プレミアリーグ2018-19シーズン総括! (1)ベストイレブン表版・裏版

マンチェスター・シティがFAカップを制し、国内トレブルを達成してイングランドにおける全日程が終了しました。リヴァプールと昨季王者が最後まで鎬を削った優勝争いは、史上最高のハイレベル。チャンピオンズリーグ出場権を巡るバトルは、上に立ったチームが必ずコケるコメディのような展開でしたが、エンターテインメントとしては極上のシナリオだったのではないかと思います。本日より、素晴らしい選手やマネージャーなど、さまざまな観点でプレミアリーグ2018-19シーズンを総括してまいります。第1回は「ベストイレブン」。エジルやデブライネなど不遇な選手も多少いましたが、ワールドクラスが軒並み力を発揮したシーズンだっただけに、私が選んだ以下の11人にさほど異論はないのではないでしょうか。


GKエデルソン(マンチェスター・シティ)
DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)、ヴィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール)、アイメリク・ラポルテ(マンチェスター・シティ)、アンディ・ロバートソン(リヴァプール)
MFベルナルド・シウヴァ(マンチェスター・シティ)、フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)、クリスティアン・エリクセン(トッテナム)
FWラヒム・スターリング(マンチェスター・シティ)、サディオ・マネ(リヴァプール)、エデン・アザール(チェルシー)


マネとともにプレミアリーグ得点王に輝いたモー・サラーとオーバメヤン、優勝への貢献度が高いアグエロ、レッズの中盤を支え続けたジニ・ワイナルドゥム、代えが効かないフィルミーノ、プレミアリーグ35試合13ゴール9アシストのポグバらを入れたいという方はいらっしゃるかもしれません。わかります。よくわかります。彼らが加わったベストイレブンを見たら、「なるほど。それは素晴らしい」というでしょう。トップレベルの選手たちが暴れまくったシーズンということですね。プレミアリーグファンにとっては、どれをとっても遜色ないベストイレブンがいくつも成立するのは幸せなことです。

私のチョイスは、多分にスタッツ重視です。ミスがなかったエデルソン、DFとして史上最多の12アシストを決めたアーノルドと11アシストのロバートソン、対峙したアタッカーに1度も抜かれなかったファン・ダイク、ビルドアップの中心となりパス本数3位を記録したラポルテ。デブライネの不在を感じさせなかったベルナルド・シウヴァは影のMVP、ロングフィードや縦パス1発で決定機を創れるフェルナンジーニョは34歳という年齢を感じさせませんでした。運動量が豊富でフォアチェックにおける貢献度も高いエリクセンは、8ゴール12アシストに加えてリーグ3位のスルーパス24本。先制ゴールが多かった得点王マネ、16ゴール15アシストと最も多くのゴールシーンを生み出したアザール、17ゴール10アシストでペップ戦術のキーマンとなったスターリングは、いずれも落とせませんでした。

さて、本題(?)はここからです。アタリマエな人選となったオフィシャルなベストイレブンだけではおもしろくないので、プレミアリーグ2018-19シーズンの「サプライズな11人」を選んでみました。思わぬ活躍、印象的なプレイ、珍記録を残した選手たちの名前を刻んでおきたいという趣旨で選んだのですが、ラウル・ヒメネスやジェラール・デウロフェウ、ジェームズ・ウォード=プラウズ、モウティーニョ&ネヴェスなど中堅クラブで素晴らしい活躍を見せてくれた選手たちが外れてしまい、大いにモヤモヤしております。まずは、その顔ぶれをご覧ください。


GKアリソン・ベッカー(リヴァプール)
DFアーロン・ワン・ビサカ(クリスタル・パレス)、イッサ・ディオプ(ウェストハム)、ファビアン・シェア(ニューカッスル)、ベン・チルウェル(レスター)
MFウィルフリード・エンディディ(レスター)、ルカ・ミリヴォイェヴィッチ(クリスタル・パレス)、ジェームズ・マディソン(レスター)、ライアン・フレイザー(ボーンマス)、ギルフィ・シグルズソン(エヴァートン)
FWアレクサンダル・ミトロヴィッチ(フラム)


