【Arsenal×Sunderland】サンダーランド残留決定!負けパターンのアーセナルは安堵のドロー

FAカップ準決勝で延期となった33節のゲームは、勝てばプレミアリーグ3位以上が決まるアーセナルと、勝ち点1を積めばプレミアリーグ残留が決まるサンダーランドの対戦。エミレーツでのゲームとあって、サンダーランドは引いてドローに持ち込もうとしてくるでしょう。最近、スタメンを固定させていたヴェンゲル監督は、ギブスを復帰させ、コクランに代わって久々のウィルシャーとメンバーを変えてきました。立ち上がりから予想通りにアーセナルが猛攻。オシェイやコアテスがゴール前に張りついてクリアに専念する時間が続きます。14分、エジル、アレクシス・サンチェスとつながった速攻は、右からフリーでペナルティエリア内に走り込んだウィルシャーがパンティリモンを抜こうとしますが、GKが体を張ってブロック。日曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦に続き、序盤のガナーズはシュートが打てません。

19分、自陣でボール奪取に成功したアーセナルは、右サイドで空いたエジルからファーのラムジーにつながるものの、落としたボールをダイレクトで狙ったウィルシャーのボレーが大きくアウト。22分にはエジルのクロスをアレクシス・サンチェスが右から狙い、こぼれ球をフォローしたカソルラのミドルがパンティリモンを襲います。アダム・ジョンソンやウィッカムのドリブルは冷静に対処され、最前線のグレアムと外に開いたデフォーまでボールがつながらないサンダーランドはチャンスなし。完全にゲームを掌握するガナーズですが、30分のエジルのミドルは残念ながら右足で、枠を捉えることができません。

エジルを中心に中央をダイレクトパスで切り崩そうとするガナーズは、最後のパスに正確さを欠き狭いスペースを通せません。39分のアレクシス・サンチェスのミドルもGKの正面で、我慢比べとなった前半は0-0。グレアムが精彩を欠き、カウンターが機能しないアウェイチームはこのままではスコアをキープするのは難しいでしょう。

アドフォカート監督は、耐えきれないとみたのでしょう。ハーフタイムに2枚代えです。ロドウェルで中盤の抵抗力を上げ、スティーブン・フレッチャーが前線でタメを作るという狙いは、後半開始直後に結実するかと思われました。49分、右から上がってGKと1対1になったのはフレッチャー。1分後に左サイドからオフサイドラインを冷静にみて裏に抜けたのはデフォー。2つのビッグチャンスは、オスピナが落ち着いたセーブを見せてクリアします。55分、ベジェリンのアーリークロスに合わせたジルーの左足アウトサイドは見事でしたが、今度はパンティリモンがナイスセーブ。2分後に右からのボールを狙ったギブスのヘッドも、パンティリモンがダイビングキャッチで防ぎます。

59分、アレクシス・サンチェスのシュートのこぼれ球から、縦パス1本でメルテザッカーの裏に走ったフレッチャー2度めの1対1は、最後までボールを見切ったオスピナが手に当ててまたもゴールならず。ゲームは前半とは打って変わってオープンな展開です。67分、ウィルシャーがウォルコットにピッチを譲った直後でした。デフォーとの連携で攻め上がってきた左SBアーンホルトのシュートに、フレッチャーが飛び込んでコースを変えますが、ボールは惜しくもゴール左に切れていきます。アーセナルは、ベジェリンとメルテザッカーの裏が大きな穴となっており、無策でゲームを進めれば、もう2~3発は危険なシーンを覚悟しないといけません。

71分に右サイドを突破したウオルコットがパンティリモンに止められると、73分にはクロスをクリアしたジョーンズのヘッドがポストに当たる大ピンチ。残り時間がなくなるにつれてサンダーランドの足が重くなり、アーセナルのワンサイドゲームの色が濃くなります。80分、ヴェンゲル監督の2枚めは、エジルに代わってロシツキ。厳しい試合の決着をベテランのパスセンスに託します。82分、ロシツキがさっそく見せてくれました。アウトを使った絶妙なパスでウォルコットをポストに使い、自ら走り込んでシュート。決まったかと思われたきわどい一撃は、左ポストをかすめます。87分にもロシツキは、ウォルコットの決定的なシュートをお膳立て。エジルよりも前への推進力が強い34歳の登場がもう10分早ければ、エミレーツに歓喜の渦を巻き起こしていたかもしれません。しかし、実際に喜びを爆発させたのは、0-0でプレミアリーグ残留を決めたアウェイサポーターのほうでした。

