プレミアリーグ連覇か、悲願の初戴冠か。決戦前夜、史上最高レベルの優勝争いに思うこと。

「とても素晴らしいく、アメージングで特別な夜だった。みんな楽しんだよ。でもわれわれは、ちゃんとワークに戻った。日曜日には、再び大きな試練が待っているからね。シーズンを通じてずっとやってきたことを見せて、何としても3ポイントをゲットする。それ以外にない。今シーズンのウルヴスは素晴らしいね。ファンタスティックなチーム、そしてマネージャー。ハードな試合になるだろう」(ヴィルジル・ファン・ダイク)

プレミアリーグ2018-19シーズンは、明日が最終節。降格クラブは既に決まっており、来季のELを狙える7位以内も確定。5位のアーセナルは4位フィニッシュの可能性を残していますが、トッテナムとの得失点差8は絶望的なギャップです。同時刻開催のゲームの興味は、プレミアリーグ史上最もハイレベルな優勝争いに絞られています。31勝2分4敗の勝ち点95で首位に立つマンチェスター・シティは、17位ブライトンとアウェイで対戦。29勝7分1敗で1ポイント差を追うリヴァプールは、バルセロナを倒したばかりの聖地アンフィールドにウルヴスを迎えます。

1992年のプレミアリーグ創設以来、最も勝ち点が多かった2位チームは、ライバルのマン・シティと並ぶ勝ち点89を稼いだマンチェスター・ユナイテッドでした。最終節の90分を終えて、QPRに1-2とリードされていたロベルト・マンチーニのチームが、追加タイムのジェコとアグエロの2発で劇的な優勝を飾ったシーズン。36節のマンチェスターダービーで、44シーズンぶりの戴冠をめざしていたマン・シティが1-0で勝利し、サー・アレックス・ファーガソンのチームを得失点差でかわしたデッドヒートは見ごたえがありました。この試合の前半終了間際に決勝ゴールを記録したのは、先週のレスター戦で値千金のスーパーミドルを決めたヴァンサン・コンパニでした。

先に勝ち点3を加え、ライバルがポイントを落とすのを祈りながらQPRの奮闘を見守っていた私にとって、アグエロの一撃は「ドーハの悲劇」に匹敵するショッキングな瞬間。過去最高に悔しくやるせない最終節の思い出です。あれから、7年が過ぎました。今季の終わりには、あのときよりも心を揺さぶられる予感があります。連覇をめざすペップのチームと、2季連続でCLファイナルに進出したクロップのチームは、いつもならぶっちぎりで優勝を決めているはずの最強レベルのチームだからです。

なぜ、1敗のチームが優勝を諦めなければならないのか。なぜ、31勝も積み上げたチームが国内カップ王者という称号だけでシーズンを終えなければならないのか。わずか3失点でプレミアリーグ13連勝を達成したマンチェスター・シティと、ライバルに敗れてからの16試合を無敗で走り抜けたリヴァプール。どちらが敗れたとしても、史上最強の2位という理不尽にも思える存在を受け入れることができそうにありません。私は、心のどこかでどちらかの完敗を祈っているのかもしれません。それなら仕方がないとつぶやける唯一の結果は、鮮やかで残酷なコントラストがくっきり残るケースでしょう。

その可能性は、どのくらいあるのでしょうか。リヴァプールは、フィルミーノとナビ・ケイタが不在のスカッドでバルサ戦のテンションをキープできるのか。プレッシャーゆえか、直近のプレミアリーグ4試合で5ゴールと得点力が落ちているマン・シティは、早い時間にリードを得て思いどおりに試合を進められるのか。ブライトンは8戦連続未勝利、ウルヴスは4月24日にアーセナルに完勝して以来3連勝。対戦相手のほうは、はっきり明暗が分かれています。アメックススタジアムで、レッズサポーターが望むドラマが起こる可能性は限りなくゼロに近いのではないでしょうか。

