プレミアリーグがぶっちぎりTOP!欧州のリーグ別選手獲得額ランキングをチェック

「われわれは賢明だった。マーケットを永遠に変えてしまう何かが起こったと捉えている。いつもなら、マーケットの終わりには安くなるものだが、今季はネイマール以降すべてが変わり、費用面では悪化した。8月31日のルカクは1億5000万ポンドだったと思う。マティッチは6000万か7000万ポンドだろう」「みんなが2億ポンドという数字を見てからは、2000万ポンドの選手は4000万ポンドになり、4000万は6000万になった。ルカクとマティッチは、今なら2億ポンドほどかかったはずだが、われわれは夏の初めに取引したのではるかに安かった。財務的によかったし、いい準備ができた。決定的ではないが重要なことだ」

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が「ザ・タイムズ」のインタビューに応じて、夏の移籍金の高騰についてこう語りました。「スカイスポーツ」によると、プレミアリーグの移籍金総額は14億ポンドを超え、6年前の3倍に跳ね上がっているそうです。首尾よく補強を終えた名将のいう通り、8月3日のあの衝撃的なニュースを境に、欧州では従来の相場とは違う数字が飛び交った感覚があります。そんななかで、「サッカーダイジェストWeb」が、狂乱のマーケットについて最終的な金額を整理してくれています。

彼らが紹介している「欧州のリーグ別選手獲得額ランキング」を見ると、1位はもはや当然のプレミアリーグで15億5000万ユーロ(約1984億円)。2位に入ったセリエAを牽引したのは、中国人実業家の李勇鴻オーナーを中心とした投資家グループの資金を欧州に投じたACミランです。彼らが使った2億3000万ユーロ(約300億円)は、リーグ全体の20%を占めています。3位はパリ・サンジェルマンがネイマールに2億2200万ユーロ(約284億円)を注ぎ込んだリーグ・アン。4位にブンデスリーガが入り、5位にようやく、例年ならプレミアリーグの次に来るリーガ・エスパニョーラが顔を出します。


【2017-18シーズン 欧州リーグ別選手獲得額ランキング】
1位⇒プレミアリーグ(イングランド)
獲得/15億5000万ユーロ(約1984億円)
売却/8億3233万ユーロ(約1065億円)
 
2位⇒セリエA(イタリア)
獲得/8億2178万ユーロ(約1052億円)
売却/7億342万ユーロ(約900億円)
 
3位⇒リーグ・アン(フランス)
獲得/6億7340万ユーロ(約862億円)
売却/5億6565万ユーロ(約724億円)
 
4位⇒ブンデスリーガ(ドイツ)
獲得/6億1453万ユーロ(約786億6000万円)
売却/5億495万ユーロ(約646億円)
 
5位⇒リーガ・エスパニョーラ(スペイン)
獲得/5億5390万ユーロ(約709億円)
売却/6億4485万ユーロ(約825億4000万円)
 
6位⇒チャンピオンシップ(イングランド2部相当)
獲得/2億3428万ユーロ(約300億円)
売却/2億5967万ユーロ(約332億円)

7位⇒ロシアプレミアリーグ(ロシア)
獲得/1億2410万ユーロ(約159億円)
売却/4580万ユーロ(約58億6000万円)
 
8位⇒シュペルリギ(トルコ)
獲得/9005万ユーロ(約115億円)
売却/7646万ユーロ(約98億円)
 
9位⇒ジュピラー・リーグ(ベルギー)
獲得/7607万ユーロ(約97億3000万円)
売却/1億3258万ユーロ(約169億7000万円)
 
10位⇒エールディヴィジ(オランダ)
獲得/6710万ユーロ(約86億円)
売却/2億519万ユーロ(約262億6000万円)


