ポグバ、ルカク、ズラタン、ライオラ…運命と思惑がすべて重なり実現した衝撃の移籍劇…⁉

2015年の夏、「フットボールチャンネル」がマイアミでバカンスを楽しむ3人を描いた記事を掲載していました。その直前にマンチェスター・ユナイテッド移籍が決まっていたメンフィス・デパイと、既に古巣復帰が噂されていたポール・ポグバ。もうひとりは、ひと足早くプレミアリーグで成功を収めていたロメウ・ルカクです。誕生日が2ヵ月違いの「親友」ポグバとルカクは22歳。デパイはルカクの9ヵ月後に生まれており、このときはまだ21歳です。砂浜でくつろぐスリーショットをインスタグラムに投稿したと報じられた3人は、つかの間の休暇を満喫すると、それぞれのクラブに帰っていきました。記事から3週間後、デパイのマンチェスター・ユナイテッド入りが正式に発表されました。

「web Sportiva」が昨年11月に掲載していた「大物代理人ミノ・ライオラ物語(サイモン・クーパー著)」によると、ポグバの代理人はこの時期から現在のマンチェスター・ユナイテッドを予見していたようです。「デパイとマルシアルはうまくいかない。この名門を自分が支えていくといえるような選手ではないから」「ズラタンのような選手を獲得して、バランスを取らないといけない」。ポール・ポグバ移籍について、マンチェスター・ユナイテッドと交渉を始めたのは2014年からだったと代理人は述懐しています。「あのクラブには、彼ら(ズラタンとポグバ)が必要だった」。チャンピオンズリーグ出場権を獲得するのに苦労し始めたプレミアリーグの名門は、これからトロフィーを積み上げていこうとする若きタレントには格好の場だと見ていたのでしょう。

あの夏から1年後、ポール・ポグバが8900万ポンドというワールドレコードでマンチェスター・ユナイテッドに復帰しました。最初の1年は、プレミアリーグ30試合5ゴール4アシスト。ゴールに絡む数字はもの足りなく見えますが、ボールタッチ数は全体の3位、パス本数4位、スルーパスはアレクシス・サンチェスとデブライネに次ぐ3位。8試合を欠場した選手としては秀逸な数字で、まずまずの滑り出しだったのではないでしょうか。ポグバと同じミーノ・ライオラを代理人とするロメウ・ルカクは、親友の決断に触発されたようで、自身の移籍が決まった後に「自分がサインするチャンスを迎えたらノーといわないと心に決めていた」と回想しています。2017年1月、ライオラの予想通りデパイがマンチェスターを去ると、3月にはルカクがエヴァートンからの契約延長オファーを断りました。「チャンピオンズリーグに出たい」。ただしこのときは、彼の頭のなかを占めていたのは昔着ていた青いシャツだったのかもしれません。

2017年の夏、ルカクとポグバは2年前と同様に、バカンスをアメリカで過ごしました。「BBC」は、ルカクのマンチェスター・ユナイテッド入りについて「'Agent' Pogba played 'big role' in Lukaku's Man Utd move」という見出しを立てて、自称「プロジェクトP」の存在がルカクにとっていかに大きかったかを紹介。「ポグバは親友であり、隣人でもある。普段からいつも一緒にいるから、(移籍の際に)物事がどう進むのかを私に説明してくれた」というストライカーの言葉を取り上げています。ラカゼットが親友コクランの言葉でアーセナル入団を決断したように、ルカクもまた、ロサンゼルスで一緒にトレーニングに励んだ同い年の友のアドバイスを大事にしたようです。

これらの話を読んで、私はこんなふうに思いました。ルカクの移籍は、数々の出来事が重ならなければ実現しなかったのではないか、と。モウリーニョ監督のチームがヨーロッパリーグを制覇して来季の出場権を獲らなかったら、ルカクはチェルシーを選んだのではないか。ズラタンが負傷せずにマンチェスター・ユナイテッドとの契約を延長したら、彼の代理人でもあるライオラはチェルシーとの交渉に絞ったのではないか。「クラブがいかに大きいか、そしてトロフィー獲得に飢えているかが大事。私は、キャリアの終わりに”トロフィー獲得にチャレンジし続けたチームのためにプレイしてきた”といわれたい」と語っている選手に、プレミアリーグを制したクラブよりもこれから獲ろうとしているクラブを勧めるのは、難しいことではなかったのではないか…。プレミアリーグ、EL、ズラタンのリタイアという3つの結果と、「プロジェクトP」ポール・ポグバの存在がすべて重なり、ミーノ・ライオラとロメウ・ルカクはウェストロンドンではなくマンチェスターを選んだと思えてなりません。

ロメウ・ルカクは、エヴァートン時代と同じ背番号「10」ではなく、多くのストライカーが当たり前のように付けている「9」を選びました。ウェイン・ルーニーの後継者というプレッシャーに晒される番号を避けたのは、スタートとしては賢明でしょう。ならば、レジェンドの後だろうが臆せず「10」を背負える唯一の存在、ズラタン・イブラヒモヴィッチに1月に復帰していただき、ハングリーなストライカーにチャンピオンズリーグの勝ち方を教えてあげてもらえればと思います。そしていずれは、ルカクは「10」を!マーカス・ラシュフォードには「7」を背負ってほしいというのが、古くからのサポーターの願いであります。ルカクとポグバ、そしてズラタン…今季こそプレミアリーグ制覇を!


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無題

近年はファーガソンとの遺恨もなくなり、エドとは良いビジネス関係を結べていますね。
ライオラからはユナイテッドを自身の力で押し上げることで更に代理人としての地位を上げる強い野心のようなものを感じます。
それは自身のためではなく、選手のためということも感じるのがこの代理人の魅力でしょうかね。
  • yuto
  • 2017/07/12(Wed)11:23:38
  • 編集

無題

ラシュフォードにそこまで期待しているんですね!
これからは注目してみようと思います!
  • ジダネス
  • 2017/07/12(Wed)21:52:21
  • 編集

コメントありがとうございます。

yutoさん>
選手にとってはカリスマですね。メンデスさんのほうがよりビジネスライクな感じがします。

ジダネスさん>
期待してます。明確に、ルーニーの後継者と目されるようになってほしいです。
  • makoto
  • 2017/07/16(Sun)19:39:03
  • 編集

コメントありがとうございます。

yutoさん>
選手にとってはカリスマですね。メンデスさんのほうがよりビジネスライクな感じがします。

ジダネスさん>
期待してます。明確に、ルーニーの後継者と目されるようになってほしいです。
  • makoto
  • 2017/07/16(Sun)19:51:02
  • 編集

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