ハリー・ケイン、感動なきハットトリック…イングランドが6発大勝でラウンド16進出決定!

ライバルのベルギーは、昨日のチュニジア戦を5-2で大勝し、得失点差はプラス6。グループリーグの最終戦が、プレミアリーグの選手たちの競演となるイングランドは、パナマに勝ってラウンド16進出を決めたら、2位で手を打った方がいいかもしれません。1位通過となると、ベスト8でブラジルとドイツの勝者と当たる可能性大。2位なら1日多く休みが取れるうえに、メキシコとスイスのいずれかとベスト4進出を争うことになりそうです。セネガルが首位で上がってくれば、8強の手前で去ることになるかもしれませんが…。

いや、先の話はひとまず寝かせておいて、パナマ戦の11人をチェックしましょう。ピックフォード、カイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、マグワイア、トリッピアー、アシュリー・ヤング、ヘンダーソン、リンガード、ロフタス=チーク、スターリング、ハリー・ケイン。チュニジア戦で中盤を仕切ったデル・アリが外れ、プレミアリーグ出場43試合の22歳MFルベン・ロフタス=チークが抜擢されています。3-5-2のチームは、5分に左サイドで不用意なパスをインターセプトされ、ショートカウンターを喰らってしまいます。ボックス左でバルセナスからラストパスを受けたゴドイは、止めて打ったほうがよかったでしょう。フリーのボレーは左に大きく外れ、ワールドカップ初ゴールはお預けとなりました。

イングランドの大会3点めは8分、またもCKからです。トリッピアーの素晴らしいボールが、ノーマークのジョン・ストーンズの頭に届き、完璧な一撃がGKの左を抜けていきました。リードしたにも関わらず、自陣でのミスを拾われるシーンが目立つ最終ラインは、落ち着かなければなりません。16分、右サイドからのパスを受けたバルセナスが、ボックスの外で左足を振り抜きますが、GKピックフォードの指先を抜けたボールはポストの外に逸れていきます。20分、トリッピアーの浮き球で裏に抜けたリンガードが、エスコバルに倒されPK。レミアリーグ30ゴールの主将ハリー・ケインが左隅に突き刺し、今大会3ゴールめです。

イングランドに速いアタックはなく、パナマはラストパスが不正確。エキサイティングなゲームが多い今大会で、最も弛緩した時間が流れています。ヘンダーソンは最終ラインまで下がり、左右にボールを散らしていますが、リンガードやロフタス=チークとの距離が空きすぎ、アップテンポなパスワークは望めません。しかし36分、左から上がったリンガードがスターリングをポストに使い、右隅に吸い込まれる見事なコントロールショットを決めました。40分の4点目は、トリッピアーのFKからのサインプレー。ボールに寄ったヘンダーソンが、ラインの裏にダイレクトで浮かすと、ハリー・ケインの折り返しをスターリングが頭でプッシュします。GKペネドが弾いたボールをヘッドで押し込んだのは、またもジョン・ストーンズ。プレミアリーグ5シーズンで1ゴールしか決めていないCBが、大舞台で2発もゲットしてしまいました。

4点差でハーフタイムかと思われた45分、右からのCKでハリー・ケインがゴドイに倒されました。エースが蹴った2本めのPKは、1本めとまったく同じコース。チュニジア戦ではCK、CK、パナマ戦でPK、PKと、イングランドのストライカーはワンタッチを4回重ねて、得点王争いのトップに並びました。後半のパナマに、勝負を争う雰囲気はありません。イングランドはペースをスローに落とし、体力を温存するような戦い方に徹しています。61分、右から中に斬り込んだロフタス=チークのシュートが、ハリー・ケインに当たってゴールイン。感動のないハットトリックの直後にエースとリンガードが下がり、ジェイミー・ヴァーディとデルフがピッチに入りました。

65分、スルーパスでムリージョが縦に抜け出すと、ラストパスはピックフォードがブロックし、DFがクリア。70分にトリッピアーが下がり、ダニー・ローズが左、アシュリー・ヤングが右となります。75分のパナマのCKは、ニアのクーペルがヘッドで流したボールを、フリーのロマン・トーレスがボレーで合わせますが、左に外してしまいました。しかし77分、アビラが左から入れたFKを、バロイがスライディングしながら蹴り込み、6-1。ワールドカップで初めてのメモリアルゴールは、サッカーの母国からの1発でした。盛り上がるパナマサポーター。最後までゴールを狙いにいった初出場国に、2度めの歓喜は訪れませんでした。イングランドが6-1で勝利し、ベルギーとともにラウンド16進出を決めました。

