サッリではなくチェルシーとともに…モデルチェンジに成功したジョルジーニョに注目!

サッリ監督がイタリアに戻ると聞いたとき、彼はついていくのだろうと思いました。チェルシーに残ると聞いたとき、ランパード監督は使いづらいのではないかと心配しました。ブルーズの絶対的なアンカー、ジョルジーニョのお話です。イタリア人監督とともにやってきた同郷の細身のMFは、プレミアリーグ2018‐19シーズンでNo.1となる3117本のパスを通し、ダヴィド・ルイスの41本に次ぐ34本のスルーパスをフィードしています。有能なパサーと認識しながらも、私は彼を過小評価していたのかもしれません。中盤をコントロールする力はあるが、怖くない。チェルシーの試合はすべて観戦していたのですが、時が経つにつれて、なぜアンカーにカンテを置かないのだろうと思うようになっていました。

ポゼッションを主張し、短いパスをつないで相手の隙を窺い、機を見て一気にスピードアップするサッリボールにとって重要なパーツであることは、入団してすぐに気づきました。テンポのいいパスワークがはまれば相手を圧倒するスタイルですが、ジョルジーニョが囲まれてコースを切られると詰まるシーンが増え、単調なシークエンスにやきもきさせられます。ジョルジーニョ、あなたはボールをさばくだけか。長短のパスで違いを生み出す力ならセスクが上、CBの前のスペースをカバーする力はカンテが上ではないか。昨季プレミアリーグの12節に、エヴァートンがしてやったりのゾーンディフェンスでジョルジーニョを無力化してスコアレスドローに持ち込んだ後、トッテナム、ウルヴス、レスターに敗れると、イタリア人MFを外すプランBが必要という気分に傾いていったのでした。

苦しみながらもプレミアリーグ3位をキープし、ヨーロッパリーグを勝ち切ったチェルシーは、サッリ監督の後釜としてクラブのレジェンド抜擢という「ギャンブル」を敢行します。ダービー・カウンティでは4-3-3と4-2-3-1を併用し、速攻志向だった新指揮官は、中盤の底にカンテを配するのではないかと予想しておりました。ワントップなら、ジョルジーニョとカンテのコンビか。4-3-3ではジョルジーニョの居場所はあるのだろうか…。プレミアリーグ2019-20シーズンが開幕し、ランパード監督のコンセプトが像を結び始めると、私の驚きは次第に大きくなっていきました。ジョルジーニョがアンカーで起用されていること自体に反応したわけではありません。ジョルジーニョが想像以上に素晴らしいタレントだったことにテンションが上がったのです。

初年度と今季のスタッツを比較してみましょう。パス本数は明らかに減り、リーグ6位の538本。この数字は、フィカヨ・トモリやアスピリクエタから前線に直接ボールが届くシンプルなアタックが増えたことを意味しています。シーズンを通じてアシストゼロ、チャンスクリエイトは6回だった昨季に対して、新シーズンは初アシストを決め、既に3回の決定機を創り出しています。スルーパスは健在で、リーグNo.1の8本。シュートを19本しか打たなかったのが、怖さを感じなかった理由のひとつですが、今季は8試合で6本のシュートを放っています。

よりアグレッシブになった攻撃面だけでなく、守備のスタッツも向上しました。1試合あたり2.1回だったタックルは2.5に増え、成功率は50%から70%にUP。1.7回のインターセプトも2.3回となり、トータル18回はリーグ5位です。デュエルの勝率は46%から52%へ。サッリボールがポゼッションを重要視していたため、守備にまわる機会が少なかったという面はありますが、絶対数だけでなく成功率が上がっているのがポイントです。可動域が広がり、求められるプレイのバリエーションが増えたことで、持てる力をより発揮できているのではないでしょうか。

He was my manager, he wasn’t my friend.We worked together for four years but this is another time, it is another page, another chapter, another time in my life. I look forward to that now.Sarri has left and I have stayed here and I need to do a job for my team at Chelsea(彼はマネージャーであり、友人ではない。4年間ともに戦ったけど、これは別な時間、別なページ、別なチャプター、別な人生だ。今を楽しみにしているんだ。サッリは去って、自分はここに残った。チェルシーでチームのために働かなければならない/2019年7月25日「talkSPORT」より)」

