次戦こそいつものセービングを!地元紙が「デ・ヘアが新契約に合意」と報道!

壮絶な撃ち合いは、3-3のドロー決着でした。ワールドカップロシア大会の3日め、ポルトガルとのイベリア半島対決に臨んだスペインは、ロペテギ監督解任という衝撃的な事件を乗り越えられるかどうかが注目されていました。開始2分、クリスティアーノ・ロナウドをナチョが引っ掛けたとして、レフェリーがPKスポットを指差します。VARのチームは、DFが足を動かしていないのを目撃したのではなかったか。CR7とデ・ヘアが対峙しているのを見ると、思わず目元が熱くなります。マンチェスター・ユナイテッドが強かった頃のトップスコアラーと、厳しい状況に陥ってからの大黒柱の対決は、右隅に蹴り込んだ旧エースが勝利しました。

マンチェスター・ユナイテッドでプレミアリーグ優勝3回、2007-08シーズンにはチャンピオンズリーグを制したポルトガルの至宝は、スペインに渡ってさらに4回もCL制覇を果たしました。一方、2011年にマンチェスターにやってきたデ・ヘアは、翌シーズンのプレミアリーグ優勝でトロフィーとメダルに触れただけ。2016-17シーズンのヨーロッパリーグは、同僚のセルヒオ・ロメロが体を張った大会でした。CR7のチームメイトとなる話が何度も浮上しながら、その都度クラブに留まってくれた守護神には、ぜひともビッグタイトルを獲ってほしい。クリスティアーノ・ロナウドのシュートを正面で受けながら、後逸してしまった珍しいミスを見ながら、その思いを強くしました。

ジエゴ・コスタのスライディングシュートとナチョのスーパーミドルで3-2と逆転したスペインは、88分に相手のエースに絶好の位置からのFKを与えてしまいます。外から巻いて右隅に刺さった一撃は完璧。タイムアップの笛が鳴ると、スペインでタイトルを獲りまくったバロンドール5回のアタッカーはガッツポーズを見せ、プレミアリーグで不振のクラブを支え続けたGKは、悲し気な表情を浮かべて天を仰ぎました。興奮冷めやらないまま、イギリスのメディアをチェックしていると、「マンチェスター・イブニング・ニュース」の素敵な見出しが目に飛び込んできました。「Manchester United agree new contract with David de Gea(マンチェスター・ユナイテッドは、デ・ヘアと新契約合意)」。プレミアリーグ屈指のGKが、真価を発揮できずにピッチを去る姿に心を痛めていた私は、今度こそ昂っていた気持ちを抑えることができませんでした。

プレミアリーグ237試合出場、クリーンシートは93試合。PFA(イングランドプロサッカー選手協会)のベストイレブンに5回選ばれており、2017-18シーズンはクリーンシート18回で初のゴールデングラブを受賞しています。ショットストップは、間違いなくワールドクラス。デ・ヘアの神セーブがなければ、マンチェスター・ユナイテッドはCL出場権をキープできなかったかもしれません。弱点があるとすれば、ハイボール処理をもたつくことがあることと、ゴールマウスから出ていかないことでしょう。2017-18シーズン、ボックスの外におけるクリア数6回はTOP20に入っておらず、40回の首位エデルソンに大きく引き離されています。

モダンなGKとはいえないかもしれませんが、それでも私にとっては、デ・ヘアこそが世界一。マンチェスター・ユナイテッドを30年以上見てまいりましたが、ブライアン・ロブソン、ゴードン・ストラカン、キング・カントナ、ピーター・シュマイケル、ファン・ニステルローイ、ファン・デル・サール、ライアン・ギグスを越えて、彼が最も好きな選手です。4月に「ファン・ハールが残っていたら、クラブを去っていた」と語っておりましたが、ジョゼ・モウリーニョ監督とはいい関係を築けているようです。すんなり新契約締結となれば、最高です。次のシーズンも、信じられないビッグセーブを連発して、オールド・トラフォードのサポーターを沸かせていただければと思います。

「いいプレイができている。自信もある。でも、それを続けると同時に、タイトルが必要だね。ワールドクラスと呼ばれる選手は、タイトルを獲るものだから。僕たちは、ユナイテッドチャンピオンズリーグとイングランドの王者に復帰させないといけない」(2018年4月 ダヴィド・デ・ヘア)

ぜひ、お願いします!いや、その前にワールドカップですね。イラン戦とモロッコ戦は活躍のチャンスがないかもしれませんが、決勝トーナメントでは、ファンが思わず叫んでしまうビッグセーブを披露していただければと期待しています。デ・ヘア、頼む…!