負け試合を、GKに救ってもらいました。いえ、サンダーランドの話をしているのではなく、アーセナルです。チャンスを決められず、前がかりになったところにカウンターを喰らい、DFラインの裏を突かれるのは今季も何度も見た典型的な負けパターン。クレバーなポジショニングで決定的なシュートをことごとく体に当てたオスピナが、今夜のMVPでしょう。勝ち点3を奪えずマンチェスター・シティの2位を確定させてしまったことを悔やむより、4位に勝ち点3差をつけてプレミアリーグ3位をほぼ手中にしたことを喜ぶべき一戦でした。もうひとつ収穫があったとすれば、コクランがいないとどうなるかを体験学習できたことでしょう。アドフォカート監督が選手起用を間違えてくれた前半はよかったものの、後半はフレッチャーに完全に振り回されました。ヴェンゲル監督が、コクランと同じ役割を果たせる選手がもうひとり必要だと痛感したなら、ホームで16位とドローという冴えない結果にも意味があったのではないかと思います。


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【WBA×Chelsea】セスク退場、収穫は若手デビューのみ…チェルシーが今季初の3点差完敗!

既にプレミアリーグ優勝を決めているチェルシーと、13位で残留を果たしたWBA。どこからどう見ても消化試合だけに、モウリーニョ監督はもっと大胆な若手起用をしてくるのかと思いきや、中盤のロフタス=チーク以外はおなじみの顔ぶれ。プレミアリーグ3試合めとなる19歳以外では、1年でスペインに戻るのではないかと噂されている左SBのフィリペ・ルイスのプレイぶりと、右サイドに置かれたロイク・レミーが復帰したジエゴ・コスタとどう連携するのかぐらいしか、新しい興味がありません。モウリーニョ監督、もしかして、ただひたすら勝ちにきてます?チェルシーの活きのいい若手を観たかった私としては、ベンチに入っているナタン・アケ、クリステンセン、イジー・ブラウンが後半から入ってくるのを楽しみに待つしかありません。

開始5分、WBAのマクマナマンが放った右からのシュートをクルトワが足に当てて防ぐと、チェルシーもロフタス=チークとセスクが立て続けにシュート。プレミアリーグ首位クラブがいつもどおりの快勝を遂げるのかと思わせたゲームは、8分にWBAのゴールで動きます。ケーヒルがハードにマークしてこないのを見て、左サイドからの横パスを思い切りよくダイレクトで叩いたのはベラヒーノ。クルトワの左手も及ばないゴール右隅への一撃に、ザ・ホーソンズに集まったサポーターが熱狂します。エースの今季13点めでリードし、俄然動きがよくなったホームチーム。14分、中央からアウトにカーブをかけたマティッチのミドルが枠を外すと、チェルシーは出足のいいWBAの守備に手を焼き、攻めの糸口がつかめません。それでも、25分のカウンターは見事でした。ロングボールを受けたジエゴ・コスタが左を疾走。ニアに入ったラストパスをアザールが左足で狙うもレスコットがブロックし、ボールはクロスバーを越えていきます。

30分、WBAのゴール前でトラブル発生。ジエゴ・コスタとマコーリーが激しくやり合い、レフェリーがゲームを止めると、両チームの選手が集まってきたところにセスク・ファブレガスがボールを蹴り込み一発レッド!激高してセスクをこづいたダレン・フレッチャーや原因となったジエゴ・コスタ、さらにはイヴァノヴィッチにまでイエローが出て、スタジアムは不穏な空気につつまれます。10人となったチェルシーは、若手を試すどころではなくなってしまいました。後半、ロイク・レミーのポジションでイジー・ブラウンがプレミアリーグデビューを果たせば、それでよしとしなければなりません。

