激痛のマティプ骨折…3人のDFを失ったクロップ監督が決戦で選ぶ戦術を予想!

チャンピオンズリーグで「死のグループ」を抜け出した直後、日曜日にマンチェスター・ユナイテッドをアンフィールドに迎えるリヴァプールは、2018年の最終戦がアーセナル、年明け初戦がマンチェスター・シティとのシックスポインターと例年にない厳しいドローを突き付けられています。ベストメンバーなら、プレミアリーグの強豪相手の連戦も充分に戦えるのですが、バーンリー戦で足首を骨折したジョー・ゴメスに続いて、ジョエル・マティプまでリタイア!チャンピオンズリーグのナポリ戦に出場したCBが、クリバリのボディアタックでピッチに叩きつけられたのは、追加タイムが残り1分を切ってからでした。試合終了後、病院に直行して鎖骨骨折という診断を受けたマティプは、ゴメスと同様に6週間の離脱を余儀なくされています。

クロップ監督が頼りにできるCBは、ファン・ダイクとデヤン・ロブレンのみ。トレント・アレクサンダー・アーノルドも負傷しており、ナサニエル・クラインがフィットしなければ、ファビーニョが最終ラインで起用される機会が増えそうです。下位のクラブと戦うプレミアリーグでは、ファビーニョ、ワイナルドゥム、ファン・ダイク、ロバートソンの4枚を最終ラインに配する奇策が見られるかもしれません。「われわれには2人のCBが残っている。何かしないといけないのか?彼らは長い間いなくなるわけではないからね。とはいえ、新たなジャッジをしなければならない」。クロップ監督は、CBの補強は考えておらず、2人が1月下旬に戦列に復帰するまで耐える方針のようです。

「あなたが危機と感じるなら、それは危機なのだろう」。イギリスメディア「スカイスポーツ」は、「Jurgen Klopp says Liverpool must find defensive solutions against Manchester United(ユルゲン・クロップは、マンチェスター・ユナイテッドとの対決においてリヴァプールは守備のソリューションを見出さなければならないと発言)」と題した記事で、厳しい状況を抱えながら決戦に臨む指揮官のコメントを伝えています。「リハビリは既に始まっている。ジョーもトレントも同じようにね。それが彼らの日常だ。クールじゃないけど、それでも充分な戦力があるのだから、答えを見つけて週末に実践するのがわれわれの仕事だ」。レッズの監督は、既に日曜日の戦い方をシミュレーションしているのでしょう。

守備重視で戦うであろうマンチェスター・ユナイテッドに対して、レッズはどんな戦術をチョイスするのか。ナポリ戦で見せた厳しいプレスとショートカウンターの連発は、これぞゲーゲンプレッシング。後ろの負担を減らしたいクロップ監督は、前線からの激しいチェックを求めるのではないかと思われます。サラー、フィルミーノ、マネがプレスをかいくぐられたときの対応を考えれば、引いて受けようとするシーンが目立つファビーニョよりも、カバーに長けたヘンダーソンのほうが機能するでしょう。左右には運動量が豊富なワイナルドゥムとミルナー。シャキリとナビ・ケイタは、イーブンやビハインドで終盤にさしかかった際のジョーカーとして、手元に置いておくのではないでしょうか。

ビルドアップにスピードと正確性を欠くマンチェスター・ユナイテッドは、真正面からぶつかれば、ゲーゲンプレスの餌食になってしまいそうです。速いタイミングでルカクに当てたり、3トップのチェイスを無力化するロングフィードをサイドに入れたりする戦い方を徹底し、レッズの焦りを誘えればチャンスが増えるはず。左サイドにラシュフォードによるナサニエル・クラインいじめが功を奏せば、ファン・ダイクとのデュエルを回避してゴールに迫れます。レッズにとって、右のインサイドMFとSBとの連携構築がうまくいくかどうかは重要なポイントのひとつです。やはりここは、ミルナーでしょう。ナポリ戦で足を痙攣させてピッチに座り込んだベテランは、中4日あれば、いつもの走力を取り戻せるのではないかと思われます。

プレミアリーグで2失点以上が1度もないホームチームと、ビッグ6との直接対決で1失点以下がないアウェイチームの対決は、まっすぐ予想すれば3-1でレッズ順当勝ち。願望を込めれば、フェライニのヘッドでプラス1、デ・ヘアのビッグセーブでマイナス1として2-2ドロー。3人が負傷したといっても、アリソン、ナサニエル・クライン、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソンならプレミアリーグ屈指の最終ラインです。何度妄想しても、レッズ有利としか思えないのですが、われわれに勝ち目はあるのでしょうか。レッズのフォーメーション、モウリーニョ監督の守備戦術、アリソンVSデ・ヘア…日曜日の決戦は、見どころ満載です。


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スローインコーチ&サディオ・マネ…クロップ監督が歓喜する2つの契約延長ニュース!

