最後はアレクシス!執拗に相手を追い続けた3バックのアーセナルが、逆転でFAカップ決勝進出!

プレミアリーグとFAカップのダブルを狙うチェルシーと戦うファイナルに進出するのは、アーセナルかマンチェスター・シティか。過去3年のプレミアリーグでは2勝3分1敗とアーセナルがリード。自陣に引いて相手の攻撃を受け止め、カウンターを仕掛ける戦術でヴェンゲル監督のチームは2勝を挙げています。アーセナルが勝てば、直近4年で3回めのファイナル進出。プレミアリーグ優勝が厳しくなったペップ・グアルディオラとしては、サイドの攻防を制して初のタイトルにリーチをかけたい一戦です。

さっそく両チームのスタメンを見てみましょう。アーセナルのGKはチェフ。最終ラインはミドルズブラ戦同様、ホールディング、コシールニー、ガブリエウの3バックです。ジャカとラムジーがセントラルに入り、WBにはチェンバレンとモンレアル。エジルとアレクシス・サンチェスの前にオリヴィエ・ジルーが入ります。このところ、ブラボがゴールマウスに戻っているマン・シティは、ヘスス・ナバス、コンパニ、オタメンディ、クリシーの4バック。ヤヤ・トゥレとフェルナンジーニョが中央を締め、ダヴィド・シルヴァ、デブライネ、サネが2列め。トップはプレミアリーグで5戦連続ゴールと好調のセルヒオ・アグエロです。

静かに立ち上がったゲームは、3分のデブライネのミドルシュートを合図に、マンチェスター・シティがペースをつかみます。9分、敵陣で奪ったボールがダヴィド・シルヴァに渡ると、すかさずアグエロをラインの裏に走らせるスルーパス。コシールニーがかろうじて足に当てますが、執拗なプレスに悩まされているガナーズは、ビルドアップでのパスミスに気をつけなければなりません。15分にチェンバレンのクロスをジルーが頭で狙うと、直後にアグエロが浮かしたボールを叩いたダヴィド・シルヴァのヘッドはチェフがセーブ。ヘスス・ナバスがしばしば右サイドでフリーになるのは、CB3枚のウィークポイントです。23分、右足を痛めたダヴィド・シルヴァが無念のリタイア。スターリングが右に入ったペップ・シティは、4-3-3にシフトしたようです。

26分、デブライネが蹴ったFKをヤヤ・トゥレが頭で折り返すと、クリアをダイレクトで叩いたスターリングのボレーは左にアウト。アーセナルの選手たちは全員自陣にこもって相手にボールを持たせ、ひたすらスペースを消しています。38分、スターリングのパスを受けたアグエロが、モンレアルを一瞬かわしてシュートを放つも右に外れます。40分にアグエロのボレーが決まったかに見えたシーンは、直前のサネのクロスがラインを割っていたというジャッジ。大半の時間を守って過ごし、セットプレー以外に攻める手立てがなかったアーセナルは、シュート1本で前半を終えました。ジャカとラムジーがミドルレンジのスペースをつぶす5-4-1を、マン・シティがどう崩すかが後半の見どころのひとつです。

50分にデブライネが蹴ったCKは、オタメンディのヘッドが左に外れます。攻めるマン・シティと受けるアーセナルという図式は後半も続きそうです。53分にボックス左でFKを得たアーセナルは、アレクシス・サンチェスが転がしたボールをジャカがダイレクトで狙うも、DFに当たって枠に届きません。サイドから仕掛けるサネが中に折り返してもガナーズの中央は厚く、フィニッシュははね返されてしまいます。

均衡が崩れたのは62分、マンチェスター・シティのゴールはカウンターでした。ラムジーの強引なドリブルはヤヤの餌食となり、縦パス1本で抜け出したアグエロがチェフとの1対1を制しました。アグエロが長く出した最初のタッチでダッシュしていれば、チェフは体に当てられたのではないでしょうか。反撃に出たアーセナルは64分、アレクシス・サンチェス、ジャカとつながった左からのボールをエジルが左足で狙いますが、惜しくも右のポストぎりぎりに外れます。アーセナルが追いついたのは72分。右サイドで孤軍奮闘していたチェンバレンが、完璧なクロスをファーサイドに通しました。右足を突き出し、ブラボの脇を抜いたのはモンレアル!形勢はイーブン、勝負の行方はまったくわからなくなりました。