CK、PK、ミドル、FK、PK、ミドル。相手の守備陣を崩すシーンはほとんどなく、後半はスターリング以外のスプリントを見ることもなく、イングランドが低燃費な大勝を決めました。クオリティで劣るチームが、CKでの羽交い絞めやラフプレーを連発すれば、この結果もやむをえません。緩慢な守備や単調なアタックにツッコミを入れたくなる一戦でしたが、20分で勝負がついてしまったようなゲームで目くじらを立てなくてもいいでしょう。イングランドの得点8失点2はベルギーと同じ数字ですが、直接対決がドローなら、イエローカードが少ないサウスゲート監督のチームが上となります。2位がよさそうですが、いかがでしょうか。この後の試合で日本が勝てば、なおさら…。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!

<スポンサーリンク>


本ブログも参加中のサッカーブログランキングで、最新のサッカー情報をチェックできます。
よろしければ下のバナーのクリックをお願いします!励みになります!
サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

この記事にコメントする

お名前
タイトル
メール
URL
コメント
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
パスワード

無題

触らないで点を決める男と言われたりしてたら今度はシュート2本でハットトリックをする男にまでなってしまいましたね(笑)
地味にトリッピアーのキック精度が戦術兵器になるレベルで凄かったです。
  • スパーズファン
  • 2018/06/25(Mon)00:53:10
  • 編集

無題

パスミスとかでカウンター喰らってる辺りがちょっと気になったりしましたけどまぁいいでしょう
それにしてもストーンズのヘディングの強さとトリッピアーのクロス精度は半端ないですね
これさえあればセットプレーは期待が持てます
  • ああ
  • 2018/06/25(Mon)08:14:19
  • 編集

無題

2本のPKはともに防ぐのが不可能なコース、スピードでありその時点ではケインも称賛されていたように記憶しているのですが、あの3点目によってハットトリックを達成してしまったばかりに史上最低のハットトリックなどと揶揄される始末……
そのような嘲笑を受けるならあれはチークのゴールとして記録してほしかったですね。
また、1タッチゴールに関しても1タッチゴールはポジショニングの良さから生まれるものであり、決してまぐれやラッキーといったものではないと思っているので、ケインの活躍があまり評価されていないことが悔しく感じました
  • ユキ
  • 2018/06/25(Mon)09:53:41
  • 編集

あなたは?番め



人気ブログランキング参加中です。
こちらから応援クリックお願いします!
やる気がぐんぐん上がります!
にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村
サッカー ブログランキングへ
スポーツ人気ブログランキング スポーツ人気ブログランキング

いいね!、ブックマーク、シェアはこちらから!

本ブログのFBページに「いいね!」して更新情報や限定お得情報を入手! ⇒Facobookページへ

スポンサーリンク

CHECK IT!

ファーガソンの薫陶 勝利をもぎ取るための名将の心がまえ

新品価格
¥1,365から
(2013/3/9 17:28時点)

アーセン・ベンゲル 勝利の哲学 [DVD]

新品価格
¥1,707から
(2013/3/9 17:28時点)


アレックス・ファーガソン 伝説を創った指導力

新品価格
¥1,575から
(2013/6/29 22:49時点)

カテゴリー

現地サッカー観戦お役立ち情報

激安ホテル&航空券はこちらでGET!

お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』

155,000軒から選べるHotels.com

最低価格保証!世界最大級ホテル検索サイト「エクスペディア」

業界最速で最安値検索!海外格安航空券の検索ならskyticket.jp
直前予約OK!海外格安航空券のエアータウン

ブログ内検索


Google検索

プレミアリーグ関連グッズをGET!

ユニフォームや応援グッズを扱う
サッカー専門ショップをご紹介!

人気クラブのユニフォームならユニオンスポーツ

⇒在庫10,000点以上!レアもの充実のメガストア
 「フットボールMAX」

プロフィール

HN:
makoto
性別:
男性
職業:
ものづくり
趣味:
サッカー観戦
自己紹介:
プレミアリーグがとりわけ好きなのは間違いありませんが、チャンピオンシップ、セリエA、ブンデスリーガ、リーガエスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグはもちろん、Jリーグ、なでしこリーグ、高校サッカーまで何でも観ます。今季のプレミアリーグで、特に活躍を期待している選手は、ダヴィド・デ・ヘア、マーカス・ラシュフォード、メスト・エジル、モー・サラー、エリクセン、ムヒタリアン、岡崎慎司、吉田麻也です。

にほんブログ村新着記事

こちらのランキングもチェック!

忍者アナライズ