【Watford×Liverpool】またもGKのミス…完敗リヴァプ―ルは3試合勝利なし!

プレミアリーグが16節を終えた時点で、ワトフォードがリヴァプールの上にいるのは想像できませんでした。ワトフォードは、開幕から5試合は勝利なしだったのですが、このところの3連勝でプレミアリーグ7位に浮上。総得点18のうち、過半の10点をトップのイガロ、5点をディーニーが決めているチームです。レッズの最終ラインにはママドゥ・サコが復帰。ヘンダーソン、ララナ、エムレ・ジャン、コウチーニョ、ルーカスが中盤に揃い、トップにはフィルミーノという申し分ない布陣です。接戦を予想していたゲームだったのですが、ミニョレの代役、GKボグダーンが壊してしまいました。3分、ワトフォードの何でもないCKを、ボグダーンがキャッチミス。チェルシーからレンタルでチームに加わったナタン・アケがプッシュし、ホームチームが幸運な先制点を奪います。

ボールを持っている時間は、圧倒的にリヴァプールのほうが長いのですが、サコやルーカス、ヘンダーソンから楔のパスが入った後が続きません。サイドに張ったナサニエル・クラインやアルベルト・モレノにボールが出ても、周囲の選手の動き出しが遅いため、後ろに戻すか前につなごうとしたボールがつかまるかで、ペナルティエリアにボールが届きません。すると15分、ワトフォードが縦パス1本であっさり追加点を決めてしまいます。ディーニーのパスに反応したのは、絶対的エースのイガロ。シュクルテルは彼を止めることができず、右からの角度のないシュートにボグダーンのポジションはファーを空けすぎでした。

ボグダーンは、この後もパンチをルーカスに当ててピンチを招くなど、チームの足を引っ張るプレイを連発してしまいました。41分にはシュクルテルが痛んでベンチに下がり、クロップ監督は2点を取り返すべく、オリギを投入してルーカスをCBにコンバートします。前半のレッズのシュートはわずか2本。終了間際にコウチーニョが狙ったシュート以外に盛り上がるシーンがない低調ぶりです。この2-0をひっくり返すのは、至難の業でしょう。ワトフォードは、イガロとディーニーだけでも危険なカウンターを仕掛けてきます。

クロップ監督に気合いを注入されたのでしょうか。後半に入ると、リヴァプールは本格的に反撃開始。ララナ、コウチーニョ、アルベルト・モレノがシュートを連発し、48分には縦に突破したオリギがDFを引き連れながらフィニッシュに持ち込みます。チャンスは増えたレッズですが、ひとたびボールを奪われると、相変わらずイガロには悩まされています。58分にはゴールライン際でナサニエル・クラインが簡単にかわされ、イガロのラストパスに中で触れば1点というピンチを招き、61分にもサコがバランスを失って倒れた脇を抜かれてGKと1対1。ここはボグダーンがビッグセーブで左に弾き出し、勝利への望みをつなぎます。

66分、コウチーニョのロングフィードを受け、右からヘンダーソンが放ったシュートはGKゴメスがファインセーブ。ようやく手にしたチャンスをレッズは活かせません。73分、クロップ監督が2枚代えで勝負。機能していなかったフィルミーノとララナを諦め、ベンテケとジョーダン・アイブです。77分、左に流れたオリギの折り返しをトラップしたジョーダン・アイブは右のナサニエル・クラインへ。クロスはブロックされるも、これを拾ったジョーダン・アイブが後ろのヘンダーソンに落とすと、コースを狙った一撃はブリトスがヘッドで枠から逸らします。勝負が決したのは、85分でした。ディーニーからイガロにつながったボールが途中出場のベーラミに渡ると、右サイドからのクロスはフリーになっていたイガロにぴったり。叩きつけたヘディングは、ボグダーンが触れるシュートではありません。3-0、リヴァプールは何もできず、敵地ヴィカレージ・ロードを後にすることになりました。

プレミアリーグで3試合連続勝利なしとなったレッズは、クロップ監督就任以来最悪の出来だったのではないでしょうか。運動量が豊富なミルナーとジョーダン・アイブをスターターから欠いたとはいえ、中盤で囲んでボールを奪うクロップサッカーらしい姿は影をひそめ、淡泊なプレイに終始してしまいました。一方で、ワトフォードのディフェンスがよかったことも見逃せません。後半開始から20分、リヴァプールがラッシュをかけてきた時間帯に、危険なシュートコースを切ってGKゴメスを助けたDF陣の冷静な対応がなく、簡単に失点していれば、勢いがついたレッズに同点を許し、さらには…といった展開もあったのではないかと思います。尽きない「たら・れば」はありつつも、85分の美しい3点めを見せられれば、今日の勝者はワトフォードだったという一点は揺るぎません。

GKのミスにより狂ったゲームプランを、元のシナリオに乗せることができずに終わったレッズにとっては残念な試合でした。今はまだゲーゲンプレッシングをインストールしている最中で、クロップ監督が勝負をかけるのは来年以降ということになるのかもしれませんが、彼らの補強の最優先ポジションは、2試合連続でネックとなったGKであることは間違いありません。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

無題

更新ご苦労様です。
このゲームはまずワトフォードを褒めたいです。素晴らしかったです。
翻ってレッズは今季最悪ゲームに挙げられても文句はないでしょうね。ボルトン時代のボグダンはあまり覚えてませんが、こんなに酷かったかな、、、と思う次第です。1週間時間があってのこの結果は残念でしたが今は構築中と考えたいですが、、、うーんこの負けはいただけないですね、、、。あとGK補強は必須とわかったのが収穫でしょうかね。
  • Macki
  • 2015/12/21(Mon)05:40:43
  • 編集