リヴァプールが2位でシーズンを終えれば、スコアレスドローでマン・シティに首位を奪還されたグディソン・パークのマージーサイドダービーが悔やまれます。ナビ・ケイタとシェルダンシャキリがベンチにいたにも関わらず、84分のクロップ監督はバランス重視でアダム・ララナを選択し、敗戦を回避しました。ここで首位を譲っても、勝ち続ければ逆転できると踏んだのかもしれませんが、その日は来ないまま最終節を迎えてしまいました。

リヴァプールが優勝すれば、12月のマージーサイドダービーにおけるオリギの決勝ゴールが輝きます。96分、おそらくラストプレー。触らなければバーを越えていたボールをピックフォードがピッチに戻してしまい、諦めずにゴール前に走り込んでいたベルギー人ストライカーがプッシュしたあの一撃です。最後のドローも幸運な勝利も長いシーズンのなかの1試合であり、優勝を左右する直接的な原因ではないのですが、今季のマージ―サイドダービーは彼らの運命を決めるターニングポイントのように感じられました。

2つの試合がどんな着地になったとしても、私は勝者を心から称賛し、敗者のために涙を流すでしょう。決戦は5月12日、現地時間の15時キックオフ。長い祭りの後のせつなさを最も感じさせられるのは、両者とも快勝という最もありそうな幕切れです。


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【MAN.CITY×Leicester】主将コンパニ、右足一閃!マン・シティは連覇まであとひとつ!

マンデーナイトのプレミアリーグ37節は、本拠地エティハドながら前半戦で敗れたレスター。最終節は敵地アメックスでブライトン。マンチェスター・シティがつまずくとすれば、本日のゲームではないでしょうか。ジェイミー・ヴァーディー、ジェームズ・マディソン、ユーリ・ティーレマンスといった飛び道具を揃えたチームは、ブレンダン・ロジャース就任以来のプレミアリーグ8試合で5勝1分2敗と絶好調です。前節の対バーンリーで0-1と苦戦したペップは、今日もデブライネとフェルネンジーニョを欠いています。

GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、コンパニ、ラポルテ、ジンチェンコ。ギュンドアンの両脇にフィル・フォーデンとダヴィド・シルヴァ。前線にベルナルド・シウヴァ、アグエロ、スターリングが並ぶ4-3-3。2013-14シーズンのリヴァプールで、プレミアリーグ初制覇を目前にしてマン・シティにさらわれたロジャース監督は、5年越しのリベンジを果たせるでしょうか。キックオフから主導権を握っているのはマン・シティですが、レスターのカウンターから8ゴールは、ボーンマスの9発に次いで今季プレミアリーグ2位の数字です。

4分、左サイドから突破を図ったチルウェルのクロスはカイル・ウォーカーがカット。序盤はレスターの球離れのよさとパススピードの速さが目立ちます。8分にティーレマンス、マディソンとつながった右からのアタックは、ボックスに入って浮き球を受けたリカルド・ペレイラのシュートがDFにヒット。11分、コンパニが最前線に入れたボールを、フィル・フォーデンが胸でトラップして左足を振り抜きますが、ジャストミートのボレーはシュマイケルの正面にいってしまいます。

14分、左にいたヴァーディーが中央に流すと、フリーのティーレマンスのミドルはエデルソンがキャッチ。18分にギュンドアンが蹴った右からのCKは、ファーのスターリングが打ち切れず、フォーデンのボレーは枠の上に浮いてしまいます。レスターは攻守の切り替えが早く、スターリングとベルナルド・シウヴァはいい形で持たせてもらえません。32分、CKをニアで合わせたアグエロのヘッドは、バーを叩いてシュマイケルがクリア。2分後、左サイドからのFKをギュンドアンが中に入れると、コンパニの落としに走り込んだダヴィド・シルヴァのボレーが右に切れていきました。

マン・シティが41分に仕掛けたCKからの波状攻撃は、ギュンドアンのボレーが右に逸れていきます。前半は0-0。シュート数は11対4と昨季プレミアリーグ王者が上回っているものの、レスターの速攻は脅威です。後半立ち上がりのレスターのFKはフィニッシュにつながらず、直後に右からドリブルで仕掛けたベルナルド・シウヴァの一撃はニアに外れます。50分を過ぎると、マン・シティのハーフコートマッチ。52分にカイル・ウォーカーがロングボールをファーに上げると、ダヴィド・シルヴァが折り返したボールを叩いたスターリングのヘッドは高く浮いてしまいます。

