チャンピオンズリーグでは未だ無敗!今季のプレミアリーグ勢が欧州で強い理由を探る

マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが3連勝、厳しいグル―プに入ったチェルシーとトッテナムは2勝1分。出遅れていたリヴァプールも1勝2分で、チャンピオンズリーグに出場しているプレミアリーグ勢は3節を終わっても未だ無敗です。ヨーロッパリーグでは、エヴァートンが1分2敗と苦しんでいるものの、アーセナルが3連勝。プレミアリーグのTOP7の勝敗をまとめると、CLで11勝4分、ELが3勝1分2敗でトータル14勝5分2敗という素晴らしい数字を残しています。昨季はトッテナムがグループリーグ敗退を喫し、マンチェスター・シティも苦戦。2015-16シーズンはマンチェスター・ユナイテッドがヴォルフスブルグとPSV相手に敗れ去り、アーセナルはオリンピアコスとザグレブに叩かれながらのぎりぎり通過でした。ここ数年、厳しい状況が続いていたプレミアリーグ勢は、今季はなぜ好調なのでしょうか。対戦相手やメンバー、戦い方から、その要因を探ってみたいと思います。

2017-18シーズンの欧州で最初に目につくのは、ドイツの凋落とスペインの停滞です。CL・ELに出場しているブンデスリーガのクラブで、2勝しているのはバイエルン・ミュンヘンのみ。ポルト、モナコ、ベシクタシュという比較的戦いやすいグループに入ったCLのライプツィヒは2位にいるものの、国内では首位のドルトムントは未勝利で、ホッフェンハイム、ヘルタ・ベルリン、ケルンも大苦戦。2節には6チームが全敗という過去に例がない戦績を残しており、UEFAのカントリーランキングは4位に後退しています。プレミアリーグとの絡みを見ると、CLプレーオフでホッフェンハイムがリヴァプールに完敗。ドルトムントは初戦でトッテナムに3-1で敗れ、ブンデスリーガ最下位のケルンはアーセナルに3-1で一蹴されました。モデストの後釜を作れなかったケルン、シュールレとマルコ・ロイスが使えずゲッツェも不振のドルトムント、ノルトヴェイト以外の新戦力が空回りしているホッフェンハイムなど、戦力を強化できなかったしわ寄せが欧州での不振につながっているのではないかと思われます。

さらに今季は、欧州No.1のスペインも微妙です。アトレティコ・マドリードはチェルシーにホームで敗れて未だ勝利なし。リヴァプールに引き分けたセヴィージャはCSKAモスクワに敗れて3位に後退し、レアル・マドリードはサンチャゴ・ベルナベウでトッテナムに勝ち点1を献上してしまいました。ELではビジャレアルとレアル・ソシエダードはまずまずですが、アスレティック・ビルバオは2分1敗。ビルバオのグループJには1分2敗のヘルタ・ベルリンがおり、1位がスウェーデンのエステルスンド、2位がウクライナのゾリャで3位以下にスペインとドイツという今季の異変を象徴する並びとなっています。補強禁止のアトレティコ・マドリード、ハメス・ロドリゲスとモラタ、ダニーロを放出したレアル・マドリード、ネイマールを持っていかれたバルセロナなど、この国の強豪クラブも戦力がUPしたとはいえません。

一方のプレミアリーグ勢は、ルカクを抜かれたエヴァートンを除くすべてのクラブが、有力選手の放出ゼロ。ところてん状態で新天地を求めたルーニー、マティッチと止められなかったチェンバレン、カイル・ウォーカーは、いずれもTOP7のなかでのやりとりに留まっています。モウリーニョ、ペップ、コンテといった名将たちが2年めを迎え、ユルゲン・クロップ監督も先の夏が2度めのオフシーズン。彼らは大量補強に走らず、弱点強化を中心とした堅実なチームづくりを選択しました。ポグバ、フェライニ、コンパニ、アグエロ、メンディ、カンテ、ララナ、マネなど主力のリタイアが相次いでいるものの、今のところは層の厚さでカバーできています。

