赤い悪魔の猛攻実らず…エデン・アザールの1発でチェルシーがFAカップ制覇!

天気に恵まれたウェンブリー。2017-18シーズンのFAカップ決勝は、プレミアリーグ2位と5位の対決となりました。コンテ監督のチェルシーは、ほぼベストメンバーです。GKクルトワ、3バックにリュディガー、ケーヒル、アスピリクエタ。WBにはヴィクター・モーゼスとマルコス・アロンソが入り、3センターにセスク、カンテ、バカヨコ。2トップにプレミアリーグ12ゴールのアザールと、チェルシー移籍後3ゴールのジルーが並んでいます。ロメウ・ルカクが不在のマンチェスター・ユナイテッドは、アレクシス・サンチェス、ラシュフォード、リンガードの3トップ。中盤にはマティッチ、ポグバ、エレーラ。デ・ヘアの前にはバレンシア、フィル・ジョーンズ、スモーリング、アシュリー・ヤングです。

両チームとも、守備重視の立ち上がり。飛び交うロングフィードは前線に届かず、デ・ヘアとクルトワが大きく蹴り出すシーンが目立ちます。スモーリングのパスがカットされた9分。アザールに縦パスが通り、ボックス左でフィル・ジョーンズをかわした10番の左足シュートは、デ・ヘアが足でクリアします。どよめきが漂い続けるウェンブリー。13分にボックスに侵入したバカヨコが、マティッチのチェックで転倒しますが、マイケル・オリヴァーさんの笛は鳴らず。18分に中央に持ち込んだアレクシスの突破は潰され、20分を過ぎてもマン・ユナイテッドにシュートはありません

21分、チェルシーがセスク・ファブレガスの縦パス1本でカウンターを発動。トラップ1発で抜け出したアザールがボックスに入ると、足元に滑り込んだフィル・ジョーンズはボールに触れず、PKを取られてしまいます。右に蹴ったアザールのインサイドは、デ・ヘアの逆。プレミアリーグの2試合と同様に、先に決めたのはチェルシーです。スタンフォード・ブリッジではチェルシーがリードを守り、オールド・トラフォードの一戦はマン・ユナイテッドが逆転。ボックスの左コーナーから放った30分のポグバのミドルは、左のポストの外を抜けていきます。

マンチェスター・ユナイテッドがボールを支配し、チェルシーが受ける展開が続きますが、青いシャツのサイドでのチェックが厳しく、ラシュフォードとアレクシスは何もできません。36分のセスクのFKは壁にヒット。45分、CKの流れからアシュリー・ヤングがファーにクロスを上げると、フィル・ジョーンズのシュートはポストの右にアウト。ポグバとアレクシスが仕掛けた速攻も、ラシュフォードのシュートがミートしませんでした。プレミアリーグ2位チームは、オンターゲットゼロでハーフタイムを迎えました。

後半のポゼッションはマン・ユナイテッドが取っているものの、最初の5分を過ぎてもシュートチャンスはなし。ピッチ脇では、ルカク、ペドロ、ウィリアンがアップを続けています。53分、左サイドから鋭く曲げたラシュフォードのFKは、クルトワがパンチング。マティッチのインターセプトからアシュリー・ヤングがボックス左に入るも、ニアへのシュートは浮いてしまいます。56分、スルーパスで裏に抜けたバレンシアのグラウンダーがカットされると、セスクのボールをアレクシス・サンチェスがインターセプト。右から放ったラシュフォードの強烈な一撃は、クルトワが確実にセーブします。中央からドリブルで上がったポグバのミドルは、相手に当たってCK。残り20分、そろそろ両指揮官が動き出す時間です。

70分、カンテが素晴らしいドリブルで中央を崩したカウンターは、ラストパスをフリーでもらったマルコス・アロンソの決定的なシュートを、デ・ヘアがセーブ。2分後、リンガードのスルーパスでクルトワと1対1になったラシュフォードは、チップキックをGKの肩に当ててしまいます。モウリーニョ監督は、73分にラシュフォードとリンガードを諦め、ルカクとマルシアルを投入。80分のマティッチの強烈なロングシュートは、クルトワがセーフティにCKに逃れます。83分のCKは、ノーマークで頭を振ったポグバが右に外してしまいました。

