ルーカス・トレイラ、ジョルジーニョ…プレミアリーグを盛り上げる南米発アンカーに注目!

ルーカス・トレイラ、ジョルジーニョ、ファビーニョ。今季プレミアリーグで、ペップの最強マン・シティに喰らいついている好調の3クラブは、南米出身のアンカーを獲得しています。シーズンが始まる前に、私が最も楽しみにしていたのはファビーニョでした。2016-17シーズンに超攻撃的サッカーでリーグアンを制したモナコの素晴らしさに幻惑されていたからなのですが、いざシーズンが始まってみると、ブラジル代表MFはクロップサッカーにフィットするのに時間がかかりました。

プレミアリーグ初登場は、9節のハダースフィールド戦。週末のカーディフ戦で初先発となったものの、この試合はミルナーしか中盤の控えがいなかったゲームで、レギュラー奪取に近づいたとみるのは早計でしょう。現在のチームの主軸は、素晴らしい運動量をベースに攻守ともに貢献度が高いワイナルドゥム。横に散らすパスが多いファビーニョは、前への意識が高まれば、スタメンに名を連ねる機会が増えるのではないかと思います。

チームを前に進めるセントラルMFといえば、アーセナルの中盤を支えるルーカス・トレイラです。マイケル・キャリックが好きだった私としては、22歳のウルグアイ代表が繰り出す速い縦パスにテンションが上がります。開幕当初は失点が多かったガナーズの守備は、彼がスタメンに定着してから安定感が増しました。最初の5試合は途中出場だったにも関わらず、インターセプト17回はチーム最多で、ビッグ6のセントラルMFのなかでもNo.1です。

プレミアリーグ7連勝だったチームが久しぶりに苦戦したクリスタル・パレス戦では、ジャカのスーパーFKのきっかけとなるファールを誘い、同点に追いつかれた最終盤には自ら前線に突っ込んで狙える位置からのFKを獲得していました。上下動をさぼらず、ここぞというときに戦う姿勢を見せてくれる新11番は、泥くさいプレイを好むサー・アレックス・ファーガソンが現役だったら、相当惚れ込んだのではないでしょうか。近年のガナーズには、このキャラが足りなかったのです。19歳のグエンドゥジのいいお手本となるプレイを見せ続けるMFが、タイトル獲得の立役者となる日は、そう遠くないのではないかと思います。

さて、今季プレミアリーグで最大の革命的プレーヤーを紹介しましょう。あのエンゴロ・カンテを攻撃的なポジションに追いやった(?)ジョルジーニョ!チェルシーの新アンカーは、開幕戦から何年もチームにいたような落ち着きで攻守のハブとして機能していました。ボールタッチ数1125回とパス本数1029本は、いずれも2位のラポルテを大きく引き離す今季プレミアリーグTOP。スルーパス8本も、同僚のダヴィド・ルイスと並んで1位です。あれだけボールに絡み、守備時にはやっかいなドリブラーの相手をしながら、ファールが4回しかないという事実にもため息が漏れます。ジョルジーニョなくして、サッリスタイルのポゼッションサッカーは実現しなかったでしょう。システムによっては軽率な守備が目立ってしまうダヴィド・ルイスが持ち味を出せているのは、スペースを埋めるのに長けたMFが前に2枚もいるからだと思います。

昨季はペップの独走を許したロンドンとリヴァプールは、中盤の攻守の精度を高めてプレミアリーグの優勝争いをおもしろくしてくれています。彼らのサッカーにおいて重要なポジションとなるアンカーの活躍に、引き続き注目してまいりましょう。イージーなミスと裏を取られるシーンが増えたマティッチにも、あらためて期待しつつ…。


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プレミアリーグでどこまでやれる?ブレイク間近の「2000年生まれの子どもたち」!

