【Swansea×MAN.UTD】ポグバとズラタンがズドン!スローなマン・ユナイテッドが強引に3発怪勝!

プレミアリーグでは1ヵ月半勝利なしで、ワトフォードを下回る8位。最近4試合でたった2ゴール。最終ラインの軸として活躍していたバイリーが負傷離脱、スモーリングも不在。ズラタン・イブラヒモヴィッチは長らく沈黙し、ウェイン・ルーニーにかつての切れ味はなし。ヨーロッパリーグでは2敗めを喫し、グループステージ敗退が懸念されるポジション。プレミアリーグ11節のスウォンジー戦に臨むマンチェスター・ユナイテッドに明るい話はほとんどなく、強いていえばこの日の相手は19位で自分たちよりも厳しい状況にあることと、ELで負傷退場したポグバが無事だったことぐらいです。モウリーニョ監督がリバティ・スタジアムのスタンドで憮然とした顔をしていることも、不安材料にカウントすべきでしょうか。GKデ・ヘア、ダルミアンとアシュリー・ヤングのSBコンビはいいとしても、ロホの隣にいる今季プレミアリーグ初登場のフィル・ジョーンズは不安半分。中盤にはキャリック、フェライニとポグバ、マタ、ルーニー。ズラタンは、久しぶりのゴールを決められるのか。立ち上がりからスローな展開のゲームは、10分を過ぎてもスタンドが湧くシーンはありません。

静かだったリバティ・スタジアムの雰囲気が一変したのは、15分。シーズン終了後に、プレミアリーグ2016-17のベストゴール集に数えられるようなスーパーゴールを決めたのは、ポール・ポグバでした。左に流れたルーニーにポグバがタイミングよく浮き球を送ると、キャプテンがダイレクトで戻したボールは、ズラタンがファン・デル・ホールンに競り負けます。このこぼれ球をボックスの外で受けたのがポグバでした。体を倒しながら右足を振り抜いたジャストミートのボレーは、ゴール右隅に一直線。速さもコースも完璧、ファビアンスキはどうすることもできませんでした。先制したアウェイチームが勢いに乗るかと思いきや、ダルミアンがフェライニにボレーを打たせた後は、スローダウン。元のペースに戻ってゆっくりとパスをまわしています。

すると20分、いちばんゴールを決めてほしかった選手が、ようやく結果を出しました。左から上がったルーニーのパスを受けたズラタンは、中に軽く持ってキ・ソンヨンをかわすと、右足でミドルシュート。ファビアンスキはディフレクションで反応が遅れたのか、指先で触ったボールをクリアしきれませんでした。

足元へのパスが多く、セーフティに戦っているマンチェスター・ユナイテッドは、意図的にゲームを落ち着かせているのか、スピードを上げられないのか図りかねます。28分、左サイドのズラタンから前線に飛び出したマタへのパスは、スワンズ守備陣の意表を突くいい仕掛けでしたが、厳しいチェックを受けてシュートに持ち込めず、フォローも遅くチャンスは潰えます。33分、3点めの起点はデ・ヘアでした。ロングフィードをズラタンがダイレクトでルーニーに落とすと、ドリブルで上がった10番が左を並走していたズラタンにラストパス。フィジカルの強さで無理やりキングスレーをはねのけ、GKの前に出たストライカーは、左足のシュートを工夫なくまっすぐ突き刺しました。スワンズの選手たちは、3-0というスコアが信じられないでしょう。組織で崩されたわけではなく、すべて個人力。瞬間的に圧倒的なパワーに屈しただけです。前節のプレミアリーグで、バーンリー相手に37本のシュートを放ってゴールを奪えなかったチームとは思えない効率のよさです。

スプリントするのはダルミアンとフェライニのみ。ベテラン揃いのチームは、大して走らずに前半を終えようとしています。左から中に斬り込んだダルミアンのシュートがポストの外に逸れると、間もなくハーフタイム。久しぶりにルーニーがDFを抜いてシュートに持ち込むシーンを目撃し、ポグバとズラタンが結果を出したのはいいのですが、とにかくスローです。持ち味である縦への突破がないアシュリー・ヤングは、どんな指示を受けてピッチに入ったのでしょうか。うれしさ半分、困惑半分のゲームは、後半に入ってもペースは変わりません。

テレビで試合を観た方は、画面に入る選手の少なさに気づいたのではないでしょうか。スウォンジーは、前線からプレスをかけることもなく、引いて守るでもなく、陣形は間延びしています。対するマンチェスター・ユナイテッドも選手間に距離があり、連携によって崩すのが難しいフォーメーションでした。それでも53分、キャリックがダミーで右に走ったのをみてマタが前線のズラタンに浮かし、ヘディングの落としをフェライニが狙ったシーンは可能性が感じられました。69分、スワンズがセットプレーで1点を返します。シグルズソンが左から入れた質の高いFKを、頭で合わせたのはファン・デル・ホールン。マークを外したのはポグバです。先制点を決めたインサイドMFは、自陣でボールを奪われるなど強引なプレイと守備時のミスが目立っており、プレミアリーグ上位チームならすかさずその隙を突いてきたでしょう。後ろでバランスを取り、綻びを消してくれていたキャリックとCBに感謝しなければなりません。

