ダービー完敗でメディアが特集連発!「テレグラフ」記者が語る「ジョゼ・モウリーニョの失敗」。

「誰もが認めるだろう。世界で最高のチームのひとつであるユヴェントスとアウェイで94分も戦えば、メンタルもフィジカルも極限に達する。片やホームでシャフタルに6-0で勝利するのは、楽しみながらプレイできるし、とてもリラックスできる。これは全然違う」。プレミアリーグ12節のマンチェスターダービーで、3-1で完敗したモウリーニョ監督のコメントは、サポーターとしてはいささか残念でした。「チームは改善している」「プレミアリーグ制覇はまだ語れない。TOP4に入ってからだ」といったあたりに異論はないのですが、スケジュールやポグバの不在、フェライニのコンディションを敗因として強調されると寂しくなります。

「Imagine Fellaini fresh coming after the 2-1 with 25 minutes to go, that's an important thing for us.(1-2の残り25分に、フレッシュなフェライニを投入することを想像してほしい。われわれにとって重要なことだ)」スカイスポーツ「Jose Mourinho: Manchester United are in a top-four battle」より

エティハドのベンチには、フレッジがいました。スタメンで起用しなかったのは、プレミアリーグ7試合1ゴールの新戦力に全幅の信頼を置いていないからではないでしょうか。ユーヴェ戦のファン・マタは11分しかプレイしておらず、アンドレアス・ペレイラやマクトミネイという選択肢もあります。「ポグバがいなければ、フェライニを先発させるしかなく、オプションの1番手もフェライニ」といっているように聞こえる指揮官のコメントは、「人数はいるのに柱となる選手が少ない」マン・ユナイテッドの抱える課題を浮かび上がらせているようです。

昨季プレミアリーグ2位チームの不振について、指揮官がオーダーしていたCBを獲らなかった経営ボードの責任が大きいとみる向きもありますが、「テレグラフ」はマネージャーに厳しい目を向けており、記事のタイトルは辛辣です。「Jose Mourinho has wasted millions at Man Utd but his failure to challenge Pep Guardiola is not just about money(ジョゼ・モウリーニョは、マン・ユナイテッドで100万ポンド単位で浪費しているが、彼がペップ・グアルディオラへの挑戦で失敗しているのはお金ばかりではない)」。ジェームズ・ダッカー記者が指摘しているのは、プレミアリーグ3回制覇の名将が、過去に獲得した選手を活用できていないという事実です。

初年度のエースだったイブラヒモヴィッチは不運な事故をきっかけにチームを去り、ムヒタリアンはそりが合わずにアーセナルへ。身体能力が高いエリック・バイリーは機能せず、リンデロフとコンビを組んだのはたったの2回です。昨季は獅子奮迅の活躍を見せたマティッチは、簡単にかわされたり裏を取られたりするシーンが目立つようになり、ダービーでもギュンドアンにマークを外されて失点の原因となってしまいました。チェルシーでも優勝の翌シーズンにスランプに陥ったセントラルMFは、使い過ぎでバーンアウトしたのか、あるいはチームの雰囲気が悪くなると影響を受けるタイプなのか。昨季プレミアリーグで16ゴールのルカクは、2年めは11試合4ゴールとペースダウンし、ここまで打ったシュートは20本に留まっています。

アレクシス・サンチェスは、1月にクラブを去るのでしょうか。ダッカー記者は、別な記事で「モウリーニョはバイリー、ロホとともにアレクシス・サンチェスを売る準備を進めているが、チリ人ストライカーは高額年俸がネックとなり買い手がつかない」と伝えています。29試合で4ゴール、フル出場はたった1回。イヴァン・ペリシッチに執心だった指揮官は、サイドからクロスを上げない7番の獲得を悔やんでいると報じられており、マン・シティ戦でも途中出場で結果を出せなかったアタッカーがレギュラーに定着するのは難しそうです。

一時は監督との確執が噂されていたルーク・ショーとマルシアルがせっかく復活したのに、1年前に加わったルカク&マティッチが停滞モード。過去3年で獲った選手のなかで、コンスタントに活躍しているのはポール・ポグバぐらいです。マネ、ワイナルドゥム、サラー、ロバートソン、ファン・ダイク、アリソンらが主力となったリヴァプール、昨シーズンに獲得したDFたちとエデルソン、ベルナルド・シウヴァがなくてはならない存在になっているマン・シティと比べると、燃費の悪さは際立っています。