87分、フィル・ジョーンズに代わってマタが登場。コンテ監督は、89分にジルーを下げてモラタを送り出し、1分後にはアザールのポジションにウィリアンを配します。バレンシアのクロスに合わせたマティッチのヘッドがバーを越えると、やがてタイムアップ。プレミアリーグ5位と不本意なシーズンを過ごしたチェルシーが最後に意地を見せ、マンチェスター・ユナイテッドにおけるジョゼ・モウリーニョの2年めは無冠に終わりました。

アントニオ・コンテ監督と選手たち、サポーターのみなさん、FAカップ優勝おめでとうございます。私のMVPは、エンゴロ・カンテ。ワンチャンスを活かしたアザールと、プレイ選択を間違えなかったクルトワにも拍手を送りたいと思います。モウリーニョ監督のチームに足りなかったのは、フィニッシュの精度でした。終盤の多彩なアタックは、これまで何度も観た単調なチームではなかったものの、打つタイミングを外すシーンやタッチのずれが目立ちました。シュート数で18対6と上回りながらも完封された悔しい一戦でしたが、今日は相手の集中力をほめるしかありません。来季のプレミアリーグでは、優勝争いといえる戦いを見せていただき、シーズンの最後にウェンブリーに戻ってきていただければと願っています。

マンチェスター・シティが2冠を達成し、チェルシーが伝統のトーナメントを制覇。国内のスケジュールは、すべて終わりました。来週はいよいよ、チャンピオンズリーグのファイナルです。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

ジルー先制、モラタ&アスピリクエタのホットライン復活!チェルシーは完勝でFAカップ決勝へ!

昨日、マンチェスター・ユナイテッドがファイナル進出を決めたFAカップ。もうひとつの準決勝を制するのは、プレミアリーグ5位のチェルシーか、18位のサウサンプトンか。コンテ監督は最前線にジルーを起用し、ウィリアン、アザールと連携させようとしています。中盤はカンテとセスク、WBはヴィクター・モーゼスとエメルソン。GKカバジェロの前には、リュディガー、ケーヒル、アスピリクエタの3枚です。吉田麻也とフートのCBコンビは、冬にチェルシーに加わったストライカーの高さにやられてはいけません。

キックオフから押していたチェルシーは、5分にアザールが左足でミドルを放つも枠の上。1分後、セインツのカウンター。右サイドからの長いボールが最前線のチャーリー・オースティンに通りますが、右足のシュートはニアに外れてしまいます。直後、ウィリアンが右45度から狙った左足のシュートは、GKマッカーシーの頭上を越えてクロスバーにヒット。チェルシーのアタックをセインツが耐える展開となりそうです。12分、アザールが右から2人を抜き去り、セスクのリターンをニアで受けて右足を振り抜くと、足元に入った吉田麻也がブロック。14分のウィリアンの直接FKは、うまく落とせずにクロスバーを越えていきます。

18分、中央をドリブルで斬切り裂いたウィリアンは、ラストパスがジルーに合いません。縦へのパスが通らないチェルシーは攻めあぐんでいます。24分、左から上がったセインツMFレミナのシュートは、枠にいかず。アザールが左サイドをドリブルで崩し、ニアに速いボールを入れたチャンスは、フートがジルーにプレッシャーをかけてボレーを外させました。カウンター狙いに徹するセインツ。セスクとカンテまでは自由に持てるものの、その先を抑えられているチェルシー。39分にセスクが中央に浮かしたボールは、ボレーを狙うジルーに吉田麻也が寄せ、ストライカーは枠内に打てません。カップ戦のノックアウトラウンドらしい神経戦は、ウェンブリーに詰めかけたサポーターが盛り上がるシーンがないまま、ハーフタイムに突入しました。