ランパード監督の意図を汲み取り、意識してモデルチェンジを図ったのでしょう。より前へ、よりアグレッシブに、より創造的に。ファビーニョやロドリよりもファイナルサードにおける関与度が高いジョルジーニョを、数か月前よりも好きになりました。めざすはヴィエラ?セスク?まさかフランク・ランパード…⁉(ジョルジーニョ 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London )


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初年度もCL出場権獲得は絶対条件⁉「BBC」が語る「ランパードが支持される理由」

今までのチェルシーを知る人の多くが、フランク・ランパードの未来を懸念しているのではないでしょうか。補強禁止、エデン・アザールの移籍と厳しい状況に置かれたクラブに舞い戻ったレジェンドは、プレミアリーグ2019-20シーズンの開幕節でマンチェスター・ユナイテッドに4-0の大敗スタート。ノリッジとシェフィールド・ユナイテッドに引き分け、CLのバレンシア戦は本拠地スタンフォード・ブリッジにて0-1で敗れるなど、順調とはいえない戦績を並べています。日曜日のプレミアリーグ6節は、首位リヴァプールとのシックスポインター。重要な一戦を落とせばプレミアリーグ6試合で2勝2分2敗となり、過去の監督たちが解任に至ったプロセスを振り返れば、危険水域と捉えるのが妥当です。

現在のチェルシーについて、「クラブとサポーターはパラメーターを変えた」と主張するのは「BBC」のフィル・マクナルティ記者です。「Frank Lampard: Have expectations changed at Chelsea this season?(今シーズンのチェルシーは、期待値を変えたのか?)」と題した記事は、若き指揮官は好意的に受け止められているとレポートしています。2003年7月にロマン・アブラモヴィッチさんがチェルシーを買収してから、オーナーに任命された監督は11人(のべ13人)。初年度からプレミアリーグ制覇を果たしたモウリーニョ、アンチェロッティ、コンテを除く監督たちは、すべて365日以内にクラブを離れています。マクナルティさんのテーマは、彼らとランパード監督の違いです。

41歳の指揮官が支持されているベースには、チェルシーのレジェンドという絶対的なポジションと、補強ができない悪条件のなかで火中の栗を拾ってくれたことに対する称賛があります。これらに加えて、速攻主体のフットボールとアカデミー出身選手の抜擢も評価されているとのこと。「BBC」の記事は、「失望のシーズン」と評されたマウリツィオ・サッリと比較しています。ヨーロッパリーグ制覇、プレミアリーグ3位、カラバオカップ準優勝などの成果を出した指揮官の最大の問題は、サッリボールと称されたポゼッション重視のサッカーが受け入れられなかったこと。サポーターに興味がなく、良好な関係を築けなかったのも大きなマイナスポイントだったそうです。

イタリア人監督と青年監督のフットボールの違いについて、記事はいくつかの象徴的な数字を紹介しています。ポゼッションはサッリが63.4%で、今季のチームは55.2%。10回以上パスをつなぐロングシークエンスを数えてみると、サッリが1試合あたり19.3回、ランパードは14.6%です。より直線的になったアタックは、サポーターの心をつかんでおり、クラブOBのパット・ネヴィンさんは「ホームで敗れたチャンピオンズリーグの後、人々は肩をすくめ、レセプションは暖かかった」と指摘しています。

チーム作りの実験を握るグラノフスカイアさんとの強いリレーションも、前任者にはなかったアドバンテージで、橋渡し役のペトル・チェフの存在が大きいようです。チェルシーのローンやスカウトの部門にも責任を負っているかつての守護神が、若手を大胆に起用する新監督のコンセプトをサポートしており、真価を発揮しつつある23歳以下の選手との新契約締結が進んでいます。

カラム・ハドソン=オドイは、週給12万ポンド(約1600万円)という好条件で5年契約を締結。プレミアリーグの10代選手で最高額のサラリーを手に入れました。タミー・アブラハムに対しても次の契約を用意しており、週給は10万ポンド(約1300万円)になるとともに、高額の契約解除金が設定されるとのこと。ウルヴス戦でスーパーショットを決めたフィカヨ・トモリも、5年契約をオファーと報じられています。

ハドソン=オドイ、タミー・アブラハム、メイソン・マウント、フィカヨ・トモリ、ロフタス=チーク、リース・ジェームズ、クリステンセン、ビリー・ギルモアらが躍動し、プレミアリーグTOP4フィニッシュを果たせば、ランパード監督には365日以上の猶予が与えられるのは確実です。問題は、CL出場権獲得が危うくなった際に、アブラモヴィッチさんがどんなジャッジを下すか。CLとELでは、ベーシックな収益において6000万ポンド以上のギャップがあり、「BBC」の記事は「スタンフォード・ブリッジに41000人しか入らないチェルシーにとって、重要なテーマ」とレポートしています。