「いいね。スペシャリストを抱えるのは常にいいことだ。彼はこの分野に精通している。試合が終わった後、スローインコーチと話すとおもしろいよ。彼はスローインの話しかしない」。ユルゲン・クロップ監督の話を聞いていると、どんなことでもおもしろく感じられてしまうのですが、スローインコーチという存在が興味深いのは確かです。トーマス・グロネマーク。51.33メートルというスローインの最長記録を持つスペシャリストが、このたび2019年6月までレッズとの契約を延長しました。

プレミアリーグ制覇をめざす無敗のクラブに、攻撃的なイメージを抱いている方が多いと思われますが、今季のレッズはオープンプレイからのゴールが13しかありません。ワトフォードと並ぶこの数字はプレミアリーグ5位に過ぎず、28を叩き出しているペップのチームの半分以下です。一方、セットピースからのゴールは6発で、こちらはリーグNo.1。シャキリというFKのスペシャリストを獲得し、アーノルドという飛び道具も備えたクロップ監督は、ロングスローも武器になりえると考え、珍しい肩書を持つデンマーク人と契約したようです。

8月にメルウッドにやってきたスローインコーチの一番弟子は、成長著しいジョー・ゴメスです。11月18日に行われたUEFAネーションズリーグのイングランドVSクロアチアで、78分の同点ゴールを生み出したのは、リヴァプールのCBが中央に送ったロングスローでした。投げようとしたサンチョにボールを預けろと要求したジョー・ゴメスが入れたボールを、ジョン・ストーンズがヘッドで裏に流し、ハリー・ケインのボレーのこぼれ球をリンガードがプッシュ。サウスゲート監督は、クロップ監督とグロネマークコーチの取り組みの成果をちゃっかりいただき、スリーライオンズをプレーオフ進出に導いたというわけです。

インターナショナルマッチウィークにおけるリヴァプールのいい話は、3か月の試用期間を経たスローインコーチとの契約延長だけではありません。11月22日、サディオ・マネが長期契約に合意。2016年の夏にレッズに移籍し、公式戦89試合40ゴール、プレミアリーグ67試合29ゴールという素晴らしい記録を残しているアタッカーについて、「BBC」と「スカイスポーツ」は2023年までの契約にサインしたと伝えています。4月にフィルミーノが2023年まで契約延長し、7月にサラーも5年の新契約を締結。プレミアリーグ屈指の破壊力を誇る3トップが、腰を据えてビッグタイトルをめざす体制が整いました。

コウチーニョが移籍した際に、バルセロナに対して「2021年までにレッズの選手と契約したら、追加で1億ユーロを支払う」という条項を呑ませたと伝えられているリヴァプール。セルヒオ・ラモスがいるチームに行きたがる選手はしばらく出ないとすれば、ワールドクラスを抜きに来るのはパリ、ユーヴェ、マン・シティぐらいでしょう。いや、クロップ監督の求心力を頼れる今は、そんな心配は不要なのかもしれません。トレント・アレクサンダー・アーノルドが「ワンクラブマンになりたい」と発言するなど、選手たちのロイヤリティの高さが、現在の強さの源泉となっているのだと思います。

土曜日のプレミアリーグ13節は、ヴィカレージ・ロードで難敵ワトフォードと戦います。ララナとチェンバレンしか負傷者がいないレッズは、いい状態でピッチに立てるのではないでしょうか。クロアチア戦のジョー・ゴメスを観た後ということもあり、終盤までビハインドを背負って奮闘する彼らを観たいという意地悪な気分が少々あります。右サイドからのスローイン。売り出し中のCBがロングスローを中に入れ、ストロングヘッダーのファン・ダイクが後ろに流したボールにサディオ・マネが飛び込み…!いよいよ本日、プレミアリーグが再開します。ワトフォード戦、楽しみですね!