開始28秒、チェルシーの初めての枠内シュートは、オリヴィエ・ジルーの3人抜きの先制ゴールでした。セスクの浮き球を巧みにトラップしたアザールが、足を滑らせながらも脇にいたジルーにラストパス。レミナ、吉田麻也、セドリク・ソアレスを次々とかわしたジルーは、ベドナレクのチェックが来る前にトーキックでゴールに押し込みました。攻めなければならなくなったセインツ。マーク・ヒューズ監督のベンチには、タディッチ、ウォード=プラウズ、レドモンド、カリージョ、ガッビアディーニが控えています。54分、左から入ったロングフィードをチャーリー・オースティンがスルーすると、シェーン・ロングがカバジェロの前に飛び出しますが、最初のタッチが長すぎてシュートを打てませんでした。

マーク・ヒューズ監督が動いたのは63分。ホイビュルクとシェーン・ロングに代えて、タディッチとレドモンドを投入します。CKを連続してゲットし、ハイボールを上げ続けたセインツは、シュートを枠に飛ばせず。72分、タディッチが競ったこぼれ球を拾ったレドモンドが、中央に持ち込み強烈なシュートを放ちますが、カバジェロがビッグセーブ。ヴィクター・モーゼスのパスを受けて左足を振り抜いたアザールも、マッカーシーの見事なセービングに阻まれます。76分、コンテ監督はウィリアンとセスクを下げて、ペドロとバカヨコを起用。アザールが右から持ち込み、高速グラウンダーを入れると、バカヨコの前で吉田麻也がブロックしました。

セインツはガッビアディーニに望みを託し、ジルーはモラタにチェンジ。プレミアリーグ11ゴールのストライカーは、ダメ押しゴールを期待されています。チェルシーの9番は、最初のプレイで結果を出しました。プレミアリーグで6発決まっているアスピリクエタとのホットライン。右からのクロスは完璧で、叩きつけたヘディングにマッカーシーは反応できませんでした。84分、バートランドのクロスにファーから飛び込んだチャーリー・オースティンのボレーはファーポストにヒット。アザールの折り返しをフリーで叩いたモラタのボレーは、フートが戻ってゴールライン直前で掻き出しました。セインツの健闘はここまで。昨季プレミアリーグ王者が2-0で勝利し、マンチェスター・ユナイテッドとのファイナルに駒を進めました。

71分のカバジェロのファンブルがゴールと認められていれば、別な結果もあったかもしれませんが、後半はアザールに翻弄され続けたセインツがチェルシーを上回ることはなかったでしょう。前半は成功していた5バックは、1点をリードされると「攻撃力が足りないフォーメーション」でしかなく、ラスト15分の4-4-2に期待したのは2点めが決まるまでの2分のみ。モラタの一撃で勝負は決し、マーク・ヒューズ采配は空振りに終わってしまいました。昨季プレミアリーグ王者とヨーロッパリーグ覇者が激突するファイナルは、どんな試合になるでしょうか。両者の持ち味が発揮されるとすれば、1点を争う神経戦でしょう。アザールは止まるのか、ポグバは実力を証明するのか、デ・ヘアVSクルトワは…国内最後の試合となるウェンブリーでの決戦が、今から楽しみです。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

アレクシス・サンチェス&エレーラ!マンチェスター・ユナイテッドが逆転でFAカップ決勝進出!

プレミアリーグ2位と4位の対決となったFAカップ準決勝。2年ぶりの戴冠をめざすマンチェスター・ユナイテッドと、ポチェッティーノ体制で初のタイトルに近づいているトッテナムは、プレミアリーグでは1勝1敗のイーブンです。両者とも、ほぼベストメンバー。マンチェスター・ユナイテッドの11人から見ていきましょう。GKデ・ヘア、DFバレンシア、スモーリング、フィル・ジョーンズ、アシュリー・ヤング。中盤にはマティッチ、ポグバ、エレーラが並び、前線はリンガード、ルカク、アレクシス・サンチェスの3枚です。

