アーセナル視界良好、リヴァプールは微妙…FAカップ準決勝組み合わせ決定!

昨日、オールドトラフォードにてFAカップ準決勝の組み合わせが決定。アーセナルは、再試合となったブラッドフォードVSレディングの勝者と対戦。準々決勝のWBA戦で勝利した後、本拠地ヴィラ・パークにサポーターがなだれ込んで大騒ぎとなったアストン・ヴィラは、こちらも再試合のブラックバーンVSリヴァプールの勝者と戦います。

ジャイアントキリング続出で、何が起こるのかわからないFAカップではあるものの、ヴェンゲル監督が2年連続でウェンブリーでのファイナルを迎えるのは間違いないと思われます。ブラッドフォードはリーグ1(3部相当)で10位、レディングはチャンピオンシップ(2部相当)で18位。プレミアリーグ開幕直後、新チームで試行錯誤している時期ならまだしも、シーズンの終わりが見えている4月でタイトル目前となれば、圧倒的な実力差を埋めるような事件は起こりにくいのではないでしょうか。

…いや、わかりませんよ。2年前、決勝でマンチェスター・シティを破ってマンチーニ監督の首を飛ばしたウィガンを忘れたわけではありません。しかし、序盤戦に負傷者が多かったアーセナルはフレッシュな選手が多く、直近のゲームでケガしたガブリエウ・パウリスタらも、5週間先の4月18日なら間に合う可能性大。この後のプレミアリーグ34節、チェルシー戦まで1週間空くヴェンゲル監督が極端なターンオーバーで臨むこともないはずです。不安があるとすれば、チャンピオンズリーグのベスト8ファーストレグの直後だというくらいですが、これを心配するのは3月17日を過ぎてからにいたしましょう。

一方の決勝進出候補、リヴァプールは微妙ですね。ホームでスコアレスドローに終わったブラックバーンとの準々決勝再試合は4月7日で、プレミアリーグでアーセナルと戦った後、中2日です。3月22日のマンチェスター・ユナイテッド戦を終えた選手は、インターナショナルマッチウィークで各国代表のゲームを戦い、さらにエミレーツでアーセナルときてアウェイのブラックバーン。これは結構ざわざわしますね。2012-13シーズン、ヨーロッパリーグ、プレミアリーグ、FAカップと「三兎を追う者」状態だったチェルシーは、3月末に8日で4試合という強烈な日程を突きつけられ、FAカップ準々決勝再試合ではスタンフォード・ブリッジに「お疲れ仲間のマンチェスター・ユナイテッド」を迎えて1-0辛勝。結局彼らはベスト4で大会を終えました。昨季のFAカップ準々決勝では、チャンピオンズリーグのバルセロナ戦を3日後に控えたマンチェスター・シティが、ホームでウィガンに敗れています

彼らとは相手も状況も違うので単純比較はできませんが、プレミアリーグ上位対決の直後は、レッズにとって要注意ではあるでしょう。勝った場合の準決勝がシャーウッド監督就任後、元気になってきたアストン・ヴィラであることも含め、リヴァプールのファイナル進出は青信号とはいえません。

話は変わりますが、先日、ヴェンゲル監督が「プレミアリーグやチャンピオンズリーグとの兼ね合いでFAカップの優先度を大きく下げなければならなかった年もあった」と語っておりました。今季はFAカップの勝ち負けによるプラスマイナスが、プレミアリーグ上位クラブに大きな影響を与えるシーズンになるかもしれません。負けたことが、結果的に違うコンペティションでプラスになるかもしれないのがチェルシー。FAカップで早期敗退したチェルシーは、週末試合がなかったため、明日のチャンピオンズリーグ、パリ・サンジェルマン戦に1週間準備をしたうえで臨めます。キャピタルワンカップで優勝した後、危なかったウェストハム戦もきっちり勝ち点3を獲得し、精神的にも体力的にもいい状態でパリを迎えられるのではないでしょうか。

アーセナルにとって、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで9年ぶりに勝利したのは大きいでしょう。週末のエミレーツでウェストハムに順当に勝てば来週のモナコ戦にも弾みがつき、プレミアリーグ最終盤で当たるマンチェスター・ユナイテッドとのアウェイでの再戦をいいイメージで戦えます。一方、忙しい最中に再試合が入ってきたリヴァプールと、ショッキングな負け方をしたマンチェスター・ユナイテッドは、マイナスが大きいかもしれません。