スカッドの強さに加えて、昨季のプレミアリーグでコンテ監督の3バックがトレンドとなるなど、戦術的にも進化したことも大きいのではないかと思います。自在性ではペップとポチェッティーノ、得意な戦い方のクオリティが上がったのがモウリーニョ監督のチームです。マティッチを迎えて守備の堅さに磨きがかかったマンチェスター・ユナイテッドは、欧州でも1失点。ポチェッティーノ監督は、ワニャマとデンベレの不在をフィット感が高まったシソコとハリー・ウィンクスで埋め、クリスティアーノ・ロナウドの脅威をダヴィンソン・サンチェスが最小限に抑えました。CLでは、ハリー・ケインとジョレンテ、モラタとアザールなど2トップで戦うシーンも目立ちます。

主力がトップフォームを取り戻せていないアーセナルは、昨季の終盤戦から導入した3バックを熟成させている最中ですが、ELで同居したのがボリゾフ、ケルン、レッドスター・ベオグラードなら若手主体でも何の問題もありません。「主力の流出なし」「堅実な補強」「戦術的な進化」といったポイントに、唯一まったくあてはまらないのがエヴァートンです。ルカクを抜かれたチームはターゲットマンを補強できず、中盤の新戦力をうまく組み込めずに欧州未勝利と苦戦しています。クーマン監督が、どれだけ早くチームをまとめることができるかが勝負ですが、残り試合をひとつも落とせなくなった欧州での巻き返しは難しいかもしれません。

ネイマールの超高額移籍から続いた移籍金の高騰が、資金力があるプレミアリーグ勢に利する流れとなった面もあるのでしょうか。いずれにしても、マンチェスター勢とトッテナム、チェルシー、リヴァプールにとって楽しみなシーズンであることは間違いありません。優勝候補筆頭のパリ・サンジェルマンや、相変わらず強いスペインの2強を撃破できるかどうかはわかりませんが、ベスト8に3つぐらい残ってくれたら盛り上がります。CLの5チームとアーセナルには堂々のトップ通過を、エヴァートンには2015-16シーズンのCLで見せたアーセナルのような大逆転を期待したいと思います。特に注目しているのは、ズラタン復帰後のモウリーニョ采配と、完成形に近づいたポチェッティーノ監督のチームのチャレンジです。


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不振のエヴァートンはホームでリヨンに敗れて崖っぷち!クーマン監督に打開策はあるか!?

アタランタに3-0で完敗したエヴァートンのヨーロッパリーグ初戦は、今季の欧州におけるプレミアリーグ勢で唯一の敗戦です。不振のチームはグディソン・パークでの2試合めもキプロスのアポロン・リマソールに2-2のドローに終わってしまい、後がありません。今日のオリンピック・リヨンは、5月16日のファイナルを本拠地スタッド・ド・リヨンで戦えるとあって、非常にモチベーションが高いのではないかと思われます。3節のCLとELで5勝1分と絶好調のプレミアリーグ勢。トリを飾るエヴァートンは、ホームゲームを勝って望みをつなぐことができるでしょうか。

GKピックフォード、DFクコ・マルティナ、マイケル・キーン、アシュリー・ウィリアムズ、ホルゲート。シュナイデルランがアンカーに入り、トム・デイヴィスとクラーセンがインサイドMF。前線にはカルヴァート・ルーウィン、ヴラシッチ、ミララスが並んでいます。ルーニーがいないとどんなサッカーになるのか、あらためて注目したい一戦。リヨンのスタメンにはプレミアリーグファンにはおなじみのメンフィス・デパイとベルトラン・トラオレがおり、リーグアンで7ゴールのMFフェキリは要注意です。キックオフから押していたエヴァートンですが、5分にホルゲートがやってしまいました。左サイドのデパイからのパスを受けて、縦に抜けようとしたマルシアルを引っかけてPK。フェキリが完璧なキックで右隅に沈め、トフィーズは追う立場となりました。プレミアリーグでルーニーとニアッセの5発しかない貧攻のチームにとっては、2点は重いノルマです。

中盤では持てるエヴァートンは、前の3人にボールをつなげません。16分の右からのFKは、マイケル・キーンがヘッドで競り勝った後のこぼれ球をブラシッチが思い切りよく狙うも、ボールは大きく右にアウト。21分、スローインからトム・デイヴィスにパスをもらったミララスが右足でミドルシュートを放ちますが、ニアに飛んだボールは速さも精度も足りませんでした。25分にホルゲートのクロスのこぼれ球に猛然とダッシュしたシュナイデルランは、シュートをうまくコントロールできませんでした。