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リヴァプールに足りないものは何か?マンチェスター・シティとのスタッツ徹底比較!

絶好のチャンスか、史上最悪のアンラッキーか。ユルゲン・クロップ監督のリヴァプールは、悲願のプレミアリーグ制覇に向けて、弱点だった守備力強化に成功。SAS(スアレス・アンド・スタリッジ)の大爆発で、優勝まであと1歩と迫った2013-14シーズンのチームは50失点を喫しており、攻守のバランスでは今季のチームのほうが上でしょう。しかし、やっかいなことに5年前よりもライバルが強力です。プレミアリーグ12節終了時点で9勝3分0敗、23ゴール5失点なら首位にいてもおかしくないのですが、最強ペップは10勝2分で36ゴール5失点。史上最多得点だった昨季を上回る破壊力で、テーブルのTOPに居座っています。こんなチームを相手にしながら「何が足りないのか?」という問いは酷ですが、彼らに勝てなければ、史上最強のグッドルーザーというありがたくないポジションしか手に入りません。主要スタッツを比較して、レッズの改善ポイントを探ってみたいと思います。

マンチェスター・シティが1位の指標を並べてみましょう。シュート数246本は、チェルシーの217本を引き離してダントツ。オンターゲット94本は、2位のマンチェスター・ユナイテッドの72本をぶっちぎっており、ポゼッション率63.7%とパス成功率89.5%はチェルシーを僅差でかわしています。パス本数はチェルシーに上にいかれているものの、攻撃に関するスタッツは軒並み1位です。一方、リヴァプールを見ると、ポゼッションは55.5%で5位、パス成功率は85.1%で3位、シュート数179本は3位でオンターゲット68本は4位。ちなみに、ビッグチャンスにおけるミスもマン・シティが26回でTOPに立っており、「Hit Woodwork」すなわちバーやポストに当てたシュートの数も9本で1位(ハダースフィールも9本!)です。それなりに失敗も多いのに、36ゴールをゲットしているのが驚異的です。

レッズが勝っているのは、プレミアリーグ7位の走行距離(ペップのチームは10位)と、1486本で1位のスプリント本数ぐらいです。「ペップとクロップはスタイルが違う」とつぶやき、話を終わらせるのも「負けない方法」のひとつですが、ゴール数36対23という厳然たるギャップは少しでも詰めておきたいところでしょう。スタッツをつぶさに見ていくと、最も改善したいのは、「MFのオンターゲットが少ないこと」です。ナビ・ケイタ4本、ワイナルドゥムとミルナーが3本で、ララナが1本のトータル11本。ダヴィド・シルヴァひとりで10本を数えるマン・シティは、アンカーのフェルナンジーニョが5本、サブのギュンドアンも4本で全部足すと27本になります。ミルナーのPK以外は2つしか決めていないレッズに対して、マン・シティは10ゴール。シャキリの2発をMFでカウントしても、ダブルスコアでライバルがリードしています。

単純計算でいけば、中盤の選手の6ゴールというギャップと、アグエロ8発VSフィルミーノ2発の差が埋まれば、レッズはマン・シティと同等の破壊力を手に入れることになり、取りこぼしリスクやシックスポインターの勝ち点ロストを減らすことができそうです。「フェキルのような得点力があるMFを獲り、昨季のコウチーニョのようにインサイドからゴールを狙わせる」「点取り屋を加え、フィルミーノをインサイドに下げる超攻撃的オプションを完成させる」という選択肢もありますが、1月のマーケットに期待しすぎるのは危険でしょう。「ナビ・ケイタ、ワイナルドゥム、シャキリという攻撃的な布陣を機能させる」といった戦術的なアプローチのほうがよりリアリティがあります。さらにもうひとつ、「スカイスポーツ」が指摘する改善ポイントがあります。「プレスの精度をいま1度高める」。彼らの主張を支える重要なスタッツを紹介しましょう。