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濃密な時間。マンチェスターを離れるズラタン・イブラヒモヴィッチに心からの感謝を。

「偉大なことも、終わりを迎えるものだ。マンチェスター・ユナイテッドでファンタスティックなシーズンを2回も過ごすことができた。この時期を一緒に共有してくれたクラブ、ファン、チーム、コーチ、スタッフに感謝している」。神とわれわれの関係は、ハッピーエンドとはいきませんでしたが、3つのタイトルを獲得した1年の眩い輝きを忘れることはないでしょう。ズラタン・イブラヒモヴィッチは自身のインスタグラムで、マンチェスター・ユナイテッドは公式サイトで契約解除について発表しました。

2016-17シーズンにパリからやってきたズラタンの初年度は、公式戦46試合28ゴール、プレミアリーグ28試合17ゴール。類まれなるシュート力でチームを勝利に導いただけでなく、ポグバやラシュフォードにプロフェッショナルとしての姿勢を見せ続けてくれました。ファン・ハール時代と比べてチームの雰囲気が明るくなったのは、「ゴッドの汗を拭くタオルを取ってくれ」と自ら”神キャラ”を演じてスタッフまで笑わせるズラタンが中心にいたからでしょう。EFLカップ優勝後のインタビューで、ポール・ポグバが決勝ゴールのズラタンを「これが、チームが彼を買った理由さ」と称えると、すかさず「オレはフリーエージェントだ。クラブが買ったのはオマエだろう」。プレミアリーグでズラタンが見せた最もファンタスティックな一撃は、このひとことだったのではないでしょうか。

2017年4月に起こった悪夢がなければ、われわれはどんな1年を過ごしていたでしょうか。ヨーロッパリーグ準々決勝セカンドレグ、アンデルレヒト戦の終了間際のアクシデント。膝の靭帯を損傷したズラタンは長期離脱を余儀なくされ、マンチェスター・ユナイテッドは契約延長を諦めるしかなくなりました。その後、2018年の初頭に復帰できる見通しとなったズラタンは、クラブと再契約。11月18日のプレミアリーグ12節、ニューカッスル戦での復活は、今思えば早すぎたのでしょう。ボクシングデーのバーンリー戦に出場した後、負傷を再発させてしまったズラタンは、出番を得られないままクラブを去ることになりました。最後のシーズンは、プレミアリーグ5試合ノーゴール。カラバオカップのブリストル戦で決めたFKが、ルカクに9番を譲った元エースの唯一のゴールでした。

思うようにプレイできなかった2017-18シーズンは、絶妙な神トークを愉しむ機会もありませんでしたが、「マンチェスター・イブニング・ニュース」が紹介していた最近のエピソードには胸を打たれました。「キャリントンでひとりで食事をしている」と孤独を伝えられていたアレクシス・サンチェスが、こんな発言をしていたのでした。

We talk and we have coffee together every day, it’s a shame that he no longer plays for his country.(われわれは、毎日コーヒーを飲みながら話しているよ。彼が母国のためにプレイできなくなるのは残念だ)」

新天地で難しい船出に苦しんでいた7番に声をかけ、フォローしてくれていたというズラタンらしいエピソードには自然に頭が下がります。モウリーニョ監督にとって、今季最大の誤算はセヴィージャ戦のベンチに彼を置けなかったことなのかもしれません。ポルトガル人監督と若い選手の間に神がいれば、ポグバ、マルシアル、ラシュフォードらは迷いなくプレイできていたでしょう。ハードマネージメントの指揮官もそれを自覚しているからこそ、チェルシー時代はテリーやドログバを頼り、マンチェスターにズラタンを呼んだのだと思います。稀代のストライカーが、キャリアの晩年にマンチェスター・ユナイテッドを選んでくれたことに、心から感謝しています。「BBC」が、LAギャラクシーに入団する予定と報じておりました。アメリカでも、プレミアリーグで見せてくれたアクロバティックな神ゴールを連発して、ファンを盛り上げてください。

ピッチにいたのはたった1年なのに、あなたがいなくなることを心細く感じます。ありがとうございました。


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17歳のSBに4000万ポンド!? マンチェスター・ユナイテッドにライアン・セセニョン獲得報道!

