【MAN.UTD×Watford】デ・ヘア&マタ!負け試合を拾ったマンチェスター・ユナイテッド!

アーセナルがスウォンジーに追いつかれ、トッテナムはウェストハムに追いつけず、マンチェスター・シティがリヴァプールに圧倒されていた同じ時間、オールド・トラフォードにワトフォードを迎えたマンチェスター・ユナイテッドもまた、苦しんでいました。11月21日、ヴィカレージ・ロードに乗り込んだプレミアリーグ13節のアウェイゲームは1-2の辛勝。5試合連続クリーンシートを達成して2位につけていた当時でさえ、決勝ゴールは91分。シュヴァインシュタイガーが角度のないところから放ったシュートを、スライディングで防ごうとしたディーニーが押し込んでしまったオウンゴールでした。プレミアリーグ5位と10位が戦うことになった3月のゲームは、接戦必至。13節に先発したマンチェスター・ユナイテッドのメンバーで、この日も出ていたのはデ・ヘア、ブリント、マタ、エレーラ、シュナイデルラン、デパイと半分だけで、スモーリングがいない最終ラインは初めての組み合わせです。ヴァレラ、フォス=メンサー、ラシュフォードと若手を3人起用したファン・ハール監督の脳裏には、時折ドローや敗戦もチラついたのではないかと思われます。

予想通りというべきか、マンチェスター・ユナイテッドは、今季プレミアリーグ14ゴールのオディオン・イガロに苦しめられていました。12分にはブリント、フォス=メンサーとCBが2人も着きながらあっさりかわされ、デ・ヘアの右手の先を襲うきわどいシュート。ブリントがビルドアップに失敗してイガロにプレゼントしてしまったシーンは、左足のシュートが弱くて助かりましたが、27分にはカプエのクロスが流れてきたところをうまくトラップしたイガロにロホがついていけず、振り向きざまのシュートが左のポストすれすれをすり抜けます。38分、右サイドでボールを奪ったイガロは、当たり前のようにドリブルでゴールに一直線。フォス=メンサーは簡単に振り切られ、デ・ヘアがここというタイミングで足を出して当てるビッグセーブを見せてくれなければ、マンチェスター・ユナイテッドはトッテナムやマン・シティと同じく沈黙の着地を強いられていたかもしれません。

43分、今度はヴァレラがイガロにバックパスを拾われ、デ・ヘアと1対1。これも守護神がブロックし、前半は何とか0-0で折り返したものの、「ひとりのストライカーに、最終ラインの4人が全員やられた45分」というのも珍しいのではないでしょうか。シュナイデルランの強烈なボレーやデパイの積極的な仕掛けは後半への希望でしたが、決定機を数えれば明らかにワトフォード優勢。「ポゼッション率は高く」「パスは多いが」「シュートが少なく」「ゴールが少ない」のが今季のマンチェスター・ユナイテッド。FAカップのシュルーズベリー戦、ミッティランとのヨーロッパリーグ、プレミアリーグのアーセナル戦と3連勝、11ゴールを挙げて復活の予感を漂わせていたチームは、今度こそイガロにやられてあっさり負けてしまうのではないかと思われました。

イガロ、ディーニーが強力なチームというイメージが強いワトフォードですが、絶対に忘れてはいけないのはトッテナムからやってきたエティエンヌ・カプェです。48分のミドルは、前の2人ばかり気にしているホームチームの守備陣へのアラームでした。53分、またもフォス=メンサーがイガロに切り返しでかわされ、左足で巻いた惜しいシュート。イングランド各地でプレミアリーグ上位が苦しんでいるようですが、ここまではマンチェスター・ユナイテッドもその仲間です。

風向きの変化が感じられたのは、61分。攻撃センスがあるヴァレラからパスをもらったマタの一撃はシュート回転がかかり、GKゴメスは弾くのが精一杯。こぼれ球を拾ったマタが倒されたFKは、素直に蹴ったデパイのシュートが壁に当たりますが、これが後の決勝点の布石となりました。徐々に攻勢に出るマン・ユナイテッド。66分にラシュフォードが右サイドを突破して通した決定的なグラウンダーは、デパイが触れず左に流れ、拾ったエレーラがDFを抜きさって出したニアへのパスからマタがボレー。79分にデ・ヘアの弱点である高さをCKで突かれ、ブリトスに絶望的なヘディングシュートを叩きつけられたものの、幸運にもわずかに外。この直後でした。マンチェスター・ユナイテッドは、上位がどこもなしえなかった最終盤の勝ち越しに成功します。

83分、FKは中央やや右。通常は、デパイよりもレフティのマタが蹴ってくると読むポジションですが、残像があったのか、デパイの走り出しにゴメスが動いてしまいます。マタの正確なキックは、ゴメスの逆を突くゴール左隅。ジャンプしたGKの指先を越えたシュートがネットに刺さると、オールド・トラフォードが爆発します。枠内シュートが3つしかなかったホームチームは、貴重なゴールを守りきり、プレミアリーグ2連勝。ライバルのマンチェスター・シティが1試合少ないながらも勝ち点で並び、20日のダービーに勝てば完全に肩を並べるところまで復活しました。

完全なる負け試合でした。決めるべきを決められなかったアーセナルと同じことをワトフォードがしてくれたゲーム。イガロにいいようにあしらわれ、致命的なパスミスを2回も犯した最終ラインはチャンピオンズリーグ出場権を狙うレベルになく、今までそうだったようにデ・ヘアがチームを救ってくれました。そして、マタ。今季のマンチェスター・ユナイテッドは、彼がよければ勝ち、彼が苦しめば負けるチームです。負傷者が多いことを不運と嘆いていたファン・ハール監督は、突然現れた若手の大当たりや頼れる司令塔の一発に感謝しつつ、マンチェスター・シティの足踏みに助けられてプレミアリーグ4位奪回に再度チャレンジできるようになった幸運を喜ばなければなりません。次戦のWBAに勝ち、満を持してシックスポインターに臨みましょう。ダービーがおもしろいのは、ノースロンドンばかりではありません。


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ホント、上位陣が揃って落ちてきてくれたので、最後のチャンスですね。CLが取れればファンハール監督も胸張って勇退できるでしょう。ただ今の4強がこれ以上落ちてくる可能性が低いのも事実。今のサッカーじゃ、ELを優勝するのも夢のまた夢ですし。
  • Uボマー
  • 2016/03/04(Fri)23:36:11
  • 編集

コメントありがとうございます。

Uボマーさん>
3チームがチェルシー戦を残しており、直接叩く機会もあるのでうまくやれば上は落とせます。おっしゃるとおり最後のチャンスですが、絶好のチャンスでもあると思ってます。
  • makoto
  • 2016/03/05(Sat)11:16:08
  • 編集

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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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