ベルナルド・シウヴァとスターリングが放ったミドルは、いずれも枠に飛ばず。ペップは56分にフォーデンを諦め、サネを左サイドに配します。全員が自陣にこもるレスター。58分にベルナルド・シウヴァが中に流したボールをギュンドアンがダイレクトで狙うと、左のポストの外に切れていきます。クロスのリバウンドは、ことごとく水色がキープ。62分にマグワイアが左サイドを突進し、並走するジェームズ・マディソンに渡すと、10番が右足で放ったミドルシュートはポストの右を抜けていきました。

69分、縦パスをさばこうとしたジョニー・エヴァンスが後ろに逸らしてしまい、アグエロがアウトでプッシュするとシュマイケルが足でクリアするビッグセーブ。苦しんでいたマン・シティが先制したのは71分でした。右のサイドネットに突き刺さったコンパニのスーパーミドル。興奮冷めやらぬエティハドで、昨季王者がプレミアリーグ13連勝に向かっています。反撃を始めたレスター。74分のオルブライトンのミドルは、エデルソンの正面です。ティーレマンスに代わってハーヴィー・バーンズ。残り時間は15分を切りました。

80分にジェームズ・マディソンをイヘアナチョ、5分後にオルブライトンをデマライ・グレイ。アグエロがガブリエウ・ジェズスに代わった直後、チョードリーのラストパスでイヘアナチョがゴール前に躍り出ますが、左足のボレーは完全にミスキックでした。ペップの最後のカードは、ダヴィド・シルヴァをジョン・ストーンズ。レスター守備陣にサイドアタックを封じられる厳しい一戦でしたが、キャプテンのエクセレントな1発がチームを救いました。ジェイミー・ヴァーディは何もできず。売り出し中のジェームズ・マディソンもミドルを外すのみ。最後にビッグチャンスを得たイヘアナチョは古巣をサポートしてしまいました。

プレミアリーグ連覇は決まったのではないでしょうか。今日のレスターの出来でドローに持ち込むことができなければ、ブライトンに番狂わせは望めないでしょう。マグワイア、ジョニー・エヴァンス、エンディディ、チョードリーが中央を締め、チルウェルとリカルド・ペレイラはウインガーを自由にさせませんでした。それでも勝つのがペップのチーム。執拗にクロスを入れ続けて青いシャツをゴール前に釘付けにしたことが、ミドルレンジのシュートコースを創ったのだと思います。プレミアリーグ2018-19シーズンも、最終節を残すのみ。どちらが優勝しても、史上最強の2位が誕生します。


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【Chelsea×Watford】振り向けばライバルは総コケ…快勝チェルシー、CL出場権ゲット!

勝てばトッテナムをかわしてプレミアリーグ3位に浮上するチェルシーと、FAカップ制覇が最大の目標となるワトフォードの対戦。4位以内フィニッシュとEL制覇という二股でCL出場権を狙うウェストロンドンのクラブは、フランクフルト戦から4人を入れ替えて大事なゲームに臨みました。GKケパ、DFアスピリクエタ、クリステンセン、ダヴィド・ルイス、マルコス・アロンソ。MFはジョルジーニョ、カンテ、コヴァチッチ、3トップはペドロ、イグアインとエデン・アザール。今季プレミアリーグで16ゴール13アシストという素晴らしい数字を残している10番がチームを勝利に導き、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの取りこぼしによって来季のCL出場権を手に入れました。