とりわけしんどそうなのがマン・ユナイテッドです。トッテナム、リヴァプール、マンチェスターダービー、チェルシーとプレミアリーグ5試合中4試合が上位対決となる正念場の直前に、暗雲垂れ込めるホームでの敗戦。アーセナルには自信をもたらし、バックパスを嫌うサポーターにいちばん突っ込まれるバックパスミスでの決勝点は、来週からのさらなるプレッシャーの着火剤。退場したディ・マリアと決勝ゴールを奪ったウェルベックは、「アルゼンチン代表はプレミアリーグを1年で去る?」「ウェルベックを放出してファルカオ獲ったのはどうなの?」とゴシップを流していたマスコミには極上のごちそうです。

プレミアリーグ優先と語っていたファン・ハール監督は、サッカーの母国ではFAカップの敗戦は許されず、負け方によってはプレミアリーグにも影響があることを思い知ったのではないでしょうか。そもそも、潤沢な戦力を抱えながらチャンピオンズリーグを戦っていないクラブに、優先順位は必要ありません。1989-90シーズン、就任後の3年を無冠で終えて解任寸前とまでいわれたサー・アレックス・ファーガソンはFAカップ優勝で首がつながり、2012-13シーズンのロベルト・マンチーニはFAカップ決勝の劇的な敗戦が解任のトリガーとなりました。チャンピオンズリーグやプレミアリーグのほうが大事と言葉ではいいつつも、侮れないのが世界で最も歴史があるサッカー大会、FAカップなのであります。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

策に溺れた⁉ 攻め手を失ったファン・ハール、必然の敗退!~FAカップ準々決勝速報・後篇

「前半はイーブン、スリリングな攻防はまさにプレミアリーグ上位対決!~FAカップ準々決勝速報・前篇」より続きます。

これはびっくりファン・ハール監督、後半頭から2枚代え。エレーラとルーク・ショーが下がり、キャリックとフィル・ジョーンズです。開始から5分もせずに、ハムストリングを痛めたチェンバレンがアウト。代わったラムジーがセンター、エジルがサイドとなれば、マン・ユナイテッドにとっては前半ほどの怖さはありません。53分、敵陣でのボール奪取からシュートに持ち込んだアレクシス・サンチェスの右足はデ・ヘアがキャッチ。60分、相手のゴールキックのクリアをフェライニが受け、ディ・マリアに預けた速攻は、気負ったシュートがポスト右に流れます。61分、アーセナル、ついに勝ち越しゴール。マンチェスター・ユナイテッドは、後半から入ったCBフィル・ジョーンズのはっきりしないパスに、追い込まれたバレンシアがバックパスをミス。短いボールをウェルベックに拾われ、かわされたデ・ヘアがいない無人のゴールに流し込まれます。

反撃できるか、マンチェスター・ユナイテッド。67分、ヤングのクロスに合わせたフェライニのヘッドはGKの正面。サイド攻撃をサポートしていたエレーラがいなくなり、バレンシアやディ・マリアがサイドから自由にロングボールを入れる機会が減っています。チェンバレンがいなくなってサイドで勝てると思ったところが、エレーラ不在で攻撃が中に偏ってしまい、そこにはラムジーという後から加わった厚みがあります。ヴェンゲル監督の交代に加勢するような悪い流れにルーニーのボールタッチが減り、ホームチームはチャンスよりピンチが多くなります。

74分、アレクシス・サンチェスの左からのクロスにカソルラが素晴らしい左足ボレー。デ・ヘアのビッグセーブがなければ、ここで決着がついていたでしょう。しかし、事実上の終戦は、その3分後でした。シミュレーションと抗議で一気にイエロー2枚をもらったディ・マリアが退場。危険なパスの配給元を失ったマンチェスター・ユナイテッドの攻撃は完全に止まりました。ファールをもらうプレイを繰り返すヤヌザイの姿は、まごうことなき敗者の姿。94分にもアーセナルは、エジルのラストパスを左で受けたアレクシス・サンチェスが決定的なシュートを放ちますが、指先で触ったデ・ヘア2度めの超絶セーブが3点めを許しません。負けている試合のラスト20分でいちばん目立ったのが、ワールドクラスのGKでは勝てません。ファーガソン時代には、1点差なら必ずあった祭囃子が鳴り響くような猛攻も今は昔。マンチェスター・ユナイテッドのFAカップは、準決勝を前に終わりました。

