何もさせない美しい守備ブロック!マンチェスター・ユナイテッドが「圧勝」でEL初優勝!

ストックホルムのフレンズ・アリーナで開催されるヨーロッパリーグ2016-17ファイナル。マンチェスター・ユナイテッドのスターティングメンバーにズラタン・イブラヒモヴィッチの名前がないのは残念ですが、この日に照準を合わせてきた最高の11人が揃いました。GKはELレギュラーのロメロ、最終ラインはバレンシア、スモーリング、ブリント、ダルミアン。ポグバ、フェライニ、エレーラの中盤は盤石。前線にはマタ、ラシュフォード、ムヒタリアンです。プレミアリーグでは6位と難しい初年度を終えたモウリーニョ監督は、ここで勝てば狙いどおりチャンピオンズリーグ出場権を手に入れることができます。立ち上がりから、ムヒタリアンとラシュフォードが左サイドを崩そうとするマンチェスター・ユナイテッド。10分、左からのスローインがゴールライン際に出ると、走り込んだマタが速いクロスをフェライニに合わせようとしまずが、わずかにずれてボールは逆サイドに転がります。

15分、アヤックスに最初のチャンス。左からユネスがドリブルで仕掛け、ニアのベルトラン・トラオレに速いグラウンダーを通すと、振りの速い左足シュートはロメロがキャッチ。すると18分、アヤックスのスローインミスを拾ったマタからフェライニ、ポグバとパスが回ると、左足で狙ったポグバのシュートはダビソン・サンチェスの足に当たり、GKオナナの逆を突きました。マンチェスター・ユナイテッド、1-0!プレミアリーグではゴール数よりもバーやポストに当てた数のほうが多かった6番が、大一番で貴重なゴールを決めてくれました。22分、CKからのベルトラン・トラオレのミドルはムヒタリアンがブロック。自陣に引いてパスコースを切り続けるマン・ユナイテッドの守備は安定しており、バイタルエリアでシュートコースが空くシーンはありません。

24分、右サイドのバレンシアが縦に大きく出してリーデヴァルトを抜き去り、強烈なシュートを放つもオナナがセーブ。ポゼッションは圧倒的にアヤックスですが、ボックスの手前が厚いマン・ユナイテッドに楔のパスがつかまり、なかなかフィニッシュに持ち込めません。45分にワンツーで抜け出しかけたトラオレは、ダルミアンが体を入れてフィニッシュを許しませんでした。前半は1-0。ポグバ、フェライニ、エレーラが互いの距離感を保ち、侵入してきた相手に対して複数で囲んで奪うマンチェスター・ユナイテッドは、ポゼッション33%と完全にカウンター狙いです。

後半開始直後のシェーネのミドルは守備網がブロック。48分、マタのCKからマンチェスター・ユナイテッドが待望の2点めをゲットします。スモーリングが競り合ったボールがゴール前に落ちると、フェルトマンの前にいたムヒタリアンが倒れ込みながら右足アウトでプッシュ!プレミアリーグでは4ゴールに終わったアタッカーは、ヨーロッパリーグでは6発めです。直後のラシュフォードの突破は、ダビソン・サンチェスが体を投げ出してカット。56分、ユネスが初めてラインの裏でフリーになるも、バレンシアがカバーしてフィニッシュに持ち込ませません。残り30分、「Boring, boring,United」。ボス監督は、何もできなかった19歳のエース、カスパー・ドルベアを諦め、ダヴィド・ネレスで勝負です。

65分、右サイドに出たポグバがフェライニの頭にぴたりと合わせますが、コースが甘くオナナがキャッチ。72分、アヤックスがボックス手前でFKを得ると、ツィエクのキックは工夫がなく壁に阻まれます。74分、モウリーニョ監督はイエローをもらっていたムヒタリアンをリンガードにチェンジ。CBのデ・リフトがオーバーラップして放ったロングシュートは、大きく左に外れました。デ・ヨングが入ったアヤックスは3-4-3にシフト。マン・ユナイテッドの9枚の守備ブロックは崩れません。守備の要であるダビソン・サンチェスがロングシュートを打たされているあたりに、アヤックスがいかに攻め手を失っているかが窺えます。84分、ラシュフォードが下がってマルシアル。プレミアリーグでは4ゴールで終わった11番は、いい形でシーズンを締められるでしょうか。

