SB退場&指揮官退席!絶対的優勢だったガナーズは、カウンター1発で痛恨のドロー決着…!

オスピナ、ベジェリン、ムスタフィ、コシールニー、モンレアル、ジャカ、ラムジー、エジル、ウィルシャー、ウェルベック、ラカゼット。チェフはベンチスタートですが、ヴェンゲル監督のフィールドプレーヤーはベストメンバーです。プレミアリーグ4位以内が絶望的となったアーセナルにとって、ヨーロッパリーグ準決勝のアトレティコ・マドリード戦は最も重要なゲーム。エミレーツに詰めかけたグーナーは、最近のプレミアリーグが嘘のようなハイテンションで、アウェイチームにプレッシャーをかけています。

キックオフから、集中力が高いホームチームが中盤を支配。6分、カウンターからウェルベックが左サイドを上がり、アーリークロスを入れると、フリーのラカゼットのボレーは右のポストの外にヒットします。直後の左からのアタックは、モンレアルのクロスをラカゼットがヘッドで合わせますが、守護神オブラクが左に弾き出すビッグセーブ。ウェルベックのミドルをGKがキャッチした後、10分に試合の流れを決めるアクシデントが発生しました。開始早々にジャック・ウィルシャーを引っ掛けてカードをもらっていたヴルサリコが、ラカゼットの踝を踏んでレッドカード。これに激高したディエゴ・シメオネは、13分に抗議を咎められて退席処分となります。完全なるアーセナルペース。16分にモンレアルのクロスに飛んだラカゼットは、ヘディングをバーの上に浮かしてしまいます。

18分にボックス手前で奪ったウェルベックが縦に流すも、ラムジーは打てず。エジルのパスを左でもらったウェルベックはプレイが遅く、クロスに合わせたウィルシャーのヘッドはGKの正面です。21分、ウィルシャーとのワンツーでオブラクと1対1になったウェルベックは、正直なシュートをGKに当ててしまいます。エジルのCKをラカセットが頭で右に流すと、走り込んだコシールニーのボレーは右にアウト。25分にエジルが左足で巻いたミドルは、狙い通りに落ちませんでした。32分、ようやくグリーズマンにチャンス到来。ボックス手前から右隅を狙ったミドルは、オスピナの想定内です。

37分、右SBに入っていたトーマスが3人抜きからエースに預けると、グリーズマンの強烈な一撃はオスピナがビッグセーブ。序盤のチャンスを活かせなかったアーセナルは、徐々に10人のチームに押され始めています。44分、アウェイチームのショートカウンターは、左に流れたコレアがシュートを放つもバーの上。前半は0-0で終わり、勝負は次の45分に持ち越されます。プレミアリーグ6位チームは、8人が引いてスペースを埋めるアトレティコ・マドリードの堅陣を崩すことができるでしょうか。

10人で戦う術を心得たアウェイチームは、カウンターをチラつかせながら余裕をもって守っています。52分に左から中に入って打ったラムジーの左足シュートは、オブラクがキャッチ。アーセナルのクロスは、ことごとく守備網に引っかかっています。ガナーズの波状攻撃が続き、均衡が崩れたのは61分。クロスを止められた後、すぐさま奪ったモンレアルが起点となりました。ラムジーとのワンツーで左に出たウィルシャーがクロスを上げると、高い打点のヘッドを沈めたのはラカゼット!プレミアリーグ13ゴールのエースが、欧州屈指のGKの堅い扉をようやくこじ開けました。

65分、アウェイチームはガメイロをガビにチェンジ。69分の右からのCKは、ニアで合わせたラカゼットのヘッドがわずかに左に逸れていきます。74分のジャカのロングシュートは、大きく左にアウト。コレアに代わって入ったのは、サヴィッチです。圧倒的に攻めるガナーズは、数的有利を追加点につなげたられるでしょうか。しかし82分、ラ・リーガ2位が地力を見せつけました。縦1本を競ったのは、コシールニーとグリーズマン。先に触ったのはCBでしたが、自らのクリアを胸に当ててしまい転倒。オスピナの体に当たったシュートが背後にこぼれ、ムスタフィがゴール前でスリップすると、追いついたアウェイチームのエースが左足でプッシュしました。