キックオフから気合いが入っていたチェルシーですが、序盤はワトフォードのシュートにヒヤリとさせられるシーンが目立ちます。6分にデウロフェウが右隅を狙うと、ケパの指先を抜けてポストの外。2分後、ショートコーナーからホレバスのクロスがディーニーに入ると、左隅に飛んだヘディングシュートはチェルシー守護神がビッグセーブを披露して外に弾き出し、フォローしたウィル・ヒューズは打ち上げてしまいました。8分、カンテがハムストリングを負傷してピッチに座り込み、メディカルスタッフは即座に交代のサインを送っています。同じ時間に、ハダースフィールドと戦うマンチェスター・ユナイテッドが、マクトミネイのゴールで先制。彼らが勝ってチェルシーが敗れれば両者の勝ち点は並び、マン・ユナイテッドのゴール数次第では逆転の可能性が高まります。

代わって入ったのは、好調のロフタス=チーク。この男が、後に大きな仕事をやってのけます。10分過ぎから、チェルシーの選手たちがボックス内でボールを受けるシーンが増えてきました。14分、アザールの落としを受けたジョルジーニョのループシュートはGKフォスターがセーブ。アザールが奪われて始まった22分のカウンターは、ボックス手前でワトフォードのパス交換が荒くなり、青い最終ラインが冷静に刈り取りました。1分後、ペドロがカットしたボールをジョルジーニョが前線のアザールに送ると、飛び出したフォスターが10番に打たせずキャッチ。31分に左サイドのイグアインからクロスが上がり、キコ・フェメニアがダヴィド・ルイスを抱え込みますが、PKを示すホイッスルは鳴りませんでした。

41分、ロフタス=チークがペドロに縦パスを当て、イグアインとのワンツーから11番がクロスに打つと、ボールはファーポストぎりぎりでアウト。前半を0-0で終えたチェルシーは、後半開始から攻勢を強め、48分の右からのCKをゴールにつなげます。ショートコーナーからアザールがファーに浮かすと、ヘディングを叩きつけたのはロフタス=チーク。2分後のCKはアザールが直接ゴール前に上げ、ダヴィド・ルイスの完璧なヘッドがネットに突き刺さりました。チェルシーのエースはアシストを連発して、今季プレミアリーグで14アシストのライアン・フレイザーを一気に抜き去りました。

56分、右からの長いパスをトラップしたデウロフェウが、ボックス左からクロスに狙うも右に曲がって枠の外。コヴァチッチ、ジョルジーニョ、アザールとつながり、落としをペドロが左足で打った58分の決定機は、フォスターが素晴らしいセービングを見せ追加点を許しません。チェルシーがとどめを刺したのは、75分でした。イグアインの動き出しを見たペドロがボックス右に縦のスルーパスを通すと、ストライカーはGKをかわす巧みなチップキック。ハダースフィールド、フラム、バーンリーとプレミアリーグ15位以下からしか決めてなかった9番が、初めてTOP10のクラブのゴールを陥れました

サッリ監督は、79分にイグアインに代えてジルー。ワトフォードの反撃は、ショートカウンターから中に斬り込んだホレバスのフィニッシュがバーに当たるなど、点差を詰めることができません。89分、ピッチサイドにガリー・ケーヒル。今季プレミアリーグ出場が1試合31分しかないCBが、アスピリクエタからキャプテンマークを着けられ、ダヴィド・ルイスと抱擁をかわしています。3-0だから実現した、スタンフォード・ブリッジのサポーターが見るおそらく最後の貢献。CL出場権争奪レースを繰り広げる4チームのなかで、最も難しい相手と戦ったチェルシーは、スパーズ、ガナーズ、マン・ユナイテッドに付き合うことなく順当に3位に上がりました。

ブルーズサポーターのみなさま、CL出場権獲得おめでとうございます。最後に大崩れしたライバルたちに対して、バーンリー戦のドロー以外はしくじらなかったチームの上位進出は妥当な結果です。素晴らしいサポートによって負傷欠場を最小限に留めるメディカルスタッフは、このチームのアドバンテージのひとつ。ひと頃はスタメン固定やオプションの少なさを批判されたサッリボールは、ここ一番の迷いのなさや徹底度の高さという武器を併せ持っていました。

