スパーズ復活のキーマン…デル・アリがあの頃の輝きを失った理由。

プレミアリーグ3勝2分3敗で9位。トッテナムの不振が話題になっていますが、考えられる原因のなかで最も気になるのは、若手の伸び悩みです。トリッピアーの後釜として期待されたカイル・ウォーカー=ピータースは、前任者のクロスの精度を再現できず、ダヴィンソン・サンチェスはベテランコンビにレギュラーを譲っています。ベティスから獲得した司令塔ロ・チェルソは途中出場3試合に留まっており、19歳の怪物ライアン・セセニョンは負傷で出遅れ未だ出場ゼロ。ファン・フォイスもここまで出番がなく、昨季プレミアリーグで8試合に出場した19歳のMFオリヴァー・スキップにブレイクの予感はありません。

2014年にスパーズにやってきたポチェッティーノ監督は、毎年のように若いニューフェイスをピッチに送り出し、チーム内の競争を活性化させてきました。ハリー・ケイン、ライアン・メイソン、エリック・ダイアー、デル・アリ、ベンタレブ、トム・キャロル…。昨シーズンはハリー・ウィンクスがレギュラーに定着し、フォイスが負傷離脱したフェルトンゲンの穴を埋めました。ところが2019‐20シーズンは、生え抜きか新戦力かを問わず、U-23が迫力を欠いています。最初の8試合でまずまずといえるのは、中盤を仕切るハリー・ウィンクスと、デビュー戦でゴールを決めたエンドンベレぐらいでしょう。とりわけ気になるのは、23歳になったデル・アリの絶不調です。

2016‐17シーズンに37試合18ゴール7アシストという出色の数字を残したアタッカーは、翌シーズンも36試合9ゴール10アシストと決定的なシーンに絡んでいたのですが、2018‐19シーズンは25試合5ゴール3アシストと完全に失速。ハムストリングの痛みに悩まされるようになったのが最大の要因に見えますが、より深刻なのはプレースタイルの変化でしょう。注目すべきは、スパーズが3勝2分7敗と崩れた終盤戦です。負傷が癒えたデル・アリが戻ってきてから出場した8試合は2勝1分5敗で、スパーズは7ゴールと得点力不足にあえぎました。11月末からの2ヵ月半で13試合11ゴールと爆発していたソン・フンミンの確変が止まり、デル・アリがノーゴールに終わったことと、チームの不振は完全にリンクしています。

「スカイスポーツ」の分析によると、昨季後半戦のデル・アリはゴールが決められなくなっただけでなく、ドリブル、ショット、キーパスがすべて減少。1月末に負傷し、リハビリに励んでいる間にソン・フンミンとルーカス・モウラがハリー・ケインの相棒となり、復帰後のデル・アリは従来より後ろにポジションを取るようになりました。2019‐20シーズンは、プレミアリーグで30分しかプレイしておらず、パス本数はわずか12本。度重なる不在は、蜜月だったハリー・ケインとの関係も変えてしまい、CLのオリンピアコス戦とバイエルン戦ではエースとのパス交換は5回しかありませんでした。

絶妙なタイミングでゴール前に飛び出し、ヘッドやボレーでネットを揺らすのが得意だったアタッカーは、自らのストロングポイントを見失いつつあります。ソン・フンミン、ラメラ、ルーカス・モウラ、ロ・チェルソ、エリクセンと前線の選択肢が増えたスパーズですが、かつてのデル・アリのように攻撃にバリエーションをもたらす存在は見当たりません。

6年めのポチェッティーノ監督が、4シーズン守ってきたプレミアリーグTOP4の座をキープできるか、冬のエリクセン売却で相応の移籍金を手に入れられるかどうかは、20番の復活にかかっています。「世界最高の21歳」…18か月前に指揮官が絶賛したアグレッシブなプレイを、新しくなったスタジアムでも披露していただければと願っています。まだ23歳。フットボーラーとして完成するのは、これからです。


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無題

下記の記事で言われてるように、アリはより高い位置で、ケインの背後で偽9番のような役割を与えられた方がより彼の持つ能力を発揮できると思いますし、長期的に観てもリスクの少ない選手運用だと思います。

起用が故に中盤の深いポジションでも一定の水準でプレーできてしまうが故に、ベストな位置が定まらなかった感じがありますが、ここはもう腹を決めて固定してみたほうがいいのではないでしょうか。

とにかく彼が居るか居ないかの差は大きいですし、今はトップフォームに戻すべく精力的に動いているようなので、期待したいです。

https://www.whoscored.com/Articles/vUj_D6y8Jkioqjl8kyMqdQ/Show/Should-Pochettino-consider-Alli-as-a-striker-this-season
  • ホタ
  • 2019/10/14(Mon)13:39:40
  • 編集

無題

怪我での離脱の多さ、コンディション不良の状態でのプレーというイメージはやはり強いです。私生活は派手めなイメージもあるのでそこも気掛かりではあります。18ゴール決めたシーズン後にはレアルが獲得を狙うと噂されていましたが、その状況からは遠くなってしまいましたね
ソンやルーカスのようなボールを渡せば独力でドリブルからシュートに持ち込める選手が攻めの中心となったことが彼の居場所やハマりの悪さにも繋がっていると感じます、これはケインに関しても同様に感じる点です。
お膳立てや守備の貢献も出来るため犠牲になっているというか
彼がハマっていた時のスパーズはサイドを制圧していたのはウォーカーローズの強力SBでしたし、中盤にはデンベレがいたことも大きく思います、ウィンクスやシソコも良い選手ですがデンベレのように前の選手に自由を与えキープ力もありパスを供給するどっしりした安心感は感じませんし、アリにとってすごく良い環境でプレーできていたのかなーと。

アリもそうですがシティでプレーするウォーカーを見ていても自分は寂しい気持ちになります。
シティにとっては間違いなく必要な選手で大きな存在ですが、あのサイドラインを突破する攻撃力は自重され、スピードや対人守備の強さがあるため後ろのカバーエリアに配置するウォーカーを見ていると、飼い主に鎖を繋がれてしまったようで。
  • ランパードが好き
  • 2019/10/14(Mon)20:03:32
  • 編集

無題

要所要所でさすがだなぁというプレーを見せてはくれるんですけどね。
まだスパーズ内で技術的にはエリクセンに次いで高い選手だと思いますし。
一列前にあげるか、否か、ポチェにとっても難しい決断になりそうです。
個人的にはエリクセンが移籍した後タクトを振るうのは彼になるんじゃないかと考えていますが…。
  • Superhot
  • 2019/10/14(Mon)21:00:11
  • 編集

無題

内面的な問題だと思う。
  • プレミアリーグ大好き!
  • 2019/10/14(Mon)23:20:28
  • 編集

あなたは?番め



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プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

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