仕事を終えたグリーズマンが下がり、今季限りでクラブを離れるフェルナンド・トーレスが登場。前線に拠点を作る交代は、敗戦を回避するための策でしょう。87分、右に出たラカゼットがクロスを入れると、ラムジーの素晴らしいヘッドがゴールを襲いますが、オブラクが3つめのビッグセーブ。エジルのクロスをニアで合わせたラムジーのヘッドは、GKが楽に捕れるボール。何度も外してきたアーセナルに、これ以上のチャンスは訪れませんでした。ヴェンゲル監督は、選手交代ゼロ。今季のチームの脆弱さが、すべて顔を出したような痛恨のドローでした。

数多くの決定機を活かせなかったこと、リードした後のハーフコートマッチをスローに落として相手に立て直す時間を与えたこと、奪われ方が悪かったこと。これ以上はないといっていいほどの優勢を勝利につなげられなかったのは、指揮官の采配と選手の判断力によるところが大きいのではないでしょうか。1-0としたところでプレイが遅かったウィルシャーをイオビに代え、ラッシュをかけていれば満足できる結果を得られたかもしれません。失点直前のウェルベックの仕掛けは、明らかに無謀でした。相手が多いエリアに突っ込んで奪われたために、ラインの裏に危険なボールを入れられてしまいました。

とはいえ、1-1はよくあるスコア。次はプレミアリーグで3勝4分9敗と苦手のアウェイゲームですが、ここまで来たらただひたすら戦うのみです。エスタディオ・ワンダ・メトロポリターノにおける最大のミッションは、先にゴールを決めること。ミランとのアウェイゲームで活躍したミキの復帰を祈りつつ、どんな展開になったとしても、最後まで諦めずに応援したいと思います。指揮官と選手の奮闘とともに、アウェイチケットをゲットした相方のグーナーの強運にも期待しましょう。ヴェンゲル監督のアーセナルを観られるのは、うまくいっても6試合です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

圧巻サラー&フィルミーノ、しかし終盤に2失点…ローマを圧倒したリヴァプールは微妙な先勝!

チャンピオンズリーグ準決勝、リヴァプールVSローマ。プレミアリーグでメンバーを落とし、最下位に引き分けたチームはベストメンバーで臨みます。GKロリス・カリウス、DFアーノルド、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン。ヘンダーソンの脇にチェンバレンとミルナーが入り、前線はもちろんフィルミーノ、サラー、マネです。プレミアリーグ33戦31ゴールのサラーは、大事な一戦で結果を出すことができるでしょうか。開始早々のオープニングシュートはストロートマン、直後にサラーの左足。いずれもGKの正面に飛びますが、攻め合いの予感漂う立ち上がりです。6分、ポストに入ったサラーがDFを背にしてキープし、ボックス右に流れたフィルミーノにスルーパスを通すと、クロスに狙ったシュートは惜しくもポストの外。チェンバレンのミドルも、GKアリソンが労せず懐に収めました。

3バックが高い位置を取るローマは、レッズにとってやりやすいのではないでしょうか。15分、チェンバレンがスライディングで足を痛めるアクシデント。急遽ワイナルドゥムが呼ばれ、中盤の左に入ります。18分、CKのクリアを左のコラロフが遠目から狙うと、ロリス・カリウスは弾ききれずにボールはバーを直撃!プレミアリーグ3位チームは命拾いしますが、中盤を支配しているのはセリエA4位です。アンフィールドのサポーターは、担架で運ばれていくチェンバレンを拍手で送っています。マネが倒され、FKをもらったレッズは、波状攻撃をシュートにつなげられません。

29分、フィルミーノの素晴らしいパスでマネが完全に抜け出し、アリソンと1対1になると、焦った左足のフィニッシュは枠の上。1分後にフィルミーノが右から入れたグラウンダーも、腰が入らなかったセネガル代表FWがボレーをふかしてしまいます。どうした、サディオ・マネ!30分に右から仕掛けたサラーは、ワンツーをカットされながらもすかさず奪い、アリソンの左を狙うも冷静なセービングで先制はなりません。攻め続けていたレッズがようやくゴールを決めたのは、35分でした。敵陣で奪ったボールをマネがフィルミーノにつなぎ、ボックス右のサラーに渡ると、切り返しから放った左足シュートはパーフェクト。左隅ぎりぎりを襲うボールに、アリソンは届きませんでした。