79分、ボックスの外にこぼれてきたボールをヤヤ・トゥレが体をひねってボレー。チェフの指先を抜けたボールはサイドネットに吸い込まれるかと思いきや、左のポストに阻まれます。81分に右サイドから抜け出したエジルは、切り返しをカットされてフィニッシュに持ち込めません。1分後、左からのCKにフリーのフェルナンジーニョが頭を突き出すと、今度はクロスバーにヒット。ヴェンゲル監督はジルーを諦め、ウェルベックを投入します。85分、アグエロのスルーパスでボックス左から抜け出しかけたサネは、ガブリエウがストップ。直後に右から仕掛けてオタメンディを抜き去ったウェルベックは右足のシュートを巻いてしまい、ボールはポストの外へ逃げていきます。両者譲らず、勝負は延長戦に持ち込まれました。

おお、ガナーズはアレクシス・サンチェスがトップ、ウェルベックが左にスイッチしています。ウェルベックが右サイドを崩した95分のチャンスは、グラウンダーのこぼれ球をアレクシスが拾うもDFにぶつけてCK。エジルのキックにニアで合わせたホールディングのヘッドはバーすれすれを越えていきます。ペップは99分に2枚代えを敢行。アグエロとフェルナンジーニョが下がり、デルフとフェルナンドで劣勢の中盤を修正します。しかし指揮官の采配虚しく、この1分後にアーセナルが勝ち越しゴールを決めました。左からのエジルのFKをコシールニーが頭で折り返すと、ウェルベックが触ったボールがアレクシス・サンチェスの足元へ。今季プレミアリーグ18ゴールのストライカーは、こういうチャンスは外しません。右足のシュートがコンパニの股間を抜いてネットに突き刺さり、グーナーの歓声が聖地ウェンブリーにこだまします。

チェンバレンがベジェリンに代わって間もなく、試合は延長後半に突入します。世界に先駆けてFAカップが導入した「延長戦に入れば4人めの交代OK」のルールに則り、ペップはスターリングをイヘアナチョにチェンジします。108分のヤヤ・トゥレの直接FKは壁がブロック。110分に3対2の形を創ったマンチェスター・シティは、デブライネのラストパスが左のデルフに通るも、シュートを相手に当ててしまいスコアを動かせません。114分、右に流れて縦パスを受けたデブライネがクロスに放つと、チェフが触れなかったボールは逆のポストの外。右サイドから再三仕掛けるガナーズのカウンターは、エジルやベジェリンがボックスに入ったところで捕まります。119分、エジルに代わってコクラン。アーセナルの走力は最後まで落ちませんでした。タイムアップの笛が鳴ると、ヴェンゲル監督は会心のガッツポーズ。アーセナルが逆転勝利で2年ぶりのファイナル進出を決めました。

最大の勝因は、3人のCBとモンレアル、チェンバレン、ジャカがマッチアップした相手をしつこく追い続けたこと。カウンターやセットプレーで危ないシーンはあったものの、ほとんどのシュートシーンでDF陣がコースを切っており、シュートを20本放ったマン・シティは3つしか枠内に飛ばせませんでした。MVPを選べといわれれば、右サイドで攻守に奮闘したチェンバレンです。同点ゴールを呼んだクロスは完璧。彼の存在がしばしばクリシーにオーバーラップを思いとどまらせ、危険なサネに単独のドリブルしか許さず戦い抜けたのだと思います。

決勝は、ビッグロンドンダービーとなりました。アーセナルは攻めるのか、あるいは今日のように引いてアザールとペドロの進路をつぶすのか。マンチェスター・シティに効果てきめんなこの戦い方を、チェルシーにぶつけてみるのもいいかもしれません。プレミアリーグのボロ戦とは見違えるようによくなった3バック、いや「5-4-1」を崩せといわれれば、本家のコンテ監督のチームも苦しむでしょう。注目の試合は5月27日、舞台はもちろん聖地ウェンブリーです。


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FK、PK、CK、スーパーミドル!少ないチャンスを活かしたチェルシーがスパーズを振り切り決勝進出!