プレミアリーグのぶっちぎり具合もさることながら、6位にイングランド2部相当のチャンピオンシップがランクインしているのにも驚かされます。2位から4位のリーグは売り越しが140億~150億円で、5位のリーガ・エスパニョーラもネイマールという異常値を除けばマイナス160億円程度。プレミアリーグは投資が売却額を900億円以上も上回っており、高額のチケット代とテレビ放映権料は、欧州の中小リーグにばらまかれているようです。その恩恵を受けている国は、2億3227万ユーロ(約297億円)も売却額が多いポルトガル、1億3809万ユーロ((約177億円)のエールディヴィジ、こちらでは3位だった9095万ユーロ(約116億円)のリーガ・エスパニョーラ、以下ベルギー、ウクライナ、フランスのリーグ・ドゥとなっています。

ちなみにクラブ別の投資額ランキングを見ると、プレミアリーグ勢では2億4430万ユーロ(約313億円)を使ったマンチェスター・シティが欧州1位で、チェルシー3位、マンチェスター・ユナイテッドは6位、エヴァートンが7位、トッテナム12位、リヴァプールが13位。アーセナルはTOP20に入っておらず、例年よりも上位を占めている印象はありません。おそらく21位以下に、プレミアリーグの中堅・下位クラブがごっそり入っているのでしょう。今季もまた、トップクラブは下位の抵抗に四苦八苦しそうです。優勝争いが白熱するのはウェルカムなのですが、チャンピオンズリーグと国内の両立を考えると、複雑な気分でもあります。いやー、バブルはどこまで続くのか…。


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コウチーニョ、アレクシス・サンチェス、ジエゴ・コスタにみるCL&EL登録・除外の裏側

青信号、赤信号、黄信号といったところでしょうか。移籍市場のデッドラインデーの主役になるかもしれないといわれながら、プレミアリーグ残留が決まった3人の選手のお話です。アレクシス・サンチェスは、ヨーロッパリーグの登録リストに名を連ねました。前提として、ヨーロッパリーグに出場した選手は1月以降にチャンピオンズリーグのメンバーに登録できますが、チリ代表のアタッカーは今季1年はアーセナルでプレイすることになってもいいと考えているのではないかと思います。マンチェスター・シティは、冬の移籍市場でアレクシス・サンチェス獲得に再チャレンジする意向と伝えられていますが、アーセナルがトマ・レマルなど代役ゲットを条件に売却に応じていたという報道が事実なら、このディールが実現するのは次の夏まで伸びる可能性があります。

アーセナルが、エースをゼロ円で放出することを覚悟してでもプレミアリーグ優勝のために手元に置くのか、最後の換金チャンスである1月に諦めて手離すのかは、年を越してみないとわかりません。いずれにしても、「僕の心は決まっている。アーセナル次第だ」と語っていた7番は、クラブに所属している以上は全力を尽くしてプレイしてくれるのではないでしょうか。昨季プレミアリーグで38試合24ゴールのエースは、少なくとも半年はピッチの上で彼らしく振舞い、大事なゴールを決めてくれるはずです。半年後に移籍、1年後に移籍、翻意して契約延長とどの可能性を取っても、近いうちにいなくなることを覚悟しているアーセナルにとっては悪い話ではありません。

ガナーズのアタッカーを青信号とすれば、アトレティコ・マドリード行きを熱望するジエゴ・コスタは真っ赤でしょう。チェルシーがプレミアリーグの登録メンバーにはその名を記しながらも、チャンピオンズリーグからは外したのは、「1月にアトレティコ・マドリードに売るが、契約期間が残っている間はチームのルールに従ってもらい、プレミアリーグのピッチに立てるよう準備してほしい」というメッセージに見えます。この夏にストライカーの願いが叶わなかったのは、チェルシーとアトレティコ・マドリードの間で希望額のギャップが埋まらなかったからといわれており、今回のCL登録リスト除外もスペインに出す際の移籍金額の最大化を目論んでのことだと思われます。ジエゴ・コスタがプレミアリーグのピッチに戻って活躍しても、ブラジルでストライキを続けても、1月には3度のタイトル奪取を味わったクラブを離れることになるはずです。