一方のスパーズは、ハリー・ケイン、デル・アリ、エリクセン、ソン・フンミンと強力アタッカーを揃えています。GKはフォルム、4バックはトリッピアー、ダヴィンソン・サンチェス、フェルトンゲン、ベン・デイヴィス、セントラルMFにはエリック・ダイアーとデンベレといつもの顔ぶれです。キックオフ直後から、スパーズの猛攻。ハリー・ケインのミドルはフィル・ジョーンズが足に当て、ソン・フンミンの左からの突破はバレンシアが滑ってCKに逃れます。ピンチをしのいだマン・ユナイテッドが攻勢に出たのは8分でした。右からのボールがファーに流れたところをポグバが拾い、マティッチに戻すと、クロスを叩いたルカクのヘディングはバーの上に外れます。

11分、先制はトッテナム。アシュリー・ヤングの裏のスペースを縦パス1本でエリクセンに使われ、必死に戻るポグバは追いつけません。速いクロスがファーに入ると、スモーリングのチェックを振り切ったデル・アリがスライディングシュート!赤いユニフォームにとっては、完全なるアウェイゲームの雰囲気となり、スパーズのサイドアタックに劣勢を強いられています。17分、左のソン・フンミンがハリー・ケインに当てたボールが走り込んだエリクセンに通るも、クロスに打ったシュートはうまくミートできません。

24分、左サイドでデンベレのドリブルをつぶしたポグバが、同点ゴールをアシストします。右足でファーに入れたクロスは、アレクシス・サンチェスの頭にぴったり。体を後ろに逸らしながらの7番の一撃が、ゴール左隅に吸い込まれました。ここまでは、互角の展開といっていいでしょう。33分、エリクセンがFKを狙うと見せかけ、右のトリッピアーに展開すると、ファーでクロスに競り勝ったハリー・ケインの落としはフィニッシュにつながらず。41分にエリクセンが左サイドのソン・フンミンを走らせると、ゴールライン際からの折り返しはバレンシアがカットします。44分にポグバが右足で巻いたコントロールショットは、フォルムがセーブ。47分のエリック・ダイアーの強烈なミドルは、左のポストに阻まれました。前半は1-1。勝負は後半に持ち越されます。

マン・ユナイテッドの選手が倒れるシーンが目立つセカンドハーフ。両者ともラストパスが味方に合わず、シュートのない時間が続きます。エリクセン、デル・アリ、ハリー・ケインとつながった58分のチャンスは、切り返しから左足で狙ったエースのシュートをスモーリングがブロック。プレミアリーグ26ゴールのストライカーは、厳しいマークを外すことができません。62分、左から上がったアレクシス・サンチェスが、ボックスの入り口でファーにグラウンダーをフィード。中のルカクが触り、その裏のリンガードがトラップするかと思いきや、後ろから走り込んだエレーラがダイレクトでフォルムの足元を抜き、マンチェスター・ユナイテッドが逆転に成功します。ポグバの素晴らしいロングフィードが、右に流れたルカクに通ったのは65分。ニアを狙ったシュートは、惜しくもニアポストの外です。

68分、ポチェッティーノ監督の最初のカードは、ベン・デイヴィスをルーカス・モウラ。72分にポグバが仕掛けたカウンターは、ルカクの左足シュートがフォルムの正面です。1分後、エリクセンが中央から左足で狙うと、無回転のボールが右ポストの脇を抜けていきます。ポグバのミドルはフォルムがセーブし、CKに合わせたスモーリングのヘッドはクロスバー越え。78分、デンベレに代わってワニャマが登場。足をつったバレンシアは、80分にダルミアンにチェンジ。2分後、よく走ったリンガードはラシュフォードに後を譲ります。

残り時間が5分を切り、ソン・フンミンに代わってラメラ。89分にラメラが蹴った左からのFKは、ワニャマのバックヘッドが枠の上に浮いてしまいます。追加タイムにアレクシスが下がり、フェライニが入ったマン・ユナイテッドは、7分近い追加タイムをゼロに抑えてファイナル進出を決めました。チャンスを活かしたマン・ユナイテッドに対して、ラストパスに精度を欠いたスパーズ。ハリー・ケインにチャンスボールは届かず、デ・ヘアを慌てさせることができませんでした。ポグバ、アレクシス、エレーラが生み出した2つのゴールシーンは素晴らしかったのですが、今日は勝ったチームの最終ラインを称えたいと思います。最後はどつき合い寸前となっていたスモーリングとフィル・ジョーンズは、相手のアタッカーと向き合ったときは集中力を切らさず、クロスとシュートのコースを切り続けてくれました。

本日の準決勝第2試合は、チェルシーVSセインツ。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、吉田麻也にがんばっていただき、プレミアリーグ18位と優勝を争えればと思います。セヴィージャに敗れたのが今でも悔しいシーズンも、FAカップを獲れれば悪くなかったといえるでしょう。737クラブの頂点に立つチームを決めるファイナルは、5月19日に開催されます。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

シュマイケル、痛恨の判断ミス!延長戦を制したチェルシーは準決勝でセインツと対決!

