【MAN.UTD×Everton】なぜだ、モイーズ監督!采配はすべて裏目、ホームでの自滅で遠のく連覇

腸(はらわた)が煮えくりかえるとは、まさにこういう状態をいうのだと思いますが、気を落ち着けて書きましょう。プレミアリーグは、まだ半分も終わっていないのですから。マンチェスター・ユナイテッドがホーム、オールド・トラフォードで、エヴァートンに0-1と敗れました。

昨日、本ブログで「エヴァートンは強い。マルティネス監督はモイーズ監督を超えるのではないか」と書きましたが、結果、本日のゲームの予告編となってしまったようです。しかし、私がひとつ、見落としていたことがありました。85分に、この日抑えられていたルカクの絶妙な逆サイドへのグラウンダーを、右SBバレンシアのマークをかいくぐって決めたのは、23歳のブライアン・オヴィエドです。ロス・バークリーとジェラルド・デュルフォーという、19歳の才能あふれるMFに目を奪われて、絶対的レギュラー、レイトン・ベインズの代わりに入ったコスタリカ人の左SBはノーマークでした。「あの状況で、よく走り込んだな」というのが正直な感想です。残り10分までは、マンチェスター・ユナイテッドが押していたからです。

試合開始から10分は、エヴァートンペース。バークリーが挨拶代わりのミドルを放ち、ルカクの絶望的なキープ力が危険な匂いを漂わせます。しかし、この日のマンチェスター・ユナイテッドはここからがうまかったですね。丁寧に丁寧を重ねたように、セーフティにボールをつなぎ、エヴァートンに攻撃をさせない時間を作ることで、チームは落ち着きを取り戻します。15分、敵陣でボールカットしたウェルベックが中央の香川につなぎ、香川のルーニーへのパスはカットされるもののそこから仕切り直し、最後はルーニー。21分にはオフサイド気味のポジションではありながら、香川真司が左からDFの裏に抜け出し左足シュート。23分にはラファエルからのパスをギグス。いずれのシュートもゴールにはなりませんでしたが、ホームチームが完全にゲームの主導権を握ります。前半のビッグチャンスは2つでした。28分にルーニーがDFの股の間を通したシュートがディスタンの足に当たり、ポストを叩いたシーン。そして、42分に香川真司が左サイドを突破し、ゴールライン際からDFの裏を通す見事なグラウンダーのラストパスを出したシーンです。特に後者は、ウェルベックがあと10センチ足を伸ばせたら、間違いなく先制点でした。

エヴァートンは、プレミアリーグ最少失点を誇るディフェンスは堅かったものの、攻撃はルカクのドリブルと右SBコールマンのオーバーラップ、そして時折放つバークリーのミドルシュートのみに限定されます。エヴラの裏が比較的空いてしまうのに対して、右SBに復帰したラファエウはバランスがよく、本職のCBに戻ったスモーリングのカバーリングのよさもあって、ピンチはあっても決定打を許しません。前半は質の高い0-0。2試合連続でトップ下に入った香川真司は、最初はボールが足についていなかったものの、徐々に攻撃に絡むようになり、ミドルシュートを除けばチャンスの大半は香川とルーニーがもたらしたものでした。

ところが後半、モイーズ監督が疑問の残る采配を連発します。前半は決して悪くなかったのにも関わらず、後半頭から香川真司左サイド。ルーニーとウェルベックが前線に並びます。開始からしばらくはミドルシュートの応酬。エヴラ、香川真司、フェライニ、ミララスと遠めからのシュートが続きますが、DFラインを崩す場面はなく、得点の予感はありません。58分、モイーズ監督の2つめのカードが、この試合の流れを悪いほうに動かす決定打となってしまいました。トップと後ろをうまくつないでいた香川真司と、右サイドでバランスよく縦の突破を抑えていたラファエウを交代。ヤヌザイが右サイド、ナニが左に入り、バレンシアがSBに下がります。

ここから、マンチェスター・ユナイテッドは血の巡りが悪くなったかのように、それまでの迫力を失います。ナニがボールを持つと流れが止まり、ヤヌザイはドリブル一辺倒で、周囲の選手を使えません。90分を通じてフェライニとギグスのチャンスでの押し上げが弱かったことも苦戦の原因でした。サイドからクロスが上がるとき、ニア1名、ファーに1名、中央にセンターMFが1名と、3つの出しどころがあることを徹底していたファーガソン時代も今は昔。中央に入る選手のポジションが悪く、狙いのないクロスは、エヴァートンDF陣に余裕を持ってクリアされます。

それでも77分、CKから決定的なチャンスがありました。ルーニーが左から蹴ったボールをエヴラがドンピシャのヘッド。GKハワードがこれを弾くと、こぼれ球からウェルベックが頭で決定的な一撃!しかしこれがバーに嫌われ、スコアは動きません。マンチェスター・ユナイテッドのラストチャンスは空を切り、その8分後、冒頭に書いた失点を喫してしまいます。オヴィエドを見失ったバレンシアをことさらに責めようとは思いませんが、本職SBのラファエウなら、あそこでマークを外すことはなかったでしょう。

最高に悲しかったのは、失点直後にチチャリートを投入したにも関わらず、そこから12分の間、彼がボールをさわることもなく、1本もシュートを打てずにタイムアップを迎えたことです。思わず、「ここをどこだと思ってるんだ!オールド・トラフォードだろ!勝て、勝て、勝て、勝て、ホームだろが!」と叫んでしまいました。後半、エヴァートンのチャンスは右からのデュルフォーのドリブルシュートと、ポストを弾いたミララスのFKだけだったので、点を獲れなかったことも、失点したことも、反撃できなかったことも、すべてが非常に残念です。この日勝ったアーセナルとの勝ち点差は12と開き、プレミアリーグ連覇はいよいよ風前の灯です。


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