【Chelsea×Leicester】クルトワVSシュマイケルのGK対決は、エースの決定力の差でチェルシーに軍配!

この日のランチタイムキックオフは、アストン・ヴィラVSニューカッスル。この一戦が、ガツンガツンと音が聞こえてくるような、スピーディで激しいプレミアリーグらしい試合だったので、余計にチェルシーのスロースターターぶりが気になりました。前半は互角、あるいはレスター押し気味といった、予想外の展開。31分のMFマフレズのミドルをGKクルトワが倒れ込んでブロックするなど、レスターの出足のよさとチェルシーの攻めあぐみが目立つ45分でした。そこはかとなく、ジャイアントキリングの予感。スタンフォード・ブリッジでは滅法強いチェルシーといえども、プレミアリーグ開幕直後は何が起こるかわかりません。

ところが、ハーフタイムを終えると、前半とは別なゲームのような壮絶な殴り合いとGKのビッグセーブショーが繰り広げられます。チェルシーのキーマンは、オスカル。47分、左サイドでアザールのパスを受けた背番号8は、左45度から見事なコントロールショットを放ち、右のポストにぶち当てます。直後には、相手のパスミスを拾ったアザールがアスピリクエタに戻し、オスカルがワンツーに絡んで縦に抜けた左SBのクロスをイヴァノヴィッチが会心のヘッド!しかし、マンチェスター・ユナイテッドの黄金時代を支えた名守護神、ピーター・シュマイケルの息子カスパーが横っ飛びでこれをセーブし、チェルシーの先制はなりません。

51分、前がかりになったチェルシーの隙をついてレスターが逆襲。3対2の状態からラストパスを受けたマフレズのシュートは、クルトワがかろうじて足でブロック。52分にはシュールレが左からループシュート。おもしろい一撃でしたが、ボールはカスパー・シュマイケルの指先だけでなく、バーまで越えてしまいます。53分には右からのクロスをジエゴ・コスタが受け、オスカルに落とすと、オスカルのシュートはDFに当たり、チェルシー攻撃陣は一斉にPKをアピール。しかし、カスパー・シュマイケルは集中していました。直後、クリアを拾ったイヴァノヴィッチのシュートがゴール左隅を襲いますが、絶好調GKがこれも見事なダイビングで弾き、0-0が続きます。

まだ後半が始まって10分も経っていないのに、何本のシュートとビッグセーブがあったでしょうか。54分、GK競演のクライマックスは、このシーンでしょう。ゴール前で攻撃をブロックされたチェルシーは、カウンターに後手を踏み、今度は2対1。絶望的なスルーパスにテリーもケーヒルも戻れず、FWニュージェントのひとり旅です。クルトワと1対1になったニュージェントは落ち着いてシュートを打ったようにみえましたが、クルトワが最高のタイミングでダッシュし、体に当ててCKへと逃れます。シュマイケルも、まだ負けません。56分、イヴァノヴィッチのスルーパスに右でフリーになったセスクの至近距離からのシュートは、188センチの長身GKが腕を伸ばしてセーブ。カウンターでチャンスを創れているレスターが、ジャイアントキリングに望みをつなぎます。

どちらが先にゴールを奪ってもおかしくなかった攻防でしたが、62分、ついにレスターの堤防が決壊します。オスカルのスルーパスに右サイドを抜け出したイヴァノヴィッチのクロスに反応したのはジエゴ・コスタ。DFに当たって跳ねたボールに、難しい対応を迫られたエースでしたが、胸トラップからシュートまでの速さはさすがストライカー!シュマイケルの飛び出しよりわずかに先にプッシュして、ホームチームがやっと先制です。

レスターのがんばりは、76分にジ・エンドです。プレミアリーグ昇格クラブは、アザールに左からのドリブルを許すと命取りだということを、まだ身に染みて味わったことがありません。背番号10の名人芸ともいうべき左45度からのシュートは、ポストに阻まれたオスカルよりも正確でした。2-0となると、モウリーニョ監督は、ジエゴ・コスタをドログバという「帰り支度」を始めます。88分、「今季はもっとゴールを決めたい」と宣言していたウィリアンのミドルはシュマイケルがまたも横っ飛びで止め、3点めはなりませんでしたが、終わってみれば2-0でチェルシー。GK対決は、クルトワに軍配が上がりました。

勝つには勝ちましたが、チェルシーは危なかったですね。昨季、プレミアリーグ下位クラブ相手にドローで勝ち点を落とした失敗が選手たちの頭にあったのか、後半はむきになって前に詰め過ぎました。GKが、チェフをベンチに釘付けにするほどの名手クルトワでなければ、スコアは逆になっていたかもしれません。一方で、後半にスイッチが入ってからの攻撃は、セスクやオスカルに縦への意識があり、横パスをまわすだけの時間が目立った昨季よりもアグレッシブだったと思います。

この試合は、「チェルシー完勝」というより、「レスター惜しかった!」といってあげたほうがいいでしょう。モウリーニョ監督が「昨季チャンピオンシップで優勝したクラブには、勝者のメンタリティがある」と警戒した1位昇格クラブは、プレミアリーグ上位クラブの勝ち点を削る大手柄を見せてくれるかもしれません。これから戦うみなさんは、たとえそれがホームゲームでも、くれぐれも油断しないようにしてください。手強いですよ、特に、ゴールキーパー。


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今のアーセナルなら、レスターが勝つかもしれません。
  • londres nord
  • 2014/08/24(Sun)11:56:02
  • 編集

無題

バーンリーに引き続きレスターもアグレッシブで良いチームでした。
次節バーンリーはユナイテッド、レスターはアーセナル食ってもおかしくないです。
  • 本城
  • 2014/08/24(Sun)12:28:24
  • 編集

コメントありがとうございます。

londres nordさん 本城さん>
昇格組、いいですね。アーセナルは、調子のよさそうなカソルラやチェンバレンを攻撃の中心にして、ジルー、アレクシス、ラムジー、フラミニで慎重なサッカーをすれば、それなりにやれると思うのですが…。マンチェスター・ユナイテッドは、サンダーランド戦を観てみないと何ともいえませんね。
  • makoto
  • 2014/08/24(Sun)13:51:46
  • 編集

無題

昇格組はだいたいシーズン序盤は調子が良いイメージですわ
  • 明日エコト
  • 2014/08/24(Sun)16:16:55
  • 編集

無題

昇格組は開幕してしばらくの間はチェルシーだろうが、シティでも手こずる印象ですね
毎年そんな気がします
自分はチェルシー冷や汗かいたが、強いなと思いましたね
  • プレミアム
  • 2014/08/24(Sun)21:59:56
  • 編集

コメントありがとうございます。

明日エコトさん プレミアムさん>
おっしゃるとおり、この時期の昇格組は元気ですね。チェルシーは、最後は力でねじふせたという印象です。
  • makoto
  • 2014/08/25(Mon)03:41:16
  • 編集

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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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