「永遠に残る思い出を作った」…ハダースフィールド、功労者ワグナー監督との悲しき訣別。

「双方合意の上」といわれる監督の辞任のほとんどは「Sacked(解任)」であるというのがプレミアリーグの定説ですが、最下位に沈むハダースフィールドのディーン・ホイルチェアマンは、このたびの結論は本当に一緒に決めたことなのだと主張しています。「以前からいっていたように、今季はデヴィッドを解任する気はなかった。偉大な男…デヴィッドは私たちに、フットボールマネジメントの厳しさから解放される必要があると明言した」。プレミアリーグ22試合2勝5分15敗と不振にあえいでいたデヴィッド・ワグナー監督は、クラブが浮上するために自らが去るべきと考えたのでしょう。2015年11月から4年に渡る蜜月は、プレミアリーグ9戦勝利なしという無残な戦績によって終わりを告げることになりました。

シーズンが終わるまで、ワグナー監督が指揮を執るのが最善と判断していたと語るクラブトップの言葉は、そのまま受け取ってもいいのではないでしょうか。ドルトムントのセカンドチームからやってきたドイツ出身のアメリカ人監督は、2016-17シーズンにクラブをチャンピオンシップ5位に引き上げ、45年ぶりのトップリーグに導いた功労者です。

「われわれは、このクラブを過去50年で最高のポジションに導き、永遠に残る思い出を作った。彼の功績は、ハーバート・チャップマンやミック・バクストンのような偉大な名前のように、ハダースフィールド・タウンの歴史に正しく据えられるはずだ。クラブの顔を変えた伝説のマネージャーとして」

47歳の若き指揮官との訣別を「sad day」と表現したチェアマンについて、「BBC」のチーフライターであるマクナルティ氏は「悲しみを帯びた真の温かさを感じた」と述べています。降格必至のハダースフィールドが、来季のチャンピオンシップで巻き返しを図るためには、ワグナー残留がベストだったのではないでしょうか。低迷の最大の理由は、昨季も28ゴールしか決められなかった貧弱な攻撃力。開幕からの10試合で4発しか決められず、2点ゲットしたのは13節のウルヴス戦のみで、22試合13ゴールはもちろんリーグ20位です。フランスから呼び寄せたディアカビとムベンザが振るわず、5人のFWでわずか1ゴールではどうしようもありません。選手のクオリティはカーディフと最下位を争うレベル。ワグナー監督は、親友のユルゲン・クロップとは真逆の守るサッカーに徹してよくがんばっていたと思います。

半分2部のようなクラブが、プレミアリーグで勝てなくてもいいじゃないか。チャンピオンシップで勝利の味を思い出し、もう一度戻ってくればいいじゃないか…。降格圏に落ちると容赦なく監督のクビを切る最近の風潮とは、別な考え方で戦うクラブがあってもいいのではないかと思っていました。今季が悪いのではなく、昨季の残留が奇跡的な快挙だったのだ、と。

ホイルさんも、指揮官に責任を取らせる気はなかったようですが、そうはいっても負け続けると選手たちのモチベーションは下がるものです。現場の雰囲気は、われわれ外野が知る由もなく、ワグナー監督は「もはや自分の采配では選手たちは動かない」と絶望したのかもしれません。チェアマンの悲痛なコメントに心を動かされましたが、そんな思いを置き去りにしながらプレミアリーグは淡々と進みます。メディアとブックメーカーは、今日も容赦なく「Sack Race」などと題した記事を掲載しています。1位クロード・ピュエル、2位ラファエル・ベニテス、3位マルコ・シウヴァ…。(デヴィッド・ワグナー 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London)


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リーズが5連勝で首位奪取!奇人変人ビエルサが、ソープアーチの練習場に設置した施設とは…⁉

