レッズとガナーズが順当勝ち!? 本日のWダービー・見どころチェック (1)マージ―サイドダービー

あれもこれも観たいプレミアリーグファンにとっては、テンションが上がる1日です。本日は、伝統のダービーマッチが2試合。アンフィールドで行われるリヴァプールVSエヴァートンのマージーサイドダービーは、ランチタイムキックオフで開催。このゲームが終わって3時間もしないうちに、エミレーツでアーセナルが宿敵トッテナムを迎え撃つノースロンドンダービーがキックオフとなります。この2試合に共通しているのは、「直近の対戦成績ではホームチームが優勢」「今季のプレミアリーグでは、アウェイチームがより不調」ということ。順当にいけば、リヴァプールとアーセナルの完勝で終わりそうですが、何しろダービー、果たしてそうすんなりいくのでしょうか。

223回めを迎えるマージ―サイドダービーは、1962-63シーズンからとぎれることなく開催されており、イングランドにおいて最長記録を持つ「最も歴史と伝統のあるダービー」。SASとルカクのゴール合戦となった昨季のグディソンパークでのゲームは、本ブログで前半戦のベストマッチに推させていただいた素晴らしいゲームでした。エヴァートンが強い印象のあるマージ―サイドダービーですが、実はこの15年間、彼らはアンフィールドで勝利を挙げておらず、プレミアリーグにおける直近3年の対戦成績もリヴァプールの3勝3分け。おまけに今季はエヴァートンの守備に綻びが見られ、彼らがクリーンシートで勝利するイメージはまったく持てません。イギリスのブックメーカー、ウイリアムヒルのオッズも、リヴァプール順当勝ちが2倍を切っているのに対して、エヴァートン勝利は4倍。どこからどう見ても、数字上はリヴァプールが有利です。

しかし、スランプということではロジャース監督のチームも負けていません。プレミアリーグではアストン・ヴィラとウエストハムに連敗。久しぶりのチャンピオンシップでは、アウトサイダーのルドゴレツに追加タイムの決勝点で辛勝。先日のキャピタルワンカップは、2部のミドルスブラにPK戦で15本も蹴ってようやく勝ち抜け。彼らはこの4試合、90分を終えた時点でリードしていたことが1度もありません。スタリッジの不在で前線の動きが少なくなったこと、デヤン・ロブレンやアルベルト・モレノ、マンキージョなど新加入の選手が多い守備陣がまだ練れていないことなど、不調の原因はいくつかありそうですが、私がいちばん気になっているのは「スティーブン・ジェラードのパスの質」です。

リヴァプールの最大の問題は、4試合続けて「90分では1点しか獲れていない」攻撃にあると思います。昨季、SASが爆発的な得点力を誇っていた頃は、時折左サイドに開くスアレス、一度下がってボールを受けてからゴール前のスペースを見つけて入り込むスタリッジと前線に動きがあり、彼らを見ながらコウチーニョやスターリング、ヘンダーソンがうまく中に斬り込んでいました。今季、スタリッジが負傷でリタイアしてからのリヴァプールは、トップのバロテッリに揺さぶる動きが少ないのもさることながら、中盤の選手のアクションが硬直化しています。スターリングは縦へのドリブルに終始し、最近よくなってきてはいるものの、ララナはまだまだ周囲にうまく使ってもらえていません。前線もサイドも運動量が少ないため、ヘンダーソンのプレイも「仕掛け」ではなく「つなぎ」で終わるシーンが圧倒的に多い状態。これらの大本にあるのは、「中盤最後方のジェラードからいいタイミングで前にパスが入らないこと」なのではないでしょうか。

ボールをもらえる位置に動いたリヴァプールの攻撃陣が前を向ける状況でパスが入れば、プレイの選択肢が広がりますが、今のリヴァプールは効果的なパスがなかなか入らず、前の選手が動き出す前にボールの出し手が詰まっているシーンが数多く見受けられます。リヴァプールの好調時は、長短の高速パスがピッチを駆け回ります。視野の広いジェラードから、どれだけ有効なパスが入るかが、リヴァプールのチャンスの頻度を左右するのではないかと思います。

そのためには、バロテッリに「もっと動け」というよりは、フィジカルが強くてキープ力があるイタリア代表のストライカーをポスト役として使う、というほうが手っ取り早いのではないでしょうか。リヴァプールが2点以上を奪って勝つための条件は、「ジェラードから数多くの攻めのパスが出ている」「ヘンダーソンやスターリング、コウチーニョが後ろからのパスで前を向けている」「バロテッリが、ビルドアップの段階でボールに関与している」という3つなのではないかとみています。さらに効果的なのは、「スタリッジがピッチにいる」なのですが、こちらは間に合うかどうか微妙と聞いてますので…。

エヴァートンのほうは、ディスタン、ジャギエルカ、ストーンズの中央の守備が相手の攻撃陣を追い切れていないのが最大の課題ですが、代わりの選手もいないため、立て直しの難易度は極めて高いでしょう。彼らが勝つとすれば、中盤のプレスでリヴァプールを圧倒して、最終ラインで勝負させられるシーンをとにかく減らすことが第一。前でボールを奪って手数をかけずに攻めれば、先週のプレミアリーグ5節のクリスタル・パレス戦で見せた先制ゴールのように、ルカクがCBと1対1になってスピードで一気に振り切るという形もできるでしょう。勝負のポイントは、「エヴァートンの中盤のプレスVS寄せを許さないジェラードからの効果的なパス」ですね。私は、リヴァプールの圧勝予想ですが、マルティネス監督の戦略にも注目しながら、いつもスリリングなマージーサイドダービーを楽しみたいと思っています。

長くなりましたので、アーセナルとトッテナムの一戦については、次稿の「レッズとガナーズが順当勝ち!? 本日のWダービー・見どころチェック (2)ノースロンドンダービー」で述べさせていただきます。


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