最少失点のリヴァプールで、クリーンシート21回という史上最高の数字を残した守護神アリソンは、いくつかのポカがなければエデルソンに取って代わっていたでしょう。タックル数3位&インターセプト2位と獅子奮迅の活躍だったワン・ビサカは、いずれビッグクラブでプレイするものと思われます。ニューカッスルの48失点はプレミアリーグ7位で、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルよりも少なかったのですが、ラッセルズとともに守備に安定をもたらしたのはシェアでした。彼が出場した試合は11勝5分7敗。レギュラーに定着した11月以降、欠場した6試合のうち4つがビッグ6とウルヴズだったのは幸運(?)でしたが、素晴らしい戦績に敬意を表して入れさせていただきました。

ウェストハムの最終ラインで体を張ったディオプと、リーグ最多スプリントのチルウェルの22歳コンビも好印象。巷ではデクラン・ライスが評判を上げておりますが、中小クラブのNo.1センターは、タックル数1位&インターセプト3位のエンディディだと思います。ミリヴォイェヴィッチの選出理由は、PKだけで10ゴール!アザールとアシスト王を争ったライアン・フレイザーは8ゴール14アシストという記録だけでなく、カラム・ウィルソンとのホットラインで決めたゴール&アシストがコンビで最多となる12回という「ベストカップル賞」も持っています。

プレミアリーグ38試合13ゴール6アシストのシグルズソンは、チェルシー戦やマンチェスター・ユナイテッド戦と立役者となり、6勝3分2敗と最後に追い込んだエヴァートンのキーマンでした。レスターのジェームズ・マディソンは、「ヴァーディーの相棒」のポジションを岡崎慎司から完全に奪取し、36試合7ゴール7アシスト、ビッグチャンスメイク13回スルーパス22本の大ブレイク。最前線にフラムで孤軍奮闘のミトロヴィッチを入れたのは、降格クラブで11発決めたからではなく、空中戦で240勝245敗という圧倒的な数字を残したからです。勝ち数も負け数もNo.1。37試合3281分に出場したストライカーは、6分47分に1回は空で競り合い、不利な体勢が多いなかで五分の勝率を叩き出していたというわけです。11発中6発はヘディングでゲット。いやー、おつかれさまです!

以上、ベストイレブンを作ってみました。サプライズバージョンのチームでもヨーロッパリーグ出場権を争えるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。明日のプレミアリーグ2018-19シーズン総括は、監督をテーマにお届けいたします。


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【Burnley×Arsenal】2発ゲットで得点王!天才オーバメヤンのゴール&ミスを徹底レポート!

32節にはプレミアリーグ3位だったアーセナルは、その後の6試合を1勝1分4敗という大クラッシュで5位に後退。最終節で4位トッテナムが敗れ、バーンリーとのアウェイゲームで3ポイントを乗せれば勝ち点で並びますが、得失点差8をゼロにする大量得点が必要です。奇跡的なTOP4フィニッシュを狙うのか、ビッグロンドンダービーとなったバクーのヨーロッパリーグ決勝にすべてを託すのか。エメリ監督のスタメンは、明らかに後者でした。

GKレノ、DFリヒトシュタイナー、パパスタソプーロス、マヴロパノス、モンレアル、MFエルネニー、グエンドゥジ、ムヒタリアン、ウィロック、イオビ。最前線にプレミアリーグ20発のオーバメヤンを置いたのは、「得点王を獲ってこい」ということでしょうか。ガナーズの指揮官の目論見は当たりました。この試合にタイトルをつけるとすれば、「よくも悪くもオーバメヤンショー」。2ゴールのストライカーの素晴らしさともどかしさを存分に堪能した一戦でした。

プレミアリーグを愛するみなさんや、ガチガチのグーナーと共有したいのは、「今季のオーバメヤンは36試合22ゴールでサラー、マネと並ぶ得点王という不本意な戦績に終わった」という事実です。アグエロやハリー・ケインよりゴールをゲットした選手に何てことを…と口を尖らす方もいらっしゃると思われますが、スピード・ドリブル・テクニック・クレバーさを兼ね揃えた彼のポテンシャルはこんなものじゃない!といいたいのです。ひとつ、証拠をお出ししましょう。

プレミアリーグ公式サイトのプレーヤースタッツのコーナーに、「Big Chances Missed」という項目があります。決定機を逃した回数のランキングが掲載されているのですが、22ゴールのオーバメヤンはリーグTOPの23発!ちなみにサラーは16、マネは11です。このうちの半分でも決めてくれていれば、オーバメヤンは30ゴール超えでぶっちぎりの得点王、チームはチェルシーの上でシーズンを終えていたはずです。最終節のバーンリー戦は、今季の彼のダイジェストを見せられているかのようでした。

