0-1の明暗。勝ち続けるユルゲン・クロップと停滞するジョゼ・モウリーニョの最新語録!

プレミアリーグ22節、トッテナム0-1リヴァプール。5試合連続クリーンシートという記録とセットで連勝街道を驀進する最強チームと、11月から絶賛立て直し中ながら解任ブースト終了の雰囲気漂う6位の対戦は、さもありなんと納得のスコアで幕を閉じました。勝ったレッズはプレミアリーグ20勝1分というパーフェクトな数字を残しており、61ポイントは欧州5大リーグにおける21節終了時の最高勝ち点記録です。完全なる独走態勢に入ったユルゲン・クロップ監督は、明るいキャラとハートウォーミングなエピソードばかりが記事になる「わが世の春」状態。片や後半戦未勝利のジョゼ・モウリーニョ監督は、必死に耐える姿をフォーカスされています。明暗が分かれたこのタイミングで、プレミアリーグで最も秀逸な芸人2人の最新語録を残しておきたいというのが、本日この記事の趣旨でございます。

レッズの指揮官がジャーナリストたちの爆笑を誘ったのは、シックスポインターの直前に開催された恒例のプレスカンファレンスでした。「現役時代のモウリーニョ監督のポジションを知っているか」と難易度の高い問いを投げかけられると、プレミアリーグNo.1の堅守を構築したドイツ人監督は「誰か知ってる?わからなくても責めないでほしい」と自陣にベタ引き。手がかりゼロの状態から、「彼はGKだったと思う。チャリティマッチで歩けなくなっても、ゴール前に立ってればいいからね。GKだろう?知りたい。ほら、ググって!時間はない?いや、ある!」と、無謀なカウンターに打って出ました。

Googleの検索画面が、敵将がMFだったことを示すと、クロップ監督は平謝り。「すまない、ジョゼ!彼はチャリティマッチで、ゴールの前でプレイしていたから…」とオチをつけるのを忘れませんでした。最少得点を守り切った試合後には、「ボビーとハグをしようとしたら、もっと決めないといけなかったと謝ってきた。その必要はないといったよ。彼はスーパーなプレーヤーだ」とMVPをリスペクト。起用しなかった新戦力については、「タクミにはフィットするための時間を与えるべき。あれもこれもと詰め込んではダメだ。できるだけ自然にやってほしい」と、勝負は先であることを強調しました。

「フィルミーノが決めたシーンの直前のスローインはマイボール」「タンガンガに対するロバートソンのチャージはレッドカード」。ジャッジに対する不満をこぼすあたりは、いかにもモウリーニョでしたが、0-1で敗れた指揮官は、プレミアリーグ首位チームの完成度の高さをリスペクトするのを忘れませんでした。「リヴァプールは、あの監督と5年も一緒に戦っている。選手たちは、彼のフットボールに完全にフィットしている。フィジカルのコンディションは、特定のプレースタイルに適応するためにとても、とても重要だ。われわれがラスト20分間のようにプレイし続ければ、チームはガス欠を起こして倒れてしまう」。12月以降の公式戦10試合は3勝2分5敗と、前任者と変わらないペースに陥った新しいマネージャーは、思うようにタレントを使えない悔しさをかみ殺すような発言が増えています。

エリクセンは最高の状態かと問われると、「ノーといわざるをえない。理由はわかっている、私はバカじゃない」。インテル移籍が取り沙汰されている選手について、批判しないと前置きしながら、「このような状況に置かれたプレーヤーが、最高レベルのパフォーマンスを見せないのはよくあること」と語りながら、それでもひとたびピッチに立てば貢献してくれているとフォローしています。プレミアリーグ20戦11発のハリー・ケインがいつ復帰するかは「わからない」。以前なら、プレスに対しても新戦力の必要性をアピールしていた指揮官は、ゴール前にバスを停めるかののような耐える姿勢を崩さないと決めているようです。

