復帰まで最長4ヵ月!? ケヴィン・デブライネのリタイアは、ペップをどれだけ苦しめるのか?

マティッチ、バレンシア、ディオゴ・ダロトを欠いてプレミアリーグ開幕を迎えたマンチェスター・ユナイテッド、デヤン・ロブレンやチェンバレンがいなかったリヴァプール。第1節のマンチェスター・シティ戦で足を痛めたアーセナルのメートランド=ナイルズは、骨折と診断され完治まで2ヵ月ほどかかるようです。キーマンを失ったチームは、既に苦しいやりくりを強いられていますが、昨季プレミアリーグ王者にも激痛のアクシデントが発生しました。ケヴィン・デブライネが、トレーニング中に膝を痛めたと報じられています。検査の結果はまだ発表されておりませんが、「スカイスポーツ」は2~4ヵ月は出場できないとレポート。ペップ・グアルディオラ監督は、年内のプレミアリーグとチャンピオンズリーグを司令塔抜きで戦うことになるかもしれません。

マンチェスター・シティにとって、デブライネは最も代えが利かない選手です。「スカイスポーツ」は、アンタッチャブルなプレーメイカーの不在がどれだけ痛いのかを数字で紹介しています。過去3シーズンにおいて、デブライネがいたプレミアリーグ91試合は59勝21分11敗と敗戦が少なかったのに対して、不在の20試合は12勝1分7敗。ベルギー代表の素晴らしいパスがピッチを走りまわるゲームは、1試合あたり2.3ゴールを決めていますが、不在時は1.8ゴールと明確に得点力が落ちてしまいます。ポゼッションは、いる試合が64.8%、いなければ60.0%。ボールの支配率が落ちるため、失点も0.9%から1.2%にUPしてしまいます。

ペジェグリーニ監督が指揮を執っていた2015-16シーズン、デブライネはリーグカップ準決勝のエヴァートン戦で膝を負傷し、復帰までの2ヵ月の間に公式戦12試合を欠場しています。このときのプレミアリーグは、7試合で2勝1分4敗。レスター、トッテナム、リヴァプールに3連敗し、マンチェスターダービーにも敗れてチャンピオンズリーグ出場権キープが怪しくなりました。プレーメイカーのリタイアが単純に激痛だったのか、2月頭に発表されたシーズン後のペジェグリーニ退任&ペップ就任が選手たちを動揺させたのかは判断が難しいところですが、アンカーにフェルナンドを据えてヤヤ・トゥレが穴を埋めるという戦い方が不発だったのは事実です。

ペップは、昨季プレミアリーグアシスト王の不在をどんな形でフォローするのでしょうか。エースをベンチに置いたアーセナル戦は、ウイングにマフレズとスターリングが入り、中盤にはベルナルド・シウヴァ、フェルナンジーニョ、ギュンドアン。ダヴィド。・シルヴァの復帰とフィル・フォーデンのブレイクが期待できる今のチームは、ペジェグリーニ時代ほどのナーバスな状況には陥らないでしょう。私が注目しているのは、ベルナルド・シウヴァです。昨季プレミアリーグで35試合7ゴールだったポルトガル代表MFは、年明けから先発で出場する機会を増やし、後半戦は16試合5ゴール。フィット感を高めた2年めは開幕戦でボレーを決めており、ピンポイントで合わせるクロスを武器に、ゴールに絡むシーンを増やしてくれるのではないでしょうか。

デブライネのリタイアはもちろん激痛、しかしマン・シティはさほど崩れないのではないか…。多少もたついてくれたほうが、プレミアリーグはおもしろくなるのですが、ベルナルド・シウヴァやフォーデンをリスペクトする回数が増えるだけに終わるのではないかと思います。戦前の予想通り、リヴァプールと彼らの一騎討ちとみますが、いかがでしょうか。デブライネのいないプレミアリーグは、やはりもの足りません。膝の予後がよく、2ヵ月で戻ってこられれば、彼抜きで戦う上位対決はリヴァプール戦のみ。正確無比のアシストマシンの一刻も早い回復を祈っております。


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リシャルリソン、マネ、ポグバ、カンテ…開幕戦ゴールを決めたキーマンたちに注目!