マルシアルがハーフラインで落としたボールをリンガードが持ち込み、ひとり旅に入ったのは87分。オナナと1対1となり、3点めかと思われたフィニッシュの瞬間、ダビソン・サンチェスが追いつきリンガードはピッチに転がります。90分、マタに代わってウェイン・ルーニーが登場すると、サポーターがヒートアップ。ストックホルムに勝利を確信したチャントが鳴り響きます。ピッチ脇では松葉杖のロホがラシュフォードと戦況を見守り、追加タイムが残り1分となると、ズラタンがベンチの選手と握手を交わしています。ツィエクのスルーパスでロメロと1対1になったダヴィド・ネレスはキックミスしてしまい、裏をカバーしたバレンシアにクリアされて唯一のチャンスを逃します。ここで笛!モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッドがヨーロッパリーグ初優勝を果たし、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手に入れました。

退屈な勝利、しかし完璧な勝利。ポゼッションはわずか33%、シュート数は17対6と圧倒されながら、オンターゲットは3対4。後ろの7枚が築いた美しい守備ブロックは最後まで崩れず、ロメロに1度もダイビングさせませんでした。とりわけバレンシアとエレーラのポジショニングはパーフェクト。ちょっとしたピンチはすべて彼らのカバーリングで止まり、オランダの名門は希望のないミドルシュートに終始しました。マタとムヒタリアンの前線起用も大正解。ラシュフォードのチャレンジがダビソン・サンチェスに抑えられるなか、欧州で難しい試合を戦ってきた2人のアタッカーが少ないチャンスで正確な判断を下し、ゴールを生み出してくれました。ありがとう、ジョゼ・モウリーニョ。プレミアリーグを半ば捨てて、この試合に向けて周到な準備を重ねてきた指揮官とスタッフをリスペクトしたいと思います。ドローに終わるたびにかみしめてきた悔しい思いは、これで完全に晴れました。

感動的なセレモニー。胸にメダルを戴いたデ・ヘアは、オールド・トラフォードに戻ってきてくれるのでしょうか。ルーニーが高々とトロフィーを掲げると、「カンピオーネ!カンピオーネ!オーレ、オーレ」の絶叫がフレンズ・アリーナにこだまします。モウリーニョ監督も、満面の笑みで選手と一緒にジャンプ。扇の中央にバレンシアとエレーラがいるのが、今季のこのチームです。神は自分のスマホを取り出し、「ズラタン、残ってくれ!」と書かれたバナーをバックに撮影をオーダー。ポグバはトロフィーをピッチに置いてポーズを取っています。ヨーロッパリーグといえども、やはり欧州の戴冠は格別です。マンチェスター・ユナイテッドは最高の形で長いシーズンを終え、来季は2年ぶりに欧州の最高峰の大会に挑みます。


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危なかったラストシーン…マンチェスター・ユナイテッドがきわどいドローでEL決勝進出!

「われわれの歴史において、最も重要な試合だ。過去にどんなビッグマッチを戦ってきたかは関係なく」。プレミアリーグで4位以内に入るのが厳しくなったモウリーニョ監督は、来季のチャンピオンズリーグ出場権をヨーロッパリーグ制覇によって獲得すべく、セルタ・デ・ヴィーゴとの準決勝セカンドレグに現状のベストメンバーを投入してきました。GKはELレギュラーのロメロ、最終ラインにバレンシア、バイリー、ブリント、ダルミアン。ポグバ、フェライニ、エレーラが中盤に入り、前線はムヒタリアン、リンガード、ラシュフォードです。注目は、プレミアリーグでは4ゴールに留まりながら、欧州で5ゴールを決めているムヒタリアン。「オールド・トラフォードで引き分けならOK」は、堅守のこのチームにとってはありがたいミッションのはずです。

開始早々にセルタが右サイドでインターセプトし、元リヴァプールのイアゴ・アスパスがゴールラインまでえぐるもラストパスが合わず。イアゴ・アスパスは4分にも右サイドを突破し、左足でニアを狙いますがロメロが上に弾き出します。プレミアリーグではうまくいかなかったアタッカーは、リベンジを果たすことができるでしょうか。5分を過ぎても、マンチェスター・ユナイテッドは守らされています。9分、ゲームキャプテンのバレンシアがようやく右サイドを上がりますが、ふわりと浮かしたラストパスはGKセルヒオがフェライニの前でキャッチ。セルタが攻める展開は変わりません。

11分、ポグバが巧みなリフティングで2人をかわして、ラシュフォードにスルーパス。タイミングが合わず、20歳は打ち切れなかったものの、直線的な速攻は今日の狙いのひとつでしょう。なかなか攻撃の形が創れなかったホームチームは、17分に素晴らしいクロス一発で先制します。左サイドからラシュフォードが上げた長いボールは、ファーサイドからラインの裏に入ったフェライニにぴったりでした。ヘディングシュートにセルヒオは触ったものの、ボールはポストを叩いてネットを揺らします。セルタにとっては痛い失点ですが、2点獲らなければ90分では勝てないという条件は変わりません。元気になったマンチェスター・ユナイテッドは、20分にポグバがカウンターを仕掛け、持ち込んだムヒタリアンが左からシュート。大きく浮いてしまいましたが、フィニッシュに至る形は悪くありません。