補強禁止処分が解けなければ、2019-20シーズンは厳しい1年になりそうですが、欧州やチャンピオンシップでキャリアを積んでいる若手たちがロフタス=チークの後に続いてくれれば、存外いいチームになるのではないかと思ったりもします。レスター戦を消化試合としながら、ハドソン=オドイやアンパドゥが負傷で出られないのは残念ですが、来季に向けて…いや、もうひとつ大きなチャレンジが残ってましたね。満を持して戦えるヨーロッパリーグを制覇して、最高の雰囲気でシーズンを締められれば、苦しい初年度を過ごしたサッリ監督を称えることができるでしょう。次戦は木曜日。圧倒的なポゼッションで決勝進出を果たしていただければと期待しています。


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【Arsenal×Brighton】アーセナルも17位に痛恨のドローで、チェルシーがCL出場権獲得!

トッテナムがボーンマスに敗れたことで、プレミアリーグ5位以下が濃厚だったアーセナルのチャンスが広がりました。残留が決まった17位ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとの一戦に勝てば、3位チェルシーと2ポイント差、4位トッテナムとはわずか1差。最終節はレスターVSチェルシー、トッテナムVSエヴァートンという波乱含みのカードが組まれており、ガナーズが連勝すれば3位にジャンプアップする可能性があります。

木曜日にバレンシアとのヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグが控えているエメリ監督は、ターンオーバーで乗り切りたいところですが、選択肢はさほど多くありません。GKレノ、DFリヒトシュタイナー、ムスタフィ、パパスタソプーロス、モンレアル、MFムヒタリアン、ルーカス・トレイラ、ジャカ、エジルの前にオーバメヤン&ラカゼットの4-3-1-2です。3-1で勝ったELのホームゲームから変わったのは、GKのチェフと出場停止のメートランド=ナイルズを除けば3枚。ベテランSBとミキが右サイドで機能するかどうかが、最大のポイントとなりそうです。

キックオフからゴールに殺到したアーセナル。2分、ラカゼットの落としをもらったミキが左隅を狙うと、ボールはポストを叩いて先制できません。8分、左に流れたオーバメヤンがモンレアルに預けると、ボックスのコーナー付近でジャハンバクシュがモンレアルを引っかけました。オーバメヤンがPKを左のサイドネットに叩き込み、1-0。プレミアリーグのTOP4フィニッシュをめざすチームは、幸先いいスタートです。

押しているホームチームはサイドを攻略できず、シュートシーンを創ることができません。徐々にチャンスを増やしたブライトンは、18分にパスカル・グロスがFKを直接狙いますが、パパスタソプーロスが体を張ってブロックします。24分、パパスタソプーロスがレノにバックパスを出すと、目の前にいたジャハンバクシュがクリアをカット。シュートのこぼれ球が右のビスマに渡り、波状攻撃が続きますが、ソリー・マーチのクロスをフリーで叩いたグレン・マレーのヘッドに力がなく、レノがキャッチして事なきを得ました。

32分にパスカル・グロスが左から蹴ったCKは、レノが頭上を越されますが、緑のシャツは誰も飛び込めず。ミキが左から上がってオーバメヤンに縦パスを通すと、ファーに上げたクロスは味方に届きません。36分、CKをニアで捉えたムスタフィのヘッドは、マシュー・ライアンが左に弾き出すビッグセーブ。40分にエジルを速いクロスをオーバメヤンが左足でプッシュしますが、マシュー・ライアンが素晴らしい反応でCKに逃れます。45分のミキの強烈なミドルも守護神がセーブし、ラカゼットの一撃はダンクがコースに入ってクリアしました。

前半を1-0で終えたガナーズは、早い時間に追加点を得てアウェイチームを諦めさせたかったのですが、オーバメヤンやルーカス・トレイラがチャンスでタッチミス。51分のブライトンの逆襲は、右にまわり込んだソリー・マーチのシュートをレノがセーブします。ジャカが再三狙ったFKは壁を越えず。プレミアリーグ5位チームが失点を喫したのは61分でした。左からドリブル突破を図ったソリー・マーチにジャカが手をかけてしまい、ジャッジはPK。グレン・マレーがレノの逆を取って右隅に突き刺し、スコアはイーブンに戻りました。