「BBC」「スカイスポーツ」は静観している「現地メディア一斉報道」ですので多分に眉唾ですが、マンチェスター・ユナイテッドサポーターにとってはテンションが上がる移籍ゴシップです。最も踏み込んで報じているのが「ザ・サン」であるニュースに顔をほころばせてはいけないと思いつつ、フラムのライアン・セセニョン獲得に4000万ポンド(約60億円)を費やすという見出しには「いっとけ!」と叫んでしまいます。チャンピオンシップのクラブに所属する17歳の左SBといえば、「なんでそんな選手に4000万ポンド!?」と驚く方もいらっしゃると思われますが、いや、凄いんです、セセニョン。プレミアリーグファンでもご存じない方が多いと思われますので、まずは彼のプロフィールから紹介させていただきます。

生まれはロンドンの真ん中のワンズワースで、9歳でフラムのユースチームに入団。ファーストチームデビューは2016年8月9日のEFLカップ1回戦でした。2-3で勝ったレイトン・オリエントとのアウェイゲームでピッチに立ったセセニョンは、16歳81日。ここから1年もしないうちに、才気あふれるSBはプレミアリーグのクラブから注目されることになります。3節のリーズ戦でチャンピオンシップデビューを果たすと、次節のカーディフ戦でさっそく初ゴール。9月のバートン・アルビオン戦で2ゴールめをゲットし、鋭いドリブルとシュート力が目の肥えたファンに評価されるようになります。

負傷もあり、レギュラーに定着したとはいえないシーズンでしたが、SB、WB、ウイングまでこなすサイドのスペシャリストは、公式戦30戦7ゴール5アシスト、チャンピオンシップ25戦5ゴールという数字を残しました。オフシーズンにはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプールなどプレミアリーグ勢が触手を伸ばしていると伝えられましたが、セセニョンはフラムとプロ契約を締結します。出場機会を重視したこの選択は大正解でした。2017-18シーズンに入ると、17歳は海外でも話題になるような大ブレイク。開幕当初はSBをまかされることが多く、チャンピオンシップ17節までは1ゴールとおとなしかったのですが、4-2-3-1の2列めで起用された18節のシェフィールド・ウェンズデー戦でハットトリック。この後の5試合を再度SBに戻ると、4-3-3の左ウイングに入ったボクシングデーのカーディフ戦からゴールラッシュがスタートします。

年明けのイプスウィッチ戦はSBで2ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチ。1月20日のバートン戦と次節のバーンズリー戦は2列めにポジションを上げ、2戦連続の2発ゲット。1月は4戦6ゴールでチャンピオンシップの月間MVPに選出されています。今季はここまでチャンピオンシップ37試合出場14ゴール。次の夏こそ、満を持してプレミアリーグに活躍の場を求めるのではないでしょうか。今回、タブロイド紙が記事にしたのは、ルーク・ショーの退団報道がトリガーだったのだと思われますが、私が期待しているのは右のウイングです。アシュリー・ヤングの後釜ではなくガレス・ベイルの再来。2016年に衝撃デビューのマーカス・ラシュフォード、プレミアリーグ初の2000年代生まれと話題になったアンヘル・ゴメス、そしてセセニョンの3トップでバルセロナに勝ったりしたら号泣です。

ライバルが多く、獲れるかどうかはまったくわかりませんが、2年前の3月にズラタン・イブラヒモヴィッチのマンチェスター・ユナイテッド移籍を先んじて報じた「ザ・サン」に、2発めの鮮やかなバイシクルを期待したいと思います。(ライアン・セセニョン 写真著作者/Nick)


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残り10分、リードはわずか1点…モウリーニョ監督がマティッチにメモで伝えた魔法の言葉!

