マルシアルが新契約締結に合意!全勝スールシャールはチームに何をもたらしたのか?

ダヴィド・デ・ヘアが契約延長に向かっているというニュースが出た直後、最も移籍の可能性が高いと思われていたタレントが新契約に合意したと報じられました。アントニー・マルシアル、今季プレミアリーグ17試合8ゴール。「マンチェスター・イブニング・ニュース」によると、左サイドを主戦場とする23歳のウインガーについて、代理人のフィリップ・ランボレー氏が新契約を結ぶことに同意したと明言。詳細を詰める必要はあるものの、近いうちに5年契約にサインする見通しです。

これは、うれしい。2015年に19歳でマンチェスター・ユナイテッドに加わったアタッカーは、プレミアリーグ102試合32ゴールという数字を残していますが、まだまだ伸びしろが感じられます。ティエリ・アンリの域に達するとまではいえなくても、アレクシス・サンチェスよりもスケールの大きいアタッカーになる可能性なら充分にありそうです。スールシャール監督就任後、移籍の可能性が取り沙汰されていた選手たちが続々と残留の意志を表明していますが、6戦全勝の指揮官はチームに何をもたらしたのでしょうか。

ノルウェーからやってきた新指揮官は、誰もが思わず肩の力を抜いてしまうあのスマイルのイメージが強く、「選手たちに自由を与えた」といったモチベーターとしての功績が強調されやすい監督です。トッテナム戦の後、11本のオンターゲットをすべてセーブしたデ・ヘアが「監督がハッピーをもたらし、みんなうまくやっている」と語っており、フットボールを楽しめる雰囲気づくりが連勝につながったのは間違いありません。

しかし、選手たちの話に耳を傾けると、指揮官がもたらした変化はポジティブな空気だけではないようです。稀代の守護神は「われわれはゲームコントロール、ボールキープ、チャンスメイクの仕方がわかっている。これぞ真のマンチェスター・ユナイテッドだ」と続けており、直近のプレミアリーグで4ゴール4アシストのポグバも戦術の変化について語っています。「スカイスポーツ」より、6番の言葉を紹介しましょう。

The way we are playing we have more possession of the ball. We know more where to attack and where to go. We have more of a pattern of play and more of a structure.(われわれのやり方は、ポゼッションを高めている。どこを攻め、どこに走るかがよりわかるようになった。プレイのパターンと構造が多彩になっている)」
That makes it easier for everyone. So I would not say it is only myself. Yes, I have scored a few goals and had a few assists but it is all the team.(それらによって、みんなやりやすくなった。自分だけの話じゃない。そう、いくつかゴールとアシストを決めたけど、チーム全体がもたらしたものだ)」

トッテナム戦では、ラシュフォードとマルシアルが2トップを形成してリンガードが後ろに入る布陣と、リンガードが最前線に立ってチェイシングを繰り返す戦い方を使い分けていました。プレスのかけ方やボール奪取後の展開の仕方を徹底的に確認したからこそ、流動的な布陣とシンプルなアタックを同時に実現できたのでしょう。「より中でプレイしてくれといわれている」とリンガードが明かし、「ボックスの使い方はファーガソンの頃と同じ」とポグバが語っていることからも、モウリーニョ時代にはなかった攻撃の約束ごとが浸透しているのが窺えます。

ラシュフォードはストライカーとしての自らの力を思い出し、刺激されたルカクも途中出場で泥くさいゴールを決めています。プレー選択が多彩になったマルシアルは、これならチャレンジできると手応えを得て、残留に傾いたのではないでしょうか。残るはバイリーとアレクシス・サンチェスです。ポテンシャルが高いCBと、アーセナルでエースとして活躍した小柄なアタッカーがいいときのスタイルを取り戻せば、冬のマーケットで新戦力獲得を期待していないという指揮官の言葉に深くうなずけるようになります。攻撃に劇的な変化をもたらしたスールシャール監督は、チームをどこに連れていってくれるのでしょうか。プレミアリーグは未だ6位、CLの相手はパリ・サンジェルマンと厳しい状況が続きますが、来季につながるいいシーズンだったと振り返れるような着地を期待しています。


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ぜひお願いします!「ダヴィド・デ・ヘアが新契約締結に前向き」と現地メディアが報道!

