【Tottenham×Wolves】最終ラインの刷新は裏目…ウルヴスの速攻に屈したスパーズは7位陥落!

エヴァートンVSマンチェスター・ユナイテッドを観ながら、同時刻開催だったトッテナムVSウルヴスの途中経過を気にしていたのですが、ハーフタイムの2-1をチェックしたときは、スパーズが勝つものとばかり思っていました。前節のロンドンダービーでチェルシーに敗れるまでは、プレミアリーグ4戦3勝。26節のアストン・ヴィラ戦まで、プレミアリーグとFAカップで5戦連続ゴールを決めていたソン・フンミンのリタイアは激痛ですが、リードしているホームゲームを落とすことはないだろうと高をくくっていたのです。

GKガッサニーガ、最終ラインはセルジュ・オーリエ、ダヴィンソン・サンチェス、タンガンガ、ベン・デイヴィス。中盤センターにはエリック・ダイアーとハリー・ウィンクスが並び、2列めにロ・チェルソ、デル・アリ、ベルフワイン。最前線のルーカス・モウラは今季プレミアリーグ4ゴールと今ひとつですが、キックオフからアグレッシブなプレイを見せています。7分にベン・デイヴィスのロングフィードで最前線に飛び出したデル・アリはオフサイド。10分過ぎからのウルヴスの波状攻撃をしのいだホームチームは、13分にあっさり先制しました。

ハリー・ウィンクスがベルフワインに楔を入れ、ロ・チェルソが右のセルジュ・オーリエに展開すると、ニアのルーカス・モウラがスルーしたグラウンダーをデル・アリがプッシュ。ルイ・パトリシオが弾いたボールを押し込んだベルフワインは、プレミアリーグ2ゴールめです。スパーズの最終ラインは、エリック・ダイアーが中央に下がり、3バックになっています。21分、右サイドで縦に仕掛けたアダマ・トラオレのクロスがファーに上がると、ジョッタの右足シュートはガッサニーガの頭上にアウト。ウルヴスが追いついたのは27分でした。ワンツーから左サイドを突破したヴィナグレがゴールライン際から折り返すと、タンガンガの中途半端なクリアがドハーティの目の前にこぼれ、左足のシュートがガッサニーガの脇を抜きました。

29分、ロ・チェルソの柔らかいロングフィードがボックス左に入り、ベン・デイヴィスがヘッドで折り返すと、デル・アリのシュートチャンスは横から足を出したコーディーに阻まれます。ハリー・ウィンクスがトップに当てて左右に展開するアタックと、前線へのロングフィードで最終ラインの混乱を誘うスパーズに対して、ウルヴスは少人数の速攻で対抗しています。ホームチームの勝ち越しゴールは45分。自陣でのパスカットからロ・チェルソとハリー・ウィンクスがパス交換をかわし、ベルフワイン、デル・アリと中央でつなぐと、ラストパスがボックス右角のセルジュ・オーリエへ。切り返しから左足で放った美しいシュートに名手ルイ・パトリシオも反応できず、ボールは左のサイドネットを揺らしました。

後半に入って49分、モウティーニョが右から蹴ったFKに頭ひとつ出たジョッタのヘッドはクロスバー越え。ここから攻め続けていたスパーズは、56分に痛恨の失点を喫してしまいます。ルベン・ネヴェスが中央にいたアダマ・トラオレにつなぐと、タンガンガに激突しながら強引に突破したドリブラーがラウル・ヒメネスに縦パス。右からボックスに入ってきたドハーティにパスが通り、グラウンダーが中央に入ると、押し込んだのは絶好調のジョッタでした。ELのエスパニョール戦でハットトリックを達成した18番は、公式戦4戦6発と確変中。2-2となったゲームは、激しい競り合いでピッチに倒れ込む選手が続出し、どちらが勝ってもおかしくない展開になりつつあります。

