2年連続で12月に変調…エヴァートンを率いるマルコ・シウヴァはなぜ勝てなくなったのか?

プレミアリーグ27節にあたるマンチェスター・シティ戦の前に、この稿を書いています。今季のエヴァートンには期待していたのですが、なぜ一向に調子が上がらないのかというお話です。ロナルド・クーマン監督とスティーヴ・ウォルシュFDがタッグを組み、大型補強を試みた2017-18シーズンは、9節までにビッグ6との対戦が5試合という厳しい序盤戦で2勝2分5敗と低迷。ピックフォード、マイケル・キーン、クコ・マルティナ、シグルズソン、ルーニーと、プレミアリーグで実績あるニューカマーを揃えながらの惨敗連発により、オランダ人指揮官は早々に解任をいい渡されました。12月から指揮を執ったサム・アラダイス監督は、ウォルコット、マンガラ、ジェンク・トスンとさらなる新戦力を預けられたものの、9勝7分8敗という微妙な戦績と守備的な戦術が評価されずシーズン終了後に辞任。後任のマルコ・シウヴァ監督は、ワトフォード在籍中からエヴァートンが狙っていたといわれる相思相愛の関係でした。

2018年の夏には、2年連続で大胆な補強を敢行。期待外れだったクラーセンや、プレミアリーグ10ゴールを決めながらもスピードを失っていたウェイン・ルーニーはチームを離れ、新監督のスタイルに合う即戦力を6人獲得しています。レイトン・ベインズが衰えを見せ始めた左SBにディーニュ、CBにはコロンビア代表としてワールドカップで活躍したジェリー・ミナ、中盤センターにアンドレ・ゴメスとバルサトリオをゲット。チェルシーからクルト・ズマもレンタルし、最終ラインは盤石です。巧みなドリブルでサイドを突破するベルナルジ、マルコ・シウヴァ戦術をワトフォードで体験していたリシャルリソンも楽しみで、エヴァートンは上位を狙えるのではないかと期待されていました。

前年にクーマン監督が責任を問われた9節までは4勝3分2敗と、まずまずの船出。注目のリシャルリソンはプレミアリーグ開幕からの2戦で3発と大暴れし、ウォルコットも2節のセインツ戦とボーンマス戦で連続ゴールを決めています。2年めを迎えたシグルズソンは9戦4発、ディーニュは9月からレギュラーに定着。ベルナルジも徐々にプレミアリーグに慣れ、10月からは左サイドに定着しました。ハイプレスからのラッシュと相手を呼び込んで直線的に攻める形を併用する新監督の戦術は魅力的で、出遅れたアンドレ・ゴメスとミナがチームになじめば相当怖いチームになると思われました。監督も新戦力も、人選は正解だったのではないか。11月末まで6勝4分3敗で6位に食い込んでいたチームは、アンフィールドのマージーサイドダービーでは終了寸前まで0-0でがんばり、ヨーロッパリーグの出場権を視野に捉えていました。

変調が始まったのは、ダービーの後でした。ニューカッスル、ワトフォードとホームで連続ドローに終わり、マンチェスター・シティに3-1で完敗すると、トッテナムにはグディソン・パークで2-6と惨敗。年が明けてからは得点力不足に悩むようになり、12月以降のプレミアリーグ12試合で3勝2分7敗という泥沼にはまっています。どうした、マルコ・シウヴァ。ワトフォードを率いていた昨季も、11月末から1勝2分8敗という絶不調に陥って解任の憂き目に遭っています。リシャルリソンをサイドにまわしてジェンク・トスンやカルヴァート・ルーウィンを前線に置いたり、レイトン・ベインズとトム・デイヴィスを先発に戻すなど、性急に打開策を求めるあまりに動きすぎてチームを混乱させているのかもしれません。