「われわれは最善を尽くすつもりだ。それ以上の情報はない。いつも答えは同じだ。彼が戻ってくるのは4月中旬か、下旬か、来季かもしれない。私にはわからない」

エースに加えて、シソコとエンドンベレも失った指揮官は、稀代のプレーメイカーがチームを離れるのを織り込んでチームを再建しなければなりません。実績があるアンチェロッティではなく、監督未経験のアルテタを選んだアーセナルについて「おそらく現在の最高の監督は、敗北のない監督だ」と揶揄した名将は、勝利を重ねて自らの価値を知らしめることができるでしょうか。ベンフィカMFジェドソン・フェルナンデスがメディカルチェックを完了と報じられていますが、前線の選手に対するオファーのニュースは未だありません。

「スカイスポーツ」のエイダン・マギー記者は、「ハリー・ケインの負傷は、ジョゼ・モウリーニョとダニエル・レヴィの関係構築における最初のテスト」と煽っていますが…。この冬は、攻撃的な物言いでプレスルームを盛り上げてきた指揮官が忍耐強く語る言葉が増えそうな雲行きです。


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最後はペジェグリーニ~プレミアリーグを2019年で終えてしまった監督たちを振り返る。

2019年12月28日、ウェストハムはマヌエル・ペジェグリーニ監督の解任を発表しました。ウカシュ・ファビアンスキがゴールマウスにいたプレミアリーグ7節までは3勝3分1敗と絶好調。2-2で引き分けたボーンマス戦で絶対的守護神が負傷し、エスパニョールから獲得したばかりのロベルト・ヒメネスに最後方を託してから、百戦錬磨のチリ人指揮官の運命は暗転しました。最終ラインが踏ん張れなくなり、19節までの11試合を2勝1分8敗。ファビアンスキが復活したホームのレスター戦を1-2で落とした直後、デヴィッド・サリバン共同オーナーがついに大鉈を振り下ろしました。「クラブが目標に向かう軌道に修正するために、明確な変化が必要だった」。毎年、ボクシングデーの前後に嫌というほど聞かされてきたプレミアリーグの慣用句です。

ハビ・グラシア、マウリシオ・ポチェッティーノ、ウナイ・エメリ、キケ・サンチェス・フローレス、マルコ・シウヴァ、マヌエル・ペジェグリーニ。年末までに6人の解任は、フランク・デブールやロナルド・クーマンが11月までもたなかった2017-18シーズンと同じ数で、直近5シーズンでは最多タイとなります。なかでも昨季のCL&ELのファイナリストであるポチェッティーノとエメリの「sacked」は衝撃でした。ビッグ6の指揮官が、クリスマスの前に複数解任となったのは、ブレンダン・ロジャースとジョゼ・モウリーニョが飛んだ2015-16シーズン以来です。両者に共通するのは、チームのキーマンとの関係が難しくなっていたこと。エメリ監督は、メスト・エジルの不可解な起用法を話題にされ続け、ポチェッティーノ監督もパフォーマンスが向上しないエリクセンの扱いに悩まされました。

彼らの状況を、別な切り口で表現すれば、「オープンでフェアな競争環境をキープできなかった」となります。ユルゲン・クロップ監督は、プレミアリーグ19戦18勝という驚異のハイペースで首位を走っていますが、その足跡は快勝の連続とはいえず、1点差勝利が9つもあります。クロップは、なぜこれだけ勝てたのか。エメリとポチェッティーノがプレミアリーグ5試合連続勝利なしという苦闘を強いられたのは、なぜなのか。相手チームとの戦力差、戦術、交代策などさまざまな要素が入り混じっての結果ではありますが、大きな要因として「自信」と「信頼」の有無があるのではないかと思われます。

