プレミアリーグがウインターブレイク導入を検討。「2月上旬に13日」でCLは大丈夫!?

いやー、これは微妙です。FA、プレミアリーグ、イングランドフットボールリーグがウインターブレイクの導入を検討しているのですが、「2019-20シーズンより、2月上旬に13日間の休みをとる」という案が打ち出されているそうです。ボクシングデー、年末、元旦に試合が行われ、タイトなスケジュールとなるプレミアリーグにウインターブレイクが必要という意見にはさほど反対はないものと思われます。お祭りのように試合が続く日程を「選手を殺す」と非難したペップ・グアルディオラ監督、「ブレイクがないことが、イングランドで戦うクラブのチャンピオンズリーグへの希望を阻害している」と語ったモウリーニョ監督、「リーグカップの準決勝が2試合あるなんて知らなかった。FAカップで引き分けると再試合だ!」と試合数の多さを嘆いたクロップ監督は、2週間の空白ができることについては諸手を挙げて歓迎するでしょう。

問題は時期です。2月に休養すると、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグが休み明け初戦あるいは2戦めとなる可能性があります。いきなりフルスロットルで力を出し切れるのは、キタサンブラックと羽生結弦ぐらいではないでしょうか。それまで活躍していた選手たちがコンディションを落とすのを懸念し、この2週間を数日の休みと合宿に分解する監督が続出するのではないかと思います。現行のスケジュールでも、FAカップに敗れて10日ほど空きができた監督は合宿やチーム旅行を企画しています。この時期、許されるのはリフレッシュまで。欧州の強豪と戦う直前に、選手を管理できない完全休養を長期間許可する監督は少ないのではないかと思われます。

FAカップを大胆に動かせないのはわかります。しかし、現在検討されているのは「2月の週末に開催されるFAカップ5回戦をミッドウィークに移し、リプレイを廃止する」というプランです。それが可能であれば、「FAカップ4回戦のリプレイとカラバオカップ準決勝のホーム&アウェイも廃止し、1月下旬にウインターブレイクを導入する」という余地はないのでしょうか。本来の目的は選手を守ることですが、プレミアリーグとしては「チャンピオンズリーグをいい状態で戦えるようにして、上位進出するチームを増やす」という目論見もあるはずです(FAにその視点があるかは微妙ですが)。国内の事情を優先するあまりに、欧州で戦うチームにしわ寄せがいくような形にならないようにしていただきたいものです。

…と、プレミアリーグのTOP6目線で考えると、時期云々というテーマになるのですが、小規模クラブから見ると「FAカップ5回戦のリプレイがなくなるのは厳しい」となるようです。4回戦でトッテナムと当たり、ホームゲームを引き分けて再試合に持ち込んだニューポート・カウンティのマイケル・フリン監督が「BBC」にこんなコメントを残しています。「FAカップ5回戦がミッドウィークに行われ、リプレイがなくなると小さいクラブは少々難しくなりそうだね」「われわれのようなクラブは、ウェンブリーで戦う機会がない選手が多い。それは2度とない素晴らしい機会だ」。延長戦は、力のあるクラブに有利に働くという趣旨でしょう。

今回の2月上旬という案は、プレミアリーグとイングランドフットボールリーグという2つの運営母体の利害が相反するなか、妥協できたのは5回戦のリプレイ廃止だけだったというお話なのかもしれません。素人考えで「2月ではダメ」といきまいてしまいましたが、かの国のカルチャーや事情を想像して矛を収めるということも時に必要ですね。最終的にどうなるとしても、プレミアリーグのクラブの経営陣や監督が納得し、国内もチャンピオンズリーグも盛り上がる立て付けになっていればいいと思います。続報を待ちましょう。


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無題

FA杯の引き分け再戦は、フットボール母国の伝統として残して欲しいと思います。
問題はリーグ杯の日程と年末年始の過密スケジュールかと。。

寒さの厳しい12月~2月の時期は、せめて週1の開催にしないと、そりゃあ怪我人増産になりますよ。
ミッドウィークのゲームを、まだ暖かいシーズン序盤に集中させれば良いだけなんじゃね? とか思いますが。。
  • サンドバック
  • 2018/02/28(Wed)18:16:59
  • 編集

無題

過密日程をなくすには日程をずらすのではなく試合数を減らすという根本的な改革が必要だと思います
そうなるとリーグカップをなくすことが一番いいとは思うんですがやっぱり難しんでしょうね
  • シャーザー
  • 2018/02/28(Wed)18:23:21
  • 編集

無題

目指すべきは氷山の一角に過ぎない強豪が欧州トップに太刀打ちできるようにすることなのか。
二部や三部の小クラブにとって嬉しい形にして、イングランドフットボール全体の活気を大切にすることなのか。
それとも英代表が国際舞台で活躍できるようにすることなのか。
はたまたその全てなのか。

私は、財力のあるビッグクラブよりも、下部の中小以下のクラブを大切にしてほしいなーと思っています。
日程改革がそれに繋がればいいですが。
  • sini
  • 2018/02/28(Wed)21:44:36
  • 編集

無題

試合数を減らさないなら逆にミッドウィークの休みが減るので下手したらさらにキツくなる可能性もあります。プレミアは年始年始消化してる分、年明けからはスペインよりミッドウィーク休みが多いですし、週末にあるFAカップを敗退してたらかなり日程は楽です。スペインはカップ戦1つだけどホーム&アウェイなので試合数はプレミア並みに多いのですから、休んだ分だけ年明けからのミッドウィークはカップ戦とリーグ戦でほぼ埋まってます。今週もプレミアの大半のチームが休みの中スペインはリーグ戦やってますね。ミッドウィーク休み無しが続くのは精神的にキツいと思うので、試合数減らさないのであれば現状が1番いいのではないでしょうか。
  • ムー
  • 2018/03/01(Thu)13:37:27
  • 編集

無題

なかなか難しい問題ですよね。FAカップのリプレイなどの制度込みで下部リーグのチームにも大きくお金が行き渡る制度は素敵だなぁと常々思ってるのですが、確かにウィンターブレイクも必要だよな…とも思いますし。ただ、日本で視聴している立場で言えば年末年始の過密日程だけは弄らないで頂きたいなと…笑あのカオスさもプレミアリーグの魅力の1つではあると思うので、そこだけ弄らなければ個人的には良いかななんて軽く思っています笑
  • プレミアリーグ大好き!
  • 2018/03/01(Thu)18:56:46
  • 編集

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プロフィール

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makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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