さて、問題は黄信号です。リヴァプールのフィリペ・コウチーニョは、チャンピオンズリーグの登録メンバーに入りましたが、「デイリー・ミラー」など現地紙の報道によると、1月の移籍を希望している10番が出場を拒否する可能性があるとのこと。背中あるいは腰を痛めていると報じられ、プレミアリーグの開幕3試合を欠場したコウチーニョは、8月30日のワールドカップ南米予選のエクアドル戦には出場して77分にゴールを決めました。このとき、涙を流したブラジル代表MFについて、ブラジルサッカー協会(CBF)は「彼は感情を揺さぶられるような状況にあり、迷いがあった。それでもゴールを決めたことは称賛に値する」とコメント。友人のバルサ行きに反対したネイマールも、「彼のゴールは嬉しかった。ハッピーだね。とても悲しんでいるみたいだけど、勝つためにチームをサポートしてくれた」と、レッズの10番が平常心ではなかったことを認めています。

リヴァプールへの愛を公言して、1月に契約を延長したエースは、昨季プレミアリーグを終えてからの数ヵ月で、すっかり心変わりしてしまったようです。レッズでCLに出てしまうと、同じシーズンのバルサでは出られないと心配しているというのが事実であれば、プレミアリーグでの活躍も望むべくもないのかもしれません。しかし、私はこう思っています。嘆くのは、まだ早い。まずは、9月9日のプレミアリーグ4節マンチェスター・シティ戦、13日にアンフィールドで開催されるCLグループステージ緒戦のセビージャ戦、カラバオカップとプレミアリーグで連戦となるレスターとのゲームを観てみようではありませんか。バルサ移籍が叶わなかったコウチーニョがすべての試合に出場して、今までと変わらないパフォーマンスを披露してくれるのなら、冬か夏かはまだわからない未来の話と一旦視界から外すことができます。

今、思うことはこれだけです。コウチーニョが語っていたレッズへの愛情や感謝が、そのときの彼にとって率直な思いだったのだとすれば、そんなクラブに所属する最後の日まで、最高のプレイを見せたいという気持ちを持ち続けてほしい。現在過ごしている日々は、8ヵ月前に自らの意志で結んだ契約というレールの上を歩く日々です。これを外していいのは、レッズと合意したときだけです。コウチーニョに、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでの活躍を期待したいと思います。クラブの主軸と目されていた選手が、特定の大会に顔を出さないなどといういびつな状態は、できれば見ないで済ませたいものです。


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意外な大物あり!? プレミアリーグ2017-18シーズン・夏の補強通信簿【下位&昇格クラブ編】

プレミアリーグ2017-18夏の補強通信簿、「TOP7編」「中堅クラブ編」に続く第3弾は、降格をぎりぎりで回避した下位クラブと、チャンピオンシップから昇格してきた3つのクラブです。彼らの新加入選手リストは、とにかく長い!ポール・クレメント監督のスウォンジーとショーン・ダイチェ監督が引き続き指揮を執るバーンリーは従来の方針継続で、人数的にはほどほどですが、昇格3クラブはプレミアリーグ仕様のチームを作るべく大改造。ハダースフィールドとブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンのリストを作成していると、スタメンを読み上げているような気分になります。

プレミアリーグファンといってもさまざまで、応援するクラブの選手以外はよくわからないという方や、観始めて間もない方のなかには、「下位チームの選手はわからないので、リストを見る気になれません」という方もいらっしゃるかもしれません。イングランドサッカーの話は何でも首を突っ込みたくなる私も、リーガ・エスパニョーラの下位クラブの移籍情報となると心が動かず、お気持ちはわかるような気もします。しかし…スウォンジーとワトフォードだけでも、見ていってください。昨季プレミアリーグ15位のスワンズが、ポルトガル代表の次世代の主軸と期待されるレナト・サンチェスをバイエルンから引っ張り、ウィルフリード・ボニーをマン・シティから呼び戻し、イングランドU-21代表のエースであるタミー・アブラハムまで加えたとなれば、ワクワクしてくるではありませんか。