26分、左からシストがドリブルで仕掛け、真ん中にボールを流すと、エルナンデスのミドルはロメロがセーブ。29分にヴァスが直接FKを右に曲げたのは、明らかにキックミスです。マンチェスター・ユナイテッドの久々のアタックは37分。前線に上がったフェライニがヘッドで競り、こぼれ球をポグバが思い切りよく狙うと、DFに当たったボールは浮き上がってしまいました。セルタが左右にボールを振ってきた39分の波状攻撃は、シストのミドルをロメロが冷静にキャッチし、何とか耐えきりました。42分のシストの決定的なクロスは、プレッシャーを受けたヴァスのヘッドが左にアウト。前半はこのまま1-0で終わりますが、ホームチームの中盤の選手は、多くの時間をボックス手前まで引いています。これだけ深い守備で、残り45分を耐えきれるのでしょうか。ヴァスをサンチェスに代えたセルタは、リスクをとって攻めてくるはずです。

後半開始早々、右サイドからマジョが危険なグラウンダーを入れてきますが、ゴール前にこぼれたボールは何とかクリア。49分、左からのブリントのFKをフェライニが競り、ボックスの外に転がってきたボールをムヒタリアンがダイレクトで狙うと、セルヒオが確実にCKに逃れます。55分のセルタのショートカウンターは、イアゴ・アスパスのミドルがうまく曲がらずロメロがキャッチ。3分後、マジョがファーに上げたクロスをシストがワントラップで折り返し、グイデッティが左足のボレーを放つと、ボールはポストの外を抜けていきます。

64分、マン・ユナイテッドに決定機。敵陣でエレーラが得意のインターセプトに成功し、前のラシュフォードに当てると、大きな切り返しで2人かわしたラシュフォードがセルヒオと1対1になりますが、シュートは足でブロックされます。68分、ベリッソ監督は、ラドヤに代えてボンゴンダ。69分にムヒタリアンが中央のポグバに強いパスを入れると、ヒールで流したボールを左から走り込んだフェライニがシュート。ニアを襲った強い一撃は、当たっているセルヒオがセーブします。マジョが切り返しから左足で浮かしたクロスはグイデッティにぴったりでしたが、力んだヘディングは右に外れてしまいました。残り15分、プレミアリーグ6位のクラブがファイナルに近づいています。

78分、ムヒタリアンが下がりキャリック。セルタの最後のカードは、シストと代わったボービュです。85分のイアゴ・アスパスの左足シュートは、バイリーに当たってCK。最初のキックはクリアしたものの、次のショートコーナーからセルタが1点を返しました。ボンゴンダが中に入れたボールを巧みにコースを変えたのは、ロンカリア。セルタはもう1点決めれば、決勝進出です。87分、センターサークル付近でバイリーがグイデッティをこづき、両チームの選手が揉み合いとなります。守備の立役者バイリーに加えて、同点ゴールを決めたばかりのロンカリアも一発レッド。モウリーニョ監督がリンガードをルーニーに代えたのは、キープ力を買っているからでしょう。追加タイムの表示は6分、10人対10人、落ち着かないジョゼ・モウリーニョ。94分、フェライニが右サイドをえぐり、体を入れてマジョを抑えたポグバの落としをエレーラが決めますが、ポグバの足がSBにかかったとジャッジされてゴールは認められません。

映像に表示された残り時間は10秒、セルタ最後のアタックは決まったかと思いました。自陣からの放り込みをエルナンデスがヘッドで流すと、カブラルが軽いタッチで落として右のボービュがフリー。前にはロメロしかおらず、打てば入ったのではないでしょうか。しかし12番は折り返しを選び、グイデッティが打ち切れずにキャリックがクリアすると、オールド・トラフォードにタイムアップの笛と大歓声が鳴り響きます。プレミアリーグで何度も見た、ホームゲームとは思えないきわどいドローで、マンチェスター・ユナイテッドがアヤックスとのファイナルに進出しました。

このチームがプレミアリーグで勝ち切れなかった理由と、負けない理由が双方凝縮されたような一戦でした。中盤の3人がバイタルエリアをカバーし、クロスが入ると最終ラインに加わってはね返す機能的な守備は確かに堅いです。しかし、相手から希望を奪わず最少のリードで受けにまわるため、追いつかれてドローという結果が多くなるのでしょう。あれだけ深い位置で守り続ければ、放り込みからヘディング一発というラッキーパンチが当たる可能性を排除できません。アウェイで余裕をもって戦えた相手にオールド・トラフォードで敗戦寸前まで追い込まれたのは、セーフティリードを築こうという意志がなく、気持ちが逃げ切りに傾き過ぎたからではないかと思います。