プレミアリーグ28節、マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシー。ジェシー・リンガードの素晴らしいヘディングシュートで75分にマンチェスター・ユナイテッドがリードすると、モウリーニョ監督は80分にアレクシス・サンチェスを下げてエリック・バイリーを投入。11月5日のチェルシー戦以来、2ヵ月半ぶりのプレミアリーグとなったCBは、指揮官に託されたメモを手にしていました。バイリーは、ピッチに入ると脇目も降らずにネマニャ・マティッチの元に駆け寄り、その紙を手渡します。そこには、残り10分をしっかり戦い抜くための重要な戦術が描かれているのでしょう。発信源は守備戦術に長けたジョゼ・モウリーニョです。「3-1-5-1だ」「CBの前のスペースを空けるな」「オリヴィエ・ジルーをケアしろ」…どんなことが書いてあるか、気になるのは私たちプレミアリーグファンばかりではありません。

すぐそばにいたウィリアンは、明らかに覗き見をしようとしていました。駆け寄ってきたチェルシーの22番から逃げながらメモを確認するマティッチ。敵の戦術をチェックすることができなかったウィリアンは、元チームメイトの仕草を見て笑っています。モウリーニョ監督からのメッセージにを受け、マティッチは忠実にミッションを遂行したのでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドは、リードを守り切ってプレミアリーグ2位をキープしました。試合を中継していた「Movistar Fútbol」は、「スパイウィリアン」と見出しを立ててこのシーンの映像をTwitterにUP。ホームチームが勝利した後、「スカイスポーツ」も「WATCH: What did Jose Mourinho write on his note for Nemanja Matić?(ジョゼ・モウリーニョはマティッチに対して何を書いたのでしょうか?)」と添えて短い動画を配信しています。

この手の話は、「さて何だったのでしょう?」で終わるのが常ですが、今回は謎が解けました。試合の翌日、マティッチ本人がインスタグラムでメモを公開したからです。スパイはウィリアンではなく、ダブルエージェントのマティッチ!?企業秘密を漏洩させて、コンプライアンス的に問題はないのか?半笑いのマティッチの写真とともにUPされた画像を見ると、そこには驚愕のひとことが書かれていたのでした。

「YOU HAVE 3 DAYS OFF」

3日間、休みをあげるから最後までがんばれ…。なるほど。メモを見たマティッチが味方に指示を出さなかったのは、そういうことだったのですね。コメント欄には「マティッチが仕掛けたネタではないか」と疑う方がおり、私も一瞬そう思ったのですが、勤勉なセントラルMFの出落ちなら彼がIPPONグランプリ、実物ならばモウリーニョさんが粋です。あの緊張感のなかで、選手を最も奮い立たせる魔法の言葉を思いつくだけでも素晴らしいと思います。受け取ったマティッチは、リフレッシュするとともにこう考えたのではないでしょうか。このインセンティヴの条件は勝ち点3だ、と。ボスの期待通りのプレイを披露し、チームを勝利に導いたマティッチは、休日をロンドンで過ごしたと報告しています。

これを読んで、私は2年前の粋な話を思い出しました。リヴァプール、マンチェスター・シティ、アーセナルとの強豪3連戦で、勝ち点9をゲットしたら1週間のごほうび休暇を与えるとぶち上げたレスターのクラウディオ・ラニエリ監督です。後に奇跡的な優勝を遂げるチームは、レッズとマン・シティを倒した後、アーセナルに逆転負けを喫してしまったのですが、明るいイタリア人監督はそれでも休暇を取ると宣言。「選手たちには、”ア―セナル戦は勝ったも同然だ。この次の月曜に会おう”といったよ。素晴らしいパフォーマンスだった。彼らがどこに行くかは知らない。ドバイかもね。 行きたいところに行けばいい。私はロンドンで1日過ごした後、ローマに行く」と語り、ノリッジ戦の直前まで選手たちを解放しました。

リフレッシュ効果はてきめんで、レスターは最後の12試合を8勝4分で駆け抜けました。3月の4試合連続1-0勝利は圧巻のひとこと。選手の力を最大限引き出したければ、ときには抜くことも必要と教えてくれたマネジメントでした。今回のモウリーニョ戦術も、年末からお疲れ気味だったセントラルMFを生き返らせたのではないでしょうか。試合のなかでいちばんきつい時間帯に極上のシャワー、しかもボス直筆のニコニコ絵文字付きですから…!(ネマニャ・マティッチ 写真著作者/ Дмитрий Голубович)


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現地メディアが一斉に報道したモウリーニョ監督とポグバの確執…真相はいかに?