ブックメーカーでは次の解任の大本命とされているマルコ・シウヴァ監督ですが、オーナーのファルハド・モシリ氏は41歳の指揮官をサポートすると宣言。「これはプロジェクトだ。エヴァートンのファンは今風で新しいサッカーを求めている」「われわれは若い選手たちの成長を望んでいる。彼らはプレイしなければならない。マルコ・シウヴァは有能なコーチで、長期的にプランニングしているんだ」と、メディアが配信する噂を一蹴しています。新生エヴァートンは、ここから巻き返すことができるでしょうか。現在は9勝6分10敗で9位。残り13試合でビッグ6との対戦をすべて残しており、昨季プレミアリーグの8位をキープするのも難しそうですが…。


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チャンスがあるのはどこ⁉ プレミアリーグ2018-19シーズン・若手の出場時間ランキング!

Premier League: Does your club give youth a chance?(プレミアリーグ:あなたのクラブは若手にチャンスを与えていますか?)」。イギリスメディア「BBC」が、プレミアリーグのクラブが22歳以下の選手をどのくらい起用しているかを調査しています。「22」という数字を見た瞬間、1位は間違いなくレスターだろうと思いました。ベン・チルウェル、ジェームズ・マディソン、ウィルフリード・エンディディ、デマライ・グレイ、ケレチ・イヘアナチョと、5人の22歳が主力として活躍しているチームです。新戦力のソユンチュも22歳、ピュエル監督に抜擢されたチョードリーは21歳、モナコからレンタルしたティーレマンスも21歳。プレミアリーグ23節までの集計で2位アーセナルの倍近い8373分を記録したレスターは、3年後には上位を脅かすチームになっているかもしれません。

4467分のアーセナルは、グエンドゥジ、メートランド=ナイルズ、ルーカス・トレイラ、イオビと中盤にフレッシュな顔ぶれを揃えています。彼らが成長を遂げ、最終ラインに安定をもたらすことができれば、来季プレミアリーグでは優勝争いに食い込んでくるでしょう。3位エヴァートンはイングランド人の若手が多く、U-20ワールドカップで主力となったジョンジョ・ケニーやカルヴァート=ルーウィンが出番を増やしています。エースのリシャルリソンとサイドを主戦場とするルックマンは21歳、中盤センターのトム・デイヴィスはまだ20歳です。マルコ・シウヴァ監督が、彼らを起用した時間は4455分。伸びしろのあるチームは、次のシーズンにはEL出場権をめざせるレベルに到達したいところです。

4位のウェストハムは4134分。最終ラインのディオプ、中盤の底を支えるデクラン・ライスはレギュラーに定着しました。5位はトッテナムの4083分で、デル・アリに加えてフォイスとオリヴァー・スキップが、徐々にチャンスを活かし始めています。上位5チームが4000分を超えており、1試合あたりに直すと2人の選手が常時レギュラーとして出場している計算になります。6位ウルヴスは、ルベン・ネヴェス、ジョッタ、ヴィナグレで3962分。7位は3089分とグッと下がって、ハダースフィールドが入っています。プレミアリーグ首位のリヴァプールは、2553分で8位。ジョー・ゴメスとアーノルドに負傷がなければ、上位に迫っていたはずです。


【プレミアリーグ2018-19シーズン 22歳以下の出場時間ランキング】
1位/レスター 8373分
2位/アーセナル 4467分
3位/エヴァートン 4455分
4位/ウェストハム 4134分
5位/トッテナム 4083分
6位/ウルヴス 3962分
7位/ハダースフィールド 3089分
8位/リヴァプール 2553分
9位/ボーンマス 2400分
10位/マンチェスター・ユナイテッド 2009分
11位/フラム 1975分
12位/クリスタル・パレス 1965分
13位/サウサンプトン 1671分
14位/ニューカッスル 1409分
15位/マンチェスター・シティ 1107分
16位/ブライトン 863分
17位/バーンリー 440分
18位/ワトフォード 296分
19位/チェルシー 151分
20位/カーディフ 0分