35分、チェルシーの右からのFKは意表をついたフィリペ・ルイスの左足。強烈なシュートでしたが、GKマイヒルが冷静にセーブします。37分にアザールが見せたラボーナはマイヒルの正面。直後、WBAは最前線に張っていたクリス・ブラントがフリーで左足を振り抜き、飛び出したクルトワがかろうじて足でクリアするという惜しいシーンがありました。前半はWBAの1-0。ここまで2敗のチェルシーは、ゲームの目的を見出せないままあっけなく敗れてしまうのでしょうか。

セカンドハーフ開始30秒、右からのクロスをドーソンが落とすと、これをゴール前に持ち込んだベラヒーノをテリーが引っかけ、いきなりPK。自らキッカーとなったベラヒーノは、クルトワに触られヒヤリとさせられるものの、ボールは左隅に収まりリードを2点に広げます。55分、細かいパス交換から中央に侵入したロイク・レミーの左足はポストを直撃。ガードナーを投入して引いたWBAの守備網を崩しきれません。69分にゴールを決めたのは、またもWBAでした。ショートコーナーからニアに強烈なミドルを叩き込んだのはブラント。珍しくクルトワが狭いサイドのボールを弾けず、チェルシーは今季3回めの3失点を喫しました。63分、病み上がりのジエゴ・コスタを下げたモウリーニョ監督のカードは、イジー・ブラウンではなくクアドラード。72分、ピッチの脇に登場したナタン・アケに思わず身を乗り出すと、戻ってきたのはロフタス=チークです。モウリーニョ監督、若手枠は1枠ですか!?

73分、マティッチの至近距離からのシュートも決まらず、モウリーニョ監督が三たび動きます。78分、ようやく来ました、ロイク・レミーに代わってイザイア・ブラウンがプレミアリーグデビュー。しかし、ここから先は、両者ともマイボールをまわすだけに終始。チェルシーは、今季初めての3点差敗戦&完封負けです。ホームのサポーターの前で勝利するというモチベーションがあったWBAに対して、プレミアリーグ優勝を決めたチェルシーには2~3点差を獰猛に取り返しにいく動機はなかったのでしょう。

ロフタス=チークは、技術の確かさは見せたものの無難なプレイに終始。ナタン・アケは守備に奮闘したものの、得意のロングフィードを披露する機会はありませんでした。イザイア・ブラウンに足りなかったのは、ボールを呼び込む動き。シュートを満足に打てなかったデビュー戦は、苦さが残るものだったに違いありません。「内容はともかく、若手3人にアウェイ戦の経験を積ませた」のが唯一の収穫。海の向こうでは優勝を決めたバイエルンがブンデスリーガ3連敗となりましたが、チェルシーはスタンフォード・ブリッジの最終戦をどんな試合として位置付けるのでしょうか。相手は降格危機のサンダーランド。中途半端なフォーメーションで臨めば、今夜と同じような結果でシーズンを終えることになると思われますが、それでも次回も若手にチャンスを与えてもらえればと期待します。できれば、ドミニク・ソランケに。(ナタン・アケ 写真著作者/thearcticblues)


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【Swansea×MAN.CITY】スワンズ無念…欧州への道を閉ざしたヤヤとボニーの超人的な3発!

先週のプレミアリーグでアーセナルから勝利をもぎ取り、ヨーロッパリーグの出場権を得られる可能性を残したスウォンジーと、アーセナルとの2位争いを続けるマンチェスター・シティ。この試合に勝たなければ実質的に欧州への道が閉ざされるスワンズは、ルートリッジとキ・ソンヨンが不在ながらもほぼベストメンバー。対するマン・シティはコンパニとナスリを欠くものの、ワントップにアグエロ、ランパード先発、マンガラとデミチェリスのCBコンビならまずまずでしょう。両者とも勝ち点3が必要なゲーム。攻撃的でスリリングな展開を期待します。

