悔やまれる後半の決定機逃し…乾と本田が同点ゴールを決めた日本は、セネガルに2-2ドロー!

「乾と大島に体重を5キロ増やせ、身長を5センチ伸ばせというミッションを与えたが、彼らはコンディショニングに失敗した」「マネに3人付ければ抑えられる」。イギリスメディア「BBC」が、西野監督が会見で放ったジョークを紹介しておりましたが、指揮官からこんな発言があるのは、チームの状態がいい証拠でしょう。2018FIFAワールドカップグループH、初戦を制した日本とセネガルの一戦。プレミアリーグファンとしては、リヴァプールで最強3トップの一角を担うサディオ・マネや、エヴァートンのセントラルMFグイェがどんなプレイを見せるのかが気になります。西野監督の11人は、川島、酒井宏樹、昌子、吉田、長友、長谷部、柴崎、乾、原口、香川、大迫。コロンビア戦と同じ顔ぶれです。武藤や大島という予想もありましたが、マネのサイドには走れる原口元気を置きたかったのでしょう。

「僕に会いたいかと聞いたら、ノーといわれた」。セインツでチームメイトだった吉田麻也からの情報収集は叶わなかったマネは、ボックス左を主戦場とするプレミアリーグ対決を制することができるでしょうか。開始早々にワゲが入れたクロスがマネに通りますが、トラップしたボールは、酒井宏樹がスライディングでクリアします。6分、CKのクリアをサバリが遠めから狙うも、クロスバーの上。直後にマネがボックス左を突破すると、クロスは川島がキャッチします。サイドを執拗に突くセネガル。11分、ワゲのクロスのクリアが短くなり、ボックスの左コーナーからサバリがシュートを放つと、川島のパンチに飛び込んだマネが押し込み、早くもセネガルがリードします。明らかにGKの判断ミス。プレミアリーグ10ゴール&CL10ゴールの10番は、速いだけでなくクレバーなアタッカーです。

香川真司が左の乾に展開し、リターンを受けて長友を縦に走らせた15分のチャンスは、ボックスの外で落としを受けた長谷部の強烈なミドルが乾に当たってしまいます。20分に香川が酒井に展開したボールでCKを獲得すると、ショートコーナーをさらわれカウンター発動。最初のアタックは止めたものの、ワゲのクロスをサールにボレーで合わせられました。これは川島が左に飛んでキャッチしましたが、日本は簡単に入れさせてはいけません。26分の吉田麻也とマネのマッチアップは、長友が加勢してCKに逃れました。

34分、日本の同点ゴールは、柴崎のロングフィードから始まりました。ボックスに走り込み、トラップで2人をかわした長友が秀逸。SBからボールをもらった乾に、高い身長は必要ありませんでした。得意の左45度から右隅を狙ったコントロールショットがネットを揺らし、1-1。39分にニアンに右から突破を許すも、1対1は飛び出した川島がシュートをブロックします。前半はイーブン。柴崎の縦へのフィードが効いており、日本のサイドアタックには期待感が漂っています。

49分、長友のフィードを最前線に入った原口がヘッドで大迫に送るも、ヘディングシュートは威力がなく、カディム・エンディアイェがキャッチ。ニアンとパパ=アリウヌ・エンディアイェのシュートはいずれも枠にいかず、スコアは動きません。55分、長谷部をかわしたニアンの左足は、川島が正面でキャッチ。60分に敵陣でミスパスを拾った日本は、原口が右に出た柴崎にスルーパスを通し、7番のグラウンダーが大迫の足元に転がりますが、エースはボレーを空振りしてしまいました。

セネガルの運動量が落ち、日本がゲームを支配しています。63分、柴崎が右の酒井を走らせ、折り返しを大迫がニアで受けると、シュートコースが一瞬空いた香川は打ち切れず。ロングフィードを追った大迫がキープし、後ろから来た乾にヒールパスを通すと、右隅を狙った14番のシュートはクロスバーを叩きました。65分にアルフレッド・エンディアイェが下がり、プレミアリーグで活躍するクヤテが登場。セネガルが勝ち越したのは、71分でした。ボックス左を崩したサバリが柴崎の股間を抜くグラウンダーを入れると、ニアンがファーに流したボールをワゲが渾身のボレー!オーバーラップが大好きなSBは、乾がケアしなければいけませんでした。ここで香川が下がり、本田圭佑。CKをフリーで受けた大迫が左足シュートをDFにぶつけた直後、西野監督は原口に代えて岡崎で勝負です。