あの古豪が、16シーズンぶりにプレミアリーグに帰ってくるかもしれません。リーズ・ユナイテッド、チャンピオンシップ5連勝でついに首位奪取!プレミアリーグ創設前年のディビジョン1を制し、1990年代後半には欧州の常連だった名門は、身の丈を超えた補強がたたって財政難に陥り、2003-04シーズンのプレミアリーグ19位でついに降格。2007年には破産宣告を受け、選手へのサラリー支払いに窮するほどだったクラブは、勝ち点マイナス15からのスタートという近年にはないペナルティを受けました。2010-11シーズンにチャンピオンシップに復帰したものの、その後の8シーズンのうち6シーズンは2ケタ順位。時折上位に進出して騒がれながらも、プレーオフに進出するまでには至らず、昨季も17勝9分20敗で13位に終わっています。

2部の中堅クラブが、なぜ首位を快走しているのか。理由はひとつ、あの男がチームに君臨しているからです。奇人変人マルセロ・ビエルサ。バルサの監督に就任する直前のペップに請われてノート1冊では収まりきらない戦術論を授け、10代だったマウリシオ・ポチェッティーノにコーンを使った独特のトレーニング方法を体験させた稀代の戦術マニアは、現在のプレミアリーグの源流といっても過言ではないでしょう。ビエルサ監督という大物を招聘したリーズですが、夏の新戦力でレギュラーといえるのは、300万ポンドでウルヴスから引っ張ってきたバリー・ダグラスのみ。マン・シティからレンタルした22歳のジャック・ハリソンの活躍が驚かれるほど、大した補強をしていないチームが、クリスマス前に首位とはびっくりです。

基本フォーメーションは4-1-4-1。最前線には昨季リーグ戦で11ゴールを記録したクラブのトップスコアラー、ケマル・ルーフェが配され、2列めの主軸はパブロ・エルナンデス、クリヒ、アリオスキ。トップの後ろは流動的で、ジャック・ハリスン、チェルシーからレンタルしたルイス・ベーカー、ボロ時代にプレミアリーグでプレイしていたアダム・フォーショーらが起用されています。アンカーのケヴィン・フィリップスを時折CBにまわすのは、いかにもペップの師匠。圧倒的なポゼッションで相手を押し込む試合が多く、4-1で惨敗した17節のWBA戦でもボール支配率72%を記録しています。

就任したクラブで必ず話題になる奇行のほうも相変わらず絶好調で、スペインメディア「アス」によると、2018年に最も驚かれたのは「ソープアーチの練習場にベッドとキッチンを設置したこと」だそうです。渋滞を避けるためにピッチの脇で寝泊まりするとは、どれだけ戦術マニアかとあきれるばかりですが、こんな監督に規律や自己管理を求められればスタッフも選手も抵抗できないでしょう。アシスタントは、何百時間もの試合のデータを分析してキャンプ状態のマッドマンに奉納し、世界中のファンから届く手紙の返事を一緒に書くのが日課とのこと。選手たちは8月に1日も休みをもらえず、ビールはもちろんNG。体重・体脂肪率・骨密度を毎日測定され、医師の監修のもとで供される食事を摂っているそうです。

日々の体操は御大直々のメニュー。マネキンを使った戦術練習を徹底的に繰り返すのもビエルサスタイルです。すべての芝生が同じ量の太陽光を浴び、同じ長さに刈り揃えられるように指示する監督は、イングランドサッカーの長い歴史のなかでも彼だけではないでしょうか。文句や愚痴をこぼしたい選手もいると思われますが、チームを首位に導いた指揮官を批判するのはオウンゴールです。開幕から8試合無敗と素晴らしいスタートを切ったリーズは、バーミンガムに敗れた後に3勝3分2敗と停滞したものの、WBAに4発喰らって目が覚めたのか、ブリストル戦以降は失点わずか1の5連勝。ソープアーチの主が次に話題になるのは、フットボールの話か、それとも…⁉チャンピオンシップまではチェックできないという方は、FAカップでリーズを観てみてください。1月6日に行われる3回戦の相手はQPR。ここをあっさり勝ち切っていただければ、ペップやポチェッティーノのチームとの師弟対決が実現するかもしれません。いやー、楽しみです!