決勝でバイリーを欠くのは激痛ですが、アヤックスもリヨン戦で最終ラインのフィールヘフェルがレッドカードをもらっており、中心選手の不在を嘆くのはやめましょう。リヨンから5ゴールを奪って決勝に上がってきたオランダの名門に対して、モウリーニョ監督は守備的な戦い方を選びそうですが、くれぐれも引き過ぎないようお願いしたいと思います。プレミアリーグ首位のチェルシーに完勝したゲームの残像が監督や選手のなかにあるのかもしれませんが、あの試合は、主力を先発で使えなかったために相手のいいところをつぶしにいった、いわば開き直り戦術。めざす勝ち方は、ルーニーが先制して後半に突き放した11月のフェイエノールト戦ではないでしょうか。慎重に立ち上がり、先にゴールを奪ってイニシアティブを取り、追加点を決めてからカウンターに徹する…最後のゲームで強いマンチェスター・ユナイテッドを見せていただければと思います。初優勝とチャンピオンズリーグ出場権を賭けた戦いは、5月24日、ストックホルム・ソルナのフレンズ・アリーナで開催されます。


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ラシュフォードのFK炸裂!マンチェスター・ユナイテッドがアウェイ勝利でELファイナルに前進!

「マンチェスター・ユナイテッドがまだ獲っていないタイトルだ。優勝すれば、すべてを手に入れたクラブだといえる。ヨーロッパリーグは、今となっては重要な大会だ。ファーストレグの結果次第では、週末のプレミアリーグで選手を休ませることになるかもしれない」。チェルシー時代にはEL優勝は落胆でしかないといい放ち、昨年9月にもマンチェスター・ユナイテッドにはふさわしくないタイトルと語っていたモウリーニョ監督は、明確にこの大会が最優先と宣言しました。いいメッセージだと思います。「こちらからチャンピオンズリーグ出場権をつかもう」。トップに立つ人間に最も必要なのは、ミッション達成へのこだわりと明快さです。ヨーロッパリーグ準決勝、敵地エスタディオ・バライドスで開催されるセルタ・デ・ヴィーゴとの最初の試合で、指揮官は考えうる最高のメンバーを揃えてきました。GKロメロ、DFバレンシア、バイリー、ブリント、ダルミアン。中盤にはエレーラ、フェライニ、ポグバ。ムヒタリアンとリンガードがサイドに入り、最前線はラシュフォードです。

プレミアリーグ5位は微妙なポジションですが、リーガ・エスパニョーラ11位のチームには負けないのではないかと淡い期待を抱きつつ、2011-12シーズンのELでビエルサ監督のアスレティック・ビルバオに完膚なきまでに叩かれた苦い思い出が脳裏をよぎります。キックオフからポゼッションはマンチェスター・ユナイテッド、セルタはひたすらプレス。5分に左でリンガードのパスを受けたラシュフォードは、ムヒタリアンに落としてシュートを打たせるものの、DFの壁につかまります。中盤を活性化しているのは、やはりポグバ。8分に左に出たエレーラは、きれいなスルーパスをラシュフォードに通すもラストパスはマジョがカット。11分、セルタが先に決定機をつかみました。右からラドヤがゴールに向かうクロスを上げると、フリーでロメロの前に躍り出たパブロ・エルナンデスがヘディングシュート。少し焦ったかコントロールが効かず、ボールはポストの右に逸れていきます。

16分、グイデッティが左サイドを突破し、プレミアリーグでは苦戦したエースのイアゴ・アスパスにパスを入れると、エレーラとフェライニが必死にブロック。20分、マジョのマークを軽いタッチでほどいたラシュフォードのシュートがゴール右隅を襲いますが、GKセルヒオがビッグセーブでCKに逃れます。30分に左から中に持ち込んで放ったシストのミドルは、ロメロが正面でキャッチ。その直後、フェライニからパスをもらって左サイドを上がったのはムヒタリアン。アウトにかけた絶妙なクロスは、スライディングしたリンガードのつま先に触れただけで、GKの前に転がります。

35分、ラドヤをトラップでかわしたポグバがカウンターを開始。ドリブルで上がった6番は、前線に走ったムヒタリアンに文句なしのスルーパスを通しますが、左足のシュートはアルバレスが足に当てて何とかクリア。39分にラシュフォードとリンガードが中央突破を図ると、ラストパスでフリーになったリンガードのコントロールショットは、またしてもセルヒオがセーブしました。前半は0-0。ゴールこそなかったものの、マンチェスター・ユナイテッドが少人数で仕掛ける速攻には可能性が感じられます。問題は、プレミアリーグでも課題になっているフィニッシュの精度。次の45分で、ズラタンのいないチームでどこまでやれるのか、その底力が問われます。