プレミアリーグ開幕節で2発を叩き込んだのは、エヴァートンの新戦力リシャルリソン、リヴァプールの新しい10番サディオ・マネ、ワトフォードのロベルト・ペレイラ。いずれも左サイドに張ったアタッカーで、トータル6発はすべて右足で放った文句なしのビューティフルゴールでした。2017年の夏にワトフォードに移籍したリシャルリソンは、12節までに5ゴールをゲットしながらも、その後失速。プレミアリーグ38試合5ゴールという数字には、満足していないでしょう。前半戦の指揮官だったマルコ・シウヴァ監督がエヴァートンに招聘されると、21歳のブラジル人ドリブラーは移籍金3500万ポンド(約49億3000万円)で引き抜かれました。

ウルヴス戦では、17分に自らが倒されて得たFKを冷静に押し込み、同点にされた後の67分には、ボックスの左隅から美しいコントロールショットを右のサイドネットに流し込みました。ジャギエルカの退場で10人になったチームは、ヒメネスにヘディングシュートを許して2-2のドロー発進となりましたが、左サイドをドリブルで蹂躙するリシャルリソンは、昨季の2~3倍のシュートを決めてくれるのではないかと期待しています。

サラーやフィルミーノとのコンビネーションは、今季もライバルクラブに怖れられるでしょう。前半終了間際にミルナーの折り返しを右足で合わせたマネは、53分に最終ラインの裏でフィルミーノのスルーパスを受け、ゴール左に2点めを叩き込みました。2014年にサウサンプトンに入団してから、4シーズン連続でプレミアリーグ2ケタゴールを記録しているセネガル代表FWは、ナビ・ケイタという強力な援軍を得ました。ケガさえなければ、自己ベストの13発を更新するのではないでしょうか。リヴァプ―ルが悲願のプレミアリーグ制覇に届くには、自在に動ける10番の活躍が必須条件です。

2年前にユーヴェから来たロベルト・ペレイラも、3年めの今季は勝負の年。プレミアリーグ14位に終わったワトフォードをTOP10に引き上げ、強豪クラブに移籍する足掛かりを築きたいところです。開幕戦でゴールを決めたキーマンといえば、モハメド・サラー…は今さら騒ぐまでもありませんが、ポール・ポグバ、エンゴロ・カンテの名前も挙げたいと思います。オールド・トラフォードにレスターを迎えたフライデーナイトの一戦で、キャプテンマークを巻いて登場したポグバは、気迫のこもったプレイを見せてくれました。タイミングも球質も絶妙なロングフィードは、プレミアリーグNo.1を争う正確さ。この日はPK1発でしたが、彼がゴールに絡むシーンが増えれば、クラブの順位はおのずと上がるはずです。噂されているモウリーニョ監督との確執は、クオリティの高さを見せつけることで解決していただければと祈っています。

ジョルジーニョの加入で、前線に上がる機会が増えたチェルシーの7番は、以前はトップ下としてプレイしていたことを思い出させてくれるでしょう。なかなかシュートが打てず、苦しい展開を強いられていたなかでの先制ボレーは、コミュニティシールドに敗れて不安を抱えていたサッリ新監督のチームにとって、とてつもなく大きかったのではないでしょうか。2018-19シーズンは、サッリの美しいサッカーのなかで、カンテの攻撃センスがどう活かされるかにも注目したいと思います。

ビッグ6のセンターフォワードがノーゴールだったプレミアリーグ第1節ですが、今週末は得点王争いの本命たちが目を覚ますでしょうか。ハリー・ケインのスパーズはフラムとのロンドンダービー、アグエロを擁するマン・シティはハダースフィールドとのホームゲームです。


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エジル、ラシュフォード、モラタ、アリソン…背番号を変えた精鋭たち、それぞれの理由。