単調なクロスに終始したスパーズが、逆転ゴールを許したのは73分。左サイドでセルジュ・オーリエを抜き去ったジョッタが中央に進路を取り、右で待っていたラウル・ヒメネスにラストパス。キックフェイントでタンガンガを腰砕けにしたエースが、今季プレミアリーグ13発めを冷静に左隅に収めました。74分にアダマ・トラオレが下がり、19歳のネトが前線へ。モウリーニョ監督が77分にタンガンガをエンドンベレに代えると、ヌーノ監督はジョッタをデンドンケルにスイッチして守備を固めます。82分にセルジュ・オーリエをジェドソン・フェルナンデスに代えた名将は、5バックにシフトしたウルヴスの堅陣を崩すに至りませんでした。猛攻をしのいだアウェイチームがライバルを引きずり下ろし、プレミアリーグ6位に順位を上げました。

チャンピオンズリーグとプレミアリーグで連敗し、テコ入れを図ったモウリーニョ監督の最終ライン刷新が裏目に出た一戦。すべての失点に絡んでしまったタンガンガは、今でも憂鬱なのではないでしょうか。いつものメンバーで戦ったウルヴスの手数をかけない速攻は破壊力抜群で、スパーズの守備陣は冷静に対応することができませんでした。

7位に落ちたスパーズの次節は、しぶといバーンリー。何とか3ポイントをゲットし、ライプツィヒ、マンチェスター・ユナイテッドと続く重要な連戦をいい形で迎えたいところです。モウリーニョ監督は、直近のプレミアリーグ3試合で7失点の守備を立て直すことができるでしょうか。チェルシーと5ポイント差のチームにとって、今こそが正念場です。


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【Everton×MAN.UTD】決勝ゴールは一転、オフサイド…マン・ユナイテッドは幸運なドロー!

スールシャール監督の布陣は、4-3-1‐2でしょうか。プレミアリーグ28節、エヴァートンVSマンチェスター・ユナイテッド。負傷が伝えられていたマルシアルを無事だったようで、グリーンウッドとコンビを組むようです。GKデ・ヘア、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー、中盤はフレッジ、マティッチ、マクトミネイ。ブルーノ・フェルナンデスの前にマルシアルとグリーンウッドという布陣です。勝てばプレミアリーグ4位のチェルシーに1差と迫るアウェイチームに対して、エヴァートンもライバルをつぶせばTOP4争いにエントリーできます。

開始からわずか3分、信じられないミスでエヴァートンが先制しました。悠々とボールをキープしていたデ・ヘアが、飛び出してきたカルヴァート=ルーウィンにキックをカットされてゴールイン。1分後、縦パス1本でカルヴァート=ルーウィンがリンデロフの裏を取りますが、左足のシュートはデ・ヘアが左手を出してCKに逃れます。マン・ユナイテッドの最初の決定機は7分。フレッジがボックス左を突破し、ニアへのグラウンダーがクリアされると、走り込んだマティッチのボレーはクロスバーを直撃。12分の右サイドからのアタックは、ワン=ビサカがボックス手前に流したボールをマルシアルが直接叩き、ピックフォードは右に飛んで外に押し出しました。

17分、左サイドからオーバーラップしたフレッジが中央にアーリークロス。グリーンウッドはフリーでしたが、ヘディングシュートはバーを越えてしまいます。マン・ユナイテッドのパスワークは、ひと頃よりスピーディーになっています。26分、座り込んだコールマンが太腿を押さえて交代を要求。代役は、もちろんシディベです。29分、マティッチの速いパスが左のマルシアルに通ると、右足で放ったシュートはシディベが足に当ててCK。32分、決めてくれたのはやはり彼でした。マティッチがボックス手前のスペースに流したボールを、ブルーノ・フェルナンデスがダイレクトで叩くと、アウトにかかったボールがピックフォードの右手の下をすり抜けネットに突き刺さりました。

47分、レイトン・ベインズのクロスに飛び込んだリシャルリソンのダイビングヘッドは右にアウト。ルーク・ショーとトム・デイヴィスの口論をきっかけに、イエローカードが4枚出た前半は、1-1のままで終わりました。後半もプレミアリーグ5位のアウェイチームのポゼッション。48分に左から打ったブルーノ・フェルナンデスのロングシュートは、大きく右に切れていきます。左サイドを執拗に突いてくるエヴァートン。ワン=ビサカの守備は安心して観ていられますが、ファールが多いリンデロフは心配です。2番のイエローの後、シグルズソンがニアを狙ったFKがポストにヒット。これがきっかけだったかのように、オープンな攻め合いに突入しました。

