妻の反対、スマホがオフ…土壇場で残留となったプレミアリーグの「破談の理由」はどこまでホント⁉

プレミアリーグ関連の記事には、いわば「破談ゴシップ」とでもいうべきカテゴリがあります。「あの移籍交渉が破談になった理由はコレである」といった類の内容で、当事者、記者、他の選手など発信元はさまざま。そのほとんどは真偽のほどは定かではなく、いや、有体にいえば怪しいのですが、プレミアリーグジャンキーのみなさんは、そんな記事でもついつい目を通してしまうのでしょう。かくいう私もそのひとりでございまして、ニッポンの芸能人の名前には反応しないのですが、「ルーニー」「飲酒」「コリーン夫人」などといったキーワードを並べられるとハラハラしながら最後まで読んでしまい、「全部噂やんけ!」とつぶやくのが日常なのであります。

芸人のコンビ仲、会社の上層部の人事、タレントの結婚・不倫・離婚、チームの派閥、そしてフットボールクラブの補強や選手放出と、多くの人間は「人と人とのナニか」に興味を掻き立てられるものなのですね。企業に人事異動がなければ、新橋、新地、栄、中洲、すすきのにあれほど多くの飲み屋はいらないかもしれません。話が逸れました。戻しましょう。ここから先は、最近の「破談ゴシップ」の紹介です。「純粋にプレミアリーグを愉しみたいだけで、脇の話には興味がない」「メディアは事実だけを載せればいい。噂や憶測はけしからん」とお考えの方は、時間のムダだったり、不愉快になったりする可能性がありますので読まないでください。イギリスのメディアに掲載されているゴシップを読むと、あの手この手でプレミアリーグまわりの話題を提供する情報量の多さに驚嘆しつつ、かくもみなフットボールが好きなのかと絶句します。

さて、トップバッターは、デッドラインデーにメディカルチェックを受けたと報じられた後、一転残留が発表されたロス・バークリー。プレゼンターは、最近長く嗜まれたご趣味を断たれて、どうお過ごしなのかわからないジョーイ・バートン先生です。ラジオ番組に出演した35歳のMFは、「おもしろい話を聞いた」と前置きして、エヴァートンのMFの破談はチェルシーのアントニオ・コンテ監督のスマホが原因だとぶち上げました。

「ロス・バークリーは、自分がどのポジションでプレイするのか聞きたかったんだけど、コンテはスマホをオフにしていた。電話がつながらなかった彼は、一気に落ちてしまい、サインしなかった。自分の電話に出ない監督は、実は欲しいと思っていないんじゃないかと考えたんだろう」

「バークリー、何度もかけ直せ!」「てか、現場にいた誰かかバークリーの家族・友人が漏らさないと出てこない話なんですけど、そんなのありえる?」「デッドラインデーにドリンクウォーターとザッパコスタ獲ったクラブの監督が、スマホをオフって!?」とツッコミどころ満載なお話で、ご本人は「メディカルチェックは受けていない」といっています。しかしながら、トランスファーマーケットが開いている間は、本人のコメントも怪しい情報と化してしまうもので、真相はいつも藪の中。私たちは、昔話に出てきた玉手箱を開けてしまったかのごとく、煙に包まれ現実に引き戻されるのであります。次にまいりましょう。主人公はエヴァートン移籍が実現しなかったオリヴィエ・ジルー。発信源はやはりラジオ番組、プレゼンターはチャーリー・アダムです。

「僕が聞いたのは、ディールが破談になったのは妻が理由だという話。 あれはほとんど決まりかけてた。彼はエヴァートンに来たがってたからね。 彼のガールフレンドか妻が拒否したみたいよ」

「ガールフレンドか妻」とは、チャーリー・アダムさんも余計なネタを放り込んでくれます。ロンドンの生活に満足している家族が地方への移籍を思い止まらせるというのは、プレミアリーグではときどき聞く話で、すんなり受け取ってしまいそうになります。しかし、熱烈なファンにとっては、ジルーはアーセナルに残りたがっていたのか、マージ―サイドに行こうとしていたのかは大事なことです。ここは便利なひとこと「噂だけどね」をかませたうえで、「ジルーがアーセナルに残ってよかった!」とオチをつけることといたしましょう。

最後のひとりは、アーセナルとリヴァプールが獲得を熱望していたといわれるトマ・レマルです。モナコ副会長バディム・バシリエフ氏が語った破談の理由に嘘はないでしょう。「簡単な判断ではなかった。レマル自身はアーセナル、リヴァプールへの移籍を熱望していたからね。われわれは話し合って、最後は残留という結論に至った」。この言葉は、ヴェンゲル監督の「レマルに1億ユーロ出そうとしたのは本当だ。彼がほしかった。ただし最終的には本人がモナコを選んだ。彼のことは諦めていない。また獲得に動くつもりだ」というコメントと符合します。こちらについてのツッコミは、先の2つとはニュアンスが異なるこのひとことでいかがでしょうか。

「何で早く獲らなかったの?」

マンチェスター・シティにベルナルド・シウヴァを売ったモナコが、大量に選手を吐き出すことに警戒心を抱く前に決めにいけば、クールダウンの時間がなかったトマ・レマルを獲れたかもしれない。ネイマールの前なら、1億ユーロなどというオファーは必要なかったかもしれない。トマ・レマルを既に獲得していれば、アレクシス・サンチェスをほしがっているマン・シティにもっと有利な条件を突きつけられたかもしれない。トマ・レマルがいれば、プレミアリーグ2節のストーク戦は…。都合がいい無数の「たら・れば」が頭のなかをぐるぐるまわりますが、アーセナルもモナコもタイミングや事情がいろいろあったのでしょう。すみません。ついつい熱くなってしまいました。こういう人間がいるから、現地メディアは「移籍ゴシップ」「破談ゴシップ」を流し続け、新橋の飲み屋には社内の人事異動に関する憶測や愚痴が渦巻くのだと思われます。最後まで読んでくださった方、もしかして仲間ですね?