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あのとき、彼と出会えていれば。「It's over」~極私的モウリーニョ論

I hope the media will also respect my position and let me live my normal life until the moment I decide to return to football. Merry Christmas.(メディアが私の立場を尊重し、フットボールの世界に戻ると決断するまでは普通の生活を送らせてくれることを願う。メリークリスマス)」。マンチェスター・ユナイテッドに任を解かれたジョゼ・モウリーニョ監督が、オフィシャルに配信したステートメントの最後の一文です。クラブに到着したその日から、マンチェスター・ユナイテッドのバッジを身に着けられることを誇りに思っていたと回想した元指揮官は、相当疲れているのでしょう。18日の9時にエド・ウッドワードと会談し、クラブと彼自身の未来について確認したモウリーニョさんは、マンチェスターのロウリーホテルを引き払った後、セントラルロンドンのストリートで「スカイスポーツ」にマイクを向けられました。

「何も話さないよ。すべては終わったことだ」と応えた55歳の元監督は、「今なお、サポーターに私の感情についてシェアする必要があるのか」とコメント。「多くのいいことがあり、いくつかよくないこともあったが、それをいうのは私の流儀ではない」と続け、終わったことについて語るマネージャーには批判的であると自らのスタンスについて説明しています。

Manchester United have a future without me and I have a future without United

ショッピングもしたいし、散歩もしたい。黒いキャップを深々とかぶり、微笑を浮かべながら丁寧に話す彼の表情は、CLのヤングボーイズ戦でフェライニがゴールを決めた瞬間、ボトルケースを破壊した人物とは別人でした。モウリーニョさんがまくしたてたかのように、あるいは皮肉を込めて語ったかのように伝えるメディアもあるようですが、2分弱の間、彼は終始ピュアで柔和でした。「スカイスポーツ」の映像は、静かに発したこんな言葉で締めくくられていました。

Manchester United is past

それを聞いた瞬間、ああ、終わってしまったのだなと痛切に思いました。プレミアリーグで優勝したならいざ知らず、ヨーロッパリーグとキャピタルワンカップを制した後に不振とトラブルによってクラブを離れたとなれば、マンチェスター・ユナイテッドが彼を呼び戻すことはないでしょう。2013年の夏、サー・アレックス・ファーガソンが勇退したあのタイミングで、モウリーニョ監督とともにプレミアリーグを戦えなかったことが残念でなりません。国内リーグとチャンピオンズリーグの勝ち方を熟知していた彼なら、リオ・ファーディナンドやヴィディッチ、キャリック、ルーニー、ファン・ペルシといったベテラン勢を納得させ、頂点に向かえたのではないかと思います。今でも。

ここ数日、モウリーニョ監督の関連記事を3つほど書き、さまざまなコメントをいただきました。多少、誤解があるようなので、この場で説明したいと思います。私は、モウリーニョ監督の退任によって、チームは落ち着きを取り戻すのは間違いないとは思っていますが、強くなるかと問われれば今後の監督次第としかいえません。チェルシー解任時に後を継いだフース・ヒディンクは、10勝11分6敗という数字を残すのが精一杯でした。今回の監督交代は、さらに悪い状態になるリスクを回避するための緊急避難策であり、上位が軒並み強くなっているなかではプレミアリーグ6位以下という着地になる可能性のほうが高いと思います。

そしてもうひとつ、「監督の補強オーダーに応えず、モウリーニョさんよりもポグバを取るようなクラブには、いい監督は来ない」という声について。監督VSスター選手とはいかにもマスコミ的で、「ザ・サン」の見出しならありなのかもしれませんが、ポグバひとりのために監督を更迭するなどといったことはありえないでしょう。解任のトリガーは、マンチェスターダービー以降にプレミアリーグとCLの最下位にしか勝っていない絶不調であり、複数の選手との関係修復が難しくなっていたと考えるのが妥当だと思われます。現地メディアが継続的に不和を報じている選手が、少なくとも5人はいます。盛っている記事もあると思われますが、火のないところにナントカで、何もない選手がここまで追われることはまずありません。