この日、いちばんよかったのはウェイン・ルーニーでした。2アシストだけでなく、左からの仕掛けが冴え、ポグバが競ったボールを拾って左サイドを突破した77分のプレイも素晴らしかったと思います。マタのボレーがうまく当たらず、右に外れてしまいましたが、これが決まっていれば勝負ありでした。。82分、ボルハ・バストンが右足アウトの巧みなパスでモンテーロを走らせたスワンズの決定機は、左からのクロスにフリーだったバロウがボレーを失敗。1点差に迫る絶好機を逃したホームチームに、次のチャンスはありませんでした。1-3でマンチェスター・ユナイテッドが勝ちましたが、オンターゲットは決まった3つのみ。後半はマタのシュートしかなく、ポゼッションが63%あるのにCKゼロという不思議なスタッツです。マン・ユナイテッドがサイドから仕掛けるシーンがいかに少なかったかが数字からも読み取れます。

ラシュフォード、マルシアルと速い順にスタメンから外したような布陣で、とにかくスローだったマンチェスター・ユナイテッド。ゆっくりパスをまわすなかで、突如看板役者が大見得を切るかのように強引なシュートを決めたゲームは、古典的な歌舞伎を見ているようでした。ズラタンとポグバに加えて、出場した5試合は全勝のキャリックが安定的な仕切りを見せてくれたことと、唯一スピード感が違ったダルミアンに目処が立ったことが収穫でしょうか。この試合に勝てたのは、ブラッドリー新監督のチームがマン・ユナイテッド以上に試行錯誤中だったからではないかと思います。このサッカーが、これから当たるアーセナルやトッテナムのスピードに対抗できるとは思えませんが、守備が崩れなければ、飛び道具たちの一発で世界を変えられるかもしれません。インターナショナルマッチウィーク明けのアーセナル戦は、流れるような美しいアタックは期待せず、ポグバとマタ頼みです。


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無題

この試合を見てほぼ確信しました。ユナイテッドは頑張っても現在の6位。またはそれより下が妥当なチームだと思います。個人技で倒す事が出来るチームにはスペシャルな人達が活きますが、組織で守られたりすれば個人でも限界があります。彼等が上手くコンビネーションを作り、チームとして崩せるようにならなければ一向にチームはよくならないでしょう。それにはまだ時間を必要としそうです。モウリーニョ自身、目が曇ってるのではと思います。コンディションを整えられないと言われるムヒタリアン、年齢を理由に酷使は出来ないキャリック。理由は納得ですが、イブラはどうでしょう?年齢によるコンディション不良でここ最近調子を落としているのではないでしょうか?先発落ちの選手に対しての理由が2つも当てハマります。他の選手達も試合事にモチベーションが違う気がします。今のユナイテッドは根性なし、真面目君、パーティーピーポーの集まりで熱血派はいません。最近は見ていて悲しくなるばかりです。モウリーニョには柔軟性と威厳をもって厳格なチーム作りをしてほしいです。彼がこのまま旬の過ぎた監督で終わらない事を願います。

無題

歌舞伎の大見得ですか(笑)言い得て妙ですね。相手が絶不調というのもありますが、ズラタンにゴールが生まれたのとルーニーがよく走っていたのには少しほっとしました。各所でみなさんおっしゃっている通り、連携の不安だけは解消されないですが…。
アーセナル戦はズラタンが出られなくなったので、ルーニーかラッシュフォードがCFでしょうか。押し込まれるならスピードあるラッシュフォードがかえって合うかもしれませんし、何かやってくれることを期待してます。
  • のこ
  • 2016/11/08(Tue)23:25:11
  • 編集

コメントありがとうございます。

MUFC@7さん>
厳しかったですね…。相手が、今のプレミアリーグでいちばん組織力が低くなっている試行錯誤のチームだったにもかかわらず。イブラヒモヴィッチは、シュートは打っていたので、自分もチームも迷いが生じていた時期だっただけかと思います。キャリックについては、酷使はできないという監督のコメントがおかしいですね。初めて先発で使われた選手が「酷使できない」などといわれれば相当がっかりするでしょう。おっしゃるとおり、目が曇っており、発言も起用も疑問が多いですね。

のこさん>
アーセナル戦はラシュフォードに期待ですね。3月のエクスタシーをもう一度、で!
  • makoto
  • 2016/11/09(Wed)20:56:37
  • 編集

コメントありがとうございます。

MUFC@7さん>
厳しかったですね…。相手が、今のプレミアリーグでいちばん組織力が低くなっている試行錯誤のチームだったにもかかわらず。イブラヒモヴィッチは、シュートは打っていたので、自分もチームも迷いが生じていた時期だっただけかと思います。キャリックについては、酷使はできないという監督のコメントがおかしいですね。初めて先発で使われた選手が「酷使できない」などといわれれば相当がっかりするでしょう。おっしゃるとおり、目が曇っており、発言も起用も疑問が多いですね。

のこさん>
アーセナル戦はラシュフォードに期待ですね。3月のエクスタシーをもう一度、で!
  • makoto
  • 2016/11/10(Thu)09:02:40
  • 編集

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