昨季プレミアリーグにおけるリヴァプールは、厳しいプレスによって敵陣でのパスを11.2本に1回は奪えていました。今季は13.5本に1回と数字を落としており、2017-18シーズンの4位から12位にランクダウン。「リヴァプールはカウンターが減ったわけではなく、カウンターの効率が下がってムダが増えている」というのが、現地メディアの分析です。ナビ・ケイタ、ファビーニョ、シャキリと3人もニューフェイスが加わった中盤は、連携のクオリティは発展途上。ゴールに最も近い位置にいるフィルミーノのフィニッシュが増えないのは、プレスからのショートカウンターが減っている証拠のひとつなのかもしれません。どうする、クロップ。私の見立てと「スカイスポーツ」のレポートを重ね合わせれば、新戦力がフィット感を高めた後、とてつもなく強いチームが出来上がる可能性があります。2013-14シーズンは、2月から11連勝という爆走がありました。果たして、今季は…⁉


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サラーとの共存OK!シェルダン・シャキリがリヴァプールの公式サイトをジャックしている理由。

シャキリ、シャキリ、シャキリ…。リヴァプールの公式サイトは、シャキリ祭りでも開催しているのでしょうか。13日までの5日間で、実に6本の記事がスイス代表MFのネタです。「ここに来られて満足。ユルゲンの下で多くのことを学んでいる」「他のチームの結果を気にしてはいけない。自分たちが最高のレベルであり続けることが重要」「プレミアリーグではまだ無敗だ。いいパフォーマンスだった。少し幸運だったが、ゴールを許さなかった。続けていこう」「素晴らしいファンがいる。またKopの前でゴールを決められた。いい感触だった。ロボ(ロバートソン)の絶品クロスとナイスフィニッシュ。とてもうれしいよ」。ご本人のコメントが大量に配信されているばかりでなく、「彼は期待に応えているか」と問われたクロップ監督の言葉も紹介されています。

「もちろん。これ以上何をいえる?」「決定的な瞬間のための男だ。それがどんなことなのか、続くのかを確かめないといけないね。またも素晴らしいパフォーマンスとファンタスティックなゴール、マジでクールだ!」

最下位のフラム戦でゴールを決めただけなのに…と捉えると、シャキリの素晴らしさを見誤ります。直近の6試合で2ゴール3アシスト。10分しか出ていないアーセナル戦を除くすべてのゲームで、記録に残る仕事をしており、インサイドMFとしてサラーと共存できることも証明しました。ターニングポイントとなったのは、移籍後のプレミアリーグ初先発となったセインツ戦でしょう。10分に左サイドで切り返しを入れ、思い切りよく放った右足のシュートが、シェーン・ロングとウェズレイ・フートに次々と当たってゴールイン。幸運な先制点の主役となったシャキリは、前半終了間際に右に鋭く曲がる見事なFKをバーに当て、サラーのゴールを生み出しました。この試合はハーフタイムで交代となりましたが、レッズでやれる手応えをつかんだ濃密な45分が、次戦からの躍動につながります。

スタンフォード・ブリッジのチェルシー戦で66分に登場したプレーメイカーは、89分に前が空いていたスタリッジにパスを通し、スーパーゴールをお膳立て。9節のハダースフィールド戦では、完璧なタイミングでサラーを走らせる縦パスを入れ、決勝アシストと移籍後初のフル出場を記録しています。直後に行われたCLのツルヴェナ・ズベズダ戦でも先発すると、45分にワイナルドゥムの縦パスをダイレクトでサラーに落とし、出場した3試合で3連続アシスト。サラーとのコンビネーションに磨きをかけたシャキリは、カーディフ戦では11番の縦パスを巧みに操り、左隅に流し込んで今季プレミアリーグ初ゴールをゲットしました。

フラム戦のゴールは、ご本人が述懐している通り、ロバートソンの超絶クロスが8割。多彩なキックが持ち味のレフティにとっては、左のサイドネットにボレーで流し込むのは難しい仕事ではなかったでしょう。開幕前はサラーの代役と目されていたシャキリですが、5つのゴール&アシストのうち、エースと入れ替わってピッチに立ったのはチェルシー戦のみ。他の4本は一緒にプレイしており、今やサラーを最もうまく使えるMFといっても過言ではありません。

2014-15シーズンにバイエルンで出番を失い、インテルでもパッとせずにストークに流れてきた司令塔が、欧州の頂点を争うトップクラブに返り咲きました。「バイエルンでロッベンやリベリーとやっていたので、新しいことは何もない。素晴らしい才能がある選手というのがどんなものなのかは既にわかっている。われわれはいいチーム、若いチームだ。とても良好なプロセスを辿っており、このチームにいることを誇りに思う。いいパフォーマンスで、ファンとコーチに恩返しするよ」。短い時間でも決定的なシーンを創れる27歳が、レッズにタイトルをもたらす重要な役割を演じるのを楽しみにしています!