マークのずれを修正できないローマ。38分のCKは、ノーマークのデヤン・ロブレンのヘッドがクロスバーを叩きます。この流れのまま追加点がほしいリヴァプール。40分に自陣からのロングフィードに走り込んだワイナルドゥムは、左からのシュートをアリソンにキャッチされてしまいます。ジェコにクロスを集めようとしていたローマは、時折見せる縦1本のカウンターしか攻め手がなくなりました。45分、フィルミーノがドリブルで持ち上がったカウンター。中央に絞ってきたサラーへのラストパスは完璧なタイミングでした。プレミアリーグ得点王の巧みなチップキックに、アリソンはなす術なし。レッズが2点をリードし、間もなくハーフタイムを告げる笛が鳴りました。

 ディ・フランチェスコ監督はウンデルに代えてシックを投入し、3-6-1から3-5-2にシフトします。48分、アレクサンダー・アーノルドのFKは壁にヒット。フィルミーノは自陣に戻って相手のアタックを阻んでいます。敵陣でインターセプトに成功した54分のショートカウンターは、マネがオフサイドを取られますが、2分後にアーノルドのロングフィードから始まった速攻は鮮やかに決まりました。フリーでボックス内に持ち込んだサラーは、中央で空いていたマネを見て冷静にラストパス。イージーなボレーが左隅に転がり、ついに3-0です。58分にコラロフのグラウンダーを左足で引っ掛けたシックのシュートは、左にアウト。直後、マネが左サイドを突破した決定機は、こぼれ球に反応したミルナーのシュートが味方に当たってしまいます。

61分、アーノルドが右足のアウトで出した巧みな縦パスで、サラーが右サイドを蹂躙。ジェズスをあっさり抜き去った11番が右足で中央に送ると、フィルミーノが無人のゴールにインサイドで流し込みました。3人とも決めたゲームは、何試合めでしょうか。ローマのミッションは、アウェイゴールを持ち帰ってバルサ戦の奇跡を再現することです。ディ・フランチェスコ監督は、67分にデロッシをゴナロン。69分、右からのミルナーのCKを、競り勝ったフィルミーノがヘッドで叩き込みました。圧巻の5-0。71分にシックがデヤン・ロブレンのクリアをカットしますが、ゴール左に飛んだボールは枠にいきません。73分、ペロッティのクロスに合わせたシックのヘッドは、ロリス・カリウスがキャッチ。残り15分でサラーが下がり、プレミアリーグでゴールを決めたばかりのダニー・イングスが右に入ります。

81分、ナインゴランが左に上げたロングフィードにデヤン・ロブレンがかぶってしまい、裏に入ったジェコがニアに決めて5-1。ロバートソンのアーリークロスにノーマークで飛び込んだワイナルドゥムは、空振りで絶好機を逃します。85分、ナインゴランのシュートがミルナーの左手に当たり、ジャッジはPK。ペロッティが右上に決め、ローマはセカンドレグに望みをつなぎます。5-2、レッズ先勝。バルサ戦を観なければ手離しで喜べる結果ですが、相手は要塞ローマに戻ると圧倒的に強いチームだけに、レッズは「有利」としかいえません。

ラスト10分までは、7-0圧勝もあったワンサイドゲームでしたが、これぞレッズというべきか。とはいえ、5発を叩き込んだ攻撃陣は素晴らしかったと思います。2ゴール2アシストのサラー、2ゴール2アシストのフィルミーノに加えて、アーノルドもMVP候補に推したくなる活躍でした。セカンドレグは、早い時間に失点をしないことが最重要ミッション。先にゴールを奪えれば、ウクライナへの道が開けてきます。プレミアリーグ屈指の強力3トップが、ゼロに抑えられることはないと信じましょう。いやー、しかし。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

欧州戴冠なるか?プレミアリーグ勢の準決勝プレビュー! (2)アーセナルVSアトレティコ・マドリード

感覚的な見方で恐縮ですが、「ミスをしたほうが敗れる一発勝負」では、ヴェンゲル監督のアーセナルは、アトレティコ・マドリードには勝てないと考えていました。16勝6分10敗でプレミアリーグ6位、アウェイでは何と3勝4分8敗。失点を43も喫しているガナーズに対して、ラ・リーガでバルサの次に勝ち点が多いシメオネ監督のチームは、1/3に近い15回しかゴールを許していません。ヨーロッパリーグを戦うのが妥当なチームと、チャンピオンズリーグから落ちてきたのが不思議なチームの決戦は、エミレーツでも戦えるホーム&アウェイになったことで、プレミアリーグのクラブにも勝ち目が出てきたのではないかと思います。