後半も、よりボールに触っているのはマンチェスター・ユナイテッド。49分、ブリントのロングフィードが最前線のリンガードに一発で届き、落としをインサイドで叩いたポグバのシュートは、GKの頭越しという意図通りにいかず、クロスバーを越えていきます。52分にヴァスが軽く浮かしたボールに飛び込んだイアゴ・アスパスは、頭をひねって左隅を狙うも枠の外。59分にボックスの角でバレンシアをかわしたシストは、右足で巻いた一撃をロメロに指先で弾かれます。徐々にセルタが押し始め、虎視眈々とカウンターのチャンスを狙っていたアウェイチームは、62分にラシュフォードがカブラルからボールをさらって突進。右から3人が上がっていたにも関わらず、自ら決めようと焦った強引なシュートは大きく右に外れてしまいます。

ところが67分、ついに均衡が破れました。ラシュフォードがマジョに倒されて得た右からのFK。ブリントが蹴ると見たセルヒオがニアに重心を移した瞬間、左のサイドネットめがけて曲げたラシュフォードの素晴らしいシュートが狙い通りに突き刺さりました。勝負強い19歳のストライカーは、ヨーロッパリーグで2試合連続のゴール。セルタは、このままのスコアでオールド・トラフォードに向かうわけにはいきません。72分、右にいたイアゴ・アスパスがグイデッティをポストに使って中央に侵入し、左からボックスに入ったジョニーにつなげますが、ロメロと向き合った19番は打てなかったか。リターンをボレーしたイアゴ・アスパスには余裕がなく、左に外れたボールをロメロは落ち着いて見送ります。ヴァスがホサベに代わった直後の75分、ムヒタリアンが左から放ったミドルのこぼれ球は、リンガードに決めてほしかった!腰が入りきらなかったボレーは、左のポストすれすれに逃げていきました。

モウリーニョ監督は、78分にムヒタリアンを下げてアシュリー・ヤングを投入。足を痛めたラシュフォードが1分以上かけてピッチを離れ、マルシアルと代わる姿にホームのサポーターから容赦ないブーイングが浴びせられます。88分、入って10分もしないうちにアシュリー・ヤングがハムストリングを痛めてしまい、急遽スモーリングが呼ばれます。今日のマンチェスター・ユナイテッドの守備ラインは、とにかくきれいでした。ハーフライン付近でプレスをかけて、奪えなければ中盤の選手は最終ラインの手前まで下がって待ち受け、サイドに出たボールはSBとMFが2人でケア。ロメロが安定しているのは、ELは自分がレギュラーという意識があるからでしょう。モウリーニョ監督が構築してきた守備戦術が結実し、プレミアリーグで25試合連続無敗のチームは危なげなく試合を畳みました。

ボールをしっかりキープして相手の嫌がるところに出せるポグバと、マンマークに長けたバイリーの存在はやはり大きいと実感したゲーム。エレーラ、フェライニとポグバという布陣が、今のこのチームのベストでしょう。前半の決定機を活かしてくれれば、もっと楽な展開に持ち込めたとは思うものの、アウェイ勝利という結果には満足です。オールド・トラフォードでは、得意のドローでOK。今日の守備を次戦も継続していただいて、おそらくアヤックスとぶつかるであろうストックホルムへのチケットを手に入れていただければと思います。ラシュフォードの足の具合が心配ではありますが、ファイナルで彼のゴールシーンが見られるものと信じております。(アントニオ・バレンシア 写真著作者/Ardfern)


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ロホとズラタンがリタイア…激痛のゲームを制したマンチェスター・ユナイテッドがベスト4進出!

チャンピオンズリーグのレスターがアトレティコ・マドリードに敗れ、欧州戦線で残っているプレミアリーグ勢はマンチェスター・ユナイテッドだけになりました。ヨーロッパリーグ準々決勝のアンデルレヒト戦は、アウェイの初戦を1-1ドロー。オールド・トラフォードの第2戦は、クリーンシートで終えるというのが最もわかりやすい目標でしょう。プレミアリーグで22戦無敗のチームが、ホームで2失点を喫したのは9月のマンチェスターダービーのみ。テオドルチクとティーレマンスには要注意ですが、ベルギーの首位クラブに不用意なカウンターやフリーのミドルシュートを許さなければ、ミッションは達成できるはずです。GKはEL担当のロメロ、最終ラインはバレンシア、バイリー、ロホ、ルーク・ショー。セントラルMFはポグバとキャリック、ラシュフォードは今日は左サイド、右にリンガード。チェルシー戦で先発から外れたイブラヒモヴィッチとムヒタリアンは予想通りです。

