【Everton×Liverpool】スタリッジが左足一閃、最後はマネ!劇的ゴールでレッズがダービーを制す!

プレミアリーグ17節、マンデーナイトのエヴァートンVSリヴァプール。通称マージーサイドダービーは、毎年楽しみにしている顔合わせです。以前は実力に差があり、盛り上がりに欠けていたマンチェスターダービーよりも、ノースロンドン、マージ―サイド、タインウェアのほうが歴史や因縁の積み重ねが感じられ、テレビごしに観ているファンにもその熱気は伝わってきます。1894年以来、過去226回の対戦はリヴァプールの89勝66敗、71のドロー。プレミアリーグになってからも、リヴァプールが20勝19分9敗と大きくリードしています。両者のメンバーリストをチェックしてみましょう。ジャギエルカ、ボラシェ、マティプ、コウチーニョがいないのは残念ですが、由緒あるダービーにふさわしい顔ぶれが揃いました。ホームのエヴァートンはGKステケレンブルク、DFコールマン、フネス・モリ、アシュリー・ウィリアムズ、レイトン・ベインズ。ギャレス・バリーがベンチスタートとなったMFにはグイェ、マッカーシー、アーロン・レノン、ロス・バークリー、エネル・バレンシア。最前線には、今季もプレミアリーグ9ゴールと数字を残しているロメウ・ルカクです。

対するリヴァプールは、GKミニョレ、DFナサニエル・クライン、デヤン・ロブレン、クラヴァン、ミルナー。アンカーにヘンダーソン、インサイドMFはワイナルドゥムとララナ。フィルミーノ、オリギ、マネの3トップはやはり脅威です。私の注目ポイントは、ヘンダーソンVSグイェのアンカー対決と、ディボック・オリギの6試合連続ゴールなるか!?です。キックオフから、エヴァートンがアグレッシブにボールを追っています。コールマンとララナがしきりに右から仕掛け、ミルナーとCBが忙しい展開。11分、ミニョレのキックミスを拾ったアーロン・レノンが最初のシュートを放つと、こぼれ球がロス・バークリーの足元に転がりますが、トラップできずにチャンスを逸します。ここはグディソン・パークだと主張するようなエヴァートンの攻勢。12分のエネル・バレンシアのFKは、壁に当たってミニョレに届きません。

20分を過ぎても、リヴァプールはチャレンジできません。積極性が感じられるのは、敵陣に入って攻撃に加勢し、上下動を繰り返しているデヤン・ロブレンだけです。コールマン、レイトン・ベインズ、レノン、エネル・バレンシアが入れ替わりでサイドを突いてくるエヴァートンの攻撃に、ミルナー、ナサニエル・クライン、ヘンダーソンは「守備の人」と化しています。27分、フィルミーノの落としを受けたワイナルドゥムがようやくシュートを放ちますが、大きく左に外れてしまいました。

30分過ぎから徐々に押し返し始めたレッズは、37分に最初の決定機を迎えます。左からのボールをマネがスルーし、中央のワイナルドゥムがフリー。オランダ代表MFがミドルを選ばず右のナサニエル・クラインに展開すると、速いグラウンダーに走り込んだのはオリギでした。プレミアリーグ5戦連発かと思われたボレーは、うまくコントロールできずに右にアウト。43分のエヴァートンのCKは、競り勝ったフネス・モリのヘッドが右に外れ、両者とも枠内シュートがないまま最初の45分を終えました。エヴァートンの中盤からの厳しいチェックでフィルミーノとマネはプレイの選択肢を奪われ、エヴァートンではルカクが完全に沈黙。ロス・バークリーは足にボールがついていません。

マッカーシーの負傷で、ギャレス・バリーが登場したセカンドハーフ。最初のチャンスは、48分のリヴァプールです。ミルナーが左から前線に送ったフィードに追いついたフィルミーノがステケレンブルクと1対1。浮かしたシュートがGKの胸に当たると、こぼれ球を拾った11番はすかさず逆サイドに送りますが、ララナとマネが交錯してシュートを打てません。56分にフィルミーノとのワンツーで前線に飛び出したマネは、レイトン・ベインズの必死のスライディングにフィニッシュを阻まれます。このプレイで味方と交錯したステケレンブルクが膝を痛めてしまい、ロブレスに交代です。クーマン監督は、唯一の戦術的カードを72分に使い切ります。エネル・バレンシアを下げて、キャルバート・ルーウィン。スタリッジが復帰しているレッズのベンチは、まだ動く気配がありません。