60分にグリーンウッドがドリブルで上がったカウンターは、左のマルシアルがクロスをカットされてしまいます。ショートコーナーから、ブルーノ・フェルナンデスがボックス左に侵入して右足を振り抜くと、トム・デイヴィスが足元に入ってブロック。69分、インターセプトに成功したトム・デイヴィスがすかさず縦にフィードし、左から上がったカルヴァート=ルーウィンがゴールライン際からシュートを放つと、デ・ヘアが足でセーブしました。スールシャール監督は、72分にグリーンウッドとマクトミネイを諦め、マタとイガロに勝負を託します。

80分、イガロとのワンツーからブルーノ・フェルナンデスが左足で右隅に打ったミドルは、ピックフォードが冷静にキャッチ。スールシャール監督の3枚めは、マルシアルをブランドン・ウィリアムズです。90分、デ・ヘアのキックが左サイドに残っていたマグワイアに届き、中央に浮いたボールをマタが巧みなタッチでボックス左に落とすと、ブルーノ・フェルナンデスのシュートはピックフォードが左手を伸ばしてセーブ。ファーに落ちたボールをイガロがプッシュしますが、イングランド代表守護神が間に合って足でクリアしました。

92分、ベルナルジの絶妙なロングフィードがゴール前のリシャルリソンに通り、落としたボールをシグルズソンが直接蹴ると、デ・ヘアが足で弾くビッグセーブ。リバウンドを収めたカルヴァート=ルーウィンの左足シュートはマグワイアに当たり、ボールはニアポスト際に転がっていきます。デ・ヘアの前に倒れていたシグルズソンが足を引き、そのままゴールイン。グディソン・パークが歓喜した1分後、モニターには「NO GOAL」「OFFSIDE」と映し出されています。シグルズソンが関与したというジャッジなのでしょう。盛大なブーイングのなか、間もなくタイムアップの笛が鳴り響きました。

痛すぎるミスをしたデ・ヘアは、ビッグセーブ2発で汚名返上としましょうか。フレッジとリンデロフがファールを連発し、後半だけでセットピースを15本も献上する大苦戦となりました。マルシアルとグリーンウッドは完封されたものの、孤軍奮闘のブルーノ・フェルナンデスが早くもプレミアリーグ2ゴール2アシスト。次節のマンチェスターダービーでポグバが戻ってくれば、得点力は格段にUPするのではないでしょうか。いや、それにしても幸運なドローでした。チェルシーに近づけなかったのは残念ですが、1ポイントをゲットできたとポジティブに捉え、マン・シティとスパーズとの連戦を勝ち切っていただければと思います。


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【Bournemouth×Chelsea】バスを停めたボーンマス…85分の1発でチェルシーはドロー決着!

バイエルン・ミュンヘンにホームで敗れた直後のプレミアリーグ。ボーンマスの本拠地バイタリティに乗り込んだチェルシーは、しっかり気持ちを切り替え、3ポイントをゲットして3位レスターに近づきたいところです。ランパード監督は、ドイツ王者との一戦から2枚しか入れ替えずにアウェイゲームに臨んでいます。GKカバジェロ、3バックにアスピリクエタ、クリステンセン、フィカヨ・トモリ。WBリース・ジェームズとマルコス・アロンソ、センターにジョルジーニョとコヴァチッチ、ペドロとメイソン・マウントの前にジルーを配する3-4-2-1です。

3分、最初の決定機はボーンマス。右サイドからオーバーラップしたステイシーにライアン・フレイザーが縦パスを通すと、中央に入ったグラウンダーをフリーのビリングがプッシュ。カバジェロが右手に当ててコースを変え、何とか事なきをえました。悔しそうな表情を浮かべていたビリングは、6分にもチャンスを迎えます。ボックスに戻ってクリアしようとしたフィカヨ・トモリから奪ってカバジェロと1対1になると、ニアの隙間をみて左足を振り抜きます。ボールはポストの外に逸れ、またしても先制ならず。2度のピンチをゼロで切り抜けたチェルシーは、徐々に自分たちのペースをつかみ始めます。

