クロップは自虐ボケ、ペップはVAR批判…プレミアリーグ2強のマネージャー最新語録!

Yes: ”You finally arrived, welcome!”Ali did the same. Obviously it’s a goalie thing at Liverpool, no problem with that as long as we win the games. All good.(そうだね。”ついに来たね、ようこそ!”アリソンも同じことをやらかした。これは明らかに、リヴァプールのGKに起こることのようだね。勝ち続けている間は問題ないよ。すべてよしだ)」。プレミアリーグ2節のサウサンプトン戦で、ゴールキックをダニー・イングスにカットされて決められたアドリアンについて、クロップ監督は自虐ボケをかましながらフォローしました。一昨年のCL決勝でロリス・カリウスがキックをベンゼマに当てて失点を喫し、昨季プレミアリーグ4節のレスター戦では、アリソンがイヘアナチョにフェイントを仕掛けて失敗。奪われたボールをゴールに叩き込まれ、プレミアリーグ初失点を記録しています。

3人のGKは、サディオ・マネに感謝しなければなりません。勝負強い10番は、すべての試合でゴールを決めてミスの意味を軽くしてくれています。アドリアンがサポーターを呆然とさせるミスを犯したセインツ戦は、奇しくもアリソンのレスター戦とまったく同じ展開でした。マネが先制、フィルミーノが追加点を決めた後、GKが試合をおもしろくして2‐1フィニッシュ。クロップ監督は、冒頭の発言の後、「アドリアンは足が腫れていたにも関わらず、あまりにも多くのボールを処理した。彼のセーブ、プレイすべてに満足している。他のプレーヤーがビルドアップに関する責任を引き受けなければならなかった。鎮痛剤がもてばと願っていたよ」と、GKの厳しい状態について力説しました。

「木曜日、フライトしたときの彼の足首を見ていたら、ゴールを与えたパスでさえ”思っていたよりもよかった”というはずだよ」

ボケ、大げさ…クロップ節が炸裂したのは、後半の戦いぶりに自信を深めていたからでしょう。自分たちのスタイルでゲームをコントロールできたと語った指揮官は、前線の選手たちを激賞。「チェンバレンはブリリアント。群を抜いていた」はまだしも、ファンタステックなゴールだったとほめたマネを「the best moment at least of the first half, in the last second pretty much(少なくとも前半は最高の時間で、最終盤もとても美しかった)」とは、「どれだけ持ち上げるんだ⁉」とツッコミを入れたくなります。ロングボールとセットピースを活かして追いすがってきたセインツに1点差に迫られたときは、「また攻めなきゃいけないのか?」と思ったそうですが、実際にはスコアをキープすることに腐心し、狙い通りに3ポイントを手に入れたと自画自賛しています。

連勝スタートとなったリヴァプールに対して、プレミアリーグ王者は攻めまくったホームゲームを勝ち切ることができませんでした。以前から「VARを支持する」といい続けてきたペップも、立て続けにゴール取り消しを喰らい、黙っていられなくなったようです。「昨シーズンのCLのトッテナム戦でもこんなシチュエーションがあった。率直にいえば、2回めはさすがに堪える。でもこれが現実なんだ」。ガブリエウ・ジェズスのゴールシーンは、その前にボールに触ったラポルテが手に当てたように見えましたが、マン・シティの指揮官はロドリがラメラに潰されたシーンのジャッジも問題にしています。

「先週はウルヴスにも起こった。水曜日にはチェルシーもね。アドリアンはペナルティシュートアウトでゴールラインを踏んでなかった。今日の前半も驚いた。VAR said it wasn't and then at the end they did(あのシーンでVARはそうじゃないといい、最後にはそうだといった)」

…お気持ち、お察しします。プレミアリーグ開幕節のハマーズ戦でもガブリエウ・ジェズスのゴールが1度は認められながらもオフサイドとされており、2戦連続の逆転敗訴。とりわけ今回は「決勝ゴール取り消し」というわかりやすい結末だったこともあり、新システムの被害者ムードが漂っていますが、シーズンを通じてVARに阻まれる機会が最も多いのはペップのチームなのではないかと思います。何しろチャンスメイク数はリーグNo.1。オフサイドぎりぎりのタイミングで繰り出すパスを決め手にするチームは、おのずとVARに待たされる機会も多くなるでしょう。ペップも、そんなことは重々承知なのだと思われます。ひとしきり嘆いた後、「より多くのチャンスを得るためにハードワークを重ねる必要がある」と語っているのですから。