プレミアリーグ12節のマンチェスターダービーに完敗した後、7試合で11ゴールしか決められず、2勝3分2敗と停滞したマンチェスター・ユナイテッド。クリスタル・パレスとセインツに引き分け、CLではアウトサイダーのヤングボーイズ相手に追加タイムのフェライニのゴールで辛勝という苦しい状況が続いていました。まともに勝ったのはプレミアリーグ最下位のフラム戦のみという戦績をあらためて振り返ると、モウリーニョ解任は妥当だったと思います。スールシャール監督就任後は、それまでの消極的なフットボールが嘘のようにゴールを連発。前線からのプレスとカウンターが冴える新チームは17ゴールを叩き込み、公式戦6連勝と完全復活を遂げました

ポール・ポグバは、プレミアリーグ5試合で4ゴール4アシスト。最前線に抜擢されたマーカス・ラシュフォードも5戦4発です。前監督との確執が噂されていた選手が軒並み活躍する状況を見れば、暗黒の季節に何が起こっていたかは容易に想像できます。モウリーニョ監督がクリスマスを待たずにクラブを追われた理由は、戦績だけではないでしょう。シーズンが始まってから、ポグバと指揮官の関係ばかりが喧伝されておりましたが、クラブが解任に踏み切ったトリガーはダヴィド・デ・ヘアの契約問題だったのではないかとにらんでいます。2019年6月で契約切れだったプレミアリーグ屈指の守護神は、秋には新契約へのサインに難色を示していると伝えられ、マンチェスター・ユナイテッドは11月末に1年間の延長オプションを行使。交渉の過程で主力の流出に危機感を抱いたクラブが、もはや改善の見込みなしと判断したのではないでしょうか。

苦しんでいたマンチェスター・ユナイテッドは、ノルウェーから来たクラブOBによって復活し、トッテナムとのシックスポインターも0-1で勝利。この試合の後半だけで11本のオンターゲットを浴び、そのすべてをストップした神は、クラブとの新契約締結に前向きになったようです。「ESPN」によると、28歳のワールドクラスはキャリア最後の大型契約となりそうな今回に期待しており、アレクシス・サンチェスやポグバと同水準のサラリーを望んでいるとのこと。現在の週給20万ポンド(約2800万円)が30万ポンド(約4200万円)を超えれば、サインするのではないかといわれています。

神セーブ連発を呆然と見つめながら感涙し続けてきたサポーターとしては、ぜひ払ってあげてほしいとテンションが上がるのみです。プレミアリーグ259試合出場、クリーンシート97回のスペイン人GKは、世界で最も価値が高い守護神になろうとしています。チャンピオンズリーグ制覇を熱望しているデ・ヘアが、4位以内フィニッシュを条件とする可能性はあるものの、クラブは長期契約締結を確信しているようです。

プレミアリーグ直近5シーズンでベスト11選出4回のGKは、8シーズンめとなるマンチェスターに骨を埋めるのでしょうか。プレミアリーグにおける730回のセービングをすべて見届けてきた私のささやかな夢は、最も苦しい時代を支え続けた守護神の銅像がオールド・トラフォードに建つことです。これからも、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターに感動を与え続けてください。あなたがビッグイヤーを掲げる日がきっと来ると信じています。うう…すみません、ウェンブリーの激戦の興奮が未だ冷めやらず。


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圧勝、連勝…スールシャール新監督がマンチェスター・ユナイテッドにもたらしたもの。

カーディフに5-1で大勝した後、ハダースフィールドに3-1、ボーンマス4-1、ニューカッスル2-0。就任以来のプレミアリーグ4連勝は、1946-47シーズンに5連勝スタートを切った伝説の指揮官サー・マット・バスビー以来73年ぶり2人めの快挙でした。ノルウェーのモルデからレンタルという異例の抜擢となった、マンチェスター・ユナイテッドの新監督オーレ・グンナー・スールシャール。1999年5月26日にカンプ・ノウで開催されたチャンピオンズリーグ決勝で、追加タイムに決勝ゴールを突き刺してトレブル達成の主役となった「Baby-faced Assassin(童顔の暗殺者)」は、2007年までの11年をオールド・トラフォードで過ごしたクラブOBです。