3分、デンドンケルのロングシュートは惜しくもバーの上。静かに立ち上がったゲームが動いたのは9分でした。ポグバが自陣から出した長いスルーパスは、背筋がぞくぞくするような完璧なボール。ボックス左で受けたラシュフォードは、最初のクロスをDFに阻まれた後、2回めはニアのムヒタリアンに優しいラストパス。22番をシュートレンジでフリーにすれば、失点を覚悟しなければなりません。右足のシュートがGKルベンの脇を抜いて1-0。ここからは、勢いに乗ったホームチームは完全にゲームを支配します。12分、ムヒタリアンのCKに合わせたポグバのヘッドはルベンがビッグセーブ。左からのCKのクリアを拾ったラシュフォードがすぐ横にいたリンガードに落とすと、右足で巻いた一撃は、これも守護神が左手で弾き出します。攻撃の形を創れないアンデルレヒトは、先に2点めを奪われると苦しくなります。

20分に足を痛めたロホは、シーズンを終えてしまったかもしれません。直後のアチェンポンの突破を止められず、GKロメロと1対1のシーンを招いた後、自ら交代を要求したCBは担架で運ばれていきました。アチェンポンのシュートはポストの外に逸れ、マン・ユナイテッドの1点リードは変わりません。代役に入ったのはブリント。ルーク・ショーとの連携はやや不安で、26分にはアッピアーにボックス手前まで持ち込まれてデンドンケルにきわどいフィニッシュを許します。29分のティーレマンスのFKをがっちりキャッチしたロメロは、ここまでのいくつかのピンチを完璧な判断で切り抜けていたのですが、32分についにゴールを許してしまいます。右からのクロスをブリントが触ると、ボールはティーレマンスの足元へ。ノーマークで放った31番のミドルがクロスバーを叩くと、テオドルチクのトラップをフォローしたハンニが右足で押し込み1-1。ブリントが下がり過ぎ、バイタルエリアが空くシーンが増えたマン・ユナイテッドは、次のゴールを奪われると2点が必要になります。

36分、カウンターから左サイドを突破したラシュフォードのシュートは、ルベンがセーブ。40分にポグバの浮き球でボックスに入ったルーク・ショーの右足シュートはGKの正面です。ポグバとのコンビで中央でシュートコースを空け、左足を振り抜いたムヒタリアンはうまくミートできません。アンデルレヒトは追加タイムに右からチャンスを創り、ティーレマンスのラストパスがブリントに当たったこぼれ球をハンニがさらってロメロをかわすも、シュートには持ち込めません。前半は1-1。プレミアリーグで堅守を誇るマンチェスター・ユナイテッドは、ブリントがうまくはまらずに苦しんでいます。

キックオフから間もない47分、自陣右からのティーレマンスのロングフィードで縦に抜けたテオドルチクは、左足のシュートをバレンシアに止められてしまいます。49分、ムヒタリアン、ズラタンとつながったボールをラシュフォードが縦に出すと、抜け出したルーク・ショーのグラウンダーに滑り込んだリンガードはタッチできません。中盤を支配するのはアウェイチーム。54分に右からのクロスを戻りながらコントロールしたテオドルチクのヘッドは、ロメロがキャッチします。今季プレミアリーグで何度も目にしたオールド・トラフォードでの停滞。ズラタンはまったく目立たず、縦を急いだボールはことごとくルベンが処理します。59分、モウリーニョ監督はリンガードを下げてフェライニ。ポグバを前に置く布陣にスイッチするのでしょうか。

63分、バレンシアのクロスをフェライニが競ると、後ろにこぼれたボールを叩いたラシュフォードのボレーはエムポジがブロック。CKからルーク・ショーのクロスがファーのフェライニに届きますが、力のないヘディングはルベンの懐に収まります。ヴァイラー監督は、ハンニとキプチュを下げてブルーノとスタンチュを投入。65分、ポグバが自陣から入れたロングボールをズラタンがヘッドで落とすと、力んだラシュフォードは左に外してしまいます。再三クロスを入れていたバレンシアが71分にフェライニに合わせると、頭でスライドさせたボールがノーマークのズラタンへ。絶好機を得たエースのプレイは遅く、インサイドで右を狙ったキックを詰めてきたGKにぶつけてしまいます。