ロドリの転倒がスルーされ、後半のキックオフからのラッシュも実らず、172cmのルーカス・モウラに同点にされるという展開に、ペップのメーターは上がりっぱなしだったのでしょう。2‐2とされた瞬間、「何やってるんだ」といいたげに両手を挙げたアグエロを代えたとき、ペップとエースはピッチサイドで激しくいい合い、ミケル・アルテタに仲裁されました。このシーンについて事情を聞かれたペップのコメントも紹介しましょう。

「ゴールを決められた瞬間の彼に苛立っていたのを、わかっていたと思う。そんな感情もゲームの一部だ。ちゃんと後で話たよ。彼の気持ちはわかるし、とても愛しているよ」

とにかく明るいユルゲン・クロップと、時に激昂しながらも最後はフェアなペップ・グアルディオラ。VAR導入の新時代の幕開けに、彼らがどんなコメントを残してくれるのか、引き続き注目していきたいと思います。クロップは「クレイジー」、ペップは「タフ」を連発するのでしょうね。微妙なジャッジの積み上げではなく、誰もが納得する展開でプレミアリーグ王者が決まることを祈りつつ。


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ペップとクロップ…主張し合い、リスペクトし合うライバルたちのしびれるエピソードを。

いきなり宣伝で恐縮ですが、7月に発行された「フットボリスタ」の増刊「マンチェスター・シティ2018-19国内4冠&来日特別号」にて、記事を書かせていただきました。「着任3季目の発言から読み解く、水色ペップの頭の中」という2ページの読み物です。2018-19シーズンのペップ語録とその解説という定番企画なのですが、昨年6月から直近の5月までに稀代の名将が残したおもしろいコメントを現地記事からピックアップし、複数メディアの記事とプレスカンファレンスなどの動画で裏取りしたうえで翻訳するという膨大な作業によって何とか世に出た労作でございます。

珍しい下ネタあり、プレミアリーグと2つのカップ戦制覇という国内トレブル達成について「史上初ですが」と振られた際のジェントルな切り返しあり。ペップのフットボール愛と人となりを十全に伝えるべく厳選いたしましたので、お時間があればぜひ目を通していただきたく存じます。マンチェスター・ユナイテッドサポーターであり、クロップびいきでもある私としては、プレミアリーグ最強王者は目の上のたんこぶ(しかも巨大)なのですが、ペップについては「尊敬してます」のひとことです。

当代随一のコンセプトと戦術を持ち込み、マン・シティだけでなくプレミアリーグ全体のレベルを引き上げた偉業は、フットボールの母国の歴史に残り続けるでしょう。われわれは今、永遠に語り継がれるシーンを目撃し続けているのかもしれません。本日行われるコミュニティシールドで、2強からどんなメッセージを受け取ることができるかと思うと、キックオフの瞬間を待ち切れません。

さて、ペップといえば、先日珍しくユルゲン・クロップ監督にツッコミを入れてました。7月17日にアメリカのインディアナ州ノートルダムで行われたインタビューで、リヴァプールの監督がこぼした補強に関するコメントがトリガーです。

「いっているだろう?リヴァプールにとって、今年はビッグトランスファーウィンドウではない。過去2年間でチームに多額の投資をしてきた。毎年同じ調子でやることはできないよ。みんないうよね。”今こそ3億ポンドだ、いや2億だ”。そんなことができるクラブは、世界にたった2つしかないんじゃないか。バルセロナと(レアル・)マドリード。(マンチェスター・)シティとPSGも毎年いけそうだね」

他意はなかったのだと思われますが、うっかり入れちゃったんですね、「シティ」。これに対して、「事実ではないからいいたい」とペップが反論しました。「昨シーズンはひとり(リヤド・マフレズ)しか獲ってない。収支はマイナス1700万ポンドだ。2シーズン前に多額の投資をしたのは、30代の選手が10~11人いたからだ」「われわれは毎年2億ポンドも使えない。リヴァプールは昨シーズン、2億ポンド以上を費やした。そして今はできない、同じことだ」「われわれはこの夏、ロドリのバイアウト条項にある金額を支払い、アンヘリーノを買い戻した。これが事実だ」。いや、おっしゃるとおりです。クロップ監督も「獲れない」わけではなく「獲らない」だけですからね…。完全なる「もらい事故」に黙っていられなかったのでしょう。