噂の怪物が、ついにプレミアリーグ初ゴールをゲットしました。フラムの18歳、ライアン・セセニョン。カーディフ・シティ・スタジアムでのアウェイゲームで2-1と逆転された34分、右からのクロスをミトロヴィッチがラインの裏に流すと、素早く反応した3番はGKのポジションを冷静に見極め、左足でゴール右に流し込みました。翌日の「BBC」が、若きタレントたちの特集記事を配信。「Premier League stats: Ryan Sessegnon and the millennium babies making an impact(プレミアリーグスタッツ:ライアン・セセニョンとミレニアムの子どもたちが残したインパクト)」と題された記事は、「25歳以上の方は、歳を取ったと感じるだろう」という書き出しで、2000年に生まれた注目のヤングプレーヤーをピックアップしています。

ライアン・セセニョンと誕生日が10日違いで、プレミアリーグ9試合出場という数字も並んでいるのは、マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデン。ウルヴスの生え抜きMFモルガン・ギブス=ホワイトは、途中出場ばかりながら4試合に出場しています。チェルシーのスピードスター、カラム・ハドソン=オドイは唯一の17歳で、同僚のイーサン・アンパドゥは既にウェールズ代表としてデビュー。ドルトムントでレギュラーポジションを争っているジェイドン・サンチョはブンデスリーガ20試合3ゴールと別格で、こちらもイングランド代表入りを果たしています。マンチェスター・ユナイテッドのアンヘル・ゴメスとセインツのマイケル・オバフェミはプレミアリーグデビューを果たしただけに留まっており、頭角を現すのは少し先の話になりそうです。

フラムでレギュラーとして活躍しているセセニョンは、次の夏もビッグクラブ移籍の噂がメディアを駆け巡りそうな雲行きです。バンジャマン・メンディがいるマン・シティやマルコス・アロンソのチェルシーではサブに甘んじる可能性が高く、経験を積み重ねたいならノースロンドンではないでしょうか。ダニー・ローズが出ていくならトッテナムもありですが、モンレアルの後釜が絶好のポジション。SB、WB、ウイングをすべてこなすユーティリティーは、エメリ監督に重宝されるのではないかと思います。

もったいないのはフィル・フォーデン、カラム・ハドソン=オドイ、イーサン・アンパドゥで、ワールドクラスがひしめくマン・シティとチェルシーでは、プレミアリーグの途中出場とカラバオカップに出番が限定されてしまいます。フィル・フォーデンは、エヴァートンにいけばロス・バークリーの後継者としてチームの主役になれそうで、カラム・ハドソン=オドイの突破力は、ワトフォードやニューカッスルならうまくはまりそうです。クオリティの高いフィードが魅力のアンパドゥは、セインツやハマーズならCBの前のポジションでチャンスをもらえるのではないでしょうか。名将とワールドクラスの選手が揃うチームで揉まれ、ポジションを獲得できれば最高ですが、他クラブに活路を見出したドミニク・ソランケ、タミー・アブラハム、パトリック・ロバーツらと同じような結論を出すことになる可能性のほうが高そうです。

レンタル生活を繰り返しながら力を伸ばし、エースにのし上がったハリー・ケインの例もあり、出ていったほうがハッピーとはいい切れませんが、伸び盛りの季節をベンチで終わらせることがなければと案じております。レスターのジェームズ・マディソンとベン・チルウェル、チェルシーからフィテッセやダービー・カウンティに貸し出されたメイソン・マウントなど、若くして代表入りを果たしたタレントたちは、直近のプレイを評価されています。とはいえ今は「がんばれ!フィル・フォーデン!」と叫ぶことしかできませんが…。ライアン・セセニョンの次戦はボーンマスですね。連発を期待しましょう。


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引退発表から4日。ジョン・テリーがアストン・ヴィラのアシスタントコーチに就任。

「フットボーラーとして23年、今こそ引退にふさわしい時期と思い、決断した」。ジョン・テリーがインスタグラムにて引退を発表したのは10月7日。2018-19シーズンも現役を続行すべく、クラブを探していたCBに納得いくオファーはありませんでした。1998年にチェルシーのトップチーム昇格を果たしたイングランド代表の元キャプテンは、プレミアリーグ492試合41ゴールという素晴らしいレコードを残して、2017-18シーズンにはアストン・ヴィラに移籍。チャンピオンシップで32試合に出場したものの、契約更新はせず、夏にクラブを離れていました。チェルシーではプレミアリーグ優勝5回、FAカップ獲得5回、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグも制覇。5位周辺が定位置だったブルーズをトップクラブに押し上げる原動力となった一方で、不倫騒動による代表キャプテンはく奪や、人種差別発言疑惑など、話題に事欠かない選手でもありました。