残り15分、高さを活かそうとするマン・ユナイテッド。78分のCKは、ゴールの真ん前で合わせたポグバの右足ボレーが大きく浮いてしまいます。82分にキャリックが通した素晴らしい縦パスもズラタンのシュートが右にアウト。90分に右のムヒタリアン、ポグバ、ズラタンと今季の新戦力でつないだチャンスは、ポグバが中に走り込んだのが見えていなかったラシュフォードがシュートをポスト左に外してしまいます。マンチェスター・ユナイテッドに2度めの悪夢が起こったのは追加タイムでした。ジャンプの着地で左足を内側に曲げたズラタンは、靭帯を痛めたのでしょうか。モウリーニョ監督のチョイスは、ルーニーでもエレーラでもなくマルシアル。勝負は30分の延長戦に持ち越されました。

延長前半、最初のチャンスはアンデルレヒト。ドリブルで持ち込んだオブラドヴィッチのミドルは、飛んだロメロの手の先を抜けて右に切れていきます。97分、左からのラシュフォードのFKは、フェライニのヘッドをエムポジがブロック。103分のカウンターはラシュフォードのラストパスがマルシアルに合わず、左から浮かしたボールをフェライニが落とすと、ラシュフォードのボレーはDFの壁に阻まれます。ティーレマンスのシュートはロメロがセーブし、ゲームは後半へ。攻め続けてようやく奪ったマンチェスター・ユナイテッドの勝ち越しゴールは、やはりフェライニのヘッドからでした。中央に落としたボールを左に持ち出し、冷静に左隅に流し込んだのはラシュフォード!110分にマルシアルが仕掛けたカウンターは、ムヒタリアンが右に流したボールをポグバが決めきれません。

明らかに疲れていたアンデルレヒトは、116分に決定機をつかみます。ゴール前で高く上がったクリアをエムポジが前に送ると、バイリーに競り勝ったアチェンポンが頭で押し込もうとしますが、ロメロが冷静に体に当てて枠を外します。プレミアリーグで5ヵ月以上2点めを決められていないチームは、残り時間を何とかやり過ごしました。ロホとズラタンを失った激痛のゲームで、モウリーニョ監督のチームは勝利だけは手離しませんでした。マンチェスター・ユナイテッド、ヨーロッパリーグベスト4進出。苦戦の原因は、ロホがいなくなった後の左サイドの混乱と、ズラタン、ラシュフォード、ポグバがシュートを外し続けたことでしょう。ともあれ、あと3試合。レスターが手本を見せてくれたように、最後まで力を出し切った末にタイトルを手に入れられれば最高です。セミファイナルの勝利と、ロホとズラタンの一刻も早い復帰を祈ります。


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よくやった!ロングボール戦術でアトレティコ・マドリードを追いつめたレスターはドローで敗退!

ファーストレグはアトレティコ・マドリードが1-0で勝利。昨季プレミアリーグ王者のレスターが準決勝に進出するには、1-0で90分を終えて延長戦かPKを制するか、2点差以上の勝利が必要です。チャンピオンズリーグ準々決勝、キングパワースタジアム。シェイクスピア監督は、9人の優勝メンバーを揃えて最後となるかもしれない夢の舞台に臨みます。GKシュマイケル、DFシンプソン、ウェズ・モーガン、ベナルアン、フクス。エンディディとドリンクウォーターの2センターに、マフレズとオルブライトンがサイド。前線はもちろん岡崎慎司とジェイミー・ヴァーディです。マフレズからヴァーディに最初のロングフィードが出たのは3分。エースが触れずにボールはゴールラインを割ります。初戦はパス2本と何もできなかったヴァーディがどれだけチャンスに関与できるかが、勝負を分けるポイントとなりそうです。

ホームチームは、岡崎慎司にパスを当てても前に展開できず。10分過ぎまで静かだったゲームは、カラスコとグリーズマンのショートカウンターをウェズ・モーガンがカットすると歓声が沸きます。ボールを支配するのはアトレティコ・マドリード。15分を過ぎてもヴァーディがボールを触るシーンはありません。プレミアリーグではおさまるロングフィードは、競り勝ってもすぐに紅白のストライプに囲まれ、サイドに展開できません。19分にCKを取っただけで、キングパワーのゴール裏は大騒ぎ。しかし、工夫がないマフレズのキックは簡単にさばかれてしまいます。21分、ようやくレスターにチャンス到来。中に入り込んだマフレズが縦パスでヴァーディを走らせると、左からのグラウンダーに飛び込んだ岡崎慎司のボレーはポストの左に外れます。23分に右サイドで得たマフレズのFKは、GKオブラクがキャッチ。エンジンがかかってきたレスターですが、26分に痛いアウェイゴールを喫してしまいます。