クロップ監督にとってシャキリはファーストチョイスではなく、ペップはジョルジーニョを取り損ねるなど、彼らとて夏の補強は100%満足ではありません。CBが獲れなかったから4位…ならまだしも、12試合で21失点はやられすぎでしょう。1年めのヨーロッパリーグ制覇と昨季の2位フィニッシュに、スペシャルワンと呼ばれた男の確かな腕を感じつつ、選手に対する注文が厳しすぎて補強が空振りに終わる率があまりにも高く、チームを長期的に成長させられる監督ではないのかもしれないと不安になるのであります。経営ボードが「6人めのCB獲得」を躊躇したのも、そのあたりに理由があるのではないでしょうか。

「マンチェスターVSマンチェスター・リザーブの試合を見ているようだった。彼らとマン・シティの間には大きなギャップがあり、マネージャーを変えない限り変わらないだろう。最も腹立たしいのは、モウリーニョの試合後のコメントだね。ビッグ・ベイビーのように振る舞う。あれはいつやめるんだ?」(クリス・サットン)

「そこまでいわなくても」と反論したい気持ちが半分、「ちょっとわかります」といってしまいそうな気分が半分…。


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難敵6連戦は正念場…評論家が語る「ジョゼ・モウリーニョはあの頃からどう変わったのか」

チェルシー、ユヴェントス、エヴァートン、ボーンマス、ユヴェントス、マンチェスター・シティ。インターナショナルマッチウィークが明けてからの3週間は、ジョゼ・モウリーニョにとって試練の季節です。プレミアリーグは、ビッグ6との直接対決が2試合、若い指揮官が率いる難敵と2試合。チャンピオンズリーグは、セリエÅで全勝のユーヴェとのホーム&アウェイです。トッテナムはインテルに逆転負けを喫し、リヴァプールはナポリに何もさせてもらえず、90分にインシーニェの決勝ゴールを許して1-0完敗。今季のプレミアリーグ勢はイタリアのクラブに対して旗色が悪く、マンチェスター・ユナイテッドが王者ユーヴェに勝てる要素は見出せません。チェルシー戦とマンチェスターダービーはいずれもアウェイ。この6試合が1勝1分4敗だったとしても、驚くべき戦績ではないでしょう。そして実際にそうなれば、モウリーニョ監督はこれまで834日を過ごしたマンチェスターのホテルを引き払うことになりそうです。

現地メディアの目下の話題は、土曜日のランチタイムに開催されるチェルシー戦の勝敗と、モウリーニョ監督の去就です。サッリ監督のチームに対して、勝てると胸を張る評論家はおらず、エキセントリックな言動が増えた指揮官の未来が案じられています。「スカイスポーツ」は、「Has Jose Mourinho changed since his early days?(モウリーニョは、初期から変わってしまった?)」と題した記事を配信。フィル・トンプソン、マット・ル・ティシェ、チャーリー・ニコラス、ポール・マーソンの4人が、2004年からチェルシーを率いてプレミアリーグに革命を起こした名将の変化を指摘しています。入念なリハーサルによって演じられたかのような美しい四重奏は、ポルトガル人指揮官の悪しき変化を端的に表現しています。

「ペップ、クロップ、ポチェッティーノの新しいアイデアにマッチしていない。新しいサッカーの潮流に適応していない。彼には彼のやり方があり、モダンフットボールが進化しているにも関わらず、変化を拒んだ。それが最大の問題だ。モウリーニョは、マンチェスター・ユナイテッドをリーグ優勝に導くことはできないと思う。試合の結果か、あるいは選手の舌のスリップか、何かあればモウリーニョは火種にし、遅かれ早かれ悪い結果につながる」(フィル・トンプソン)

「ユーモアのセンスを失った。悲しき老人のようだ。当初の態度と傲慢さが好きだったが、火花や輝きはなくなってしまった。マンチェスター・ユナイテッドがリーグを制したら驚くだろう。マンチェスター・シティで起こったことを成し遂げたら、それは彼のキャリアにおいて最大の成果だと思う」(マット・ル・ティシェ)