たかがナンバー、されどナンバー。選手もサポーターも、シャツの背中の数字にはさまざまな思い入れがあるものです。ジャック・ウィルシャーのウェストハム移籍によって、ドイツ代表で付けている10番を手に入れたメスト・エジルも、背番号にこだわる選手のひとりです。プレミアリーグ6年めにして、ようやく自分らしい数字を背負うことになったプレーメイカーは、アーセナルに集中できる今季は相当やってくれるのではないでしょうか。もちろん、この夏に背番号が変わったのは彼ばかりではありません。今回は、プレミアリーグ2018-19シーズンに新しいナンバーで登場する3人の選手のエピソードを紹介しましょう。

ルート・ファン・ニステルローイ、ウェイン・ルーニー、ズラタン・イブラヒモヴィッチ。キング・カントナやブライアン・ロブソン、クリスティアーノ・ロナウドら「栄光の7番」に熱狂した私にとって、マンチェスター・ユナイテッドの10番は、負けず劣らず好きな選手たちが纏ったナンバーです。そういえばあのデヴィッド・ベッカムも、7番をゲットする直前は、1年限りのNo.10でした。今シーズンは、彼らの後を継いでほしいヤングスターが、背中に10を付けて戦うことになります。

マーカス・ラシュフォード、未だ20歳。2016年2月25日、ヨーロッパリーグのミッティラン戦で衝撃の2ゴールデビューを飾ったストライカーは、昨季までの3シーズンでプレミアリーグ78試合17ゴールという数字を残しています。サイドでプレーする機会が多かったラシュフォードにとって、この戦績は決して満足いくものではなかったでしょう。ワールドカップでノーゴールに終わった「元19番」は、自ら10番がほしいと申し出たそうです。

「彼はずっと望んでいた。ルーニーやイブラヒモヴィッチを尊敬していたからね。10番が空くのを待っていたんだ。素晴らしいことだ。ぜひ、10番を背負ってもらおうじゃないか」(ジョゼ・モウリーニョ)

今季のプレミアリーグでは、自身初となる2ケタゴールをゲットしていただきましょう。ラシュフォードとは逆に、求めていたはずの背番号を手離したプレーヤーもいます。チェルシーのアルバロ・モラタは、レアル・マドリードやユヴェントスでスーパーサブとしてベンチにいる時間が長く、プレミアリーグにやってきた昨シーズンが初めてのレギュラー待遇。31試合11ゴールと最低限のスタッツは残したものの、後半戦でわずか1ゴールしか挙げられず、ワールドカップロシア大会に参加することができませんでした。新シーズンに向けて背番号を変えたのは、心機一転という意味合いも大きかったのではないでしょうか。選んだナンバーは、一見微妙な「29」。7月に双子が生まれ、父親となった25歳のストライカーにとって、彼らの誕生日にちなんだ数字を背負うことはモチベーションUPにつながるのでしょう。

手に入れることができたエースナンバーを拒否したのは、GK史上最高額でリヴァプールに移籍したアリソン・ベッカーです。ローマでシュチェスニーからポジションを奪い、背番号1を手に入れた男は、アンフィールドで同じ番号を打診されると「(現在付けている)ロリス・カリウスへの敬意を欠いている」と断ったとのこと。チャンピオンズリーグ決勝で信じられないミスを2回もしてしまい、プレシーズンマッチでもセービングミスを繰り返している失意のドイツ人GKがチームを離れない限り、ブラジル代表の守護神は空き番となっている「13」を付けることになるようです。

念願、心機一転、リスペクト。背番号を選ぶ理由、変える理由、断る理由はさまざまです。新しいナンバーを背にプレミアリーグを戦う選手たちに、私も思いを寄せています。代表を引退してアーセナル1本で勝負する29歳と、マンチェスター・ユナイテッドの左サイドでアグレッシブに仕掛けながらルカクのポジションを窺う20歳…2人の10番には、特に


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セセニョン、フォーデン、ネヴェス…「BBC」が注目するプレミアリーグのヤングスター6人!