2008年から2年間、マンチェスター・ユナイテッドでリザーブチームの監督を務めた元ストライカーは、知名度は抜群なのですが、指揮官としての実績は今ひとつ。2014年1月にカーディフに招聘されるもプレミアリーグ残留を果たせず、翌シーズンのチャンピオンシップでもチームを17位に低迷させ、わずか9ヵ月で解任の憂き目に遭っています。

成功体験がない新指揮官に、多くのサポーターはさほど期待していなかったのではないでしょうか。マンチェスターダービーで完敗した後、クリスタル・パレスやサウサンプトンに引き分けて1勝3分1敗と停滞していたため、「これ以上は悪くならないだろう」「モウリーニョ時代に燻っていた選手の復活はあるかもしれない」といった程度の見立てが過半だったのではないかと思われます。就任直後は、ジダンやポチェッティーノなど次期監督予想の記事が飛び交いました。彼は暫定監督、長くても5月まで。クラブを知っているから呼ばれたのであって、チーム作りや戦術を買われたのではない。カンフル剤にはなるかもしれないとしか思っていなかったサポーターや評論家にとって、プレミアリーグ4試合14ゴールという攻撃的なチームの出現は、絶大なインパクトだったのではないかと思います。

カーディフ戦の前に「全員にチャンスを与える」と語っていた指揮官は、5発圧勝の緒戦について、こう振り返っていました。「ワッザ(ルーニー)からのメールに助けられたね。彼は選手たちにフットボールを楽しませるべきといっていた。私が選手たちに求めたことだ」。戦術的に大きく変わったのは、「SBのポジションをより前に」「運動量の増加」の2点。前に出るフットボールを掲げる指揮官の下で、前線からのプレスが機能し、3トップの動きも流動的になりました。ポグバ4発、ラシュフォード3発、リンガード2発、ルカクは交代直後に2連発、マルシアル、エレーラ、マティッチと7人がゴールをゲット。ポグバが2戦連続の2ゴールでヒーローとなったボーンマス戦の後、リンガードが残した言葉が、戦い方の明確な変化を物語っています。

「ポール(・ポグバ)はフットボールを楽しんでいる。彼が好きな中盤の左。自由にやらせてもらっている」
「オーレは素晴らしい。マンマネジメントに優れている。1対1で話し、何をすべきかいってくれる」
「右ウィングでプレイしたとき、もっと中に入ってプレイを生み出せといってくれた」
「試合開始からペースを上げろといわれている。12分~15分で先手を取るのが重要だ、と」

前にいる選手たちの自由度を高めたことで、攻撃にバリエーションが生まれ、中盤の選手たちがシュートレンジに入りやすくなりました。守備には相変わらず課題があるものの、ポグバがゴールライン際まで戻って守るシーンが目立つなど、中盤とサイドの運動量が増えたことで最終ラインの負荷が減ったのも改善ポイントです。3失点はPK、FK、CKで、セットピース以外では失点を喫しておらず、最終ラインの混乱は確実に減りました。

次節はいよいよトッテナム戦ですが、アグレッシブに戦うことが求められるようになったチームは、攻め勝つことができるでしょうか。最大の懸念は、ニューカッスル戦の前に指揮官が語った言葉のなかにあります。「自分たちのプレイに集中すべきだ。相手の映像を1~2試合分は見るけど、結局はわれわれ次第。マンチェスター・ユナイテッドらしいプレイをすべきだね」。前任者のハードマネジメントによるストレスから解放され、自由を得た選手たちに、緻密な戦術が授けられたわけではありません。信念をベースにした個人力担保のサッカーで相手を振り回すのか、ポチェッティーノ戦術によって短期間で積み上げた自信を打ち砕かれて瓦解するのか。「5月にクラブを去ることを望んでいない」と続投を志願するスールシャール監督を応援してはいるものの、プレミアリーグの上位クラブや欧州の強豪に勝てるレベルになったのかどうかは、これから問われることになります。期待と不安は、未だ半々です。(オーレ・グンナー・スールシャール 写真著作者/Кирилл Венедиктов)


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マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督はスールシャール!そして、その後は…!

