。切り返しから落とした優しいボールに、ビダルのシュートは力み、枠の上を超えていきます。直後に下がりめの位置からメッシがネイマールにパス。右に持ち込んで放ったネイマールの一撃も、惜しくもゴールの上。予想に反して、ファイナルは攻め合いの様相を呈しています。

13分、右のメッシが裏に飛び出したネイマールにクロス。ネイマールは触れなかったものの、この形にユーヴェは最後まで悩まされるでしょう。直後に今度は右サイド。スアレスのグラウンダーをダニエウ・アウヴェスが狙うと、ブッフォンは逆を突かれたものの、何とか左手に当てて難を逃れます。

ユヴェントスの失点後の混乱は15分まで尾を引いたものの、これを過ぎるとサイドからチャレンジするシーンが増え、ポグバやモラタがラストパスを入れるシーンが目立ってきました。23分、テベスが初めてドリブルで敵陣に斬り込みループシュート。1分後、モラタの左足はゴール左に逸れていくものの、この時間は出足よく中盤でボールを奪い始めたユーヴェの時間です。35分、テベスの縦パスから最終ラインを破ったかに思われたポグバはアルバともつれて倒れますが、笛は鳴らず。バルセロナはペースをスローに落とし、マイボールの時間を増やすことでユーヴェの攻勢を緩和させようとしています。44分、ブッフォンの右へのパスをネイマールがインターセプトする絶好のチャンスがバルサにありましたが、浮き球は中央でフリーだったスアレスに合いません。前半は1-0、バルサ。ユーヴェ守備陣は、ネイマールとスアレスにきわどいシュートを許すシーンはあったものの、メッシへのマークはうまくいっています。

47分、ユーヴェ最初のチャンスは、ピルロのFKも直後のCKもシュートは打てず。するとバルサがカウンターを仕掛け、5対3の状況から左に展開。スアレスの強烈なシュートがブッフォンのニアサイドを襲います。50分を過ぎると前半同様、フォアチェックを徹底するユーヴェとスローかつセーフティにボールをまわすバルサという構図。ユーヴェの執拗なプレスが実を結んだのは54分でした。敵陣で奪ったボールを受けたマルキージオが絶妙なヒールパスでリヒトシュタイナーの突破につなげると、自身の後ろに出たグラウンダーを振り向きざまに蹴り込んだのはテベス。シュテーゲンは弾くのが精一杯で、こぼれ球に反応したモラタが無人のゴールに流し込みます。

1-1となると、再度攻めのスイッチをオンにしたバルセロナ。プレスの深さもカウンターのスピードも、それまでの彼等とは別なチームです。決してひるまないユーヴェも、62分にモラタの右からのパスをテベス渾身の右足。フリーでドライブをかけたシュートは当たりがよくなかったのか、ゴールの上に消えていきます。明らかに優勢を意識し始めたユヴェントス。一気に逆転を狙ったアレグリ監督のチームは、試合前に確認したはずの大事なことを忘れてしまっていたようです。メッシを自由にしないこと。67分、ダニエウ・アウヴェスのカットからラキティッチにつながったボールは背番号10へ。左から持ち込んだメッシのシュートをブッフォンが弾くと、そこにいたのはプレミアリーグで因縁の2人でしたが、エヴラよりスアレスの反応が先でした。ウルグアイの英雄とゴールの間を遮るものは何もなし。バルサが再び勝ち越しです。

前がかりになったユーヴェに、バルサは再三カウンターで襲いかかります。70分、敵陣で奪ったボールをアルバがドリブル。正確なクロスをヘッドで叩いたネイマールのシュートがゴール右隅に決まりますが、頭に当たったボールが手に触れており、ジャッジはこれを見逃しませんでした。1点を追うユーヴェは、ポグバの高さに勝機を見出そうとするものの、シュートが枠にいきません。92分のテベスのミドルが、最後のチャンスでした。追加タイムが6分をまわり、ユーヴェが最後のFKをゴール前に放り込むも、結果は残酷です。途中出場のペドロとネイマールにカウンターを許したユヴェントスは、フリーになったネイマールに左足で決められ、ゴールとともに鳴り響いたタイムアップの笛で今季最後の試合を終えました。