昨季プレミアリーグで30勝7分1敗と負けない1年を過ごしたレッズは、チャンピオンズリーグ準決勝では敵地で3-0と完敗したバルセロナ相手に、アンフィールドで4発を叩き込んで大逆転。厳しい状況のなかで勝ち切ってきた積み重ねが、最後まで戦い抜けば勝てるというチームの自信につながっているのではないでしょうか。オリギやシャキリ、ララナなど、控えの選手たちが腐らずに力を発揮できるのは、「監督は勝つために選手を選び、外している」ことを信じられるからでしょう。ひとたび起用法のフェアネスを疑われ出した監督は、選手たちの潜在能力を引き出すことができず、もう一発ほしいシーンで結果を出せずに終わる試合が増えるのだと思います。

デル・アリの負傷離脱も重なったポチェッティーノ監督は、エリクセンの代役と目されていたロ・チェルソを早期にフィットさせることができず、CL決勝進出の立役者ルーカス・モウラの使い方も怪しくなって得点力を大きくダウンさせてしまいました。オーバメヤンやラカゼット、ジャカ、エジルらが移籍を検討していると報じられたエメリ監督は、フランクフルトにホームで逆転負けを喫した試合が限界でした。

絶対的存在だったグイェの後釜として期待されたグバミンを、開幕からわずか2試合で失ったエヴァートンのマルコ・シウヴァ監督も、中盤と最終ラインの不安を払拭できないままでチームを去ることになりました。エースのリシャルリソンでさえ、どこがベストポジションなのかわからず、中盤の選手をコロコロ変え続けた指揮官の下では、自信と信頼が生まれる余地はありませんでした。

指揮官を代えたチームに共通する要素としてもうひとつあるのは、「フィットしない新戦力」です。トッテナムはロ・チェルソ、セセニョン、エンドンベレが全員微妙。アーセナルはニコラ・ペペが本領を発揮しておらず、ティアニーとダニ・セバージョスは負傷リタイア。マルティネッリは数年後に開花するタレントで、ダヴィド・ルイスはコシールニーの安定感を引き継げる存在ではありません。ワトフォードが2人も監督をクビにする羽目に陥ったのは、高齢化した最終ラインと前線の主力に取って代わる存在を連れて来られなかった経営陣のエラーでもあるでしょう。

長期にわたってプレミアリーグ最下位に沈んでいたワトフォードは、3人めのナイジェル・ピアソンがレギュラーを固定させ、就任以来2勝2分1敗と好転させつつあります。トロイ・ディーニーのスタメン復帰がいい起爆剤になっており、モウリーニョが来てから絶好調のデル・アリともども、キーマンが戦うマインドを取り戻したことでチームが立ち直った好例といえるのではないでしょうか。

ウェストハムは、2017-18シーズンに7ヵ月だけ指揮を執ったデヴィッド・モイーズ監督を呼び戻しました。2021年6月までという短い契約は、「プレミアリーグ残留さえ果たしてくれればOK」というショートリリーフが前提であることを示しています。デッドラインデーの前倒しで新戦力獲得の難易度が高まり、補強の失敗が目立った今季は、リヴァプールやウルヴス、シェフィールド・ユナイテッドなど「主力の離脱も不振もない完成度が高いチーム」が躍進した感があります。新しい監督たちの成功と失敗を分ける要素として、夏の不足を補う冬のマーケットの重要度が俄然高まっているのではないかと思います。いよいよ1月。リフレッシュしたチームはもちろん、課題が明確になった停滞モードのクラブのニューフェイスに注目しましょう。


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信じる道は茨の道、極上のギャンブル…ミケル・アルテタのアーセナル指揮官就任は是か非か⁉

「BBC」のサイモン・ストーンさんが、「日曜日にエミレーツにおいてマン・シティが0-3で勝利した後、マネージングディレクターのヴィナイ・ヴェンカテシャム氏がアルテタの自宅の外で撮影された」と記しています。プレミアリーグ9位に沈むアーセナルは、ウナイ・エメリ前監督の後釜の候補をひとりに絞ったのでしょうか。ペップ・グアルディオラの下でコーチを務めるクラブOBを復帰させるというプランは、2020年の夏ならばテンションが上がるお話です。しかし…。