78分、昌子の速いパスが前線の岡崎に通り、右にいた大迫につながると、柔らかいクロスが中央へ。岡崎とGKが競ったボールが左にいた乾に渡ると、マイナスの折り返しをゴール右に突き刺したのは本田圭佑でした。乾の冷静な判断と、GKに絡んだ岡崎の泥くさいプレイが光った同点劇。残り時間は、10分を切りました。足を引きずっていたニアンは、85分にディウフにチェンジ。西野監督の最後のカードは、乾に代わって宇佐美です。90分に柴崎からのパスをもらった宇佐美は、中に斬り込まずにラストパスではなかったか。セネガルの放り込みは実らず、2-2のままタイムアップの笛が鳴りました。

「勝てた試合だった」。多くの選手が語っていたとおり、勝ち点3で終えたいゲームでした。素晴らしかったのは、前線をコントロールした柴崎と1ゴール1アシストの乾です。セネガルのウィークポイントだった右サイドを的確に突いた柴崎の判断が1点めを呼び込み、左サイドで脅威となっていた乾は、岡崎がGKと競った後のボールを冷静に折り返してゴールにつなげました。岡崎と本田を入れて前線のポイントを強化した西野監督の采配は適切だったと思いますが、勝ちにいくなら最後の1枚は、よりゴールに向かう武藤でもよかったかもしれません。

大迫の空振りとCKからの1発、バーを叩いた乾のシュートなど、決定的なシーンが多かっただけに、悔やまれるドロー。とはいえ、ポーランド戦で引き分け以上なら、ノックアウトラウンドに進むチケットが手に入ります。次はぜひ、先にゴールを。そして、クリーンシートを!決戦は、日本時間の6月28日23時にキックオフです。(乾貴士 写真著作者/Felix König)


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

ハリー・ケイン、感動なきハットトリック…イングランドが6発大勝でラウンド16進出決定!

ライバルのベルギーは、昨日のチュニジア戦を5-2で大勝し、得失点差はプラス6。グループリーグの最終戦が、プレミアリーグの選手たちの競演となるイングランドは、パナマに勝ってラウンド16進出を決めたら、2位で手を打った方がいいかもしれません。1位通過となると、ベスト8でブラジルとドイツの勝者と当たる可能性大。2位なら1日多く休みが取れるうえに、メキシコとスイスのいずれかとベスト4進出を争うことになりそうです。セネガルが首位で上がってくれば、8強の手前で去ることになるかもしれませんが…。

いや、先の話はひとまず寝かせておいて、パナマ戦の11人をチェックしましょう。ピックフォード、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、マグワイア、トリッピアー、アシュリー・ヤング、ヘンダーソン、リンガード、ロフタス=チーク、スターリング、ハリー・ケイン。チュニジア戦で中盤を仕切ったデル・アリが外れ、プレミアリーグ出場43試合の22歳MFルベン・ロフタス=チークが抜擢されています。3-5-2のチームは、5分に左サイドで不用意なパスをインターセプトされ、ショートカウンターを喰らってしまいます。ボックス左でバルセナスからラストパスを受けたゴドイは、止めて打ったほうがよかったでしょう。フリーのボレーは左に大きく外れ、ワールドカップ初ゴールはお預けとなりました。

イングランドの大会3点めは8分、またもCKからです。トリッピアーの素晴らしいボールが、ノーマークのジョン・ストーンズの頭に届き、完璧な一撃がGKの左を抜けていきました。リードしたにも関わらず、自陣でのミスを拾われるシーンが目立つ最終ラインは、落ち着かなければなりません。16分、右サイドからのパスを受けたバルセナスが、ボックスの外で左足を振り抜きますが、GKピックフォードの指先を抜けたボールはポストの外に逸れていきます。20分、トリッピアーの浮き球で裏に抜けたリンガードが、エスコバルに倒されPK。レミアリーグ30ゴールの主将ハリー・ケインが左隅に突き刺し、今大会3ゴールめです。

イングランドに速いアタックはなく、パナマはラストパスが不正確。エキサイティングなゲームが多い今大会で、最も弛緩した時間が流れています。ヘンダーソンは最終ラインまで下がり、左右にボールを散らしていますが、リンガードやロフタス=チークとの距離が空きすぎ、アップテンポなパスワークは望めません。しかし36分、左から上がったリンガードがスターリングをポストに使い、右隅に吸い込まれる見事なコントロールショットを決めました。40分の4点目は、トリッピアーのFKからのサインプレー。ボールに寄ったヘンダーソンが、ラインの裏にダイレクトで浮かすと、ハリー・ケインの折り返しをスターリングが頭でプッシュします。GKペネドが弾いたボールをヘッドで押し込んだのは、またもジョン・ストーンズ。プレミアリーグ5シーズンで1ゴールしか決めていないCBが、大舞台で2発もゲットしてしまいました。

