オリンピックスタジアムのシーズンチケット5万2000席を完売!夏の主役はウェストハム⁉

プレミアリーグ初優勝を遂げたレスターが、ホーム最終戦となったエヴァートン戦後に実施したセレモニー、ご覧になりましたでしょうか。感動的な光景でした。主力として1年戦い抜いた、わが日本代表の岡崎慎司がメダルを首にかけられ、トロフィーを抱くのを見るだけでも心が動かされるのですが、何よりもこのチームの一体感と明るさが歓喜のシーンに華を添えているように感じました。記者会見場にラニエリ監督が現われると、フクスとシュマイケルがサプライズで乱入し、スーツ姿のボスをシャンパンでびしょ濡れにするくだりなど、最高です。素晴らしい、本当に素晴らしいチームでした。

彼らを見ながら、こうも思いました。奇跡的なプレミアリーグ優勝だったから、そのぶんセレモニーも感動的かといえば、そういうことではないな、と。優勝が決まり、トロフィーを天に掲げる最高の瞬間には、それぞれの感動があります。最近のプレミアリーグまわりで、私が最も心を動かされたのは、スーツ姿のモウリーニョ監督が子どものようにはしゃいだ2015年のキャピタルワンカップ。稀代の名将にとっては、これがチェルシー復帰後初めてのタイトルでした。そしてもうひとつは、2年前のFAカップで久しぶりの戴冠となったアーセナルです。優勝の喜びのなかには、それぞれの歩いてきた軌跡、そのなかで起こったドラマがたくさん詰まっているもので、「初」「苦難」「悲願」「復活」などの形容詞が多ければ多いほど、見ている側に伝わってくるエネルギーは増幅されるのではないかと思います。

今季のプレミアリーグには、もうひとつ、タイトルが残っています。わがマンチェスター・ユナイテッドが、5月21日のFAカップ決勝で12年ぶりの優勝を遂げてくれたら…と、今から楽しみです。勝てば、「サー・アレックス・ファーガソンが去った後、苦しんだチームが手にした初めての栄冠」です。ここに照準を絞っているクリスタル・パレスは侮れないチームですが、若い選手たちが、ウェンブリーという最高の舞台で貴重な成功体験を積んでくれることを願ってやみません。

…すみません。レスターの話から入ると、ついつい長くなってしまいます。本題はここからです。実はこれは、プレミアリーグのカルチャーを変えてしまうような、とてつもないビッグニュースなのかもしれないと思いました。「ウェストハムが、来季より移転するオリンピック・スタジアムのシーズンチケットを5万2000席分、完売した」。これは、アーセナルですら売っていないとてつもない数字で、上をいくのはマンチェスター・ユナイテッドの5万5000のみ。同じロンドンのチェルシーやトッテナムは本拠地の収容力が5万席に満たず、逆立ちしても不可能です。新スタジアムのチケットの平均単価がわからないので何ともいえませんが、昨季2000万ポンドだったウェストハムのマッチデイ収入は、チェルシーの7000万ポンドに限りなく近い規模、あるいはその上をいくかもしれません。

「デロイト・フットボール・マネーリーグ」によれば、2014-15シーズンのウェストハムの収入は、1億6000万ポンドで欧州20位。来季、仮に5000万ポンド増えるとすると、2億2000万ポンドはシャルケ04を抜き、ライバルのトッテナムのすぐ下となる13位です。プレミアリーグのテレビ放映権料は、均等分配50%、残りを順位傾斜と実放映量傾斜で分配しており、さらに欧州のゲームは別となっているので、プレミアリーグ7位のウェストハムがヨーロッパリーグでグループステージに出られれば、今季は9位以下で終わるチェルシーを放映権収入で抜くのは確実です。1年前のプレミアリーグ王者を、3大収入源のうち2部門で抜いてしまうかもしれない勢い。残るはコマーシャル収入で、こちらはチェルシーが1億1300万ポンド、ウェストハムが2300万と9000万ポンドの開きがあります。ここは一気に並ぶのが難しい領域で、総収入はチェルシーやトッテナムのほうが高い状態が続くはずですが、先2年でいえば、スタジアム建設がこれからで財布の紐が締まり気味になるチェルシーよりも、収益力が飛躍的に上がったウェストハムのほうが移籍市場で活発に動くことになる可能性もあります。かつて、1シーズンだけテベスとマスチェラーノを手元に置いたクラブが、「インテルからイカルディ、獲っちゃいましたけど…」と発表してきても驚かないぐらいのハートがないと、これからのプレミアリーグとはつき合えないのかもしれません。

先日、デロイトのティム・ブリッジ氏が、レスターも来季、欧州TOP20に食い込むと予想していると語っておりましたが、さらにこんな声まであります。先見の明がある現場マネージャーの話に耳を傾けてみましょう。

「レスターが来シーズンも同じようなことができるかは疑問だ。なぜなら、現在は、すべてのイングランドのクラブが選手を買えるからだ。いくつのクラブがプレミアリーグの優勝争いに加わるだろうか?わからない。とても難しい。今季も、開幕時はチェルシー優勝、2位がマンチェスター・シティという予想だったじゃないか。そしておそらく、今は誰も想像していないクラブがサプライズを起こすだろう。選手をお金で買えるからだ。下位クラブでもフランス、スペイン、イタリアからいい選手を連れてくることができる。彼らにもビッグチームを作れるだけのポテンシャルはあるんだ」(アーセン・ヴェンゲル)

納得です。今季優勝したレスターが、昨シーズンの終わりから7勝1分2敗という快進撃を見せていたという前例に倣えば、怪しいクラブが2つあります。最近のプレミアリーグ10試合を6勝2分2敗のサウサンプトン、6勝1分3敗のスウォンジー。ラニエリ監督の翌年、ビッグクラブで采配を揮ったことがないグイドリン監督が優勝とは…ペップやコンテがやってくる輝かしいリーグの結末としては、あまりにもシブすぎます。(ロンドン・オリンピックスタジアム 写真著作者/EG Focus)


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更新おつかれ様です!

情報ありがとうございます。
おっしゃるとおりプレミアはもはや読めないですね。マネー目線で言うとストークあたりも実力者を集めてますし。
個人的にはグイドリンに栄光を!のストーリーが実現すれば今シーズン以上に感激しそうです。
正直毎試合彼の戦術マジックがはまるとは思えないですが、選手のパフォーマンス、フィジカルコンディションがうまくはまれば、、、なんて夢は見てしまいます。CL,ELもありませんし。

無題

シーズンホールダーの一人です。
公式で買えず、知り合いに頼んで買っていただきました。

楽しみです
  • おハム
  • 2016/05/11(Wed)07:00:29
  • 編集

あなたは?番め



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