イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.
偏愛的プレミアリーグ見聞録
マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。
タイトルを獲りたければエリクセンを売ってはいけない…現地評論家が「最高の25分」を絶賛!
「彼が出ていったのに、スパーズがプレミアリーグでTOP4に入ったら驚くだろう。アストン・ヴィラ戦の彼らはアイデアを使い果たしていたが、エリクセンが入った後、最後の25分は別なチームだった。彼は針の穴にボールを通し、1対2でプレイし、常に視界を確保していた」「おそらくスパーズに残るだろう。それでも1月に契約を整理し、来年はフリーでチームを離れるはずだが」(ポール・マーソン/スカイスポーツ)
「スパーズがトロフィー獲得を切実に願うなら、クリスティアン・エリクセンを留める必要がある。土曜日にポチェッティーノがベンチを振り返ったとき、アストン・ヴィラが1-0でリードしていた。エリクセンがやってきた。みんなこう思っただろう。『この映像は見たことがある』。誰もがスパーズが勝つとわかっていた」「ダニエル・レヴィは、9月2日に欧州のウインドウが締まる前に彼を売却できるが、それは間違いだ。成功したいなら、エリクセンをキープしなければならない」(ジェイミー・レドナップ/Goal.com)
彼らがいうとおり、ヴィラ戦はエリクセン以前と以後にわけて語るべき一戦でした。ハリー・ウィンクスに代わって、プレミアリーグ2019-20シーズンのピッチに登場したのは64分。さっそく2分後、最前線のハリー・ケインに左足でロングフィードを送り、飛び出したヒートンのヘディングをラメラがトラップして無人のゴールを狙うという決定機を演出します。73分の同点ゴールは、CKのクリアを拾ったシソコがキッカーだったエリクセンに預け、正確なクロスをダヴィンソン・サンチェスがボレーで合わせたのがトリガーでした。こぼれ球がハリー・ケイン、ルーカス・モウラとつながり、フィニッシュはタンギ・エンドンベレ。右サイドで見ていた仕掛け人は小さくガッツポーズし、新戦力のゴールを祝福しました。
77分に左隅を狙ったFKはヒートンのビッグセーブに阻まれますが、その後も攻撃のペースを仕切っていたのは23番でした。有利な体勢の選手を見逃さずにプレイしやすい位置に届け、サイドが詰まると中央に戻し、パススピードを自在に変えてヴィラの守備陣を翻弄。「彼がプレイすると、ゲームが止まって見える(マーソン)」「後方の選手たちは、常にエリクセンに任せようとしていた(レドナップ)」といった大げさな表現を使いたくなる気分はよくわかります。
バルサもエル・ブランコもユーヴェも、この夏はエリクセンを獲る余裕はないでしょう。しかし1年後、移籍金ゼロとなった彼をスルーするクラブもないでしょう。スパーズはサラリー倍増の新契約を提示するといわれていますが、司令塔が延長を決断する可能性は低く、レヴィ会長はプレミアリーグのクラブには譲らないと決めているようです。ダヴィド・シルヴァに続き、クリスティアン・エリクセンも今年限り…2019‐20シーズンは、素晴らしきプレーメイカーたちとの別れを惜しむセンチメンタルな1年となりそうです。
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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。