病み上がりのルーク・ショーはともかく、エレーラはなぜ下がったのでしょうか。負傷ならやむなしですが、そうでないなら残したほうがよかったでしょう。代えるにしても、勝ちにいくならキャリックではなく、攻めのボールを出せるマタだったと思います。前半は、ペナルティエリア内でフェライニがベジェリンに勝てば即、大チャンスだったのが、後半に入ってフェライニが競るエリアが中の低い位置に変わったため、世界有数のタワーがいくらヘッドで勝っても危険なシーンにはならなくなっていました。守備的な選手を入れたのに守備のミスで負けたとなれば、自滅といわれても仕方ありません。アーセナルのMVPを選べといわれれば、私は迷わずエジルです。前線からのチェイス、ボールを持ったときの判断力とも素晴らしく、前半のように最前線に出ていくシーンが後半も続けば、もっと早く勝負を決められていたかもしれません。最後に、悔しさを一句に託して、この稿を締めさせていただきます。

策を当て 策に溺れた ファン・ハール

無念です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

前半はイーブン、スリリングな攻防はまさにプレミアリーグ上位対決!~FAカップ準々決勝速報・前篇

「これはビッグゲーム。ビッグゲームでの勝利は、潜在的なチームの自信につながる。準々決勝まで進めば、トロフィーを勝ち取るチャンスと思うものだろう」と、FAカップ連覇に意欲をみせるヴェンゲル監督。「われわれの目標はプレミアリーグのTOP4であり、チャンピオンズリーグ出場権だ。アーセン・ヴェンゲルのいうとおり、クラブにとってはチャンピオンズリーグこそが最高のレベル。FAカップ優勝はタイトル獲得ではあるが、CLに出場することはできない」と、ヴェンゲル発言を持ち出してプレミアリーグ優先の姿勢を明確にしたファン・ハール監督は、ハシゴを外される格好となりました。プレミアリーグの3位・4位でチャンピオンズリーグ出場権を争うライバル対決であり、5月に直接対決を残しているとなれば、この試合で勝つ意味は、ただの国内カップ戦勝利ではないでしょう。

プレミアリーグでは最近5試合アーセナルの勝利なしとはいえ、今季から活躍し始めたアレクシス・サンチェス、コクラン、ベジェリンには苦手意識などないでしょう。ウェルベックはむしろ古巣との対戦に燃えているはずです。マンチェスター・ユナイテッドはルーニーが最前線。フェライニは前か、中盤か。ディ・マリアのポジションとともに、ファン・ハール戦術に注目です。珍しいブルーのユニフォームに身を包んだアーセナルの選手たちは、オールド・トラフォードの歓声をものともせず序盤から積極的。3分のアレクシス・サンチェスの突破に対する、ホームチームの慌てぶりはいただけません。フェライニは中盤にポジションを取っています。終盤ビハインドを背負うことになれば、ベルギー代表MFは長身を武器に最前線に上がってくるでしょう。

7分、CKを右足アウトで合わせたルーニーのトリッキーなシュートは枠にいかず。このあたりから、ペースはマンチェスター・ユナイテッドです。7人が前に詰めて波状攻撃をかけるなど、いつもより前が厚いホームチーム。パスまわしが遅く攻撃が単調だったガナーズは、15分を過ぎると中盤でボールを奪えるようになり、ゲームは攻め合いにシフトします。19分、マン・ユナイテッドのきれいな攻撃。右にいたディ・マリアのロングボールを左から前線に出たフェライニが落とし、最後はアシュリー・ヤング。アーセナルもすかさずチェンバレンが右から突破。サイドでの攻防の優劣が、勝敗に直結するのではないでしょうか。スリリングないい試合です。