両者の差は、試合運びの巧拙だったのではないでしょうか。「強力な3人を抑え込むためには、前線からプレスをかけて彼らからボールを遠ざけておくこと」というアレグリ監督の戦術はうまくいっていたものの、後半優位に立った時間帯にメッシから目を離してしまったのが命取りとなりました。プラティニ、デル・ピエロという輝かしい10番を擁して2度のビッグイヤーを獲得したイタリアの名門は、相手の10番を止められず、失意のうちにベルリンを去ることになります。敗れはしたものの、彼らは持てる力を出し切りました。ユーヴェ、ブラボー!勝者にも敗者にも拍手を送りたい、いい試合でした。(ルイス・スアレス 写真著作者/Lluís)


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

老獪ユヴェントス、無策のレアル・マドリードに狙い通りのドローでファイナル進出!

バイエルン・ミュンヘンVSバルセロナよりも、プレミアリーグから出ていった選手が多いこちらの試合を楽しみにしていました。レアル・マドリードにはクリスティアーノ・ロナウドとチチャリート、ベイル。ユヴェントスにはエヴラとテベス。ポグバを入れることが許されるなら、5人までが元マンチェスター・ユナイテッドです。ユーヴェのホームで戦ったファーストレグは2-1。レアル・マドリードから移籍したモラタが先制点を挙げると、クリスティアーノ・ロナウドのヘディングでアウェイチームが追いつき、決勝ゴールはテベスでした。

「アウェイゴールを決めての1点ビハインドなら、昨季王者が優勢」といわれていたセカンドレグは、順序こそ違えどクリスティアーノ・ロナウドとモラタのゴールで1-1となったところまでは同じです。しかし、緒戦でユーヴェが決めた勝ち越し点を、レアル・マドリードは決めることができませんでした。ユヴェントス、12年ぶりのファイナル進出。ベルリンで戦うクラシコを楽しみにしていたバルサの面々は、よりやりにくい相手とビッグイヤーを争うことになりました。

両者のメンタルが状況を大きく変えたゲーム。この一戦は、大きく3つのフェイズに分かれるのではないかと思います。0-0で進んだ序盤は、リードを守りたい気持ちとアウェイへの気遅れでユーヴェがよそ行きのサッカーとなり、レアル・マドリード優勢。20分にハメス・ロドリゲスがキエリーニに倒されクリスティアーノ・ロナウドがPKを叩き込むと、焦ったユーヴェがカウンターを許すようになり、さらにレアル・マドリード優勢。しかし、57分のモラタのゴールが戦況を変えるターニングポイントとなり、ユーヴェが落ち着きを取り戻す第3のフェイズに突入します。クロスをクリアした後、他の選手がラインを上げるなか、セルヒオ・ラモスは残ってマークの指示をしており、レアル・マドリードの最終ラインの統制が乱れます。高々と上がったボールがフリーのポグバに向かって落ちると、セルヒオ・ラモスは逆サイドまで走ってカバーしようとしますが、これはさすがに間に合いません。中央への落としにクロースより早く反応したモラタが渾身の左足ボレー。ここで初めてユヴェントスがメンタルで優位に立ち、レアル・マドリードは追い込まれてしまいました。

ベンゼマを軸に、いわゆる「BBC」とハメス・ロドリゲスがテンポのいいパス回しを披露していた序盤。最終ラインで奪ったボールをイスコやクロースにつないで、ロングボールを一発で通す鋭いカウンターが脅威となっていた1-0の時間帯。ゴールが必要となった残り30分の昨季王者に、このどちらかのエッセンスがあればよかったのですが、彼らは単調なサイド攻撃に終始してしまいました。右のベイルがカルバハルをうまく使えないため、クロスはマルセロとクリスティアーノ・ロナウドが揃う左サイド一辺倒。前線でタメを作って左右のウインガーをうまく活かしていたベンゼマがチチャリートに代わってからは、クリスティアーノ・ロナウドにシュートがなくなり、ベイルの無理めなミドルばかりが目立ちました。