2009分のマンチェスター・ユナイテッドは、ぎりぎりTOP10。ラシュフォードひとりで1300分を超えており、ジオゴ・ダロトとマクトミネイは今後に期待です。1107分で15位のマンチェスター・シティは、21歳のガブリエウ・ジェズスが大半を占めており、ジンチェンコと18歳のフィル・フォーデン以外に今後が楽しみな存在は出てきていません。スターリング、レロイ・サネ、バンジャマン・メンディらを連れてきて育てたチームは、今後も有望株の外部調達によって強化を進めていくことになるのでしょう。

最大の驚きは、チェルシーです。最強ユースを誇るクラブは、クリステンセンとカラム・ハドソン=オドイが151分をもらっただけで、プレミアリーグ20クラブ中19位。22歳以下がひとりもいないカーディフが下にいるだけという現状は、寂しいとしかいいようがありません。1月の誕生日までは対象だった「隠れ22歳」のロフタス=チークもプレミアリーグ先発1試合で327分に留まっており、ユース出身の主力選手がいない状態が続けば、彼らのユースチームは将来性あるプレーヤーに選ばれなくなるのではないでしょうか。

生え抜きの若手が多ければよいと一概にいえるわけではありませんが、タミー・アブラハム、オラ・アイナ、ルイス・ベイカー、カラム・ハドソン=オドイ、イーサン・アンパドゥらのブレイクを楽しみにしていた者としては、釈然としない状況ではあります。ラシュフォードやアーノルドのような選手が出てくれば、サポーターは盛り上がるものです。サッリ監督、ひとつご検討を。


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難しかったベスト11選び…プレミアリーグ2018-19シーズン前半戦総括!

みなさま、あけましておめでとうございます。2019年も、どうぞよろしくお願いいたします。冷たく穏やかな空気が流れるニッポンの元旦ですが、眠らないプレミアリーグはニューイヤーズデイの午後から動き始めます。ランチタイムキックオフのエヴァートンVSレスター、アーセナルVSフラムのロンドンダービー、夕方のゲームはカーディフVSトッテナム。ノースロンドン勢は先に勝ち点3をゲットして、明日以降に戦うライバルたちにプレッシャーをかけたいところです。

さて、本日はプレミアリーグ2018-19シーズンの前半戦総括をお届けします。リヴァプールの躍進、新監督を迎えたチェルシー&アーセナルの変貌、マンチェスター・シティの快走と躓き、補強ゼロのスパーズの健闘、ジョゼ・モウリーニョの解任…。例年通り話題に事欠かない5ヵ月のなかで、最大のトピックスはリヴァプールの無敗驀進でしょう。「BBC」のフォーマットに入れたい選手がすべてセットされていたので、これを使わせていただいてベスト11を選出してみたのですが、最も多かったのはやはり赤いユニフォームでした。

堅守に生まれ変わったレッズからは、アリソン、ファン・ダイク、ロバートソン、サラーをチョイス。前半戦12ゴール6アシストのサラー、フィルミーノ、マネの3トップは相変わらず脅威ですが、無敗の原動力は守護神と最終ラインでしょう。横からのボールはコーチングに長けたファン・ダイクが相棒を動かし確実にクリアし、縦に入った危険なパスは守備範囲が広いアリソンがさらって味方につなぎます。前線へのフィードも素晴らしい守護神とCBがいなければ、クロップ監督のチームはいくつかのゲームを落としていたはずです。私のプレミアリーグ前半戦MVPは、即答でヴィルジル・ファン・ダイクです。

補強ゼロながら2位につけたスパーズは、出遅れた選手と負傷者が多く、真っ先にベスト11に選びたくなるのはマウリシオ・ポチェッティーノ監督です。12ゴール3アシストのハリー・ケインは、13発を決めたオーバメヤンより攻撃の組み立てにおける貢献度が高く、こちらを前半戦のベストストライカーとしました。プレミアリーグ2年めで真価を発揮したルーカス・モウラと馬車馬ドリブルのシソコも、スパーズの躍進に欠かせないパーツでした。負傷者が復帰し、ターンオーバーに長けた指揮官に選択肢が増えれば、彼らは再び優勝争いに食い込んでくるのではないでしょうか。