「嘘だ」という指揮官の言葉をそのまま呑み込むわけにはいかないようです。イギリスメディアが、モウリーニョ監督とポール・ポグバに確執があると一斉に報じています。「ザ・サン」が「モウリーニョがポグバとフィル・ジョーンズに怒鳴っていたのが多くの人に聞こえていた」と、1-0で敗れたプレミアリーグ27節におけるニューカッスル関係者の証言を掲載しており、2人はFAカップ5回戦のハダースフィールド戦はベンチの外。状況証拠は揃っています。

「テレグラフ」のジェイソン・バート記者は、「少なくとも緊張が走っている。修復不可能とまではいわないが、深刻であることは確かだ。彼は孤立するかもしれないし、チームに戻れば一気に何事もなかったようになるかもしれない」とコメント。「チームに戻ったときにどのように使われるかが興味深い」と、プレミアリーグでの今後の起用法次第で状況は変化するとしています。

オフェンシブにプレイしたいポグバに対して、モウリーニョ監督が守備を要求しているという図式で語られているこの騒動は、ボスがポグバに対する信頼を示せば早期に解決する類の話ではないかと推測します。ハダースフィールド戦の直前のプレス・カンファレンスで、ポグバに対する質問が集中すると、「それについて話すのはばかげている」と渋い表情を見せた指揮官は、「ではニューカッスル戦で、彼をどこで使えばよかったのか?」とプレスに問いかけました。ある記者がミッドフィールダーと答えると、モウリーニョ監督はこう返しています。

「6番ひとりと2人の8番なのか?8番2人と10番か?6番2人と10番?私たちは、6番ひとりと2人の8番でプレイする。6番はマティッチ。その右にリンガードがいて、左はポグバだ。ポグバが好むシステムは?4-3-3だ。ポグバは4-3-3のどこが気に入っている?”8 on the left”」。

指揮官のこの認識に、ポグバは異論はないでしょう。守備的に戦う際には、ポグバをマティッチの横に置くこともあるモウリーニョ監督は、本人の適性と意向を的確に把握しています。このたびの問題は、攻撃的か守備的かといった戦略に関する大きなテーマで割れたわけではなく、ポグバのクオリティに対してモウリーニョ監督が不満だっただけだと思われます。「これは重要な選手がいいパフォーマンスを見せていないすべてのチームに起こることだ。彼を売ろうとしている、売りたがっている、彼は出ていこうとしている、毎日ケンカしている、目を合わせようとしないなどと煽る必要はない」「そういう方向にもっていきたい人もいるみたいだけど、彼の苗字は”嘘つき”だね」。この話が先々どうなるかはともかく、現状は指揮官と中盤のキーマンの目線は揃っており、日常的なコミュニケーションと選手のパフォーマンスによってクリアされるべき話があるだけでしょう。

最後にひとつ、苦言を呈したいことがあります。某メディアが、「モウリーニョ監督が激高」という見出しを立てておりましたが、プレスカンファレンスでの指揮官は時折不愉快な顔を見せてはいたものの、終始毅然として話していただけです。「モウリーニョ監督は、ポグバは4-3-3の左サイドでのプレイを好んでいると考えているが、多くの人は4-2-3-1の中盤の底でプレイすべきだという見解…(名指しでメディアを批判したいわけではないので、文意を変えない範囲で文章を編集しました)」というあたりも、昨今の評論家たちのコメントを多少なりとも入れていれば、的外れなのは一目瞭然です。少し調べればわかることは、押さえませんか?日頃から読ませていただいているメディアなので、残念です。今後は、基本的な裏取りとフラットな記述をお願いいたします。

今回の一連の話のなかで、最もポジティブなことは、2人のセントラルMFで戦うほうがお好みなのではないかとも思われた指揮官が、「4-3-3」「8 on the left」と明快にいい切り、ポグバが好むポジションで使ったのだと表明したことだと思います。プレミアリーグの残り11試合とチャンピオンズリーグでは、ポグバ無双とモウリーニョ監督の穏やかな表情が見られることを期待しています。


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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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