前線と中盤の距離が遠く、クロスが上がったときに1~2枚しか中にいないレアル・マドリードの薄いアタックは、ユーヴェからすると守りやすかったでしょう。イスコをイジャラメンディに代え、ハメス・ロドリゲスをセカンドストライカーのように機能させるなどの思い切った打ち手があれば、ユヴェントスは嫌だったはずですが、「いつもの形」にこだわるアンチェロッティ監督は無策でした。もうひとりの元プレミアリーグ、モドリッチの不在が痛かったのは確かですが、交代カードを2枚余らせて終わった指揮官にオプションのアイデアと大胆さがあれば、違う試合になっていたのではないかと思います。

チームを追われたモラタに連覇の夢を打ち砕かれたのは、サンチアゴ・ベルナベウに集結したサポーターにとっては悔しさ倍増でしょう。チームメートにもみくちゃにされながら、喜びの表情をみせなかったモラタが印象的でした。

それにしても、ユヴェントスはよくやりましたね。スローインに誰もいこうとしなかったり、さほどの当たりでもないのに痛がってピッチに倒れ込むなど、旧式な時間稼ぎには思わず笑ってしまいましたが、最終ラインが最後まで集中力を失わずにうまく試合を畳みました。シュート数は22対8とレアル・マドリードが圧倒したものの、枠内シュートは5対4。後半、モラタとビダルのつなぎからマルキージオが抜け出したシーンと、ポグバのフリーのミドルはどちらも1点モノで、ドローは妥当な結果でしょう。ブッフォン、キエリーニ、テベス、ピルロと、要所にタフなゲームを知るベテランがいるのが、老獪な試合運びができるユーヴェの強みなのかもしれません。早々に大会を去ったプレミアリーグ勢に足りなかったのは、今夜ユーヴェがみせたしぶとさ、冷静さだったのではないかとあらためて感じました。

さあ、ファイナルはバルセロナVSユヴェントスに決まりました。大方の予想はスペインの圧勝でしょう。しかし私は、「セリエAとプレミアリーグが争っているUEFAランキングを考えるとイタリアが勝つのはまずい」などという小さなことはいわずに、ユーヴェ持ちで観戦しようと決めています。昔、プラティニ、ボニエク、ロッシがいた頃に胸をときめかせて観ていたクラブの、久しぶりの晴れ姿ですから。


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

ラスト15分、メッシとネイマールが怒涛の3発!ノイアーの奮闘及ばず、バルサ決勝当確!

チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグ。テベス、クリスティアーノ・ロナウドといった元プレミアリーグ勢のゴールがユヴェントス・スタジアムを湧かした初日の夜は、ホームチームが2-1とレアル・マドリードに競り勝ち、サンチアゴ・ベルナベウでの第2戦をドローでOKという状況に漕ぎつけました。今日のゲームはバルセロナVSバイエルン・ミュンヘン。リベリー、ロッベンをはじめ、負傷者だらけのバイエルン・ミュンヘンが、ネイマール、メッシ、スアレスが並ぶ強力なバルサ攻撃陣に対してどういう戦い方を見せるのかに興味をそそられます。DFBポカール準々決勝でドルトムント相手にPK戦で散り、先日のブンデスリーガではメンバーを落としてレヴァークーゼンに敗れたグアルディオラ監督は、当然この試合に照準を合わせてきているはず。シャビ・アロンソ、ティアゴ・アルカンタラ、ラーム、シュヴァインシュタイガー、ベルナトが中盤に並び、最前線に鼻骨骨折が伝えられていたレヴァンドフスキとトマス・ミュラーを揃えたバイエルンは、若手や病み上がりのハビ・マルティネスを使わずとも何とか体裁が整ったようです。