エメリの下で空中分解寸前となったチームは、トップがフレディ・リュングベリに代わっても厳しい戦いが続いています。プレミアリーグ4試合で1勝1分2敗。降格ゾーンにいるノリッジとのアウェイゲームは、常に先行される苦しい展開で2-2のドローに終わりました。ブライトン戦では、ホームにも関わらずシュート数で12対20と圧倒され、1-2の完敗。昨季プレミアリーグ王者との一戦では、ケヴィン・デブライネを抑えることができませんでした。本拠地エミレーツで6戦連続勝利なしは非常事態。課題山積のチームを早期に改善したければ、プレミアリーグで指揮を執った経験が豊富な人物を招聘するのが得策でしょう。

チェルシーで2度にわたって暫定監督の座に着いたフース・ヒディンクは、9月に中国オリンピック代表監督を解任されました。イギリスのラジオ放送「talkSPORT」に招かれたサム・アラダイスは、ガナーズの守備はすぐにでも改善できると豪語しています。「私がアーセナルに行けば、明日にでもディフェンスはよくなるね。問題ない。これまで、どのクラブでもやってきたことだ。ニューカッスル、ブラックバーン、ボルトン、ウェストハム、クリスタル・パレス、エヴァートン…すべてのクラブで」。どちらの監督も、グーナーにとっては抵抗感があるものと思われますが、これから半年に限れば、新人監督に託すよりも低リスクです。

ペップの哲学と戦術がインストールされたアルテタは、あまりにもぎこちないビルドアップの改善から着手するのではないでしょうか。広大なスペースが空いてしまう中盤の真ん中をケアさせるべきは誰なのか。ムスタフィやチャンバースがミスを連発する最終ラインは、誰をどう使うのが最適なのか。ビッグ・サムなら、後方に人数を割いてシュートコースを塞ぎ、オーバメヤン、ニコラ・ペペらのスピードを頼るシンプルなアタックを徹底させるでしょう。おそらくそれは、アルテタのドキュメントにはない戦い方です。37歳の若き指導者は、プレミアリーグを戦いながら、抜本的な改革を推進しなければなりません。

アルテタが妥協なき改革を断行すれば、解任ブーストが発動するか、勝ち点を落とし続けるかは丁半博打の世界です。後者の目が出たとき、エミレーツに集うグーナーたちは、もはや恒例行事となりつつあるブーイングを我慢できるでしょうか。クラブOBに長期的な成功を求めるという選択肢は、経営ボードやサポーターが腹を括るのとセット企画です。

1年前、マンチェスター・ユナイテッドにやってきたスールシャールは、「指揮官と選手の確執によって壊れかけたチームを短期的に立て直す暫定監督」という役割しか期待されておらず、火中の栗を拾ってくれたと好意的に受け止められました。これに対して、今回のアーセナルがOBを連れてくるとなれば、リュングベリがスールシャールの役割を全うできなかった後を受けて施される本筋の監督選びです。成功すれば英雄、しかし失敗すればオーバメヤンら主力がクラブを見限るかもしれません。「暫定監督を挟んで、長期的な強化を託す人物は夏に招聘する」としたほうがリスクは低いなかで、古巣の救世主となることを期待されるアルテタには相当なプレッシャーがのしかかってくるはずです。

経験豊富な監督に今季を預けて、夏にアルテタやナーゲルスマンなどの若い才能を招聘する…CL出場権を諦めるのはまだ早いガナーズのベストチョイスは、このプロセスだと思いますが、アルテタが難易度の高いプロジェクトを引き受けたら全力でリスペクトします。グーナーが最も喜び、納得し、プレミアリーグが最高に盛り上がるのは、彼が漢気を見せるというストーリーであることだけは絶対間違いないと信じられるからです。ペップは、気持ちよく送り出すと約束してくれています。ステージは目の前にあります。どうする、ミケル・アルテタ…⁉ 週末のプレミアリーグが、「イニシャルA」の2人の初陣対決となったら激アツです。


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本気か、エヴァートン!? 現地メディアが「アンチェロッティと基本合意」と一斉報道!