75分、ララナが素晴らしいボディバランスで2人を翻弄して右のマネに流すと、オリギの手前でカットしたのはコールマン。前半に飛ばし過ぎたのか、両SBが上がれなくなり中盤も引いているエヴァートンには、セットプレーとカウンターしかなさそうです。80分のCKは、フィルミーノの巧みなジャンピングボレーをロブレスがビッグセーブ!82分、クロップ監督はオリギとララナを下げ、久しぶりのプレミアリーグとなるスタリッジとエムレ・ジャンを投入します。

0-0のまま、90分が過ぎました。多くの選手がピッチに寝た試合ゆえ、追加タイムは8分。94分のルカクの突進が止まると、1分後に歓喜の瞬間がやってきます。レイトン・ベインズを連れて右から中に持ち込んだのはスタリッジ。左足のシュートは強さこそなかったものの、絶妙のコース取りでゴールに向かいます。ロブレスの手は届かず、しかしボールはポストに当たってゴール正面へ。抜け目なく走り込み、プッシュしたのはサディオ・マネ!大歓声を追うように、ピッチに発煙筒が投げ込まれます。騒然とした空気のなか、レッズに再度決定機が到来。右からボックスに入ったマネがラストパスを入れると、フィルミーノのボレーはロブレスの脇を抜きますが、コールマンが滑って左に掻き出しました。リヴァプール、大きな大きな勝ち点3!アシュリー・ウィリアムズのヘッド以外、枠内シュートを許さなかった守備陣の奮闘が、最後に実を結びました。

ハズレゲームの少なさではトップを争う2チームの激突は、シュートは少なかったもののスリリングなおもしろい試合でした。最後に、スタリッジがやってくれました。相手の手札を見切って、最後に一発がある選手を投入したクロップ采配が当たりました。劇的なゴールシーンを生んだのは、自陣を走り回ってホームチームのチャンスの芽を摘んだデヤン・ロブレン、クラヴァン、ヘンダーソンだったと思います。彼らがルカクとエネル・バレンシアを抑えなければ、チームを妥当な着地に誘うことはできなかったでしょう。前半のエヴァートンは素晴らしかったのですが、最後の20分は完全にガス欠状態。カードがもう1枚あれば、クーマン監督はロス・バークリーをミララスに代えたかったのではないでしょうか。今日の8番はミスが多く、ヘンダーソンの踝を削ったタックルは赤いほうのカードを出されても文句はいえませんでした。

アウェイの難しいゲームを、2試合連続のクリーンシート。チェルシーと勝ち点6差なら、プレミアリーグ制覇は充分狙えます。年末最後の2試合は、いずれもアンフィールド。大晦日のマンチェスター・シティ戦を勝って終われれば、レッズサポーターにとっては満足のいく2016年になるのではないでしょうか。227回めのマージ―サイドダービーを制したのは、アウェイのリヴァプールです。


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無題

更新ご苦労様です。
いいゲームでした。クーマン監督の表情が途中までは満足のいく顔をしていたのが印象的でした。誤算は怪我による選手交代だったと思います。
レッズは前半は厳しかったですが、後半は攻めに転じていたと思います。勝負の分かれ目は選手の体力と切れるカードを持っていた所でしょうか。
スタリッジがよい仕事をしたのも嬉しいです。
アウェイでの連続クリーンシートも達成し大きな勝利です!
  • Macki
  • 2016/12/20(Tue)11:02:18
  • 編集

無題

更新お疲れ様です。

勝ちましたね!この勝点3は大きいです。
私としては内容よりも何よりも勝てたこと、それもクリーンシートであること、そしてスタリッジが結果を出したことが何よりうれしいです。
ダービーということで激しい見ごたえのある試合でしたが、空回りする選手も多く決定的なシーンはそれほどありませんでした。
しかし、最近気になっていた交代選手が起点となりゴール、それがスタリッジならば文句のつけようがありません。
このような試合をものにできるようになれば今後に期待が持てますね。
またバークリーのタックルはかなり危険でしたが、ヘンドに怪我がなくてよかったです。(試合後に謝罪したようですし、クーマンもラッキーだったと認めてますね)
まぁ、これも終わりよければ全て良しですね。
この1勝を弾みに、ストーク、マン・シティを撃破して2016年を締めくくりたいです。
  • nyonsuke
  • 2016/12/20(Tue)22:05:25
  • 編集

コメントありがとうございます。

Mackiさん>
残り10分を切ったところで「負けない」から「勝つ」にギアチェンジしたクロップ監督の采配が素晴らしかったと思います。

nyonsukeさん>
スタリッジ、やりましたね!交代選手が結果を出す流れは、監督への信頼感UP、チーム内競争のレベルUPなどいろいろな意味でいいですよね。
  • makoto
  • 2016/12/23(Fri)11:52:24
  • 編集

あなたは?番め



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