番狂わせがあるとすれば、この試合だとにらんでいました。FAカップ準々決勝、レスターVSチェルシー。年が明けてからの公式戦17試合を5勝6分6敗、プレミアリーグは3勝2分4敗と不振のチェルシーは、バルサに敗れたショックを忘れてこの試合に集中しなければなりません。コンテ監督は、バルサ戦から3人を代えてきました。GKカバジェロ、DFリュディガー、クリステンセン、アスピリクエタ。バカヨコと古巣対決のカンテが中盤センターに並び、WBはマルコス・アロンソとヴィクター・モーゼス。前線は左右にアザールとウィリアン、プレミアリーグ10ゴールのモラタは久々のスタメンです。

開始3分、先にチャンスをつかんだのはレスター。右SBシンプソンが中央に鋭いクロスを送ると、オルブライトンのボレーは左ポストのすぐ外を抜けていきます。ヴィクター・モーゼスがノーマークでボックスに入った5分のチェルシーは、左サイドにいたウィリアンのロングフィードが合わず。11分、シンプソンのアグレッシブなオーバーラップからCKを獲得したレスターは、2度めのキックをウェズ・モーガンに合わせますが、競り勝ったヘディングは枠に飛びません。20分のエンディディの左足ミドルはカバジェロがセーブ。アザールもモラタもここまでは抑えられています。

サイドの攻防はレスターが優勢。27分、マルコス・アロンソが久しぶりに左サイドを上がると、グラウンダーをトラップして左足を振り抜いたモラタの一撃は、シュマイケルがキャッチします。32分、アザール、モラタ、ウィリアンと右にボールが流れると、ウィリアンの縦パスをボックス右で受けたモラタが、マグワイアをかわしてゴールライン際を突破。このエリアでのプレイに長けたストライカーは、飛び出したシュマイケルを意識したかシュートを枠に収められずにチャンスは潰えます。42分、イヘアナチョが3対3の形でパスをミスしてしまい、マフレズの強引な突破が止められると、自陣からドリブルで上がったウィリアンがカウンター開始。左に出したラストパスでモラタがシュマイケルと1対1になり、右足インサイドの冷静なフィニッシュが右のサイドネットに吸い込まれました。年明けのプレミアリーグでノーゴールだったモラタが決めたのは、3ヵ月半ぶりです。

ハーフタイムは0-1。コンテ監督がバカヨコをセスクに代えたのは、パスの精度の低さを気にしたからでしょうか。後半もゲームの主導権を握るのはチェルシー。48分、ボックス左からドリブルで勝負したモラタの左足シュートはシュマイケルがキャッチします。53分にゴール前でヴィクター・モーゼスがヴァーディーのマークを外した瞬間、エンディディから見事な浮き球が届きますが、頭を振ったヘディングはバーの上。57分にヴィクター・モーゼスがファーにいたモラタを見たアーリークロスは、飛び出したシュマイケルが触らなければ1点ものでした。

サイドを崩せず横パスが増えるのは、プレミアリーグで最近よく見る「苦しいチェルシー」です。徐々にペースをつかんだレスター。68分にイボーラのミドルが右に外れると、ピュエル監督は消えていたイヘアナチョに代えて岡崎慎司を投入します。74分、同点ゴールはやはりこの人でした。右サイドをドリブルで攻略したマフレズが中に折り返すと、ヴァーディー、イボーラ、イボーラ、ヴァーディー!カバジェロとDFで3つまではカットしたチェルシーですが、最後の9番の右足シュートはカバジェロが手に当てるのが精一杯でした。