「サードシーズン・シンドロームにまたもはまってしまったようだね。マンチェスターに足を踏み入れてから、とても不幸になったようだ。ビッグクラブで成功してきた彼のような人間にとっては、楽しみは何もないだろう。ディフェンスの修正を常に試みているけど、できない。オールド・トラフォードで答えを見出すのに苦労している」(チャーリー・ニコラス)

「トップクラブでずっと働いてきて、疲れているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドは、ドローでもどこが悪かったのかと追及されるからね。疲れと要求不満が溜っているようにみえる。どこにいてもリーグ制覇を遂げてきたのに、なぜ変わる必要がある?マンチェスター・シティはより多くの投資をしたが、よりいい買い物だった。私はチェルシーのファンだけど、彼らがリーグ優勝したときは、ハーフタイムで2-0ならフルタイムでも2-0だった。マン・シティは欧州でも最高のチームだけど、彼がそういうものを見せつけているとはいえない」(ポール・マーソン)

欧州を席巻してきたテンプレートが、新しいスタイルの台頭によってオールドファッションになりつつある。いい補強ができていないこともあって最終ラインの綻びを修正できない。勝ちたい気持ちが人一倍強い男が、勝てない時間を長く過ごすことによってフラストレーションを溜めると、トラブルが頻発して負のサイクルに陥ってしまう…。4人の指摘は、それぞれに納得感があります。難敵6連戦は、現状のチームの弱点や、モウリーニョサッカーの限界をつまびらかにしてしまうのかもしれません。

私がこれからの3週間に期待しているのは、「モウリーニョサッカーの神髄を見せてほしい」という1点です。古くても、バスを停めても、未来が感じられなかったとしても、外野に何をいわれても、勝ち点3だけは持って帰る究極の勝利至上主義を。ニューカッスル戦の最後の20分がそうであったように、指揮官と選手たちから勝利へのこだわりが感じられれば満足です。今年に入ってからモウリーニョ監督が何度も口にしている「勝ちたい気持ち」さえ乗れば充分戦えるのか、あるいはやはり限界なのか。戦い抜いたその先にある希望か絶望をがっつり感じられる連戦になってほしいと思っています。

プレミアリーグを3回制した名将が、凄みのかけらも見せることなくクラブを去る姿だけは見たくない…評論家のみなさんに危機感を煽られ、毀誉褒貶相半ばする指揮官が同じクラブを愛する仲間であることを実感する今日この頃であります。2日後に迫ったチェルシー戦は、怖くもあり楽しみでもあります。


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「すべては勝利のために」…指揮官を救ったポグバの言葉、選手に届いてほしいルーニーの言葉。

「ジョゼが週末に素晴らしい結果を出せたのは大きかった。マンチェスター・ユナイテッドのマネージャーには時間が必要だ。ジョゼには時間が与えられていると信じている。彼は勝者であり、それを証明するために邁進するだろう」。エースとボスの確執報道以来、何かと記事になるマンチェスター・ユナイテッド。デヴィッド・モイーズがニューカッスル戦の勝ち点3を称賛すると、フランス代表監督のディディエ・デシャンは「ポグバとモウリーニョの関係は大げさに伝えられている」とコメント。クラブOBのルイ・サハは「意図的なパブリックコメントを出すのはやめるべき」と、SNSで強いメッセージを発信するポグバを諫めています。「ロンドンに雨が降れば私のせい。Brexitの合意に問題があっても私のせいだ」と、ホームで久々の勝ち点3に饒舌だったモウリーニョ監督は、試合後に暴言を吐いた疑いでFAに調査されており、クラブに平和が訪れる気配は未だありません。

プレミアリーグ4勝1分3敗、ボーンマスとウルヴスを見上げる8位。ニューカッスル戦の逆転劇は素晴らしかったものの、たった20分の覚醒であり、プレミアリーグ18位のクラブを相手に、オールド・トラフォードなら当然の勝ち点3をゲットしただけです。前日朝8時の短いプレスカンファレンスから、勝利までの顛末を描いた「マンチェスター・ユナイテッドのマネージャーが乗り込んだ36時間のジェットコースター」という記事の筆者である「BBC」のサイモン・ストーン記者は、「プレッシャーは緩和されたのか?いや、息をつく隙間を得ただけだ」と現状を表現。プレミアリーグ9節のスタンフォード・ブリッジで大敗すれば、メディアは再び解任のカウントダウンが始まったと煽るに違いありません。

