【Chelsea×Arsenal】最大の差は気持ちの強さ…普段着のチェルシーがエースの活躍で3発完勝!

クルトワ、ケーヒル、アスピリクエタ、ダヴィド・ルイス、マルコス・アロンソ、カンテ、マティンチ、ヴィクター・モーゼス、ペドロ、ジエゴ・コスタ、アザール、つまりは迷いなき11人。プレミアリーグ24節、スタンフォード・ブリッジに姿を見せたチェルシーは、いつものサッカーをするだけですが、戦い方を工夫したいアーセナルのほうも正攻法のスタメンで大事な一戦に臨みます。チェフ、ベジェリン、ムスタフィ、コシールニー、モンレアルはもちろんベスト。チェンバレンとコクランがセンターに入り、イオビ、エジル、ウォルコットが2列め。アレクシス・サンチェスのワントップは、プレミアリーグ前半戦の好調を支えた布陣です。開始2分、クルトワの不用意なキックを突いたエジルが、左サイドからニアのイオビに打たせるパスを出しますが、右足のインフロントはファーポストの外。チェルシーの最初のCKは、ニアでカットされフィニッシュにつながりません。

アーセナルはエジル、チェルシーはヴィクター・モーゼスとマティッチが危険な存在です。11分にチェルシーがもらった右からのFKは、競り勝ったケーヒルがヘッドを叩きつけ過ぎました。左サイドを執拗に攻めるアウェイチームは、ラストパスの精度が今ひとつ。13分、いきなりチェルシーが先制します。ヴィクター・モーゼスの縦パスを受けたペドロの右からのクロスを、ベジェリンの前に入ったジエゴ・コスタがヘディングで叩くと、チェフはよくセーブしたものの、高く浮いたボールは再び競り合いへ。ベジェリンと競ったマルコス・アロンソがど真ん中に突き刺し、スタンフォード・ブリッジに絶叫がこだまします。

肘が顔に入り、落下の際に頭を打ったベジェリンは朦朧としたまま起き上がれず、急遽ガブリエウに交代。ガナーズにとっては、スコアよりも右SBのリタイアのほうが激痛でしょう。19分、右からコシールニーと勝負したジエゴ・コスタのシュートはサイドネット。プレミアリーグ15ゴールのチェルシーのエースは、相手を呑んでかかっており、アグレッシブな仕掛けを連発しています。

30分に左のアザールから始まった速攻は、逆サイドにフリーが2人いたのにジエゴ・コスタが持ってくれて助かりました。アーセナルの強引なクロスは、ことごとくクルトワにキャッチされています。ここまでパスミスが多いアレクシス・サンチェスを見たことがありません。32分にマルコス・アロンソのクロスをニアで受けたペドロの左足シュートは、いつものチェフならキャッチしていたはず。劣勢のアーセナルは、メンタルで負けています。

38分、ショートコーナーが右のチェンバレンにつながると、クロスをフリーでヘディングしたのはガブリエウ。プレミアリーグ首位チームの数少ない弱点を突いたいい攻撃でしたが、足元に落とせなかった本職CBのシュートはクルトワのビッグセーブに阻まれてしまいました。46分、コクランのパスをボックス右で受けたエジルは、中に斬り込んで放ったシュートをクルトワに読まれました。前半は1-0。ハーフタイム以降に逆襲に転じることが多いガナーズは、試合の流れを変えることができるでしょうか。

47分、パスミスを突かれてアザールに抜け出しかけられたピンチは、コシールニーがスライディングで何とか切り抜けました。ガナーズの中盤センターには、カンテとマティッチにはない「狙いなきミス」が目立ちます。53分、やはり2つめのゴールもチェルシーです。アーセナルがプレミアリーグ制覇から遠ざかる1発は、センターサークルからドリブルを始めたアザールのワンマンショーでした。コクランを強引にちぎり、フェイントでコシールニーを左右に振ると、出てきたチェフの左脇を抜く完璧なフィニッシュ。こうなったら、アウェイチームは大敗覚悟でジルーやウェルベックを注ぎ込むしかないでしょう。

65分、コクランが下がってジルー登場。69分、ウォルコットをウェルベック。ここから風向きは変わるのでしょうか。78分、ムスタフィの右からのクロスに合わせたウェルベックのヘディングは、クルトワがまたもビッグセーブ。直後のエジルのCKは、タイミングは完璧だったムスタフィのヘッドが枠に飛びませんでした。83分、ペドロとアザールが下がってセスクとウィリアン。コンテ監督は、試合を畳みにいっています。

85分、チェフの珍しいエラーで試合が終わってしまいました。相手が詰めてきているのはわかっていたのに、キャッチできるボールをなぜ獲らなかったのか。GKからのプレゼントボールをもらったセスクは、ループシュートをゴールに収めると、複雑な顔で仲間の祝福を受けています。ヴィクター・モーゼスに代わったズマは、今季プレミアリーグ初出場。90分を過ぎて、モンレアルのクロスを叩き込んだジルーのヘッドは、焼け石に水です。アレクシス・サンチェスが何もできなかったアーセナルは、3-1でチェルシーに完敗しました。