9分にビリングが長いボールを左サイドへ。ジョシュア・キングのグラウンダーをフィカヨ・トモリと競ったカラム・ウィルソンは、浮いたボールを右足でプッシュしますが、カバジェロがコースに入って体でセーブしました。ボーンマスの不用意なパスをインターセプトし、前に出ようとするチェルシーは、中盤の選手の速い戻りで奪い返され、シュートレンジでいい形が創れません。押し返してきたホームチームに対して、白いシャツは丁寧なパスワークでポゼッションを取り、ハーフコートマッチに持ち込みます。

30分、アスピリクエタのハイクロスをマルコス・アロンソがヘッドで折り返し、カットされたボールを左SBメイソン・マウントに渡ると、押さえたシュートはGKラムズデールの正面。33分には、ジョルジーニョのパスを受けたリース・ジェームズがニアにクロスを入れ、左足アウトで合わせたジルーのボレーはクロスバーにヒットしますが、逆サイドから走り込んだマルコス・アロンソが左足で押し込みました

0-1としたチェルシーは、36分にもCKからチャンスをつかみます。ペドロのキックをヘッドで合わせたのはマルコス・アロンソ。左のポストに向かったボールにアスピリクエタが飛び込みますが、その手前に戻ったルイス・クックがぎりぎりでクリアしました。41分のリーズ・ジェームズのミドルは、ラムズデールが左に飛んでセーブ。前半を0-1で終えたチェルシーは、後半開始直後にいきなり決定機を創ります。コヴァチッチのパスでマルコス・アロンソが左から上がり、中央に折り返したボールをフリーのジルーがボレー。左隅に決まるかと思われた一撃はうまくミートせず、ポストの左に逸れていきました。

ボーンマスがイーブンに戻したのは、54分でした。ライアン・フレイザーのCKをヘッドで合わせたのはレルマ。手に当てたカバジェロは、枠の外に出すことができませんでした。さらに57分、ステイシーがライアン・フレイザーに預けてそのまま上がると、ボールはビリングに渡り、ペドロを振り切ってボックス右手前に上がったステイシーに素晴らしいパスが通ります。グラウンダーをファーで受けたジョシュア・キングが無人のゴールに転がして2-1。たった3分で両者の立場は入れ替わり、1点を追うチェルシーの反撃が始まりました。

63分、ライアン・フレイザーがゴールに向かうクロスを入れると、ナタン・アケが競ったこぼれ球をカラム・ウィルソンがボレーで狙うも、カバジェロが体を張ってセーブ。ランパード監督は、64分にフィカヨ・トモリとジョルジーニョを下げ、ロス・バークリーとウィリアンで勝負です。突如みぞれがピッチを叩きますが、何事もなかったかのようにホームサポーターの情熱的なチャントが鳴り響いています。68分にジョシュア・キングと代わったのはスタニスラス。72分にジルーが下がり、今季プレミアリーグ1ゴールのバチュアイが最前線に入ります。

チェルシーのパスまわしは、横、横、横。バチュアイやペドロが最終ラインに張り付いており、ゴール前は渋滞しています。バスを停めたボーンマス守備陣に対して、スペースを作る選手がいれば、有利な体勢でボールを持つシーンを増やせたかもしれません。85分、ようやくチェルシーが追いつきました。クリステンセンが右のアスピリクエタへ、鋭いパスが中央のペドロへ。右足の強烈なシュートをラムズデールが弾くと、フォローしたマルコス・アロンソが頭でプッシュ。素晴らしいプレイを連発していたGKは、指先で触るのが精一杯でした。2-2、ドロー決着。シュート数は9対23ですが、オンターゲットは5対6で、両者ともに勝ち点1は妥当な結果だと思います。

好調時のチェルシーは、ウィリアン、メイソン・マウント、タミー・アブラハムの連携と、直線的な速攻が冴えていたのですが、ボールを持たされた際の崩しのアイデアが乏しく、前線の選手たちが中央に寄り過ぎた感があります。本日のゲームでマン・ユナイテッドが勝てば1ポイント差、スパーズは2ポイント差に迫ってきます。逃げ切れるか、フランク・ランパード。プレミアリーグのTOP10のなかで、後半戦の失点が最も多いチームは、守備の整備と連携の再構築が求められています。


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【Watford×Liverpool】リーグ無敗は47でストップ!堅守崩壊のリヴァプールが19位に3-0惨敗!

