果たして4位に残れるのか?上位に無敗のリヴァプールの「残り9試合」を大胆予想!

インターナショナルマッチウイークに入ると、プレミアリーグファンといえどもフットボール以外のことに目がいきがち。しばしの間、新聞やWebサイトに用がなくなった人を引きつけようと、イギリスメディアはあの手この手で煽っています。この時期の定番コンテンツといえば、ランキング企画、移籍関連ゴシップ、そして予想モノ。「得点王は誰だ?」「降格クラブはどこだ?」「プレミアリーグのTOP4に残るのは?」といった具合です。今季、特徴的なのは、アーセナルとヴェンゲル監督に関する話題が盛り上がっていることです。「ヴェンゲル監督は続投か?退任か?」「アーセナルは1996-97シーズン以来キープしてきたTOP4から外れるのか?」が2大テーマ。これはこれで興味が湧くのですが、私には同じぐらい前のめりになるテーマがあります。「リヴァプールは、TOP4フィニッシュできるのか?」。クロップ監督のチームには、ロマンと悲劇性が同居しているように思えるからです。たとえばそれは、こんなお話です。

「プレミアリーグの上位対決で6勝5分と無敗、つまりリーグ最強レベルといっていいチームが4位にも入れないかもしれない状況」「入団した時点で、強豪国のレギュラーと呼べる選手がひとりもいない”雑草集団”がこんなに強くなったという明るいサンプル」「ひたすら走りまくるゲーゲンプレッシングは、タイトなスケジュールのプレミアリーグで成功するのかという議論」。あらためて、エッジが立ったリヴァプールというチームについて、基本情報を整理してみましょう。

1970~80年代に欧州最強だった古豪。本拠地アンフィールドは世界が注目する極上のスタジアム。2004-05シーズンにベニテス監督の下でチャンピオンズリーグを制しながら、プレミアリーグ創設以降は優勝なし。マイケル・オーウェン、マスチェラーノ、シャビ・アロンソ、フェルナンド・トーレスなど欧州屈指の選手をスペインや国内ライバルに抜かれ、2000年代後半から低迷期に突入。SAS(スアレス・アンド・スタリッジ)が52ゴールを決めた2013-14シーズンは、怒涛の11連勝を決めてラスト3試合で首位に立ちながら、スティーブン・ジェラードの悲しいスリップと、ラスト9分で3-0から追いつかれたクリスタル・パレス戦の失態が響いて2位止まり。「最も優勝に近づいた男」ブレンダン・ロジャース監督は、ルイス・スアレスという巨大な穴を埋めきれずに無念の解任。2015年10月に、ユルゲン・クロップ監督が就任…。

ここからは、今季のお話です。現在のレギュラー選手で、レッズ入団時に既に強豪国の主力メンバーだった選手は、(オランダを強いとするなら)ワイナルドゥムぐらいでしょう。ほとんどの選手が、脇役、伸び悩みからの復活、成長途上、中堅国出身、セインツ。アグエロ、ポグバ、エジル、ロリス、アザールのような選手がいないのが、今のリヴァプールです。初年度はヨーロッパリーグとキャピタルワンカップでファイナルに進出しながら、欧州へのチケットを手に入れられなかったクロップ監督は、初めてのオフシーズンを有意義に過ごして雑草集団をコンセプチュアルなチームに仕上げ、プレミアリーグに送り出してきました。

出場選手の平均年齢26.4歳はトッテナムの次に若く、走行距離はリーグNo.1。先に触れたように11試合あったTOP7対決で負けておらず、次節にアンフィールドで行われるマージ―サイドダービーをドロー以上で終われば、無敗確定です。ベストメンバーが揃えば最強の称号を得てもいいチームが、なぜ今「TOP4フィニッシュできるのか?」といわれるのでしょうか。戦術面については、以前に「スカイスポーツ」が下位に取りこぼす理由を分析した記事を紹介しましたが、それとは違う視点で「レッズの負け方」をチェックし、ラスト9戦のポイントをあぶり出してみましょう。

まずいえるのは、「マネ、フィルミーノ、コウチーニョ、ワイナルドゥム、ララナ、ヘンダーソンの6人が揃えば負けない」ということです。1月の不振は、コウチーニョの負傷明けとマネのアフリカ行きが重なり、タイトなスケジュールを乗り切れる層の厚みがなかったことが最大の理由で、その後ハル・シティやレスターに敗れたのは、ヘンダーソンがいない状態に慣れていなかったからでもあるでしょう。来季、クロップ監督のフットボールへの理解者を各ポジションに1~2人ずつ増やせば、ゲーゲンプレッシングでプレミアリーグを勝てるのではないかと思います。その数人の名前がグルイッチ、ダニー・イングス、スチュワート、ジョー・ゴメス、アーノルドであれば、私にとっては最高のロマンです。話を戻しましょう。もうひとつ、興味深いのは、今季のリヴァプールの敗戦における共通項です。

■リヴァプールの敗戦は、「先に獲られて追いつけずに終わる」パターン。追いついて負けたのはスウォンジー戦だけ。逆転負けを喫したのはプレミアリーグ14節のボーンマス戦のみ。試合の途中で逆転されたこと自体が、この試合と翌週のウェストハム戦の2試合しかない
■ボーンマス戦を除くすべての敗戦が「上位対決の次戦」

1-3でリードしていた試合をひっくり返されたボーンマス戦を、魔がさした特殊な試合と目をつぶってしまえば、心身ともにコンディションがまずまずの状態で先に点を奪えば負けないチームといえるわけです。まとめると、こうでしょうか。「上位対決を終えたリヴァプールは、主力に負傷がなければラスト9試合は負けない」。要注意は、39ゴールのうち19ゴールをセットピースで決めているWBAと、ホームよりもアウェイのほうが戦績がよく、直近3試合をクリーンシートで完勝しているビッグ・サムのクリスタル・パレスです。主力がリタイアしないことを条件に、「リヴァプールは7勝を積んで4位に残る」と予想しますが、いかがでしょうか。こうなると、冒頭で紹介した「現在最も盛り上がっている話題」の答えは、この20年1度もなかった怖ろしいことになる可能性が高いのですが…。


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無題

更新ご苦労様です。
普段通りの力を発揮すればTOP4フィニッシュはさほど難しいミッションでは無いと思うのですが、そこを難しくしてしまうのが今シーズンのレッズです。鬼門なのはガナーズを粉砕したWBA、苦手ハマーズ、フィジカルで来るストークそしてホームとはいえ苦戦するパレスでしょうか。ここを落とさなければ見えて来ると思いますが、相手もレッズの弱点をどんどんついて来ると思うので、気が抜けないですね。
  • Macki
  • 2017/03/25(Sat)09:59:53
  • 編集

コメントありがとうございます。

Mackiさん>
クリスタル・パレスは、苦い記憶がありますからね…。気になる試合がいくつかありますが、主力のコンディションが落ちなければいけると思います。
  • makoto
  • 2017/03/28(Tue)10:06:12
  • 編集

あなたは?番め



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