どちらが勝つかわからない互角の展開。80分にモラタのラボーナがポストに当たると、ラインズマンの旗が上がっています。83分、インターセプトに成功したマグワイアが自陣からドリブルで上がってヴァーディーにラストパスを通すと、アスピリクエタをかわして放った右足シュートはカバジェロがセーブ。87分、カンテの縦パスを中央で受けたウィリアンがモラタに完璧なスルーパス。シュマイケルと1対1となったチェルシーのエースは、GKにぶつけた後の2発めもキャッチされ、絶好のチャンスを逃しました。1-1のままタイムアップとなった試合は、延長戦に入ります。92分、ウィリアンに代わってペドロ。縦パスが収まらないチェルシーは、今日も厳しい展開を強いられています。

101分、負傷したクリステンセンが下がり、代わって入ったのはケーヒル。105分、ここまでよくやっていたシュマイケルが痛いミスを犯してしまいました。カンテの浮き球の落下点にはペドロ。DFにまかせていいシーンでしたが、飛び出した守護神は触れず、11番のヘディングが無人のゴールに刺さりました。コンテ監督はモラタをジルー、ピュエル監督は延長後半の頭にシンプソンとイボーラを下げ、アドリアン・シウヴァとディアバテです。107分にマフレズのFKを岡崎がヘッドで逸らすと、右からのグラウンダーをヴァーディーが落とし、マフレズがボレー。カンテにヒットして左にこぼれたボールは、先着したディアバテが左足シュートを放つもヴィクター・モーゼスが足元に飛び込んでCKに逃れます。

114分、ピュエル監督の4枚めはオルブライトンをデマライ・グレイ。スクランブルは実らず、ホームチームはここから1本もシュートを打てずに敗れ去りました。心身ともに疲れているようにみえたチェルシーが、疲れを知らないカンテと入ったばかりのペドロというコンビでシュマイケルのミスを誘い、難しい試合をものにしました。インターナショナルマッチウイーク前のカップ戦なら、どんな形でも勝てばOK。セミファイナルの組み合わせは、マンチェスター・ユナイテッドVSトッテナム、チェルシーVSサウサンプトンに決まりました。過去10年のFAカップでファイナル進出4回、優勝3回のチェルシーは、プレミアリーグ18位に勝てば昨季に引き続きファイナル進出です。セインツですか。マンチェスター・ユナイテッドにそっちを引いてほしかったのですが…!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

スワンズキラーのエリクセンが圧巻の2発!トッテナムが0-3圧勝でFAカップ4強進出!

キックオフからわずか1分、ネイサン・ダイアーが最前線に飛び出し、フォルムと1対1になりかかるも鋭い飛び出しでGKがブロック。プレミアリーグの後半戦を5勝3分3敗と好調のスウォンジーに、油断は禁物です。FAカップ準々決勝をアウェイで戦うトッテナムは、負傷したハリー・ケインの代役にソン・フンミン。2列めにラメラ、ルーカス・モウラ、エリクセンが並び、センターにはシソコとエリック・ダイアー。最終ラインのトリッピアー、ダヴィンソン・サンチェス、フェルトンゲン、ベン・デイヴィスはいつもの顔ぶれです。効果的なロングフィードを使いながらサイドを攻めるスパーズは、11分に天才プレーメイカーの見事なミドルで先制しました。

右サイドからドリブルで仕掛け、モーソンとバートリーが当たってこないのを見て左足でコントロールショットを放ったのはクリスティアン・エリクセン。左のサイドネットに吸い込まれた一撃に、GKノルフェルトは反応できませんでした。スパーズの司令塔は、スワンズとの公式戦9試合めで7ゴール5アシストの荒稼ぎ。勢いに乗ったアウェイチームは、14分にも決定機を創ります。右に流れたエリック・ダイアーがニアにいたルーカス・モウラにパスを通すと、元スパーズのトム・キャロルを簡単に抜き去ったドリブラーが右足でシュート。インパクトが弱く、ノルフェルトがキャッチしますが、プレミアリーグ14位はボックス手前でのチェックを厳しくしなければなりません。