Carlo Ancelotti agrees deal to become Everton manager(カルロ・アンチェロッティがエヴァートンの監督就任の契約に合意した)」。イギリスメディア「スカイスポーツ」が、マルコ・シウヴァ前監督の後釜探しに奔走していたエヴァートンの大物招聘を報じています。元チェルシーの指揮官は、月曜日の早い時間にリヴァプールに到着し、クラブの経営ボードと面談を行ったと伝えられています。プレミアリーグ16位に沈む古豪は、過熱する報道を牽制したかったのか、この日の夕方にステイトメントをリリース。新監督について発表できる情報はないと強調しています。

「マルコ・シウヴァがクラブを去ってから11日間、エヴァートンのボードは新しいマネージャーを採用するための取り組みを続けており、多くの候補者とミーティングを実施した。しかし、これまでは誰にもオファーしておらず、プロセスからの撤退を選択した候補者はいない」
「できるだけ早く新たな監督を招聘したいと考えているが、唯一の重要な使命は適切な契約がなされること」
「選定が続く間は、ダンカン・ファーガソンが暫定指揮官として残り、水曜日の夜に行われるカラバオカップ準々決勝のレスター戦を担当する」

2009-10シーズンにチェルシーを率いて、プレミアリーグとFAカップのダブルを達成したアンチェロッティ監督は、12月10日のCLグループ最終節でゲンクに完勝した直後にナポリから解任を通告されたばかり。1999年2月にユヴェントスの監督に就任してからは、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、ナポリとビッグクラブの仕事ばかりを引き受けてきた名将にとって、タイトル獲得に縁がないエヴァートンはもの足りないクラブではないのでしょうか。

タイトル獲得の実績がある指揮官を求めていたファルハド・モシリ筆頭株主にとっては、うってつけの人物であるのは間違いありません。一方、2001年にミランに乗り込んでから、ナポリ以外のすべてのクラブでリーグ制覇かビッグイヤー獲得を果たしている監督にとっては、プレミアリーグの下位に沈むクラブの立て直しは、1995-96シーズンにレッジャーナをセリエAに昇格させて以来23年ぶりのミッションです。ピックフォード、マイケル・キーン、トム・デイヴィス、カルヴァート=ルーウィンといったイングランド代表クラスを揃え、リシャルリソン、イオビ、グバミン、モイーズ・キーンら伸びしろがあるタレントがいるとはいえ、現状からタイトルまでの道のりは長く険しいルートに見えます。

デヴィッド・モイーズの最高順位は4位、ロベルト・マルティネスは5位、ロナルド・クーマンは7位、マルコ・シウヴァは8位。2010年以降、マンチェスター・シティとトッテナムがビッグクラブといわれるポジションにのし上がり、ひと頃はCL出場権をめざしていたトフィーズの目の前にあるハードルは一気に上がってしまいました。アンチェロッティは、ユルゲン・クロップのような足跡を刻めるでしょうか。本気で上位進出をめざすなら、クロップとタッグを組むマイケル・エドワーズSDのような存在が不可欠でしょう。

チェルシーからレンタルしていたズマの代わりを獲らなかったこと、ルカクを売ったお金で点取り屋タイプのストライカーを連れてこなかったこと(ルーニーに期待したのかもしれませんが…)など、ロナルド・クーマンやマルコ・シウヴァの不振には補強が足りなかったという面もあるのだと思われます。「テレグラフ」は、「アンチェロッティとは2024年までの長期契約を締結する見通し」と報じています。これが事実だとすれば、2023年を予定している新スタジアムのオープンを百戦錬磨のイタリア人監督とともに迎えるプランということになります。

本気でTOPをめざすのか、エヴァートン!? アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが長期的な強化に失敗すれば、4年後のプレミアリーグの勢力図は大きく変わっているかもしれません。いや、まずは「彼がホントに来るのか」ですね。「ダンカン・ファーガソンがカラバオカップ準々決勝のレスター戦を担当する」とわざわざ限定するような表現は匂います。カップ戦の後、週末に行われるプレミアリーグ18節のアーセナル戦は…!