4点差でハーフタイムかと思われた45分、右からのCKでハリー・ケインがゴドイに倒されました。エースが蹴った2本めのPKは、1本めとまったく同じコース。チュニジア戦ではCK、CK、パナマ戦でPK、PKと、イングランドのストライカーはワンタッチを4回重ねて、得点王争いのトップに並びました。後半のパナマに、勝負を争う雰囲気はありません。イングランドはペースをスローに落とし、体力を温存するような戦い方に徹しています。61分、右から中に斬り込んだロフタス=チークのシュートが、ハリー・ケインに当たってゴールイン。感動のないハットトリックの直後にエースとリンガードが下がり、ジェイミー・ヴァーディとデルフがピッチに入りました。

65分、スルーパスでムリージョが縦に抜け出すと、ラストパスはピックフォードがブロックし、DFがクリア。70分にトリッピアーが下がり、ダニー・ローズが左、アシュリー・ヤングが右となります。75分のパナマのCKは、ニアのクーペルがヘッドで流したボールを、フリーのロマン・トーレスがボレーで合わせますが、左に外してしまいました。しかし77分、アビラが左から入れたFKを、バロイがスライディングしながら蹴り込み、6-1。ワールドカップで初めてのメモリアルゴールは、サッカーの母国からの1発でした。盛り上がるパナマサポーター。最後までゴールを狙いにいった初出場国に、2度めの歓喜は訪れませんでした。イングランドが6-1で勝利し、ベルギーとともにラウンド16進出を決めました。

CK、PK、ミドル、FK、PK、ミドル。相手の守備陣を崩すシーンはほとんどなく、後半はスターリング以外のスプリントを見ることもなく、イングランドが低燃費な大勝を決めました。クオリティで劣るチームが、CKでの羽交い絞めやラフプレーを連発すれば、この結果もやむをえません。緩慢な守備や単調なアタックにツッコミを入れたくなる一戦でしたが、20分で勝負がついてしまったようなゲームで目くじらを立てなくてもいいでしょう。イングランドの得点8失点2はベルギーと同じ数字ですが、直接対決がドローなら、イエローカードが少ないサウスゲート監督のチームが上となります。2位がよさそうですが、いかがでしょうか。この後の試合で日本が勝てば、なおさら…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

追加タイム5分、トニ・クロース!10人のドイツがスウェーデンに逆転勝ちでGL突破に前進!

プレミアリーグ12ゴールのソン・フンミンと、8ゴールのチチャリートがそれぞれ決めた試合の結果を確認した後、初戦を落としたドイツが気になり、スウェーデン戦まで観てしまいました。メキシコ戦で窮屈そうにプレイしていたメスト・エジルがスタメンから外れ、プレミアリーグ勢はリュディガーのみです。キックオフからの猛攻はスウェーデンの必死の守りに阻まれ、6分にはクラエセンの縦パスからフォルスベリが単独突破。CBが戻ってライプツィヒの10番にはシュートを許さなかったものの、13分にはベリがひとり旅でボックス手前まで突進し、ノイアーと1対1になります。シュートをGKにぶつけたベテランFWがリュディガーのチェックで倒れ、フィシュトスタジアムは騒然としますが、VARチームは動かなかったようです。ドイツが一方的に攻め、スウェーデンは全員が自陣に引いて守る時間が続きます。

26分にトイヴォネンのかかとで鼻を傷つけたルディは、ピッチの外で治療したものの結局戻れず、マンチェスター・シティのギュンドアンに交代となりました。すると32分、先制は何とスウェーデン。トニ・クロースがミスパスを拾われ、右に展開されたボールをクラエソンがすかさず中に上げると、リュディガーに競り勝ったトイヴォネンがトラップ。右足に引っ掛けたループシュートがノイアーの頭上を越え、左のサイドネットに吸い込まれました。負けたら終わるドイツは、一方的にボールを支配しながら、なかなかシュートを打てません。

40分、ギュンドアンのミドルをオルセンがセーブすると、こぼれ球に飛び込んだトマス・ミュラーのシュートはルスティグがカット。44分のスウェーデンのカウンターは、左サイドからドリブルで上がったフォルスベリが、ファーにラストパスを通しますが、クラエセンの切り返しをヘクターが足に当て、追加点を許しません。前半終了間際、ラーションの右からのFKをベリがヘッドで左隅に流すと、ノイアーが右に弾き出すビッグセーブを見せて難を逃れました。前半は1-0。前回王者がノーゴールのまま消えるという驚愕のアップセットは実現するのでしょうか。レーヴ監督は、ドラクスラーを下げてマリオ・ゴメス投入という荒療治を施し、大事な45分に臨みます。