一部で「舌戦」というニュアンスで報じられているようですが、クロップ監督に仕掛ける意図はなく、ペップも「議論ではない。事実ではないから口を開いたまで」と線を引きながらのコメントですので、本日ウェンブリーで握手していただければいいのではないでしょうか。プレミアリーグで鎬を削る2人は、リスペクトし合う間柄です。「Goal.com」が、クロップ監督が語ったチャンピオンズリーグ制覇の夜のエピソードを紹介しているのですが、これがまた、とても感動的なお話です。「'Jurgen, it's Pep!' - Klopp reveals details of Guardiola's Champions League final call and explains pair's 'respectful' relationship」と題されたニール・ジョーンズさんの記事の一部を、以下に引用させていただきます(2019年8月3日配信/翻訳筆者)。


「ピッチでは、リヴァプールの選手たちがチャンピオンズリーグ制覇を祝っていた。感情的で楽しく、心地よい疲労感。マドリードの夜の長いセレブレーションは、ずっと続きそうだった。しかしマネージャーにはやるべき仕事があった。彼には相手にすべき人々、いうべきことがあった。試合後のメディア対応という義務を終わらせなければならない。

そんななかで、彼は驚くべき電話を受けたのだった。

ドレッシングルームに着くと、前年の11月にマンチェスターシティから招聘したヘッドフィジオのリー・ノーベスがやってきた。”彼は自分の携帯電話を私に手渡したんだ”。Goal.comがワン・オン・ワンで行った独占インタビューに応じたクロップはそう語った。”私はスクリーンを見てPepといった。私は100%、それは自分が知るPep、Pep Lijndersだと思った。オッケー、でも何か変だ。話し始めて、ようやくそれが他のPepであることに気づいた”」

「”他のPep”はもちろん、リヴァプールの最大のライバルとなったマネージャーで、おそらくこんな夜に電話をかけてくると予想できる唯一の人物であるペップ・グアルディオラだった。グアルディオラは、マドリードでのクロップのポジションにあっさり着いていたかもしれない男だ。VARさえなければ、最後にリヴァプールの前に立ちはだかったのはスパーズではなくシティだったかもしれない…しかし、多少のジェラシーを感じていたであろうカタルーニャの男は、それを表には出さなかった」

「”そこには多大なるリスペクトがあった”とクロップは述懐する。”誰が誰に電話したのかはわからない。確かにリーはシティで彼と一緒に働いていた。ナイスだ。ナイスな瞬間だった。われわれは、どんなに素晴らしいシーズンだったかを話し続けた。いくつかのジョークも交えながらね。2人とも明らかにいい気分だったよ!”」


言葉を重ねる必要はないでしょう。いい話ですよね。ペップとクロップ…今季のプレミアリーグでも素晴らしいバトルを繰り広げていただければと期待しています。いよいよコミュニティシールドのキックオフまで12時間となりました。楽しみですね!



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妥協なき復帰は実現するのか…「スカイスポーツ」がジョゼ・モウリーニョに独占インタビュー!

「これほど、考える時間があるのは初めてだ。ここ20年、7月末から8月初旬にセトゥバルにいることはなかった。考え、再考し、分析する。そして思うのは…」。

2018年12月にマンチェスター・ユナイテッドから解任を通告されたジョゼ・モウリーニョさんが、「スカイスポーツ」のインタビューに応え、現在の心境を率直に吐露しています。「'Ze' is full of fire!」。幼ない頃の自らのニックネームを使い、「炎に包まれている」とフットボールへの情熱を表現した名将は、故郷にて「ここなら働きたい」と思えるクラブからのオファーを待つ日々を送っています。

「友人は、君の時間を楽しめばいいという。7月を、8月を、今までなかったことを楽しめばいい、と。正直にいおう。私は楽しめない。それを目いっぱい楽しめるほどハッピーではない。フットボールを失ったのに、心に火が着いている。私には約束がある。自分自身、愛してくれる人々、世界中のファン、私を触発してくれた人々との」