ジョゼ・モウリーニョ監督の解任発表の翌日。プレミアリーグ6位ながら4位チェルシーに11ポイントの差をつけられているマンチェスター・ユナイテッドは、暫定監督としてオーレ・グンナー・スールシャールが指揮を執るとアナウンスしました。1996年からの11シーズンをマンチェスター・ユナイテッドで過ごした「Baby-faced Assassin(ベイビーフェイスの暗殺者)」は、366試合126ゴールという戦績を残して2007年に引退。2008年から2010年まで、クラブのリザーブチームの監督を務めています。2011年1月に母国のモルデで指揮を執り、2014年1月にはカーディフの監督としてプレミアリーグに復帰。ザハやファビオを引き入れ、巻き返しを図ったものの残留を果たせず、次のシーズンのスタートにも失敗して9ヵ月で解任されています。

2015年にモルデに復帰したスールシャール監督は、ノルウェーリーグが3月までオフシーズンとなるため籍を残したままオールド・トラフォードで仕事し、プレミアリーグが終了した後に戻るとのこと。今回の暫定監督就任は、お互いにとって都合がいいお話だったようです。欧州の主要リーグで実績がない監督を据えてCL出場権獲得をめざすとは、なかなか大胆なチョイスですが、モウリーニョ監督を春まで引っ張れないほどドレッシングルームは悲惨な状態になっていたと理解することにしましょう。選手たちのメンタルケアとモチベーション向上を重視して最低でも6位をキープし、次期監督の期待感でデ・ヘアやポグバを引き留めることができれば、2019-2020シーズンもクラブに期待を寄せることができます。

スールシャール暫定監督について、「BBC」が「caretaker(留守番、世話役)」と表現しているのは、チーム強化よりも混乱の収束を求められていると認識しているからでしょう。ヒディンクやベニテスなどの実力者を招聘していた暫定監督策の先輩・チェルシーに、「厳しい状況に置かれたクラブは、経験豊富な指揮官でなければ立て直せない」と教えられている気がしますが、クラブOBかつ若手の指導者経験ありというキャリアがアドバンテージになるかどうかは、間もなくはっきりするものと思われます。

今季はどんな着地でもいいとはいえませんが、来季以降の立て直し策がより重要なのは間違いありません。「BBC」のサイモン・ストーン記者が、ジョゼ・モウリーニョ体制のリプレイスを担う監督候補をピックアップしています。マウリシオ・ポチェッティーノ、ジネディーヌ・ジダン、ディエゴ・シメオネ。長期的なクラブ強化という観点では、アトレティコ・マドリードの指揮官に惹かれますが、「攻撃的」という看板を加えるならトッテナムの監督は魅力的です。スパーズサポーターのみなさん、ちょっとした妄想ですので気を悪くしないでください。資金力を得たポチェッティーノ監督が、サー・アレックス・ファーガソンの真の後継者として長期的に勝てるチームを創れるかどうかに単純に興味が湧くのです。

ジダンはなさそうですね…。サイモン・ストーン記者は、「But if Zidane was the club's top choice, why would they need to wait until the end of the season?(ジダンがクラブのトップチョイスなら、シーズン終了を待つ必要があるだろうか?)」と疑問を投げかけています。ヌーノ・エスピリト・サント、エディ・ハウ、マルコ・シウヴァ、ウナイ・エメリ、デヴィッド・ワグナー、ショーン・ダイク、ハビ・グラシア、マウリシオ・ポチェッティーノ、ペップと、40代の指揮官が増えた昨今のプレミアリーグを見るにつけ、思い切って若い監督にまかせるのもおもしろいのではないかと思います。

そんなこんなを考えていると、1990年代から2000年代にかけてあれだけ強かったマンチェスター・ユナイテッドから、いい指導者があまり出てきていないことに気づきます。サー・アレックスが強大かつ独特すぎて、参考にならなかったということなのでしょうか。もしかして、今回の暫定監督をクラブゆかりの人物とすると、スールシャールVSガリー・ネビルVSデヴィッド・モイーズの三択だった⁉…冗談はさておき、新しい監督の手腕に期待したいと思います。リヴァプールの背中はまったく見えませんが、チェルシーのブルーはおぼろげながら視界に入っておりますので。


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補強は機能せず、若手は伸びず…「モウリーニョの3年間」を総括!