マンチェスター・:ユナイテッドとのプレミアリーグ対決となった2007-08シーズンのチャンピオンズリーグ決勝で、ルジニキ・スタジアムのぬかるんだピッチに足を取られ、PKを失敗したシーンは今も頭の中で再現できます。気持ちの強さと統率力でチェルシーを引っ張ってきたテリーは、いずれどこかのクラブで指揮を執ることになるのでしょう。オールド・トラフォードで行われたカラバオカップ3回戦で、マンチェスター・ユナイテッドを倒したダービー・カウンティーのフランク・ランパード監督のスーツ姿を思い出しながら、テリーにふさわしいクラブに思いを馳せたのは、つい2日ほど前のことでした。「彼にはロンドンのクラブがよく似合う。フラムの監督になったら、チェルシーから声がかからなくなるのだろうか」等々。

テリーのセカンドキャリアについて、現地メディアが報じたのは、引退発表から4日しか経っていない10月11日でした。招聘したクラブは、プレーヤーとして最後のシーズンを過ごしたアストン・ヴィラ。肩書きはアシスタントコーチです。1982年にチャンピオンズカップを制した名門は、私にとっては「トゥアンゼベがお世話になっているクラブ」でもあります。プレミアリーグファンにおなじみの選手は、ニール・テイラー、アーメド・エルモハマディ、ジャック・グリーリッシュ、ヤニック・ボラシェ、タミー・アブラハムあたりでしょうか。プレミアリーグで出番が見込めない選手を集めたヴィラは、今季こそ復権のチャンスと力が入っていたのだと思われますが、連勝スタートの後は勝ち切れない試合が続き、3勝6分2敗で中位に停滞。10月3日にスティーヴ・ブルース監督を解任し、ブレントフォードから若き指揮官ディーン・スミスを引き抜いて後任に据えたばかりでした。

「ジョンはイングランドのフットボールシーンにおいて、最も輝かしいキャリアを持つ選手のひとりだった。クラブとの密なリレーションがあり、ディーンの下で新たなキャリアを始める準備ができていた」。ヴィラのクリスティアン・パースロウCEOは、トップクラブで長年戦ってきた経験を買ったようです。勝手知ったるクラブで指導者としてノウハウを蓄積し、いずれはマネージャーとして現場を仕切るというのが、テリーが描く青写真でしょう。

「人生における次のチャプターに対する準備はできている。未来がどうなるか見てみよう。選手として実現した成功の半分でも、手に入れられればうれしい。フランク・ランパードはいい仲間だ。先日、彼を見た。将来的には監督になれればと願っているけれど、時間がかかるだろうね」

ランパード、ジェラード、テリー、ギグス、アンリがプレミアリーグのクラブの監督として、鎬を削る時代がやってくるのを楽しみにしましょう。最初にゲートをくぐるのは、チャンピオンシップで8位につけているダービー・カウンティーの指揮官でしょうか。2000年代にリーグを盛り上げてくれたレジェンドたちの指導者としての成功と、ジョン・テリーの素晴らしい未来を祈念しつつ、この稿を締めさせていただきます。


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「世界最高のMFになれる!」…とにかくオトナな絶好調アザールが、復活プレーメイカーを絶賛!

プレミアリーグ2018-19シーズンは、後に「アザールの年」といわれるのではないかと思っています。何しろ、スタッツがスゴい!プレミアリーグ8試合7ゴール3アシストは、チェルシー入団から7シーズンめで最高のスタート。ヨーロッパリーグは、ヴィデオトン戦の途中出場でゴールを決められなかったものの、レッズとのカラバオカップでは敵地アンフィールドで決勝ゴールをゲットしています。プレミアリーグにおける1試合あたりのドリブル成功数2.8は、アダマ・トラオレとザハを上回るNo.1。ドリブラーの勲章である被ファール数は、1試合あたり2.6で、レスターのジェームズ・マディソン、ハダースフィールドのファン・ラ・パラに続く3位です。ワールドカップでベルギー代表を3位に導き、開幕直前まで休みを取っていたために、最初の2試合は後半からの登場でしたが、先発に復帰したとたんにゴールラッシュがスタート。最初からプレイしていた試合でゴールがなかったのは、巧みに守られたウェストハム戦だけです。

