プレミアリーグも来季からぜひ!「NumberWeb」が、セリエAのビデオ判定導入効果をレポート!

ボス、さすがにそれはいい過ぎでしょう。 日曜日のプレミアリーグ11節、マンチェスター・シティとアーセナルの一戦で、微妙なジャッジが2回あったのは確かです。ひとつは49分、スターリングとモンレアルが交錯した際に、マン・シティに与えられたPK。もうひとつは2-1の74分、ダヴィド・シルヴァがオフサイドを取られず、足を止めたアーセナルの選手を尻目にガブリエウ・ジェズスにラストパスを通して決定的な3点めをゲットしたシーンです。

後者は、抜け出したダヴィド・シルヴァ自身もオフサイドとわかっていたと思われるシーンで、試合後のヴェンゲル監督が「プレミアリーグのレフェリーのレベルは年々低下している」と嘆くお気持ちはわかります。しかしスターリングのプレイに対して、「PKではなかったと確信している。スターリングがうまくダイブするのはわかっている。そういうのが本当にうまいね」と語ったことについては、試合直後の興奮による勇み足で、本意ではなかったと信じたいところです。映像を見ると、スターリングは左足を外に出してファールを誘ったようには見えましたが、ノータッチで転倒したわけではありませんでした。ダイブと足がかかったプレイの間には明確なラインがあり、後者は故意と取るのが難しい瞬間があります。ボスのファンである私としても、アラン・シアラーの「スターリングに謝罪すべき」というコメントのほうにうなずかざるをえません。

こういうジャッジが話題になると、「プレミアリーグもビデオ判定を導入したほうがいいのではないか?」という議論がそこかしこで交わされます。私は、当初は「試合が何度も止まれば、おもしろさが削がれるのではないか」とこのシステムに懐疑的だったのですが、ラグビーにおける事例を紹介されるなどを経てリアリティが高まり、今は推進派です。ご存じの方も多いと思われますが、セリエAは今シーズンよりビデオ判定を導入しています。これについて、「NumberWeb」が非常に興味深いレポートを掲載しておりましたので、紹介させていただきたいと思います。

「国民全員でセリエA誤審を糾弾!?ビデオ判定の礎は“名物法廷番組”。」と題された記事のメインテーマは、10月8日に86歳で亡くなった名物MCアルド・ビスカルディさんの追悼です。誤審を検証するTV番組「月曜の法廷(Il Processo del lunedi)」が人気を博してから、カルチョ・スキャンダルをきっかけに積み上げた信頼を失うまでの軌跡を紹介しているのですが、プレミアリーグファンにとっておもしろいのは、記事後半の「ビデオ判定導入後の状況」です。当初は、ビデオチェックのための中断によって試合の流れや勢いが変わることに対して、選手や監督からのクレームが多かったようですが、運用側が慣れるに従って中断時間は短縮したとのこと。「3節までは1分20秒だった中断時間は4節以降は平均40秒」「アディショナルタイムの増加は20秒弱」という数字を見ると、試合を観る側のストレスが大きく増えたとは思えません。ジャッジ自体に関しては、もちろん大幅に改善。記事より、誤審の減少に関する記述を引用しましょう。

「開幕7節(全69試合)を終えた時点で、ビデオ判定補助システムは309回使用された。その内、主審がもともと下したジャッジを裏付けたものが288回で、判定の覆ったケースが21回あった。つまり、得点や退場に関する決定的誤審が1節あたり3度も防がれた計算になる。」(「国民全員でセリエA誤審を糾弾!?ビデオ判定の礎は“名物法廷番組”。」NumberWeb/2016年11月5日 弓削高志氏による)

さらに副次的な効果として、カードの枚数の減少も報告されています。7節までのイエローカードを昨季同時期と比べると313枚から245枚、レッドカードは24枚から15枚。フェアプレーが増え、抗議が減って進行がスムーズになったとレフェリーからも好評とのこと。イエローとレッドの基準の問題や、至近距離からのシュートが手に当たった際の判断などグレーソーンは残ると思われますが、選手交代と同じぐらいの時間でオフサイドやPKに関する誤審がほとんどなくなるなら大歓迎です。プレミアリーグも、ぜひ来季からはビデオ判定を導入いただければと願っております。スターリングとモンレアルの交錯がPKかどうかは、両クラブのサポーターが互いに譲らず平行線を辿るのかもしれませんが…。


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無題

むしろオフサイドの判定にビデオを導入して欲しいですね。
PKに比べて基準も明快ですし、混乱も少ないかと。
  • まけれれ
  • 2017/11/08(Wed)23:06:15
  • 編集

無題

ファウルやPKの判定は審判の主観なのでVARを入れると逆に物議を醸す事が多くなる気がするのは自分だけでしょうか、ただオフサイドは判定が明確なので入れるべきだと思います。
  • あっきー
  • 2017/11/09(Thu)12:31:59
  • 編集

無題

ファウルやPKの判定は審判の主観なのでVARを入れると逆に物議を醸す事が多くなる気がするのは自分だけでしょうか、オフサイドのみに使うなら自分は賛成です。
  • あっきー
  • 2017/11/09(Thu)12:34:13
  • 編集

無題

抑止力が働いてカードや抗議が減ることで、結果的に試合進行がむしろスムーズになる
というのがトップリーグでの数字で証明できるようになったのは大きいですね
それでも頭の堅い時代遅れのFAがすんなり導入するとは思えませんが…
  • V2
  • 2017/11/09(Thu)18:11:55
  • 編集

無題

セリエはビデオの影響でプレミアリーグより得点が動くリーグなってきてるよ。
  • 2017/11/10(Fri)02:02:54
  • 編集

コメントありがとうございます。

まけれれさん あっきーさん>
ゴールラインテクノロジーもそうですが、デジタルに白黒つけられるものはビデオ判定向きですよね。

V2さん>
今回のレポートでの最大の気づきはそこでした。おもしろいですね。

鬼さん>
なるほど。「抗議やテクニカルなファールが、ゲームのおもしろさを阻害していた」といえるのかもしれません。

  • makoto
  • 2017/11/10(Fri)16:19:47
  • 編集

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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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