最後の4試合を1勝3敗と崩れて3位で折り返したマンチェスター・シティですが、14勝2分3敗はいつもならトップ快走の数字です。彼らが失点が少ないのは、GKとCBにワールドクラスが揃っているばかりでなく、フェルナンジーニョ、ダヴィド・シルヴァ、ベルナルド・シウヴァの3センターが、前線の選手とともに相手を囲い込んで奪ってしまえるからです。衰え知らずのダヴィド・シルヴァは相変わらずキーマン。速い判断から繰り出すパスで味方を有利にするフェルナンジーニョの存在の大きさは、クリスタル・パレスとレスター戦の連敗で浮き彫りになりました。アグエロ、サネ、スターリング、マフレズは、そのままベスト11に入れてもいいクオリティなのですが、3トップにはスペシャルな選手が多く、今回は選べませんでした。

サッリ監督のポゼッションサッカーが序盤戦の話題となったチェルシーも、イタリア人監督らしい堅実なディフェンスを評価したいチームです。ベスト11に選んだのは、攻守のバランスが秀逸なアスピリクエタ、長短のパスで攻撃に貢献したダヴィド・ルイス、18試合10ゴール9アシストという出色の数字を残したアザール。10番は今季プレミアリーグのアシスト数No.1で、ストライカーの不振をカバーする獅子奮迅の活躍を見せてくれました。前の選手の決定力に加えて、中盤の選手の押し上げが足りない試合が目立つのも課題だと思います。レギュラー固定で戦うサッリ監督は、主力のコンディションに注意を払いながら、攻めのバリエーションを増やしていかなければなりません。

アーセナルは、最終ラインの立て直しが必修課題。スールシャール監督就任後は攻撃的なスタイルで戦うようになったマンチェスター・ユナイテッドも、守備を安定させられなければTOP4フィニッシュは難しいでしょう。得点王争いのTOPに立ったオーバメヤンと、前監督と揉めながらもプレミアリーグ16試合5ゴール5アシストという数字を残したポグバは、ベスト11に選ぶには好不調の波がありすぎました。両者ともポテンシャルはトップクラス。後半戦の大暴れに期待しましょう。ビッグ6の選手で埋め尽くされたベスト11となりましたが、ワトフォードで19試合2ゴール5アシストのドゥクレを中堅の星として入れさせていただきました。

最後に、ベスト11からは漏れたものの素晴らしい活躍を称賛したい選手たちを「裏ベスト11」として残しておきたいと思います。ワン・ビサカはタックル数3位、インターセプト数3位、1試合あたりのドリブル成功数9位という脅威のSB。マルコス・アロンソは、SBでありながら「Hit Woodwork」、すなわちバーやポストに当たったシュートがウィリアンと並ぶ5本でリーグNo.1です。アーセナルの中盤を仕切るルーカス・トレイラとレッズの心臓ワイナルドゥムは、ベスト11に入れようか悩みました。22歳のジェームズ・マディソンは岡崎慎司をベンチに追いやり、デヴィッド・ブルックスはカラム・ウィルソンやジョシュア・キング、ライアン・フレイザーと連携してボーンマスの攻撃力を高めています。


GKルイ・パトリシオ(ウルヴス)、DFワン・ビサカ(クリスタル・パレス)、シェーン・ダフィ(ブライトン)、ハリー・マグワイア(レスター)、マルコス・アロンソ(チェルシー)、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(リヴァプール)、ルーカス・トレイラ(アーセナル)、ジェームズ・マディソン(レスター)、FWデヴィッド・ブルックス(ボーンマス)、フェリぺ・アンデルソン(ウェストハム)、カラム・ウィルソン(ボーンマス)


