【Leicester×West Ham】ヴァーディ退場!逆転されたレスターが、最後にPKを決めてドロー!

この試合に勝てば、プレミアリーグ優勝はレスターで決まるのではないでしょうか。ラスト3戦にマンチェスター・ユナイテッド、エヴァートン、チェルシーと厳しい相手を残しているラニエリ監督のチームですが、それまでトッテナムとの勝ち点7差をキープできれば1勝2敗でも逃げ切りです。プレミアリーグ34節、キングパワー・スタジアムに迎えたウェストハムは、アーセナル相手に0-2の劣勢からキャロルがハットトリックを決め、一時はリードした難敵です。レスターのスタメンはいつもと変わらず。岡崎慎司、ヴァーディの2トップにマフレズ、ドリンクウォーター、カンテ、オルブライトンの中盤です。ウェストハムのビリッチ監督は、前線にエメニケを据え、パイェ、ヴィクター・モーゼス、ノーブル、クヤテ、オビアングという布陣です。ハマーズはサイド攻撃主体、レスターは受けて速攻狙いでしょう。開始1分、いきなり素晴らしいプレイの応酬です。

パイェの完璧なFKをクヤテがヘッドでゴール右隅に流すと、素早く反応したシュマイケルが弾いたボールは、左右のポストを次々と叩いてゴールならず!これが決まっていれば、レスターは前に出なければならなくなり、苦しい戦いを強いられたはずです。10分、岡崎慎司が右サイドでもらったFKをオルブライトンが中に入れると、フートがノーマークでヘディングシュート。決定的な一撃は、コースを狙い過ぎたかポストの右に外れます。

ウェストハムの寄せの速さに苦しんでいたレスターは、シュマイケルのロングスローからのカウンターを一発でものにしました。マフレズのパスを受けて中央を突破したのはカンテ。2対2の形となり、オビヤングがヴァーディを空けた瞬間、カンテが完璧なタイミングのラストパスを左に流します。ヴァーディのトラップとクロスに打った左足シュートは、いつも通りの淀みない動きでした。アドリアンは触れず、1-0。夢を観続けているサポーターたちの歓喜が爆発します。

エジルとアレクシスに決められても勝負を諦めなかったハマーズが、このまま沈黙し続けることはないでしょう。パイェが再三中央に入れるFKは脅威。こぼれ球に対して反応が速いレスター守備陣がシュートを止めているものの、長いボールを入れられ続ければ、どこかで穴が開いてしまうかもしれません。26分、右からのロングクロスをファーのクヤテがヘッドで折り返したシーンは、シュートに至らず。ヴィクター・モーゼスのミドルはDFに当たって枠に届きません。30分を過ぎると、ハマーズの縦のボールが入らなくなり、レスターに主導権が移ります。クレスウェルがマフレズに引かされ、マイケル・アントニオの上がりもなければ、サイドで勝てなくなるのは自明です。パイェがいくら天才でも、パスコースを切られて追い詰められます。

ハーフタイムは1-0。ハマーズはこの試合に敗れれば、プレミアリーグ4位を諦めなくてはなりません。ビリッチ監督は予想通り、オビヤングを下げてアンディ・キャロルを投入しました。50分、長身の背番号9はさっそくCKに飛び込み、キングパワーのホームサポーターをヒヤリとさせます。完全なるハマーズの時間。ヴァーディも岡崎慎司も自陣に引いています。クヤテのシュートはシュマイケルの正面。53分、レスターの後半初めてのチャンスは、フクスのクロスをフートが打ちきれません。54分、ラニエリ監督はオルブライトンをシュラップ。その1分後、敵陣でインターセプトに成功したドリンクウォーターが左の岡崎慎司を走らせ、クロスのシュートにヴァーディが飛び込むも、一歩及びません。

57分、今季プレミアリーグで初めての事件が起こりました。オグボンナと競り合ったヴァーディがシミュレーションを取られてイエロー2枚め、退場!岡崎慎司は、いつも通りウジョアに後を譲ります。時間はまだ30分あります。機能していないエメニケは、エネル・バレンシアかランジーニと代えたほうがいいのではないでしょうか。62分、CKのクリアを拾って再度パイェが入れた柔らかいクロスに、ニアに飛び込んだウィンストン・リードがバックヒールで狙うも、モーガンが体を張ってこれを阻止します。ノーブルに代わってランジーニ。67分のランジーニのミドルは浮いてしまいましたが、いいトライだと思います。キャロルめがけてただ放り込むより、レスター守備陣にいろいろ考えさせたほうが、綻びが生じる可能性は高まるでしょう。