決勝トーナメントにおける、両者の足跡を辿ってみましょう。グループステージは若手とサブ主体のメンバーで戦っていたガナーズは、ラウンド32のエステルスンド戦から徐々に本気度を高めてきました。スウェーデンの新興クラブにはアウェイで0-3と圧勝し、ホームゲームを1-2でやり過ごして順当勝ち。復活の兆しがみえるACミランとの対決も、アウェイでムヒタリアンとミキが決めて0-2で先勝。エミレーツでは、チャルハノールに先制されながらもウェルベックの2発とジャカのゴールで逆転に成功し、3-1で押し切りました。CSKAモスクワとのホームゲームは、文句なしの4-1。セカンドレグでは、チェフが2回もシュートをゴール前に弾いてしまい、あと1点で逆転というところまで追い詰められますが、エルネニーの見事なスルーパスをウェルベックとラムジーが決めて2-2ドロー。6試合で得点15失点6は、まずまずの数字です。

対するアトレティコ・マドリードは、ラウンド32で当たったコペンハーゲンにアウェイ1-4、ホーム1-0。ロコモティフ・モスクワ戦も、3-1で完勝した後の敵地で1-5と4連勝。スポルティングCP戦は、ホームでコケとグリーズマンが決めて2-0。アウェイでは、もう1点決められれば延長戦でしたが、2点めを許さずトータル2-1で勝ち抜きました。ラ・リーガでは31試合51ゴールと得点力に難があるチームも、ヨーロッパリーグでは6試合15ゴール3失点と格の違いを見せつけています。

最大のポイントは、「アーセナルが本拠地エミレーツで最高のフットボールを披露できるか」でしょう。今季のアトレティコ・マドリードが3失点以上を記録したのは、ホームのファーストレグを1-2で敗れていたコパ・デル・レイ準々決勝のセヴィージャ戦のみ。バルサとレアル・マドリードとの4試合で2点しか許していないチームのゴールをこじ開けなければなりません。最終ラインと中盤がコンパクトにまとまり、スペースを空けないフォーメーションをかいくぐるのは、メスト・エジルが絶好調でも相当難しいでしょう。抜け目ないグリーズマンと、プレミアリーグでも勝負強さを見せつけたジエゴ・コスタの2トップは要注意。コケやコレアが仕掛ける速攻からアウェイゴールを許せば、敵地では低めのラインでトップと2列めが締め上げられ、公式戦で27回もクリーンシートを記録しているシメオネ監督の注文通りの展開を強いられそうです。


【ヨーロッパリーグ準決勝組み合わせ】
(左が初戦ホーム)
マルセイユ VS ザルツブルク
アーセナル VS アトレティコ・マドリード


予想はやめて理想を記すなら、アーセナルが初戦2-0で折り返し、アウェイを1点差で逃げ切ってファイナル進出。4ポイントリードしているレアル・マドリードの上で終わるために、ラ・リーガで手を抜けないアトレティコ・マドリードに対して、プレミアリーグ4位以内が絶望的なチームは、ヨーロッパリーグに全力を傾けられます。フェルナンド・トーレスの退団発表で、タイトル獲得へのモチベーションが上がってしまったのはやっかいですが…。直近6シーズンのELタイトルを分け合っているプレミアリーグVSラ・リーガ対決は、4回優勝のスペインが2回のイングランドを制してリヨンに歩を進めるという順当な着地となるのでしょうか。南野拓実と酒井宏樹のいずれかがファイナル進出決定となった、マルセイユVSザルツブルグも興味深い対戦。ヨーロッパリーグも、結果がどうあれ最後まで見届けたくなる展開です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