ジエゴ・コスタもアザールもいないチェルシーと、ほぼベストメンバーのトッテナム。プレミアリーグの1位と2位で争うFAカップ準決勝は、ミッドウィークのサウサンプトン戦を気にしたコンテ監督がメンバーを落としてきました。GKは負傷が癒えたクルトワ、3バックにアスピリクエタ、ダヴィド・ルイス、ナタン・アケ。WBにマルコス・アロンソとヴィクター・モーゼス、セントラルにはカンテとマティッチ。前線はペドロ、バチュアイ、ウィリアンです。年明けのプレミアリーグでチェルシーに勝っているポチェッティーノ監督は、GKロリスの前にアルデルヴァイレルト、フェルトンゲン、エリック・ダイアーの3枚を配置。サイドにトリッピアーとソン・フンミン、中にワニャマとデンベレ。エリクセンとデル・アリの前にハリー・ケインという布陣です。

試合は、いきなり5分に動きました。ボックス手前やや左からのFK、キッカーはウィリアン。壁をぎりぎりで越えて右隅に飛んだキックに、ロリスは触れませんでした。8分には、敵陣深くまで追ったカンテがインターセプトに成功し、右から突破。白い3バックが必死に戻り、何とかシュートを打たせず切り抜けたものの危ないシーンでした。早い時間に追いつきたいスパーズですが、前から厳しくプレスをかけてくるチェルシーに自由を奪われています。カンテは15分にも右から素晴らしいクロスを上げ、ノーマークのバチュアイがヘディングシュート。これはロリスが左に飛んでキャッチしますが、今までのウェンブリーと同じように、スパーズ守備陣は落ち着きを欠いているように見えます。

しかし17分、エースの素晴らしい一撃でスパーズが同点に追いつきました。右からのCKのクリアがソン・フンミン、トリッピアーとつながると、エリクセンが左足で入れた低いクロスをハリー・ケインが驚愕のバックヘッド!左のサイドネットに向かったボールに、クルトワの右手は届きません。1-1のイーブンになると、スパーズがボールを支配。ソン・フンミンやデル・アリの左サイドからの仕掛けで、ヴィクター・モーゼスは引かされています。チェルシーの最終ラインはスパーズのラストパスを落ち着いてさばきながらも、縦に入れたボールをことごとく奪取され、いい形でハーフラインを越えられません。36分、フェルトンゲンのクロスにエリック・ダイアーが飛び込んで頭でコースを変えますが、惜しくも右にアウト。40分にはデル・アリが敵陣でインターセプトに成功し、右でボールを受けたエリクセンがミドルを放つとクルトワの正面です。

ほとんどチャンスがなかったプレミアリーグ首位チームが、幸運なゴールをものにしたのは42分でした。カンテが右のヴィクター・モーゼスを走らせたボールに対して、明らかに触れないのにスライディングしたソン・フンミンは不用意でした。サイドアタッカーは7番の足に引っかかり、PKを示すホイッスル。ロリスの動きをぎりぎりまで見たウィリアンが逆を突き、前半は2-1で終わりました。圧倒的に押しながら、リードを許したトッテナム。チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグで4戦1勝の鬼門ウェンブリーでは、試合運びのまずさが目立ちます。

後半も、サイドで優位に立つトッテナムのペース。52分の同点ゴールは、エリクセンのエクセレントなプレイで決まりました。左足でゴール前に入れたロングフィードは、ラインの裏に走り込んだデル・アリにぴったり。プレミアリーグ16ゴールのプレーメイカーがきれいに合わせた左足のハーフボレーに、クルトワはなす術がありません。時折チェルシーが仕掛けるカウンターは、フィニッシュに持ち込めず。デンベレやデル・アリのミドルシュートは、チェルシーの最終ラインがコースを切って枠を外させています。