48分、ロシアでの初ゴールはマルコ・ロイス。ベルナーがボックス左を突破し、マイナスのグラウンダーを送ると、中央に走り込んだ11番が、左ひざに当てる巧みなボレーを左隅に流し込みました。1-1では、まだ足りません。韓国に勝って1勝1分1敗としても、スウェーデンとメキシコが引き分ければ3位で敗退となります。56分、ベルナーがまたも左サイドを崩し、ニアに入れるとヘクターのワントラップボレーはGKオルセンがキャッチ。キミッヒのグラウンダーをヒールで打とうとしたマルコ・ロイスは空振りし、残り時間は30分を切りました。

プレミアリーグファンとしては、エジルが見たいのですが、ベルナー、マルコ・ロイス、トマス・ミュラーの2列めをいじる可能性は低そうです。68分、ボアテングが浮かしたボールをマリオ・ゴメスがボレーで叩いたシーンは、旗が上がっていました。75分、スウェーデンの右からのCKがファーに流れると、フォルスベリの強烈なボレーはノイアーがキャッチ。クラエセンとトイヴォネンが下がり、トゥルマズとグイデッティが入ったチームは、ドロー狙いに徹するのでしょうか。82分、2枚めのイエローをもらったボアテングが退場!プレミアリーグ10ゴール15アシストのサネは、こういう展開でほしくなるタレントですが、ヘクターと代わるのはサネより必要とされたブラントです。

87分、トニ・クロースのクロスを叩いたマリオ・ゴメスの決定的なヘッドは、GKオルセンが右手で上に弾き出すビッグセーブ。91分にボックス手前で左足を振り抜いたブラントの強烈な一撃は、左のポストにヒットして勝ち越しはなりません。95分、ボックス左からのFKは、おそらくラストプレー。トニ・クロースがマルコ・ロイスに預けてポイントを変え、右足でドライブをかけると、完璧な弾道でファーサイドのネットに突き刺さりました。間もなく、タイムアップの笛!直近の7試合で勝ったのは、サウジアラビアとのフレンドリーだけだったチームが貴重な勝ち点3をゲットし、韓国戦に望みをつなぎました。

ターニングポイントは、ベリのヘッドを右に弾いた前半追加タイムのノイアーのビッグセーブでした。あの一撃が決まっていれば、後半に3発集めなければならなくなり、ドローすら難しくなっていたのではないかと思います。GKに悩まされたアルゼンチンは窮地に追い込まれ、GKがピンチをしのいだドイツは優位に立ちました。あらためて、守護神のクオリティの重要性に気づかされた一戦。まだまだ攻撃は本調子とはいえず、次の試合にボアテングとフンメルスがいないのは気がかりですが、敗退がほぼ決まった韓国には負けないでしょう。あっという間の95分でした。敗れたスウェーデンにも、心からの拍手を送りたいと思います。ロシア大会、おもしろい!(マヌエル・ノイアー 写真著作者/Granada トニ・クロース 写真著作者/Антон Зайцев)


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

ラスト15分のバチュアイ劇場!決定機6回で1ゴールながら、ベルギーは5発圧勝!

チェルシーからクルトワとアザール、トッテナムはアルデルヴァイレルトとフェルトンゲンのCBコンビ、マンチェスター勢はシティのデブライネと、ユナイテッドのルカク。プレミアリーグ勢がスタメンの過半を占めるベルギーは、日本とイングランドの次に気になる国です。ベンチを見ると、ミニョレ、コンパニ、フェライニ、シャドリ、デンベレ、バチュアイ。プレミアリーグマニアなら、ヴェルマーレンとヤヌザイのプレースタイルもご存じでしょう。パナマ戦は、ルカクの2発とメルテンスのスーパーショットで3-0完勝。勝てばグループリーグ突破が決まるチュニジア戦も、序盤から攻撃的に戦っています。

3分、縦に出た長いボールにルカクが突進し、GKベンムスタファと競り合いますが、これはチュニジアの守護神の勝ち。しかし5分、メルテンスのスルーパスでボックス右に抜け出したアザールが、シアム・ベンユセフに倒されてPKをゲットします。自らスポットに立った10番が、冷静に左隅に流し込んで1-0。13分にはルカクが右サイドを突破し、フリーのアザールが右足で合わせますが、うまくミートできずにベンムスタファが正面でキャッチします。15分、シアム・ベンユセフのトラップミスを突いたメルテンスがショートカウンターを仕掛け、左に流れたルカクにラストパスを通すと、エースの完璧な左足シュートが右のサイドネットに突き刺さります。2-0、ベルギーの圧勝かと思われた2分後、チュニジアがセットプレーを活かしました。