さまざまなゴシップに心を揺さぶられていた私を、ポジティブな気分にしてくれたのは、かつてのキャプテンの言葉でした。ウェイン・ルーニー、プレミアリーグ491試合208ゴール。エヴァートンからDCユナイテッドに移籍し、先頃のシカゴファイアー戦で2ゴールをゲットしたストライカーは、「テレグラフ」のインタビューに対して「ジョゼがスケープゴートにされている」とコメント。選手が戦わなければ、指揮官はその犠牲になるしかないと主張しています。

「選手と監督にとって、今季は厳しいスタートだった。ジョゼが批判されているのは知っている。でも、選手たちが立ち上がるべきだ。マネージャーも多くのことをできるけど、ピッチの上は選手のチョイス次第だからね」「ルイス・ファン・ハールが率いていたとき、彼もかなり批判されていたけれど、私はロッカールームで“自分たちがやらないと“と伝えていた。彼はわれわれを素晴らしく仕上げてくれたけど、ピッチの上まではプロデュースできない」

今のマンチェスター・ユナイテッドに足りないのは、強いキャプテンシーなのだとあらためて気づかせてくれるメッセージでした。私は、ポグバとモウリーニョ監督のどちらが正しいのかを争うことに興味はありません。大事なのは、「これからどうするのがいいのか」です。今のチームを劇的に変えてくれる可能性が最も高いのは、最も勝利を求めているポール・ポグバと、何があってもベストを尽くせるマルアン・フェライニではないでしょうか。

ニューカッスル戦のハーフタイムに「フェライニを入れて自分が下がればいい」と、モウリーニョ監督に助言した6番は、最強の数字を残しました。タッチ数111、パス本数78、6本のシュート、15のデュエル勝利、スプリント14回はすべてチームTOP。10回のボール奪取と11.5kmに及ぶ走行距離はいずれも2位です。「私たちは心を開いて、戦術について2分間話し合った」と述懐したモウリーニョ監督にとって、同じ目標に向かってピュアに語り合ったポグバとのコミュニケーションは、目の前の勝利以上に大きかったのではないかと想像します。

ルーニーの言葉を聞いて、ニューカッスル戦の彼の姿を思い出しました。最終ラインからロングフィードを出しまくった後、マタのFKが決まってからは、左からも右からもボックスに侵入し、マルシアルやアシュリー・ヤングを動かした鬼神のようなプレイを。「監督ジョゼ、主将ポール」。これこそが、停滞するチームを蘇生させる唯一の手段のように思えてなりません。劣勢に立たされそうなスタンフォード・ブリッジのハーフタイムに、2人はどんな言葉を交わすのでしょうか。今季最高のアザールを要する優勝候補を相手に選手たちが躍動し、貴重な勝ち点3をゲットできれば、新たな世界が開けるのではないか…。ファーガソン時代を彷彿とさせる怒涛のアタックを、チェルシー戦でも見せてほしいと切に願っています。


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王様は裸なのか…ジョゼ・モウリーニョの悲しき90日戦争。

トップレベルで、監督とチームの将来について話し合われるだろう(リオ・ファーディナンド)」「モウリーニョは仕事を失うだろう。彼がチームをよくすることはできないと思う(アラン・シアラー)」。ウェストハム戦の惨敗がトリガーだったかのように、プレミアリーグの評論家たちが、モウリーニョ解任説に傾いています。「クラブ史上最悪のシーズン」というファーディナンド氏の言葉は、過去29シーズンの最少勝ち点という数字に裏付けられており、「最初から最後まで絶望的だった。あまりにもスロー、無気力、そして脆かった」とウェストハム戦の出来に顔を曇らせたシアラー氏に、深くうなずいたサポーターも少なくないでしょう。私が絶望的な気分になったのは、カラバオカップと週末のプレミアリーグにおける指揮官のコメントです。「個別の選手についてコメントしたくない」とプレスを牽制していた指揮官は、自ら前言を撤回してしまいました。

「(PK戦が)6~7巡めと進んだときに、(フィル・)ジョーンズやエリック(・バイリー)で危なくなるとわかっていた」(カラバオカップ3回戦のダービー・カウンティ戦について)
「マルシャルを起用したのは、あなたがたがずっと”マルシャル”といい続けてたからだ。だから、サンチェスを外した」(プレミアリーグ7節のウェストハム戦の試合後会見にて)