68分、ジャカのCKをファーで叩いたオーバメヤンのボレーはバーの上。ブライトンは人数をかけて守り、ガナーズは遠めからしか打てません。74分、ミキの折り返しがフリーで待っていたオーバメヤンに通るも、アウトにかけたボレーは左に外れ、ガナーズは千載一遇のチャンスを逃しました。エメリ監督は77分にリヒトシュタイナー、ミキ、ジャカを一気に下げ、イオビ、グエンドゥジ、コラシナツをピッチに送り出します。果たして、ミキを外したのは妥当だったのか。85分にクノッカールが右から仕掛け、ニアにいたパスカル・グロスがソリー・マーチの頭に合わせた決定機は、あわや逆転ゴール。詰めたパスカル・グロスが確実に押し込んでいれば、アーセナルは5位以下が決まるところでした。

追加タイムに怒涛の攻撃を見せたガナーズは、2回のカウンターに脅かされ、ゴールを決められないままタイムアップの笛を聞きました。シュート20本、オンターゲット8本、しかしゴールはひとつ。マシューライアンの好守、ジャカの軽率な右手、オーバメヤンのシュートミスなど、ビッグクラブが下位に取りこぼす際に起こることを詰め合わせたような一戦。コラシナツがいるのにフィニッシャーのラカゼットが左に流れるなど、戦術の徹底度という観点でも疑問が残る戦いぶりでした。

マンチェスター・ユナイテッドは2勝2分4敗、アーセナルは3勝1分4敗、トッテナム3勝5敗、チェルシーだけが4勝2分2敗と勝ち越し。4つのクラブの直近8試合を足すと12勝5分15敗という壮絶な譲り合いは、赤いクラブが自滅し、チェルシーのCL出場権獲得が決まりました。ガナーズと4位スパーズは3ポイントですが、得失点差8は1試合で埋まるギャップではないでしょう。エメリ監督のチームがCL出場権を獲得する道は、ヨーロッパリーグに絞られました。準決勝セカンドレグは敵地エスタディオ・デ・メスタージャ、ファイナルはバクー。ホームで滅法強いチームがホームで取りこぼし、残る大事な2戦は苦手のアウェイとニュートラルです。


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【Huddersfield×MAN.UTD】最下位にまさかのドロー…マン・ユナイテッド、終戦。

チェルシーとの大一番を勝ち切れず、マンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ4位以内フィニッシュは他力本願となりました。最後の2試合は、最下位ハダースフィールドと18位カーディフ。降格クラブとの試合を確実にものにして、上位がコケるのを待つしかありません。チェルシーVSワトフォードと同時刻開催となったハダースフィールド戦は、後に得失点差が問われることを考え、ゴールラッシュを実現させたいゲームです。スールシャール監督が選んだ11人と布陣は、もちろん攻撃重視。GKデ・ヘア、DFアシュリー・ヤング、リンデロフ、フィル・ジョーンズ、ルーク・ショー、MFマティッチ、マクトミネイ、ポグバ。マタの前にアレクシス・サンチェスとラシュフォードが並ぶ4-3-1-2です。

キックオフの笛が鳴ると、さっそくマンチェスター・ユナイテッドがボールをキープ。6分に中央から蹴ったラシュフォードのFKは、レッスルが余裕をもってキャッチします。8分、アレクシス・サンチェスとマタが仕掛けた中央突破から、前線に上がっていたマクトミネイがドリブルでコンゴロをかわして左足でシュート。レッスルの守備範囲でしたが、見えていなかったのか、足に当たったボールがゴールに飛び込んでしまいました。11分、左サイドでドゥルムから奪ったアレクシス・サンチェスがニアにグラウンダー。フリーで合わせたラシュフォードのボレーは、ニアポストの外に転がっていきました。