無題

もうこのような負け方には慣れてしまいました。トップチームに最高のゲームをしたかと思えば下位相手にあっさり負ける。やはりレッズのこのような悪い癖を本格的に直すのは来季からのようですね。ちょっと言葉はきつくなりますがGKはミニョレもボグダンも獲得する前から素人でもダメだと分かっているのになぜとったのかわからないです。スカウトは何やってるのかわからないです。
  • ル タレック
  • 2015/12/21(Mon)07:50:23
  • 編集

無題

今年のスカッドでトップ4は期待してませんのでこんなもんでしょう。フィルミーノのパスセンスを活かすためのスペースと前線のスピードともに足りず、10番が多すぎます。1人は売るかコンバートしないと。スターリングはキープレーヤーでした。出すならオリジ、アイブ、マルコビッチの若手ウィングストライカーの成長を1年は待つべきでしたね。あとストライカーとして能力は低いですが、優秀なポストプレイヤーのランバートの見切りも早すぎです。ボリーニとバロテッリの買い手つくのが遅すぎたのが原因でしょうけど。

ロジャースはやりくりが上手かっただけに長期ビジョンが全く見えず、モチベート力がなかったので今の方がまだ希望があります。ベンテケと前線の連携強化でポストプレイの幅を広げ、ウィング2枚かイングスとセンターハーフ育成とディフェンスラインの大手術をクロップに期待しています。よーするに今はほぼ全部ダメで2年後からが勝負です!こんくらいは待たないと何も変わりません。気長に行きます。
  • K
  • 2015/12/21(Mon)12:33:44
  • 編集

無題

いつも楽しく拝見させて頂いています。
初コメ失礼します。
最初の失点はクロップもコメントしてる通り、キャッチミスしてしまいましたが、落としたあとにきちんと掴んでおりアケがpushした時点でファウルだったかと思います。
あのgoalが認められてレッズはずるずると悪い時のパターンにはまってしまいましたね、残念です……。
  • nhoj
  • 2015/12/21(Mon)12:34:59
  • 編集

無題

更新お疲れ様です。

完敗ですね。
マン・シティ、セインツに勝って、このまま常勝街道まっしぐらとの期待は虫が良すぎたのでしょう。
我々、ファンもクロップ監督が就任してまだ3ヶ月と今一度兜の緒を締め直さなければいけません。
直近2試合から、まずはディフェンスと再認識できたことをよかったと思うべきです。
GK、CB、SBの補強は最優先です。
また、攻撃は引いた相手やロングボールを多用するチームに対するプランBの構築が急がれますね。
試合の入り方に失敗すると、とたんに攻撃が単調になり落ち着かなくなるのは、ロジャース時代から何も変わっていません。
ここはぜひ外野は過剰に騒がず、クロップ監督を中心に改善していくチームを見守っていきたいと思います。
まだまだ道のりは長いですね。
  • nyonsuke
  • 2015/12/21(Mon)12:58:28
  • 編集

無題

ワトフォードは素晴らしかったですね。アケも活躍してるようでなにより。

しかし、リバプールはGKとCBの補強が必須ですね。後ろの安心感が欲しい。
あとは引いた相手を攻略するために、楔のパスを送れるパサーが欲しいですね。チャンはサイドに散らせはしますが、引いた相手のスキを見つけて縦パスを出せるようなタイプでないので、スピードアップが出来ないのは厳しいかなと。
  • パチ
  • 2015/12/21(Mon)16:57:27
  • 編集

無題

非常にショックな敗戦でした。消化するのに月曜日まるまる使っちゃいましたよ。

シティ戦のようなプレッシングが全く見られませんでしたね。疲れてるのかな?
それとも、クロップ就任時の気持ちがもう無くなって元に戻ってるのか。
前線からのプレスが無い、ベンテケいないと前でボールが収まらない、シュートまでもっていけない。
セットプレーになると毎回入っちゃうんじゃないかとドキドキ不安になります。
良い位置からのFKで、やばそうだなぁと思ったら、に3本に1本くらい決められてんじゃないかと。

先週も今週もサクっ勝ってレスター戦を大一番にしたかったんですが、全然甘かったです。
クロップさんたのむよー!
  • 2015/12/22(Tue)13:05:10
  • 編集

コメントありがとうございます。

Mackiさん>
ボグダーン、しんどかったですね。私もGKやってたので、レベルはともかく感覚はわかりますが、最初にアレをやっちゃうと、メンタルやられて後もグダグダというのはよくあることです。うーん。早い時間に同点にできていれば…ですね。

ルタレックさん>
ミニョレは、来た当初はもうちょっとよさげだったんですけどね。ジョー・ハートのように、GKはある程度の年齢になっても成長があったりしますが、ミニョレにはそれが感じられませんね。

Kさん>
私は別角度から、サイドアタッカーが少ないのが懸念だと思ってましたが、それを掘っていくとKさんとトンネルがつながるのかもしれません。

nhojさん>
その見方はありだとは思うものの、ファンブルがあまりにも初歩的なミスだったので、声を大にしていいにくいなと思います。「ずるずる」のほうも気になります。

nyonsukeさん>
そうですね。戦力の棚卸しが必要だと思います。

パチさん>
ヘンダーソンは無理ですかね。彼をどの位置で使うかが、レッズのひとつのキーポイントだと思います。

ご さん>
わあ、ですよねですよね。ファンは「たぬむよー」ですよね。私も、疲れがあるんだろうなと思いました。走り疲れではなく、クロップ戦術の消化不良による胃腸の疲れ。
  • makoto
  • 2015/12/22(Tue)22:27:44
  • 編集

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

アーカイブ

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