23分、エリクセンがラインの裏に浮かした縦パスにソン・フンミンが反応し、持ち込んで放った左足シュートがクロスバーの下にヒットしてゴールイン。ラインズマンの旗が上がり、サポーターの安堵の声がリバティスタジアムを支配しますが、どうやらVARの出番です。映像ではDFと並んでいるようにも見えましたが、ジャッジは変わらず0-1のまま。30分の速攻は、エリクセンが左のラメラに展開し、ゴール前にきわどいグラウンダーが入りますが、ルーカス・モウラは1歩及びませんでした。37分、ショートコーナーの流れから右のラメラがエリクセンに預けると、左足の強烈なミドルはバーを直撃!1分後にエリクセンが蹴ったCKは、エリック・ダイアーのヘッドが惜しくもに外れました。

前半終了間際の46分、スパーズに追加点が入ります。シソコの縦パスをもらったラメラが中央に持ち込むと、左のコースを切らなければならなかったバートリーが右足で巻いたシュートを許してしまいます。セオリー通りに右をケアしていたノルフェルトは、まったく動けず0-2。プレミアリーグ出場3試合のDFが、緩いチェックで2失点の元凶となってしまいました。カルバリャル監督は、ハーフタイムにノートンを下げてナルシンを投入。先に1点返せれば、勝負はわからなくなります。

開始早々にラッシュをかけたスワンズ。ボックス手前でキ・ソンヨンが左に流したボールをオルソンがダイレクトで狙うと、フォルムがかろうじてセーブ。リバウンドに飛び込んだアブラハムのヘッドも、オランダ人GKが左に弾くビッグセーブでゴールを許しません。49分、エリック・ダイアーが左隅に打った素晴らしいミドルシュートは、上に弾き出したノルフェルトの反応が勝りました。ここからしばらくは、左サイドから中に斬り込むルーカス・モウラのドリブルショーが続きます。巧みなフェイントに翻弄されるスワンズ守備陣は、シュートだけは打たせず何とか希望をつないでいます。

60分、ボックス左のエリクセンがヘディングを外に流すと、ソン・フンミンの左足シュートはDFがブロック。2分後、またも白鳥キラーがゴールを決めました。ルーカス・モウラの縦パスで左に流れたエリック・ダイアーがリターンを中に通すと、打てないと判断したルーカス・モウラが後ろにフィニッシュを託します。エリクセンの強烈なシュートは、ノルフェルトのグローブを弾いて左のサイドネットへ。これだけ一方的な展開で3点差なら勝負ありです。73分、素晴らしいドリブルで左サイドを制圧したルーカス・モウラがお役御免で、ジョレンテが登場。3週間前にプレミアリーグデビューを果たしたばかりのブラジル人FWは、ようやく新しいチームに慣れてきたようです。

80分にファン・デル・ホールンが若いロバーツに代わると、ポチェッティーノ監督はラメラをデル・アリ。85分の左からのFKは、エリクセンの強いキックをGKが弾いて混戦となるも、ジョレンテは打ち切れません。反撃を許さなかったスパーズが順当にスワンズを下し、セミファイナル進出を決めました。

最も輝いていたのは2ゴールの天才エリクセンですが、普段は控えのシソコとルーカス・モウラの積極的なプレイも目を引きました。カウンター、サイド攻撃、縦に速いパスを通す中央突破と攻め方が自在なポチェッティーノ監督のチームは、1-4で勝ったプレミアリーグのボーンマス戦に続いて文句なしのワンサイドゲーム。アレクシス・サンチェス、モラタと前線に不振の選手を抱えるライバルクラブに対して、ワントップも2列めも好調なスパーズが一段上に見えます。セミファイナルと決勝を今季ホームとして使っているウェンブリーで戦える彼らが、今や優勝候補の最右翼。マンチェスター・ユナイテッドの優勝を祈っているのですが、デ・ヘア無双に期待するしかなさそうです。いやー、強い。CLでもっと観たかった…。競馬ではついつい大穴を買ってしまう私でも、FAカップ優勝チームを贔屓目抜きで当てろといわれれば、しぶしぶながら白に一票です。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