アウェイのワトフォード戦に勝てば、プレミアリーグ史上最多となる19連勝。ジョー・ゴメスとナビ・ケイタを負傷で欠き、ミルナーもいない厳しいスカッドではありますが、先発メンバーはまずまずの顔ぶれです。リヴァプールは、プレミアリーグ19位に順当勝ちを収めて優勝に近づくことができるでしょうか。キックオフのピッチに並んだ11人を紹介しましょう。GKアリソン、DFアーノルド、デヤン・ロブレン、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、ワイナルドゥム、チェンバレン。前線にサラー、フィルミーノ、マネという布陣です。

立ち上がりは、ローテンションのリヴァプール。ボールをキープできない時間が続き、サラーの裏に入ったマシナとデウロフェウに再三速攻を仕掛けられています。4分のデウロフェウのシュートは、アリソンが見切ってニアにアウト。9分には奪われた直後に誰も当たりにいかず、5対4の形を作られながらも相手のミスに助けられました。1分後、ワトフォードの右からのカウンター。ドゥクレが逆サイドのデウロフェウにつなぎ、切り返しから放った一撃はクロスバーすれすれを越えていきます。今季のレッズがこれだけカウンターでピンチに陥るのは、珍しいことです。

15分にサラーが自陣で奪われ、ワンツーでデウロフェウがアーノルドの裏を取ると、グラウンダーに走り込んだドゥクレのボレーはファン・ダイクがブロック。20分、CKのクリアを胸でトラップしたチェンバレンが、ボックス右のサラーに浮かすと、ハーフボレーはニアに外れました。3トップの運動量が少ないため、ロブレンやファビーニョが出しどころに困る姿が目立っています。プレミアリーグ首位チームのポゼッション63%は、彼らが優位であるという意味ではありません。

32分、ワトフォードに激痛のアクシデント。ファン・ダイクとの競り合いで膝をひねったデウロフェウが担架で運ばれていきます。今季プレミアリーグで3ゴールのロベルト・ペレイラはいいアタッカーですが、前任者の鋭いドリブルを期待するのは酷でしょう。40分、レッズのCKからの波状攻撃もフィニッシュで終われず、直後にイスマイラ・サールが右から打ったミドルはアリソンの頭上越えです。50分、マシナが蹴った左からのFKの二次攻撃は、ウィル・ヒューズがヘッドで送ったボールをディーニーとアリソンが競り合い、こぼれ球にディーニーが先着。無人のゴールに押し込もうとしたボールが右に逸れ、ファン・ダイクにクリアされてしまいました。

前半は0-0、シュート数は7対1。サラーとマネが機能しなかったチームについて、今季プレミアリーグで最悪の45分という表現を使っても、決して大げさではないでしょう。ハーフタイム明けに、クロップ監督はどんな修正を施すでしょうか。フィルミーノの後に受けるポイントを作る4-2-3-1が効果的なのではないかと思います。後半開始直後の46分、ロベルト・ペレイラのスルーパスでフリーになったイスマイラ・サールの強烈な左足シュートは、的確なポジショニングでコースに入ったアリソンが冷静に上に弾き出しました。

遠めからクロスを入れるようになったリヴァプール。52分にファン・ダイクのスルーパスがボックスに走ったロバートソンに通りますが、左足のシュートはフォスターがセーブ。53分、ボックス左でロングスローを受けたドゥクレがファン・ダイクをかわして折り返すと、イスマイラ・サールがプッシュしてワトフォードが先制しました。ファールとパスミスが目立つデヤン・ロブレン。60分、ウィル・ヒューズが右サイドで粘り、前にいたディーニーにつなぐと、絶妙なスルーパスがファン・ダイクの裏を襲います。アリソンと1対1になったイスマイラ・サールがチップキックを決めて2-0。今季のレッズがプレミアリーグで2点のビハインドを背負ったのは、初めてです。

クロップ監督は、失点の直後にワイナルドゥムを下げ、ララナを投入。65分にはチェンバレンをオリギに代え、サラーをトップに据えた4-2-3-1で反撃に出ます。1分後、ララナの左足シュートはポストにヒット。残り時間は20分を切りました。レッズの連勝と無敗を同時に止めたのは、イスマイラ・サールでした。アーノルドのバックパスをさらった23番がアリソンを引き付けて後ろに落とすと、ディーニーのコントロールショットが無人のゴールに吸い込まれました。