縦パスをウェズ・モーガンがカットすると、左に流れたボールにコケが追いつき、元チェルシーのフィリペ・ルイスに落とします。プレミアリーグを知るSBが左足で上げたきれいなクロスがファーサイドに届くと、ノーマークのサウールが左隅を狙ったヘディングシュート。ここまでチームを危機から救ってきたシュマイケルは触れず、ボールはサイドネットに吸い込まれます。トータル2-0となり、レスターは3ゴールが必要となりました。まずは同点が目標ですが、相手に引かれたとたんにこのチームの攻撃は魅力を失います。

33分のCKがクリアされると、拾ったオルブライトンが再度放り込み、ボックス右に高く上がったボールをマフレズが右足でボレー。DFの間を抜けたボールは、オブラクが落ち着いてキャッチします。40分に右サイドからゴールライン際まで侵入したヤニック・フェレイラ・カラスコは、シュマイケルが足元に滑り込んで何とか抑えました。前半は0-1。シェイクスピア監督は、ハーフタイムに2枚代えを敢行しました。岡崎慎司を下げてウジョア、ベナルアンをチルウェル。前線のウジョアをターゲットにロングフィードを集め、落ちてきたボールにヴァーディとマフレズが絡むという狙いでしょう。

47分、マフレズのクロスが流れてきたところを右足で叩いたオルブライトンのボレーは、DFに当たってCK。49分にはグリーズマンがウェズ・モーガンとフクスを一気に抜き去り、右からラストパスを通すもわずかにカラスコに合いません。51分、右からのハイクロスがウジョアを越えると、裏にいたチルウェルの強烈な左足ボレーはわずかにバーの上。狙いは明確で、徹底度も高いレスターのアタックは早い時間に結果を出せるでしょうか。シメオネ監督は、55分にファンフランをエルナンデスにチェンジ。レスターのロングボール戦術が実ったのは、61分でした。自陣からの長いボールをウジョアがマフレズに落とすと、右のシンプソンが中央めがけてクロス。これがチルウェルに流れ、飛び込んだサヴィッチにボレーが当たってこぼれると、落ち着いて押し込んだのはジェイミー・ヴァーディ!2点が必要なプレミアリーグ王者には、時間はたっぷり残されています。

65分、フクスのロングスローが左にこぼれ、フリーのウジョアが左足で叩くとエルナンデスが必死のクリア。68分にはドリンクウォーターのロングフィードがマフレズに通り、折り返しを直接狙ったヴァーディのシュートはサヴィッチがぎりぎりでブロックします。レスターのロングボールは欧州の強豪を苦しめ続け、エンディディのボレーもコースにいたサヴィッチにヒット。サポーターの夢の時間は、あと20分で終わってしまうのでしょうか。シメオネ監督は、フェルナンド・トーレスに続いてコレアを投入。76分にマフレズが直接狙ったFKは、落ち切らずにクロスバーのすぐ上を抜けていきます。

プレミアリーグでも、ここまで徹底した放り込み作戦はなかなか見られません。左からのスローインは、すべてフクスのロングスロー。レスターは、最後まで攻め続けました。負傷を押して出場していたウェズ・モーガンは、84分にハムストリングを痛めて無念のリタイア。追加タイムの2回のCKでは、シュマイケルがゴール前で待ち構えます。しかし2点めは遠く、後半はまともにシュートを打てなかったアトレティコ・マドリードが1-1で逃げ切りました。タイムアップの瞬間から、拍手が鳴り響くキングパワースタジアム。最後まで諦めずに戦い抜いたヴァーディとマフレズはピッチに倒れ込み、うつむき加減に歩くグリーズマンから漂う空気は、喜びよりも安堵です。レスターの冒険は、ついに終わりました。残り6試合でプレミアリーグ残留を決めて初夏を迎えれば、マフレズとシュマイケルは今度こそチームを離れるでしょう。

今季のチャンピオンズリーグにおけるプレミアリーグ勢のなかで、レスターは唯一力を出し切ったと胸を張れるチームでした。シェイクスピア監督のロングボール戦術は、お見事。45分の出場ながら、再三左サイドを崩したチルウェルは、マン・オブ・ザ・マッチに選んでもいいのではないでしょうか。ポストに入ったウジョアも忠実に役割を果たし、DFに当て続けたシュートのいずれかが枠に飛んでいれば、勝負の行方はまったくわからなくなっていました。岡崎慎司の入団以降、彼らの全試合を追い続けてきた者として、欧州でこれだけ素晴らしい試合を見せてもらったことに感謝したいと思います。格上を追いつめた大会屈指のグッドルーザーは、地元サポーターの歓声に送られて次々にドレッシングルームに引き上げていきます。高揚感とせつなさがないまぜになり、「よくやった!ありがとう」という月並みな言葉しか浮かびません。(クリスティアン・フクス 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London)


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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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