30分、ようやくシュナイデルランの縦パスでミララスがボックスに侵入するチャンス。シュートを打てなかった11番がトム・デイヴィスに託すと、フィニッシュはDFに当たり枠に飛びません。CKの直後、カウンターからのベルトラン・トラオレのミドルは上にアウト。32分には左にいたトム・デイヴィスがニアに走り込んだミララスに見事なスルーパスを通すも、GKロペスと1対1になったウインガーは左足の一撃を止められてしまいます。37分のフェキリの直接FKは、トム・デイヴィスの頭に当たってポストにヒット。39分に最終ラインのパスミスを拾ったトム・デイヴィスは、迷いながらのシュートをロペスにセーブされてしまいます。

42分にカウンターから中央を完全に破ったデパイは、あまりにも淡泊なシュートをピックフォードにキャッチされました。ベルトラン・トラオレのミドルが左のポストすれすれを抜けると、オープンな展開となった前半が終了。攻撃力があるクコ・マルティナを右に置いてホルゲートを左、カルヴァート・ルーウィンをサイドに置いてヴラシッチが最前線のほうがゴールへの期待値は高いのではないでしょうか。クーマン監督は、ハーフタイムにクラーセンを諦めてルックマンを投入しました。後半は、開始早々からエヴァートンが攻勢。ホルゲートの速いクロスをロペスが外に弾き出した後、クコ・マルティナのクロスをカルヴァート・ルーウィンがヘッドで逸らし、ルックマンがボレーで狙うもロペスが落ち着いてセーブします。

52分にマイケル・キーンがスリップしたピンチはマオリダのドリブルミスに助けられ、直後にトム・デイヴィスがアワールに自陣で奪われると、ラストパスでピックフォードと1対1になったマオリダはシュートをシュナイデルランにカットされます。今季リーグアンで7ゴールのマリアーノがいれば、プレミアリーグ16位のクラブは早々に勝負を決められていたかもしれません。56分、シュナイデルランが負傷でリタイア。今季プレミアリーグでインターセプト数No.1のセントラルMFを失うとなれば、クーマン監督にとっては激痛です。代わりに入ったのはシグルズソン。スワンズからきたサイドアタッカーは、若い選手のミスが目立つチームを鼓舞することができるでしょうか。ジェネジオ監督は61分にフェキリを休ませ、フェリで中央の守備を固めます。

65分にアシュリー・ウィリアムズが捕球したロペスを突き飛ばすと、両チームの選手にスタンドのファンが加わって揉み合いとなりますが、トフィーズのキャプテンはイエローで済んで助かりました。68分、ミララスに代わってサンドロ・ラミレス。その1分後、退場させられていたかもしれなかったキャプテンは、プレースキック職人シグルズソンの正確なキックをヘディングで叩き込みました。1-1、グディソンパークは熱狂の渦。72分に左サイドからFKを蹴ったシグルズソンは、右足で巻いてファーポストにぶち当てました。ところが76分、途中出場のコルネが右サイドをドリブルで崩し、ニアに入ったベルトラン・トラオレがグラウンダーをラボーナ!再度勝ち越されたエヴァートンは、15分で2点が必要です。

81分にもリヨンがカウンター。右からのパスを受けたベルトラン・トラオレのコントロールショットは、バーの上に浮いてしまいました。85分、サンドロ・ラミレスのクロスをヘッドで合わせたカルヴァート・ルーウィンの一撃はロペスがセーブ。3つ続いたCKはいずれも打ち切れず、カウンターから3対2にされたピンチは、フェリの足元に飛び込んだピックフォードが食い止めました。直後、DFのバックパスを狙ったカルヴァート・ルーウィンはロペスに先着されてシュートを打てず。5分の追加タイムにチャンスをつかんだのは、角度のないところからピックフォードにシュートを当てたフェリだけでした。1-2、今日は攻守ともにミスが目立ち、敗戦は必然でした。1分2敗のエヴァートンは、次節のリヨンでのゲームで敗れればグループステージ敗退が決まるでしょう。