開始5分に、さっそく1発かましてくれました。ニアに走り込んで右からのFKを左肩に当てると、ボールはバーを直撃。最も決めやすいエリアに的確なタイミングで入り、とっさに肩を出せる天性の勘のよさと瞬発力には惚れ惚れするのですが、ああ、天才はなぜ外してしまうのか。たまにしかチャンスが巡ってこないCBなら頭を抱えて悔しがるところですが、何でもないシーンを決定機に変えてしまう当代随一のマジシャンは、よくあることと達観しているのか、貫禄のノーリアクションなのであります。

ハーフタイムは0-0、サラーとの差は2ゴール、マネとは1ゴール。ショーの始まりは、51分でした。バックパスを受けたベン・ミーの背後に忍び寄ったストライカーは、トラップミスを予期していたかのようにスムーズに奪い、ヒートンの前までひとり旅。軽いタッチでGKの足の先を抜くと、ゴール裏のサポーターを煽ってイオビと喜びを分かち合いました。今季22ゴールめを決めたのは63分。左サイドからモンレアルが上がったときは中央にいたオーバメヤンは、イオビに渡る直前に左SBテイラーの後ろにポジションを変え、手を挙げてパスを要求しました。ノーステップの浮き球を得意のボレーでズドン。サラーと肩を並べたエースは、単独トップをめざしてチャンスを創り続けるのですが…。

1-2の73分、途中出場のエンケティアが右から上がったムヒタリアンに展開すると、ドルトムント時代にも相棒だった7番が「コレだろ?」といわんばかりの完璧なグラウンダー。瞬時にベン・ミーとロートンの間に入るあたりが天才たる所以で、誰もが決まったと腰を浮かしたビッグチャンスでしたが、枠に入れればいいだけだったスライディングボレーは右に外れてしまいました。天を仰ぐ相棒。さすがにこれはショックだったようで、体育座りでうつむいた14番は、しばらく立ち上がりません。肩に手を置いて励ましていたロートンは、消化試合でなければ「早く立て」と腕を引っ張っていたはずです。

次の見せ場は92分。イオビのパスを受けた瞬間、ゴールを背にしていたオーバメヤンは、ベン・ミーをフェイントで外して振り向きざまにシュート。ゴール右上を狙った一撃は、イメージよりも高く飛んでしまいました。ラストチャンスは95分。エンケティアがボックス左で縦に仕掛けたのをみて、テイラーの前にするりと入った14番にパスが出れば…。今季プレミアリーグでノーゴールだった19歳は、角度のないところからヒートンの股間を抜き、先輩ストライカーは祝福する側にまわることになりました。

かくしてオーバメヤンは、アフリカトリオ&クロップつながりトリオで得点王に輝きました。数々のチャンス逃しのなかで、最も激痛だったのはノースロンドンダービーにおける終了間際の決勝PK失敗ですが、ヨーロッパリーグのファイナルで大暴れしていただければチャラということでいかがでしょうか。ファーストレグを3-1で落とした後、3-0で逆転したラウンド16のレンヌ戦で決めた2発と、バレンシアとのホーム&アウェイにおけるトータル4発で既に返してもらっているような気もしますが、バクーでチェルシーを絶望に追い込む一撃をゲットしていただければ文句なしです。

ヨーロッパリーグで2度めのハットトリックを達成すれば、ジルーをかわして欧州でも得点王。30メートル走ならウサイン・ボルトよりも速い男の底知れぬポテンシャルを思い出せば、あっさり実現しても何の不思議もないのであります。


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【MAN.UTD×Cardiff】18位にホームで完敗…マン・ユナイテッドの抜本的な改革に期待!

マンチェスター・シティは、今季最終戦となるFAカップ決勝で2つめのカップ戦トロフィーを獲りにいきます。リヴァプールはチャンピオンズリーグ決勝で久々の欧州制覇を狙い、トッテナムは同じ試合で初優勝をめざします。アーセナルはヨーロッパリーグのファイナルにCL出場権獲得を託し、チェルシーは宿敵との決戦で有終の美を飾ろうとしています。ライバルたちがトロフィーを賭けた戦いでシーズンを締めようとしているなかで、プレミアリーグ6位のマンチェスター・ユナイテッドは蚊帳の外。5位に上がるチャンスがあるとはいえ、オールド・トラフォードで開催されるプレミアリーグ最終戦はカーディフとの消化試合でした。とはいえ、しかし…。