開始3分、さっそくスアレスが裏に抜け出しかけ、カンプノウのゴール裏に歓声が起こります。7分にはカウンターの応酬からレヴァンドフスキとスアレスがシュートを放つオープンなゲーム。中盤にスペースが空き、個人技が活かせる展開になれば、前線に突破力が高いタレントを揃えるバルサが有利でしょう。バルサの3トップにラフィーナ、ボアテング、ベナティアの3バックがそれぞれマッチアップするおつりのない布陣のバイエルンは、11分、縦パス1本でスアレスに最終ラインをかいくぐられ、あっという間にGKノイアーと1対1。昨季プレミアリーグ得点王とワールドカップ優勝GKの第1ラウンドは、右足でシュートをブロックしたノイアーの勝利です。15分にもバルサは好調ラキティッチとスアレスのドリブルで右サイドを崩し、グラウンダーをネイマールが合わせる決定機を迎えますが、ラフィーニャが足に当てて何とかクリア。グアルディオラ監督は危険な3バックを諦め、SBにベルナトを下げた4バックで対応します。

18分、バイエルン最初の決定機。右サイドに流れたトマス・ミュラーがフェイスガードをつけたレヴァンドフスキにラストパス。完全にフリーだったエースはスライディングシュートを流し込むことができず、ボールは左に逸れていきます。21分、やはり止められないメッシが右サイドで3人を自分に寄せて左足でラストパスを出すも、ノイアーの飛び出しに中の選手が詰められません。後ろの枚数を揃えれば攻めが薄くなり、攻撃に人数を駆り出せば最終ラインをスアレスとネイマールに脅かされるバイエルンは、明らかに苦しそうです。それでも、4バックにスイッチした効果でジョルディ・アルバとダニエウ・アウベスの両SBに突破を許していないのが、0-0で耐えている最大の理由です。

35分、メッシを引っかけたシャビ・アロンソにイエローカード。背番号10のFKはノイアーがコースを読み切り、正面でキャッチします。39分、イニエスタの浮き球で前線に抜け出したのはダニエウ・アウベス。いよいよ先制かと思われた胸トラップからのプッシュは、またしてもノイアーの右足がゴールを許しません。フォーメーションを変えたペップの叡智とワールドクラスのGKの奮闘、そしていくばくかの幸運が支えた前半の0-0。バイエルンがリードを奪われずに試合を終えたいなら、自陣左サイドの綻びに何らかの対策が必要です。

後半開始直後、左から抜け出しそうになったレヴァンドフスキをダニエウ・アウベスが引っ張ってイエロー&FK。大事なセットプレーはシャビ・アロンソが壁に当ててしまい、バイエルンの先制はなりません。CKしかチャンスがないバイエルンは、ベナティア、ベルナトが次々とイエローカードをもらうことによってバルサの速攻を止めています。56分、中央から持ち込んだメッシの強烈なミドルはまたもノイアーの正面。前半は右を起点にしていたメッシが中から攻め上がるようになり、後半はスアレスよりも左のネイマールが目立っています。61分、バルセロナは、バイエルン・ミュンヘンのDFラインは他クラブよりも1枚多いことを思い知らされます。メッシのスルーパスに抜け出したネイマールは、ペナルティエリアの外に飛び出してきたノイアーのクリアに絶好機をつぶされました。64分のネイマールの右足は打ち上げてしまい、残り20分を過ぎても交代がないゲームは、いよいよ終盤にさしかかります。

攻撃のタレントを欠きながらも、ここまでイーブンに持ち込んでいたバイエルンの堤防が決壊したのは77分でした。ダニエウ・アウベスに自陣でドリブルを奪われるといういちばんやってはいけないミスを犯したのは、ベルナト。パスを受けて右から持ち込み、ベナティアがコースを切る前に左足を振り抜いたメッシの一撃は、さすがのノイアーも触れません。1-0となり、ゲッツェを投入したグアルディオラ監督は、その3分後に古巣の凄さを認めさせられることになります。80分、ラキティッチのパスを最前線で受けたのはメッシ。ボアテングのチェックを簡単にかわした絶対的エースは、ノイアーの飛び出しをあざ笑うかのような右足チップキック!バイエルンはピンチですが、1点返せば世界は逆転します。アウェイゴールを決めて2-1でミュンヘンなら、焦るのはバルサのほうでしょう。