プレミアリーグではアーセナル、カラバオカップでチェルシー、そしてオリンピック・リヨンとのアウェイゲーム。3つ続く難しいゲームをすべて落とせば…いや、最初の2つを完敗でも、クーマン監督は解任となってしまうかもしれません。大量補強の後、チームの完成度が上がるまでは苦しむかもしれないとは思っていたものの、10月末になってもここまで仕上がらないとは想像できませんでした。就任初年度に守備を立て直し、クラブをプレミアリーグ7位に導いた指揮官を代えればよくなるという状況ではないようにみえるのですが…。好きな監督なので、何とか踏ん張っていただければと祈っております。


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ジルー、完璧バイシクル!若手主体のアーセナルがセルビアの古豪にクリーンシートで完勝!

ドビュッシー、ウィルシャー、メートランド=ナイルズ、ウィロック、ネルソン。プレミアリーグではなかなか出番がない顔ぶれが、レッドスター・ベオグラード戦のピッチに揃いました。ヨーロッパリーググループステージ第3節。ケルンとボリゾフに連勝したアーセナルにとっては、ライコ・ミティッチ・スタジアムでのゲームは落としても問題ない一戦。ホールディング、コクラン、ウォルコット、ジルーといった面々もプレミアリーグではファーストチョイスとはいえず、チェフとエルネニーを除けば若手とサブの選手オンリー。ベンチを見てもアクポムやヌケティア、ベン・シーフなど全員若手で、リードされたときに状況を変えるような戦術的交代は望めない顔ぶれです。

旧チャンピオンズカップを制覇したこともあるセルビアの古豪相手に、アーセナルはこのメンバーでどんなフットボールを見せてくれるのでしょうか。エルネニーがセンター、左右にドビュッシーとホールディングを配した急造3バックは、連携を確かめるように丁寧にビルドアップしています。私の最注目ポイントは、プレミアリーグではなかなか機能していないジャック・ウィルシャーとジルーがどんなプレイを見せてくれるか。そしてもう1点は、メイトランド・ナイルズとネルソンがWBとしてファーストチーム入りをアピールできるかです。5分にウィルシャーがウォルコットに出したラストパスは、14番がDFをかわせず。9分のカウンターは、ウィルシャーの縦パスをジルーが足元に収められません。

ラインの裏を執拗に狙うレッドスターのアタックは、ラストパスがことごとくつながらず。15分にウィルシャーが中に入れたFKは、こぼれ球がまわってきたウォルコットのフリーの一撃をGKボージャンが足に当ててブロック。25分のホームチームのCKは、ボアキェが叩きつけたヘディングがポストに直撃し、惜しくも先制はなりません。31分のレッドスターの速攻は、ロディッチが速いクロスを中に通すと、フリーのロドニッチがワントラップして右足でシュート。最初の一撃はチェフがセーブし、こぼれ球を叩いた2発めはネルソンがブロックしました。逆襲に転じたいアーセナルは、メートランド・ナイルズが再三左から仕掛けるものの、クロスが中につながりません。

後半開始直後、縦パスで抜け出しかけたシルニッチはエルネニーがスライディングでカットし、ウィルシャーが仕掛けた逆襲はボックス右でパスを受けたウィロックが打ち切れず。メイトランド・ナイルズが左サイドに出たウィルシャーを使い、クロスを中央で受けたウォルコットがファーにいたネルソンにつなぐと、17歳はひとりかわしてニアにシュート。狙いは悪くなかったものの、コースを読んだGKボージャンがCKに逃れます。51分、ストイコヴィッチのクロスを叩いたクルスティチッチのヘッドはチェフがキャッチ。カウンターからのジルーのミドルは枠を越え、バックパスをスルニッチにさらわれたエルネニーは、チェフの冷静なセービングに助けられました。