26分、マンチェスター・ユナイテッドが完全に崩されました。左サイドから抜け出したエジルが逆サイドのチェンバレンにパス。中央に入ってきたチェンバレンを3人で囲んで奪えなければ、当然どこかに穴が開きます。ゴール前でフリーになっていたのは左SBのモンレアル。ラストパスを受けた18番は、デ・ヘアの動きをみて左足で流し込むだけでした。アウェイのガナーズ先制!しかし、このリードはたったの3分でした。29分、久しぶりにディ・マリアがいい仕事をしました。右からの完璧なクロスにルーニーがダイビングヘッド!あっという間の1-1。次の1点がどちらに入るのかは、全くわかりません。

マンチェスター・ユナイテッドの戦術は明確。ディ・マリアやバレンシアが右で創っている間にフェライニが左から上がり、クロスを低いベジェリンと競らせて、落としたボールにルーニーやヤングが殺到します。一方のアーセナルはアレクシス・サンチェスとチェンバレンが左右から仕掛け、ラインの裏を狙う作戦。42分、バレンシアの縦1本でフリーになったディ・マリアが右足で強烈なシュートを打つと、シュチェスニーがかろうじて前にはじき出します。前半、うまくいっていたのはファン・ハール監督のほうでしょう。攻守に献身的でよく走っていたエジルの汗は、後半どこかで実を結ぶのでしょうか。

この稿、長くなりますので、「策に溺れた⁉攻め手を失ったファン・ハール、必然の敗退!~FAカップ準々決勝速報・後篇」に続きます。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

不運のリヴァプール、ゴールを奪えず。やりたくなかったFAカップ再試合決定!

これは楽しみです。エムレ・ジャンの中盤起用。リヴァプールの最終ラインはグレン・ジョンソンとシュクルテル、デヤン・ロブレン。エムレ・ジャンはヘンダーソンと並んでコウチーニョ、ララナ、スタリッジの前線を支えます。FAカップ準々決勝に登場したリヴァプールは、プレミアリーグでの無敗を12試合に伸ばしたばかり。今の彼らがブラックバーンに負けるとは思えません。

開始早々の3分、いきなりリヴァプールにアクシデント。ゲステデと競ったシュクルテルが左手を肩に喰らって頭から落ち、動けなくなります。おそらく脳震盪だと思われますが、治療は10分にも及び、ロジャース監督は早々にコロ・トゥレを投入。心配ですが、スロバキア人CBが次戦以降のプレミアリーグに元気で戻ってきてくれるのを祈るばかりです。両チーム最初のチャンスは、12分のブラックバーン。FKからのロングボールに飛び出したミニョレがかぶってしまい、ゲステデに先に触られてしまいます。ボールはゴールに向かわずアウェイチームの先制はなりませんが、レッズにとってはヒヤリとさせられるシーンでした。

15分、中盤でインターセプトしたヘンダーソンがパス一発でスタリッジを走らせますが、これはGKイーストウッドが先着。18分、CKのこぼれ球にシュート態勢に入ったコウチーニョがスパイクの裏を見せてブロックしたゲステデに削られ、足を引きずっています。ここまでラフなプレイが目立つゲステデには、早いタイミングでレフェリーからの注意が必要でしょう。

ボールを支配するのはリヴァプール、ブラックバーンは速攻一辺倒。レッズとしては、引いた相手をボールをまわして崩すより、ブラックバーンの攻撃を呼び込み、ラインを上げさせて裏を突く形に持ち込んだほうがやりやすいでしょう。28分、左からのクロスにゲステデと競ったスターリングがボールを手に当てますが、お咎めなし。31分にもゲステデとスターリングが中央で競り合った裏を走ったコンウェイがフリーでミドルを放つなど、チャンスが多いのはブラックバーンです。リヴァプールはボールを横にまわすシーンが多く、コウチーニョやスターリング、マルコヴィッチはなかなかいい形でラストパスを通せません。

33分、FKからコロ・トゥレが押し込んだシーンはオフサイド。35分のコウチーニョ得意のミドルも枠にいきません。長い長い追加タイムに、スタリッジがDFを背負った状態から強引に振り向いて強烈なミドルシュートを放ちますが、これはGKイーストウッドがセーブ。前半は0-0、ポゼッション70%のレッズ苦戦という印象です。