これだけ名前を挙げても、まだまだ入れたい選手だらけです。リシャルリソン(エヴァートン)、ギルフィ・シグルズソン(エヴァートン)、ウィルフレッド・エンディディ(レスター)、ベン・チルウェル(レスター)、ルイス・ダンク(ブライトン)、ロベルト・ペレイラ(ワトフォード)、ヨゼ・ホレバス(ワトフォード)、マット・ドハーティ(ウルヴス)、ラウル・ヒメネス(ウルヴス)には、後半戦のさらなる活躍を期待したいと思います。前線からのプレスによるボール奪取と直線的なアタックが主流になったプレミアリーグ。混戦となるのか、あるいはレッズの独走か。2019年も大いに楽しみましょう!


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いよいよ年末年始の激戦スタート。プレミアリーグのTOP6の週間天気予報!

先週末のプレミアリーグでは、2つの大波乱がありました。マンチェスター・シティがクリスタル・パレスにエティハドで2-3、チェルシーは要塞スタンフォード・ブリッジでレスターに0-1。コンピューターのようにペップの戦術論をピッチに打ち込んでいたチームは、左右からのハイクロスという焦りを感じさせるアプローチで無為な時間を過ごし、アザールのゼロトップで戦ったチームは決定機で再三ミスを犯して勝利を手離しました。これによって、首位リヴァプールが勝ち点4差でクリスマスの王者となり、エヴァートンに6発大勝のトッテナムは2位マン・シティに肉迫。負傷者だらけのアーセナルは、つまずいたチェルシーと肩を並べて熾烈な4位争いを展開中です。スールシャール監督を迎えたマンチェスター・ユナイテッドは、カーディフ相手に1-5で圧勝し、年末年始からの巻き返しを図っています。

恒例のボクシングデー、年末開催の後半戦初戦、ニューイヤーズデイからの21節。タイトなスケジュールが続くプレミアリーグですが、事件が起こりそうな予感漂うこのタイミングで、ビッグ6の動向をチェックしてみましょう。最も厳しいドローとなっているのは、リヴァプールです。29日にアンフィールドでアーセナル、1月2日にはエティハドでマン・シティとのシックスポインター。ここで連勝すれば独走態勢を築く可能性もありますが、敗れれば優勝争いは混戦必至です。ジョー・ゴメスとマティプが不在の間は、アリソンとファン・ダイクを欠くわけにはいきません。前線の層も厚いとはいえず、サラー、フィルミーノ、マネをいかに休ませるかもポイントです。マンチェスター・シティ戦をいい状態で迎え、敵地でライバルを叩くことができれば、プレミアリーグ創設以来初の優勝が見えてきます。

レッズと4差となったマン・シティですが、最強だった昨季は敗戦後の2試合をいずれも快勝しており、フェルナンジーニョが復帰するであろうレスター戦を落とすことはないでしょう。手強くなったセインツを退け、天王山で勝ち点3をゲットすれば、ハイレベルで層が厚い戦力を活かして連覇に向かえるのではないでしょうか。復帰したデブライネは既に好調。アグエロがトップフォームに戻り、冬のマーケットで懸案のセントラルMFを獲得できれば、優勝候補筆頭はやはり彼らでしょう。

無敗のクロップと前年王者のペップに目がいきがちですが、ポチェッティーノ采配が冴えるスパーズを侮ってはいけません。プレミアリーグ4連勝のチームは、ボーンマス、ウルヴスとホームで戦った後にカーディフとのアウェイゲームと年末年始のドローに恵まれており、2強がつぶし合えば優勝争いに合流する可能性大。デンベレ、フェルトンゲン、エリック・ダイアーが次々に復帰する1月は、ウェンブリーのマンチェスター・ユナイテッド戦以外に難敵との対戦がありません。リヴァプールとマン・シティにホームで敗れたスパーズは、敵地でダブル阻止を実現できるでしょうか。上位との対戦成績が、彼らのポジションを決めることになりそうです。