左からFKを蹴ったのは、サンダーランドでプレイしていたワビ・ハズリ。ニアに飛び込んだブロンのヘッドに、クルトワは触れませんでした。ムニエのクロスを叩いたカラスコのボレーを、ベンムスタファがビッグセーブでしのいだ直後、殊勲のブロンが足を痛めて担架で運ばれます。24分に投入されたのは、ナゲズ。27分にデブライネが中央からドリブルで上がり、ルカクにラストパスを通した決定機は、9番のタッチが大きすぎてGKにコースを切られてしまいます。アザールのグラウンダーをニアで受けたルカクは、ダイレクトで打ってもよかったのではないでしょうか。アウトで戻したボールに走り込んだヴィツェルは、ボレーをDFにぶつけてしまいました。

33分、ハズリの強烈なミドルは、クルトワが落ち着いて両手でストップ。プレミアリーグでもなかなか見られないオープンな攻め合いが続いています。昨季はレンヌにレンタルされ、24試合9ゴールと活躍したハズリは、サンダーランドでの不振が嘘のようにアグレッシブな仕掛けを見せています。41分、今度はシアム・ベンユセフが負傷リタイア。代わって入ったのは、レスターのベナルアンです。47分にアザールが仕掛けたカウンターは、デブライネのパスが最前線でフリーのルカクに合いませんでした。1分後、敵陣右サイドでインターセプトしたムニエが、デブライネとのパス交換で中に入ると、裏を狙ったルカクに完璧なスルーパス。ストライカーがチップキックでGKをかわし、前半を3-1で折り返しました。

ハズリやバドリがシュートを放つなど、勢いが感じられたチュニジアは、51分に決定的な4点めを喫してしまいます。アルデルヴァイレルトが裏に上げたボールで抜け出したアザールは、GKを抜き去ってDFまで翻弄し、左足でワールドカップ2ゴールめを流し込みました。60分にルカクがフェライニに後を譲ると、チュニジアの最後のカードはサシをスリティ。カラスコが右足で巻いたミドルはファーポストに当たり、3点差は変わりません。66分にバドリがアルデルヴァイレルトをかわし、左足を振り抜くもクルトワがキャッチ。ロベルト・マルティネス監督は、68分にアザールをバチュアイにチェンジしました。マン・ユナイテッド同士の交代の後は、チェルシーの2人をスイッチ。残り20分で、3点差が埋まることはないでしょう。

75分、プレミアリーグアシスト王のデブライネがバチュアイにスルーパスを通すと、ボックスの外まで飛び出したベンムスタファが、倒れ込みながら胸でセーブ。1分後、スルーパスを受けてGKをかわしたバチュアイは、ガラ空きのゴールへのシュートをダフってメリアーにクリアされてしまいます。80分にカラスコが強烈なミドルを放ち、ベンムスタファがファンブルすると、無人のゴールに蹴り込んだはずのバチュアイのボレーはクロスバーにヒット。直後、デブライネがボックス左を突破し、フェライニが胸で逸らしたボールは、バチュアイがボレーをコントロールできずにGKにセーブされてしまいます。どうした、バチュアイ⁉今日はドルトムントの彼ではなく、チェルシーにいた頃の…と思いきや、途中出場のティーレマンスが右から上げたクロスをスライディングで引っ掛けたのもバチュアイ!ようやく決めたのは、これまでで最も難しいシュートでした。

追加タイムに、ドリブルで上がったバチュアイがフリーで左足を振り抜き、6回めの決定機を右に外した後、ナゲスのグラウンダーをハズリが押し込み5-2。バチュアイショーのインパクトがあまりに凄すぎて、ルカクとアザールの4発も、ムニエやアルデルヴァイレルトの素晴らしいラストパスも、チュニジアのゴールシーンも記憶の彼方に消えてしまいました。お笑い芸人は、こういう状態を「おいしい」と表現するのでしょう。デブライネとヴィツェルの2センターは守備にまわった際に不安定なので、アンカーを置いたほうがいいのでは…といった話をしたかったのですが、今日の試合はこのひとことで締めたいと思います。バチュアイ、ワールドカップ初ゴール、おめでとう!


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

グーバーウォーク

謎の生物”グーバー”たちが、ブログの中身に合わせて変化!
グーバーを押すと、「ブログの成分分析」もできちゃいます!

blogramで人気ブログを分析

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今年、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