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アーセナルとエヴァートンが交渉開始!? アンチェロッティのプレミアリーグ復帰はあるのか?

チャンピオンズリーグでグループステージ突破を決めた夜、ナポリのアンチェロッティ監督が解任されました。欧州ではノルマをクリアしたものの、セリエAでは5勝6分4敗で7位と停滞。直近7試合で5分2敗と勝てなくなった姿は、プレミアリーグで苦しんでいたウナイ・エメリ監督と酷似しており、現地のジャーナリストたちが「チームはアイデンティティを失った」「サッリ時代のハングリーさがない」と解任の可能性を匂わせている状況でした。

このニュースを受けて、イギリスメディアが一斉に名将のプレミアリーグ復帰を話題にしています。「エヴァートンが交渉を開始した」と書いたのは「スカイスポーツ」。これに対して「ミラー」は、10人の候補者のひとりとしてアンチェロッティもリストアップされていると報じています。

「スカイスポーツ」は、数日前に「ウナイ・エメリの次の就職先はエヴァートン」とぶち上げたばかりです。ガナーズを解任されたばかりのスペイン人監督は、トフィーズの幹部とロンドンで会談したといわれており、ご本人は前向きに検討しているとも伝えられています。「BBC」と「テレグラフ」は、上海上港を率いるヴィトール・ペレイラ監督を本命視。2011-12シーズンにポルトに招かれ、スーペルリーガ2連覇を達成した51歳の指揮官は、2015年1月から指揮を執ったオリンピアコスでもリーグ制覇を成し遂げ、昨シーズンは上海上港で中国スーパーリーグ優勝と実績は充分です。テレグラフは、「エヴァートンは3年契約を提示した」と報じていますが、高い年俸が保証されている中国を離れてプレミアリーグを選ぶメリットは大きいとはいえないでしょう。

エヴァートンのリストに名前がある人物として、バレンシア前指揮官のマルセリーノ・ガルシア・トラルさんや、ボーンマスで11年めのシーズンを過ごしているエディ・ハウ監督、2000年代にトフィーズを欧州で戦えるクラブに成長させたデヴィッド・モイーズが挙げられていますが、いずれも可能性は低いといわれています。アンチェロッティやエメリとこれから交渉を始めるといわれているクラブは、もうしばらくクラブOBのダンカン・ファーガソンに現場をまかせることになりそうです。

「ミラー」が挙げているガナーズの10人には、ミケル・アルテタ、パトリック・ヴィエラ、ロベルト・マルティネスなど、プレミアリーグになじみがある顔ぶれが揃っています。次期監督の選定に携わっているのは、フットボール部門の責任者であるラウル・サンレヒ、エドゥTD、マネージングディレクターのヴィナイ・ヴェンカテシャム、契約交渉担当のハスファーミー。彼らはすべての候補と面談し、情報を揃えてから適任を絞り込むという長期戦を想定しているようです。アンチェロッティが自由になったというニュースは、指揮官決定プロセスを一気に短縮する決め手になりえるでしょうか。2009-10シーズンのチェルシーで、プレミアリーグとFAカップのダブルを達成している指揮官は、「アッレグリはない」といわれている状況では実績No.1です。

アンチェロッティ監督が気になるのは、直近のパリ、レアル・マドリード、バイエルン、ナポリがいずれも2年以内の短命に終わっており、ドイツとイタリアでは2年めに選手たちと確執があったと報じられていることです。エヴァートンを強くするというミッションはおもしろいと思いますが、ガナーズとなると、「マンチェスター・ユナイテッドのファン・ハール」と同様にカップ戦だけ勝ったワンポイントで終わってしまう予感があります。ライバルの試行錯誤をトレースするようなチョイスではなく、若い監督を口説いて、腰を据えて再建に取り組んでもらうほうがいいのではないでしょうか。ノースロンドンもマージーサイドも、新監督関連のゴシップが乱れ飛ぶ日々が続きそうな雲行きです。


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HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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