ジョレンテ、シグルズソン、バロー、ジャック・コーク、アマトと中心選手を吐き出したウェールズのクラブの損得勘定はマイナスのような気もしますが、こと前線に限れば大成功となるかもしれません。カラバオカップ2回戦のミルトン・キーンズ・ドンズ戦で移籍後初ゴールを決めたタミー・アブラハムは、続くプレミアリーグ3節のクリスタル・パレス戦でプレミアリーグ初ゴールをゲット。2014-15シーズンからUEFAユースリーグを連覇した欧州最強のチェルシーユースで才能を見せつけた19歳にとって、今季はブレイクする年になるかもしれません。チェルシーユース出身では、足元のうまさとパスセンスはリヴァプールのドミニク・ソランケが上ですが、DFを背負ったときのさばき方や、ゴール前でのポジショニングはアブラハムでしょう。トップクラブを応援している方々も、スワンズとのゲームでは、ぜひ10番に注目していただければと思います。

ワトフォードに加入した選手では、エヴァートンから来たトム・クレヴァリー、昨季プレミアリーグで32試合9ゴールと奮闘したバーンリーのアンディ・グレイ、イングランド代表に選ばれたチェルシー出身のMFナサニエル・チャロバーに目がいくかもしれません。彼らも楽しみではあるのですが、私のイチ押しはフルミネンセから獲得した20歳ストライカー、リシャルリソンです。ブラジルU‐21代表でガブリエウ・ジェズスとともに注目されていた選手が、プレミアリーグ17位に完全移籍となったのはなぜでしょうか。2節のボーンマスとのアウェイゲームで初先発し、後半に先制ゴールを決めた11番も、今季のブレイクが期待される選手です。1年後には、上位クラブから声がかかるのではないかと注目しています。

この調子で書いていたら、読んでいただくのが週末になりそうです。各クラブから、見ていただきたい選手をひとりずつピックアップさせていただきます。バーンリーは、昨季チャンピオンシップ得点王に輝いたリーズのFWクリス・ウッド。ニューカッスルは、レンタル先のデポルティーボ・ラ・コルーニャで20試合5ゴールと復活の兆しを見せたストークFWホセル。ブライトンは、クラブ・ブルッヘで公式戦117試合38ゴール19アシストのコロンビア代表FWホセ・イスキエルドをクラブレコードとなる移籍金で獲っています。ハダースフィールドは、既に王様のように中盤を仕切っているアーロン・ムーイ。昨季はマンチェスター・シティからのレンタルだったオーストラリア代表MFは、完全移籍でプレミアリーグ残留をめざして戦うことになりました。

最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。ご興味あれば、以下にリストを用意いたしましたので、チェックしてみてください。上位にとってやっかいなチームになりそうなのは、ワトフォードとブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンです。


■スウォンジー
【入団】
DFカイル・バートリー(リーズ)
MFロケ・メサ(ラス・パルマス)
MFサミュエル・クルーカス(ハル・シティ)
MFレナト・サンチェス(バイエルン・ミュンヘン)
FWタミー・アブラハム(チェルシー/ローン)
FWウィルフリード・ボニー(マンチェスター・シティ)
【移籍・退団】
GKゲハルト・トレメル(未定)
GKマーク・ビリギッティ(NACブレダ)
DFジョルディ・アマト(ベティス/ローン)
DFスティーヴン・キンズリー(ハル・シティ)
DFフランク・タバヌ(ギャンガン)
MFジャック・コーク(バーンリー)
MFギルフィ・シグルズソン(エヴァートン)
MFジェフェルソン・モンテーロ(ヘタフェ/ローン)
FWボルハ・バストン(マラガ/ローン)
FWフェルナンド・ジョレンテ(トッテナム)
FWオリヴァー・マクバーニー(バーンズリー/ローン)
MFマット・グライムス(ノーサンプトン/ローン
FWマルヴィン・エムネス(未定)
FWバフェティンビ・ゴミス(ガラタサライ)
FWモドゥ・バロー(レディング)

■バーンリー
【入団】
GKアダム・レグズディンス(バーミンガム)
DFチャーリー・テイラー(リーズ)
DFフィル・バーズリー(ストーク)
DFテンダイ・ダリクワ(ノッティンガム・フォレスト)
FWジョン・ウォルターズ(ストーク)
FWクリス・ウッド(リーズ)
FWナーキ・ウェルズ(ハダースフィールド)
【移籍・退団】
DFマイケル・キーン(エヴァートン)
MFジョーイ・バートン(未定)
MFジョージ・ボイド(シェフィールド・ウェンズデイ)
FWアンドレ・グレイ(ワトフォード)
FWローヴェン・ヘニングス(デュッセルドルフ)