補強についても、過去3年間のプレミアリーグのクラブで最高額の移籍金を費やしたクラブであり、ストライカー、サイドアタッカー、タイプの違う3人のセントラルMF、右SB、CBが2人と指揮官のオーダーを勘案して全方位的に押さえています。今季CBを獲れなかったことがフォーカスされていますが、元々6人を抱えていたポジションゆえ、経営と指揮官の優先順位が食い違うことぐらいはあるでしょう。フェルナンジーニョの後釜が獲れなかったマン・シティ、予算にキャップがはまっていたためベテランのDF獲得に留まったアーセナル、補強ゼロのトッテナムなど、監督のオーダーを叶えられないケースはしばしばあります。マン・ユナイテッドの経営ボードに問題があるのは確かですが、「何でも彼らのせい」はフェアではないでしょう。ユルゲン・クロップとペップが、こんなことをいっています。

「彼はユナイテッドで成功したいと思っていたけど、誰もが望んでいた方法でうまくやれなかった。われわれは、結果を残さないといけない。それがこの世界の仕組みだ。私もそうだ。もし、クラブがもっとよくできる人がいると考えるなら、すぐに代えなければならない」(ユルゲン・クロップ/ガーディアンより)
「状況がよくないとき、われわれは孤独だ。私も同様にね。フットボールでは起こりえることだ。結果が伴わなければ解任されることはある。彼は私を必要としていないだろうけど、早く戻ってきてほしいと願っている」(ペップ・グアルディオラ/スカイスポーツより)

モウリーニョさんは、事情はどうあれ勝たなければならなかった。チームをモチベートしなければならなかった。勝っていれば、誰を使って誰を外してもよかった。選手たちとの軋轢も、最小限に抑えられたかもしれない。問題が小さければ、クラブは勝っている監督を支持するだけで終われた。しかし、今季のマンチェスター・ユナイテッドではそれらができなかった…。そう思うからこそ、悔しく、せつないのです。

2017年2月26日。モウリーニョ監督と彼らが、プレミアリーグのトロフィーを掲げている姿を見たいと強く思った日。神とポグバが試合後のインタビューではしゃいだ、キャピタルワンカップファイナル。厳格なファーガソンのチームを見続けてきた眼には、明るい彼らがとても眩しく、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターであり続けたことを心の底からよかったと思えた忘れえぬ時間でした。あれから、1年10か月。「Mourinho is past」。どうすればよかったのか、正解は誰にも語れません。私にもあなたにも、クロップにもペップにも、そしておそらく彼自身にも。


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リヴァプール戦の惨敗から2日後…3年前と同じ日、ジョゼ・モウリーニョ解任。

今季プレミアリーグで最多となる36本のシュートを浴びせられ、リヴァプールに惨敗した翌日、「BBC」のチーフフットボールライターとして活躍するフィル・マクナルティ氏は、いつになく感情的なトーンでマンチェスター・ユナイテッドの指揮官について語っていました。「重大な意味を持つ試合だった」「モウリーニョの終わりの始まりに感じられる」。記事が配信された頃、舞台裏では敏腕ライターの想像以上に事態は深刻になっていたようです。2018年12月18日、クロップ監督にレベルの差を見せつけられた2日後、クラブは短い声明を発表しました。「ジョゼのマンチェスター・ユナイテッドにおけるこれまでの尽力に感謝するとともに、彼の今後の成功を祈っている」。3年前、4勝3分9敗のプレミアリーグ16位という極度の不振に陥ったチェルシーで指揮官の辞任が発表されたのも、奇しくも同じ12月18日でした。