1月にベンフィカからのオファーを断り、「マネージャーに対する世界最高額オファー」といわれた中国スーパーリーグからの8800万ポンドにも首を縦に振りませんでした。「働きたい衝動があるなかで、仕事を断るのは最も困難なこと」とこぼしながら、プレミアリーグ、セリエA、ラ・リーガ、ブンデスリーガ、リーグアンのクラブというのが復帰の絶対条件と明言。「いつかはユーロやワールドカップで指揮を執ってみたい。ポルトガルでなくても構わないが、ポルトガルなら誇りに思う」といいつつ、代表チームの仕事は今はやりたくないと語っています。

彼のコメントに触れて、気になったのは「Mourinhista」という言葉です。モウリーニョのサポーター。自分に全幅の信頼を注ぎ、あらゆることをまかせてくれるオーナーとつながりたい…。プレミアリーグで戦っていた頃、アーセン・ヴェンゲルに辛辣な言葉を投げつけていたのは、ジェラシーの発露でもあったのではないでしょうか。「プレミアリーグで10年勝っていない監督がポジションを追われる気配がなく、選手の人事権まで掌握しているのに、率いたクラブを必ず優勝させている自分が思うままにスカッドを構築できないのは理不尽だ」。そんな思いを今も抱き続けているとすれば、復帰の道は茨の道でしょう。大半のフットボールクラブが、彼が望む世界とは異なる方向に舵を切っているからです。

プレミアリーグに限らず、欧州の強豪クラブにはフットボールディレクターがいるのが当たり前になりました。ダニエル・レヴィ会長がすべてを仕切るトッテナムのようなクラブもありますが、ワンマンオーナーは自分の意を汲んでくれる監督を求めるのが常です。自由にお金を遣えないのは大前提。「補強については何も知らない。答えられない。マネージャーではなくコーチと肩書を変えるべきだね」と不満をこぼしながら、オーナーが獲ってきた選手でチームを確実に強くするポチェッティーノ監督のような忍耐力がなければ務まりません。昨季プレミアリーグで、「彼の戦術はオールドファッションになっている」といわれた元マネージャーの主張は、古きよき時代を静かに継ぐ一部の小規模クラブのオーナーにしか受け入れられなくなりつつあります。

Ze has to be Ze and Ze until the last day, but I don't see the last day because my next move will be like the start!(ZeはZeであり、最後の日までZeだ。しかし私は最後の日を見ていない。次の動きは、始まりのようなものだからね)」

プレミアリーグの小規模クラブのオーナーが「すべてをまかせたい」といったら、モウリーニョさんはどんなリアクションを見せるのでしょうか。ラニエリ監督が奇跡を起こしたレスターのように、コンセプチュアルなサッカーで強豪と伍するモウリーニョさんを見てみたい気もするのですが…。せつない気分にさせられるインタビューを読みながら、「妥協なき復帰」を遂げる日が来ることを強く願う次第であります。


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ジェラード、アルテタは実現せず…ニューカッスルの新監督にスティーブ・ブルースが就任!

ラファエル・ベニテス監督への期待が大きかっただけに、プレミアリーグとチャンピオンシップを行き来するクラブに慣れたベテラン監督というチョイスには軽い落胆を覚えます。ニューカッスルの新監督は、シェフィールド・ウェンズデーを率いていたスティーヴ・ブルース。プレミアリーグの創立直後、サー・アレックス・ファーガソンが築き上げたマンチェスター・ユナイテッドの黄金時代にCBとして貢献した後、バーミンガムを経てシェフィールド・ユナイテッドでプレーイングマネジャーを経験。1999年の引退後は、中小クラブで指揮を執り続けてきました。

ハダースフィールド、ウィガン、クリスタル・パレス、バーミンガム、ウィガン、サンダーランド、ハル・シティ、アストン・ヴィラ、そしてシェフィールド・ウェンズデー。主な実績を挙げるとすると、7シーズンで100勝70分100敗というキリのいい数字を残したバーミンガムをプレミアリーグに引き上げたこと、2012年から4シーズンを過ごしたハル・シティで2度のプレミアリーグ昇格(つまり1度降格)といったあたりでしょうか。2019年2月に招聘されたシェフィールド・ウェンズデーでは、以前のプレミアリーグで主流だった4-2-3-1で堅守速攻に徹し、7勝8分3敗という手堅い数字を残しています。

