【Chelsea×Middlesbrough】狙いはファビオの裏!戦術明快なチェルシーが3発快勝で優勝にリーチ!

チャンピオンシップ43節終了時、首位ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとニューカッスルの勝ち点差は7。残り3試合、1勝でOK。誰もがブライトンのリーグ戦初優勝を確信したはずですが、ノリッジとブリストルに連敗した首位チームは最終節のアストン・ヴィラ戦で引き分け、ニューカッスルの大逆転優勝というドラマを演出してしまいました。一方、プレミアリーグの優勝争いも、舞台装置は同じです。チェルシーがミドルズブラを3-0と相手にせず、ウェストハムに敗れて連勝が止まったトッテナムとの勝ち点差は7。しかし、コンテ監督のチームは同じ事件は起こさないでしょう。ボロ戦の勝利はパーフェクトでした。さっそく試合を振り返ってみましょう。

「プレミアリーグはとても難しい。強いリーグだ。イタリアやスペインとは違う。 全ての試合を思い切り戦わなくてはいけない。ここから欧州で優勝するのは簡単ではない」。試合前のプレスカンファレンスで、コンテ監督がこんなことを話しておりましたが、彼らがチャンピオンズリーグに出場していれば、大半のゲームを同じメンバーで戦うことができなかったのは確かでしょう。ボロ戦ではエンゴロ・カンテの代わりにセスク・ファブレガスが起用されていましたが、他の10人はレギュラーメンバー。カランカ監督解任後は守備が不安定になったボロが、ジエゴ・コスタ、アザール、ぺドロ、マルコス・アロンソ、ヴィクターモーゼスを止められるとは思えません。

開始2分、いきなりボロ守備陣を震え上がらせる強烈なシュートがグザンを襲います。ヴィクター・モーゼスが落としたボールを、セスクがすかさずボックス左にロングフィード。走り込んだマルコス・アロンソのボレーは、かろうじてグザンが手に当て、クロスバーを叩いてピッチで弾んでいます。7分にもこのホットラインが開通し、マルコス・アロンソが左足を振り抜きますが、今度はシュートではなく速いクロス。中央が間に合っておらず、チェルシーの先制はお預けです。

いかにもチェルシーらしい速攻は18分。自陣でボールを奪ったマティッチから、ペドロ、ジエゴ・コスタ、アザールとつながり、10番は左サイドでフリー。中を見て丁寧に入れたグラウンダーはセスクに通り、コースを狙ったシュートがゴール左に転がりますが、これはポストの外。20分にも自陣からの長いボールがアザールに通るなど、「右から左」を執拗に繰り返していたのは、10番がいるからではなく「ファビオの裏が脆いと見ていたから」でしょう。それを証明したのは23分。セスクがラインの裏に浮かしたボールは、直前に上がろうとしたファビオが触れず、ジエゴ・コスタの足元へ。エースはグザンの足の間をきれいに抜いて、プレミアリーグ20ゴールの大台に乗せました。

34分の2点めも、攻め方は一緒です。左にいたセスクが右のアスピリクエタにパスを通すと、またもやボックス左に斜めの浮き球。追いついたマルコス・アロンソは、シュートを決めるには角度が厳しかったのですが、思い切って蹴ったボールがグザンの腿に当たってゴールイン。この展開で、ボロが追いつくのは無理でしょう。彼らは今日負ければ、1シーズンでプレミアリーグから降格となります。37分、自陣にいたセスクは、今度は右を選びました。ロングフィード一発で、ヴィクター・モーゼスがグザンと1対1。シュートはGKが足でセーブしたものの、WBへのマークを修正しなければ、ボロを待つのは大敗です。2-0で折り返した後半、チェルシーの最初のチャンスは46分。敵陣でインターセプトしたアザールがそのまま持ち込み、並走していたペドロに軽く流すと、左隅を狙ったボレーはバーを直撃。コンテ監督のチームがゴール前に到達するのに、必要なパスは1~2本です。

52分のアスピリクエタのミドルは、惜しくもバーの上。アザール、セスク、ペドロと右から左へ小気味よく流れたアタックは、いちばん外にいたマルコス・アロンソにつながり、高速グラウンダーにジエゴ・コスタは1歩届かず。ファビオを狙い撃ちしたチェルシーの猛攻が続き、試合の興味は「いつ3点めが入るか」だけです。65分のショートコーナー。アザールが仕掛け、ワンツーと見せかけたダヴィド・ルイスが右サイドにいたセスクに流すと、左足で浮かしたボールがマティッチに通り、トラップ一発、右足一閃、ゴール。今季プレミアリーグで先発出場が11試合しかないセスクは、リーグ4位の11アシストまで数字を伸ばしました。優勝を争うチームにありがちなプレッシャーは感じられず、遊び心満載のパスワークで左サイドを蹂躙し続けたチェルシーが3-0で快勝。今季プレミアリーグ優勝まであと1勝としました。

ボロのカランカ監督解任は、チーム内のトラブルを解決するための窮余の策だったのかもしれませんが、3月というタイミングはいかにも遅く、後任不在という衝動的な打ち手に明るい未来はありませんでした。チームの魅力だった堅守を失い、最下位サンダーランドに勝っただけの1勝3分5敗で降格に一直線。12人の新戦力は過半が他クラブに移籍すると思われ、いい指揮官を連れて来られなければ早期のプレミアリーグ復帰は難しいと思います。

勝者と敗者のコントラストが、これほどくっきりした試合はなかなかないでしょう。ロングボールを要求するチェルシーのアタッカーの動き出しは、どこでもらってその後どうするかが明確で、迷いがありません。やっぱり強い!金曜日のWBA戦で、プレミアリーグ2016-17シーズンのチャンピオンが決まるはずです。


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無題

更新ご苦労様です。
チェルシー強いですね。気が早いですが来季CLとEPLをどのメンバーで回していくのか楽しみですね。それと、ボロですがサウスゲート時代以来のEPL復帰だったので、どこまでやれるか期待してましたが、、、チーム内運営に躓いてしまいましたね。ここもサンダーランド同様いつ帰ってくるのか分からないですね、、。
  • Macki
  • 2017/05/09(Tue)11:24:05
  • 編集

che

優勝についてはさておき、試合自体は相手のプレッシャーの少ない中で前がかりに的確にプレーできていましたね。セスクの得意技とコスタが最初に決めたのが大きかったと思います。メンバーがどれだけ増えつつ入れ替わるか、来季がはたしてどうなるかですね。
  • nor
  • 2017/05/09(Tue)11:46:31
  • 編集

コメントありがとうございます。

Mackiさん>
ボロは、守備力というベースがあったので、冬の補強と戦術再整備をうまくやれば残れると思っていたのですが…。すぐには戻ってこられないのではないかと思います。

norさん>
セスクのボールはとにかく正確ですね…。カンテとマティッチも含め、セントラルMFのクオリティの高さもチェルシーが頂点に立っている理由のひとつだと思います。
  • makoto
  • 2017/05/09(Tue)16:31:57
  • 編集

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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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