48分、CKを完璧に捉えたバプティストのヘディングシュートはミニョレがビッグセーブ。開始から5分はブラックバーン攻勢でしたが、徐々に前半同様にリヴァプールがボールを支配。スタリッジがシュートを打つ機会は増えたものの、完全に崩しきるシーンはありません。58分、マルコヴィッチに代わってバロテッリ登場。直後のFKをコロ・トゥレが頭で叩きつけるとボールはポスト!前半よりもサイドで優位に立てるようになったリヴァプールが一方的に攻め立てる展開。彼らに足りないのはゴールシーンだけです。

72分、バロテッリの縦パスに反応したスタリッジのシュートはゴールの左にアウト。78分、右からのボールをスタリッジが後ろ向きで受けたシーンも、ユニフォームをつかんで倒したプレイに笛は鳴りません。82分、CKのこぼれ球を狙ったヘンダーソン渾身のボレーはイーストウッドが弾き、4人に囲まれた状態から抜け出したコウチーニョも角度のないところからのシュートが決まりません。

コウチーニョが右に展開したボールをグレン・ジョンソンが上げたチャンスも、ファーにいたスターリングのヘッドは外。プレミアリーグ3位を争うリヴァプールは、アウェイでの再試合は避けたいところ。ブラックバーンはここで無理をしなくても、ホームにリヴァプールが来てくれて、味方サポーターに囲まれたなかで勝てればOKでしょう。1分という短い追加タイムはあっという間に終わりました。0-0、リマッチ。リヴァプールは、プレミアリーグでアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドと戦う厳しい時期に、FAカップをもう1試合戦わなくてはならなくなりました。

ジャッジについて語り過ぎると、本来楽しむべきプレイの話が置いてきぼりになるので普段は避けているのですが、さすがに今日はブラックバーンのラフプレーが目に余りました。レフェリーには、きっちり仕切ってほしかったですね。以前にモウリーニョ監督がファン・ペルシを非難しておりましたが、空中戦で手を使うプレイと足の裏を見せたタックルは、ケガに直結する危険なプレイ。「プレミアリーグは激しさが魅力」とよくいわれますが、それはあくまでも正当なボディコンタクトや的確にボールを捉えたスライディング、シュートブロックであって、踏みつけ、つば吐き、肘や足の裏を観たいわけではありません。ララナ、スタリッジとPKかと思われるきわどいプレイがすべてスルーだったことを含め、リヴァプールには不運なゲームだったと思います。

この日の両者の力関係を見るにつけ、アウェイでもリヴァプールは負けないと思われますが、ジャイアントキリング続出のFAカップだけに予断は許しません。現地時間で本日の夜、準々決勝4つめのゲームでいよいよマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルが激突します。怖いです、アレクシス・サンチェス。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

サポーター乱入!FAカップベスト4を決めたアストン・ヴィラにヴィラパークは大騒ぎ!

試合が終わった瞬間、ヴィラのサポーターがピッチになだれ込み、プレミアリーグ優勝の瞬間でも見られないような大騒ぎ。先制ゴールを決めたデルフはサポーターに囲まれ、足を踏み鳴らし、何かを叫びながら一緒に勝利を祝っています。気持ちはわかりますが、それにしても凄い。アストン・ヴィラのプレミアリーグ28試合15得点は、ブービーのサンダーランドに8点も離されたぶっちぎりの最下位。点が獲れず、なかなか勝てないまま2月11日にはポール・ランパード監督が解任。後釜のティム・シャーウッド監督は、就任3試合めとなった先週のWBA戦で初勝利を挙げましたが、これはアストン・ヴィラにとっては13試合ぶりの勝利。プレミアリーグからリーグ2(4部相当)までの全92クラブのなかで、年が明けてからの最初の勝利がいちばん遅かったのはアストン・ヴィラです。3勝1分けという最高のスタートを切りながら、6節以降はわずか3勝。プレミアリーグでいちばん勝利に飢えているサポーターが、FAカップ4強という素晴らしい結果に興奮しないわけがありません。