61分、コンテ監督が勝負に出ました。バチュアイとウィリアンが下がり、ジエゴ・コスタとアザールが登場。アザールが気になったのか、あるいは攻撃的な意図か、ポチェッティーノ監督は68分にカイル・ウォーカーを投入し、ソン・フンミンがいた左にトリッピアーをまわします。圧倒的なスパーズの時間。アザールのドリブルをカットしたかと思えば、中盤で左右にボールを散らすデンベレは、2人いるかのような運動量です。

ところが75分、勝ち越したのはまたもチェルシーでした。右からのCKをカイル・ウォーカーがクリアすると、ボックスの外でトラップしたアザールの視界に、右のサイドネットへのコースがまっすぐ空いていました。左足一閃、誰も触れず3-2!これでエンジンがかかったアザールは、ペドロと代わったセスクとのコンビで決定的な4点めを演出します。ゴールライン際に走り込んだセスクとのワンツーで中に入ったアザールが後ろに戻すと、ダイレクトで左足を振り抜いたマティッチの一撃にロリスは全く動けず。バーの下を叩いたスーパーゴールにウェンブリーは騒然としています。

アザールは、この後もスパーズ守備陣を翻弄します。84分に左からロリスを抜き去った決定機は、グラウンダーをもらったマルコス・アロンソのダイレクトショットをアルデルヴァイレルトがかろうじてブロック。86分にアザールのパスを受けたセスクが右から浮かすと、フリーで叩きつけたジエゴ・コスタのヘッドは右に逸れていきます。追加タイムにハリー・ケインが狙った直接FKは、クルトワがファンブルして後ろにこぼすもバックスピンがかかったボールはラインの手前で止まります。

4-2、終わってみればチェルシー完勝。トッテナムが押している時間が長かっただけに、4失点の守備陣を咎めたくなるものの、ソン・フンミンの判断ミス以外はどのシュートもなかなか見られないスーパーショットばかり。2度まで追いついて試合をおもしろくした敗者のゴールも、いずれもチェルシー守備陣を責めるのが酷な素晴らしいシュートでした。プレミアリーグ7連勝で4差に迫ってきたライバルをつぶしたこの勝利は、チェルシーにとっては大きいでしょう。スパーズの久しぶりの敗戦が単なる1敗か、あるいは勢いと自信までくじかれた惨敗かは、ミッドウィークのクリスタル・パレス戦と日曜日のノースロンドンダービーで明らかになります。いやいや、とにかくおもしろい一戦でした。チェルシーサポーターのみなさま、ファイナル進出おめでとうございます!(ネマニャ・マティッチ 写真著作者/Aleksandr Osipov)


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ウィリアム・ヒルの本命はチェルシー、対抗はマン・シティ。FAカップ2016-17優勝予想!

今週末は、プレミアリーグ34節の6試合とFAカップ準決勝が並行して開催されるエキサイティングなスケジュールです。今季のFAカップは、近年にないトップクラブのガチンコ対決。土曜日にチェルシーVSトッテナムの「プレミアリーグ優勝候補バトル」、日曜日にはアーセナルとマンチェスター・シティがウェンブリーで鎬を削ります。タイトルを争う4つのクラブを尻目に、土曜日のプレミアリーグはウェストハムの本拠地ロンドンスタジアムにエヴァートンが乗り込み、翌日はリヴァプールVSクリスタル・パレスとバーンリーVSマンチェスター・ユナイテッド。3位リヴァプールと5位マンチェスター・ユナイテッドにとっては、ここでつまずくとチャンピオンズリーグ出場権が遠のく必勝のゲームです。

リヴァプールは、2013-14シーズンに3点差を追いつかれて優勝を諦めさせられたクリスタル・パレスには絶対に勝ちたいでしょう。ルイス・スアレスの号泣を今も忘れられないというサポーターも多いのではないでしょうか。年明けからの7戦で1勝3分3敗と崩れて優勝争いから脱落したレッズは、その後の7戦を5勝2分と完全復活。ララナ、ヘンダーソン、マネを欠きながらも、オリギやルーカス・レイヴァが代役を無難にこなし、ミニョレのビッグセーブ連発も相まってボーンマス戦以外は納得の着地で3位に近づいています。

片やマンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ22戦負けなしという記録を継続中。素晴らしいのは、この間2失点以上が1度もないことで、いかにもモウリーニョ監督のチームらしい守備力をベースにマンチェスター・シティの背中を捉えています。バーンリーは、10月のオールド・トラフォードで37本に及ぶシュートの雨を降らせながらスコアレスドローに持ち込まれた忌まわしい相手です。この試合における守護神ヒートンの11セーブは、プレミアリーグタイ記録。ホームで滅法強い彼らに守備で粘られれば、13回めのドローという結果に終わるかもしれません。レッズ戦ともども、ブックメーカーで賭けるなら強者の勝利としたいところですが、降格回避ラインといわれる勝ち点40に届いていないチームをこの時期に侮ることはできません。

さて、ブックメーカーといえば、FAカップのオッズも気になります。ウィリアム・ヒルをのぞいてみると、本命はチェルシーで2.87倍、対抗はマンチェスター・シティの3.25倍、トッテナムは3番手で4倍。最近のプレミアリーグにおける不振を懸念されたのか、アーセナルは5.5倍と思わずベットしたくなる高い数字がついています。コンテ、ペップ、ポチェッティーノの3人は、勝てば初優勝。アーセナルが制覇すれば2年ぶり13回めとなり、マンチェスター・ユナイテッドをかわして優勝回数で単独トップに躍り出ます。さて、勝つのはどこでしょうか。最近の調子やプレミアリーグとの兼ね合いなど、どこをどう切り取ってもトッテナムが有利に見えます。1点の曇りを除けば、ですが…。

プレミアリーグで2位に勝ち点4差まで詰め寄られたチェルシーは、土曜日のウェンブリーから中2日でサウサンプトン戦とタイトなスケジュール。中3日でクリスタル・パレスと当たるスパーズと比べると、より後ろが気になります。木曜日にマンチェスターダービーが控えるペップのチームも、時折見せる淡泊な試合運びで大会を去るかもしれません。複数の選手が食中毒を起こしたと報じられ、マンチェスター・ユナイテッドにあっさり敗れたばかりのチェルシーと、起用する選手によってクオリティが変わりやすいマンチェスター・シティが、勢いがあるスパーズとこの大会の勝ち方を知っているガナーズにやられる可能性は充分にあると思います。オッズ通りなら青系のファイナルですが、穴狙いの私としては、観てみたいという願望も込めてFAカップ決勝では初となるノースロンドンダービー実現と予想します。

そうなると、決勝は…。トッテナムがプレミアリーグで逆転優勝を決めていれば余勢をかってダブル。チェルシーに及ばなければ、若い選手たちの燃え尽き症候群に加えてCLやELで負け続けたトラウマがあるウェンブリーという要素が重なり、ガナーズの勝ちという予想はいかがでしょうか。一発勝負ですので、何が起こるかわからないのは承知のうえですが、プレミアリーグの結果とFAカップがリンクするような気がしてなりません。それぞれを1点で予想しろといわれれば、プレミアリーグはチェルシー、FAカップはアーセナルです。好材料が揃うトッテナムは、ウェンブリーという場が気になって仕方がありません。

それぞれのクラブを応援しているみなさんは、もちろんわがクラブの優勝と胸を張るのだと思われますが(昨季は私もそうでした)、自腹でいくばくかのお金をウィリアム・ヒルに投じると考えると、違う答えになる方もいるでしょう。4択というクイズ番組のような設定で愉しめる今、優勝チームを宣言しておいて、後で答え合わせをするのもおもしろいのではないでしょうか。ファイナルアンサー…やはりFAカップは、5.5倍のアーセナルでお願いします。


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カンテ、完璧!10人のマン・ユナイテッドを撃破したチェルシーは、準決勝でスパーズと激突!