残り20分を切り、ビリッチ監督最後のカードはヴィクター・モーゼスをエネル・バレンシア。キャロルが時折空を制するものの、ゴール前に鍵をかけたレスターを前に、ウェストハムはなかなかシュートが打てません。79分、絶好の位置からの直接FKをパイェは打ち上げてしまいました。82分、クレスウェルのクロスが流れたところを狙ったエネル・バレンシアのボレーは、うまくミートできません。しかし84分、ハマーズに願ってもないチャンスが到来します。ウィンストン・リードを後ろから抱え込んでしまったウェズ・モーガンに笛が鳴り、PK。アンディ・キャロルが冷静に右隅に決め、ついに1-1です。勢いは完全にアウェイチーム。逆転ゴールは、わずか3分後でした。右からマイケル・アントニオがドリブルで崩すと、浮き球のラストパスはシンプソンがクリアするものの、クレスウェルがトラップして左足一閃美しい弾道の一撃に、さすがのシュマイケルも触れませんでした。

1-2として、試合を畳むだけだったウェストハムは、最後の最後で厳しい判定に泣かされました。95分、シュラップと交錯したキャロルはボールに触っていたようにも見えましたが、レフェリーはPKスポットを指さしています。ウジョアもまた、プレッシャーのかかるキックを落ち着いて右隅に収めました。2-2、ドロー。終盤に激しく動いたゲームは、両者にとって痛恨の結果となりました。

ヴァーディ退場という不測の事態に、今まで通り岡崎とマフレズを下げて逃げ切れると踏んだラニエリ監督の采配は、裏目に出てしまいました。どちらかを前線に置いて、カウンターを仕掛けられる芽を残したほうが、相手の猛攻を喰らう時間を減らすことができて、追いつかれたときにも取り返しにいきやすかったのではないかと思います。ラストシーンでシュラップについたのがFWのキャロルで助かりました。DFの選手であれば、足を出してもらえず中を切られてしまったでしょう。明日トッテナムが勝てば、勝ち点5差。ラスト3試合を1勝1分1敗でも、抜かれてしまうかもしれません。(アーロン・クレスウェル 写真著作者/joshjdss)


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無題

判定について議論されているようですが、1本目のPKは終始審判に注意するよう言われていたモーガンが犯したので妥当ですし、ヴァーディのレッドも妥当だと思います。
しかし、カードを出しすぎですね。

レスターは勝ち点3を取るべきウェストハムで1
次節もスウォンジー黄色信号で、面白くなってきましたね
  • おハム
  • 2016/04/18(Mon)01:17:44
  • 編集

無題

判定について議論されているようですが、1本目のPKは終始審判に注意するよう言われていたモーガンが犯したので妥当ですし、ヴァーディのレッドも妥当だと思います。
しかし、カードを出しすぎですね。

レスターは勝ち点3を取るべきウェストハムで1
次節もスウォンジー黄色信号で、面白くなってきましたね
  • おハム
  • 2016/04/18(Mon)01:47:38
  • 編集

無題

物議をかもしそうな判定、シミュレーション、二枚目のイエロー、エースの退場、形成逆転。ここから、日韓大会のトッティを思い出しました(古い話で恐縮です、ちなみに、奇しくも今日トッティが決めてますね)。
それはさておき、クレスウェルは良いボール蹴りますね。
  • queen
  • 2016/04/18(Mon)02:11:33
  • 編集

無題

審判の判定基準がブレブレで酷かったですね。
ヴァーディのシミュレーションは手も足も接触しており、あまりにも厳しい判定でした。
ノーファールで流せば充分に思えました。
モーガンのプレーがPKなら、肩から腕を回してフートを上から抑え込んだプレーもPKでしょう。
また、最後のシュルップに与えられたPKは、正当なショルダーチャージに見えます。
判定にどうのこうの言うのは野暮ですが、主審が躍動しなくても名勝負になるはずだった試合が、双方不本意な形で終わったのが残念でなりません。
ヴァーディが次戦出場停止になるのは、本当に厳しいです。
ただ、そんな辛い状況でも黙々と仕事を続けたレスターのメンバーは、さすが首位のチームでしたね。
良い戦いを続けて欲しいです。
  • 爪楊枝
  • 2016/04/18(Mon)07:02:42
  • 編集

コメントありがとうございます。

おハムさん queenさん 爪楊枝さん>
レスターにとって不幸なジャッジが先立ったために、全体的にいつもよりも感情的なお話が多いように思いました。ヴァーディは、手も足も接触はあったものの、それによって倒れたようにはみえなかったので、シミュレーションを取られても仕方がなかったように思います(当たる=ファール、ではないので)。シュルップが倒れたシーンは、キャロルがかわいそうでしたね。ただし、あの時間帯だったので、ファール以前に冷静にコースだけ切っておけばよかったのではないでしょうか。
  • makoto
  • 2016/04/21(Thu)11:15:53
  • 編集

あなたは?番め



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