ランパード監督のアプローチにテンションが上がっている私としては、最初のシーズンがプレミアリーグ5位で終わったとしても、巻き返しのチャンスをあげてもらえればと思います。ユルゲン・クロップは初年度8位、マウリシオ・ポチェッティーノは5位でした。昨季のダービー・カウンティしか監督経験がないフレッシュな指揮官が、補強禁止のクラブを率いてTOP4争いに食い込んだとすれば、解任ではなくリスペクトすべきではないでしょうか。オーナーのオーダーはいかに。引き続き、ランパード監督のチームづくりとクラブの動向について、チェックしてまいります。


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主将アスピリクエタにスペイン復帰説!フランク・ランパードの若手シフトはどこまで進む?

「デイリー・ミラー」の記事を読んで、愕然としました。「Chelsea captain Cesar Azpilicueta to be offered return to Spain if youngster replaces him(チェルシーの主将アスピリクエタは、ヤングスターに取って代わられればオファーを受けてスペインに帰る)」。 プレミアリーグで8シーズンめを迎えたブルーズのキャプテンが、ポジションを奪われて移籍するかもしれないというお話です。最も衝撃的だったのは、30歳のベテランSBのライバルといわれているのが、プレミアリーグでプレイしたことがない選手だということです。昨シーズンに、レンタル先のウィガンで頭角を現したリース・ジェームズが、将来のチェルシーを背負って立つ可能性がある逸材なのは理解していますが、「アスピリクエタを脅かす存在」とまで評価するのは気が早すぎるでしょう。

メディアが煽る背景にあるのは、2019-20シーズンのアスピリクエタがミスが目立つことと、フランク・ランパード監督の若返り策です。プレミアリーグ開幕からの4試合で9失点を喫しているチェルシーにおいて、右サイドの守備がウィークポイントとなっていたのは事実です。エンゴロ・カンテがいない時間帯に7失点。孤立しがちだったスペイン人SBは、ドリブルで抜かれるシーンが増え、サポーターの不満の種と化していました。

前線では、タミー・アブラハムがオリヴィエ・ジルーをベンチに追いやり、ノリッジ戦とシェフィールド・ユナイテッド戦で2試合連続の2発ゲット。ダービー・カウンティでランパード監督の信頼を得ていたメイソン・マウントは、プレミアリーグ4戦2発と結果を出しています。アザールの後継者として期待されている20歳のプリシッチも、あっという間にレギュラーに定着。若手に押されたウィリアンは未だスタメンゼロで、今季限りでロンドンを去るのではないかといわれています。直近2試合を負傷欠場したペドロ・ロドリゲスも、復帰した際の居場所はベンチとなる可能性が高まっています。

ただでさえ若手が元気ななかで、アキレス腱断裂という重傷を負っていた18歳のカラム・ハドソン=オドイが、9月中旬には復帰する見通しと伝えられています。快足ウインガーがレギュラーを奪取し、メイソン・マウントとプリシッチの20歳コンビと1歳上のタミー・アブラハムで2列めを占めることになれば、平均年齢は20歳以下!32歳のジルー&ペドロと、30歳のウィリアンに伸びしろは見込めず、主戦場は国内カップということになるかもしれません。

2012年に700万ポンドというお買い得価格でブルーズに加わり、プレミアリーグとヨーロッパリーグを2度ずつ制したアスピリクエタは、ベンチで若手を見守るグループに組み込まれてしまうのでしょうか。急激な若手シフトはリスクとセットで、いずれ経験値が必要となる時が来るという声もありますが、ランパード監督は改革という大方針を変える気はなさそうです。

レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオが注視しているといわれるベテランSBは、的確なカバーリングと正確なクロスを取り戻して、リース・ジェームズに時期尚早と認識させなければなりません。ランパード監督の若手シフトはどこまで進むのか。速度計算を間違えて不振に陥れば、早期解任という最悪の結果で終わってしまいます。ウルヴス、バレンシア、リヴァプールと続くインターナショナルマッチウィーク明けの難敵3連戦は、指揮官にとってもキャプテンにとっても正念場です。


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ザッパコスタはローマへ…総勢24人を手離したランパード監督に勝算はあるのか?