それを見た瞬間の感情は、驚きでも悲しみでもなく、安堵でした。「マネージャーと選手の間に明らかな不和があったように見えた。行動すべき時だと感じた」。3年前のあの日、チェルシーのテクニカルディレクターだったマイケル・エメナロ氏が語った言葉を思い出しました。マンチェスター・ユナイテッドの経営ボードも、同様の判断を下したのでしょう。これで選手たちが持てる力を発揮できるようになる…11月11日のマンチェスターダービーに完敗してから、プレミアリーグもチャンピオンズリーグも最下位にしか勝っていないチームを観ながら疲労を蓄積させていたのだと自覚しました。首位との決戦のキックオフに、これまで最も多くのシュートを放っていたポール・ポグバと、最も多くのゴールを決めていたアントニー・マルシアルがいないというのは尋常な状態ではありません。フットボールのクオリティもさることながら、何よりもつらかったのは、選手のモチベ―ションの低さが伝わってくることでした。

同じ3年め、クリスマスの1週間前。モウリーニョ監督は、チェルシーで犯した失敗を見事にトレースしてしまいました。当時と違うのは、前年のプレミアリーグ優勝監督ではなかったことでした。就任2年めに必ずリーグを制覇するという神話は、ペップ・グアルディオラによって過去の出来事にされていました。ストレスが充満した夏。モウリーニョ監督の最大のウイークポイントは、勝てなくなると感情をコントロールできなくなることだと思います。終わりの始まりは、ズラタン・イブラヒモヴィッチの退団だったのではないでしょうか。若いメンバーとの間に入ってくれる理解者の存在は、選手たちを追い込むことによって120%の力を引き出そうとする指揮官には不可欠でした。今までのチームに常にひとりはいた頼れるベテランはおらず、ともに戦ってきたルイ・ファリアを失い、大型補強もままならなかった孤独な開幕。ネガティブなカードがすべて揃ってしまった今季、この結末は必然だったのかもしれません。

「彼は時代から取り残されたのか?」「過去の人といい切ってしまうのはフェアなのか?」「もはやビッグスターを扱えないのではないか?」「これからもエリートレベルで働けるのか?」。マクナルティ氏が「BBC」に寄稿した最新記事「Jose Mourinho sacked: Is former Man Utd boss finished at top level?(ジョゼ・モウリーニョ解任:マンチェスター・ユナイテッドの元指揮官はトップレベルで終われるのか?)」には、厳しい問いかけが並んでいます。これらに対する的確な答えは、誰にも用意できないでしょう。フットボールは、過去の素晴らしいチームが持っていたエッセンスを取り入れながら進化を続けています。近年はオールドファッションという批判もあったジョゼ・モウリーニョが、再び時代の先頭に躍り出る可能性を否定することはできません。

ただし、これだけはいえるのではないでしょうか。「彼は変わらなければならない」。2003-04シーズンに、モウリーニョ監督とともにポルトでビッグイヤーを獲得した南アフリカ人ストライカー、ベニ・マッカーシーは、「モウリーニョは今も世界で最高の監督のひとりであり、一夜にして悪いマネージャーになったわけではない」と主張しながら、こんなこともいっています。

アザールやポグバに靴下を脱げなどと命じてはならない。彼らはチームを前進させるためにエネルギーを使おうとしているのだから。他の選手には真似できないマジックのようなシーンを生み出すために、持てるスキルを活かそうとしているんだ」
「モウリーニョは、ノーマルといわれる選手たちと同じようにハードワークしろと彼らに求めている。スペシャルで才能のある選手にハードワークをさせたいなら、同時に彼らならではの例外や自由も認めてあげないと。彼のスタイルに現代的なコーチングを取り入れたほうがいいね」

その言葉に触れたとき、アンフィールドのピッチを縦横無尽に走り回るサラー、フィルミーノ、マネの姿が脳裏に蘇ってきました。そのとき感じた、胸が締めつけられるほどの強烈なうらやましさとともに。近い将来、自信とプライドが迸るマンチェスター・ユナイテッドに、もう一度出会えると信じています。今はただ、ひとつの時代にピリオドが打たれたとしかいえないけれど。


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吉田麻也の去就は? セインツの新監督は、ライプツィヒ躍進の仕掛け人ハーゼンヒュットル!