55分に中央突破を図ったウィルシャーのラストパスは、右から走ったウォルコットがGKボージャンの目前で触るもコースがなくCK。ウィルシャーが倒されたFKを蹴ったネルソンは、壁にぶつけてしまいます。65分、サヴィッチが下がりバビッチ。時折見せるホームチームの速攻は、ガナーズ守備陣の落ち着いた対応でフィニッシュに辿り着けません。80分、コクランの頭を肘で打ってしまったロディッチが2枚めのイエローでレッドカード。ミロイェヴィッチ監督は、ボラキェをベシッチにチェンジします。ヴェンゲル監督は1枚もカードを使わず、残り時間は10分を切りました。85分、アーセナルが前線の3人の見事なコンビネーションでついに先制します。

中盤で一気に2人を抜いたウィルシャーがボックスの角にいたウォルコットに預けると、リターンをもらった10番は左足アウトで絶妙な浮き球をラインの裏に出します。これをウォルコットがヘッドで中に落とすと、ゴールに背を向けて受けたオリヴィエ・ジルーが素晴らしいバイシクルでゴール左隅にコントロール。ヴェンゲル監督はベン・シーフとマクギュエインを投入し、ガナーズの若い選手たちは追加タイムを無難にやり過ごしました。0-1、この大会のグループステージでは実力が違うということでしょうか。アーセナルは3連勝で、次戦に勝てばグループリーグ突破が決まります。

少し前までは、欧州中堅国のクラブ相手にCLでもELでも苦戦していたプレミアリーグ勢ですが、今季は彼らとのレベル差を感じる試合が多く、今日もジルーやウィルシャーのクオリティの高さを実感させられるゲームでした。バックパスミスはありましたが、エルネニーのCB起用はカップ戦などにおけるオプションとして計算できそうです。メートランド・ナイルズは何度か左サイドを突破し、ネルソンはフィニッシュのシーンに絡むなど見せ場は創っており、及第点だったのではないでしょうか。

アレクシス・サンチェス、エジル、ジャカ、ラカゼットらのパスワークを堪能できるベストメンバーのガナーズだけでなく、若手の躍動を満喫できる今日のような試合もまた楽しいものだとあらためて思った一戦。プレミアリーグでは苦戦気味ではあるものの、ヨーロッパリーグが若手の貴重な経験の場として機能し、レギュラーの選手たちの負担になっていないのは好材料です。日曜日のエヴァートン戦は、主力がよりフレッシュなアーセナルが有利でしょう。こちらも、楽しみです。


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ジェコとアザールが2発!弱点をローマに突かれたチェルシーは、ホームで3-3ドロー!

緒戦はグラバグ・アグダムに6-0、2戦めはアトレティコ・マドリードの本拠地エスタディオ・ワンダ・メトロポリターノにて、ラストプレーをバチュアイが決める劇的な展開で連勝。チャンピオンズリーグに復帰したチェルシーは、プレミアリーグでは4勝1分3敗の5位と苦しみながらも、こちらでは「死のリーグ」を首位で快走しています。さっそくローマ戦のスタメンをチェックしてみましょう。GKクルトワ、CBはアスピリクエタ、ケーヒル、クリステンセン。WBにはザッパコスタとマルコス・アロンソが入り、バカヨコ、ダヴィド・ルイス、セスクの3センター。前線にはモラタが復帰し、アザールとコンビを組む3-5-2です。プレミアリーグで最下位クリスタル・パレスに敗れたばかりのチームは、気持ちを切り替えて大一番を戦えるでしょうか。セリエAで7戦7発のエディン・ジェコには要注意です。

ローマが押し気味だった5分、チェルシーが鮮やかな速攻。マルコス・アロンソのパスを受けたバカヨコが前線のアザールに送ると、左で待っていたモラタがラストパスをダイレクトでシュート。GKベッカーの正面にいってしまいましたが、アプローチは悪くありません。8分にハーフラインから単独でするすると上がったペロッティは、ボックス手前からバーのすぐ上を越えるきわどいミドルを放ちます。8分に敵陣でボールを奪ったチェルシーはアザールからセスクにつながり、カットされたボールがこぼれたところにアザールが詰めますが、ベッカーがひと足早く追いつきクリアします。