ひとたび誤算や綻びが生じれば空中分解、成功すれば英雄です。プレミアリーグ開幕から1分1敗と出遅れたフランク・ランパード監督には、勝算や確信があるのでしょうか。補強禁止処分を喰らったうえに、昨季プレミアリーグで16ゴール15アシストのエデン・アザールをレアル・マドリードにさらわれた苦しいシーズン。厳しい環境を強いられた大半の監督は、現有戦力を守ることに腐心するでしょう。ところが…。

夏にチームを預かったばかりの41歳のマネージャーは、若手を抜擢しながら長期的な強化を図ろうとしているように見えます。監督としてのキャリアは2年め。ダービー・カウンティでプレミアリーグ昇格を逃したという実績しかなく、トップリーグは初挑戦です。アザールとオラ・アイナの売却まではやむなしで、他の選手はプロテクトするかと思いきや、デッドラインデー直前にダヴィド・ルイスをアーセナルに放出してしまいました。プレミアリーグのライバルへの衝撃的な移籍劇は、新しい指揮官と考え方が合わないと感じたベテランCBが自ら決断したものだったようです。両者とも、「腹を割って話した結果」と同じニュアンスのコメントを残しています。


「彼と本音で話した。結論は移籍だった。ライバルチームに移籍することが何でも悪だとは思っていない。状況次第だ。締め切り直前になってアーセナルが彼を欲しがった。クラブとして決断しなければならなかったが、彼の選択はアーセナルだった。今いる選手で戦うしかない。彼はこれからは対戦相手だ」(フランク・ランパード)
「ランプスとは率直に話をした。彼のプランは自分が思うものとは違っていた。新しいチャレンジを選び、彼に自分らしい仕事をする機会を残すのが、クラブをリスペクトする最善の道と考えた」(ダヴィド・ルイス)


チェルシーのレジェンドは、デッドラインデーにダニー・ドリンクウォーターも手離しました。こちらは元より戦力としてカウントできなかったということなのでしょう。ジョルニーニョ、カンテ、コヴァチッチ、ロス・バークリー、メイソン・マウント、バカヨコ、ケネディと中盤は頭数が足りており、ロフタス=チークが戻ってくれば万全の態勢で戦えます。びっくりしたのは、一昨日のニュースでした。ダヴィデ・ザッパコスタがローマにローン移籍。昨季プレミアリーグで4試合しか出番がなかった右SBは、アスピリクエタに何かあったときに必要な戦力でした。ズマやフィカヨ・トモリをサイドにまわして対応するのか、あるいはリース・ジェームズを育てるのか。開幕からの2試合は、左サイドのマルコス・アロンソはベンチにいましたが、右のバックアッパーは不在でした。

この夏、売却した選手は総勢24人で、クラブの金庫には1億3000万ポンド以上の移籍金が積み上がりました。チャンピオンシップや海外のクラブに貸し出されたのは21人。一時は戦力外と報じられていたティエムエ・バカヨコも、このリストに加わることになるかもしれません。急激なダイエットを施したチームの最大のリスクは、負傷者が出てしまうことです。カンテとアスピリクエタがいなくなれば、若き指揮官は相当難しい対応を強いられます。

クラブと監督が放出を決断したのか、選手の意志なのか。何人かの選手は、自らの意志でロンドンを離れたようです。 ひとたび誤算や綻びが生じれば空中分解、成功すれば英雄。素晴らしいユースチームがありながら、逸材たちをトップチームに定着させることができていなかったクラブが、明らかに変わろうとしています。ファーガソンのマンチェスター・ユナイテッドを長く見てきた者としては好感度急上昇で、過去最高にチェルシーを応援したい気分が高まっております。革命を起こそうとしている指揮官が志半ばでクビになることのないよう、抜擢された若手たちの活躍を祈っています。タミー・アブラハム、メイソン・マウント、そしてカラム・ハドソン=オドイ…頼む!