シュート数26本、オンターゲット10本、ポゼッション74%、パス成功率85%は、どこからどう見ても勝者のスタッツ。このチームがプレミアリーグ18位に0-2で負けたと聞けば、何が起こったのかと見逃し配信をクリックする方もいるのではないでしょうか。22分にジオゴ・ダロトがナサニエル・メンデス=ラングを引っかけたとされたPKは、映像を見るとサイドアタッカーがキックミスして自らコケており、相手の足に触らないように注意しながらボールをプッシュしたSBにとっては不運なジャッジ。54分の追加点は、スローインが入った際にジョシュ・マーフィーを追わなかったポグバと、なぜかサイドのカバーに入って中央を空けていたスモーリングは反省しなければなりません。

いや、2失点もさることながら、より悩ましかったのは攻撃です。マンチェスター・ユナイテッドは圧倒的に優位に立ちながら、なぜ1点も得られなかったのでしょうか。トップにグリーンウッド、中盤にはアンドレアス・ペレイラとマクトミネイ、最終ラインにジオゴ・ダロトと次世代を担う若手が多く、前線と中盤の連携は今ひとつ。ラシュフォードとグリーンウッドはフィニッシュで思い切りのよさを欠き、ポグバやマルシアルの強烈なミドルシュートはカーディフ守護神エザリッジの好守に阻まれました。勝利に向かう気持ちと速いパスワークをパリに置き忘れてしまったのか、それまで14勝2分1敗だったチームは、公式戦2勝2分8敗と崩壊。プレミアリーグの最後の5試合は2分3敗、たった2ゴールしか挙げられずにシーズンを終えることになりました。

スールシャール監督が先を見据えてこの日の11人を選んだのは間違いありませんが、彼の眼にはどんな未来が映っているのでしょうか。「いい選手が揃ってはいるが、彼らは困難なシーズンを過ごした。われわれにとってもクラブにとっても失敗だった。自分たちの姿を見つめ直す必要がある」と語った指揮官は、「常にプレミアリーグのタイトルにチャレンジしてきたけど、現実的には、来季すぐにトップに追いつくことはできないだろう。彼らとは32ポイントという大きな差があるからね。TOP4と、(プレミアリーグではなく)別なトロフィーをめざすのがリアルだ」と、立て直しに時間がかかることを示唆しています。

どん底という言葉が大げさではない幕切れでオフシーズンを迎えたチームは、どんな姿で次のプレミアリーグをスタートさせるのでしょうか。残留しそうな選手は、ジオゴ・ダロト、リンデロフ、バイリー、ルーク・ショー、マクトミネイ、ポグバ、アンドレアス・ペレイラ、マティッチ、リンガード、ラシュフォード。デ・ヘアとルカクは新天地を求める可能性があり、アレクシス・サンチェスとマタ、マルシアルは売却候補として名前が挙がっています。最終ラインの刷新、得点力があるサイドアタッカーの獲得、アンカーの補強は必須で、プレミアリーグ20ゴールを期待できるストライカーも物色する必要がありそうです。

ジョゼ・モウリーニョを招聘しても勝てなかったマンチェスター・ユナイテッドは、今こそ変わる時。抜本的な改革を推進するためには、リヴァプールやマンチェスター・シティに学び、有能なフットボールディレクターを招聘しなくてはならないでしょう。1年後、私たちはどんな気分でシーズンの終わりを見つめているのでしょうか。チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、FAカップを控えて盛り上がり続けるサポーターたちを見上げながら、寂しさをかみしめたこの日をずっと覚えていようと心に誓っています。


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【Brighton×MAN.CITY】やっぱりアグエロ!14連勝のマン・シティがプレミアリーグ連覇!

36節のバーンリー戦は、アグエロのシュートがゴールラインテクノロジーに認められて0-1辛勝。先週のレスター戦は、ミドルレンジから決めたことがなかったコンパニがスーパーショットを叩き込んで1-0で逃げ切り。プレミアリーグ連覇を目前にしたプレッシャーからか、息苦しい試合が続くマンチェスター・シティですが、17位ブライトンとの最終節で彼ららしいフットボールを思い出すことができるでしょうか。勝てば優勝、ドロー以下ならリヴァプール次第。ペップ・グアルディオラが選んだ11人を、さっそくチェックしておきましょう。GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、コンパニ、ラポルテ、ジンチェンコ。ギュンドアンの脇にベルナルド・シウヴァとダヴィド・シルヴァ。前線にはマフレズ、スターリング、アグエロが並んでいます。