ところが、攻めようとするバイエルンは、ハーフラインを越えるのもひと苦労。意志の感じられないロングボールが浮くたびに、ロッベンの不在を痛感させられるばかりです。グアルディオラ監督の表情は、既に諦めてしまった人間が見せる顏。この状態での追加タイム4分は、バイエルンにとってはありがた迷惑な長さでした。93分、前がかりになった裏をメッシのスルーパスが突き破ります。名手ノイアーにも、独走するネイマールを止める手立てはありませんでした。3-0は、決まりでしょう。バイエルン・ミュンヘンは、自国の首都ベルリンで行われるファイナルを前に、ホームで消化試合を1試合戦って今季を締めることになりそうです。

メッシ、メッシ、メッシ!バルサのエースは、昨夜、単独トップとなるチャンピオンズリーグ通算76ゴールめを決めたクリスティアーノ・ロナウドをたった1日で抜き返し、クラブをビッグイヤーの手前まで導きました。バイエルンが悔やまれるのは、大事な時間帯に中盤の選手たちが冷静さを欠いてしまったこと。ゲッツェ投入というグアルディオラ監督の「追いつけ」のサインに選手たちがポジショニングと戦い方を迷ってしまい、メッシをCBと1対1にするというタブーを犯してしまったように思います。アウェイゴールを奪いさえすれば有利になる状況だったので、采配ミスとまではいいませんが、セットプレー以外で相手を揺さぶれなかった後半の出来を考えれば、ダンテやハビ・マルティネスでゴール前のスペースを埋めて1点差のまま勝負をホームに持ち帰るという判断もあったのではないでしょうか。あらためて、サッカーの怖さ、メッシの凄さを思い知った一戦でした。


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

意地をみせたチチャリート、ラスト2分の歓喜。レアル・マドリードが「8度めの正直」で準決勝進出!

チャンピオンズリーグ準々決勝、セカンドレグの初日は順当な結果に終わりました。アウェイでの初戦を1-3と快勝して力の差を見せつけたバルセロナは、ネイマールの2発でパリ・サンジェルマンに楽勝。イニエスタに3人が次々と抜かれ、ダヴィド・ルイスが簡単にネイマールに振り切られるようでは勝ち目はありません。ホームでの初戦を3-1で勝ち、バイエルン・ミュンヘン相手の番狂わせを期待させたポルトも、アリアンツ・アレナの雰囲気にのまれて前半で5-0と勝負あり。準決勝進出を決めた2チームに、マドリード勢を入れた4チームが現在の欧州4強でしょう。チェルシーをはじめプレミアリーグ勢が挑んだとしても、専守防衛策がはまるといったような幸運がない限り、勝ち抜ける可能性はほとんどなかったと思われます。

そして2日め、注目のマドリード・ダービー。この勝負はどちらが勝つかわかりません。昨季の世界王者・レアル・マドリードは、今シーズンのアトレティコ・マドリード戦を3分け4敗と勝利なし。しかも、この日の彼らは「BBC」といわれる強力な3トップのうち、ベンゼマとベイルを欠いています。中盤ではモドリッチも不在で、トニ・クロース、イスコ、ハメス・ロドリゲスに加えてセルヒオ・ラモスをコンバートという顔ぶれ。プレミアリーグでいちばん起用人数が少ないモウリーニョ監督以上にメンバー固定のアンチェロッティ監督は、急造フォーメーションで勝ち切れるのでしょうか。

日本時間3時45分、キックオフ。ゲームは昨季チャンピオンズリーグのファイナルと同様、中盤での激しいせめぎ合いで始まりました。13分、中央から放ったクリスティアーノ・ロナウドの左足シュートは力んで巻いてしまい、枠の外。ゴールに迫るアイデアが豊富なのは、間違いなくホームチームのほうです。