欧州戴冠なるか?プレミアリーグ勢の準決勝プレビュー! (1)リヴァプールVSローマ

リヴァプールはダークホース同士の対決、アーセナルはいわゆる「事実上の決勝戦」。欧州制覇をめざすプレミアリーグ勢のセミファイナルのドローが決まりました。強豪クラブとの対決を回避したレッズについて、サポーターの感想は割れているのではないでしょうか。「最高のドロー」「かなり手強い相手」「強豪と当たりたかった」「決勝でレアル・マドリードは避けたい」…。バイエルン・ミュンヘンとセミファイナルでぶつかり、勝っても決勝でクリスティアーノ・ロナウドという流れを最悪と捉えていた私は、悪くないドローと見ています。この稿では、チャンピオンズリーグのリヴァプールVSローマを徹底チェック。グループステージで昨季プレミアリーグ王者のチェルシーに3-0で完勝し、ベスト8でバルサを屠ったローマは、スタッツからは強さが窺えない不気味なチームです。レッズと比較しながら、彼らの数字をウォッチしてみましょう。

6勝4分で未だ無敗のリヴァプールが、得点33失点7という圧倒的な数字を残しているのに対して、5勝2分3敗のローマは得点15に対して失点12。サラーとフィルミーノが8ゴール、マネが7ゴールと強力な3トップを要するプレミアリーグ3位は、トップスコアラーがジェコの6ゴールのセリエA4位を攻撃力で凌駕しています。ポゼッション50%、パス成功率84%、クロスのコンプリート26%はレッズとさほど変わらず。1099kmという走行距離は、1132kmを走破したクロップ監督のチームに劣ります。ラウンド16のシャフタル・ドネツク戦を2-1、0-1、バルサとの準々決勝は4-1、0-3とアウェイゴールルールで抜けてきたローマは、ハイプレスとサイドアタックを軸としたチームプレーで競り合いを制してきたクラブ。目を見張るような数字を残している選手は見当たりません。

全体の数字では凡庸に感じられるローマですが、これをホームとアウェイに割ってみると見方が変わります。4勝1分のスタディオ・オリンピコでは無失点!イタリアで戦えばチェルシーとバルサから6ゴールを決めており、ハイプレスで相手のビルドアップを混乱させるサッカーは欧州屈指の迫力です。一方、アウェイではおとなしいセリエAのチームは、チェルシー、アトレティコ・マドリード、シャフタル・ドネツク、バルサとの計4試合で10失点。内弁慶のチームとの戦いは、アンフィールドでどれだけのアドバンテージを築けるかがポイントとなりそうです。「バイエルンやレアル・マドリードを避けてローマだ!よかった!神に感謝します…とは思わなかった。(バルセロナとの)セカンドレグにおける彼らは秀逸だった。4-0、5-0でもおかしくなかった」と語るクロップ監督は、「要塞オリンピコ」の怖さを充分に把握しているようです。


【チャンピオンズリーグ準決勝組み合わせ】
(左が初戦ホーム)
バイエルン・ミュンヘン VS レアル・マドリード
リヴァプール VS ASローマ


レッズの理想は、マンチェスター・シティとのプレミアリーグ対決の再現でしょう。サポーターのチャントが鳴り響くアンフィールドでは、アウェイゴールを許さず3点以上のアドバンテージ。敵地でのセカンドレグは、2分に失点を喫するような失敗をせずにアウェイゴールをゲットし、相手の戦意を剥奪。ディ・フランチェスコ監督率いるローマのフォーメーションは、4-3-3か、3-4-3か。サラーやマネを止めなければならないと考えれば、サイドにシックとナインゴランを張り付けて相手のウインガーが自陣に戻る機会を増やそうとしてくるのではないかと思います。負傷中のペロッツィがいなかったとしても、ウンデルとエル・シャーラウィを継ぎ込んだサイドアタックは要注意。アーノルドとロバートソンが裏を取られたり、数的優位を築かれてフリーのクロスを許したりすれば、ジェコを完封するのが難しくなります。

とにかく、先手必勝。ローマを押し切り、ファイナルを制してビッグイヤーを獲得すれば、「ファン・ダイクが加わった2018年の欧州最強クラブは、ペップに3勝したリヴァプール」と高らかに宣言できるのではないかと思います。あるいは彼が、11年ぶりにバロンドールをあの2人から奪い去ることも。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

敗退寸前だったアーセナル…エルネニーのスルーパス2発でヨーロッパリーグ4強進出!