予想通り、キックオフから間もなくマン・シティペース。4分に右からボックスに侵入したベルナルド・シウヴァはシュートを打てず、競り合いのこぼれ球をGKマシュー・ライアンがキャッチします。9分に左サイドからスプリントしたジャハンバクシュは、切り返しからニアに打ったシュートが枠にいかず。ブライトンには、「自分たちのホームでプレミアリーグ優勝を決めさせたくない」という気合いが漲っています。18分、ボックス右を突破したスターリングの速いクロスは、マシュー・ライアンがパンチ。20分までのマン・シティは強引なラストパスが多く、ブライトンのカウンターがはまる可能性は充分にありそうです。

23分、左から上がったマフレズのクロスもGKが触ってシュートを打たせません。アンフィールドではリヴァプールが先制しており、マン・シティにはドローで優勝という着地はなさそうです。27分、最初のゴールは何とブライトン。絶妙なCKがニアに入り、ジンチェンコに競り勝ったグレン・マレーがヘッドで押し込みました。しかし1分後、アウェイチームがあっさり追いつきます。ラポルテの縦パスがボックス左のダヴィド・シルヴァに通り、裏に出したヒールパスでフリーになったアグエロが左足でGKの股間を抜きました。

ゴールを決めたことでプレッシャーから解放されたマン・シティは、30分に決定機を創ります。ダヴィド・シルヴァが外に流したボールをジンチェンコがファーに上げると、ベルナルド・シウヴァのヘディングシュートはマシュー・ライアンの正面。勝ち越しゴールは38分、マフレズの美しいCKに飛び込んだラポルテのヘッドは完璧でした。46分、ダンクのFKはGK泣かせのボールでしたが、エデルソンは慌てずクロスバーの上に弾き出しました。前半は1-2。ひとたびリードすれば、プレミアリーグ13連勝中の昨季王者が勝ち点をロストする展開は想像できません。

リヴァプールもマン・シティも1点リード。ペップのチームが追いつかれれば2位に転落し、追加点を決めればプレミアリーグ制覇に近づきます。56分、ジンチェンコの浮き球でスターリングが左サイドでフリー。ダイレクトの折り返しをアグエロが打ち切れず、フォローしたギュンドアンのシュートは味方に当たってしまいます。マン・シティが連覇を確実にしたのは、63分でした。ギュンドアン、ダヴィド・シルヴァとつながったボールが中央のマフレズへ。切り返しから右足で放ったシュートがゴール右上に刺さった瞬間、このゴールがもたらす意味を熟知しているペップ、アルテタ、控え選手たちが感情を爆発させました。

アメックス・スタジアムから勝負を争う空気が消えています。72分にギュンドアンが右隅に決めたFKは、シーズンの終わりを告げるホイッスル。ペップは柔和な表情を浮かべ、苦しいシーズンを勝ち切った喜びに浸っています。ターニングポイントは28分の同点ゴールでした。ビハインドを背負う時間が長引けば、これまでよりもプレッシャーが厳しくなりそうだったマン・シティ。「アグエロの一撃がチームを救った」という表現は、決して大げさではないでしょう。

プレミアリーグ連覇、おめでとうございます。デブライネ、バンジャマン・メンディ、デルフ、フェルナンジーニョら主力に負傷者が続出する苦難のシーズン。12月に崩れたときは、リヴァプールの背中が見えなくなるのではないかと懸念されましたが、年明けのシックスポインターで競り勝って優勝争いに踏み止まると、2月以降はプレミアリーグ14連勝という圧倒的な強さで頂点を極めました。17試合連続無敗のリヴァプールとのハイレベルなデッドヒートは、後世のプレミアリーグファンに語り継がれる名勝負でした。

ペップと選手たちが歓びに浸るのは、1日だけでしょう。彼らには、最後の仕事が残っています。ワトフォードと戦うFAカップ決勝を制すれば、国内トレブル達成です。稀代の名将とテクニシャンたちが織り成すパスサッカーの強さと美しさを、もう1度堪能させていただければと期待しています。素晴らしい!