ペドロではなくウィリアン、セスクよりマティッチ。プレミアリーグとFAカップの二冠を狙うコンテ監督が手を入れたのは、2つのポジションだけ。スタンフォード・ブリッジで戦えるアドバンテージを得たイタリア人指揮官は、ただひたすら勝ちにきています。対するモウリーニョ監督は、プレミアリーグ27節のボーンマス戦でひじ打ちを咎められたズラタン・イブラヒモヴィッチを欠き、守備重視のメンバーです。GKデ・ヘア、DFはフィル・ジョーンズ、スモーリング、ロホの3バック。バレンシアとダルミアンがサイドに入り、セントラルMFはポグバとエレーラ。前線にはアシュリー・ヤング、ムヒタリアン、ラシュフォードが並んでいます。3-4-3同士の対決となったFAカップ準々決勝を制するのは、プレミアリーグ優勝を目前にしたチェルシーか、連覇をめざすマンチェスター・ユナイテッドか。守れる選手を前線と中盤に配したアウェイチームが、ジエゴ・コスタとアザールをどう抑えるのか、マルコス・アロンソとバレンシア、ヴィクター・モーゼスとダルミアンが対峙するサイドの攻防をどちらが制するのかに注目です。

2分、赤いユニフォームの最初のCKは、ロホのヘッドが高く浮いてしまいました。ジエゴ・コスタとロホ、ポグバとカンテが中盤でせめぎ合い、両者ともシュートレンジに届く前につぶされています。12分、ポグバの浮き球が右に流れたラシュフォードにつながり、落としを受けたムヒタリアンが左足でシュート。ニアを狙った一撃はポストの外を抜けていきますが、スピードのある選手が揃った今日のこのチームらしいアタックでした。13分にはバイタルエリアで空いたカンテがミドルシュート。15分、スモーリングをワンタッチでかわしたアザールが、ど真ん中からドリブルでロホを抜き去りクロスにシュートを放ちますが、デ・ヘアが触ってCKに逃れます。ニアへのCKがこぼれ、競り合いながらプッシュしたのはケーヒル。入ったかに思われたボールは、デ・ヘアが右に飛んで指先で弾き出すビッグセーブを見せ、スコアは動きません。圧倒的な攻勢に入ったチェルシーに対して、マン・ユナイテッドは相変わらず縦へのボールがつながりません。

劣勢のなか、マイボールを大事にし始めたマンチェスター・ユナイテッド。前を向いた選手にボールを預け、確実にパスをまわすようにすることでゲームは再び落ち着きました。30分、左からフィル・ジョーンズをかわして縦に持ち込んだアザールの左足シュートは、ニアにアウト。互角の展開だったゲームに、流れを変えるアクシデントが起こったのは35分でした。アザールを引っかけたアンデル・エレーラが2枚めのイエローで退場!脇から足をかけたプレイに対する厳しいジャッジに、エレーラは抗議し、モウリーニョ監督は不敵な笑みを浮かべています。フェライニを投入するために下げたムヒタリアンは、元々長く使うつもりはなかったのでしょう。ピッチ脇では、コンテ監督とモウリーニョ監督が激しくいい争っています。プレミアリーグの下位クラブのように引いたマン・ユナイテッドは、前半を0-0で終わらせました。10人のチームは、デ・ヘアに2人分の活躍をしていただき、ワンチャンスに賭けるほかはないでしょう。

当初は攻めていたマンチェスター・ユナイテッドは、5分もしないうちにゴール前にバスを停める戦い方にシフトしますが、51分に目論見はあっけなく崩されます。ポグバはカンテに厳しくいかなければなりませんでした。7番の地を這うようなミドルが左隅に向かったのは、デ・ヘアが真ん中にポジションを移した直後。ボールは名手の手の先を抜け、スタンフォード・ブリッジに絶叫がこだまします。