■ワトフォード
【入団】
GKオレスティス・カルネジス(ウディネーゼ/ローン)
DFキコ・フェメニア(アラベス)
DFディミトリ・フルキエ(グラナダ)
DFモラ・ワグ(ウディネーゼ/ローン)
DFマルフィン・ゼーヘラール(スポルティング)
MFトム・クレヴァリー(エヴァートン)
MFウィル・ヒューズ(ダービー)
MFナサニエル・チャロバー(チェルシー)
MFアンドレ・カリージョ(ベンフィカ)
FWリシャルリソン(フルミネンセ)
FWアンドレ・グレイ(バーンリー)
【移籍・退団】
GKレネ・ジルマーティン
GKギエドリウス・アルラウスキス(CFRクルージュ)
GKコステル・パンティリモン(デポルティボ・ラ・コルーニャ/ローン)
DFディミトリ・フルキエ(ストラスブール/ローン)
DFファンフラン(デポルティボ・ラ・コルーニャ)
DFウチェ・ヘンリー・アグボ(スタンダール・リエージュ)
DFペルビス・エストゥピニャン(アルメリア/ローン)
DFファン・カルロス・パレデス(エメレク)
MFヴァロン・ベーラミ(ウディネーゼ)
MFノルディン・アムラバト(レガネス/ローン)
MFスヴェン・クムス(アンデルレヒト)
MFマリオ・スアレス(貴州智誠)
FWマティアス・ラネーギー(BKヘッケン)
FWアリ・マレ(ウディネーゼ)
FWステフェン・ベルハイス(フェイエノールト)


■ニューカッスル
【入団】
DFフロリアン・ルジュン(エイバル)
DFステファン・オコナー(アーセナル)
DFハビエル・マンキージョ(アトレティコ・マドリード)
MFクリスティアン・アツ(チェルシー)
MFミケル・メリノ(ドルトムント/ローン)
FWジェイコブ・マーフィー(ノリッジ)
FWホセル(ストーク)
【移籍・退団】
GKマッツ・セルス(アンデルレヒト/ローン)
GKティム・クルル(ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン/ローン)
DFグラント・ハンリー(ノリッジ)
DFアシュラフ・ラザール(ベネヴェント/ローン)
MFフルノン・アニータ(リーズ)
MFサミー・アメオビ(ボルトン)
MFヨアン・グフラン(ギョズテペ)
MFシーム・デ・ヨンク(アヤックス)
FWダリル・マーフィー(ノッティンガム・フォレスト)
FWフロリアン・トヴァン(マルセイユ)
FWエマニュエル・リヴィエール(メス)

■ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン
【入団】
GKマシュー・ライアン(バレンシア)
GKティム・クルル(ニューカッスル/ローン)
DFマルクス・ズットナー(インゴルシュタット)
DFアレシュ・マチュー(ヴィクトリア・プルゼニ)
DFエセキエル・スケロット(スポルティングCP)
MFパスカル・グロス(インゴルシュタット)
MFイジー・ブラウン(チェルシー)
MFデイヴィ・プレパー(PSV)
MFスフィアン・アハンナハ(アルメレ・シティ)
FWホセ・イスキエルド(クラブ・ブルッヘ)
FWラファエル・ドワメナ(チューリッヒ)
【移籍・退団】
GKカスパー・アンカーグレン(引退)
GKデヴィット・ストックデール(バーミンガム)
DFヴェガール・フォレン(未定)
MFオリヴァー・ノーウッド(フラム/ローン)
MFカゼンガ・ルアルア(QPR/ローン)
MFロハン・インス(ベリー)
FWリッチー・トウェル(ロザラム/ローン)