79分、フィルミーノに代わって南野拓実。クロップ監督の目線は、次の試合に向いているのでしょうか。82分、カプェのスルーパスでラインの裏に抜けたイスマイラ・サールは、左に外してハットトリックを逃しました。クロスはことごとく黄色い壁がクリア。6バックのチームには、ミドルシュートが効果的ですが、ファン・ダイクが強引に打ったのは89分になってからでした。追加タイムが終わるまで1分というタイミングで、ユルゲン・クロップがナイジェル・ピアソンを称えています。何もできなかったレッズは、プレミアリーグ無敗記録を47で止められ、史上最多連勝、シーズン無敗、無得点ゲームゼロという記録も一気に手離してしまいました。

連動性のない3トップ、簡単にカウンターを許した拙いプレス、裏を取られ続けたファン・ダイクとデヤン・ロブレン…何もかもがおかしかった驚愕のアップセット。ウインターブレイクが明けてからのレッズは明らかにテンションが下がっており、最下位ノリッジに1-0と大苦戦、アトレティコ・マドリードにオンターゲットゼロの0-1完敗、残留争いのハマーズに逆転を許す3-2辛勝と厳しい展開が続いていました。こんなに集中力がない最終ラインは、2017年10月に4-1で敗れたスパーズ戦以来です。クロップ監督のテコ入れ策は後手にまわり、ポゼッション71%というスタッツがピッチとベンチの戸惑いを表しているように感じられました。

プレミアリーグ制覇を目前にした指揮官と選手たちは、得点23失点1で10連勝と完璧だった休み前の強さを取り戻すことができるでしょうか。FAカップのチェルシー戦と29節のボーンマス戦で、いいときの自分たちを思い出せなければ、アンフィールドにアトレティコ・マドリードを招く決戦に不安を抱えて臨むことになります。ドゥクレ、イスマイル・サール、ディーニーに拍手を送りながらも、どうしても王者の自滅という評価から離れられません。何しろ相手はプレミアリーグ19位で、6日前にマンチェスター・ユナイテッドが3-0で完勝したばかりのチームですから…。


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【Liverpool×West Ham】名守護神がまさかのトンネル!サラー&マネでレッズが逆転の18連勝!

ノリッジ戦は0-1辛勝、アトレティコ・マドリード戦はオンターゲットゼロで1-0完敗。プレミアリーグで首位を快走しているリヴァプールにとって、CLの再開直前に据えられたウインターブレイクは、短期的にはネガティブだったのでしょうか。ウェストハム、ワトフォード、ボーンマスと続くプレミアリーグでゴールを量産しつつ、チェルシーとのFAカップでサブの選手たちのコンディションを高め、満を持してアンフィールドのCLセカンドレグに臨みたいところです。

ハマーズ戦に臨むクロップ監督の11人をピタリと当てたサポーターは、少なくないでしょう。GKアリソン、DFアーノルド、ジョー・ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン、MFファビーニョ、ワイナルドゥム、ナビ・ケイタ。3トップは今季プレミアリーグで34ゴールのサラー、フィルミーノ、マネです。キックオフから間もなく、レッズがボールを支配し始め、4-1-4-1のハマーズは自陣に押し込まれます。最初のシュートは、ショートコーナーからのロバートソン。ボックスの外から左足で狙ったミドルは、枠を越えていきます。9分、サラー、フィルミーノ、ナビ・ケイタで右サイドを攻め、カットされたボールがアーノルドに渡ると、完璧なクロスをワイナルドゥムがヘッドで合わせ、ファビアンスキが弾いたボールがゴール左隅に吸い込まれました。

レッズが先制した3分後、スノドグラスのCKをニアのディオプがヘディングで叩き込み、1-1。これをきっかけに、再度レッズが攻勢に転じます。16分、ロバートソンのサイドチェンジを受けたサラーのシュートは、ファビアンスキがセーブ。23分にジョー・ゴメスをかわしたマイケル・アントニオが単独でゴールに迫りますが、飛び出したアリソンが先着して事なきをえます。1分後、ロバートソンのヒールキックで左から突破を図ったマネは、ひとりかわして放ったシュートがディオプにヒット。26分に右足で巻いたフィルミーノのミドルは、うまく押さえられずにクロスバーを越えていきました。

