【MAN.UTD×Sunderland】ルーニー2発のマン・ユナイテッド、影のMVPは右サイドの3人!

前半低調、後半で何とか格好がつく。相変わらずのマンチェスター・ユナイテッドでしたが、後半の戦い方に光明はあったのではないでしょうか。セカンドハーフの右サイド、ヤヌザイ、バレンシア、エレーラに、マンチェスター・シティのサバレタ、ヤヤ・トゥレ、ヘスス・ナバスがオーバーラップしてみえました。重要なのは、この崩しをプレミアリーグ上位対決でもやり遂げられるかどうかです。プレミアリーグ第27節、サンダーランドをオールド・トラフォードに迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、後半の2発で順当に勝利。決めたのはいずれもルーニーでしたが、立役者は右にいた3人だったと思います。

パスは足元、もらう動きはなし。相手にボールを奪われると、ぽっかり空いた真ん中のスペースを使われてずるずる下がり、一気にゴール前。開始からしばらくのマンチェスター・ユナイテッドは、自らの悪癖をすべて披露するような戦いぶりでした。6分にコナー・ウィッカムに持ち込まれてデ・ヘアがビッグセーブを見せたシーンは、何のためにブリントが中盤の底に入っているのかわからないようなやられ方。15分にも、中央のスペースを使われてジャーメイン・デフォーにきわどいシュートを打たれており、これが続けば先に点を獲るのはアウェイチームのほうでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドは、蟹のように左から右、右から左とパスをまわすだけ。動きが少ない前線への縦パスは完全に狙われ、チャンスになりません。11分にロホめがけて放り込んだデイ・マリアのロングクロスは、惜しくも触れず。背番号7が右サイドから巻いて入れてくる高速クロスが、唯一のゴールへの手がかりです。まさにロングボール・ユナイテッド。しかし前線には、高いボールをさばくのがうまいファン・ペルシもフェライニもいません。ルーニー、ファルカオ、アシュリー・ヤングといったグラウンダー勝負のメンバリングで、このサッカーはないでしょうと苛立っていると、25分、ようやくサイドからの崩しが入ります。ディ・マリアがバレンシアを縦に走らせ、ファーサイドへのクロスにアシュリー・ヤングがフリー。左足で戻したシュート性のクロスにサンダーランドCBオシェイが触るとボールはバーに当たり、リバウンドをヘッドでルーニーに出そうとしたエレーラは、うまくコントロールすることができません。

惜しい!しかし前半、相手の最終ラインを崩したシーンはこの1本。29分のディ・マリアのFKは大きく上に外れ、31分にもディ・マリアの高速クロスがゴール前をただ横切ります。38分、ルーニーのFKがGKパンティリモンがセーブし、直後のCKをロホがアウトサイドで狙ったシュートはゴールライン際でDFがクリア。「セットプレー・ユナイテッド」は、0-0で前半を終えました。消極的なサンダーランドが自陣に引きこもり、15分以降はこれといったピンチはなかったものの、先週のプレミアリーグでスウォンジーにやられたように、どこで一発が入るかわかりません。ファン・ハール監督は後半頭からディ・マリアをヤヌザイ。貴重なクロスの発射台を撤去するのかと不安になりましたが、これが功を奏します。マンチェスター・ユナイテッドの新指揮官は、病気の予防はできていないものの対症療法は一流です。

49分、CKからつながった攻撃は、クロスをファルカオが落として最後はロホ。80%近いポゼッションをキープするホームチームの攻撃にエンジンがかかったのは、61分にヤヌザイが強烈な左足シュートを放ってからでした。優位を築いたのは右サイド。63分、エレーラが右から入れたクロスを中でトラップしたファルカオがシュート態勢に入ると、オシェイとウェズ・ブラウンの「マン・ユナイテッドOBコンビ」がたまらず倒してPKの笛。先に引っ掛けたオシェイではなくウェズ・ブラウンに決定機阻止のレッドカードが出たのは、完全に抜けたファルカオのユニフォームを後ろから引っ張ったという判断でしょう。ルーニーのPKは文句なしの左隅。ファルカオは、この日唯一の仕事を終えるとフェライニに後を譲ります。

ヤヌザイはよかったと思います。エレーラやバレンシアをうまく使ってペナルティエリア脇のスペースを完全に制圧しつつ、自らも積極的にシュートを放ち、前半よりもチームをゴールに近づけました。左サイドは相変わらず、ロホとヤングの単独走行だったため、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃は右に傾きます。84分の追加点は、やはり右からでした。波状攻撃から中央にいたバレンシアが右のヤヌザイにダイレクトで渡し、ヤヌザイのシュートをパンティリモンがセーブすると、こぼれ球をヘッドで押し込んだのはウェイン・ルーニー。2-0としたマンチェスター・ユナイテッドは危なげなく試合を畳み、プレミアリーグ暫定3位にポジションを上げました。

ファルカオは先制点のきっかけを作ったものの、やはり最前線はフェライニのほうがいいと思いました。長身のベルギー代表は、ルーニーのポジションを見て空いたスペースに入るなどのチューニングを重ね、パスの出し手の選択肢を増やしていました。ファン・ペルシの負傷が癒えれば、彼とフェライニを前線に並べてその後ろにルーニー。インサイドハーフにディ・マリアとエレーラ、アンカーにはキャリック。ここぞというときにヤヌザイがジョーカーというのが、ベストの布陣ではないでしょうか。ダレイ・ブリントは、今日の判断力ではアンカーは難しいですね。右サイドに突破力がある選手がいるアーセナルやリヴァプール相手には、彼をインサイドハーフの左に入れてディ・マリアを右といった形はあるかもしれません。

いずれにしても、ファン・ハール監督、ここから先はシンプルにいきましょう。以前にヤヌザイが「ファン・ハール監督のサッカーは難解で、自分は消化できていない」と弱音を吐いておりましたが、複雑なのはポジショニングだと思われます。確かに選手間の距離は重要で、昨季のモイーズ監督の間延びフォーメーションよりは今季のほうが明るい未来があると思いますが、ジョーカーには伸び伸びとやらせたほうがいいのではないでしょうか。ディ・マリア、ヤヌザイといった「考えるよりも体を動かす」タイプの選手の貢献度が、マンチェスター・ユナイテッドの最終順位を左右するのではないかと思います。


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無題

フェライニを使いたがらないのは監督が中盤の選手と考えているからなのかもしれません。本人も中盤の選手という意識を持っているようですが、モイーズはエヴァートン時代に前目のポジションに持ってきて得点能力を引き出しているんですよね。今シーズンは怪我も癒えて調子が良いので、切り札として使うのでは勿体ない気がします。

ファルカオは怪我して以降はやっぱり良くない感じです。これならスピードもあって裏抜けが得意なチチャリートを残しておいても良かったんじゃないでしょうか。まあジェームズ・ウィルソンに切り替えていくのでしょうけれども。
  • Uボマー
  • 2015/03/01(Sun)14:19:21
  • 編集

コメントありがとうございます。

Uボマーさん>
ファルカオよりジェームズ・ウィルソンに惹かれてしまいますね。ファルカオとは来季は契約更新しないでしょう。フェライニは、今の調子なら頭から使ったほうがいいと思います。
  • makoto
  • 2015/03/02(Mon)08:46:11
  • 編集

あなたは?番め



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