Premier League: Six youngsters looking to break through this season(プレミアリーグ~今季ブレイクしそうな6人のヤングスター)」。イギリスメディア「BBC」がピックアップした若きタレントの名前を見ると、否応なく盛り上がります。ノリッジからレスターに移籍した21歳のMFジェームズ・マディソン、フラムで左サイドを牛耳るライアン・セセニョン、マン・シティの天才フィル・フォーデン、ミドルシュートが注目のウルヴスMFルヴェン・ネヴェス、チェルシーでプレミアリーグデビューを果たしたカラム・ハドソン=オドイとイーサン・アンパドゥの17歳コンビ。最もブレイクが期待できるのは、SBからウインガーまでこなす驚異の18歳、ライアン・セセニョンでしょう。

昨季チャンピオンシップで46試合15ゴールという数字を残した逸材は、ビッグクラブからの誘いを受けずに慣れたクラブでプレミアリーグを体感する道を選びました。ヨカノヴィッチ監督は、攻めたいときにはセセニョンをSBかWBに置き、相手のSBの攻め上がりを抑えたいときはウイングで起用してくるでしょう。一見は縦志向の強いドリブラーですが、しばらく見るうちにパスセンスのあるプレーメイカーとしても秀逸であることに気づくでしょう。中央に入り込んで繰り出す絶品スルーパスやワンタッチプレーも、セセニョンの得意技です。強さとダイナミズムはスパーズ時代のガレス・ベイルが上ですが、巧さはフラムの18歳に軍配が上がるのではないかと思われます。

総合力では若手No.1に指名したいフィル・フォーデンは、プレミアリーグ最強クラブに所属していることが唯一にして最大のネックです。とはいえ、今季のペップのチームは、マフレズしか新戦力を獲っていません。ヤヤ・トゥレが去った穴はデルフがあっさり埋め、後半のオプションとして18歳が大暴れしてくれれば、「今季最高の補強は、長期離脱から復帰したバンジャマン・メンディとスーパーサブのフォーデン」といえるシーズンになるかもしれません。自らの技の巧みさに溺れることなく、よく走り、ゴールに向かえる天才が、ダヴィド・シルヴァの後継者として活躍する日を楽しみにしています。下部リーグに出されずチームに残った際の最初の目標は、プレミアリーグでゴールやアシストという目に見える結果を出すことでしょう。

ウルヴスのルヴェン・ネヴェスは、中盤の底で攻守のつなぎに入り、正確なパスで前線を動かせる選手。昨季チャンピオンシップで42試合6ゴールと主軸として活躍したポルトガル代表MFも、セセニョンと同様にビッグクラブに狙われています。昨季はチャンピオンシップのノリッジで14ゴールを挙げたジェームズ・マディソンは、岡崎慎司に代わってヴァーディの後ろに入るのか、あるいはイヘアナチョとのコンビで4-3-2-1を機能させるのか。エリクセンのようにパスセンスも得点力もある21歳は、ひとたびブレイクすれば、イングランドサッカーを変える存在になるかもしれません。

チェルシーのイーサン・アンパドゥとハドソン=オドイは、本ブログで以前から推している素晴らしいタレントなのですが、選手層が厚いチェルシーで出場機会を得るのは難しそうです。クリステンセン、タミー・アブラハム、ロフタス=チークらのように、いずれは海外のクラブやプレミアリーグの下位チームで経験を積んで、チェルシーで活躍できるレベルに育っていただければと思います。「BBC」の6人以外では、プレシーズンマッチで才能をアピールしたアーセナルの17歳MFスミス=ロウとセントラルMFグエンドゥジ、チェルシーのメイソン・マウント、エヴァートンのキーラン・ドゥエルとアデモラ・ルックマン、マンチェスター・ユナイテッドに加わったディオゴ・ダロトに期待しています。セセニョン、ネヴェス…早く観たいですね!


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メスト・エジルはドイツの誇りであり、勝者である~代表引退宣言に寄せて。

書こうかどうか、悩みましたが、プレミアリーグで活躍してきた2人の選手の勇気あるメッセージに背中を押され、拙文をしたためています。メスト・エジルの代表引退宣言について。Twitterで3回に分けて発信された長いメッセージには、ドイツで物議を醸したエルドバン大統領との会談に至る経緯と、彼の身に起こったこと、代表引退を決断した理由が綴られています。「Kicker日本版」が全文を翻訳してくれているので、まだ読んでいない方は、そちらに目を通していただければと思います。