プレミアリーグ18位と降格圏に低迷し、マーク・ヒューズ監督を解任したサウサンプトンが、新しい指揮官を招聘しました。ラルフ・ハーゼンヒュットル。最もわかりやすく紹介すると、「2016-17シーズンのブンデスリーガで、昇格1年めだったRBライプツィヒをブンデスリーガ2位に躍進させた監督」です。マネージャーとしてのキャリアをスタートさせたのは2007年、40歳のときでした。ブンデスリーガ2部から降格したばかりのウンテルハヒングが最初のチームで、アーレン、インゴルシュタットとドイツの下部リーグで経験を積んでライプツィヒへ。トップリーグ経験はたった2年、ドイツ以外で指揮を執るのは初めてというフレッシュな監督です。

「スカイスポーツ」が、さっそくセインツの新監督の生声を紹介しています。「Ralph Hasenhuttl rejects Jurgen Klopp link, saying he wants to be known in the Premier League(ラルフ・ハーゼンヒュットルはユルゲン・クロップから連想されるのを嫌がり、プレミアリーグで知られることを望んでいると主張)」。リヴァプールを率いる名将とともにコーチングライセンスを取得した51歳の指揮官は、「アルプスのクロップ」と呼ばれることについて「あまり好きではない」とコメント。「彼のサッカーのファンだ。とても積極的なプレースタイルをマークしており、私のスタイルに多大な影響を与えてくれた」と、ライバルの存在の大きさを認めながらも、イングランドに渡ったのはプレミアリーグで自分の名前を知らしめることと強調しています。


「これは大きなチャレンジ。私のキャリアにおける論理的なステップだ。ライプツィヒから離れるとき、次のキャリアについて考えていた。まったく新しいチームで指揮を執りたいと思っていたんだ。それがサウサンプトンに行こうと決めた理由だ」「昨季はチャンピオンズリーグに出場した素晴らしいチームとともにいた。技術的なレベルは高かったが、そこに至るまでのステップは簡単ではなかった。今は、自分のルーツに舞い戻った気分だね」


ミッドウィークにスパーズとのゲームを観戦したセインツの新指揮官は、1月のマーケットでスクラップ&ビルドに着手すると宣言。選手が多すぎるポジションがあると指摘しています。吉田麻也、ベドナレク、ヴェステルゴーア、フート、スティーブンスと5枚揃っているCBと、ガッビアディーニ、チャーリー・オースティン、ダニー・イングス、シェーン・ロングの最前線はそれぞれリストラ対象となるのかもしれません。

ライプツィヒ時代に選択したフォーメーションは、リヴァプールに移籍したナビ・ケイタや、躍進の2016-17シーズンに19アシストを記録したフォースベリを軸とした4-4-2。セインツに同じ形をあてはめてみましょう。GKマッカーシー、DFセドリク・ソアレス、フート、吉田麻也、バートランド。ホイビュルクとレミナの2センター、アウトサイドにはアームストロングとレドモンド。トップはチャーリー・オースティンとダニー・イングスでしょうか。やはりCBはダブつき、サイドでプレイできる選手が足りない印象です。

ブンデスリーガのファンを熱狂させたあの1年の仕事が素晴らしかったのは間違いありませんが、初の海外進出となるプレミアリーグで成功できるかはまったくの未知数。今はただ、セインツの復活を祈るだけです。吉田麻也は新監督に選ばれるのか、新しいクラブを探すことになるのか。イングランドで7シーズンめを迎えた日本代表CBには、セインツでスパイクを脱ぐというキャリアを密かに期待していたのですが…。初陣は、本日のカーディフ戦。手探りのデビュー戦としては、格好の相手です。


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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