キャリアハイのスタッツを残しそうなチェルシーの10番にテンションが上がるのは、プレイが素晴らしいという理由だけではありません。ロシアで開催された大会が終わった直後に、「そろそろ変化が必要。僕の行きたいところはわかっているだろう?」とレアル・マドリード行きをほのめかしたアザールは、夏の実現は難しいと判断すると、移籍に関する話を完全に封印。今まで以上にチームに貢献し、サポーターを喜ばせています。オトナというだけでなく、明るくてオープンなコミュニケーションにも好感度は否応なく上がります。つい先日も、「嘘はつけない。レアル・マドリードに行きたい。子どもの頃からの夢なんだ」と語りつつ、「自分にとっていいだけでなく、クラブにとってもそうあってほしい。このクラブは僕にあらゆるものを与えてくれたから」と、チェルシーに対する思いをストレートに表現しています。いやー、素敵です。

冒頭の「アザールの年になる」は、予想・予言ではなく願望です。稀代のドリブラーに魅了され、クラブに最高の置き土産を残してマドリードに旅立ってほしいと思うのです。従いまして、今季もモー・サラーの年になったら「外れたじゃないか」と咎めるのではなく、「残念でしたね…」と慰めていただければ幸いです。モー・サラーも好きな選手なので、それはそれで盛り上がるのですが。

さて、予言といえば、アザール自身は年下のチームメイトを「世界最高のMFのひとりになれる」と激賞していました。ELのPAOK戦でゲームを掌握して決勝ゴールをお膳立てし、サウサンプトン戦で1ゴール1アシストを決めたロス・バークリー。10番も1ゴール1アシストだったセインツとのアウェイゲームの後、「彼に自由を与え、自信をもたらすことができれば世界最高になれる」「強くてパワフル。ドリブルもできるし、クレバーにプレイする。ゴールも決められるね」と、エヴァートンから来たMFをほめちぎる言葉が止まりませんでした。

アザールのバークリー評を伝えた「デイリー・ミラー」は、サッリ戦術に対するポジティブな発言も紹介しています。「僕がチェルシーに来てからベストのスタイル。今までもクラブは素晴らしい結果を出しており、監督がよくなかったわけじゃないけど、これが最高のサッカーだと思う」。3月のマンチェスター・シティ戦でワントップとして起用された後、「3時間戦ってもボールを触れなかっただろう」「偽9番の理由はわからない。3回しかボールが来なければ、いいプレイなどできない」とこぼしていた10番にとって、納得できるコンセプトで戦えているのも、ドリブルもコメントも滑らかな理由なのだと思われます。

ロス・バークリーがワールドクラスをめざせるというご意見には賛成です。ストロングポイントを自覚し、常に全力を出し切れるようになれれば、スティーブン・ジェラードの後継者といわれるような選手になる可能性を秘めていると思います。アザールも、ロス・バークリーも、ベストといえるシーズンにしていただければと願っております。5シーズンで3回もプレミアリーグを制覇されるとなるとさすがに悔しく、マン・ユナイテッドが無理なら、リヴァプールの悲願達成に肩入れしたくなる気分ではありながら…。


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マディソン、メイソン・マウント…イングランド代表に抜擢された若きアタッカーたちに注目!