バフェティンビ・ゴミスのアグレッシブなドリブルシュートで幕を開けた試合は、前線からのプレスが機能しているスウォンジ―がゲームを支配。10分、テイラーの攻め上がりを意図的にオフサイドにしたにも関わらず、笛を鳴らしてもらえなかったマン・シティ守備陣はゴミスのボレーに脅かされます。直後のCKも、シグルズソンからゴミス。積極的にシュートに持ち込むホームチームは、マン・シティにボニー・ウィルフリードを抜かれた影響などないとアピールしているかのようです。

16分、右サイドでマンガラのトラップを奪ったダイアーが、巧みな切り返しでCBを振り切りジョー・ハートと1対1となりますが、老獪なイングランド代表GKが右手を伸ばしてビッグセーブ。最大のターニングポイントは、この攻防だったのだと思います。最初から飛ばしていたスウォンジーが勝つなら、こういったチャンスを逃さず先制しなくてはいけませんでした。21分、スウォンジーは逸機の代償を払わされることになります。ダヴィド・シルヴァのパスを受けて、右にまわって信じられないスピードのミドルを放ったのはヤヤ・トゥレ。ウィリアムズの足で跳ねてコースが変わったボールに、GKファビアンスキは手に当てるのが精一杯。先制したマン・シティは、36分には見事な速攻で追加点をゲットします。

自陣からハーフボレーで左サイドに展開したランパードのロングパスは、アグエロにぴったり。ドリブルでタメを作ったプレミアリーグ得点王は、前線に走り込んだミルナーを自由にする素晴らしい縦パスを通します。切り返しでテイラーを簡単に外したミルナーのシュートは、GKが反応しにくい足元を抜き0-2。リードしてハーフタイムを迎えたかったモンク監督のゲームプランは完全に打ち砕かれました。完敗かと思われたスウォンジーを救ったのは、前半終了間際のシグルズソンのミドルシュートでした。右足のコントロールショットは、ジョー・ハートの左手が届かないポスト際に伸び、再び1点差。スウォンジーがヨーロッパリーグ出場に希望をつないで、激しかった前半が終了しました。

ダヴィド・シルヴァの指揮の下、後半を圧倒的に支配していたのは昨季プレミアリーグ王者でしたが、64分、リバティ・スタジアムにこの日最高の歓喜の瞬間が訪れます。アシュリー・リチャーズが前線に送った長いボールを追ったのはバフェティンビ・ゴミス。マンガラが頭上を越され、デミチェリスの対応が遅れたマン・シティの乱れを逃さず、最速のトラップ&シュートで左隅に決めたエースに、熱きウェールズのサポーターたちは狂喜乱舞します。直前にダヴィド・シルヴァとヘスス・ナバスのフリーのシュートを連続ビッグセーブでしのいだファビアンスキの奮闘は報われました。2-2。次のゴールを先に奪えれば、スワンズはプレミアリーグ2位と3位の連続撃破に近づきます。

ところが、モンク監督のチームが同点でいられたのはたった10分でした。エミレーツで耐えきったゲームと、この日の違いは2つ。ひとつは、後ろに引いてカウンターのチャンスを窺ったアーセナル戦では最後まで温存した体力を、この日は前半の激しいプレスで使い果たしてしまっていたこと。もうひとつは、アーセナルにはいない超人的なフィジカルを誇る選手がマン・シティには複数存在していたことです。前線の選手が歩き始めていたスウォンジーは、縦への楔を簡単に入れさせてしまい、74分の勝ち越しゴールを許します。アーセナルの猛攻やダヴィド・シルヴァのパスワークに対してはよく守っていたスワンズでしたが、ヤヤ・トゥレの荒々しいミドルは、ファビアンスキが抑えきれませんでした。