試合を観ながら、私はあの男の顔を思い浮かべていました。ラフプレーと背中合わせの強い気持ちがあるジャック・ウィルシャーこそが、こういう試合でほしいタレントだったのではないでしょうか。アーセナルのフロントが、冬にレンタルバックできる条項を盛り込まなかったのは痛恨でした。勝者と敗者の差は、「普段のプレイをできた選手が何人いたか」だったと思います。指揮官と確認した約束事を90分間徹底したチームと、中盤センターの不安定さが前後に伝染したチームの3-1は、妥当な着地でしょう。ムスタフィとモンレアルを除くアーセナルの主力が気持ちで負けてしまい、期待した熱戦にならなかったのが何よりも残念です。


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無題

更新ご苦労様です。
アザールのゴールは圧巻でした。チェルシーはチームとしての統率が取れてますね。逆にガナーズは闘将と呼ばれるような選手が不在しているように思います。エジルやサンチェスはそういうタイプではなさそうですし、、、。やはりチームの精神的支柱は必要なんだなと思わせるゲームでもあった気がします。
  • Macki
  • 2017/02/05(Sun)06:52:41
  • 編集

無題

ガナーズの敗因について、個人的には、前半早々にガブリエルを投入したことが全てだったと見てます。ボスはベジェリン不在中のパフォーマンスを評価してましたが、
中位下位チームとの対戦でも攻守で不安定なのに、チェルシー相手では尚更です。
正直、ガナーズの後ろ4枚について、現レギュラー陣に代えれるのは攻守両面で考え
るとギブスしかいません。ドゥビュッシーは新城時代時代のパフォーマンスが戻れば
十分いけると思ってるんですが、ちょっと不貞腐れてますし・・。
昨シーズンはサンティの、今シーズンはベジェリンの重要さを痛感しているところでございます。
  • ひとっちゃん
  • 2017/02/05(Sun)11:35:00
  • 編集

無題

チェルシーが強かったのもありますがアーセナルが弱かったですね
サンチェス、エジル等のモチベーションがかなり低く精彩を欠いてました
これがダービーだとはとても思えません
またしてもビッグゲームがつまらなかったです
  • シティふぁん
  • 2017/02/05(Sun)11:43:55
  • 編集

che

相変わらずサイドアタックへのマークのズレが気になりましたが、相手のコンディション(メンタル含)にも助けられ安心して見られました。これがゴール・オブ・ザ・シーズンにならないくらいの開花と飛躍をアザールには期待したいです。ランパードへのよい はなむけ ですね。

コメントありがとうございます。

Mackiさん>
アレクシス・サンチェスのテンションが低かったですね…。おっしゃるとおり、チームを鼓舞してポジティブにできる存在がいれば、あれほどミスが多い試合にはならなかっただろうと思いました。チェルシーの選手たちは、クレバーでオトナですね。

ひとっちゃんさん>
なるほど。ベジェリンは痛かったですね。私は、コクランとチェンバレンのプレイが不安定だったのが気になりました。取られてはいけないシーンでのドリブルや、一気に戻らなければいけない状況でのポジショニングの甘さが失点の遠因になったのではないかなと思います。ジエゴ・コスタとマルコス・アロンソのシュートシーンにおけるコクランの立ち位置は中途半端でした。

シティふぁんさん>
戦術云々の前に、メンタルの状態に差がありましたね。個々のポテンシャルは低くないので、ガナーズはもっと接戦にできたと思います。
  • makoto
  • 2017/02/05(Sun)12:32:37
  • 編集

コメントありがとうございます。

noriさん>
盤石でしたね。ジエゴ・コスタとアザールは、「コシールニーをまず抜きにいき、無理なら次の手を考えよう」とでもいうように自信満々でした。マルコス・アロンソ(カンテに劣らない最高の補強!)の相手がベジェリンからガブリエウに変わったのもターニングポイントだったと思います。
  • makoto
  • 2017/02/05(Sun)12:37:42
  • 編集

無題

更新お疲れ様です。

とりあえずリベンジ達成という所でしょうか。前回からお互いの調子であったり、人の入れ替わりで関係が逆転したような状況とアザール、クルトワなど活躍するべき人間が活躍した試合だったので、安心しました。しかし両サイドからのクロス戦術についてどのチームもしてくるようになりました。どうしても空けてしまう場合もありますが、なんとか修正して貰いたいですね。
  • 雨好
  • 2017/02/05(Sun)20:39:33
  • 編集

無題

ヴェンゲルは理想家なので相手の長所を消すよりも自チームの長所を発揮する戦い方をほぼ選択する。プランBは一応あるが使う事は稀だ。
今回の様に肉体的、精神的にタフな試合になるとほぼ結果を残せない。モウリーニョを苦手としている様に。
ヴェンゲルが本気でプレミア(またはCL)を獲りたいと願うなら自身の信念と折り合いをつけて現実主義者の面も見せなければならないのではないか。
その信念に惹かれて選手やファンが集まるのも事実なのだが。

コメントありがとうございます。

雨好さん>
トッテナムのデル・アリ2発、リヴァプールのミルナーの折り返し、ジルーのゴールと、ヘディングがすべてアスピリクエタサイドなんですよね。あれを除けば「安心&信頼のデイヴ」だけに、ちょっと悩ましいですね。

Davinciさん>
マン・シティやバイエルン相手に見せた「現実主義的引いてカウンター」はあるんですけど、チェルシー相手だとそこに引きずり込めないんですよね。ジルーとアレクシスがヘッド強いので、「時間帯決めて、とにかくいやらしいハイクロス連発」はありだと思います。
  • makoto
  • 2017/02/06(Mon)13:01:50
  • 編集

あなたは?番め



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