いかなければならなくなったマン・ユナイテッドに千載一遇のチャンスが到来したのは58分。ハーフライン付近でダヴィド・ルイスがヘディングをかぶると、その裏から単独で持ち込んだのはラシュフォード。19歳のストライカーがケーヒルを左右に揺さぶって抜くと、前にはクルトワだけ。シュートは悪くなかったものの、チェルシーの守護神はクロスへの弾道を読み切り、左足に当たって大きく跳ねたボールはゴールラインを割りました。直後、チェルシー得意のインターセプトからのカウンターは、4対2。左から上げたマティッチのクロスは、シュートを選ばなかったウィリアンの折り返しがDFにカットされてしまいました。

ジエゴ・コスタが初めてシュートをジャストミートしたのは62分のCK。デ・ヘアが動けなかったヘディングは、惜しくもポストの右に外れます。アウェイチームの守備網を包囲したチェルシーは、61分にもバイタルエリアに攻め上がったカンテが左のウィリアンに流し、ゴール右隅を襲うきわどいダイレクトショット。残り時間が20分を切っても、チェルシーが一方的に攻め続けています。髪を切ってダヴィド・ルイスと見分けやすくなったウィリアンが右から突破を図ると、ヴィクター・モーゼスが分身したようなビジュアルです。彼の速いグラウンダーが飛び込んだ選手に合えば、試合はそこで終わっていました。1-0、残り10分。ゴールを決めて互角にしたいモウリーニョ監督はアシュリー・ヤングをリンガード、ゴールを決めて楽になりたいコンテ監督はウィリアンをセスクです。

82分、フィル・ジョーンズのクロスが左に流れ、リンガードが中に落とすと、ポグバの左足シュートは右に切れていきます。相変わらず敵陣のボックスを包囲するチェルシー攻撃陣。相手がキープに逃げないのはマン・ユナイテッドの希望ですが、10人でがんばったチームに前に出るための燃料は残っていないようです。それでも追加タイムにラシュフォードとリンガードが左サイドでチャンスを創りましたが、クロスは低く、チェルシー守備陣が築いたニアの壁を越えません。ジエゴ・コスタが持ち込んだカウンターで、フリーのセスクのシュートをデ・ヘアがストップしたのがせめてもの意地でした。ズマとバチュアイを投入したコンテ監督のチームが逃げ切り、ベスト8進出を決めました。

やっぱりチェルシーは強かった、というのが最初の感想。そしてデ・ヘアに、最後まで希望をつないでくれてありがとうといいたい一戦でした。60分弱を10人で戦ったハンディキャップはあったものの、シュート数20対4は、ズラタンやキャリックを欠いたチームではプレミアリーグ首位チームとは歴然とした差があることを示しています。ミスが致命傷になる一発勝負ゆえ、より守備が計算できるウィリアンとマティッチを選んで真剣に勝ちにいったコンテ監督と、勝利を願いながらも3日後に控えたヨーロッパリーグのロストフ戦をチラ見したモウリーニョ監督の体温差も、両者の勢いに反映されたのかもしれません。いや、それでも悔しい。指揮官と選手たちには、オールド・トラフォードで4月に戦うプレミアリーグで、ぜひリベンジを果たしていただければと思います。

先ほど、4月にウェンブリーで開催されるセミファイナルの組み合わせが決まりました。チェルシーはトッテナム、アーセナルとマンチェスター・シティです。外野になったばかりのプレミアリーグファンとしては、決勝の第一希望はノースロンドンダービー、第二希望はポチェッティーノVSペップです。チェルシーサポーターのみなさん、すみません。私はブルーズが嫌いなわけではなく、この2シーズンのプレミアリーグを盛り上げてくれたポチェッティーノ監督に、何か残してあげたい気分になっているだけなのです。とはいいつつ、いざ決勝がアーセナルとなれば、ヴェンゲル監督のほうが気になってしまいそうですが…。もとい、ここは無心に好カードとなったセミファイナルを楽しみましょう。ビッグクラブの激突は、4月22日、23日です。


【FAカップ準々決勝結果】
ミドルズブラ 0-2 マンチェスター・シティ
アーセナル 5-0 リンカーン
トッテナム 6-0 ミルウォール
チェルシー 1-0 マンチェスター・ユナイテッド

【FAカップ準決勝組み合わせ】
チェルシー VS トッテナム
アーセナル VS マンチェスター・シティ


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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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