2-3となった85分、リバティ・スタジアムを大きな拍手が支配します。ピッチ脇に登場したのは、年末まで絶対的エースとして君臨していたボニー・ウィルフリード。クラブにゴールと多額の移籍金をもたらした元エースは今や敵ですが、スワンズサポーターは感謝の気持ちを忘れていませんでした。しかし、勝負事は残酷です。ボニーのゴールは、温かい拍手に応える極上のファンサービスであったと同時に、スウォンジーの欧州への道を閉ざした悲しい幕引きの一発でもありました。91分、DFの自陣でのミスパスをとがめたダヴィド・シルヴァのパスを受けたボニーが、マークを冷静にかわして左ポストに当てて沈める完璧なシュート。この瞬間、リバティを包んだ何とも言いがたい複雑な空気と、味方のハイタッチにも笑顔をみせないボニーの神妙な表情を忘れることはないでしょう。2-4で敗れたスワンズは、ヨーロッパリーグ出場権に届かない8位で今季を終えることが決まりました。

アウェイゆえに引いてアーセナルの焦りを待てたスウォンジーは、ホームゆえに果敢に前に出て、マンチェスター・シティの強烈な攻撃をまともに浴びました。その選手層の薄さでは欧州はまだ早いと諭すようなマン・シティの自在ぶり、とりわけ身体能力の違いを見せつけたヤヤの2発とボニーのダメ押しは容赦ありませんでした。モンク監督、残念。とはいえ、終盤のスワンズの追い込みは素晴らしかったと思います。来シーズンもまた、小気味いいパス回しとサイドからの崩しが冴える「らしいサッカー」をみせてもらえればと思いますが、今季いただいたマンチェスター・ユナイテッドに対するダブルは、ぜひともよそでやってください。何卒、お手柔らかに。


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【MAN.UTD×Arsenal】中盤を制したマン・ユナイテッド、アクシデントを乗り切れずドロー!

オールド・トラフォードを苦手としているアーセナルですが、今季はFAカップで勝利を挙げており、プレミアリーグ2位を奪取するためにアウェイ連勝といきたいところ。迎え撃つマンチェスター・ユナイテッドがこの試合に3点差以上で勝てば、ガナーズとの得失点差を1点に詰めることになり、プレミアリーグ最終戦でライバルをかわして3位に滑り込む芽が出てきます。ジルーを最前線に、エジル、カソルラ、アレクシス・サンチェス、ラムジー、コクランと、プレミアリーグ開幕当初のケガ人続出が嘘のようにメンバーが揃っているアーセナルに対して、ルーニー、キャリック、ルーク・ショーなど中心選手を失っているホームチーム。ファン・ペルシはベンチでトップにファルカオ、その下にはフェライニ、ベジェリンと対峙するのはアシュリー・ヤングとロホという布陣です。スタメンを見る限り、まったく勝てる気がしませんが、何しろオールド・トラフォードです。来季以降を視野に入れれば、ここで完勝してヴェンゲル監督と主力選手たちに苦手意識をキープしてもらいたいものです。

試合開始から、運動量と出足で勝るマンチェスター・ユナイテッドがゲームのイニシアティブをとっています。オープニングシュートはアシュリー・ヤング、8分にはコシールニーの裏に抜けたファルカオに、マタからスルーパス。直後のCKからはスモーリングが右足で狙いますが、いずれもDFのブロックにあって枠に飛びません。アーセナルはアレクシス・サンチェスを中心とするカウンターで対抗しますが、スモーリングとフィル・ジョーンズが冷静に対処し、シュートを打たせません。

中盤でのせめぎ合いが続くゲーム。マンチェスター・ユナイテッドがサイドに鍵をかけ、エジル、アレクシスらを封じているのに対し、アーセナルは中央はコクランが締めているものの、ベジェリンがアシュリー・ヤングに翻弄されています。31分、マンチェスター・ユナイテッドの先制は、縦に突破して左足でクロスを上げたアシュリー・ヤングの見事なアシストからでした。ファーサイドで待ち構えていたのは、ダイレクトボレーに自信があるアンデル・エレーラ。ニアポストすれすれを襲った強い球足にオスピナは対応できず、これを機にホームチームはますます左からの攻勢を強めます。38分、アシュリー・ヤングの縦1本に反応して左をフリーで走ったマタが、逆サイドからゴール前に入ったファルカオにきわどい浮き球パス。コシールニーのプレッシャーにゴールはならなかったものの、アーセナルにとっては危険なシーンでした。