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無題

更新お疲れ様です。

完全にお仲間でいつも管理人様のこの手の記事は楽しく拝見しています 笑。
私のこの夏はファン・ダイク、ナビ・ケイタに始まり、最後はとにかくコウチーニョ!コウチーニョ!!
コウチーニョの文字を見かければかまわず読み漁り、バルサに移籍したがっている?、レッズではもうプレーしたくないだと!?、どこの記事だ?…、スポルト、ムンドかい!!!怒…、と完全にメディアに振り回されていました 笑。
仰るとおり、結局は移籍した、しなかったのみが事実であり、本当の経緯や本人の気持ちは10数年後あたりに実はあの時こうだったんだよ…と、おばあちゃんが孫に語る昔話のようにしか知りえませんよね。

ご紹介の記事ではバークリーの件が最も驚きましたが、結局はエバートンで怪我を治しベストコンディションになってからまた考え直したいということらしいですが、チェルシーでのポジションもさることながら残留してもクーマンの構想にはいるのか?がちょっと疑問です。
私はスパーズ移籍が最もハッピーだったと思いますが、どうなるのでしょうか。
なんにせよ2年くらい前の代表での活躍やエバートンでのパフォーマンスは、今後のイングランドの中盤は彼を中心に回ると期待していたのですが、今の状況は残念です。
  • nyonsuke
  • 2017/09/06(Wed)10:21:49
  • 編集

無題

とあるタクシードライバーに聞いたところによると、
二人連れで乗るサラリーマンの話は、ほとんど同僚の悪口で占められるとのことでした。
超一流企業ほどごにょごにょ話があるとやら・・・

サッカーのプレータイムは、多くて週二回の200分弱ですからね。
ゴシップネタも無く、品行方正ではつまりません。
一般人にはできないやんちゃ・少々の悪行大歓迎です。

心も魂もアーセナルにあると宣言したジルーさん。真のグーナーは妻だったというオチですか。
しかし、アダムさんが食べたのは、どこから差し出されたりんごだったのでしょうか。

スーパーな選手のダメなところこそ愛すべきところです。
  • だしまる
  • 2017/09/06(Wed)10:53:27
  • 編集

無題

アーセナルが今後120億を出してトマレマルを獲得するとはどうしても思えません。
移籍金を安くしようとねばってるうちに他のクラブにかっさらわれる未来が見えるかのようです笑
  • プレミアリーグ大好き!
  • 2017/09/06(Wed)15:35:24
  • 編集

無題

更新ご苦労様です。
私もゴシップ記事を拾い読みするたちなのでお仲間ですね(笑)
バートン先生やチャーリーアダムのネタのぶっ込み具合がブレないのが素晴らしいです!
  • Macki
  • 2017/09/06(Wed)16:13:52
  • 編集

無題

サッカーの試合より移籍市場が好き、という人もいるかもしれませんね。
スポーツの試合であれば、バルセロナが中国のクラブに負けるはずはありませんが、移籍市場では中国のクラブがバルセロナを翻弄することもあるわけで。

嘘と詐欺とほんの少しの真実という人間ドラマと「常識外のことがリアルタイムで起こっている」というニュース性は、ネットの発達した現代において最良のエンターティメントなのかもしれません。

権謀術数のドロドロした交渉と、それでいて決着するとクリーンという、欧州の長い歴史が培った日本人にはない感覚は、違った意味でも感心してしまいます。
  • おっ
  • 2017/09/06(Wed)20:28:47
  • 編集

無題

サッカーの試合より移籍市場が好き、という人もいるかもしれませんね。
スポーツの試合であれば、バルセロナが中国のクラブに負けるはずはありませんが、移籍市場では中国のクラブがバルセロナを翻弄することもあるわけで。

嘘と詐欺とほんの少しの真実という人間ドラマと「常識外のことがリアルタイムで起こっている」というニュース性は、ネットの発達した現代において最良のエンターティメントなのかもしれません。

権謀術数のドロドロした交渉と、それでいて決着するとクリーンという、欧州の長い歴史が培った日本人にはない感覚は、違った意味でも感心してしまいます。
  • おっ
  • 2017/09/06(Wed)21:02:05
  • 編集

コメントありがとうございます。

nyonsukeさん>
「あのときこうだった記事」も、ときどきポロっと出ますよね。ロス・バークリーに関しては、エヴァートン残留を早期に表明してクーマンのプランに入ることが、今季に限っていえば幸せだったのではないかと思います。

だしまるさん>
サラリーマン時代にやった覚えがあるような…。ジルーは、奥さんの反対が理由だったのであれば、文句をいわずにがんばらないといけませんね。

プレミアリーグ大好き!さん>
確かに。それができるならムバッペ獲れていたような。

Mackiさん>
ブレませんね。ラジオらしいネタですよね。

おっ さん>
最後の一文に特に共感します。日本の感覚をそのまま持っていけませんよね。移籍の準備してたら話が流れ、直後の試合でスタメン、みたいな。
  • makoto
  • 2017/09/09(Sat)16:49:30
  • 編集

あなたは?番め



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