ベニテス監督がニューカッスルと合意を得られず中国に去った後、後任候補として挙がったのは、野心あふれる刺激的な人物ばかりでした。グラスゴー・レンジャーズで指揮を執るスティーブン・ジェラード、ニースのパトリック・ヴィエラ、マンチェスター・シティでペップとタッグを組むミケル・アルテタ、エヴァートンからベルギー代表監督に転じたロベルト・マルティネス。プレミアリーグのレジェンドといわれる若き指揮官が、情熱のセント・ジェームズ・パークでサポーターを煽る姿を見られればと密かに期待していたのです。

華やかな名前が見出しを飾る一方で、クラブが不振になると声がかかるベテランの可能性もささやかれていました。再起のタイミングを計っていたデヴィッド・モイーズ、2017-18シーズンに不振に陥っていたエヴァートンを立て直したサム・アラダイス。スティーブ・ブルースも、もちろんこちらのカテゴリーです。適切な投資によってチームを改革しようとしているようには見えなかったクラブは、結局は頼みやすさと中小クラブを統率した経験を重視するのではないかと危惧していたのですが、不安は的中してしまいました。

いや、スティーブ・ブルース監督がダメだといっているわけではないのです。ニューカッスルに変革をもたらすフレッシュな指揮官の降臨を夢想していただけです。シェフィールド・ウェンズデーに、「未解決の法的な問題がある」といわれるような強引な引き抜きを敢行した最大のポイントは何だったのでしょうか。「子どもの頃ファンだったと公言する指揮官」「他の監督から色よい返事をもらえなかった」…新監督決定を報じた「BBC」は、サポーターから厳しい非難を受けているマイク・アシュリーオーナーの判断について、「不確かなオーナーによる不確かな任命」と揶揄しています。今回の決定からは、長期的な強化を推進したいという意志は感じられません。

何かとモヤモヤは残りますが、決まった以上は気持ちを切り替えて新指揮官に期待しましょう。新たなスタイルのなかで、武藤嘉紀がうまく機能するかという興味もあります。ミッションは、プレミアリーグ残留でしょうか。身売りの噂を引きずり続けているクラブは、アヨゼ・ぺレスとホセルを放出した後、未だひとりも新戦力を獲得しておりません。「補強予算は9000万ポンド以上」と報じられておりますが…。(スティーブ・ブルース 写真著作者/Struway)


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「フランク・ランパードは経験不足」…毒舌OBの新監督批判にいろいろモヤモヤした話。

プレミアリーグと長くお付き合いされている方なら、エマニュエル・プティさんをご存じでしょう。1990年代後半にヴェンゲル監督のアーセナルで活躍し、バルセロナを経て2004年にチェルシーでキャリアを終えたフランス代表MFです。前線に送る的確なフィードと、泥くさい守備のコントラストが印象的な選手だったのですが、現役を引退してからは、とにかく毒舌のイメージが先行するようになりました。彼の本拠地は、フランスのラジオ局「RMC」。昨季プレミアリーグでも、不甲斐ないチームや選手を斬りまくっていたのでした。

2018年11月には、モウリーニョ監督と選手の確執が噂されたマンチェスター・ユナイテッドを観て、「マティッチの弟がプレイしていたのか?」「スモーリング?もう疲れた」と酷評を連発。3月のノースロンドンダービーで槍玉に挙がったのは、シュコドラン・ムスタフィでした。「起用されてるのを見て驚いた」とドイツ代表CB不要論をぶち上げたクラブOBは、PKを与えたプレイを俎上に乗せ、「king of blunders(しくじりキング)」といい放ったのでした。いやー、写真を見ると、さわやか風ですよね。怖い怖い。人は見かけによらないという言葉を思い出させる毒舌キングは、未来について語るときもネガティブアプローチです。