少なくとも4人のモチベーションを下げるであろう心ない発言に、慄然としました。いずれも、語る必要のない話でしょう。今のボスには、選手たちが見えていないのではないか…。CBを獲るべき、マルシアルを売るべきと主張した8月の自分は正しかったはずと、未だ拘泥しているようにしか受け取れませんでした。

ポグバ、マルシアル、ラシュフォード、バイリーとの確執が報じられている指揮官について、「That was as bad as you've seen from a United team for a long time(長い間見てきたユナイテッドで最悪の状態)」と嘆いたのはポール・スコールズ。クラブOBの見解を紹介した「BBC」は、望みどおりにいかない補強に端を発したネガティブなモウリーニョ語録を「Mourinho's 'mini wars' this season(今季のモウリーニョの小さな戦争)」と題して時系列でまとめています。


7月29日/モウリーニョ vs プレシーズンツアー 「私がファンなら、こんな試合は観に来ない」
7月29日/モウリーニョ vs ウッドワード 「私は数ヵ月前に、5人のリストを出している」
8月10日/ウッドワード vs モウリーニョ「マネージャーのCB補強を経営ボードがブロック」
8月28日/モウリーニョ vs メディア 「リスペクト、リスペクト、リスペクト!」
9月1日/モウリーニョ vs マルシアル「プレシーズンにチーム合流で揉めたFWの放出を画策」
9月24日/ポグバ vs モウリーニョPART1「ホームならアタック、アタック、アタック!」
9月25日/モウリーニョ vs ポグバPART2 「問題ないけど副キャプテン剥奪」
9月26日/モウリーニョ vs ポグバPART3 「トレーニング場で一触即発事件」


腹心ルイ・ファリアと2人3脚で築いた強固な守備戦術とトレーニングメソッド、ベテラン選手たちを心酔させ、120%の力を発揮させる魔法の言葉。チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、セリエA、ラ・リーガを次々と制した稀代の名将は、自らの成功の基盤となっていた2つの武器を手離していました。ルイ・ファリアが去ったチームは、昨季プレミアリーグでマン・シティに次ぐ28失点に抑えた機能的な守り方を忘れ、たった7試合で12失点。若手との橋渡し役を担ってくれたズラタンやルーニーの不在によって、ドレッシングルームの秩序は失われてしまいました。王様は裸なのか、誰が彼を孤独から救えるのか。不満をマスコミに発さず、まずは選手と対話してくれと進言する存在があれば、たった90日で事態はここまで悪化しなかったかもしれません。

2015-16シーズン、前季のプレミアリーグを制したモウリーニョ第二次政権の3年め。スウォンジーとの開幕戦で、アザールの治療のためにピッチに入ったエヴァ・カルネイロさんを罵倒したことがトリガーとなり、過去に見ない混乱を招いてクラブを去ったあのシーズンも、ババ・ラーマンやケネディ、ジロポジといった補強に対する不満が背景にありました。あのときのチェルシーで、複数の選手が突如バーンアウトして勝てなくなったのを見たときは、ただただ混乱するばかりでしたが、今は悲しみを覚えます。2016年の夏、モウリーニョ監督がキャリントンにやってきたとき、私のなかには2つの大きな期待があったのです。

この年の新戦力には、ズラタン・イブラヒモヴィッチ、ポール・ポグバ、ヘンリク・ムヒタリアンがいました。マンチェスター・ユナイテッドで、攻撃的なフットボールにモデルチェンジするのではないか。チェルシーで味わった失敗を糧にして、長くチームを成長させてくれる新しいジョゼ・モウリーニョに出会えるのではないか…。2年3ヵ月を経た今、攻撃は前線の補強で唯一成功したルカク頼み、バイリーとリンデロフを育てるはずだったCBに6人めを加えるかどうかが「90日戦争」のひとつの種となりました。補強した選手たちを活かせず、若手との軋轢ばかりが話題となっている指揮官は、ボクシングデーを待たずして去るのではないでしょうか。ジネディーヌ・ジダンが英語のレッスンを始めたと報じられています。


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若手をどう輝かせるか…「スカイスポーツ」が指摘するジョゼ・モウリーニョの課題。