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ベテランの移籍と負傷者続出で選択肢なし…フランク・ランパードの初陣に思うこと。

ウィロックとネルソンを先発させたエメリ監督を直前に観ていたこともあり、フランク・ランパード監督がプレミアリーグの初陣にタミー・アブラハムとメイソン・マウントを起用したことに驚きはありませんでした。ベンチにいたのはプリシッチ、ジルー、ケネディ。彼らよりも若い2人のほうが、チームにフィットしていると判断したのでしょう。58分にプレミアリーグデビューを果たしたアメリカ代表と、2‐0とされてから登場した昨季EL得点王の出来を見た方は、新指揮官の初スタメンが若手抜擢の一択だったことに異論はないのではないでしょうか。チェルシーのレジェンドは、誰が選んでもさほど変わらない11人と妥当な戦術でビッグ6とのシックスポインターに臨み、4‐0で惨敗したのだと思います。

試合を観たクリス・サットンが、こんな言葉で指揮官の置かれている状況を表現していました。「チェルシーのボスは、地獄のような仕事のひとつだ」。元祖SASは「オリンピックのロウイング決勝をディンギーで競うようなもの」とかぶせておりましたが、スポーツをスポーツで例えることの是非はともかく、「あまりにも手駒が貧弱だった」といいたかったのでしょう。補強禁止のペナルティを喰らったクラブの苦しい台所事情について、整理してみましょう。

昨季プレミアリーグで16ゴール15アシストのエデン・アザールという大エースがレアル・マドリードに移籍。プレミアリーグやチャンピオンズリーグの勝ち方を知るガリー・ケーヒルとダヴィド・ルイスという精神的支柱も失いました。ランパード監督の眼鏡に叶わなかったドリンクウォーターはバーンリーに去り、イーサン・アンパドゥはRBライプツィヒに貸し出されています。ロフタス=チークとカラム・ハドソン=オドイの2大成長株は、アキレス腱を痛めて長期離脱。左ひざ手術のリュディガーと、コパアメリカでハムストリングを痛めたウィリアンも開幕に間に合いません。エンゴロ・カンテはトップフォームではなく、中盤センターはジョルジーニョとコヴァチッチしか選べない状態でした。

満身創痍で乗り込んだオールド・トラフォードでの一戦は、スコアは最悪でしたがスタッツは悪くありません。シュート数は11対18、オンターゲットは5対7、ポゼッション率は46対54、パス成功率は80%対84%とすべてホームチームを上回っています。ゴールポストに思い切りぶち当てたタミー・アブラハムとエメルソンのシュートが、どちらかだけでも決まっていれば、ランパード監督の新チームは快勝スタートだったかもしれません。タミー・アブラハムは気合いが入っており、中盤を仕切ったロス・バークリーはしばしばマン・ユナイテッドの中盤を混乱させていました。メイソン・マウントは、もっと積極的にシュートを打ってもいいのではないかと思われましたが、セントラルMFとCBの間に入るプレイは効果的でした。

ぎりぎりのメンバーをうまく動かし、見せ場を作っていたチームの問題は、ラシュフォードやポグバ、マルシアルに翻弄された最終ラインでした。ズマは判断力とポジショニングに難があり、数的不利に陥りがちだったアスピリクエタはいつもの冷静さを欠いていました。後半だけでカウンターから3発。2‐1なら「次戦に期待」と明るく締められたのですが、選手の精神的なダメージとサポーターの疑心暗鬼を喚起するショッキングな負け方でした。

しかしながら、この結果について、私はクリス・サットンと同様に悲観していません。「リュディガーやカンテが復帰し、クリスティアン・プリシッチがチーム戦術になじむまでは判断を下すべきではない」。守備の要が戻り、ハドソン=オドイの切れ味、ウィリアンの運動量、ロフタス=チークのパスワークといった強力な武器を使えるようになれば、チェルシーはプレミアリーグのTOP4争いに食い込んでくるはずです。

最大の懸念は、スタンフォード・ブリッジに集まるサポーターとドライなオーナーの忍耐力ではないでしょうか。「ランパードには時間が必要だが、ここにいるのはマネージャーに時間を与えないオーナーだ。チェルシーが8位、9位…あるいは10位になったら、来季はランパードはいない(クリス・サットン)」。16年で15人が解任・辞任となっているクラブは、若手育成と結果を両立させようとしている指揮官にどこまでチャンスを与えるでしょうか。せめて主力と成長株が全員揃うまでは、多少の取りこぼしには目をつぶってあげてほしい…。タミー・アブラハム、メイソン・マウント、ハドソン=オドイのブレイクに期待している私としては、手練れの暫定監督がベテラン重視の安全策でEL出場権確保を狙うチェルシーを見ないですむことを願うばかりです。レスター戦、楽しみにしてます!


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ものづくり
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自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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