TOP6のなかで、最も懸念材料が多いのはチェルシーではないでしょうか。レギュラー固定といえば、2015-16シーズンに奇跡的な優勝を遂げたレスターや、2016-17シーズンのプレミアリーグを独走優勝したコンテチェルシーを思い出しますが、彼らには「年末に優勝を狙える位置にいた」「欧州の大会がなかった」という2つの共通項があります。負傷者を出さないメディカルスタッフはアドバンテージですが、前線のゴールが少なくアザール頼みの色が濃くなっているのが気になります。アンカーにカンテ、インサイドにウィリアンとロス・バークリーといった攻撃的な布陣も試したほうがいいのではないかと思います。優勝は無理と白旗を揚げた指揮官が今の11人にこだわるようなら、4位キープも難しくなるでしょう。

ムスタフィが戻ってくると喜んだ矢先にベジェリンとミキがリタイアと、ヴェンゲル時代をなぞるように負傷者に悩まされているエメリ監督は、4位フィニッシュが初年度の現実的なミッションでしょう。クロスに対する脆さを露呈したセインツ戦を観る限りでは、大物CB獲得でもなければ、ホールディングなき最終ラインで3強の上にいくのは難しそうです。アーセナルとチェルシーに8ポイント離されているマンチェスター・ユナイテッドは、上位が落ちてこないことには話にならず、来季に希望をつなぐのが当面の目標です。ポグバ、デ・ヘア、マルシアルなど主力の契約延長を得られれば、次のシーズンに優勝争いに顔を出すぐらいまでは戻せるのではないかと期待しています。

天気予報でいえば、リヴァプールとトッテナムは快晴、マン・シティは曇りのち晴れ、アーセナルは曇り、チェルシーは小雨がパラつき、マンチェスター・ユナイテッドは雨雲の間から日が差している状態といったところでしょうか。息をつく間もなく、明日はボクシングデー。事件が起こるとすれば、ワトフォードVSチェルシーか、あるいはブライトンVSアーセナル、まさかのマンチェスター・ユナイテッドVSハダースフィールド…⁉何が起こるか、見てみましょう。


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ノースロンドン、マージ―サイド…恍惚のダービー3連戦を無邪気に予想してみました!

何と素敵な日曜日!ノースロンドンダービーとマージーサイドダービーが同日開催で、ウェストロンドンに本拠地を構えるチェルシーとフラムのロンドンダービーまでセットされています。「プレミアリーグが最も盛り上がる日」といっても大げさではないでしょう。「Derby Day: Essential reading for Chelsea vs Fulham, Arsenal vs Tottenham, Liverpool vs Everton」。必読と銘打った「スカイスポーツ」見出しに、テンションが上がります。さっそく、ノースロンドンダービーから試合の見どころをチェックしてまいりましょう。プレミアリーグ創設以来の戦績は、アーセナル19勝、トッテナム12勝、21のドロー。マウリシオ・ポチェッティーノが登場するまで、常にガナーズの後塵を拝していたスパーズは、2000年代は敵地で2分9敗、本拠地で7分2敗と勝利がありませんでした。

互角に戦えるようになったのは、ガレス・ベイルがエースとして君臨するようになった2010年以降です。直近7年でアウェイで勝ったのは、開始2分にトマシュ・ロシツキが美しいミドルを突き刺した2013-14シーズンのガナーズのみ。スパーズはホームで5勝し、ガナーズはエミレーツで無敗と、地元サポーターを悲しませない試合が大半を占めています。今回のエミレーツについては、「スカイスポーツ」の解説者たちの見解が分かれています。「スパーズは何も勝っていない」「勝利には届かない」とアウェイチームに懸念を示すポール・マーソンさんとマット・ル・ティシェさんに対して、「ヴェンゲルの衰退以降、タイトル争いに顔を出すようになったトッテナムが優位に立っている」というのはチャーリー・ニコラスとフィル・トンプソンの両氏です。スパーズを推す後者も、エメリ監督就任以降は差が埋まっていると見ており、「アーセナルにとっては、復活を証明するための大事な一戦」と位置付けています。