「彼に対して最もいいリアクションを見せるのは、彼が勝つのを助けてくれる選手ではなく、彼に勝ってしまうマネージャーたちだ」。 ポグバやラシュフォードとの確執が報じられているモウリーニョ監督について、「スカイスポーツ」が興味深いレポートをリリースしています。題して「Is the Jose Mourinho era now over? He is a victim of his own success(モウリーニョの時代は終わったのか?彼は自身の成功の犠牲者だ)」。先週末のウルヴス戦は1-1のドロー。カラバオカップのダービー・カウンティ戦は、GKロメロの退場で10人で戦うことを強いられ、1-2からフェライニのヘッドで追いついたものの、PK戦で敗れて早々に大会から去ることになりました。

ウルヴスで指揮を執るヌーノ・エスピリト・サントは、ポルト時代のモウリーニョ監督が一緒にCLを勝ち取った選手で、ダービーの監督に就任したフランク・ランパードもまた、チェルシーでプレミアリーグを連覇したときの主力メンバーです。その昔、自分に忠誠を誓ってくれた人物たちに足をすくわれ、ともにプレミアリーグを戦う現在の選手たちとは緊張感の高い状態が続いている…記事は、若い世代に対するアプローチが、モウリーニョ監督が抱える大きな課題だと指摘しています。

「かつてプレミアリーグの選手たちの食生活を改革したアーセン・ヴェンゲルがそうであるように、斬新だったモウリーニョの組織レベルも今や普通である」。ピッチを4つのグリッドに分割した機能的なトレーニングに驚愕したジョン・テリーは、「新しい選手を買ってお前の代わりに据える」と脅される屈辱を受けても、「もっとハードワークして、監督に印象を残したい」と発奮。当時の選手たちは叱咤に対して結果で見返そうとしましたが、時代は移ろい、モウリーニョ監督のメソッドもハードマネジメントも、若い選手には響かなくなってきました。


「2010年にチャンピオンズリーグを制したインテルはベテラン揃いで、ファイナルに出場した最年少の選手は25歳だった。モウリーニョが去るとき、赤ん坊のように号泣したマルコ・マテラッツィを誰も止められなかった」
「チェルシーにはテリーやランパードだけでなく、チェフやドログバがいた。彼ら4人は、スタンフォード・ブリッジでモウリーニョ第二次政権を仕切った選手たちだ。2015年の夏に2人がドレッシングルームを離れると、緊密な糸はほどけてしまった」


「スカイスポーツ」の指摘を目にして、マンチェスター・ユナイテッドもまた、ズラタン・イブラヒモヴィッチとウェイン・ルーニーを失ったのだと実感しました。「フランス・フットボール」のインタビューで、モウリーニョ監督自身が「新しい世界に適応しないと。今の若い選手たちのね」と、克服すべき課題の存在を認めています。


「理解しないといけない。23歳のフランク・ランパードは既に大人で、サッカー、仕事、プロフェッショナリズムについて考えていた。今の23歳は、キッズだ。男とはいわない。悪童だね。彼らを取り巻くあらゆるものは、人生や仕事の助けにはならないのに」
「10年前には、ドレッシングルームにスマホを持ち込む選手などいなかったけど、そんなのはもはや事件でも何でもない。ついていかないといけないんだ。戦えば対立を生むだけで、石器時代に身を置いてしまうリスクがある」


羊飼いのように、選手の後ろに立って手綱を引くラニエリ監督のようなタイプよりも、常に先頭に立って選手を引っ張ってきたモウリーニョさんのほうが、世代ギャップに対応するのが難しいのかもしれません。「改革は常に、歳を重ねたマネージャーがトップに残るための課題となる。ハイプロフィールの選手たちと仕事をするだけでなく、身をすり減らして成功を築かなければならない人物にとって、大きな問題が確実に存在している」。フットボールジャーナリストのアダム・ベイトさんは、ポール・ポグバを想起させる言葉を使いながら、稀代の名将は変わらなければならないと主張しています。

記事がいうとおり、厳しい状況が続いていますが、どうか踏ん張ってほしい。壊れないでほしい。崩れないでほしい。事態が快方に向かう最高の処方箋は、エースの活躍と勝利だと思います。嫌な予感が漂うウェストハムとのアウェイゲームですが、メディアから聞こえてくるノイズを吹き飛ばす快勝を期待しています。ポグバとモウリーニョ、どちらが正しいか、どちらを残すべきかとさまざまな声が飛び交っていますが、ひとつだけいい切れることがあります。試合に勝てなければ、両方とも敗者です。


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職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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