【Sunderland×Chelsea】ラスト10分、マティッチはバテバテ。お疲れチェルシーは予想外のドロー!

昨季のプレミアリーグでは、モウリーニョ監督のスタンフォード・ブリッジ無敗神話をストップ。キャピタルワンカップでもチェルシーの準決勝進出を阻んだサンダーランドは、直近、チェルシーに連勝中です。モウリーニョ監督にとっては、相性がいいとはいえない相手ではあるものの、私はチェルシーの圧勝を予想しておりました。サウサンプトンに8-0で大敗し、サポーターにチケット代を返したサンダーランドは、いくら本拠地とはいえ、セスク、オスカル、アザール、ジエゴ・コスタを止められないのではないか、と。しかし、相手が引いてきても狭いスペースを使ってこじ開けてきたチェルシーが、この試合では予想外の苦戦を強いられます。

16分、ウィリアンの右足シュートがポストを叩くまでのサンダーランドはフラフラで、ただ中に人数を置いているだけでした。スペースは埋めているものの効率的とはいえず、とても90分持つとは思えない戦い方でしたが、チェルシーは徐々にペースダウン。アザールは複数の選手が構える守備網の前でスピードを落とし、サイドに流れてボールをもらうジエゴ・コスタも後ろに戻すのみ。ひとり、いつも通りだったウィリアンは、31分、右サイドからの絶妙なパスでイヴァノヴィッチをフリーにさせ、パンティリモンと1対1というチャンスを創ります。これが入っていればというシーンでしたが、強いシュートはGKに当たって枠の外へ。チェルシーが先制機を逃すと、34分にはサンダーランドに決定的なチャンスです。

右のスペースに出たカッターモールのクロスがDFに当たってニアサイドに転がると、走り込んだのはベルジーニ。タイミングよく合わせた至近距離からの一発に、クルトワのセーブは及ばなかったものの、ボールは勢いよくバーに当たって外に出てしまいます。両者、ゴールならずで前半は0-0。最初は受ける一方だったサンダーランドは、時間が経つにつれて攻め込むシーンが増えてきました。

後半の展開にひとこと、見出しを立てるならば「お疲れチェルシー」。サイドで持った選手が中に入ろうと試み、ダメなら中央に戻すというチェルシーの単調な攻撃にサンダーランド守備陣が慣れてしまい、希望の薄いミドルシュートにしか活路が見出せません。いつものアグレッシブな裏への走り込みが少なく、ウェズ・ブラウンの顔にヒジが当たるなど、ラフプレーまがいのシーンが目立つジエゴ・コスタは明らかに苛立っています。

62分、ポジェ監督が先に2枚替え。ゴメスとアルティドールの投入は、勝ち点3への意志の表れでしょう。67分にマティッチの無回転シュートがパンティリモンに抑えられると、71分にモウリーニョ監督もやはり2枚。ジエゴ・コスタとオスカルに代え、ドログバとロイク・レミー。左サイドでボールを受ける機会が多かったドログバは、振り向きざまに惜しいシュートを放つシーンがありましたが、チェルシーMF陣にロイク・レミーを活かす術がなく、2トップは空回りに終わります。

72分のウィッカムのミドルシュートを合図に、攻勢を強めるホームチーム。スタメンを固定して戦うチェルシーには目に見えて疲れが感じられ、マティッチが中盤の底を埋められなくなった80分以降は、完全なるサンダーランドペースでした。82分、ウィッカムの突破がつぶされた後のボールを拾ったアルティドールがゴール前に持ち込み、倒れながらの右足シュートはクルトワがかろうじてブロック。84分、ガラ空きの中央をドリブルで進んだアダム・ジョンソンが右のアルティドールを使い、シュートのこぼれ球は再びアダム・ジョンソンへ。落ち着いて狙えば確実にゴールという一撃は、DFに詰められたアダム・ジョンソンが力んでしまい、わずかにゴールの左。86分のアダム・ジョンソンの左足ミドルは、クルトワの左手の先を抜けるものの、これもポストの右を抜けていきます。シュート本数、枠内シュート、ポゼッションは、すべてチェルシーが倍の数字を記録しましたが、スコアは0-0。うまい試合運びをみせたサンダーランドがドローに持ち込み、独走態勢を固めたかったチェルシーは、勝ち点1に留まりました。

運動量が少なかったチェルシーと、ベテランぞろいの守備陣が落ち着いていたサンダーランド。チェンジオブペースがなく、前線の選手が裏に入る動きも少なかったチェルシーは、セスクの縦へのボールが決まるシーンがほとんどありませんでした。疲れが目立つチェルシーは、ミッドウィークのプレミアリーグでは何人か入れ替えないと厳しいのではないでしょうか。水曜日の相手は、同じロンドンのトッテナム。ヨーロッパリーグとプレミアリーグでメンバーの半数をチェンジしながら戦う彼らは、モウリーニョ監督のチームよりもフレッシュでしょう。明後日のスタンフォード・ブリッジでは、エヴァートン戦でスタメンを外れたシャドリやラメラが何かを起こすかもしれません。


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無題

更新お疲れ様です。
これぞプレミアという試合でした。魂を感じる試合で、これだよこれ!と叫んでいました。

無題

更新ありがとうございます。
お疲れチェルシー、まさにその通りですね。ラスト10分はヒヤヒヤでした。相性や日程、内容を考えると1pts獲れて良かったという感じです。サンダーランドには次も頑張って欲しいです (。-_-。)
  • Joe
  • 2014/12/01(Mon)15:05:34
  • 編集

無題

今回は完全にサンダーランドペースでしたね〜
チェルシーの迫力ある攻撃はほとんどなく、相手の攻撃の方が怖かったです(^_^;)
相性があまりよくないのですかね〜
無敗記録は止められず、勝ち点2を失ったというより勝ち点1を得た試合でした!
マティッチがあんなにばてて、危険なパスミスや、スプリントが出来ず後ろから引っかけるみたいなプレーはめずらしかったですね。
累積で4枚もらってますし、どこで休ませるかが難しいとこですね〜(ー ー;)
  • モウ
  • 2014/12/01(Mon)16:04:29
  • 編集

コメントありがとうございます。

汗かきスターさん>
確かに、下位が上位に冷や汗をかかせて、両者必死でボールを追うプレミアリーグらしい試合でしたね。

Joeさん モウさん>
後半のあのサンダーランドの反撃にさらされれば、サポーターの方は「勝ち点1を獲れてよかった」が実感でしょうね。アダム・ジョンソンのシュートは決まったかと思いました。マティッチ、休ませたいですが、トッテナムとニューカッスルはきついですね…。
  • makoto
  • 2014/12/02(Tue)13:47:04
  • 編集

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