過去の戦績を重視するポール・マーソンさんの予想は、2014-15シーズンからエミレーツで3年続いた1-1ではないかと「予想の予想」をしていたのですが、毎週恒例の予想コーナーを覗いてみると…やっぱり1-1でした。穴党の私としては、グーナーの冷たい視線にひるまず「1-2でトッテナム」と宣言したいと思います。理由は2点で、ポチェッティーノ監督の戦術選択のほうがより明快であることと、守備の強度の差です。ハリー・ケイン、ソン・フンミン、エリクセン、デル・アリを揃えて、真っ向勝負でぶっちぎったチェルシー戦の再現をめざすスパーズの指揮官に対して、エメリ監督はリスクヘッジ優先で守備的なメンバーでスタートするのではないでしょうか。

こうなると、スパーズの4銃士VSガナーズ守備陣という構図に目がいきますが、カバーリングがスムーズではないガナーズは、CBが脇に引っ張り出された際にルーカス・トレイラ1枚で蓋をするのは難しいのではないかと思います。過去4シーズンのノースロンドンダービーで、7ゴールを決めているハリー・ケインは止まらないでしょう。慎重な立ち上がりを心がけるガナーズに対して、いきなり張り手をかましてくるスパーズが2点を先に奪い、ハーフタイム以降に目覚めるガナーズの反撃を1点に抑える…こんな試合をイメージしておりますが、あくまでもこれは「前線に4人を置いた場合」のシミュレーションです。ガナーズの中盤の脇に生じる隙を突けるデル・アリとエリクセンのどちらかがいなければ、スコアは逆になると保険をかけておきましょう。

アンフィールドのマージ―サイドダービーを、過去の戦績から予想するならば、リヴァプール勝利としなければなりません。プレミアリーグ創設からの52試合は、レッズの22勝21分9敗。エヴァートンが最後に勝ったのは、2010-11シーズンのグディソンパークで、以来レッズが8勝9分(FAカップ2勝を含む)と無敗を継続しています。トフィーズの希望は、新監督のマルコ・シウヴァ。ハル・シティ時代に2-0、ワトフォードで3-3とプレミアリーグではリヴァプールに絶賛連勝中です。激しいプレッシングと速攻でレッズを苦しめてきた指揮官は、今回も自由にビルドアップさせない戦い方を選ぶのではないかと思われます。

ポール・マーソンさんは2-0でリヴァプールとしておりますが、私もこちらは同じスコアで乗っかりましょう。今季のレッズが苦戦しているのは、チェルシーやマン・シティのように短いパスを駆使してプレスのターゲットを絞らせないチームで、速攻勝負に対しては強いCBと速いSBがしっかり対応できています。シグルズソンとアンドレ・ゴメスを徹底的にチェックし、リシャルリソンを孤立させれば、マルコ・シルヴァ監督に次の矢はないでしょう。クロップ監督のチームが、パリとの激戦の疲れとショックを残していなければ、順当に勝つのではないかと思います。

チェルシーとフラムは、3-1でチェルシー勝利予想。守備戦術に長けたラニエリ監督でも、ジョルジーニョを封じる守り方をインストールするには時間が必要です。ジルーとモラタが調子を上げてきたプレミアリーグ4位が、最下位を問題にせずTOP4をキープするとみます。普段は応援するクラブの試合しか観ないという方も、イングランドじゅうが注目する今回のスーパーサンデーは、日本時間21時から6時間半のショータイムを通しで堪能してはいかがでしょうか。スタンドの歓声を聞いているだけでも心が躍る3試合が、今から楽しみです。


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プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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