レアル・マドリードは、「とにかくゴールはやらない」という慎重な守り方。中盤の守備の連動性は決して高くはないものの、セルヒオ・ラモスとクロースのコースの切り方がうまく、マンジュキッチとグリーズマンへの縦パスをカット。ボールを奪取した瞬間にカウンターに入ろうとするアトレティコ・マドリードは、クロースの速いチェックにことごとく芽をつぶされます。28分、ヘスス・ガメスのミドルはカシージャスがしっかりキャッチ。先にスコアを動かして優位に立ちたいシメオネ監督のチームでしたが、精度の高いキックが入るセットプレー以外にチャンスがありません。34分、ハメス・ロドリゲスのクロスに倒れ込みながら合わせたチチャリートのヘッドはDFのブロックをかわせず。44分、敵陣でのインターセプトからハメス・ロドリゲスがスルーパスを入れると、完全にフリーになったのはクリスティアーノ・ロナウド。前半最大の決定機に、絶対的エースはシュートをGKオブラグの左足に当ててしまい、0-0の均衡を破れません。

レアル・マドリードの後半最初のチャンスは49分、イスコが狭いすき間をピンポイントで通したスルーパス。オフサイドぎりぎりからオブラグの前に躍り出たチチャリートは、コースを狙い過ぎてクロスのシュートを右に外します。決定機が多い世界王者に対して、アトレティコ・マドリードは長いクロスでしかゴール前に迫れず、思うようにシュートシーンが創れません。61分、クリスティアーノ・ロナウドがワンフェイントで切り返して入れた左足クロスはセルヒオ・ラモスの頭にぴったりでしたが、スピードは充分だったシュートはオブラグの正面にいってしまいました。

65分、シメオネ監督はポイントゲッターのグリーズマンを諦めてラウル・ガルシア。背番号8の起用は、中盤でボールを奪う機会を増やし、ショートカウンターを狙うという意図でしょうか。67分のクリスティアーノ・ロナウドは右足が当たらず。69分、アウェイチームが久しぶりのシュート。右からのクロスをヘッドでスライドさせたコケの一撃は、カシージャスがしっかりキャッチします。1点を争う攻防は、いよいよ終盤です。

76分、アトレティコ・マドリードを悪夢が襲います。セルヒオ・ラモスに足の裏を見せてタックルしたアルダ・トゥランが2枚めのイエロー。これでレアル・マドリードにスイッチが入ります。79分、ハメス・ロドリゲスの縦パスに、バランスを崩しかけながら抜けたチチャリートがオブラグと1対1になるも、冷静なGKが右手に当ててボールはポストの外。アトレティコ・マドリードは完全に守勢です。ゴールを奪えなくても、何とか延長&PKに持ち込めればという10人の願いは、88分に破られました。右サイドからドリブルで突破を図るクリスティアーノ・ロナウドが、ハメス・ロドリゲスが決めた絶妙な「股抜きワンツー」でフリー。背番号7をケアしようとすると、マークがずれて横にいたストライカーが空きます。柔らかいラストパスを受けてインサイドキックをゴールに転がしたのは、この試合に並々ならぬ思いで臨んでいたチチャリート!1点返せば逆転でセミファイナルにいけたアトレティコ・マドリードの放り込みには精度がなく、長い追加タイムに決定機はありませんでした。

ミランダ、ゴディン、オブラグが体を張ったアトレティコ・マドリードの中央の守備は奮闘したものの、レアル・マドリードが勝つべくして勝ったゲーム。シュート数23対6は、アウェイチームの攻撃に工夫がなかったことを反映した納得の数字です。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、「チチャリート、おめでとう!よくやった!」といいたいところですが、ハメス・ロドリゲスやイスコから何度もいいお膳立てを受けていたチチャリートとクリスティアーノ・ロナウドに冷静さとゆとりがあれば、もっと早く決着をつけられたゲームだったと思います。レアル・マドリード、「8度めの正直」。スコアレスドローでモナコの希望を封じたユヴェントスとともに、バルサとバイエルンが待つセミファイナルに駒を進めました。(ハメス・ロドリゲス 写真著作者/Jesusmacias87)


<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

グーバーウォーク

謎の生物”グーバー”たちが、ブログの中身に合わせて変化!
グーバーを押すと、「ブログの成分分析」もできちゃいます!

blogramで人気ブログを分析

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