■ハダースフィールド
【入団】
GKヨナス・レッスル(マインツ)
GKロバート・グリーン(リーズ)
DFスコット・マローン(フラム)
DFマティアス・イェルゲンセン(コペンハーゲン)
DFフローラン・ハデルジョナイ(インゴルシュタット/ローン)
MFアーロン・ムーイ(マンチェスター・シティ)
MFトム・インス(ダービー)
MFダニエル・ウィリアムス(レディング)
MFケイシー・パーマー(チェルシー/ローン)
MFアブデルハミド・サビリ(ニュルンベルク)
FWエリアス・カチュンガ(インゴルシュタット/ローン)
FWローラン・ドゥポワトル(ポルト)
FWスティーヴ・ムニエ(モンペリエ)
【移籍・退団】
DFタリク・ホームズ=デニス(ポーツマス/ローン)
DFジェイソン・デヴィッドソン(リエカ)
DFマーク・ハドソン(引退)
MFジャック・ペイン(オックスフォード/ローン)
MFハリー・バン(ベリー)
MFショーン・スキャンネル(バートン/ローン)
FWナーキ・ウェルズ(バーンリー)


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改革派と堅実派、正解は!?…プレミアリーグ2017-18シーズン・夏の補強通信簿【中堅クラブ編】

「最も的確だったのはどこ?…プレミアリーグ2017-18シーズン・夏の補強通信簿【TOP7編】」に続く第2弾は、昨季プレミアリーグで8位~14位の中堅クラブ編です。残留を最大のミッションとしつつ、あわよくば欧州へのチケットを手に入れようとする彼らの補強戦略は、大きく2つに分かれました。従来の戦力をベースに、弱点補強とピンポイント強化を行ったのがサウサンプトン、ボーンマス、WBA、レスター、クリスタル・パレス。大改革を断行したのはストークとウェストハムです。

マウリシオ・ペジェグリーノ新監督が采配を執るサウサンプトンは、ファン・ダイク移籍対策だったのか、21歳のベドナレク、23歳のフートとCBを2人獲得しました。楽しみなのはフートのほうで、192センチの長身ながら技術がしっかりしており、ビルドアップに長けた選手です。ラツィオでセリエA48試合2ゴールという数字を残し、オランダ代表にも選ばれた逸材は吉田麻也をベンチに追いやるかもしれません。ユヴェントスから中盤に加えたガボン代表MFマリオ・レミナは、いわゆるボックス・トゥ・ボックスのプレーヤーで、サイドもこなすなどユーティリティの高さが魅力です。同じポジションのクラーシをクラブ・ブルッヘにレンタル移籍させたのは、レミナ、ロメウ、スティーブン・デイヴィス、ウォード=プラウズで充分という判断なのでしょう。昨季は守備の層の薄さに苦しんだチームは、以前の堅守を取り戻すのではないかと思われます。

ジャック・ウィルシャーをアーセナルに返したボーンマスは、GKにべゴヴィッチ、最前線にデフォーと実力派を配し、最終ラインには昨季の前半戦にレンタルしたナタン・アケを完全移籍で呼び寄せました。プレミアリーグ開幕から3連敗と厳しいスタートになりましたが、マンチェスター・シティ戦で見せた粘り強いパスサッカーを徹底すれば、今季も残留できるのではないでしょうか。若き指揮官エディ・ハウのチームづくりに注目しましょう。

ダレン・フレッチャーの代役にギャレス・バリーを指名し、ギブス、ジェイ・ロドリゲスとプレミアリーグ経験豊富な選手を加えたWBAの最大の目玉は、パリから連れてきたクリホヴィアクです。運動量と厳しいチェックを武器に中盤で相手をつぶし、直線的な攻撃とセットプレーでゴールを奪おうとするピューリス監督にとっては、フィジカルが強いセントラルMFは最も欲しかったタイプでしょう。守って守ってひたすらサイド攻撃という「弱者のサッカー」に徹するWBAは、今季も上位を苦しめるのではないでしょうか。