チャンピオンズリーグのバルセロナやレアル・マドリードは、初戦で築いた3点のアドバンテージを守れず、片やは敗退、もう一方はきわどい勝利。CSKAモスクワに4-1快勝で敵地に乗り込んだELのアーセナルも、油断は禁物です。プレミアリーグよりもこちらを優先と明言するヴェンゲル監督は、現在のベストメンバーを揃えました。GKチェフ、DFベジェリン、ムスタフィ、コシールニー、モンレアル。ラムジーとエルネニーがセンター、エジル、ウィルシャー、ウェルベックが2列め。最前線にはプレミアリーグ10ゴールのラカゼットです。

序盤は押され続けているアーセナル。10分を過ぎてもCSKAモスクワがボールを支配しており、ジャゴエフのミスキックがチェフのゴールを襲ったシーンはヒヤリとさせられました。21分、ビストロヴィッチの中央からのミドルは左にアウト。26分のガナーズのカウンターは、ウェルバックのパスに右から走り込んだラカゼットのシュートがベレズツキーにブロックされます。34分、単独で中央に持ち込んだムサは止められ、エジルの縦パスが右のウェルベックに通ったカウンターは、ラムジーへのラストパスがわずかに合いません。

37分、ホームチームはジャゴエフが足を痛め、ヴィチーニョにチェンジ。直後、先制はCSKAモスクワです。クチャエフのクロスをナバブキンがヘッドで合わせると、チェフがかろうじて手に当てますが、こぼれ球に走り込んだチャロフは無人のゴールに流し込むだけでした。43分、右からのCKがボックスの外に流れると、ビストロヴィッチのダイレクトショットはわずかに右にアウト。追加タイムにCSKAモスクワが続けた猛攻は、ガナーズの守備陣が何とか耐えました。前半は1-0。ライプツィヒはマルセイユにトータル3-2とひっくり返され、スポルティングCPに1-0でリードされたアトレティコ・マドリードも、次のゴールを許せば2-0で勝った初戦の貯金がなくなります。

48分、アーセナルのカウンター。ウィルシャーが左のウェルベックを使うと、ラストパスに走り込んだラムジーにGKアキンフェエフが先着。50分のゴロビンのミドルは、チェフが前に弾いてしまいました。詰めたナバブキンが落ち着いてプッシュし、2-0。プレミアリーグでもミスが目立つチェフは、53分のゴロビンのFKは左に弾き出しました。完全なるCSKAモスクワのペース。彼らがもう1点獲れば、ローマと同様の大逆転で4強進出に近づきます。

ベジェリンのクロスをヘッドで決めたエルネニーは、明らかにオフサイド。残り時間は30分あります。ボールを支配し始めたアーセナル。65分のラカゼットのミドルは、大きく枠を外れています。68分、ヴェンゲル監督はウィルシャーに代えてチャンバース。直後のCKは、ムスタフィがヘッドで流したボールを叩いたコシールニーのボレーが、クロスバーの上に浮いてしまいました。70分、CBのイグナシェヴィッチのミドルが左のポストぎりぎりにアウト。ザルツブルグでは、ラツィオもひっくり返されました。ローマが与えた勇気が、ヨーロッパリーグをも支配し始めています。

75分、アーセナルがようやくアウェイゴールをゲットしました。左から中に持ち込んだウェルベックがエルネニーに預けると、エジプト代表MFがダイレクトで通したスルーパスは完璧。GKアキンフェエフと1対1になったウェルベックは、冷静に右のサイドネットに流し込みました。ラカゼットがイオビに後を譲ると、ホームチームは79分にチャロフをミラノフ。88分、エジルが仕掛けたカウンターは、絶品スルーパスを左で受けたイオビがシュートをミスしてしまいました。91分にドリブルで上がったラムジーはラストパスのタイミングが遅く、ウェルベックのシュートはアキンフェエフがセーブ。1分後、エルネニーが縦に出したスルーパスでラムジーがひとり旅となり、冷静なループシュートでGKとの1対1を制しました。最後に2-2のドローとしたアーセナルが、順当にベスト4進出。今日のMVPは、素晴らしいスルーパスで2アシストを決めたエルネニーでしょう。

マルセイユは5-2でライプツィヒを粉砕し、4分で3ゴールを決めてラツィオを4-1で下したザルツブルグもトータル6-5で勝ち上がり。スポルティングCPの追撃をかわしたアトレティコ・マドリードは2-1で耐えきり、優勝候補筆頭としてセミファイナルに臨みます。前評判通りのプレミアリーグとラ・リーガの一騎打ちか、伏兵が事件を起こすのか。チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグのセミファイナルのドローは、本日中に発表されます。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