今週末、フランク・ランパード監督がチェルシーで指揮を執ることになったと発表されると、待ってましたとばかりにプティさんが登場。ダービー・カウンティでプレミアリーグ昇格を逃した若き指揮官について、経験不足が懸念されると自説を主張したのですが、「しばらく経てば、選手たちは彼のマネジメントスキルに疑問を抱くはずだ。選手起用、戦術、トレーニングなど」とはツッコミすぎでしょう。ただでさえ、結果が出なければ容赦なく非難される因果な職業です。能力について云々するのは、せめてスタンフォード・ブリッジで何かやらかしてからにしてあげたいものです。ただし、このひとことはともかく、プティさんの未来予測は今回のランパード就任について懸念を感じている層の代表的な意見ではあります。


「素質はあると思う。ランパードは情熱的で野心があり、常にフットボールを愛し、チームメイトや監督に敬意を払ってきた。しかし私は、彼がチェルシーで指揮を執るのは早すぎると感じている。今の選手たちは、いつも監督を値踏みしており、要求に対して口を出してくる。タイミングも悪いね。エデン・アザールがいなくなり、補強もできない。おそらくタフなシーズンになるだろう」


なるほど。エースの移籍、補強禁止、有望な若手の長期離脱と悪いカードが揃っているのは確かです。とはいえ、これも「誰がやっても厳しい今こそが、フレッシュな監督がチームに変化をもたらす絶好のチャンス」と捉えることもできます。いずれにしても、クラブの忍耐力次第ですね…と思いながら、「このコメント、どこかで見たことがある」と気になっていたのでした。モヤモヤを拭えず、調べてみると、そうそうコレです。ガナーズのレジェンドが、ヴェンゲル監督の後任と噂されていたときのプティさんのご意見です。


「彼はスタジアムに銅像が建つぐらいの選手で、プレミアリーグのすべてのサポーターから愛されている。多くの人々が、彼が抱くフットボールへの情熱を今までとは違う形で示してほしいと思っており、それに応えることができるはずだ。しかし、彼には経験が足りない。ベルギー代表で3番めのアシスタントコーチだろう?現状のアーセナルには、チームを適切なルートに乗せてくれる経験豊富なマネージャーが求められている」


ティエリ・アンリに対するコメントと同じやん!ツカミは情熱リスペクト、オチは経験不足&時期尚早。プティさん、安全運転ですね。最初にほめた選手や監督が結果を出せないと、場の空気が批難モードになっているので、「アイツはいけるといってたヤツは誰だ?」となりがちですが、低評価スタートだった人物が活躍してハッピーな雰囲気になれば、「ダメだといってたヤツがいたけど?」という指摘は称賛の嵐にかき消されるのが常です。

プティさんのコメントを読んで、彼は凄いなとあらためて思いました。ペップ・グアルディオラ。何かが始まる前にネガティブなコメントを残すことはほとんどなく、「彼は素晴らしい。期待してる」というだけです。腹心のアルテタにアーセナル監督就任話があったときも、気持ちよく送り出そうとしていたのを思い出します。話は逸れますが、マン・シティが国内トレブルを達成し、プレミアリーグでは初の快挙ですねといわれたときのペップのひとことには感動しました。「男子ではね」。アーセナルレディースの偉業を把握しており、聞かれた瞬間に出てくるあたりに、フットボールに対する大きな情熱が感じられました。

いえ、決して「毒舌=悪」といっているわけではないんです。私はペップのようでありたいと思っているだけなのです。フランク・ランパードの厳しい船出に際しては、指揮官としてもレジェンドと呼ばれるような結果を残してほしいと、ただただ祈るのみです。…といいながら、ランパードもアンリもチェルシーもアーセナルも関係なく、判で押したような「アレクサ的毒舌」は、どうしてもいじりたくなります。ここは「毒を以て毒を制す」でいきましょうか。プレミアリーグに在籍していた頃に、口うるさいOBたちに反撃したこの方の言葉で締めさせていただきます。どうぞ。


「彼らはもうユナイテッドにはいない。それなのに、いつもTVでユナイテッドへの不満をこぼしている。『アレはこうだった』『こうあるべき』…そんなにユナイテッドで仕事をしたいなら、クラブにいって仕事もらってこいよといいたくなるね」(ズラタン・イブラヒモヴィッチ)


プティさん、いかがでしょう?コーチのご経験はないようですが、情熱があれば!(エマニュエル・プティ 写真著作者/Christophe95)


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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