シェイクスピア監督のレスターでは、最終ラインに組み込んだハリー・マグワイアとマンチェスター・シティから獲得した未完の大器イヘアナチョに注目です。ドリンクウオーターとナンパリス・メンディが抜けましたが、セヴィージャでキャプテンを務めてEL3連覇に貢献したイボーラと、バーンズリーから呼び戻したマティ・ジェームズで埋まるという算段でしょう。フランク・デブール監督の下で3連敗スタートとなったクリスタル・パレスは、リーデヴァルト、サコ、フォス・メンサーで脆弱だった最終ラインを整備しました。リーデヴァルト、ロフタス=チーク、ザハといったキーマンの負傷が癒えれば、ベンテケ、タウンゼント、パンチュンらが一気にボックスに殺到してくる手強いチームになるはずです。

5つの堅実派に対して、改革派の筆頭はストークです。主力だったアルナウトヴィッチとウィーラン、ベテランのウォルターズとバーズリー、期待外れに終わったインビュラ、ボージャン・クルキッチ、ムニエサを一気に放出。守備と決定力を強化するべく、最終ラインにマルティンス・インディ、ヴィマー、ズマ、最前線にはシュポ=モティングとヘセ・ロドリゲスを獲得しています。昨季はとりわけ右サイドが脆かったディフェンスは、これで落ち着くのではないでしょうか。ジョー・アレン、シャキリと新戦力が仕掛ける速攻が機能すれば、マーク・ヒューズ監督のチームがTOP10に返り咲ける可能性が高まります。

最後に紹介するのは、1年前に総勢11人の大型補強に打って出たウェストハムです。ジョー・ハート、サバレタ、アルナウトヴィッチ、チチャリートと実力者揃いのニューフェイスには期待が高まるのですが、より気になるのは放出リストのほうです。ノルトヴェイト、アルベロア、フェグリ、アシュリー・フレッチャーはいずれも昨季補強組。レンタル終了のギョクハン・トレとホナタン・カジェリまでカウントすれば7人がチームを離れており、「失敗しました」といわんばかりの大粛清です。クリスタル・パレス、ボーンマス、ウェストハムの3連敗トリオのなかで、最も危ういのはビリッチ監督のチームではないでしょうか。チチャリートがうまく拾った2発のごっつぁんゴールしかないハマーズが、あっさりトンネルの出口を見つけるとは思えません。

採点するとすれば、適材を押さえたWBAが90点、守備が強化されたクリスタル・パレスと強化ポイントが明確なボーンマス&セインツが80点。個々の選手は期待できるものの急激な変化が心配なストークは70点、強化すべきだった中盤のプラスマイナスが微妙なレスターは65点。ウェストハムはビリッチ監督のチームづくり次第といったところでしょうか。以下にリストをまとめましたので、ぜひご確認ください。


■サウサンプトン
【入団】
DFヤン・ベドナレク(レフ・ポズナン)
DFヴェスレイ・フート(ラツィオ)
MFマリオ・レミナ(ユヴェントス)
【移籍・退団】
GKパウロ・ガッサニーガ(トッテナム)
DFマルティン・カセレス(ベローナ)
DFクコ・マルティナ(エヴァートン)
MFロイド・イスグローヴ(バーンズリー)
MFハリソン・リード(ノリッジ/ローン)
MFヨルディ・クラーシ(クラブ・ブルッヘ/ローン)
MFジェイソン・マッカーシー(バーンズリー)
FWジェイ・ロドリゲス(WBA)
FWライアン・シーガー(ミルトン・キーンズ・ドンズ/ローン)
FWサム・ギャラガー(バーミンガム/ローン)

■ボーンマス
【入団】
GKアスミール・ベコヴィッチ(チェルシー)
DFナタン・アケ(チェルシー)
MFコナー・マホニー(ブラックバーン)
FWジャーメイン・デフォー(サンダーランド)
【移籍・退団】
GKライアン・オールソップ(ブラックバーン/ローン)
GKアダム・フェデリチ(ノッティンガム・フォレスト/ローン)
FWマックス・グラデル(トゥールーズ/ローン)