11分、攻めていたチェルシーが早くも先制します。ダヴィド・ルイスの縦パスはジョアンがカットするも、足を止めなかったブラジル代表がルーズボールをダイレクトで右隅へ。ベッカーは反応できず、スタンフォード・ブリッジに歓喜の叫びが響き渡ります。プレミアリーグをよく知るコラロフと、ヴィクター・モーゼスの代役ザッパコスタのマッチアップは、今後の展開を左右するポイントになるかもしれません。リードした後、受けるシーンが増えたチェルシーですが、選手の距離感がしっかりしている布陣に崩れる予感はありません。21分、カウンターから単独で持ち込んだアザールが右からクロスにシュート。GKの指先を抜けたボールは、惜しくもポストの左に抜けていきます。

30分、ストロートマンのパスを中央で受けたペロッティのシュートはクルトワの正面。直後、ストロートマンが中に入れたパスがディフレクションで右に流れると、外からフリーで走り込んだナインゴランがインサイドでニアを狙いますが、クルトワがかろうじて足でブロックします。ジェコがモラタを股抜きで置き去りにして左に展開したチャンスは、中に切り返したペロッティのコントロールショットをクルトワがキャッチ。一方的に押されていたチェルシーは、37分に見事なカウンターから追加点を奪います。ドリブルで進んだアザールが左のモラタに預けると、プレミアリーグ6ゴールのエースのシュートはファシオがブロック。ところがこのボールがボックス右にいたアザールの足元に落ち、完璧なボレーがネットを揺らします。

しかし40分、コラロフがアスピリクエタとザッパコスタをワンタッチで抜き去ると、迷わず左足でシュート。強烈な一撃は、クリステンセンに当たってゴールに飛び込みました。ローマがアグレッシブに攻めるスリリングなゲームは、2-1でハーフタイム。セカンドハーフも開始直後からローマが攻勢です。50分にジェコが最前線で粘り、落としをストロートマンが直接叩くも、うまくミートできずに左にアウト。54分にペロッティがオーバーラップしたコラロフを使い、完全に左サイドを崩しましたが、高速グラウンダーにクルトワが触ってフィニッシュを許しません。直後、コンテ監督は足を痛めていたダヴィド・ルイスをペドロにスイッチ。押されているプレミアリーグ王者は、3点めを決めて落ち着いて試合を進めたいところです。

ローマの波状攻撃、チェルシー守備陣は混乱。アウェイチームに足りないのは、ラストパスの精度です。63分、モラタが初めて最終ラインの裏に抜けますが、飛び出したベッカーを気にしてシュートミス。1分後、最後方からのファシオのロングフィードがボックスに届くと、走り込んだジェコが左足で完璧なボレーを放ち、さすがのクルトワも反応できません。勢いが止まらないローマは、69分にコラロフのFKをジェコが頭で合わせて一気に逆転します。元マンチェスター・シティコンビの華麗なホットライン。残り時間は20分、コンテ監督に打開策はあるでしょうか。

2-3となり、ローマが守りに入りかけた75分、チェルシーが同点に追いつきます。セスクが右のペドロにパスを出すと、狙い澄ましたクロスがアザールへ。10番の珍しいヘディングシュートは、ゴール左隅に吸い込まれる文句なしの弾道でした。コンテ監督はザッパコスタをリュディガーに代え、アスピリクエタに右サイドのチェックを託します。さらに80分、アザールに代えてウィリアン。82分にクロスをニアで叩いたジェコは、ヘディングが厚く当たりすぎてしまいハットトリックはなりません。大活躍だったストロートマンは、フロレンツィに後を譲ります。

ディ・フランチェスコ監督は、ペロッティをエル・シャーラウィにチェンジ。チェルシーが押しているものの、ローマは勝利を諦めていません。91分、右からのFKに頭を突き出したケーヒルは、バーの上に外してしまいました。3-3、ドロー決着。シュート数は15対15。2点リードから追いつかれたチェルシーは勝ちたかったゲーム。押していたローマにとっても、勝ち点1は不満が残る結果でしょう。アスピリクエタとザッパコスタの連携の悪さ、昨季クリスタル・パレスに狙われた縦に入るロングフィードへの対応と、今のチェルシーの弱点が露わになった一戦でした。3戦連続勝利なしとなったプレミアリーグ王者は、カンテとヴィクター・モーゼスが戻ってくるまでは苦しい試合が続くかもしれません。(ダヴィド・ルイス 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London)


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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