17節終了時点で勝ち点26は、プレミアリーグ創設以来のクラブワースト。失点29は2位フィニッシュだった昨季を既に超えており、得失点差ゼロはTOP4をめざすチームの数字ではありません。1試合あたりのシュート数は、セインツ、ウルヴス、フラムよりも少ない12.7。直近のプレミアリーグ3試合で15分しか出場機会を与えられなかったポグバは、それでもオンターゲット21本でリーグ3位にランクインしており、パス本数810本はマティッチに次ぐ数字でスルーパス4本はチームTOPです。理由があって選手を外すのは監督の裁量。いいアイデアがあれば一向に構わないのですが、代案なきままチームの攻撃力がガタ落ちしてしまっては、懲罰人事にしか見えなくなります。

CBを獲得しなかった経営ボードを非難する向きもあるようですが、多少の失点増加と順位下落ならともかく、29という多すぎる数字の理由をすべてそこに求めるのは無理があります。新戦力ゼロで開幕を迎えたトッテナムのポチェッティーノ監督は、フェルトンゲンとダヴィンソン・サンチェスが相次いで負傷するというアクシデントを抱えながら、失点を16に抑えてマンチェスター・ユナイテッドの1.5倍の勝ち点を叩き出しています。エリック・バイリーが、スパーズの20歳CBファン・フォイスよりも出場時間が短い理由がわかりません。補強について云々するなら、「過去3年の新戦力のうち、主力として2年活躍した選手がひとりもいない」という事実に目を向けるべきでしょう。

イヴラヒモヴィッチのアクシデントは致し方ありませんが、ミキ、アレクシス・サンチェス、バイリーは真価を発揮できず、リンデロフも微妙。昨季はよかったマティッチも今季は失点に直結するミスが目立ち、同じく2年めのルカクのオンターゲットは16本しかありません。フレッジはプレミアリーグ先発6試合と今ひとつ。ジオゴ・ダロトはこれからの選手です。ポグバは3シーズンで71試合に出場してはいるものの、フランス代表やユーヴェでのパフォーマンスと比べると、もの足りないといわざるをえません。母国のワールドカップ優勝に貢献した6番は、3年めに期するものがあったのではないでしょうか。指揮官との確執が深刻化したのは、両者ともに焦りがあったことと、ズラタンのように緩衝材になりえる人物がいなかったことに起因するのではないかと思います。

話を戻しましょう。補強について、まとめるとこうなります。過去2年のマンチェスター・ユナイテッドは大型補強を敢行。リーグアンの得点王、世界最高額の移籍金となったインサイドMF、プレミアリーグ最高給のアタッカー、プレミアリーグ優勝チームのアンカー、エヴァートンで25ゴールのストライカー、新進気鋭のCB2人を獲得していた…。これだけの選手を獲得しながら、指揮官が古巣でともに戦ったズラタン、ルカク、マティッチの初年度以外は持てる力を発揮したとはいえず、さらなるワールドクラスをといわれたクラブが二の足を踏むのも理解できます。

若手に目を向けると、マクトミネイの発掘とルーク・ショーの復活はポジティブな要素ですが、ラシュフォードは伸び悩み、ライバルクラブと比べると伸びしろが期待できる選手が多いとはいえません。3年間のデータと事実を詳細にチェックしてみると、補強によるレベルアップや若手の成長が及ぼす底上げが乏しいチームだったのだなとあらためて感じます。昨季のプレミアリーグ2位で、見えなくなっていたことが多々あったのでしょう。モウリーニョ監督が3年めを成功に導くためには、伸び悩みやくすぶりの解消、メンタルコンディションの向上、モチベーションUPは必須だったのだと思われますが、信頼している選手とそうでない選手のあからさまな起用法の違いや、副キャプテンはく奪などのハードマネジメントは逆のほうに作用するばかりでした。

ヨーロッパリーグとリーグカップ優勝をありがとう。難しい2年半ではありましたが、次に続く夢を見せてくれた1年めのタイトル獲得には感謝しています。あの頃の明るかったチームに抱いたワクワク感は、今もそのまま思い起こすことができます。当時のエースの重傷がなければ、彼をリスペクトしていたポグバはもっと輝き、指揮官との関係も…。残念なニュースを目にすることになってしまいましたが、プレミアリーグは何事もなかったかのように続きます。チームの伸びしろは、悩める日々を送っていた主力候補の覚醒なのかもしれません。次の監督の下で、くすぶっていた選手たちが本来の力を発揮できるようになることを願ってやみません。


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自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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