■WBA
【入団】
DFキーラン・ギブス(アーセナル)
DFアハメド・ヘガジー(アル・アハリ/ローン)
MFギャレス・バリー(エヴァートン)
MFグジェゴシュ・クリホヴィアク(パリ・サンジェルマン/ローン)
MFオリバー・パーク(ライプツィヒ)
FWジェイ・ロドリゲス(サウサンプトン)
【移籍・退団】
DFセバスチャン・ポコニョーリ(スタンダール・リエージュ)
MFダレン・フレッチャー(ストーク)
MFクレイグ・ガードナー(バーミンガム)
FWカラム・マクマナマン(サンダーランド)

■ウェストハム
【入団】
GKジョー・ハート(マンチェスター・シティ)
DFパブロ・サバレタ(マンチェスター・シティ)
MFセアド・ハクシャバノヴィッチ(ハルムスタッズ)
MFマルコ・アルナウトヴィッチ(ウェストハム)
FWハビエル・エルナンデス(レヴァークーゼン)
【移籍・退団】
GKダレン・ランドルフ(ミドルズブラ)
DFアルバロ・アルベロア(引退)
MFホーヴァル・ノルトヴェイト(ホッフエンハイム)
MFリース・オックスフォード(ボルシアMG)
MFソフィアン・フェグリ(ガラタサライ)
MFロバート・スノドグラス(アストン・ヴィラ/ローン)
FWアシュリー・フレッチャー(ミドルズブラ)
FWエネル・バレンシア(ティグレス)

■レスター
【入団】
GKエルディン・ヤクポヴィッチ(ハル・シティ)
DFハリー・マグワイア(ハル・シティ)
DFアレクサンダル・ドラゴヴィッチ(レヴァークーゼン/ローン)
MFビセンテ・イボーラ(セヴィージャ)
FWケレチ・イヘアナチョ(マンチェスター・シティ)
FWジョージ・トーマス(コベントリー)
【移籍・退団】
GKロン・ロバート・ツィーラー(シュツットガルト)
DFマルティン・ヴァシレフスキ(未定)
MFバルトシュ・カプスツカ(フライブルグ/ローン)
MFナンパリス・メンディ(ニース/ローン)
MFダニー・ドリンクウォーター(チェルシー)
FWトム・ローレンス(ダービー)

■ストーク
【入団】
GKヤコブ・ハウゴーア(ウィガン)
DFジョシュ・タイモン(ハル・シティ)
DFクルト・ズマ(チェルシー/ローン)
DFブルーノ・マルティンス・インディ(ポルト)
DFケヴィン・ヴィマー(トッテナム)
MFダレン・フレッチャー(WBA)
FWエリック・シュポ=モティング(シャルケ04)
FWヘセ・ロドリゲス(パリ・サンジェルマン/ローン)
【移籍・退団】
GKシェイ・ギヴン(未定)
DFフィル・バーズリー(バーンリー)
DFマルク・ムニエサ(ジローナ/ローン)
DFフィリップ・ヴォルシャイト(メス)
MFグレン・ウィーラン(アストン・ヴィラ)
MFジャネリ・インビュラ(トゥールーズ/ローン)
MFマルコ・アルナウトビッチ(ウェストハム)
FWジョン・ウォルターズ(バーンリー)
FWホセル(ニューカッスル)
FWボージャン・クルキッチ(アラベス/ローン)

■クリスタル・パレス
【入団】
DFヤイロ・リーデヴァルト(アヤックス)
DFティモシー・フォス=メンサー (マンチェスター・ユナイテッド/ローン)
DFママドゥ・サコ(リヴァプール)
MFルベン・ロフタス・チーク(チェルシー/ローン)
【移籍・退団】
GKスティーブ・マンダンダ(マルセイユ)
DFエセキエル・フライヤーズ(バーンズリー)
MFマシュー・フラミニ(未定)
MFジョー・レドリー(未定)
FWジョナタン・ベンテケ(未定)
FWフレイザー・キャンベル(ハル・シティ)


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makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで、サッカーなら何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手はウェイン・ルーニー、ダヴィド・デ・ヘア、大前元紀、香川真司、吉田麻也、本田圭祐、楢本光、岩渕真奈、田中陽子です。

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