ただでさえ勝てないのに、FAカップ準々決勝、5日前に戦ったばかりのWBAとの再戦は、ひどいメンバーです。ロン・フラール、ハットン、シソコ、ネイサン・ベイカーと主力がごっそりいない最終ラインは、MFバクナがSBに入るつぎはぎ状態。GKはグザンではなくシェイ・ギブン。ベンテケが謎の不在で、ヴァイマンはベンチ。シャーウッド監督の後ろには、ユースから連れてきた選手が2人も座っています。希望があるとすれば、WBAにはこの日と同じ本拠地ヴィラ・パークで2点を奪って勝ったばかりというぐらい。「残留請負人」シャーウッド監督VSピューリス監督のバトルは、アウェイチームが断然有利にみえます。

5分にさっそくシュートを放ったのは、イングランド代表定着をめざすWBAのベラヒーノ。アウェイチームはガードナーのチャンスメイクが的確で、8分にも右のドーソンからのパスを受けたガードナーが見事なグラウンダーを中央に通し、フリーになったイデアがボレー。決定的なシーンでしたがイデアはボールを抑えられず、WBAは絶好のチャンスを棒に振ってしまいます。右サイドを制圧するWBAは、32分にもドーソンのクロスをイデアがヘッド。コースはよかったものの、当たりが薄くなってしまったシュートは強さが足りず、GKシェイ・ギブンが抑えます。

前半は0-0、アストン・ヴィラのシュートはわずか2本で枠内ゼロ。アグボンラホルとエンゾグビアは影が薄く、デルフのFKとシンクレアの突破以外に可能性を感じるシーンがありません。細い、細すぎるアストン・ヴィラ。FAカップ優勝7回、欧州王者に上り詰めた輝かしい歴史がある古豪に、勝利のチャンスがやってくるとはとても思えない45分でした。

しかし後半、最初のチャンスをアストン・ヴィラがものにします。51分、右サイドからドリブルで持ち込んだエンゾグビアを見てシンクレアが中にDFを連れていくと、左から走り込んだデルフがフリー。左足を振り抜いたキャプテンの強烈なミドルは、DFもGKマイヒルも触れずゴールネットに突き刺さります。ヴィラ、先制!リードされたWBAは56分、CKが流れたところをCBレスコットが狙いすましたヘッド。入ったかに思われたシュートはわずかに右に外れ、ヴィラの急造最終ラインは命拾いします。59分、スルーパスに抜け出したベラヒーノはシェイ・ギブンがブロック。69分には、お返しとばかりにキレキレだったシンクレアがGKと1対1になりますが、シュートはマイヒルにセーブされ、追加点は奪えません。

どちらに転ぶかわからない1点差のゲームで、WBAにとっては79分のヤコブ退場は激痛でした。バクナの足にスパイクの裏を入れてしまい、2枚めのイエローは致し方なし。それでも同点を狙って攻めに出たWBAでしたが、85分、ついにとどめの一撃を喰らいます。カウンターから快速を飛ばし、一気にゴール左に持ち込んだのはシンクレア。切り返しでブラントをかわして右足で放った美しいシュートは、右のサイドネットへ一直線。マンチェスター・シティからやってきた25歳のサイドアタッカーがスタンドの歓声に応えて手を振ると、熱くなったサポーターがピッチに乱入し、スタジアムは熱狂の渦に包まれます。ヴィラの連勝は3ヵ月ぶり、2試合連続の2ゴールは今季初めて。やりくりに頭を悩ませたシャーウッド監督は、満面の笑みでガッツポーズです。

アストン・ヴィラが5月の決勝に進出したらと想像すると、ワクワクします。相手となるのはリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルのいずれかになると思われますが、ファイナルで当たった相手がプレミアリーグ4位を確保すれば、ヴィラは負けても欧州へのチケットを手に入れることになります。できれば準決勝は、この日ドローに終わったブラッドフォードとレディングの勝者と当たりたいところですが、トッテナムにフラれたシャーウッド監督とプレミアリーグ最少得点のチームに運は味方するのでしょうか。月曜日の夕方、オールド・トラフォードで運命のドローが決まります。

【FAカップ6回戦(準々決勝)日程・結果】
■3月7日
アストン・ヴィラ 2-0 WBA
ブラッドフォード 0-0 レディング
■3月8日
リヴァプール VS ブラックバーン
■3月9日
マンチェスター・ユナイテッド VS アーセナル


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