【Chelsea×Burnley】攻撃が厚いコンテチェルシー、速攻3発でプレミアリーグ開幕3連勝!

 ボールポゼッション20%以下、シュート3本、オンターゲットは決まった2本のみ。プレミアリーグ史上、勝者としては例がないスタッツでリヴァプールを2-0で下したバーンリーが、意気揚々とスタンフォード・ブリッジに乗り込んできました。この試合の興味は、「前節のゲームに味を占めて引いてくるであろうアウェイチームを、コンテ監督がどう攻略するのか」でした。プレミアリーグ開幕から連勝とはいえ、いずれも終了間際にやっともぎ取ったゴールでの勝ち点3です。勝利への情熱が尋常ではない新指揮官の勝負強さに敬意を表しつつも、バーンリーに先制されたらドローはあるのではないかとも思っていました。キックオフから、チェルシーが昇格チームを圧倒しています。カンテが中盤の底を締め、左右にアザールとウィリアン、ジエゴ・コスタの後ろにはオスカルとマティッチ。テリー、ケーヒル、イヴァノヴィッチ、アスピリクエタというプレミアリーグをよく知る4人と守護神クルトワは、バーンリーのカウンターを充分に警戒しているでしょう。

この日は、とにかくエデン・アザールがキレていました。7分にジエゴ・コスタとのコンビで左サイドからゴール前に殺到すると、9分には、2014-15シーズンのプレミアリーグMVPが彼だったことを思い出させる素晴らしい単独突破。カンテとマティッチで奪ったボールを自陣で受けたアザールは、そのままスピードに乗ってマイケル・キーンを翻弄し、中に入って右隅にシュート。バーンリー守備陣は、ベルギー代表のエースをリスペクトし過ぎて厳しくいけず、距離を開けてしまいました。タイミング、コースとも完璧な一撃に、イングランド代表の第3GKヒートンもどうすることもできません。チェルシー、1-0。こうなると、リアクションサッカーでしか輝けそうにないバーンリーは苦しくなります。

バーンリーVSリヴァプールの観戦記に、中を固める相手には長いクロスとミドルばかりではなく、ペナルティエリアの脇を攻略して速いクロスで勝負したほうがいいと書いたのですが、14分のチェルシーはお手本通りのベタ引き対策でした。ウィリアンが右からペナルティエリアに侵入すると、縦に走ったマティッチにタイミングよく短いパス。21番の珍しい右足クロスをオスカルがヘッドで流すと、ファーにいたアザールがワントラップして右足インサイドで狙います。ゴールのなかにいたベン・ミーが足に当てて2点めはならなかったものの、この攻撃を徹底できれば、チェルシーは1点では終わらないでしょう。15分には、ショートコーナーをオスカルがカンテにつなぎ、中に入れたボールがこぼれたところをケーヒルがボレー。これもまた、相手に当たらなければゴールに一直線でした。

モウリーニョ、ヒディンクと続いた今までのチームとコンテチェルシーの最大の違いは、攻撃の厚みです。アザールが単独で持ち込んだ先制シーンでは、2列めから前の選手は全員ゴール前に走ってきており、マティッチがペナルティエリアに入ってきたり、ケーヒルがミドルレンジにいたりすることもしばしば。イヴァノヴィッチとアスピリクエタも攻撃的で、中が厚いためにラストパスの選択肢が多彩です。37分、またもウィリアンがボックスの脇に入り、縦パスを出します。右サイドをえぐったのは、今度はオスカル。ニアへの短いパスをジエゴ・コスタが直接叩きますが、ヒートンが抑えて追加点はなりません。

しかし41分、チェルシーがシンプルな攻撃で2点めを奪いました。左からアザールが仕掛け、中のジエゴ・コスタに戻すと、ストライカーはシュートコースを見つけられずに右のウィリアンへ。1本縦に持ってワードの股間を狙った一撃は、ヒートンの指先を抜けて左のサイドネットぎりぎりに飛び込みました。43分に速攻を仕掛けたバーンリーは、アーフィールドの右からのシュートがポストの外に抜け、点差を詰めることができません。このチェルシーに前半で2-0は、アウェイチームにとって絶望的なギャップです。

50分のウィリアンのFKは、意図したほど曲がらず枠の外。直後、最前線に走ってアザールのグラウンダーをジエゴ・コスタに落としたのは、何とマティッチです。左足に持ち直したエースのシュートはヒートンが難なくキャッチしますが、これもまた決定的なシーンでした。56分のCKは、ウィリアンがペナルティエリアの外にいたアザールを使うサインプレー。強烈なボレーをヒートンが飛んで弾くと、詰めたテリーが打ち上げてしまいました。ライバルクラブは、ボックスの外で待つアザールへのCKに要注意です。チェルシーの10番は、GKを慌てさせるきわどいシュートを必ず打ってきます。

60分の直線的な攻撃こそ、コンテ監督の真骨頂でしょう。右からドリブルで上がったウィリアンは、アザールとジエゴ・コスタの体勢がいいのを見ると、すかさずファーにロングクロス。トラップしてすぐに放ったアザールの左足シュートをヒートンがセーブすると、こぼれ球をプッシュしようとしたジエゴ・コスタはベン・ミーに先に触られ、プレミアリーグ開幕3試合連続ゴールはお預けです。コンテ監督は選手交代も特徴的で、公式戦4試合のうち、1点ビハインドを背負っていたワトフォード戦以外の3戦は、最初の交代はすべて75分を過ぎてから。1枚代えると、ゲームの状況を確認しながら立て続けに3ついくのも共通しています。

89分、3点めは見事なカウンター。DFを背負ってキープしたバチュアイが左のペドロに展開すると、ファーに出たグラウンダーをスライディングで決めたのはヴィクター・モーゼス…と、何と全員交代選手です。この攻撃でも、マティッチがゴール前に入っていたことをお伝えしなければなりません。「カンテが卓越した運動量で相手の攻撃をチェックしてくれるので、上がりやすい」のは確かですが、そのカンテもときにペナルティエリア手前まで出てきて、攻撃のつなぎ役を果たします。厚い、厚いチェルシー。戦術は大きく変わっていながらレギュラーに新戦力はカンテしかおらず、今までのベースを活かしながら新しいエッセンスを加えているのも安定している理由のひとつでしょう。昨季プレミアリーグで3連勝が1回しかなかったチームが、いきなり3連勝スタートです。マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしては、彼らとの直接対決が10月末で助かりました。完成度の差が大きく、今当たったら勝てる気がしません。


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