44分、CKからのサインプレーで中央のブリントが放ったミドルは、左隅を捉えていたもののスモーリングに当たってしまい追加点はならず。ポゼッション6割超のマン・ユナイテッドは、つい2節前にオールド・トラフォードでWBAに負けたチームとは思えない素晴らしい出来。ガナーズは何とシュートゼロです。ファン・ハール監督がこのペースで最後まで走るのか、ヴェンゲル監督の采配がゲームを動かすのか。後半も、攻めるマンチェスター・ユナイテッド、受けるアーセナルという構図は変わりません。

マタやフェライニが中央で前を向き、両サイドを使うシーンが増えたホームチーム。前半は左が多かった攻撃も、マタとバレンシアの連携から右を崩す形が増え、52分にはサイドからクロスを連発する波状攻撃でアウェイチームを攻め立てます。縦へのボールのチェックを強化し、ジルーに仕事をさせないマン・ユナイテッドの守備に対し、攻めあぐむアーセナルは彼ららしくない前線への放り込みまで見せています。60分、ファルカオがファン・ペルシに代わると、直後にガナーズに決定機です。左から上がったエジルのグラウンダーに、ロホをかわしたジルーがデ・ヘアと向き合いますが、シュートは守護神が足でブロック。最終ラインの裏を狙い始めたアーセナルは、70分に左のアレクシス・サンチェスからのパスにラムジーが飛び出し、ループシュートでデ・ヘアをかわすもののロホが戻ってクリア。残り20分を切った72分、両チームに事件が起こります。

マンチェスター・ユナイテッドは、デ・ヘアが臀部を押さえてリタイア。ヴィクトル・バルデスは、これがプレミアリーグデビューです。ヴェンゲル監督はベジェリンをウォルコット、カソルラをウィルシャーというスクランブル。さらにロホを諦めブラケットを投入したファン・ハール監督ともども、今季プレミアリーグで初めての体制に突入です。

82分、アーセナルの同点弾は、3人の交代選手が交錯したシーン。運はガナーズに味方しました。自陣にいたラムジーから出たロングボールをワントラップで狙ったウォルコットの右からのシュートは、ブラケットの足に当たってコースが変わり、ヴィクトル・バルデスの逆を突いてゴールに飛び込みます。同点となった後、両チームに決定機がありました。84分、左に出たエジルのグラウンダーを合わせたジルーの一撃は外からサイドネットへ。88分、バレンシアのクロスをファーサイドのフェライニが落とすと、落下点にいたのはファン・ペルシ。決めなければいけないボレーをクロスバーの上に外したストライカーは、右足を言い訳にしてはいけません。結局、1-1ドロー。これによってアーセナルのプレミアリーグ2位が遠のき、マンチェスター・ユナイテッドの3位もまた絶望的になりました。

冒頭に「メンバーが揃ったアーセナル」と書きましたが、この試合に必要だったひとりを欠いたのが、苦戦の原因だったように思います。右SBがドビュッシーなら、いくらアシュリー・ヤングがキレキレだったとはいえ、あそこまで劣勢を強いられることはなかったのではないでしょうか。マンチェスター・ユナイテッドは、キャリックの不在を感じさせない中盤がガナーズを圧倒しており、ベストを尽くしたのだと思います。ウォルコットにシュートさえ打たせなければさほど怖くなかった場面で、コシールニーのようにきっちり中を切れなかった若いDFを出さざるをえなかったのが、今のこのチームの限界だったのでしょう。

ファン・ハール監督、プレミアリーグ1年めは4位ですか。ケガ人多発に苦しんだなか、最低限の結果は出しましたね。このうえは、夏のインターナショナルチャンピオンズカップは、優勝などせずほどほどにやってください。チャンピオンズリーグのプレーオフに負けようものなら、クラブのサポーターにとどまらず、UEFAランキングでセリエAの猛追を受けているプレミアリーグ全体からブーイングをいただきますから。8月末に当たる欧州のチームは、今季の8月にキャピタルワンカップで4-0と惨敗したミルトン・キーンズ・ドンズよりも強いチームであることは間違いありません。



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makoto
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職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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