31分、左からのスローインをフィルミーノが中央に持ち込み、右に流したボールをアーノルドがクロスに狙いますが、惜しくもポストすれすれで外に切れていきます。35分に右から蹴ったアーノルドのFKは、ファーに走り込んだサラーが触るのが精一杯。39分、アーノルドが左に曲げた直接FKは、壁に入ったマイケル・アントニオに当たってCK。アーノルドのキックに競り勝ったファン・ダイクのヘッドは、クロスバーを叩いてゴール裏に消えていきました。前半は1-1。シュート数12対2と圧倒したレッズですが、先制ゴール以降は決定的なシーンを創れずに終わりました。

46分、ファビーニョのパスをアーノルドが中央に持ち込み、左のフィルミーノにラストパスが通りますが、ダイレクトショットはうまくコントロールできずにファビアンスキの頭上にアウト。ソーチェクがここで足を痛め、47分にフォルナレスに後を譲ります。54分、ノーブルが右に出たデクラン・ライスに展開すると、クロスを受けたフォルナルスのボレーがゴールの左隅に転がりました。ジョー・ゴメスがコースを切らなければならなかったシーン。レッズがこの時間でビハインドを背負ったのは、11節のアストン・ヴィラ戦以来です。

クロップ監督は、球離れが悪かったナビ・ケイタを57分に諦め、チェンバレンを投入。入ったばかりの15番のミドルは右に外れ、61分のアーノルドの強烈なシュートはファビアンスキが左に弾き出します。猛攻を続けるレッズ。CKにフリーで合わせたフィルミーノのヘッドはクロスバー越え。65分にフィリペ・アンデルソンが下がり、今季プレミアリーグ6ゴールのアレが最前線に入ります。68分、ロバートソンのグラウンダーがサラーの足元に通り、左足のボレーがファビアンスキの正面に飛びますが、名手がまさかのトンネル…!ここには魔物が棲んでいるのか。善戦のプレミアリーグ18位に、スタンドからのチャントも襲いかかります。

73分、レッズの波状攻撃。ロバートソンがふわりと浮かしたボールがファーのサラーに届くと、ボレーはファビアンスキがぎりぎりで手に当ててクロスバーにヒット。81分、クリアを拾ったジョー・ゴメスが左足でミドルを放つと、ノーブルに当たったボールがボックスの右に流れ、飛び出したアーノルドがファビアンスキに先着します。右足で浮かしたクロスは、ニアでつぶれたフィルミーノの裏に落下し、走り込んだマネが無人のゴールにプッシュしました。86分にもアーノルドの速いクロスをマネが押し込みますが、今度はオフサイド。87分にマイケル・アントニオのスルーパスで途中出場のボーウェンがアリソンと1対1になりますが、冬に加わったストライカーはプレミアリーグ屈指のGKにぶつけてしまいました。

92分、マネが下がってマティプ。95分にクレスウェルのクロスがクリアされ、ノーブルがフリーでダイレクトショットを放ちますが、アリソンの前にいたワイナルドゥムがブロック。苦しんだリヴァプールが3-2で競り勝ち、プレミアリーグ史上最多タイの18連勝を達成しました。サラーとマネの突破が抑えられた試合は、SBが輝くのがレッズです。アーノルドの今季プレミアリーグ12アシストは、自らが昨季作ったDFとしてのワールドレコードタイで、1年でギネスブックの数字を塗り替えることになりそうです。ロバートソンの8アシストはリーグ3位なのですが、チームメイトが凄すぎてかすんでしまいます。

マン・シティとの勝ち点差22をキープしたレッズは、残り11試合を4勝7敗でも優勝決定。Xデーは31節のクリスタル・パレス戦か、あるいはひとつ手前のマージーサイドダービーか。ペップのチームは、3月にマンチェスターダービーとチェルシー戦という2つのアウェイゲームを抱えており、4月を待たずにクロップ監督の胴上げが観られる可能性が高そうです。そういえば、7節のシェフィールド・ユナイテッド戦でディーン・ヘンダーソンがトンネルしたのも、今日と同じような時間でした。プレミアリーグを代表する守護神の信じられないエラーで2回も勝つとは…サッカーの女神の配剤としかいいようがありません。


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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