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【Liverpool×Wolves】2-0快勝、しかし…!素晴らしいチーム、最高のサポーターでした。

首位マンチェスター・シティと2位リヴァプールの差は1ポイント。クロップ監督のチームがトロフィーを手に入れるためには、勝利が必須条件です。プレミアリーグ2018-19シーズンも、いよいよ最終節。昇格初年度に7位に食い込んだウルヴスには敵地で0-2で完勝しているものの、FAカップでは2-1で敗れており、アンフィールドでも簡単に勝てる相手ではありません。フィルミーノが不在の3トップは、サラー、オリギ、マネ。中盤にはワイナルドゥム、ヘンダーソン、ファビーニョが並び、アリソンの前にはアーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン。今季プレミアリーグで22ゴールを挙げ、2年連続の得点王を目前にしているモー・サラーは、有終の美を飾ることができるでしょうか。ブライトンVSマン・シティを横目でチェックしながら、最終決戦の結末を見届けたいと思います。

キックオフからボールを支配するリヴァプール。最初のシュートは4分、縦パスに反応したオリギが右から放った一撃は、ルイ・パトリシオが落ち着いてキャッチしました。ウルヴスは自陣にこもり、15分を過ぎてもハーフコートマッチ。中盤でまわせるホームチームは、シュートレンジにパスを通せず攻めあぐんでいます。17分、ヘンダーソンとのワンツーで右サイドを突破したアーノルドがグラウンダーを入れると、バルサ戦と同じようにニアでコースが変わったボールが中央へ。フリーで待っていたサディオ・マネが、今季プレミアリーグ21発めとなるイージーなボレーをゴール右に叩き込みました。

1-0となり、ウルヴスが自陣から出てきました。黄色いシャツのボールキープには容赦ないブーイング。25分にロバートソンが放った強烈なミドルシュートは、ルイ・パトリシオが左に飛んでセーブします。アメックスでブライトンが先制したという報に沸き上がったアンフィールドは、直後のアグエロの同点ゴールにどよめいています。早い時間に追加点がほしいリヴァプール。33分のCKをネヴェスがヘッドでクリアすると、ボックスの外で待っていたサラーのボレーは浮いてしまいました。

44分、左からジョッタが仕掛けたカウンターは、逆サイドから走り込んだドハーティのダイレクトショットがクロスバーにヒット。前半のリヴァプールは、1-0でリードしながらもシュート5本に留まっています。アンフィールドの素晴らしいサポーターは、ラポルテの逆転ゴールをピッチに感じさせずにハーフタイムを過ごしました。後半開始早々の48分、アーノルドのFKはニアポストの外。54分、ロングフィードを受けたドハーティ―がロバートソンの背後を取って折り返すと、ホニー・カストロのボレーは赤い壁に捕まってしまいました。

60分、ヒメネスが右から打ったミドルはアウトにかかって枠の外。63分のレッズのカウンターは、左サイドから上がったマネのラストパスを受けたオリギが、振り向きざまのボレーを打ち上げてしまいます。直後、オリギが下がってミルナー。65分にドハーティが右サイドから上がり、デンドンケルとのパス交換を経てグラウンダーを通しますが、ヒメネスがうまくミートできずに左に外します。

69分、右からのロングフィードをヒメネスがスルーし、ジョッタがGKと1対1になるもアリソンがビッグセーブ。残り20分のせつなさを、忘れることはないでしょう。マフレズのゴールを許したブライトンが切れてしまい、ギュンドアンが決めて1-4。マン・シティがプレミアリーグ連覇を確実にしています。希望を失ったサポーターたちは、まだ終わっていないという理由だけで選手を鼓舞し続けています。素晴らしいセービングを披露しているアリソンは、このまま終われば今季プレミアリーグのゴールデングローブですが、勝ったとしても満面の笑顔を見せることはないでしょう。

勝負が決まったのは81分。マティプのインターセプトからアーノルドがアーリークロスを入れると、マネがヘッドで押し込んで22ゴールのサラーに並びました。84分、ロバートソンに代わってジョー・ゴメス。リヴァプールとマンチェスター・シティの優勝争いは、直接対決で1勝1分のペップが連覇達成となりました。クロップ監督が最後に切ったカードは、ワイナルドゥムをチェンバレン。30勝7分1敗、プレミアリーグ最少の22失点という文句なしの足跡を残した選手たちは、顔をこわばらせながらボスと抱擁をかわしています。

ついに終わりました。これだけの戦績を残したチームに、足りなかったものを指摘しようとは思えません。2つの最強チームがぶつかってしまった。ただ、それだけです。32勝を積み上げたマン・シティを最後まで震えさせたチームに、エキサイティングなシーズンをありがとうといいたい。悲願のプレミアリーグ制覇には届かなくても、欧州の頂点に立っていただければと思います。最高のチーム、そして最高のサポーター。祭りの後のせつなさに耐えながら、何度も自分に言い聞かせています。「彼らをリアルタイムで観続けてよかった」と。


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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