ルーク・ショーの負傷リタイアという残念なニュースが入ってきましたが、代わって入ったレスターのベン・チルウェルも期待の逸材です。UEFAネーションズリーグのクロアチア戦、スペイン戦に召集されたイングランド代表には、プレミアリーグで注目を集めている22歳以下の選手が8人も選ばれています。今回のインターナショナルマッチウィークに先立ち、2022年までの契約延長が発表されたサウスゲート監督は、当初より若手主体のスカッドを目論んでいたわけではありませんでした。「代表にふさわしくないパフォーマンスしか見せられない選手がいる。われわれは、ケガによって12人もの選手を欠いているんだ」と不満を隠さなかった指揮官は、主力のコンディションをみて若手の大量抜擢に舵を切ったのでしょう。「世界で最も無意味な大会(byユルゲン・クロップ)」にどうしても勝ちたいならネガティブなお話ですが、われわれプレミアリーグファンにとっては、ブレイク候補をチェックできる今回の代表もまた楽しみです。

まずは、今回白羽の矢が立った「U-22」の顔ぶれを並べてみましょう(以下、数字は年齢です)。ベン・チルウェル(レスター/21)、ジョー・ゴメス(リヴァプール/21)、トレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール/20)、メイソン・マウント(ダービー・カウンティ/19)、ジェームズ・マディソン(レスター/21)、ハリー・ウィンクス(トッテナム/22)、ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/18)、マーカス・ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド/20)。ワールドカップロシア大会でプレイしたラシュフォードや、既にリヴァプールの顔となっているアーノルド&ジョー・ゴメスについては、新たな説明は不要でしょう。最高のサプライズは、チャンピオンシップのクラブから抜擢されたメイソン・マウント、現在の最注目はレスターでプレミアリーグ8試合3ゴール2アシストと大暴れしているジェームズ・マディソン、最も3年後が期待できそうなのはドルトムントで奮闘している18歳のジェイドン・サンチョではないでしょうか。

イギリスメディア「Squawka」が、チャンスメイクトリオと紹介した3人のなかでは、ジェームズ・マディソンが頭ひとつ抜けています。2016年2月にコヴェントリーからノリッジに移籍したアタッカーは、2017-18シーズンに公式戦49試合15ゴールという数字を叩き出し、この夏に2000万ポンド(約29億6000万円)でレスターに加わりました。さっそく2節のウルヴス戦でプレミアリーグ初ゴールを決めると、5節のボーンマス戦と翌週のハダースフィールド戦で連発。パスやシュートの精度が高く、今季プレミアリーグにおけるチャンスメイク15回は、イングランド人で最高の数字だそうです。岡崎慎司の出番が激減したのは、マディソンがヴァーディーの相棒として機能しているからでしょう。デル・アリが健在だったとしても、サウスゲート監督のファーストチョイスとなりえる存在です。

昨季のエールディヴィジで29試合9ゴールと結果を出したメイソン・マウントは、イングランドU-19代表でも16試合7ゴールと主軸として活躍。層の厚いチェルシーではなかなかチャンスが巡ってこず、新シーズンはランパード監督のダービー・カウンティにレンタルされました。チャンピオンシップで9試合3ゴール、カラバオカップで2試合2ゴールと得点力を発揮しているMFは、いずれプレミアリーグでプレイすることになるでしょう。コヴァチッチ、カンテ、ロス・バークリーのいるチームで、レギュラーポジションを確保するのが難しければ、ワトフォードに移籍したナサニエル・チャロバーと同じ決断をすることになるかもしれません。

マンチェスター・シティのエリート・デベロップメント・スカッド出身のジェイドン・サンチョは、ドルトムント移籍初年度の昨季はブンデスリーガで12試合1ゴールとまずまずのスタート。最後の4試合をフル出場で終えて、2018-19シーズンはレギュラー獲得が期待されたのですが、開幕からの6試合はすべて途中出場でした。スピードとテクニックを兼ね揃えた18歳は、7節のアウグスブルク戦のスタメンをきっかけに、次のステップに進むことができるでしょうか。クラブでのブレイクなくして、代表でのポジション獲得は叶わないでしょう。

1年前、イングランドがU-20ワールドカップを制した際は、ソランケ、ルックマン、カルヴァート=ルーウィン、クックが脚光を浴びましたが、今回選ばれた若手のなかに彼らがいないというあたりに、サッカーの母国が築いた若手の層の厚さを感じます。サウスゲート監督は、欧州の強豪との2試合で誰を抜擢するのでしょうか。レスターの10番がピッチに立っているのを観たら、テンションが上がるのですが…。まずは12日に行われるクロアチア戦のスタメンに注目しましょう。


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職業:
ものづくり
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サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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