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決戦、ガナーズVSレッズ!クロップ就任後、5試合連続3失点以上のチームに秘策はあるか⁉

2015年8月24日、プレミアリーグ2015-16シーズン第3節、アーセナル0-0リヴァプール。ブレンダン・ロジャースの最後のエミレーツは、ガナーズがレッズの攻撃を封じた最後の試合でもありました。この年の10月にユルゲン・クロップがプレミアリーグに参入し、アーセナル守備陣にとって忌まわしい「蹂躙の歴史」が始まります。ドイツ人監督との初対決は、2016年1月のアンフィールド。90分にジョー・アレンの劇的な同点ゴールが決まり、3-3のドロー。2016-17シーズンの開幕戦でぶつかった両者は、ここでも壮絶な撃ち合いを展開します。1-1のハーフタイム明けにコウチーニョ、56分にもコウチーニョ、63分にマネが決めて1-4。チェンバレンとチャンバースのゴールで3-4まで戻すも、あと1点が獲れずにクロップレッズの逃げ切りを許しました。敵地でのリベンジマッチは、フィルミーノ、マネ、ワイナルドゥムで3-1の完敗。ダブルを決めたリヴァプールが勝ち点1差で4位に滑り込み、ヴェンゲル監督は就任以来守り続けたTOP4から脱落してしまいました。

昨季のアンフィールドでは、フィルミーノ、サラー、マネ、スタリッジと自慢の3トップ+1にいいようにやられて4-0惨敗。年末のエミレーツでは、0-2の劣勢からアレクシス、ジャカ、エジルが5分で3発をゲットしてひっくり返しますが、フィルミーノの同点弾で3-3となり、再度勝ち越すパワーはありませんでした。アーセナルから見ると、クロップ監督と戦った5試合は3-3、3-4、1-3、0-4、3-3。5試合すべてで3失点以上と、ヘヴィーメタル・フットボールに切り裂かれる展開を繰り返しています。

最大の理由は、中盤センターの脆さでしょう。バイタルエリアを自在に使うフィルミーノに、3試合連続で1ゴール1アシストを許しているのがその証拠です。モー・サラーもヴェンゲル監督のチームとの相性は抜群で、チェルシー時代に1発、レッズ移籍後は2戦2発。サディオ・マネも3ゴールと、レッズの強力3トップが封じられた試合はひとつもありません。

エメリ監督は、負の連鎖を止めることができるでしょうか。ナビ・ケイタとヘンダーソンを失ったクロップ監督は、ワイナルドゥム、ミルナー、ファビーニョと運動量豊富な3枚を並べてくるものと思われます。ベジェリン、モンレアル、コラシナツ、パパスタソプーロスと最終ラインに負傷者が多発しているチームが、リヒトシュタイナーとジャカを左右に配する最近の布陣を継続すれば、中盤の選択肢はおのずと限られます。ルーカス・トレイラは確定、カラバオカップのレッドカードで出場停止となるグエンドゥジのポジションには、アーロン・ラムジーでしょうか。彼らがフィルミーノを抑えられなければ、悪しき歴史が再現されることになります。

「スカイスポーツ」でプレミアリーグの勝敗予想を続けているポール・マーソンさんは、アーセナルの守備に対する評価が厳しく、「I can't see anything but a Liverpool win.(リヴァプールの勝利以外何も見ることはできない)」といい切っています。なるほど、予想は1-3でレッズですか。過去5試合の結果を尊重すると、そうなりますよね。ルーカス・トレイラは、忌まわしい歴史を変えてくれる存在なのではないかと密かに期待しているのですが、過大評価でしょうか。最大の見どころは、アーセナルのCBの前のスペースと、アーノルドのサイド。オーバメヤンが頭から出てくれば、堅守レッズも無傷ではいられないでしょう。

私の結論は、1-1ドロー。昨日、「エキサイティングなゲームを期待します」のひとことで留めておくと書いたばかりなのに、結局予想してしまいました。ポール・マーソンさんが煽るから…と責任転嫁しつつ、早々に退散させていただきます。両チームのサポーターならびにプレミアリーグジャンキーのみなさま、明朝5時に再会しましょう。


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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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