15分のマタのFKは、壁がブロック。前線に張っているラシュフォードに縦パスが届かず、マン・ユナイテッドはフィニッシュに辿り着けません。24分、敵陣でインターセプトしたハダースフィールドのショートカウンターは、バクーナのミドルが右にアウト。直後にアウェイチームも速攻を仕掛け、縦パスを受けたポグバが右に流すと、ラシュフォードのヒールパスを受けたマタのシュートはカーブがかからず左に逸れていきます。31分にバクーナが直接狙ったFKは、マティッチの頭に当たってCK。プレミアリーグ最下位チームは、セットピース以外でシュートがありません。

37分、ポグバの浮き球を追ったマタが最前線でキープし、ラシュフォードにスルーパスを出すもレッスルが先着。39分にビルドアップのボールをバクーナが奪取し、カーラン・グラントを縦に走らせると、ストライカーの前にいるのはデ・ヘアだけです。クロスに放った一撃が決まるかと思いきや、不振の守護神が足に当てて同点を阻止。41分にマタが左からクロスを上げると、体勢を崩しながら合わせたポグバのヘッドはクロスバーを直撃しました。プレミアリーグ最下位の健闘が目立った前半は0-1で終了。後半立ち上がりから押しているのは、やはりマン・ユナイテッドです。

サイドからのアタックに厚みがなく、ボックスにボールが入らないアウェイチームは、カウンターを喰らって慌てるシーンが目立ちます。52分、ドリブルで上がったバクーナが右に流すと、カーラン・グラントが左足で巻いたシュートはクロスバーの上。スールシャール監督は、54分に足を痛めたアレクシス・サンチェスを19歳のタヒス・チョンに代え、マティッチも下げてエレーラで追加点を狙います。60分、CKを叩いたマクトミネイのヘッドをキャッチしたレッスルがラインの裏にパントを上げると、ルーク・ショーがクリアを空振りし、抜け出したムペンザがデ・ヘアの脇を抜きました。

74分、左からのFKはアシュリー・ヤング。ゴールに向かうボールに飛び出したフィル・ジョーンズは、フリーのボレーを浮かしてしまいました。74分にポグバの縦パスを左に流したラシュフォードは、リターンをもらった瞬間ノーマークでしたが、右足インサイドのボレーは明らかなミスキックです。82分に左から放ったラシュフォードの強烈なミドルは、レッスルがセーブ。スールシャール監督は、リンデロフを下げてジオゴ・ダロトで勝負です。

88分、ラシュフォードの縦パスで左からゴールに迫ったタヒス・チョンは、フリーの左足シュートをレッスルにセーブされ、直後にボックス手前から打ったポグバのコントロールショットはクロスバーにヒット。カウンターからボックス左を突破したカーラン・グラントのフィニッシュは、デ・ヘアが足でストップします。追加タイムは8分、ポグバは打ち上げ、エレーラはミートせず、ラシュフォードが左から放ったニアへのシュートはレッスルがキャッチ。マンチェスター・ユナイテッドは最下位相手にまさかのドローに終わり、来季はヨーロッパリーグにまわることが確定しました。

「敗因」は戦う姿勢と集中力の欠如でしょう。自陣でパスミスを連発して何度もカウンターを喰らい、GKのキック1発であっさり失点。ポグバのシュートが2度もバーに阻まれ、ラシュフォードやフィル・ジョーンズがフリーのチャンスを外せば、この着地もやむをえません。バルセロナ、エヴァートン、マン・シティ、チェルシーと4試合連続でミスが指摘されたデ・ヘアは、ようやく彼らしいセービングを見せてくれたのですが、そもそも最下位相手に守護神がビッグセーブを連発しているようではTOP4フィニッシュは望むべくもありません。

スールシャール監督は、直近10試合を2勝1分7敗と完全に崩壊したチームを立て直せるのでしょうか。今季プレミアリーグで最後のアウェイゲームは、次のシーズンが不安になるような不甲斐ない出来でした。あらためて明快なコンセプトを打ち出し、選手の信頼を集められるのか。主力は気持ちを入れ替えて戦えるのか。かつての最強クラブは、大荒れのオフシーズンを過ごすことになるかもしれません。


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プロフィール

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makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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