ブンデスリーガ、ラ・リーガ、プレミアリーグで素晴らしいプレイを披露し続け、2014年にドイツを世界一に導いたワールドクラスが、これほどの重い言葉を残して代表を去らなければならなかったという事実に、心が痛みます。政治的な背景について、私は語る言葉を持ちえません。われわれが近隣の国と微妙な関係になることがあるように、メスト・エジルを生んだ国もさまざまな問題を抱えているというだけに留めたいと思います。何事もなく過ぎることはないとわかっていても、家族のためにトルコのトップからの招待を断れなかったというエジルの心情を尊重します。しかし、彼の行動は、ドイツにもトルコにも政治的に利用されてしまいました。「自分が語ったのはサッカーであって、政治ではない」いう主張をそのまま受け止めてもらうのが、いかに難しいかを、あらためて感じさせられる事件でした。

スポーツが政治に支配されないために、われわれファンにできることがあるとすれば、ひとりひとりが「そういうのはやめませんか」と声を挙げることでしょう。TwitterやFacebookがある今なら、大きなムーブメントを起こすことができるかもしれません。触れれば批判を受ける可能性があるなかで、プレミアリーグのレジェンドと、エジルのチームメイトが発した思い溢れる声をリスペクトしたいと思います。

Massive Respect(多大なる敬意を/リオ・ファーディナンド)」
Surreal that someone who has done so much for his country on and off the pitch has been treated with such disrespect. Well done @MesutOzil1088 for standing up to this behaviour!(国のために戦った人間が、ピッチの内外で非礼な扱いを受けているのはシュールだ。そんな振舞いに対して立ち上がったメスト・エジル、よくやった!/エクトル・ベジェリン)

そして、エジルのここ数年のプレイをくさしたバイエルンのウルリッヒ・ヘーネス会長や、彼は敗者であり悲しい幕引きだったと評したセバスチャン・ヴォルフ氏に対しては、「エジルはあなたがたの誇りであり、勝者だ」といわせていただきたい。

1990年のワールドカップイタリア大会決勝でドイツに敗れたディエゴ・マラドーナは敗者か?いいえ、1986年にメキシコのアステカで行われたファイナルで、ブルチャガに通した決勝スルーパスは後世に語り継がれる極上の1発でした。2006年のドイツでマテラッツィに頭突きを見舞い、PK戦に参加できなかったジネディーヌ・ジダンは敗者か?いいえ、1998年のスタッド・ドゥ・フランスで優勝候補ブラジルを沈黙させた2発のヘッドは、フランスを世界に認めさせる歴史的なパフォーマンスでした。2014年と2018年に敗れ去ったアンドレス・イニエスタは敗者か?いいえ、2010年のオランダとの決勝を制した延長戦の冷静な決勝弾は、クラブレベルでは証明されていたスペインの強さを知らしめる貴重な一撃でした。エジルもまた、勝者です。南米で行われたワールドカップで、欧州勢として初めて戴冠に辿り着いた近年最高のチームの一員です。

プレミアリーグでエジルの素晴らしいプレイに心を躍らせているグーナーのみなさんは、このたびのエースの宣言に、さまざまな想いを巡らせていることと思います。最後にひとつ、提案です。10番の言葉を信じて、復活を願いませんか?彼は、ドイツやドイツ人に背を向けたわけではなく、グリンデル会長をはじめとする現体制の自分に対するスタンスに抗議しているのです。

「ドイツFAからこのような扱いを受けるなら、望まれていないと感じるなら、僕はもうドイツ代表のユニフォームを着ることはできない」「差別と軽蔑のなかでプレイすることはできない」

ワールドカップ惨敗の傷が癒え、世界最強の国が誇りを取り戻したとき、ドイツFAがいま一度エジルをリスペクトしていることを表明し、稀代の司令塔が代表の10番を身に纏ってプレイする日が来ることを祈ります。プレミアリーグでも勝者となり、34歳で参加することになるカタールで、円熟味という言葉が似合うパスワークを見せてもらえれば最高です。2004年に代表引退を発表した後、翌年に復帰し、34歳となった2006年のドイツで、「ラ・マルセイエーズ」を歌わずに母国を決勝に導いたマドリードの先輩、アルジェリア系フランス人ジネディーヌ・ジダンのように。


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自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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